JP3005458B2 - 剪断破砕装置 - Google Patents

剪断破砕装置

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JP3005458B2
JP3005458B2 JP7269416A JP26941695A JP3005458B2 JP 3005458 B2 JP3005458 B2 JP 3005458B2 JP 7269416 A JP7269416 A JP 7269416A JP 26941695 A JP26941695 A JP 26941695A JP 3005458 B2 JP3005458 B2 JP 3005458B2
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shearing
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shear blade
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良三 櫛田
博 有藤
哲也 福田
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は剪断破砕装置、特に
剪断刃を備える対をなす破砕ローラそれぞれの剪断刃の
噛み合いにより供給される被切断材料に対し剪断破砕作
用を行う剪断破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記剪断破砕装置は対をなす破砕ローラ
を水平位置に配備し、各ローラは多数の剪断刃をスペー
サを挟んで設け、かつ両ローラのそれぞれの剪断刃相互
を噛み合い状態に配置し、両ローラを互いに内方に向か
って回転させ、上方から供給される被切断材料を剪断し
下方から排出するようにしたものである。
【0003】この際、剪断刃は通常円形の一体物であ
り、磨耗して新しいものに交換するに際しては、破砕ロ
ーラを取出し、軸からスペーサと共に剪断刃をすべて引
き抜く必要があり、非常に煩雑で手数を要する等の問題
がある。このため、剪断刃を取付台部分と、これを取り
囲む刃先部分とで形成し、刃先部分を複数(例えば5〜
6個)に分割し、取付台部分をスペーサを挟んで支軸に
取付け、分割された各刃先部分を取付台に接離可能に取
付けるようにしたものが提案されている(例えば実開平
4ー131443号公報)。この構造によるときは、磨
耗した刃先部分のみを取付台から外せばよく、その交換
は極めて容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記剪断作用
においては、支軸に取付台を嵌挿した後、剪断刃を該取
付台に取付けるようにしたから、支軸はは破砕ローラ全
体の径に比して細くなり、支軸自身の強度に問題があ
る。本発明はかゝる点に鑑み、剪断刃の交換を容易とす
ると共に、支軸に直接剪断刃を取付けることにより支軸
の径を大径としその強度の向上を図ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の剪断破砕装置は、対をなす破砕ローラのそれ
ぞれに剪断刃を備え、該剪断刃を相互に噛み合い状態に
配備した剪断破砕装置において、上記破砕ローラは、支
軸に上記剪断刃を取付ける剪断刃取付部を所定間隔毎に
形成し、これに上記剪断刃を取付け、かつ各剪断刃取付
部間にスペーサを挿入してなり、剪断刃は複数の単位剪
断刃より構成され、剪断刃取付け部は多角形状に形成
し、各面を単位剪断刃取付け面とし、該単位剪断刃取付
け面は、少なくともその一部をスペーサ内径より小径と
した切り込み部を形成し、単位剪断刃の軸方向の推力を
支持することを特徴とする。
【0006】上記構成からなる本発明は、剪断刃は複数
の単位剪断刃より構成し、破砕ローラの支軸に形成した
剪断刃取付部に着脱可能に取付けたことにより、磨耗ま
たは破損した単位剪断刃のみの交換は容易である。また
単位剪断刃を支軸に直接取付けられており、支軸は充分
な強度を保持することが出来る。また支軸に形成した剪
断刃取付け部に形成する単位剪断刃取付面は、少なくと
もその一部をスペーサ内径より小径とした切り込み部を
形成したことにより、単位剪断刃の軸方向の推力を該切
込み部により確実に支持することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。剪断破砕装置1は対をなす破砕ロ
ーラ2、3とこれを収納し上下を開口する筐体4とを備
える。破砕ローラ2、3は剪断刃5、6を備え、それぞ
れの剪断刃5、6は相互に噛み合い状態に重合する。
7、8は固定刃を示し、該固定刃7、8はそれぞれ取付
板9、10に取付けられ固定ボルト11、12により筐
体4の長手方向の枠板13、14に着脱可能に取付けら
れる。上記破砕ローラのうち、一方の破砕ローラ2は駆
動ローラ、他方の破砕ローラ3は従動ローラとし、それ
ぞれに噛合する歯車15、16を取付け、破砕ローラ2
の回動により両破砕ローラ2、3は互いに噛合い方向、
即ち内向きに回動し、供給される処理物を剪断刃5、6
により剪断破砕する。17、18はそれぞれ駆動、従動
ローラの支持用ベアリングを示す。
【0008】上記駆動ローラ2は、駆動支軸20に前記
剪断刃5の取付け部22を所定間隔毎に形成し、各剪断
刃取付け部間を所定間隔に保持するスペーサ21を取付
けてなる。剪断刃5は図7に示す如く複数個例えば5個
に分割してそれぞれを単位剪断刃5aとし、剪断刃取付
け部22の各辺はそれぞれ剪断刃取付け面23とした5
角形に形成する。5bは単位剪断刃5aに形成し傾斜す
る切断用尖頭部を示す。
【0009】各取付け面23は図4に示す如く支持面2
3aと半径方向に突出する推力支持面23bとより構成
し、かつこの取付け面23は図3に示す如く順次その位
置をずらして設ける。25は支持面25aに穿孔した取
付ボルト24の取付け孔を示す。その状態を図3におい
て支持面23aの位置のずれとして示す。単位剪断刃5
aを支持面23a上に載置し、取付ボルト24により取
付けるようにしたものである。なお、単位剪断刃5aに
は図8に示す如く、取付け座26と切欠部27及びボル
ト挿入孔28を形成する。
【0010】この際、上記剪断刃取付け部22は全体と
してスペーサ21の挿入部30(スペーサ21の内径)
より大径とし、これに上記支持面23aと推力支持面2
3bとを形成すると共に、支持面23aはスペーサ挿入
部30より小径に切込んで形成したもので、図4におい
てaはその切込部Aの長さを、またBはスペーサ挿入部
30に形成した切断面を示す。また図3、図5において
斜線部はこの切込部Aを示す。また、図6は図4におけ
るY−Y線に沿う断面図である。
【0011】スペーサ21は図10及び図11に示す如
く上下に2分して21a、21bとし、締め付けボルト
50により両者を締結したもので、それぞれノックピン
51及び取付けボルト52により支軸20に取付けたも
のである。
【0012】なお従動破砕ローラ3も同様に形成される
もので、その詳細の説明を省略する。但し、図1、図2
において40は従動支軸、41は剪断刃取付部を、6a
は単位剪断刃をそれぞれ示す。
【0013】これにより、供給される被切断材料を各剪
断刃により順次剪断し、下方に排出するものであり、そ
の切断要領は周知であり、説明を省略する。
【0014】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、対をな
す破砕ローラのそれぞれに剪断刃を備え、該剪断刃を複
数の単位剪断刃より構成し、破砕ローラの支軸に上記剪
断刃を取付ける剪断刃取付部を所定間隔毎に形成し、該
剪断刃取付け部は多角形状に形成し、各面を単位剪断刃
取付け面とし、これに上記剪断刃を取付けるようにした
から、剪断刃の磨耗破損に際しての交換は容易であると
共に、支軸の径を大径とすることができ、その強度の向
上を図ることができる。更に上記単位剪断刃取付面は、
少なくともその一部をスペーサ内径より小径とした切り
込み部を形成したから、この段部により単位剪断刃の軸
方向に加わる推力を支持することが出来、切れ味を良好
に保持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剪断破砕装置の横断面図である。
【図2】本発明の剪断破砕装置の平面図である。
【図3】駆動支軸の平面図である。
【図4】図3におけるX−X線に沿う断面図である。
【図5】駆動支軸の一部拡大説明図である。
【図6】図4におけるY−Y線に沿う断面図である。
【図7】剪断刃取付け要領説明図である。
【図8】単位剪断刃の縦断面図である。
【図9】図8の右側面図である。
【図10】スペーサの縦断面図である。
【図11】図10の平面図である。
【符号の説明】
1 剪断破砕装置 2 破砕ローラ 3 破砕ローラ 5 剪断刃 5a 単位剪断刃 6 剪断刃 6a 単位剪断刃 21 スペーサ 22 剪断刃取付部 23 剪断刃取付面 41 剪断刃取付部 A 切り込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 18/00 - 18/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす破砕ローラのそれぞれに剪断刃
    を備え、該剪断刃を相互に噛み合い状態に配備した剪断
    破砕装置において、上記破砕ローラは、支軸に上記剪断
    刃を取付ける剪断刃取付部を所定間隔毎に形成し、これ
    に上記剪断刃を取付け、かつ各剪断刃取付部間にスペー
    サを挿入してなり、剪断刃は複数の単位剪断刃より構成
    され、剪断刃取付部は多角形状に形成し、各面を単位剪
    断刃取付け面とし、該単位剪断刃取付け面は、少なくと
    もその一部をスペーサ内径より小径とした切り込み部を
    形成し、単位剪断刃の軸方向の推力を支持することを特
    徴とする剪断破砕装置。
JP7269416A 1995-09-22 1995-09-22 剪断破砕装置 Expired - Fee Related JP3005458B2 (ja)

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