JP3006600U - スタンプ台 - Google Patents
スタンプ台Info
- Publication number
- JP3006600U JP3006600U JP1994009544U JP954494U JP3006600U JP 3006600 U JP3006600 U JP 3006600U JP 1994009544 U JP1994009544 U JP 1994009544U JP 954494 U JP954494 U JP 954494U JP 3006600 U JP3006600 U JP 3006600U
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙などの被捺印物への浸透や乾燥が早い低粘
度のインキを使用した、大きいゴム印の捺印に好適に使
用することができる、インキ収蔵体の上部が基台から突
出しているスタンプ台を提供する。 【構成】 基台1にインキ収蔵体3を上部9が突出する
様に設けてなるスタンプ台Aにおいて、前記インキ収蔵
体3が表面を布または不織布8で被覆したフエルト7に
低粘度のインキを吸収させたものからなるスタンプ台。
度のインキを使用した、大きいゴム印の捺印に好適に使
用することができる、インキ収蔵体の上部が基台から突
出しているスタンプ台を提供する。 【構成】 基台1にインキ収蔵体3を上部9が突出する
様に設けてなるスタンプ台Aにおいて、前記インキ収蔵
体3が表面を布または不織布8で被覆したフエルト7に
低粘度のインキを吸収させたものからなるスタンプ台。
Description
【0001】
本考案はスタンプ台に関し、特に低粘度インキ用のスタンプ台に関するもので ある。
【0002】
従来、スタンプ台はゴム印を捺印するために広範囲に使用されている。スタン プ台は、インキ収蔵体を基台に設けたものであり、各種の大きさや形状のものが 知られている。
【0003】 それらの中には、基台にインキ収蔵体を上部が基台から突出して設けたスタン プ台がある。図4は従来のそのスタンプ台の一例を示す概略断面図である。同図 に示す様に、従来のスタンプ台は、基台11に凹部12を設け、その凹部12に 、スポンジ10からなるインキを吸収する素材に高粘度の顔料インキを吸収させ たインキ収蔵体13が、該インキ収蔵体13の上部19が基台11から突出する 様にして固定して収容されている。インキ収蔵体13の上方はフタ体14で覆わ れ、基台11の周辺部には溝15が刻設されており、該溝15にフタ体14の周 囲の先端部を嵌合してフタができる様に嵌脱自在に形成されている。
【0004】 この様なスタンプ台を使用してゴム印に捺印するには、ゴム印をスタンプ台の インキ収蔵体13に軽く押圧してインキを付け、紙などの被捺印物の必要な箇所 に捺印する。
【0005】
上記の様にゴム印を用いて捺印する場合、ゴム印の大きさが、スタンプ台の大 きさよりも小さい場合には容易に捺印することができる。一方、ゴム印の大きさ が、スタンプ台の大きさよりも大きい場合でも、インキ収蔵体13の上部19が 基台11から突出しているために、ゴム印にインキを付ける際に、ゴム印をイン キ収蔵体13の上を移動させ押圧することにより、ゴム印の全面にインキを付け ることができ、容易に捺印することができる。
【0006】 しかしながら、上記の従来のスタンプ台のインキ収蔵体13には、スポンジが 用いられており、またインキ収蔵体13の上部19が基台11から突出している ために吸収されたインキが流出しやすいことから、インキの流出を防止するため にインキには粘度5000cp以上の高粘度の顔料インキが用いられていた。
【0007】 高粘度の顔料インキは紙などの被捺印物への浸透や乾燥が遅いために用途に制 限がある。そのために、インキ収蔵体13の上部19が基台11から突出してい るスタンプ台に、紙などの被捺印物への浸透や乾燥が早い低粘度のインキを使用 したものが望まれていた。
【0008】 本考案は、この様な従来技術に鑑みてなされたものであり、紙などの被捺印物 への浸透や乾燥が早い低粘度のインキを使用した、大きいゴム印の捺印に好適に 使用することができる、インキ収蔵体の上部が基台から突出しているスタンプ台 を提供することを目的とするものである。
【0009】
即ち、本考案は、基台にインキ収蔵体を上部が突出する様に設けたスタンプ台 において、前記インキ収蔵体が表面を布または不織布で被覆したフエルトに低粘 度のインキを吸収させたものからなることを特徴とするスタンプ台である。
【0010】 また、本考案は、基台にインキ収蔵体を上部が突出する様に設けたスタンプ台 において、前記インキ収蔵体が表面を布または不織布で被覆したフエルトに低粘 度のインキを吸収させたものからなることを特徴とするスタンプ台である。
【0011】
以下に実施例を挙げて図面に基づいて本考案を具体的に説明する。
【0012】 実施例1 図1は、本考案のスタンプ台の一例を示す概略断面図である。 同図に示す様に、本考案のスタンプ台Aは、インキ収蔵体3を、その上部9が 基台1から突出して、基台1に収容してなるものである。具体的には、基台1に 凹部2を設け、該凹部2に、表面を布または不織布8で被覆したフエルト7に低 粘度のインキを吸収させたインキ収蔵体3を、該インキ収蔵体3の上部9が基台 1の周辺部6から突出する様に凹部2の底面に固定して収容してなるものである 。インキ収蔵体3の上方はフタ体4で覆われ、基台1の周辺部6には溝5が刻設 されており、該溝5にフタ体4の周囲の先端部を嵌合してフタができる様に嵌脱 自在に形成されている。
【0013】 図3は、本考案のスタンプ台の他の例を示す概略断面図である。同図に示す本 考案のスタンプ台Aは、基台1に凹部2を設け、該凹部2に、フエルト7に低粘 度のインキを吸収させたインキ収蔵体3を、該インキ収蔵体3の上部9が基台1 の周辺部6から突出する様に凹部2の底面に固定して収容してなるものである。 インキ収蔵体3の上方はフタ体4で覆われ、基台1の周辺部6には溝5が刻設さ れており、該溝5にフタ体4の周囲の先端部を嵌合してフタができる様に嵌脱自 在に形成されている。
【0014】 インキ収蔵体3に用いられるフエルト7は低粘度のインキを吸収、保持するこ とができるものであればよく、緻密な構造のフエルトであればフエルトだけでも よい。また、表面を布または不織布で被覆したフエルトを切断したものを用いる と、フエルトの表面が保護され、ゴム印にインキを付ける際に表面の布または不 織布を押圧するために長期間使用してもフエルトがほつれることがないので好ま しい。また、切断したフエルトの切断面はフエルトのほつれを防止するために、 樹脂をコーティングして被覆したものが好ましい。また、フエルトはニードルフ エルトが好適である。
【0015】 インキ収蔵体3のフエルトに吸収、保持される低粘度のインキには、チキソト ロピー性がなく、流動性があり、紙などの被捺印物への浸透や乾燥が早いインキ が用いられる。低粘度のインキには、顔料インキおよび染料インキのいずれも用 いることができる。
【0016】 図2は、本考案のスタンプ台のフタ体4を取った状態を示す斜視図である。ス タンプ台には、基台1に収容されたインキ収蔵体3を覆うフタ体4が設けられ、 フタ体4の周囲の先端部は、基台1の周囲に設けられた溝5に嵌合してフタがで きる様に嵌脱自在に形成されている。
【0017】 また、上記の図1ではフタ体4は基台1と分離して別体となっているスタンプ 台の例を示したが、本考案のスタンプ台は、その他の例として、フタ体と基台を 蝶番や柔軟性の材料からなるシートなどで接合して開閉できる様な構造のもので もよい。
【0018】 スタンプ台を使用してゴム印に捺印するには、ゴム印をスタンプ台Aのインキ 収蔵体3に軽く押圧してインキを付け、紙などの被捺印物の必要な箇所に捺印す る。また、ゴム印の大きさが、スタンプ台の大きさよりも大きい場合でも、イン キ収蔵体3の上部が基台1から突出しているために、ゴム印にインキを付ける際 に、ゴム印をインキ収蔵体3の上を移動させ押圧することにより、ゴム印の全面 にインキを付け、容易に捺印することができる。
【0019】
本考案のスタンプ台は、インキ収蔵体をその上部を基台から突出して基台に設 けた凹部に収容してなるので、ゴム印の大きさが、スタンプ台の大きさよりも大 きい場合でも、インキ収蔵体の上部が基台から突出しているために、ゴム印にイ ンキを付ける際に、ゴム印をインキ収蔵体の上を移動させ押圧することにより、 ゴム印の全面にインキを付け、容易に捺印することができる。
【0020】 また、インキ収蔵体がフエルト、或いは表面を布または不織布で被覆したフエ ルトで構成されているために、低粘度のインキを良好に吸収、保持することがで き、また捺印の際にゴム印をインキ収蔵体に押圧してもインキが滲出したり、流 出することがない。 また、インキ収蔵体のフエルトに吸収させるインキには低粘度のインキを用い ているので、紙などの被捺印物への浸透や乾燥が早く、即乾性を必要とする用途 に好適である。
【0021】
以上説明した様に、本考案によれば、紙などの被捺印物への浸透や乾燥が早い 低粘度のインキを使用した、大きいゴム印の捺印に好適に使用することができる 、インキ収蔵体の上部が基台から突出しているスタンプ台を得ることができる。
【図1】本考案のスタンプ台の一例を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案のスタンプ台のフタ体を取った状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】本考案のスタンプ台の他の例を示す概略断面図
である。
である。
【図4】従来のスタンプ台の一例を示す概略断面図であ
る。
る。
1,11 基台 2,12 凹部 3,13 インキ収蔵体 4,14 フタ体 5,15 溝 6,16 周辺部 7 フエルト 8 布または不織布 9,19 上部 10 スポンジ A スタンプ台
Claims (7)
- 【請求項1】 基台にインキ収蔵体を上部が突出する様
に設けたスタンプ台において、前記インキ収蔵体が表面
を布または不織布で被覆したフエルトに低粘度のインキ
を吸収させたものからなることを特徴とするスタンプ
台。 - 【請求項2】 フエルトが表面を布または不織布で被覆
したフエルトを切断したものからなる請求項1記載のス
タンプ台。 - 【請求項3】 切断したフエルトの切断面が樹脂で被覆
されている請求項1または2記載のスタンプ台。 - 【請求項4】 フエルトがニードルフエルトである請求
項1乃至3のいずれかの項に記載のスタンプ台。 - 【請求項5】 前記基台に設けたインキ収蔵体を覆うフ
タ体が設けられている請求項1乃至4のいずれかの項に
記載のスタンプ台。 - 【請求項6】 基台にインキ収蔵体を上部が突出する様
に設けたスタンプ台において、前記インキ収蔵体がフエ
ルトに低粘度のインキを吸収させたものからなることを
特徴とするスタンプ台。 - 【請求項7】 前記基台に設けたインキ収蔵体を覆うフ
タ体が設けられている請求項6記載のスタンプ台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009544U JP3006600U (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | スタンプ台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009544U JP3006600U (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | スタンプ台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3006600U true JP3006600U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=43142463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009544U Expired - Lifetime JP3006600U (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | スタンプ台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006600U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001096876A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-10 | Pilot Corp | スタンプ台 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP1994009544U patent/JP3006600U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001096876A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-10 | Pilot Corp | スタンプ台 |
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