JP3004252U - いなり寿司用包装袋及びいなり寿司包装体 - Google Patents

いなり寿司用包装袋及びいなり寿司包装体

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JP3004252U
JP3004252U JP1994005222U JP522294U JP3004252U JP 3004252 U JP3004252 U JP 3004252U JP 1994005222 U JP1994005222 U JP 1994005222U JP 522294 U JP522294 U JP 522294U JP 3004252 U JP3004252 U JP 3004252U
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inari sushi
packaging bag
sushi
inari
liquid
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JP1994005222U
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Inventor
勁二 油谷
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有限会社シンクドリーム
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はいなり寿司を個別包装してもその包
装されたいなり寿司の油揚げの汁が包装体から漏出しな
いいなり寿司用包装袋及びその包装体を提供することを
目的とする。 【構成】 いなり寿司4 が包装可能な略三角形状の包装
袋本体1 の一端側1aに開口部5 を有し、且つ該包装され
るいなり寿司4 の油分等の液体を吸収しうる吸液材7
が、前記いなり寿司4 の載置用底部4a側の前記包装袋本
体1 内に設けられてなるいなり寿司用包装袋。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いなり寿司を個別に包装する為のいなり寿司用包装袋及びその包装 体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いなり寿司の包装としては、複数個、例えば6個のいなり寿司が一つの 容器に収納されて販売されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように複数個のいなり寿司が収納された包装体に於いて は、1個だけいなり寿司を食べたいと思っている購買者にとっては、必要以上に 購入することとなり、結果的にこのような複数個のいなり寿司を包装したものの 購入が躊躇される事となっていた。 そこで、周知のおにぎりの包装体の如く個別に包装することも可能であるが、 このような包装体は、合成樹脂製フィルムにて形成されており、油分等を吸収し ないため油揚げからでる汁が包装体から漏出するという問題点があり、流通業者 及び購入者にとっては個別包装を希望しているにもかかわらず、それができない というのが現状である。
【0004】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、いなり寿司を個 別包装しても油揚げの油分等の液体が包装体から漏出しないいなり寿司用包装袋 及びその包装体を提供することを課題とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための技術的手段は、いなり寿司用包装袋に関し、いなり寿司4 が包装可能 な略三角形状の包装袋本体1 の一端側1aに開口部5 を有し、且つ該包装されるい なり寿司4 の油分等の液体を吸収しうる吸液材7 が、前記いなり寿司4 の載置用 底部4a側の前記包装袋本体1 内に設けられてなることにある。
【0006】 さらに、第二の技術的手段は、包装体に関し、いなり寿司4 が包装可能な略三 角形状の包装袋本体1 一端側1aに開口部5 を有し、且つ該包装されるいなり寿司 4 の油分等の液体を吸収しうる吸液材7 が設けられたいなり寿司用包装袋の、前 記吸液材7 にいなり寿司4 の載置用底部4a側が接しうるように該いなり寿司4 を 前記包装袋本体1 に収納して包装されてなることにある。
【0007】 前記いなり寿司用包装袋及びいなり寿司包装体に設けられた吸液材7 としては 、例えば不織布が用いられる。
【0008】
【作用】
本考案に係るいなり寿司用包装袋は、包装されるいなり寿司4 の載置用底部4a側 に油分等の液体を吸収しうる吸液材7 が設けられてなるので、その吸液材7 にい なり寿司4 の載置用底部4a側が接しうるように該いなり寿司4 を前記包装袋本体 1 に収納して包装し、そのような包装体を店内等で載置すると、いなり寿司4 に 含浸されている油分等の液体は時間の経過と共に徐々に上から下へ滲出すること となり、油分等の液体はいなり寿司4 の底部4aに集中することとなるが、このよ うな油分等の液体を上記のような吸液材7 で吸収することができる。 従って、前記いなり寿司用包装袋にていなり寿司4 が包装された包装体に於い ては、いなり寿司4 の底部4aに吸液材7 が接するので、流通販売段階で油揚げの 油分等の液体が包装体から漏れ出ることもない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案のいなり寿司用包装袋の一実施例を図面に従って説明する。 図1及び図2に於いて、1 はポリプロピレンフィルム製の表フィルム2 と裏フ ィルム3 とからなる略二等辺三角形状の包装袋本体を示し、その包装袋本体1 の 一端側1aにはいなり寿司の挿入出口である開口部5 が設けられ、且つ側縁1b,1b は熱溶着にて閉塞されている。 さらに、前記一端側1aの裏フィルム3 は延出されて封緘片6 が設けられている 。
【0010】 7 は前記表フィルム2 の開口部5 近傍の表フィルム2 の内面2a側に略帯状に設 けられた吸液材である不織布を示し、その不織布7 の両端7a,7a は前記包装袋本 体1 の側縁1b,1b と共に熱溶着にて取付けられている。
【0011】 上記構成からなるいなり寿司用包装袋を用いて、略三角形状のいなり寿司4 が 包装されたいなり寿司包装体の製造手順について以下説明する。
【0012】 前記包装袋本体1 の開口部5 を開口し、いなり寿司4 を挿入する。 次に、不織布7 が設けられた表フィルム2 をいなり寿司4 の底部4a側に折り返 し、不織布7 をいなり寿司4 の底部4aに当接させる。(図3参照) 最後に裏フィルム3 を折り返し、封緘片6 をテープ6a等で貼着することにより 包装体は形成される。(図4参照)
【0013】 このように形成されたいなり寿司包装体は、図4に示すように、封緘片6 側が 底部4aとなるように店内の陳列棚等に載置されるものである。この場合に於いて 、収納されたいなり寿司4 から出る余分な油分等の液体は、上から下に滲出し、 底部4aに溜まることとなるが、包装袋本体1 のいなり寿司4 の載置用底部4aには 不織布7 が設けられているため、その不織布7 が上記のような余分な油分等の液 体を吸収することとなる。 従って、いなり寿司4 の底部4aに溜まる余分な油分がいなり寿司包装体の封緘 部分から漏出することもない。 尚、前記不織布7 は油分だけでなく余分な水分等も吸収することはいうまでも ない。
【0014】 尚、上記実施例に於いて、包装袋本体1 の形状は略直角三角形状であるが、包 装袋本体1 の形状はこれに限定されるものではなく、例えば図5に示すような略 正三角形状であってもよい。 即ち、包装袋本体1 はいなり寿司4 の形状に合わせて適宜変更可能である。
【0015】 また、上記実施例に於いて、包装袋本体1 はポリプロピレンフィルム製である が、必ずしもポリプロピレンフィルムに限定されるものではなく、他の合成樹脂 フィルム、例えばポリエチレン等であってもよい。 要は、いなり寿司包装に適し、且つ包装用袋としての機能を有するものであれ ばよいのである。
【0016】 さらに、上記実施例に於いて、吸液材7 として不織布を用いたが、必ずしもこ れに限定されるものではなく、他の吸液材、例えば紙、織り布等からなるシート 等であってもよい。 要は、いなり寿司4 の油揚げから出る油分等の液体を吸収可能なものであれば よいのである。
【0017】 また、上記実施例に於いて、吸液材7 は包装袋本体1 の表フィルム2 の内面2a 側に設けられているが、必ずしも吸液材7 の設ける位置はこれに限定されるもの ではなく、包装袋本体1 の裏フィルム3 の内面3a側、図6に示すように表・裏フ ィルム2,3 の内面2a,3a 側に設けられていてもよい。 さらに、上記実施例に於いて、吸液材7 は略帯状であるが、必ずしもこの形状 に限定されるものではなく、他の形状、例えば略円形状、略楕円形状、略三角形 状、略四角形状、略多角形状…等でもよい。 要は、前記吸液材7 が包装されたいなり寿司4 に直接当接すればよいのである 。
【0018】 また、上記実施例に於いて、いなり寿司4 の底部4aとは、必ずしも寿司飯を包 み込んでいる油揚げの開口部分のことではなく、流通段階等で梱包・陳列される ときに載置されるが、その載置されたとき底になる部分を表している。 従って、上記実施例に於いて、吸液材7 は開口部5 近傍の内面2a側に設けられ てなるが、必ずしも開口部5 近傍でなければならないわけではなく、例えば図7 に示すように表フィルム2 又は裏フィルム3 の側縁1bの内面2a,3a 側の何れかに 設けられていてもよいし、双方に設けてもよい。 この場合のいなり寿司包装体は、上記実施例と異なり、図8に示すように開口 部5 が底の部分にならない。 即ち、吸液材7 はいなり寿司包装体が載置されたとき底になる部分であって油 揚げの油分等の液体が時間の経過と共に徐々に上から下へ滲出して溜まる底部4a に設けられていればよいのである。
【0019】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係るいなり寿司用包装袋は、包装されるいなり寿司の 載置用底部に吸液材が設けられてなるので、包装されるいなり寿司の油揚げの余 分な油分等の液体を吸収することができる。 従って、その包装袋にていなり寿司が包装された包装体に於いては、吸液材が いなり寿司の底部に接することとなり、流通販売段階で油揚げの油分等の液体が 包装体から漏れ出ることがないので、いなり寿司を個別包装することが可能とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るいなり寿司用包装袋の平面図。
【図2】図1のAーA線断面図。
【図3】本考案に係る包装体の一部展開斜視図。
【図4】本考案に係るいなり寿司包装体の斜視図。
【図5】本考案に係る略正三角形状のいなり寿司用包装
袋の平面図。
【図6】本考案に係るいなり寿司用包装袋の断面図。
【図7】本考案に係るいなり寿司用包装袋の平面図。
【図8】本考案に係るいなり寿司包装体の斜視図。
【符号の説明】
1 包装袋本体 1a 一端側 4 いなり寿司 4a 底部 5 開口部 7 吸液材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いなり寿司(4) が包装可能な略三角形状
    の包装袋本体(1) の一端側(1a)に開口部(5) を有し、且
    つ該包装されるいなり寿司(4) の油分等の液体を吸収し
    うる吸液材(7) が、前記いなり寿司(4) の載置用底部(4
    a)側の前記包装袋本体(1) 内に設けられてなることを特
    徴とするいなり寿司用包装袋。
  2. 【請求項2】 前記吸液材(7) が不織布である請求項1
    記載のいなり寿司用包装袋。
  3. 【請求項3】 いなり寿司(4) が包装可能な略三角形状
    の包装袋本体(1) の一端側(1a)に開口部(5) を有し、且
    つ該包装されるいなり寿司(4) の油分等の液体を吸収し
    うる吸液材(7) が設けられたいなり寿司用包装袋の、前
    記吸液材(7) にいなり寿司(4) の載置用底部(4a)側が接
    しうるように該いなり寿司(4) を前記包装袋本体(1) に
    収納して包装されてなることを特徴とするいなり寿司包
    装体。
  4. 【請求項4】 前記吸液材(7) が不織布である請求項3
    記載のいなり寿司包装体。
JP1994005222U 1994-05-16 1994-05-16 いなり寿司用包装袋及びいなり寿司包装体 Expired - Lifetime JP3004252U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015113157A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社大阪包装社 食品包装袋
JP2016024285A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 東海光学株式会社 近視矯正を必要としない人のためのサングラス用のレンズの設計方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015113157A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社大阪包装社 食品包装袋
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