JP3005649B2 - ソフトウエア保護機能付き処理装置 - Google Patents

ソフトウエア保護機能付き処理装置

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JP3005649B2
JP3005649B2 JP63217649A JP21764988A JP3005649B2 JP 3005649 B2 JP3005649 B2 JP 3005649B2 JP 63217649 A JP63217649 A JP 63217649A JP 21764988 A JP21764988 A JP 21764988A JP 3005649 B2 JP3005649 B2 JP 3005649B2
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尚之 大木
智文 中山
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ソフトウエア保護機能付き処理装置に関す
る。
[従来の技術] 従来より、各種処理プログラムやデータを格納したRO
Mを交換または追加することにより、ハードウエアを変
更することなしに処理機能の変更または拡張を可能とし
た被写機が提供されている。
すなわちこの被写機では、各種編集機能やカラーコピ
ー機能の中から、予めユーザが選択した機能を実行する
ためのソフトウエアを格納したROMを実装することによ
り、その他の機能をユーザが無断で使用することを禁止
し、低価格の装置として提供するとともに、ユーザが機
能の拡張を望むときには、新たなROMを追加してユーザ
のニーズに応えるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにROMの交換や追加により機
能の変更拡張を行なうようにした装置においては、不正
なコピーによりプログラムを格納したROMを実装するこ
とにより、本来は使用が許されていない機能を無断で使
用されるという問題点があった。
ところで、一般にフロッピーディスク等のようにOS
(Operating System)を介してコピーされるものに関し
ては、種々のコピー防止手段が実現されている。しか
し、ROMのデッドコピーに関してはその性質上防止が困
難であり、構造的に交換が難しいようなものにするとい
った方法に終始していた。
本発明は、ROM等のコピーによるソフトウエアの不正
な使用を防止することができるソフトウエア保護機能付
き処理装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決する手段] 本発明は、記憶素子の交換または追加によって処理機
能を変更または拡張することを可能とした処理装置にお
いて、使用可能な記憶素子のコード情報を格納した格納
手段と、前記格納手段に格納されたコード情報と記憶素
子に格納されているコード情報を比較する比較手段と、
前記比較手段の比較によりコード情報が一致した場合
は、実装されている記憶素子に格納されているソフトウ
エアを実行し、コード情報が一致しない場合は、特定の
処理ソフトウエアを実行する制御手段とを有することを
特徴とする。
また、本発明は、前記制御手段により特定の処理ソフ
トウエアが実行されているときに、前記格納手段に格納
されたコード情報が変更可能であることを特徴とする。
また、本発明は、前記比較手段による比較が、電源立ち
上げ時に行われることを特徴とする。さらに、本発明
は、前記格納手段が、ICメモリ、DIPスイッチ、ICカー
ドのいずれかであることを特徴とする。
[作用] 本発明では、格納手段に格納された使用可能なコード
情報と記憶素子に格納されているコード情報とが一致し
た場合は、実装されている記憶素子に格納されているソ
フトウエアを実行し、コード情報が一致しない場合は、
特定の処理ソフトウエアを実行するようにしたことか
ら、格納手段に格納されたコード情報により、使用可能
な記憶素子を決定できる。したがって、記憶素子を交換
した場合にも、予め設定された以外の記憶素子に格納さ
れたソフトウエアについては、特定の処理ソフトウエア
を実行することとなるので、ROM等のコピーが行われた
場合に、不正なソフトウエアの使用を阻止することがで
きる。
また、コード情報が一致しない場合は、特定の処理ソ
フトウエアを実行することから、例えば、コード情報が
不一致であることを報知する異常処理や、不一致となっ
たコード情報を格納手段側に登録するなどの後処理を行
うことができる。これにより、格納手段に格納されたコ
ード情報を専門の業者に依頼して変更するような処理も
可能となるので、単にコード情報の不一致により処理を
完全に停止し、対処不能となる場合に比べ、柔軟な運用
を行うことができ、例えば正当なROMの交換を行うこと
ができる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
この実施例による処理装置は、たとえば複写機の制御
部として構成されており、マイクロコンピュータ1と、
プログラム用のROM2と、データ用のROM3と、RAMと、入
力部5と、出力部6とを具えている。
マイクロコンピュータ1は、プログラムロROM2に格納
されたプログラムに従って、データROM3の内容に応じた
機能を発揮し、入力部5より入力されたデータを処理す
るとともに、出力部6の制御を行なう。
また、データROM3には、各種データに加えて所定のID
コードが格納されている。このIDコードは、この実施例
における処理装置に実装されるべきROMであることを示
すものである。
一方、RAM4には、データROM3に格納されたIDコードと
照合される設定コードが格納されるようになっている。
このRAM4側の設定コードは、一般には公開されない手段
により書込まれたのである。たとえば被写機において
は、メーカーや販売元において一般には公開されないキ
ーコードを用いて操作パネルから所定のいわゆるサービ
スモードを選択的に入力するようになっている。そこで
この実施例では、この入力の一部として設定コードをRA
M4に書込んでおき、この設定コードとデータROM3に格納
されたIDコードとを照合するようになっている。
第2図は、以上の処理装置における動作の概要を示す
フローチャートである。
まず、複写機の電源オンにより、マイクロコンピュー
タ1が初期プログラムの実行を開始する。そして、この
初期プログラムにおいて、データROM3に格納されたIDコ
ードと、RAM4に登録された設定コードとの比較チェック
を行なう(S1)。そして、両コードが一致している場合
には(S2)、メインプログラムの読出し、これを実行す
る(S3)。また、両コードが一致していない場合には
(S2)、メインプログラムは実行せず、異常処理プログ
ラムを実行する(S4)。この異常処理プログラムにおい
ては、IDコードが不一致であることを報知するため出力
部6が制御される。また、この異常処理プログラムにお
いてRAM4への設定コードの登録が受付けられるようにな
っており、この異常報知状態で設定コードの変更を行な
える。もちろん、このIDコードの入力方法は、一般には
公開されていないことから、専門の業者に依頼して行な
うことになる。そして、RAM4の設定コードが変更され、
データROM3のIDコードと一致した場合には、メインプロ
グラムの実行が可能となる。
以上のように、データROM3に格納されたIDコードがRA
M4に登録された設定コードに一致した場合にのみ、正規
のメインプログラムが実行されることから、当初実装さ
れているデータROM3を異なる内容のROMと交換した場合
には、IDコードが一致しないことになり、メインプログ
ラムの実行が阻止される。なお、当初のROM3と同一の内
容のROMを実装した場合には、IDコードが一致すること
になり、システムは正常に動作するが、同じ内容のROM
であることからシステムの変更、拡張となることはな
い。
第3図は、本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。なお、この図において第1図に示す構成と同一の構
成については同一の符号を付している。
この実施例では、ROMのIDチェックを行なうための設
定コードが、マイクロコンピュータ1の内蔵ROM12に設
けられている。
内蔵ROM12がマスクROMである場合には、設定コードは
予めマスクにより書込まれ、内蔵ROM12がEEP−ROMであ
る場合には、設定コードはROM3の実装時または交換時に
書込まれるものとなっている。
なお、内蔵ROMがマスクROMである場合には、交換され
るROM3とマイクロコンピュータ1とは常にペアで扱わ
れ、ROM3の交換時にマイクロコンピュータ1も交換され
ることになる。
この実施例においても、前述した第2図に示す動作と
ほぼ同様に、メインプログラムの実行に先立ってIDコー
ドと設定コードとの一致を判断し、一致している場合に
のみメインプログラムが実行され、一致しない場合には
異常処理プログラムが実行されることになり、ROM3等の
無断交換を防止することができる。
第4図は、IDチェック用の設定コードをDIPスイッチ1
3によって設定した場合の実施例を示すブロック図であ
る。
すなわち、DIPスイッチ13には、ROM3の交換時に、そ
のROM3に対応する設定コードが設定されるようになって
おり、マイクロコンピュータ1は、このDIPスイッチ13
に設定された設定コードを入力部5を介して読取り、RO
M3のIDコードと比較し、一致している場合にのみメイン
プログラムを実行する。
第5図は、IDチェック用の設定コードを、ICカード14
に設けた場合の実施例を示すブロック図である。
この実施例においても、マイクロコンピュータ1がIC
カード14に設定された設定コードをカードリーダ/ライ
タ15より読取って、RAM3のIDコードと比較し、一致した
場合にのみメインプログラムを実行するものである。
なおこの場合、ICカード14に設定コードを入力する方
法としては、入力部5を介して入力パターンの組合せに
よって行なう方法と、ICカード14自体を交換する方法が
考えられる。しかしいずれにしてもコード変更方法の機
密性は他の例より高くなり、より有効な不正使用防止効
果が得られる。
また、第2図に示す例では、IDコードと設定コードと
が一致しない場合に、メインプログラムが全く実行され
ない構成であったが、メインプログラムの一部の実行が
制限されるようにしてもよい。
第6図は、この場合の動作を示すフローチャートであ
る。
この例では、処理の開始により、メインプログラムの
一部であるプログラム1が実行される(S5)。そしてID
コードのチェックを行ない(S6、S7)、一致した場合に
は、残りのメインプログラムであるプログラム2が実行
される(S8)。また、IDコードが一致しない場合には、
異常処理プログラムが実行される(S9)。
したがって、この場合には、IDコードと設定コードと
の一致、不一致にかかわらず、プログラム1は常に実行
されることになり、複写機としての最低限の機能は確保
されることになる。
[発明の効果] 本発明によれば、格納手段に格納されたコード情報に
より、使用可能な記憶素子が決定されることから、記憶
素子を交換した場合にも、予め設定された以外の記憶素
子に格納されたソフトウエアは実行不可能となる。した
がって、ROM等のコピーが行われた場合に、不正なソフ
トウエアの使用を阻止することができる。
また、コード情報が一致しない場合は、特定の処理ソ
フトウエアを実行することから、例えば、コード情報が
不一致であることを報知する異常処理や、不一致となっ
たコード情報を格納手段側に登録するなどの後処理を行
うことができ、便利なシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。 第2図は、同実施例の処理装置における動作の概要を示
すフローチャートである。 第3図は、本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。 第4図は、本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。 第5図は、本発明の第4実施例を示すブロック図であ
る。 第6図は、本発明の第5実施例の処理装置における動作
の概要を示すフローチャートである。 1……マイクロコンピュータ、 2、3……ROM、 4……RAM、 12……内蔵ROM、 13……DIPスイッチ、 14……ICカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−112236(JP,A) 実開 昭59−142839(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶素子の交換または追加によって処理機
    能を変更または拡張することを可能とした処理装置にお
    いて、 使用可能な記憶素子のコード情報を格納した格納手段
    と; 前記格納手段に格納されたコード情報と記憶素子に格納
    されているコード情報を比較する比較手段と; 前記比較手段の比較によりコード情報が一致した場合
    は、実装されている記憶素子に格納されているソフトウ
    エアを実行し、コード情報が一致しない場合は、特定の
    処理ソフトウエアを実行する制御手段と; を有し、前記制御手段により特定の処理ソフトウエアが
    実行されているときに、前記格納手段に格納されたコー
    ド情報が変更可能であることを特徴とするソフトウエア
    保護機能付き処理装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記比較手段による比較が、電源立ち上げ時に行われる
    ことを特徴とするソフトウエア保護機能付き処理装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)において、 前記格納手段が、ICメモリ、DIPスイッチ、ICカードの
    いずれかであることを特徴とするソフトウエア保護機能
    付き処理装置。
JP63217649A 1988-08-30 1988-08-30 ソフトウエア保護機能付き処理装置 Expired - Lifetime JP3005649B2 (ja)

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JPS61112236A (ja) * 1984-11-06 1986-05-30 Toshiba Corp ソフトウエア盗用防止装置

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