JP3005637U - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、記録用紙に対する記録画像の品質
の低下と、紙ジャム発生を可及的に防止するようにした
画像形成装置を提供することにある。 【構成】シート状記録用紙９の両面にそれれ画像を形成
するようにした画像形成装置１において、記録用紙９の
進行方向を逆転させて記録用紙９の上下面を反転させる
スイッチバック手段３０へ記録用紙を案内する第１の用
紙案内シュート１１の終端部１１ｂに形成された湾曲部
１１ａの湾曲方向と、このスイッチバック手段３０によ
り上下面が反転した記録用紙を画像形成手段６へ再び案
内する第２の用紙案内シュート１２の始端部１２ａに形
成された湾曲部１２ｂの湾曲方向とを用紙搬送方向に対
して同方向となるように形成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はシート状記録用紙の両面にそれぞれ画像を形成するようにした画像 形成装置の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に複写機、あるいはレザープリンタ等の画像形成装置にあっては、シート 状記録用紙の一側面に画像を形成した後、用紙を反転させて再び画像記録プロセ スへ搬送し、用紙の他側面に再び画像を形成するようにした画像形成装置が提案 されている。

【０００３】 従来このようなシート状記録用紙の両面に画像を形成する画像形成装置として は特開平２−２５５４７６号公報に記載されたようなものがある。

【０００４】 この特開平２−２５５４７６号公報に記載されたものは、その図１に示されて いるように、用紙の両面に画像を形成するにあたって、感光体ドラム等の静電記 録手段により、用紙の一側面に画像を形成した後、その画像記録済用紙を排紙ト レーの上方側に配設したスイッチバック手段によりその進行方向を逆転させて反 転させ、さらに反転した画像記録済用紙を再び静電記録手段へ案内して記録用紙 の他側面に画像を形成し、しかる後両面に画像が形成された用紙を排紙トレー上 に排出させるようにしたものである。

【０００５】 また従来は、特開平２−１１００８３号公報の図４に記載されているように、 記録用紙の一側面に画像が形成された画像記録済用紙の進行方向を逆転させて、 記録面を静電記録手段に対して反転させるスイッチバック手段を装置本体の底面 側に配設したものもある。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】 ところで上述した従来例のうち特開平２−２５５４７６号公報に記載されたも のは、スイッチバック手段を排紙トレーの上方側に配設し、画像記録済用紙を反 転させるべく進行方向を逆転させる際に用紙の大部分を一旦装置本体の外部へ露 出させる構成であるため、オペレータが誤って装置外部に露出した記録用紙を取 り出してしまう虞がある。またこの特開平２−２５５４７６号公報に記載された ものでは、一側面に画像が形成された画像記録済用紙の大部分が装置の外部に露 出するため、記録用紙が外気に触れて埃を吸着し、そのため吸着した埃が原因と なって記録用紙の他側面に画像を形成する際はその画像の形成品質を著しく低下 させる虞がある。

【０００７】 一方、特開平２−１１００８３号公報の図４に記載されてたものは、スイッチ バック手段を装置の底面側に配設し、これにより画像記録済用紙を反転させるべ くその進行方向を逆転させる際に記録用紙を装置の外部へ露出させないようにし ているので上述した問題は生じないが、この特開平２−１１００８３号公報の図 ４に記載されたものでは、装置の底面に配設されたスイッチバック手段へ画像記 録済用紙を案内する第１の用紙案内シュートの終端部はその進行方向に対して右 側へ湾曲した湾曲部を有しており、またスイッチバック手段によりその進行方向 が逆転した用紙を静電記録手段へ再び案内する第２の用紙案内シュートの始端部 は進行方向に対して左側へ湾曲した湾曲部を有している。即ち、第１の用紙案内 シュートの終端部に形成された湾曲部の湾曲方向と第２の用紙案内シュートの始 端部に形成された湾曲部の湾曲方向とは用紙搬送方向に対して逆方向である。

【０００８】 このためスイッチバック手段によりその進行方向が逆転した記録用紙は、第１ の用紙案内シュートの終端部に形成された湾曲部により一方向へ折り曲げられた 後、さらに第２の用紙案内シュートの始端部に形成された湾曲部により再び同一 方向へ折り曲げられることとなる。

【０００９】 したがって、この特開平２−１１００８３号公報に記載されたものでは、一方 向へ折り曲げられた姿勢の記録用紙がそのまま静電記録手段へ再び案内されるた め、途中の用紙搬送路中で紙ジャムが発生し易く、また湾曲した記録用紙に対し 画像形成が行われるので記録用紙の他側面に形成される記録画像の品質が著しく 低下する虞があった。

【００１０】 この考案は、上述した事情に鑑み、記録用紙に対する記録画像の品質の低下と 、紙ジャム発生を可及的に防止するようにした画像形成装置を提供することを目 的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】

上述した課題を解決するためこの考案では、装置本体内に配設され、シート状 記録用紙の一側面に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段により一側 面に画像が形成された記録用紙を装置本体の底面側に案内する第１の用紙案内シ ュートと、装置本体の底面に配設され、前記第１の用紙案内シュートを介して案 内された記録用紙の進行方向を逆転させて該記録用紙の上下面を反転させるスイ ッチバック手段と、該スイッチバック手段により上下面が反転した記録用紙を前 記画像形成手段へ再び案内する第２の用紙案内シュートとを少なくとも有し、前 記シート状記録用紙の両面にそれれ画像を形成するようにした画像形成装置にお いて、前記第１の用紙案内シュートの終端部と前記第２の用紙案内シュートの始 端部とにそれぞれ湾曲部を形成するとともに、該第１の用紙案内シュートの終端 部に形成された湾曲部の湾曲方向と第２の用紙案内シュートの始端部に形成され た湾曲部の湾曲方向とを用紙搬送方向に対して同方向となるようにしている。

【００１２】

【作用】

上述した画像形成装置によると、一側面に画像が形成された記録用紙をスイッ チバック手段へ案内する第１の用紙案内シュート終端部の湾曲部の湾曲方向と、 スイッチバック手段から画像形成手段へ反転した記録用紙を案内する第２の用紙 案内シュート始端部の湾曲部の湾曲方向とが用紙搬送方向に対して同方向である ため、第１の用紙案内シュートの湾曲部により一方向に折り曲げられた記録用紙 は第２の用紙案内シュートの湾曲部により他方向へ折り曲げられて矯正され、こ のため湾曲のない記録用紙が画像形成手段へ再び搬送されることとなる。

【００１３】

【実施例】

以下この考案に係わる画像形成装置の一実施例を詳述する。

【００１４】 図１はこの考案に係わる画像形成装置１の概念図である。

【００１５】 この画像形成装置１は、筐体からなる装置本体２と、この装置本体２の右側方 に着脱自在に装着された用紙排出部３と、装置本体２の底面に着脱自在に装着さ れたスイッチバック部４とから構成されている。

【００１６】 なお、上述した用紙排出部３及びスイッチバック部４はオプションとして用意 されるものであり、通常の画像形成プロセス、即ち記録用紙の一側面にのみ画像 を形成する場合は使用されない。

【００１７】 一方、前記装置本体２内には、感光体５等から構成された静電記録式の画像形 成手段６、定着ローラ７等から構成された定着手段８、および静電記録方式を構 成する各主要構成要素等が配設され、その底部にはシート状記録用紙９を積載収 容した用紙カセット１０が着脱自在に装着されている。

【００１８】 一方、上述した用紙排出部３内には画像形成手段６により一側面に画像が形成 された記録用紙を装置本体２の底面側に配設されたスイッチバック部４へ案内す る第１の用紙案内シュート１１が配設され、スイッチバック部４には、当該スイ ッチバック部４により反転した記録用紙を再び画像形成手段６へ案内する第２の 用紙案内シュート１２が配設されている。

【００１９】 次に上述した画像形成装置１の作用を説明し、併せて構成をより詳細に説明す る。

【００２０】 まず、記録用紙の一側面にのみに画像を形成する片面記録モードの画像形成工 程を説明する。

【００２１】 フイードローラ２０により用紙カセット１０の最上面から記録用紙９が一枚フ ィードされると、その記録用紙９は２点鎖線で示す用紙パス２１の矢印に沿い画 像形成手段６へ搬送され、この画像形成手段６により記録用紙の一側面に画像が 形成される。なお、上述した用紙パス２１の途中には搬送ローラ２２が複数個介 在されている。

【００２２】 この画像形成手段６により記録用紙の一側面に画像が形成されると、その記録 用紙は次に定着手段８へ搬送され、そこで画像が定着される。画像が定着された 後、一側面に画像が形成された記録用紙は次に排出ローラ２３を介して用紙排出 部３へ搬送される。

【００２３】 一方、この用紙排出部３内には、前記第１の用紙案内シュート１１と、この第 １の用紙案内シュート１１の始端から分岐して形成され、記録済の用紙を用紙排 出口２４へ案内する第３の用紙案内シュート２５が配設され、またこの第１と第 ３の用紙排出シュート１１、２５の分岐点には用紙排出部３内へ案内された記録 用紙を第１と第３の用紙排出シュート１１、２５のうちいずれか一方へ案内する 第１の切替爪２６が配設されている。

【００２４】 そして、一側面にのみに画像を形成する片面記録モードにおいては、図１で示 すように第１の切替爪２６は記録済の用紙を直ちに第３の用紙排出シュート２５ へ案内すべく所定の角度反時計方向へ回転し、一側面にのみに画像が形成された 記録用紙を第３の用紙排出シュート２５へ案内する。

【００２５】 この第３の用紙排出シュート２５へ案内された記録用紙は次に排出ローラ２７ により矢印の如く用紙排出部４の側方に配設された排紙トレー２８上に排出され 、その上に載置される。

【００２６】 次に、記録用紙の両面にそれぞれ画像を形成する両面記録モードの画像形成工 程を説明する。

【００２７】 フイードローラ２０により用紙カセット１０からフィードされ、画像形成手段 ６により一側面に画像が形成され、さらに定着手段８により画像が定着された記 録用紙が排出ローラ２３を介し用紙排出部３へ案内されると、今度は、図２で示 すように、第１の切替爪２６が所定の角度時計方向へ回転し、一側面にのみに画 像が形成された記録用紙を第１の用紙排出シュート１１内へ案内する。

【００２８】 この第１の用紙排出シュート１１内に案内された記録用紙は次に搬送ローラ２ ９により搬送されて、当該第１の用紙排出シュート１１の終端部１１ｂに形成さ れた湾曲部１１ａを通過してスイッチバック部４へ案内される。その際、記録用 紙は進行方向に沿って右側に湾曲した第１の用紙排出シュート１１の湾曲部１１ ａにより一方向へ折り曲げられつつスイッチバック部４内へ案内される。

【００２９】 なお、第１の用紙排出シュート１１に湾曲部１１ａを形成する理由は、装置１ 全体の高さを低く設定し、装置１の小型化を図るためである。

【００３０】 一方、このスイッチバック部４内に配設されたスイッチバック手段３０は、一 側面に画像が形成され記録用紙を一時保留するシュート３１と、この一時保留さ れた記録用紙の進行方向を逆転させる正逆回転可能なスイッチバックローラ３２ とから構成されており、進行方向が逆転して反転した記録用紙は一時保留シュー ト３１の下面側に配設された第２の用紙案内シュート１２を介し再び装置本体２ の画像形成手段６へ案内される。

【００３１】 一方、この第２の用紙案内シュート１２の始端部１２ａと前記第１の用紙排出 シュート１１の後端部１１ｂとの間には第２の切替爪３３が配設されている。

【００３２】 この第２の切替爪３３は前記第１の用紙排出シュート１１を介して案内された 記録用紙を一時保留シュート３１へ案内し、またこの保留シュート３１に案内さ れた記録用紙をスイッチバック後、第２の用紙案内シュート１２へ案内するもの で、図２で示す如く、前記第１の用紙排出シュート１１を介し搬送された記録用 紙を一時保留シュート３１内へ案内する場合は反時計方向へ所定の角度回転し、 第２の用紙案内シュート１２の始端部１２ａ側を閉塞する。

【００３３】 従って、図２で示すように第１の用紙排出シュート１１によりスイッチバック 部４へ案内された記録用紙は第２の切替爪３３により一時保留シュート３１側に 案内され、さらに正転するスイッチバックローラ３２によりその全体が一時保留 シュート３１内に収容される。なお、このスイッチバックローラ３２は記録用紙 の一時保留状態においても、保留シュート３１内に案内された記録用紙の後端を 把持する態勢を維持している。

【００３４】 次に、記録用紙が一時保留シュート３１内に一時保留されたことが検知される と、第２の切替爪３３が図３で示すように時計方向へ所定の回転角度回転し、第 ２の用紙案内シュート１２の始端部１２ａ側を拡開する、するとスイッチバック ローラ３２は逆転し、今度は一時保留シュート３１内に一時保留された記録用紙 の後端を先頭にして逆転搬送し、一時保留シュート３１の下面に配設された第２ の用紙案内シュート１２の始端部１２ａへ案内する。

【００３５】 この、第２の用紙案内シュート１２の始端部１２ａにはスイッチバック部４の 高さを可及的に薄く設定するため、記録用紙の搬送方向に対して右側へ湾曲した 湾曲部１２ｂが形成されており、この第２の用紙案内シュート１２内に案内され た記録用紙は湾曲部１２ｂを有する当該第２の用紙排出シュート１２により今度 は他方向へ折り曲げられつつ用紙パス３４へ搬送され、またこの用紙パス３４を 介して再び装置本体２内の用紙パス２１へ案内される。なお用紙パス３４の途中 には記録用紙を搬送するための複数の搬送ローラ２２が配設されている。

【００３６】 このように、スイッチバック部４のスイッチバック手段３０と第２の用紙排出 シュート１２とを介し再び画像形成手段６へ搬送された記録用紙はその上下が反 転されているので、今度は画像形成手段６により記録用紙の他側面に画像が形成 され、さらに定着手段８へ搬送され、そこで他側面の画像が定着される。その後 両面に画像が形成された記録用紙は図４で示すように排出ローラ２３を介して用 紙排出部３内に案内される。

【００３７】 一方、両面に画像が形成された記録用紙が用紙排出部３内に案内されると、今 度は第１の切替爪２６が記録済の用紙を第３の用紙排出シュート２５へ案内すべ く所定の角度反時計方向へ回転するので、両面に画像が形成された記録用紙は第 ３の用紙排出シュート２５内へ案内される。そして、この第３の用紙排出シュー ト２５へ案内された記録用紙は排出ローラ２７により矢印の如く外部に排出され 、しかる後排紙トレー２８上に載置されることとなる。

【００３８】 ところで、上述した装置１によると前記第１の用紙案内シュート１１の終端部 １１ｂと前記第２の用紙案内シュート１２の始端部１２ａ（図２）とには、それ ぞれ装置１の小型化を達成するために、湾曲部１１ａ、１２ｂが形成され、しか も第１の用紙案内シュート１１に形成された湾曲部１１ａの湾曲方向と第２の用 紙案内シュート１２に形成された湾曲部１２ｂの湾曲方向とが用紙搬送方向に対 して同方向となるように形成されていることから、本願考案に係わる装置１には 以下のような作用がある。

【００３９】 即ち図２の要部拡大図で示す図５のように、第１の用紙排出シュート１１内に 案内された記録用紙９は、当該第１の用紙排出シュート１１の終端部１１ｂに形 成された湾曲部１１ａを通過してスイッチバック部４の一時保留シュート３１内 へ案内される間に、湾曲部１１ａにより一方向に折り曲げられて図６で示すよう な湾曲した姿勢に変形する。

【００４０】 一方、図６で示すような変形姿勢の記録用紙９が今度は、図３の要部拡大図で 示す図７のように、第２の用紙排出シュート１２内に案内されると、折り曲げら れた記録用紙９は、当該第２の用紙排出シュート１２の始端部１２ａに形成され た湾曲部１２ｂを通過する間に、図６で示す折り曲げ方向とは逆方向の折り曲げ 力を受けるので、第２の用紙排出シュート１２を通過後の記録用紙９は図８で示 すように矯正されて平坦な姿勢を維持することとなり、このため第２の用紙排出 シュート１２を通過後の記録用紙９に対する紙ジャム発生や画像形成手段６によ る記録画像の品質低下が避けられることとなる。

【００４１】

【考案の効果】

以上説明したように、この考案の画像形成装置では、記録用紙をスイッチバッ ク手段へ案内する第１の用紙案内シュートの終端部に形成された湾曲部の湾曲方 向と、スイッチバック手段から画像形成手段へ反転した記録用紙を案内する第２ の用紙案内の始端部に形成された湾曲部の湾曲方向とが用紙搬送方向に対して同 方向なので、第１の用紙案内シュートの湾曲部により一方向に折り曲げられ姿勢 変形した記録用紙は第２の用紙案内シュートの湾曲部により逆方向に折り曲げら れて矯正され、姿勢変形のない記録用紙が画像形成手段へ再び搬送されることと なるので、記録用紙に対する記録画像の品質の低下と、用紙搬送中における紙ジ ャム発生が可及的に防止され、このため小型でしかも安定した機能を発揮する画 像形成装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本願考案に係わる画像形成装置の概念
図。

【図２】図２は本願考案に係わる画像形成装置の作用を
示す概念図。

【図３】図３は本願考案に係わる画像形成装置の作用を
示す概念図。

【図４】図４は本願考案に係わる画像形成装置の作用を
示す概念図。

【図５】図５は図２の要部拡大図。

【図６】図６は記録用紙の拡大図。

【図７】図７は図３の要部拡大図。

【図８】図８は記録用紙の拡大図である。

【符号の説明】

１…画像形成装置 ２…装置本体 ６…画像形成手段 ９…記録用紙 １１…第１の用紙案内シュート １１ａ…湾曲部 １１ｂ…終端部 １２…第２の用紙案内シュート １２ａ…始端部 １２ｂ…湾曲部 ３０…スイッチバック手段

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】装置本体内に配設され、シート状記録用紙
   の一側面に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成
   手段により一側面に画像が形成された記録用紙を装置本
   体の底面側に案内する第１の用紙案内シュートと、装置
   本体の底面に配設され、前記第１の用紙案内シュートを
   介して案内された記録用紙の進行方向を逆転させて該記
   録用紙の上下面を反転させるスイッチバック手段と、該
   スイッチバック手段により上下面が反転した記録用紙を
   前記画像形成手段へ再び案内する第２の用紙案内シュー
   トとを少なくとも有し、前記シート状記録用紙の両面に
   それれ画像を形成するようにした画像形成装置におい
   て、 前記第１の用紙案内シュートの終端部と前記第２の用紙
   案内シュートの始端部とにそれぞれ湾曲部を形成すると
   ともに、該第１の用紙案内シュートの終端部に形成され
   た湾曲部の湾曲方向と第２の用紙案内シュートの始端部
   に形成された湾曲部の湾曲方向とを用紙搬送方向に対し
   て同方向となるようにしたことを特徴とする画像形成装
   置。