JP3009312B2 - 故障対応支援装置 - Google Patents

故障対応支援装置

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JP3009312B2 JP5228628A JP22862893A JP3009312B2 JP 3009312 B2 JP3009312 B2 JP 3009312B2 JP 5228628 A JP5228628 A JP 5228628A JP 22862893 A JP22862893 A JP 22862893A JP 3009312 B2 JP3009312 B2 JP 3009312B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、監視対象機器を遠隔
地で監視し、監視対象機器の故障に対応する保守技術者
による保守を支援する故障対応支援装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の故障対応支援装置とし
て、例えば特開平5−130251号公報に示すよう
に、監視対象建物内設備の異常または故障発生時にセン
ター装置に発報する端末装置を備え、センター装置によ
り、端末装置による監視対象建物内設備の故障発報を電
話回線を介して受信し、その故障発報に対処すべく、保
守技術者の巡回スケジュールを記憶したスケジュール記
憶装置のデータに基づいて巡回中の保守技術者のうち故
障発報した監視対象建物内設備(端末装置)に最も近い
保守技術者を選択し、選択した保守技術者を派遣するも
のがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の故障対応支援装置においては次のような問題点
があった。すなわち、保守技術者は、客先の事情や故障
対応によっては、予定したスケジュール通りの場所にい
ないことも多く、そのような場合は、一旦、保守技術者
を呼び出して故障発生現場に近いかどうかを確認し、も
しも遠い場所にいた場合は、再度、他の保守技術者を呼
び出し、故障発生現場に行くよう指示しなければならな
い。このため、故障発生現場への保守技術者の到着が遅
れてしまうという問題点があった。
【0004】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、巡回中の保守技術者の
現在位置を確実に認識して故障発生現場に最も近い保守
技術者を選択することができ、故障発生現場に速やかに
派遣することができる故障対応支援装置を得ることを目
的とする。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る故障対応
支援装置は、監視対象機器を監視し故障発生時に発報す
る故障信号及び各保守技術者のスケジュールを更新する
ための入力データにその保守作業現場の番号を付して送
信するための発報装置を保守作業現場毎にそれぞれ備え
ると共に、上記発報装置からのデータを公衆回線を介し
て受信する受信部と、保守作業開始前に入力される各保
守技術者のスケジュールデータを記憶すると共に上記発
報装置からのデータ入力毎にそのスケジュールデータを
更新して管理するスケジュール管理部と、発報装置が設
置された保守作業現場の番号に対応する座標位置等のデ
ータを記憶管理する現場データ管理部と、発報装置から
の故障信号の入力を受けて上記スケジュール管理部内の
スケジュールデータに基づき移動中の保守技術者の現在
位置を求めると共に、対応する故障発生現場と各保守技
術者の現在位置との距離をそれぞれ求め、故障発生現場
に最も近い保守技術者を選択してその保守技術者が携帯
する呼出装置に故障発生現場を指示する保守技術者選択
手段とを有するセンター装置を備えたものである。
【0007】また、各保守技術者に携帯されて上記発報
装置に対しスケジュールを更新するためのデータ送信す
るデータ入力手段をさらに備えたものである。
【0008】さらに、上記センター装置の上記スケジュ
ール管理部と通信可能で各保守技術者のスケジュールデ
ータの入出力を行うためのデータ入出力部をさらに備え
ものである。
【0009】
【0010】
【作用】この発明に係る故障対応支援装置においては、
保守作業現場毎にそれぞれ備えられた発報装置により、
監視対象機器の故障発生時に保守作業現場の番号を付し
て故障信号を発報すると共に、各保守技術者のスケジュ
ールを更新するための入力データにその保守作業現場の
番号を付して公衆回線を介してセンター装置に送信し、
センター装置内の保守技術者選択手段により、上記発報
装置からの故障信号の入力を受けて上記スケジュール管
理部内のスケジュールデータに基づき移動中の保守技術
者の現在位置を求めると共に、対応する故障発生現場と
各保守技術者の現在位置との距離をそれぞれ求め、故障
発生現場に最も近い保守技術者を選択してその保守技術
者が携帯する呼出装置に故障発生現場を指示し、故障発
生現場に派遣する。
【0011】また、監視対象機器の故障発生時に保守作
業現場の番号を付して故障信号を発報すると共に、各保
守技術者のスケジュールを更新するための入力データに
その保守作業現場の番号を付して公衆回線を介してセン
ター装置に送信する発報装置に対して、スケジュールを
更新するためのデータを送信するデータ入力手段を分離
させて各保守技術者に携帯させることにより、操作入力
を容易にし発報装置のコストを低減する。
【0012】さらに、センター装置のスケジュール管理
部と通信可能で各保守技術者のスケジュールデータの入
出力を行うためのデータ入出力部を、上記センター装置
から分離して備えることにより、センター装置と離れて
いても各保守技術者によるスケジュールデータの入力及
び確認出力を容易にする。
【0013】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図面
を参照して説明する。図1は実施例1に係る故障対応支
援装置の全体構成図である。図において、1は保守作業
現場毎にそれぞれ備えられて監視対象機器の故障(また
は異常)発生時に公衆回線2を介してセンター装置3に
故障信号を保守作業現場の番号を付して発報すると共
に、保守技術者によるスケジュール更新用の入力データ
を保守作業現場の番号を付して公衆回線2を介してセン
ター装置3に送信するための発報装置である。
【0014】また、3はセンター装置を示し、このセン
ター装置3には、上記発報装置1との間で公衆回線2を
経由して信号の送受信を行う送受信装置3aと、保守作
業開始前に入力される各保守技術者のスケジュールデー
タを記憶すると共に上記発報装置か1らのデータ入力毎
にそのスケジュールデータを更新して管理するスケジュ
ール管理装置3bと、発報装置1が設置された保守作業
現場の番号に対応する座標位置等のデータを記憶管理す
る現場データ管理装置3cと、保守技術者に対し派遣す
べき故障発生現場を指示するための送信側呼出装置3d
と、保守技術者による個々のスケジュールデータ及び現
場データ等を入出力するためのデータ入出力装置3e
と、発報装置1からの故障信号の入力を受けて上記スケ
ジュール管理装置3b内のスケジュールデータに基づき
保守技術者の現在位置を求めると共に、対応する故障発
生現場と各保守技術者の現在位置との距離をそれぞれ求
め、故障発生現場に最も近い保守技術者を選択してその
保守技術者が携帯する呼出装置に故障発生現場を指示す
る保守技術者選択装置3fとが備えられている。
【0015】さらに、4は保守技術者が携帯する受信側
呼出装置で、その表示部(図示せず)に公衆回線2を介
して上記送信側呼出装置3dから送信指示される故障発
生現場の建物番号が表示される。なお、上記送信側呼出
装置3d及び上記受信側呼出装置4はポケットベルのよ
うなものが考えられる。
【0016】図2は上記発報装置1の具体的な構成図を
示すものである。図2に示されるように、発報装置1に
は、監視対象機器との間で故障信号等の信号を送受信す
るための入出力インターフェース1aと、所定のスケジ
ュールにしたがって保守技術者が保守作業現場に到着し
たときの到着時刻、保守作業終了後に次の保守作業現場
に向かう出発時刻と次の保守作業現場の建物番号、及び
次の保守作業現場への到着予想時刻等を入力するための
操作キー1bと、この発報装置が設置された建物番号及
び各故障信号の内容を記憶してなる記憶装置1cと、公
衆回線2を介してセンター装置3との間でデータを送受
信するためのデータ送受信装置1dと、上記入出力イン
ターフェース1aを介して入力される監視対象機器の故
障信号及び上記操作キー1bによる入力データ等を記憶
装置1cに記憶された建物番号と共にデータ送受信装置
1dを介してセンター装置3に送出するための制御を行
うCPU1eと、上記操作キー1bによる入力データ及
び発報装置の現在の状態等を表示する表示装置1fとを
備えている。
【0017】ところで、図3は保守技術者による1日の
作業の流れを説明するもので、作業の流れに沿ってその
都度保守技術者によって上記操作キー1bによる入力デ
ータが発報装置1からセンター装置3に公衆回線2を介
して順次送信されることにより、センター装置3は、常
に保守技術者の現在位置が把握できるようになってい
る。
【0018】保守技術者は、まず、当日の保守作業予定
をセンター装置3のデータ入出力装置3eから保守技術
者選択装置3fを介してスケジュール管理装置3bに入
力する(ステップS31)。当日のスケジュールデータ
としては、保守技術者の個人番号、巡回する現場の建物
番号、到着時刻、保守作業終了後次の保守作業現場への
出発時刻等を入力する。スケジュールの入力後、現場に
移動し(ステップS32)、現場到着時、保守作業開始
前に現場到着時刻を発報装置1の操作キー1bにより入
力すると、発報装置1は該現場到着時刻と建物番号とを
センター装置3に通知する(ステップS33)。センタ
ー装置3のスケジュール管理装置3bは、送受信装置3
aを介して上記情報を入力し、その都度スケジュール内
容を更新する。
【0019】現場での保守作業終了後には、次の保守作
業現場に向かう出発時刻と次の保守作業現場の建物番
号、及び次の保守作業現場への到着予想時刻等を操作キ
ー1bにより入力することで、発報装置1は、上記デー
タをセンター装置3に通知する(ステップS34、S3
5)。そして、このような経路を経て最後の現場での保
守作業を終了したら事務所に戻り、次の現場がまだある
ときは上記ステップS33以下を繰り返す(ステップS
36ないしS38)。このような保守技術者の操作キー
1bによる入力データにより、センター装置3のスケジ
ュール管理装置3bは、送受信装置3aを介してデータ
を入力し、その都度スケジュール内容を実際の対応に従
って更新することにより、センター装置3は、常に保守
技術者の現在位置が把握できることになる。
【0020】次に、上記構成に係る故障対応支援装置の
動作を、主に、図4に示すセンター装置3の動作フロー
チャートに従って説明する。まず、発報装置1からの発
報を受信したら、その発報データの建物番号に基づいて
現場データ管理装置3cの内容からその建物番号に対応
する故障発生現場の座標位置を検索する(ステップS4
1、S42)。そして、スケジュール管理装置3bから
保守技術者の現在位置を検索し(ステップS43)、最
も近い所にいる保守技術者を選択決定する(ステップS
44)。そして、故障発生現場に派遣する保守技術者を
呼出装置3dにて呼び出す(ステップS45)。
【0021】ここで、保守技術者が各保守作業現場で保
守作業をしている場合に、センター装置3内の保守技術
者選択装置3fによる故障発生現場に派遣すべき保守技
術者の選択方法を、図5に示す座標情報を参照して説明
する。座標情報は、図5に示すように、X軸とY軸上に
それぞれ単位長さで目盛られた升目の座標位置(X、
Y)で表される。まず、保守技術者選択装置3fは、発
報装置1からの発報データの建物番号に基づいて現場デ
ータ管理装置3cの内容からその建物番号に対応する故
障発生現場Cの座標位置(6、6)を検索する。そし
て、そのとき、スケジュール管理装置3bから保守技術
者の現在位置を検索する。上記スケジュール管理装置3
bからのデータに基づき、例えば保守技術者aは保守作
業現場Aの座標位置(3、8)、保守技術者bは保守作
業現場Bの座標位置(11、9)にいることが確認でき
る。
【0022】その後、保守技術者選択装置3fは、保守
技術者a及び保守技術者bと故障発生現場Cとの距離を
次のようにして求める。 保守技術者aと故障発生現場Cとの距離は√{(3−6)
2+(8−6)2}=√13 保守技術者bと故障発生現場Cとの距離は√{(11−6)
2+(9−6)2}=√34 上記の計算結果から距離を比較して保守技術者aが保守
技術者bよりも故障発生現場Cに近いことを判定し、保
守技術者選択装置3fは、送信側呼出装置3dを介して
保守技術者aを呼び出し、故障発生現場Cに派遣する。
【0023】従って、上記実施例1によれば、保守作業
現場毎にそれぞれ備えられた発報装置により、監視対象
機器の故障発生時に保守作業現場の番号を付して故障信
号を発報すると共に、各保守技術者のスケジュールを更
新するための入力データにその保守作業現場の番号を付
して公衆回線を介してセンター装置に送信し、センター
装置内の保守技術者選択手段により、上記発報装置から
の故障信号の入力を受けてスケジュール管理部内の移動
毎に更新されるスケジュールデータに基づき対応する故
障発生現場と各保守技術者が現在保守作業中の保守作業
現場との距離をそれぞれ求め、故障発生現場に最も近い
保守技術者を選択して故障発生現場に派遣するようにし
たので、巡回中の保守技術者の現在位置を確実に認識し
て故障発生現場に最も近い保守技術者を選択することが
でき、故障発生現場に速やかに派遣することができると
いう効果を奏する。
【0024】実施例2.上記実施例1では、保守作業現
場で各保守技術者がそれぞれ保守作業を行っていた場合
に、故障発生現場に最も近い保守技術者を選択するよう
にしたものであるが、保守技術者が移動中の場合におい
ても、最も故障発生現場に近い保守技術者を選択するよ
うにしても良い。
【0025】図6は保守技術者が移動中の場合に最も故
障発生現場に近い保守技術者を選択するようにした実施
例2に係るもので、センター装置3内の保守技術者選択
装置3fによる故障発生現場に派遣すべき保守技術者の
選択方法の説明図である。図6において、保守技術者a
が保守作業現場Aから次の保守作業現場Dに向かって移
動中で、保守技術者bが保守作業現場Bで継続保守作業
中の場合に、保守技術者aが保守作業現場Aを出た時
刻、つまり次の保守作業現場Dに向かって出発した時刻
をT1、次の保守作業現場Dへの到着予想時刻をT2と
し、現在時刻をT3とすると、移動中の保守技術者Aの
現在推定位置Eは次のようになる。
【0026】 保守作業現場Aの位置は、A(XA 、YA )=(4、
9) 保守作業現場Bの位置は、B(XB 、YB )=(6、
3) 求める時刻T3における保守技術者aの推定位置をE
(XE 、YE )とする。X軸方向の移動速度VX とY軸
方向の移動速度VY は、 VX =(XB −XA )/(T2−T1) VY =(YB −YA )/(T2−T1) となり、上式から保守技術者aの推定位置Eを求める
と、 XE =XA +VX ×T3 YE =YA +VY ×T3 となる。
【0027】ここで、T1=0、T2=6、T3=3と
すると、図6の例では、 VX =(6−4)/(6−0)=1/3 VY =(3−9)/(6−0)=−1 XE =4+{(1/3)×3}=5 YE =9−1×3=6 となり、結局、保守技術者aの推定位置Eは(5、6)
となる。
【0028】移動中の保守技術者aの現在の推定位置E
を求めた後は、上述した実施例1と同様にして、保守技
術者aの現在推定位置Eと故障発生現場Cとの距離と保
守技術者bと故障発生現場Cとの距離とそれぞれ求め、
それらの距離を比較して保守技術者aが保守技術者bよ
りも故障発生現場Cに近いことを判定し、保守技術者選
択装置3fは、送信側呼出装置3dを介して保守技術者
aを呼び出し、故障発生現場Cに派遣する。
【0029】従って、上記実施例2によれば、保守技術
者が移動中であっても、スケジュール管理部内の更新さ
れるスケジュールデータに基づき移動中の保守技術者の
現在位置を推定し、故障発生現場と各保守技術者の現在
位置との距離をそれぞれ求め、故障発生現場に最も近い
保守技術者を選択して故障発生現場に派遣するようにし
たので、保守技術者が移動中であっても、保守技術者の
現在位置を確実に認識して故障発生現場に最も近い保守
技術者を選択することができ、故障発生現場に速やかに
派遣することができるという効果を奏する。
【0030】実施例3.次に、図7は図2に示す実施例
1の発報装置1の構成に対応する実施例3に係るもの
で、この実施例3においては、発報装置1へのデータ入
力を発報装置本体と分離したデータ入力装置10により
行うようにすると共に、データ入力装置10を携帯可能
にし、発報装置1のコストを低減させることを目的とし
たものである。
【0031】データ入力装置10の通信装置10aは発
報装置1の通信装置1gと接続されデータ入力装置10
のデータを発報装置1に伝送するようになされ、操作者
は操作キー10bを用いてデータをデータ入力装置10
に入力し、結果は表示装置10dに表示される。また、
入力されたデータは記憶装置10eに記憶される。な
お、10cはデータ入力装置10内のCPUを示す。
【0032】従って、上記実施例3によれば、監視対象
機器の故障発生時に保守作業現場の番号を付して故障信
号を発報すると共に、各保守技術者のスケジュールを更
新するための入力データにその保守作業現場の番号を付
して公衆回線2を介してセンター装置3に送信する発報
装置1に対して、スケジュールを更新するためのデータ
を送信するデータ入力装置10を分離させて各保守技術
者に携帯させることにより、操作入力を容易にし発報装
置1のコストを低減することができる。
【0033】実施例4.また、図8は図1に示す実施例
1に係るセンター装置3のデータ入出力装置3eを分離
し、スケジュール入出力装置20を別途設けたもので、
スケジュール入出力装置20の通信装置20aはセンタ
ー装置3の通信装置3gと接続され、スケジュール入出
力装置20のデータをセンター装置3に伝送するように
なされ、操作者は操作キー20bを用いてデータをスケ
ジュール入出力装置20に入力し、結果は表示装置20
dに表示される。また、入力されたデータは記憶装置2
0eに記憶される。なお、20cはスケジュール入出力
装置20内のCPUを示す。
【0034】こうすることにより、センター装置3と保
守技術者のいる事務所が離れていても、保守技術者が自
分のスケジュールをセンター装置3に入力したりスケジ
ュールデータを出力確認したりすることが容易に行うこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、保守
作業現場毎にそれぞれ備えられた発報装置により、監視
対象機器の故障発生時に保守作業現場の番号を付して故
障信号を発報すると共に、各保守技術者のスケジュール
を更新するための入力データにその保守作業現場の番号
を付して公衆回線を介してセンター装置に送信し、セン
ター装置内の保守技術者選択手段により、上記発報装置
からの故障信号の入力を受けてスケジュール管理部内の
移動毎に更新されるスケジュールデータに基づき対応す
る故障発生現場と各保守技術者が現在保守作業中の保守
作業現場との距離をそれぞれ求め、故障発生現場に最も
近い保守技術者を選択して故障発生現場に派遣するよう
にしたので、巡回中の保守技術者の現在位置を確実に認
識して故障発生現場に最も近い保守技術者を選択するこ
とができ、故障発生現場に速やかに派遣することができ
るという効果を奏する。
【0036】また、保守技術者が移動中であっても、ス
ケジュール管理部内の更新されるスケジュールデータに
基づき移動中の保守技術者の現在位置を推定し、故障発
生現場と各保守技術者の現在位置との距離をそれぞれ求
め、故障発生現場に最も近い保守技術者を選択して故障
発生現場に派遣するようにしたので、保守技術者が移動
中であっても、保守技術者の現在位置を確実に認識して
故障発生現場に最も近い保守技術者を選択することがで
き、故障発生現場に速やかに派遣することができるとい
う効果を奏する。
【0037】また、監視対象機器の故障発生時に保守作
業現場の番号を付して故障信号を発報すると共に、各保
守技術者のスケジュールを更新するための入力データに
その保守作業現場の番号を付して公衆回線を介してセン
ター装置に送信する発報装置に対して、スケジュールを
更新するためのデータを送信するデータ入力手段を分離
させて各保守技術者に携帯させることにより、操作入力
を容易にし発報装置のコストを低減することができると
いう効果を奏する。
【0038】さらに、センター装置のスケジュール管理
部と通信可能で各保守技術者のスケジュールデータの入
出力を行うためのデータ入出力部を、上記センター装置
から分離して備えることにより、センター装置と離れて
いても各保守技術者によるスケジュールデータの入力及
び確認出力を容易にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る故障対応支援装置の
全体構成図である。
【図2】実施例1に係る発報装置1の構成図である。
【図3】実施例1に係る保守技術者による作業の流れの
説明図である。
【図4】実施例1に係るセンター装置3の動作フローチ
ャートである。
【図5】実施例1に係るセンター装置3による保守技術
者の選択方法の説明図である。
【図6】実施例2に係るセンター装置3による保守技術
者の選択方法の説明図である。
【図7】実施例3に係る発報装置1とデータ入力装置1
0との関係を示す構成図である。
【図8】実施例4に係るセンター装置3とスケジュール
入出力装置20との関係を示す構成図である。
【符号の説明】
1 発報装置 2 公衆回線 3 センター装置 3a 送受信装置 3b スケジュール管理装置 3c 現場データ管理装置 3d 送信側呼出装置 3e データ入出力装置 3f 保守技術者選択装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象機器を監視し故障発生時に発報
    する故障信号及び各保守技術者のスケジュールを更新す
    るための入力データにその保守作業現場の番号を付して
    送信するための発報装置を保守作業現場毎にそれぞれ備
    えると共に、上記発報装置からのデータを公衆回線を介
    して受信する受信部と、保守作業開始前に入力される各
    保守技術者のスケジュールデータを記憶すると共に上記
    発報装置からのデータ入力毎にそのスケジュールデータ
    を更新して管理するスケジュール管理部と、発報装置が
    設置された保守作業現場の番号に対応する座標位置等の
    データを記憶管理する現場データ管理部と、発報装置か
    らの故障信号の入力を受けて上記スケジュール管理部内
    のスケジュールデータに基づき移動中の保守技術者の現
    在位置を求めると共に、対応する故障発生現場と各保守
    技術者の現在位置との距離をそれぞれ求め、故障発生現
    場に最も近い保守技術者を選択してその保守技術者が携
    帯する呼出装置に故障発生現場を指示する保守技術者選
    択手段とを有するセンター装置を備えた故障対応支援装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の故障対応支援装置にお
    いて、各保守技術者に携帯されて上記発報装置に対しス
    ケジュールを更新するためのデータ送信するデータ入力
    手段をさらに備えたことを特徴とする故障対応支援装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の故障対応支援
    装置において、上記センター装置の上記スケジュール管
    理部と通信可能で各保守技術者のスケジュールデータの
    入出力を行うためのデータ入出力部をさらに備えたこと
    を特徴とする故障対応支援装置。
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