JP3006566B2 - リード曲がり検査装置 - Google Patents

リード曲がり検査装置

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JP3006566B2 JP9317669A JP31766997A JP3006566B2 JP 3006566 B2 JP3006566 B2 JP 3006566B2 JP 9317669 A JP9317669 A JP 9317669A JP 31766997 A JP31766997 A JP 31766997A JP 3006566 B2 JP3006566 B2 JP 3006566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード曲がり検査
装置に関し、特にリードを有するICを画像により検出
するリード曲がり検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のリード曲がり検査装置と
しては、図8に示すような、レーザ変位計を使用したリ
ード曲がり検査装置がある。
【0003】図8を参照すると、この従来のリード曲が
り検査装置は、レーザ変位計801と、レーザ変位計8
01の位置を動かすXYステージ802と、データ処理
部803と、から構成される。
【0004】トレイ805中に収納されているIC(Q
FP、Quad Flat Package)804に
対してIC804のプラスチックパッケージの検出のた
めのレーザ変位計801の走査により、IC804の位
置を特定した後、IC804の各辺毎にリードの並び方
向にリード高さの走査を行い、全リードの高さ測定後、
測定値から縦方向、横方向のリードま曲がり量を計算す
る。
【0005】このようにトレイ上でICを測定するシス
テムは、ICを吸着しトレイから出して測定するシステ
ムと比べ、(1)高速に測定できる、(2)装置構成部
品を少なくできる、(3)ICを落とす等の装置トラブ
ルの発生が少ない、という利点がある。
【0006】リード曲がり検査装置においては、リード
の縦曲がりを検出する機能が重要であり、ICをトレイ
に入れたまま、リードの縦曲がりを検出するためには、
レーザ変位計による測定が必要であった。
【0007】一方、画像処理による測定の方式におい
て、トレイからICを取り出して測定するシステムで
は、リードの根元から先端への方向の延長上の位置か
ら、リードの縦曲がりを横からの角度で検出可能であ
る。
【0008】これに対し、トレイからICを取り出さず
に測定するシステムでは、トレイのポケット部の窪みに
よりリードが隠れてしまうため、その角度からリードの
縦曲がりを測定する事はできなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のリード曲がり検査装置は下記記載の問題点を有してい
る。
【0010】トレイ上にICを載せたまま測定するレー
ザ変位計測定システムでは、高速に走査するシステムが
必要であるため、装置価格が高い、ということである。
【0011】一方、トレイ上にICを載せたまま測定す
る画像処理測定システムでは、高速・低価格ではある
が、トレイのポケット部の窪みにリードが隠れるため、
縦曲がりを検出する事ができない、ということである。
【0012】さらに、トレイからICを取り出して測定
する画像処理測定システムでは、ICのピックアップ部
を有するため、ICの移載がスピード上のネックとなる
ので処理速度が遅い、加えて構造が複雑になるので、価
格が高いという問題があった。
【0013】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、高速、低価格
で、かつICのリードの縦曲がりを検出する機能を有す
るリード曲がり検査装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のリード曲がり検査装置は、トレイ上に納めら
れたICのリード形状を上方から検出するカメラと、ト
レイを載せて前記カメラの下に検出対象となるICが配
置されるようにカメラもしくはトレイの位置を移動させ
るXYステージと、前記カメラの下方にあり前記ICの
リードのある各辺を対辺のリードの上方斜め所定角度の
範囲内の位置関係で配置されたリードのある辺の個数分
の第一のリード検出ミラー群と、前記第一のリード検出
ミラー群の各ミラーに対応して設けられ、前記第一のリ
ード検出ミラー群の下方に、前記第一のリード検出ミラ
ー群に映った各辺のリード像を、前記カメラに映す角度
で配置された、前記ICのリードのある辺の個数分の第
二のリード検出ミラー群と、前記カメラの撮影画像を画
像処理し、上方及び斜め上方から見た前記ICのリード
位置を検出しリードの曲がりの有無を判定する画像処理
手段と、を含むこと特徴とする。
【0015】[発明の概要]上記のように構成されてな
る本発明のリード曲がり検査装置は、トレイ上にICを
収納したままで、リードを根元から先端への方向の延長
線の向きから、リードを横からの角度で見るのではな
く、リードの先端から根元への方向の延長線からモール
ドパッケージの斜め上方の角度よりリード位置を検出す
るため、トレイのポケット部の窪みに影響されずに検出
できる。
【0016】リードの先端から根元への方向の延長線上
45度〜75度の角度に位置するミラーに映ったICリ
ードの映像は、第二のミラー上に映りカメラに撮像され
る。カメラ上の映像には、上方から見たICのリード位
置と共に、ミラーの対をリードのある辺の数だけ配置し
て得られた斜め上方の角度からのリード位置が映ってい
る。
【0017】同一のリードを上方と斜め上方の2つの角
度から撮像することで、リード先端位置の三次元位置が
特定できる。
【0018】ここで、位置特定の為には、X軸方向、Y
軸方向、Z軸方向の座標位置が判明している治具により
上方からの映像で見たX・Y軸方向の位置と、そのXY
軸上の位置及びZ軸上の位置の判明している治具を斜め
上方からの映像で見た位置とのすり合わせにより、斜め
上方からの映像上の位置に対するZ軸方向の位置関係の
比率が定義できる。
【0019】これにより、画像処理機構によりレイ上の
ICの縦曲がりを高速・低価格なシステムにより検出が
可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のリード曲がり検査装置
は、その好ましい実施の形態において、ICをトレイ上
に納めたままトレイ上方から検出するカメラ(図1の1
07)と、カメラをトレイ(図1の120)の上方でX
軸方向・Y軸方向に動かすXYステージ(図1の11
9)と、カメラと同じ軸上に固定されカメラ下方に位置
しICリードの先端から肩部への方向の延長上に位置し
リードの映像を映す、リードのある辺数分の第一のリー
ド検出ミラー群(図1の108〜111)と、同じくカ
メラと同じ軸上に固定されリード検出ミラー群1の斜め
下方にあり第一のリード検出ミラー群に映ったリードの
映像をIC上方に位置するカメラに映す、リードのある
辺数分の第二のリード検出ミラー群(図1の112〜1
15)と、カメラで検出した画像を画像処理しICのリ
ード位置を上方及び斜め上方から検出しリード曲がりの
発生を検出する画像処理手段(図1の116)と、を備
えた構成される。
【0021】ICのあるトレイの上方にカメラが位置
し、カメラの視野内の上下左右の四辺部のうち、ICの
リードのある辺の位置には第二のリード検出ミラー群が
配置される。カメラを中心に見て第二のリード検出ミラ
ー群の各ミラーの外側斜め上方に第一のリード検出ミラ
ー群のミラーがそれぞれ配置される。
【0022】本発明の実施の形態の動作について説明す
る。
【0023】トレイ上の各ICの位置の上方にカメラが
位置するようXYステージを順番に移動させ、トレイが
停止したタイミングで、カメラはICの画像を順に撮影
していく。
【0024】カメラで得られた画像データはリアルタイ
ムで画像処理手段に転送される。
【0025】得られた画像上の各リードの上方から見た
直接IC映像から、上方視野リードモデル画像を基準モ
デルに、パターンマッチング技法により、各リードの位
置が検出される。
【0026】一方、画像上の各リードの斜方から見た、
ミラー投影のIC映像には、ICを中心に、ミラー位置
と反対の辺のリードの映像が投影されている。斜方視野
リードモデル画像を基準モデルにパターンマッチング技
法により、斜め上方から見た角度での各リードの位置が
検出される。
【0027】ここで、斜め上方画像から高さを検出する
手段について図6を用いて説明する。本発明は、2種類
のミラーを用いて構成されたシステムであるが、対象物
のICリード先端から第一のリード検出ミラー群での角
度の延長上に、カメラを置いたシステムと置き換えて考
えることができる。
【0028】この場合、実際のシステムと、置き換えて
仮定するシステムの二つの条件が同じになるように、対
象リードからカメラまでの光路差が生じないよう距離が
等しいと仮定し、二つのミラーの影響でミラーの無いシ
ステムより像の縦方向(リードの高さ方向)のみ縮小さ
れていると見なして扱う。
【0029】各リードのXY平面上の位置は、上方から
の画像で検出される。一方、高さ方向の位置について
は、斜め上方からの画像での位置とXY平面上の位置座
標から対応するZ軸方向の位置を特定できる。
【0030】その上方画像と斜め上方画像の位置関係の
算出方法は、カメラ設置時にカメラを水平に対し、θ1
の角度にセットしておき、校正時に、予め測定してある
高さがZ1である校正用治具の画像を取得することで、
上方画像から特定されたリード先端座標(X1,Y1)
と、斜め上方画像でのリード位置(Y1,Pa1)または
(X1,Pb1)または(Y1,Pc1)または(X1,Pd
1)から、
【0031】(X軸 :IC上方画像上の左右方向、 Y軸 :IC上方画像上の手前側〜奥側の方向、 Pa軸 :4辺分あるIC斜め上方画像上の1つの縦方
向、 他の3辺分の軸はそれぞれPb軸、Pc軸、Pd軸とする
X1,Y1は上方画像の水平面上の位置、Pa1,Pb1,P
c1,Pd1は各辺斜め上方画像の縦方向の位置)
【0032】 Pa1=SINθ1×X1+COSθ1×Z1+αa …(1) (orY1)
【0033】但し、αa :Pa=0の時の基準面上のポ
イントと、X=0、Y=0の基準面上のポイントとの差を
Pa軸上の値として表現した定数。同様にαb、αc、αd
をそれぞれPb軸、Pc軸、Pd軸に関し上記の式を適用
する場合の定数とする。
【0034】の式(1)に、判明しているY1(または
X1)、Pa1、Z1、θ1の値を代入することで、定数αa
が求められる。
【0035】また、同様に、4つの斜め上方画像に関し
ても値を代入し定数αb、αc、αdを求められる。
【0036】X方向にリードが並ぶ辺ではY1を使用
し、Y方向にリードが並ぶ辺ではX1を使用して計算す
る。また、1〜4辺目に対応し斜上方画像内の高さ方向
を示すPa〜Pd軸上の位置データPa1〜Pd1を使用して
計算する。
【0037】校正により上記の式の常数が決定されるこ
とにより、上方画像、斜め上方画像から対象ICリード
の高さを以下の式から算出できる。
【0038】Z=Pa1/COSθ1−TANθ1×Y1−αa/CO
Sθ1(第一辺のリード)
【0039】Z=Pb1/COSθ1+TANθ1×X1−αb/CO
Sθ1(第二辺のリード)
【0040】Z=Pc1/COSθ1−TANθ1×Y1−αc/CO
Sθ1(第3辺のリード)
【0041】Z=Pd1/COSθ1+TANθ1×X1−αd/CO
Sθ1(第4辺のリード)
【0042】但し、X1、Y1の係数の+/−はPa〜Pd
軸とX軸Y軸の位置関係が同方向か、逆方向かで決ま
る。
【0043】これにより各リードの高さをそれぞれ検出
でき、このデータを元に各リードの中で最も下方に突出
した3リードを判定し、そのリードの先端位置3点に接
する平面を計算する。この平面を基準平面とし、各リー
ド先端位置の基準平面からの法線方向の高さをリード縦
曲がり量(一般的用語でコプラナリティと呼ぶ)と定義
し、全リードの中で最も縦曲がり量の大きいリードを検
出し対象ICのMAX縦曲がり量と定義する。また、隣
合うリードのピッチが規格値から最も差があるリードピ
ッチを対象ICの最悪リードピッチと定義する。
【0044】リード曲がり検査装置は、縦曲がり量(コ
プラナリティ)や、リードピッチ等の項目を検査し、規
格値に対する最悪値を検出し、対象ICの良否を判定す
る。
【0045】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0046】図1は、本発明の一実施例の構成を示す斜
視図である。図1を参照すると、トレイ120上に納め
たままIC102を上方から検出するカメラ107と、
カメラ107をX軸方向・Y軸方向に動かすXYステー
ジ119と、カメラ107と同じ軸上に固定されIC1
02リードの先端から肩部への方向の延長上に位置しリ
ードの映像を映す第一のリード検出ミラー群108〜1
11と、同じくカメラと同じ軸上に固定され第一のリー
ド検出ミラー群108〜111の斜め下方にある第二の
リード検出ミラー群112〜115と、カメラ107画
像を画像処理する画像処理ユニット116と、画像処理
ユニット116の操作と画像検証のためのモニタ117
と、照明118を備えて構成される。
【0047】カメラ107は、IC101〜106を順
に各IC上方に移動し停止後、撮像し次のICに移動す
るという動作を繰り返していく。
【0048】カメラ107が一つのICを撮像し次のI
Cを撮像するまでに画像処理ユニット116はリード位
置の計算を完了する。
【0049】次に、図2を参照して、IC画像について
説明する。
【0050】IC102は四辺にリードを有する。カメ
ラ107は、IC102を上方から捉えた画像に加え、
各辺の対辺側のリードの斜め上方画像を第二のリード検
出ミラー群112〜115を通して検出可能である。こ
の場合、第一辺リード群201の斜め上方からの画像
が、第二のリード検出ミラー群(c)114に、第二辺
リード群202の斜め上方からの画像が第二のリード検
出ミラー群(d)115に、第三辺リード群203の斜
め上方からの画像が第二のリード検出ミラー群(a)1
12に、第四辺リード群204の斜め上方からの画像が
第二のリード検出ミラー群(b)113にそれぞれ像を
映している。
【0051】図3に、本発明の一実施例におけるミラー
配置関係を示す側面図を示す。
【0052】IC102の一辺に存在する第一辺リード
群201を、リードの先端から根元部の方向へ伸ばした
斜め上方(水平角60度程度)の位置にある第一リード
検出ミラー群(c)110にリード先端の斜めからの像
が映る。投影されたリードの像が、第一リード検出ミラ
ー群1(c)110の下方に設けられた第二リード検出
ミラー群(c)114の位置する角度から見えるよう、
第一リード検出ミラー群(c)110の角度は調整され
ている。また、第一リード検出ミラー群(c)110上
の、リードの像が斜め上方に位置するカメラ107から
見える角度に第二リード検出ミラー群(c)114は調
整されている。
【0053】同様に、IC102の第三辺リード群20
3は第一リード検出ミラー群(a)108と第二リード
検出ミラー群(a)112を介しカメラ107にリード
像が撮像される。さらに残り2辺についても同様であ
り、第二辺リード群202は第一リード検出ミラー群
(d)111と第二リード検出ミラー群(d)115を
介しカメラ107にリード像が撮像され、第四辺リード
群204は第一リード検出ミラー群(b)109と第二
リード検出ミラー群(b)113を介しカメラにリード
像が撮像される。
【0054】カメラの画像上のドット数と実際の対象物
の長さとの対比は、長さの測定してある基準形状物の画
像上のドット数を算出し、ドット間辺りの長さを求め
る。斜め上方画像上の高さ方向については、カメラの斜
め方向と垂直である面に該当する角度で、長さの測定し
てある基準形状物を置き、そこから斜め上方画像上のド
ット間距離を求める。ただし、これらの測定で得られた
(X,Y,Pa)方向の分解能は基準形状物から分解能
を得た時とカメラから対象物までの距離がほぼ近い場合
でのみ有効となる。
【0055】次にカメラ107の設置された角度θ1の
精密算出方法を図7を参照して説明する。カメラ107
を分度器等で目標の角度に固定した後、長さの異なる2
つの、先端が針状で且つXYステージ119上の基準面
に垂直に立てる事が可能なカメラ角度検出校正治具a7
03、b704を用意する。
【0056】基準面に垂直に立てた場合のカメラ角度検
出校正治具a703の高さZa、カメラ角度検出校正治
具b704の高さZbをそれぞれ測定しておき、カメラ
角度検出校正治具a703の針状の先端がカメラ107
の斜め上方画像内の特定の座標(H1,V1)に来るよう
カメラ画像を見ながらカメラ角度検出校正治具aの位置
を調整し、その時の基準面上の座標(Xa,Ya)を測定
する。
【0057】同様に、カメラ角度検出校正治具bに関し
ても針状の先端がカメラ107の斜め上方画像内の特定
の座標(H1,V1)に来る基準面上の座標(Xb,Yb)
を測定する(カメラ107内のレンズ702を通る光の
CCD701上の針状の先端部の結像座標を定める)。
【0058】この2つの測定より、 TANθ1=(Zb−Za)/(Xb−Xa) (またはYb−Ya)
【0059】θ1=TAN-1(Zb−Za)/(Xb−Xa) (またはYb−Ya)
【0060】の式から、θ1を精密に算出できる。
【0061】この時、2つのカメラ角度検出校正治具a
703、b704は、カメラ107の焦点深度範囲内で
針状の先端部の画像が得られるよう配置可能である事が
条件となる。
【0062】図4に、本発明の他の実施例のリード曲が
り検査装置の構成を示す。
【0063】図4を参照すると、リード曲がり検査装置
は、IC402をトレイ420上に納めたままトレイ上
方から検出するカメラ407と、カメラ407をトレイ
420の上方でX軸方向、Y軸方向に動かすXYステー
ジ419と、カメラ407と同じ軸上に固定されカメラ
407下方に位置しIC402のリードの先端から肩部
への方向の延長上に位置しリードの映像を映す、リード
のある辺数分の第一リード検出ミラー群408〜411
と、同じくカメラと同じ軸上に固定され第一リード検出
ミラー群408〜411の斜め下方にあり第一リード検
出ミラー群408〜411に映ったリードの映像をIC
上方に位置するカメラに映す、リードのある辺数分の第
二リード検出ミラー群412〜415と、IC402と
第一リード検出ミラー群408〜411のそれぞれのミ
ラーの間に位置しICの各辺のリードの像を縦方向に拡
大するシンドリカルレンズ群421〜424と、カメラ
407で検出した画像を画像処理しIC402のリード
位置を上方及び斜め上方から検出しリード曲がりの発生
を検出する画像処理ユニット416と、から構成され
る。
【0064】次に図5は、ミラー配置関係を示す側面図
である。
【0065】IC402のあるトレイ420の上方にカ
メラ407が位置し、カメラ407の視野内の上下左右
の四辺部のうち、IC402のリードのある辺の位置に
は第二リード検出ミラー群412〜415が配置され
る。カメラを中心に見て第二リード検出ミラー群412
〜415の各ミラーの外側斜め上方に第一リード検出ミ
ラー群408〜411のミラーがそれぞれ配置される。
さらに、第一リード検出ミラー群408〜411の下
側、IC402との間の位置にシンドリカルレンズ群4
21〜424が配置される。
【0066】本実施例の動作は基本的に第一の実施例に
同じである。しかし、カメラ407で検出されるICリ
ード斜め画像は、横方向(X軸方向またはY軸方向)は
先の実施形態と同倍率であるが、縦方向(リードの高さ
を検出する斜め方向)はシンドリカルレンズ421〜4
24によりリード先端部分の像が拡大され、高さ方向の
検出精度が向上している。
【0067】これにより、画像処理ユニット416での
ICの縦曲がり(一般にコプラナリティと呼ばれる測定
項目となる)の検出精度が向上できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリード曲
がり検出装置によれば、トレイ上にICを載せたまま測
定するレーザ変位系測定システムと比較した場合、レー
ザ変位計を高速にスキャンさせる機構が省ける構造であ
るため、価格を低く抑えることができる、という効果を
奏する。
【0069】また、本発明によれば、トレイ上にICを
載せたまま上方のカメラで二次元的にIC位置を検出す
る従来の画像処理システムと比較した場合、斜めからの
リード映像をトレイのポケット部の窪みに邪魔されず検
出できるため、リードの縦曲がり検査が可能になるとい
う効果を奏する。
【0070】さらに、本発明によれば、トレイからIC
を取り出して測定する画像処理測定システムと比較した
場合、高速にICの搬送を行うピックアップ部が省ける
構造であるため、価格を低く抑えることができると共
に、加えてIC一個ごとの処理時間のネックになるピッ
クアップ動作が省けるため、処理速度が速い、という効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるカメラ画像を示す図
である。
【図3】本発明の第一の実施例を説明するための側面図
である。
【図4】本発明の第二の実施例の斜視図である。
【図5】本発明の第二の実施例を説明するための側面図
である。
【図6】本発明の実施例におけるカメラ画像上の位置座
標を説明する側面図である。
【図7】本発明の実施例における校正を説明する側面図
である。
【図8】従来のリード曲がり検査装置の斜視図である。
【符号の説明】
101,102,103,104,105,106,4
01,402,403,404,405,406,80
4 IC(QFP) 107,407 カメラ 108,408 第一リード検出ミラー群(a) 109,409 第一リード検出ミラー群(b) 110,410 第一リード検出ミラー群(c) 111,411 第一リード検出ミラー群(d) 112,412 第二リード検出ミラー群(a) 113,413 第二リード検出ミラー群(b) 114,414 第二リード検出ミラー群(c) 115,415 第二リード検出ミラー群(d) 116,416 画像処理ユニット 117,417 モニタ 118,418 照明 119,419,802 XYステージ 120,420,805 トレイ 201 第一辺リード群 202 第二辺リード群 203 第三辺リード群 204 第四辺リード群 421 シンドリカルレンズ(a) 422 シンドリカルレンズ(b) 423 シンドリカルレンズ(c) 424 シンドリカルレンズ(d) 701 CCD 702 レンズ 703 カメラ角度検出校正治具a 704 カメラ角度検出校正治具b 801 レーザ変位計 803 データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01N 21/84 - 21/91 H05K 3/32 H05K 3/34

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイ上に納められたICのリード形状を
    上方から検出するカメラと、 トレイを載せて前記カメラの下に検出対象となるICが
    配置されるようにカメラもしくはトレイの位置を移動さ
    せるXYステージと、 前記カメラの下方に設けられ前記ICのリードのある各
    辺を対辺のリードの上方斜め所定角度の範囲内の位置関
    係で配置されたリードのある辺の個数分の第一のリード
    検出ミラー群と、 前記第一のリード検出ミラー群の各ミラーに対応して設
    けられ、前記第一のリード検出ミラー群の下方に、前記
    第一のリード検出ミラー群に映った各辺のリード像を、
    前記カメラに映す角度で配置された、前記ICのリード
    のある辺の個数分の第二のリード検出ミラー群と、 前記カメラの撮影画像を画像処理し、上方及び斜め上方
    から見た前記ICのリード位置を検出しリードの曲がり
    の有無を判定する画像処理手段と、 を含むことを特徴とするリード曲がり検査装置。
  2. 【請求項2】前記第一のリード検出ミラー群が、前記カ
    メラの下方において前記ICのリードのある各辺を対辺
    のリードの上方斜め45〜75度の角度の範囲内の位置
    に配置されたことを特徴とする、請求項1記載のリード
    曲がり検査装置。
  3. 【請求項3】前記第一のリード検出ミラー群の下側に前
    記ICとの間にレンズ群を備えたことを特徴とする、請
    求項1又は2記載のリード曲がり検査装置。
  4. 【請求項4】トレイ上に検査対象ICを収納したまま
    で、前記ICのリードの先端から根元への方向の延長線
    上、所定の角度に位置する第一のミラーに映ったICリ
    ードの映像が、さらに、前記第一のミラーに対応して設
    けられた第二のミラー上に映り、この像をカメラで撮像
    し、 前記カメラでの映像には、上方から見た前記ICのリー
    ド位置と共に、前記第一、第二のミラーからなる対をリ
    ードのある辺の数だけ配置して得られた斜め上方の角度
    からのリード位置が映り、 画像処理手段にて、前記ICの同一のリードを上方と斜
    め上方の2つの角度から撮像することで、リード先端位
    置の三次元位置が特定し、これによりリード曲がりを検
    査可能としたことを特徴とするリード曲がり検査装置。
  5. 【請求項5】X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の座標位置
    が判明している所定の治具を備え前記画像処理手段が、前記カメラにて撮像した前記治具
    上方からの映像で見たX・Y軸方向の位置と、前記第
    一のミラー及び前記第二のミラーに映った像から前記カ
    メラにて撮像した前記治具を斜め上方からの映像で見た
    位置とを適合させ、前記斜め上方からの映像上の位置に
    対するZ軸方向の位置関係の比率定義することで、前
    記リード先端位置の三次元位置を特定する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のリード曲がり検査装
    置。
  6. 【請求項6】前記第一のミラーと前記ICとの間にレン
    ズを備えたことを特徴とする、請求項4記載のリード曲
    がり検査装置。
  7. 【請求項7】X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の寸法値が
    判明しており、所定の位置に配設される、高さの異なる
    二つの棒状の治具と、 上方から前記治具を検出する映像を得る前記カメラと、 前記カメラの下方に設けられ前記治具を斜め上方の角度
    に位置する第一のミラー群と前記第一のミラー群の各ミラーに対応して設けられ、前
    記第一のミラー群の下方に前記第一のミラー群に映った
    前記治具像を前記カメラに映す角度で配置された第二の
    ミラー群と、を備え前記画像処理手段が、前記カメラで撮像した前記治具を
    上方からみた映像でX軸・Y軸方向の位置を特定すると
    共に、前記第一のミラー群と前記第二のミラー群を通し
    て前記カメラで撮像した前記治具を斜め上方からみた映
    像内の前記治具の先端部位置を特定し、これらの情報か
    ら前記第一のミラー群の各ミラーの位置する角度を算出
    する手段を備え、リードを有するICをカメラ下に置い
    た時にリ ード先端位置の三次元位置を特定する、ことを
    特徴とする請求項4記載のリード曲がり検査装置。
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