JP3007526U - ペーパーロールの巻芯 - Google Patents

ペーパーロールの巻芯

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JP3007526U
JP3007526U JP1994010731U JP1073194U JP3007526U JP 3007526 U JP3007526 U JP 3007526U JP 1994010731 U JP1994010731 U JP 1994010731U JP 1073194 U JP1073194 U JP 1073194U JP 3007526 U JP3007526 U JP 3007526U
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JP
Japan
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paper
fragrance
paper tube
paper roll
core
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Application number
JP1994010731U
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English (en)
Inventor
仁 鈴木
長太郎 山口
慶徳 西
Original Assignee
川之江造機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペーパーロールが変色するような不具合が発
生せず、香料を効率よく塗布し、作業環境の悪化を招か
ず、糊接着強度の強いペーパーロールの巻芯を提供す
る。 【構成】 スプレーノズル6から芳香剤液3aを紙管1内
に噴射すると、紙管1の両端から内部に向け噴射された
芳香剤液3aは、逃げる所がないので、全量紙管1の内壁
に付着して硬化し、芳香剤層3が形成される。内周に芳
香剤を塗布した紙管1にペーパー2を巻き取って製品で
あるトイレットペーパーロールTRやタオルペーパーロー
ルとする。紙管1の内面に形成された芳香剤層3は紙管
1の外周に巻かれたペーパー2とは接触しないので、ペ
ーパー2が変色するような不都合は生じず、香料を経済
的に塗布できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はペーパーロールの巻芯に関する。さらに詳しくは、図3に示すように 、紙管製の巻芯1にトイレットペーパー2を巻き付けたトイレットペーパーロー ルTR、および同様の構成のタオルペーパーロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、トイレ内に芳香を漂わせるために、トイレットペーパーロールとは 別に、専用の容器入りの芳香剤を用いる方法が用いられていた。しかし、この方 法では、芳香効果が消失するたびに新しい芳香剤と交換したり、容器へ芳香液を 充填する必要があり、面倒なものであった。また、タオルペーパーを使用するキ ッチン等でも芳香を漂わせると好ましい場合があるが、適当な手段はなかった。
【0003】 そこで、トイレットペーパーロールの巻芯用紙管に芳香剤を塗布することが考 えられ、そのような従来技術として、実開昭63−178592号公報記載のも のがある。この従来技術は、図4に示すように、巻芯である紙管1の外周の適当 な部分に芳香剤3を塗布したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来例では、つぎのような欠点がある。 香料を紙管に塗布した後でトイレットペーパーを巻付けるので、トイレット ペーパーに香料が付着し、変色する。 紙管に香料を塗布する時、香料が周囲に飛散し、大量の香料が必要となって 不経済である。 上記の現象により作業環境が悪化する。 飛散した香料が、トイレットペーパーの先頭を紙管に巻付けるためのピック アップ用糊に混入し、糊接着強度が弱くなる。
【0005】 そこで、本考案は、トイレットペーパーやタオルペーパーが変色するような不 具合が発生せず、香料を効率よく塗布し、作業環境の悪化を招くことのないペー パーロールの巻芯を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のペーパーロールは、紙管製巻芯の内周面に芳香剤を塗布したことを特 徴とする。なお、本考案においてペーパーロールとは、トイレットペーパーロー ルとタオルペーパーロールの両方を含む概念である。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図2は本考案の巻芯への芳香剤塗布装置を示すものである。巻芯である紙管1 の両側の開口端には、一対のスプレーノズル6,6を配置し、各スプレーノズル 6,6には電磁開閉弁7を介して、タンク8に接続している(図では右側のみ図 示)。タンク8内には溶剤にとかした芳香剤液3aが入れられており、またタンク 8にはパイプ9を介してエアーが加圧されている。この装置において、電磁開閉 弁7を開弁すると、スプレーノズル6から芳香剤液3aが紙管1内に噴射される。 紙管1の両端から内部に向け噴射された芳香剤液3aは、逃げる所がないので、全 量紙管1の内壁に付着して硬化し、芳香剤層3が形成される。
【0008】 上記のように、内周に芳香剤を塗布した紙管1にトイレットペーパー2を巻き 取って製品であるトイレットペーパーロールTRとしたものが図1である。図1か ら明らかなように、紙管1の内面に形成された芳香剤層3は紙管1の外周に巻か れたトイレットペーパー2とは接触しないので、トイレットペーパー2が変色す るような不都合は生じない。したがって、通常は巻芯1にトイレットペーパー2 を巻取る前に図2の要領で芳香剤を塗布するのであるが、巻芯にトイレットペー パー2を巻取ったあと、芳香剤を塗布してもよい。
【0009】 また、芳香剤液は紙管1の内側に噴射され充満し、外部にはほとんど飛散しな いので、芳香剤を有効に塗布でき、ひいてはその使用量が最少ですみ経済的であ る。さらに、外部に飛散しないことから作業環境も悪化することがなく、ピック アップ用糊に混入することもない。
【0010】 なお、上記の塗布装置は、そのままタオルペーパーロールの巻芯用紙管に芳香 剤を塗布するのにも使用できる。そして、その場合の効果も、トイレットペーパ ーロールに適用する場合と同様である。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、巻芯に巻き取ったペーパーが変色するような不都合が発生せ ず、また、芳香剤の使用量が最少限ですみ経済的であり、作業環境を悪化させず 、ピックアップ用糊に芳香剤が混入しないので、糊接着強度が強く、高速連続生 産が可能なペーパーロールの巻芯を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る巻芯を用いたトイレッ
トペーパーロールTRの一部破断斜視図である。
【図2】図1に示す紙管製巻芯に芳香剤を塗布する塗布
装置の説明図である。
【図3】一般的なトイレットペーパーロールの一部破断
斜視図である。
【図4】従来例の巻芯の説明図である。
【符号の説明】
1 紙管 2 トイレットペーパー 3
芳香剤層 6 スプレーノズル 7 電磁開閉弁 8
タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙管製巻芯の内周面に芳香剤を塗布したこ
    とを特徴とするペーパーロールの巻芯。
JP1994010731U 1994-08-05 1994-08-05 ペーパーロールの巻芯 Expired - Lifetime JP3007526U (ja)

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JP1994010731U JP3007526U (ja) 1994-08-05 1994-08-05 ペーパーロールの巻芯

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JP3007526U true JP3007526U (ja) 1995-02-21

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ID=43143371

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212097A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Daio Paper Corp キッチンペーパー製品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011212097A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Daio Paper Corp キッチンペーパー製品

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