JP3010093B2 - 噴射加工方法及びこれに用いる噴射ガン - Google Patents

噴射加工方法及びこれに用いる噴射ガン

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JP3010093B2
JP3010093B2 JP3332711A JP33271191A JP3010093B2 JP 3010093 B2 JP3010093 B2 JP 3010093B2 JP 3332711 A JP3332711 A JP 3332711A JP 33271191 A JP33271191 A JP 33271191A JP 3010093 B2 JP3010093 B2 JP 3010093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体粒子を液体とともに
加圧された流体によって噴射し、加工物の表面に衝突さ
せ、加工物の表面を切削、衝撃、摩擦等の作用を与えて
加工する噴射加工方法及びこれに用いる噴射ガンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の固体粒子を利用する噴射加工用の
噴射ガンは図5に示すように、本体A内に加工用ノズル
Bを設け、一方に固体粒子導入口Cを設け、混合室Dで
混合させた後に噴射ノズルEから噴射するように構成し
ている。そして、サンドブラストに用いる場合には固体
粒子等入口Cから研磨材を導入し、加工用ノズルBから
圧縮空気を導入して、その加工により研磨材を噴射ノズ
ルEから噴射していた。又、液体ホーニングとして使用
する際には、研磨材と液体とを混合したスラリイを固体
粒子導入口Cから導入し、加工用ノズルBから圧縮空気
を導入して噴射ノズルEから噴射させていた。又、アブ
レシイブウオタージエットとして使用する際には固体粒
子導入口Cからスラリイを導入し、加工用ノズルBから
加工液体を導入して噴射ノズルEから噴射させていた。
【0003】前記いずれの加工手段においても噴射され
た固体粒子と液体の軌跡は円錐状をなしている。一方に
おいて、平面をできるだけ一様に加工したという技術的
要求は常に存在していたが、その要求の解決策の多く
は、加工面となる円錐状の軌跡の円錐断面、即ち楕円ま
たは円を、その隣合う一部が重なり合うように噴射ガン
を一列に配列したものが一般的である。
【0004】又、噴射用ノズルの断面を矩形にしたもの
が、実公平2−5899号として提案されている。これ
は、図6に示すように、スラリイ流路Fと平行に矩形状
の噴射用ノズルGを設け、噴射用ノズルGの上方にスラ
リイ流路F内を通るエアーノズルHを望ませた構成にな
っている。この噴射ガンは加速された固体粒子を強制的
にノズルの形状に合わせて噴射させるようになってい
る。又、加圧式の加工方法が特公昭29−4747号公
報に開示されている。この方法は、圧力タンク内中に固
体粒子と液体とを入れておき、そのタンク内に圧縮空気
を導入してタンク内を加圧すると共に、圧力タンクの下
部より加工されたスラリイを取出し、噴射ガンに導き、
噴射ノズルから別途導入した圧縮空気と共に噴射して加
工するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の噴射ガンにあっ
ては広い面積を一様に噴射加工するには、噴射ガンを多
数一列にならべて、一様の加工パターを得るか、噴射を
ノズルの形状によって強制的に偏平にすることであっ
た。しかし、噴射ガンを一列に並べると、噴流と噴流と
の間に干渉によって一様の加工効果を得ることができな
い。又、ノズルの形状によって噴流を強制的に変える
と、ノズルのある部分に偏った摩擦が発生するという問
題があった。加圧式においては圧縮空気の圧力エネルギ
ーを殆んど完全にスラリイを加速に使用されるという利
点を有するものではあるが、前記の問題点は何等解決さ
れていないものである。
【0006】そこで、本発明においては、或る圧力で放
出される固体粒子と液体の噴流を別の流体により矩形状
に近い形にノズルの形状の助けを借りて修正すると共
に、噴流と修正用流体との関係にも限定条件を与えるこ
とにより、一様で且つ偏平な加工を行うことができる噴
射加工方法及び噴射ガンを提供するのが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、液体と固体粒子とを一定の容積比の範囲に
保つよう加圧用タンク内に投入し、両者を一様に撹拌し
混和されている状態を保ちつつ、加圧用タンクの上部よ
り圧縮空気を導入して加圧用タンクの下部より液体と固
体粒子とが混合されて加圧された状態のスラリイを噴射
ガンに導いて噴射する噴射加工方法において、固体粒子
と液体との容積比が固体粒子1に対して2〜5の割合で
一様に撹拌されている状態に保ったスラリイを噴射ガン
に導入し、別に加速用流体として圧縮空気を前記加圧用
タンク内の圧縮空気圧力と等しいか、又は若干低い圧力
にて噴射ガンに導入し、加圧されているスラリイが加速
用圧縮空気と平行しているノズル部分で混合し、スラリ
イ中の固体粒子と液体とを加速用圧縮空気の導入により
加圧されたスラリイの持つエネルギイによる速度以上に
加速且つ分散されて噴射する噴射加工方法を構成したも
のである。
【0008】又、平行する2枚のノズルプレートの間隙
を0.5〜3.0mmに形成して箱形のノズルを構成
し、ノズルの上方にノズルと連通する0.1〜0.8m
mの小間隙を有する箱形のスラリイ供給溝を形成し、ス
ラリイ供給溝の上方にスラリイ供給溝と連通する水平状
のスラリイ供給路を設けて両側にスラリイ供給導管を取
付け、前記ノズルの上部に傾斜状態にある空気供給路を
連通し、空気供給路に加速用圧縮空気を導入する空気供
給導管を連通した噴射ガンを構成したものである。
【0009】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、加圧用
タンク内で、固体粒子1に対して2〜5倍の容積比にあ
る流体を撹拌して一様に混和させてスラリイとし、加圧
した状態でスラリイを噴射ガンに送り、別途加速用圧縮
空気を、加圧用圧縮空気圧力と等しいか、若干低い圧力
にて噴射ガンに送り平行溝状(箱形)をしたノズル部分
にてスラリイと圧縮空気とを混合させて、スラリイの持
つエネルギイによる速度以上の加速を行わしめると同時
に固体粒子を均一に分散させて噴射加工を行う。
【0010】又、噴射ガンにあっては両側のスラリイ供
給管から導入させたスラリイは水平状のスラリイ供給路
に流入し、加工されているスラリイを間隙の狭い0.1
〜0.8mm巾のスラリイ供給溝に送り、やや巾が広く
なっている0.5〜3.0mm巾のノズルに送り込む。
この箱状をしているノズルにおいて加速用圧縮空気と混
合し、スラリイ中の固体粒子と液体とを分散させて一様
に噴射させる。
【0011】
【実施例】噴射加工方法を説明する前に使用する噴射ガ
ンAを説明すると、2個のほぼ長方形をなし、下端を傾
斜させたブロック1とブロック2とを突合わせ、両端を
夫々蓋体3,4で固定することによって組立てるように
なっている。そして、一方のブロック2の中央部に外形
と同様形状をした「型で下端に内側に向かって傾斜面5
を設けた切欠穴6を形成する。そして他方のブロック1
の対抗面には矩形状の切欠穴7を設けている。前記切欠
穴6に、「型で下端を内側に傾斜させた傾斜面8を有す
る野球のホームベース板を半分にした形状の中間部材9
を、上面が当接できるように嵌合し、切欠穴7に垂直面
を嵌合して一方の蓋体4に固定する。この中間部材9の
外側垂直面と傾斜面8とブロック2の垂直面と傾斜面5
との間に空気供給路10を形成する。
【0012】又、ブロック1と中間部材9の当接面に夫
々半円形状の切欠き11,12を夫々水平方向に設けて
スラリイ供給路13を形成する。このスラリイ供給路1
3の両側にスラリイ供給導管14.15を連通するよう
に夫々蓋体3,4に固定している。又、スラリイ供給路
13の下面にはブロック1と中間部材9との間にスラリ
イ供給溝16を0.1〜0.8mmの間隙を有するよう
に垂直方向に形成する。そして、ブロック1のスラリイ
供給路13に続く下面に切欠部17を設けてノズル用プ
レート18を嵌入固定し、ノズル用プレート18の対向
位置に上面を前記傾斜面5と同一の傾斜面19を有する
ノズル用プレート30をブロック2の下端内面に固定し
て両ノズル用プレート18,20間にノズル21を形成
する。このノズル21の間隙は、両ノズル用プレート1
8,20の厚さにより調整するようになっており、その
間隙は0.5〜3.0mmが望ましい。スラリイ供給溝
16は0.1mm以下だとスラリイの量が極端に少なく
なり、加工が落ちる。0.8mm以上だと、これに比例
してノズル21の間隙を大きくする必要が生ずる。スラ
リイの量及び圧縮空気量が増えても加工がそれ以上に比
例して上がらない。即ち、効率が悪くなる。したがって
0.8mm以上は実用的でない。ノズル21の間隙は
0.5mm以下になるとスラリイ供給溝16も小さくな
るので加工が落ち、3.0mm以上になると、スラリイ
供給溝16も大きくなるので効率が悪くなる。又、一方
のブロック2には3個所に空気供給管22,22,22
を空気供給路10に連通するように取付けている。な
お、図1、図2中23,24パッキングである。
【0013】噴射ガンaの実施例は前記のように構成し
たもので、固定粒子と液体との混合体であるスラリイb
を両側のスラリイ供給導管14,15からスラリイ供給
路13に送り、スラリイ供給溝16を介してノズル21
から噴射する。この際、空気導管22,22,22から
供給された加速用の圧縮空気が空気供給路10から平行
部分であるノズル21に送られ、スラリイbと混合され
た状態でノズル21から噴射される。
【0014】前記のように構成された噴射ガンaを用い
た噴射加工方法を、その方法を実施するための装置を用
いて説明する。本装置は加工装置30とスラリイ循環装
置31とから構成されている。加工装置30は噴射加工
用キャビネット32の下部にホッパー33を設け、噴射
加工用キャビネット32の適当位置に前記噴射ガンaを
設置してスラリイbをスラリイ供給導管14,15から
導入し、空気供給導管22,22,22からスラリイの
もつ圧力(2.0〜5.0Kgf/cm2 )と等しいか、若干
低い(約2割程度)圧力を有する圧力空気を導入する。
尚、加速に使用される空気の容積とスラリイの量との割
合は、スラリイ1に対して150から300望ましくは
200〜250の割合が適当である。尚、加速用圧縮空
気量とスラリイ量の割合は、図4からもわかるように、
加工力と、この割合を見ると、ある所が最もいい結果を
示し、その前後はだんだんと下がってくるので、150
〜300の範囲で加工力の高い所が適当である。
【0015】一方、ホッパー33の下部にはスラリイポ
ンプ34に連結するスラリイ配管35の一端が接続され
ており、被加工物表面に衝突して落下した固体粒子と液
体(主として水)を受けて貯留されているホッパー33
からスラリイを回収して後記するスラリイ循環装置31
の液体サイクロン36に送るようになっている。スラリ
イ循環装置31はキャビネット37内に上から順次補給
用タンク38、貯留用タンク39、加圧用タンク40が
設置され、夫々が密閉された状態にあり、補給用タンク
38の下端と貯留用タンク39の上端とは補給用バルブ
41を有する接続管42で接続され、貯留タンク39の
下端と加工用タンク40の上端とは貯留用バルブ43を
有する接続管44で接続されている。
【0016】そして、最上段の供給用タンク38は上面
に前記した流体サイクロン36の下端が開口されてお
り、更に、固体粒子タンク45に連通した導管46の固
体粒子補給口47が開口している。したがって、供給用
タンク38内は常に一定量の固体粒子と液体が貯蔵され
ている。又、中段の貯留用タンク39は、前記補給バル
ブ41を開くことにより、一定割合の固体粒子及び液体
の混合物であるスラリイbが補給用タンク38から貯留
用タンク39に移される。又、最下段の加圧用タンク4
0には側壁と下面とに接続した2次回路48を設けてい
る。この2次回路48は真空ポンプ、又はダイヤフラム
ポンプ等の圧力変換装置49と流量調整バルブ50と圧
力調整バルブ51が設けられ、タンク下面に空気噴出口
52を開口して、加圧用タンク40内の加圧空気を2次
回路48で排出させ、圧力変換装置49で増圧し、空気
噴出口52から排出させることによっりスラリイbを撹
拌する。この際、固体粒子と液体との容積比が、固体粒
子1に対して液体が2〜5の範囲内にあるようにする。
尚、加工に対しては、固体粒子の数は多い方が良い。し
かし、余り多いとスラリイの濃度が濃くなり、流動性が
悪くなり、又配管等の摩耗が激しくなる。したがって、
上限は固体粒子1に対して液体2以下にする。下限は余
り少なくなるとスラリイ中の固体粒子の数が少なくなり
加工が悪くなるので液体5が適当である。一方、加圧用
タンク40の下部にはスラリイ排出口53を開口し、前
記スラリイ供給管14に接続して主空気バルブ54から
導入した圧縮空気2.0〜5.0Kgf/cm2 の範囲内で加
圧されて噴射ガンaにスラリイbを供給するようになっ
ている。
【0017】本発明に用いる装置は前記のように構成し
たもので、加圧用タンク40内において固体粒子1に対
して液体が2〜5の割合になるように固体粒子と液体と
を貯留用タンク39から供給し2次回路48により加圧
用タンク40内の加圧空気をタンク下面の空気噴出口5
2から噴出させて均一なスラリイbにする。そして、主
空気バルブ54を開いて圧縮空気を2.0〜5.0Kgf/
cm2 の範囲で加圧し、スラリイbを噴射ガンaのスラリ
イ供給路13に両側のスラリイ供給導管14,15から
供給し、スラリイ供給溝16を介してノズル21から被
加工物に噴射させる。
【0018】一方、数個の空気供給導管22,22,2
2から前記加圧空気の圧力と等しいか若干低い(約2割
程度)加速用圧縮空気をスラリイの量との容積比におい
てスラリイ1に対して150〜300の割合で供給し、
空気供給路10からノズル21の上部に噴射させてスラ
リイb中の固体粒子を液体中に均一に分散させて、被加
工物に噴射させる。又、ノズル21の間隙は両側のノズ
ルプレート18,20の厚さにより調整する。
【0019】次に、本実施例と標準形液体ホーニング噴
射ガン(図5参照)との加工効率の比較を表1に示す。
【表1】 前記表1は厚さ3,2mmのアルミニウム板に固体粒子
としてガラスビイズ20%を入れて一様に混和したスラ
リイを噴射した。そして、加工前と加工後とに試料の重
量を計り、その差をもって加工量とし、その数値を標準
形液体ホーニング噴射ガンによる加工量を100として
%値であらわしめた。前記表1を図に示すと図4に示す
ようになる。図4からも明らかなように、加速用圧縮空
気の圧力をたかめることは、本発明の噴射ガンの場合で
はかならずしも加工量の直線的な増大にはつながらな
い。圧力に対する加工量の変化は2次曲線となり、2次
曲線のピイクを示す加工圧力の範囲内で加工を行うこと
が有利である。
【0020】尚、投射されるスラリイ中の固体粒子の数
と加速用圧縮空気の容積とは関係があり、固体粒子が夫
々噴流の中に一様に分散していれば固体粒子1個当りの
加速に必要な空気の容積が求められるかもしれないが、
そのような状況はありえない。しかし、空気の量が多す
ぎれば加工効率が低くなり、固体粒子の数が多すぎれば
加速不十分の固体粒子の数が多くなる。加速用圧縮空気
の圧力を高めれば他の条件が同じならば空気の量を増
し、空気の流速を早め、固体粒子の加速を早めて加工効
率を高めることができるが、それにも限界がある。
【0021】
【発明の効果】本発明方法においては、加圧用タンク内
において加圧されているスラリイの圧力と等しいか若干
低い加速用圧縮空気の圧力でノズル内においてスラリイ
と混合させているので、スラリイと圧縮空気がより交じ
り合い、圧縮空気はノズルの出口に向かって急速に膨張
し、スラリイの流れを加速しつつ噴射する。この結果、
広い加工面積全体に通り一様な加工を行うことができ
る。又、噴射ガンにあっては、スラリイ供給路に連通す
るスラリイ供給溝の巾よりもノズルの巾を大きく形成す
ることによりスラリイの噴射を良好に行うことができ
る。
【0022】又、平行するノズルにおいて加速用圧縮空
気を導入することによりスラリイ内の固体粒子と液体と
を均一に分散させることができ、均一な加工を行うこと
ができる。又、ノズル巾は2枚のノズルプレートの厚さ
を変更することにより簡単に調整することができる。
又、加工効率は従来の標準形液体ボニング噴射ガンより
は劣るが、開口部長さは全巾に亙って均一に加工を行う
ことができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴射加工方法に用いる装置の一実
施例の配置を示す断面図。
【図2】本発明に係る噴射ガンの一部を切欠いた斜視
図。
【図3】図2の断面図。
【図4】本発明と標準形液体ホーニング噴射ガンによる
スラリイ空気容積比と比加工力との関係を示す図。
【図5】標準形液体ホーニング噴射ガンの断面図。
【図6】従来のフラット形噴射ガンの断面図。
【符号の説明】
1 ブロック 2 ブロック 3 蓋体 4 蓋体 5 傾斜面 6 切欠穴 7 切欠穴 8 傾斜面 9 中間部材 10 空気供給路 11 切欠き 12 切欠き 13 スラリイ供給路 14 スラリイ供給導管 15 スラリイ供給導管 16 スラリイ供給溝 17 切欠部 18 ノズル用プレート 19 傾斜面 20 ノズル用プレート 21 ノズル 22 空気供給導管 23 パッキング 24 パッキング 30 加工装置 31 スラリイ循環装置 32 噴射加工用キャビネット 33 ホッパー 34 スラリイポンプ 35 スラリイ配管 36 液体サイクロン 37 キャビネット 38 補強用タンク 39 貯留用タンク 40 加圧用タンク 41 補強用バルブ 42 接続管 43 貯留用バルブ 44 接続管 45 固体粒子タンク 46 導管 47 固体粒子補給口 48 2次回路 49 圧力変換装置 50 流量調整バルブ 51 圧力調整バルブ 52 空気噴出口 53 スラリイ排出口 54 主空気バルブ a 噴射ガン b スラリイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24C 1/00 B24C 3/00 B24C 5/02 - 5/04 B24C 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体と固体粒子とを一定の容積比の範囲
    に保つよう加圧用タンク内に投入し、両者を一様に撹拌
    し混和されている状態を保ちつつ、加圧用タンクの上部
    より圧縮空気を導入して加圧用タンクの下部より液体と
    固体粒子とが混合されて加圧された状態のスラリイを噴
    射ガンに導いて噴射する噴射加工方法において、固体粒
    子と液体との容積比が固体粒子1に対して2〜5の割合
    で一様に撹拌されている状態に保ったスラリイを噴射ガ
    ンに導入し、別に加速用流体として圧縮空気を前記加圧
    用タンク内の圧縮空気圧力と等しいか、又は若干低い圧
    力にて噴射ガンに導入し、加圧されているスラリイが加
    速用圧縮空気と平行しているノズル部分で混合し、スラ
    リイ中の固体粒子と液体とを加速用圧縮空気の導入によ
    り加圧されたスラリイの持つエネルギイによる速度以上
    に加速且つ分散されて噴射することを特徴とする噴射加
    工方法。
  2. 【請求項2】 平行する2枚のノズルプレートの間隙を
    0.5〜3.0mmに形成して箱形のノズルを構成し、
    ノズルの上方にノズルと連通する0.1〜0.8mmの
    小間隙を有する箱形のスラリイ供給溝を形成し、スラリ
    イ供給溝の上方にスラリイ供給溝と連通する水平状のス
    ラリイ供給路を設けて両側にスラリイ供給導管を取付
    け、前記ノズルの上部に傾斜状態にある空気供給路を連
    通し、空気供給路に加速用圧縮空気を導入する空気供給
    導管を連通したことを特徴とする噴射ガン。
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