JP3004040B2 - 電気機械式計数装置 - Google Patents

電気機械式計数装置

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JP3004040B2
JP3004040B2 JP2245963A JP24596390A JP3004040B2 JP 3004040 B2 JP3004040 B2 JP 3004040B2 JP 2245963 A JP2245963 A JP 2245963A JP 24596390 A JP24596390 A JP 24596390A JP 3004040 B2 JP3004040 B2 JP 3004040B2
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インジェニェール フリッツ キューブラー ツェーラーファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーシング内に数字ローラが収納され、こ
の数字ローラが駆動装置によって操作可能であり、駆動
装置が永久磁石と、揺動アーム上に設けられたコイルと
を備え、揺動アームが操作アンカーに連結され、数字ロ
ーラをステッピング運動させるために操作ホイールがこ
の操作アンカーによって操作可能である電気機械式計数
装置(カウンタ)に関する。
〔従来の技術〕
この公知の計数装置の場合には(ヨーロッパ特許出願
公開公報第00 787 87号)、コイルがケーシングに固定
されて配置された2個の永久磁石の間に磁場内にある。
この公知の計数装置は勿論、外部からの衝撃に対して安
全ではない。このような衝撃が発生すると、揺動アーム
が不意に揺動し、計数過程に開始する。更に、計数過程
のときに、外部の磁石付勢により、揺動アームが動かな
くなるので、計数装置はもはや完璧に作動しない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の根底をなす課題は、衝撃や打撃負荷に対して
安全であり、外部の磁石の影響によって機能が悪影響を
受けないように、冒頭に述べた種類の電気機械式計数装
置を形成することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は、冒頭に述べた種類の電気機械式計数装置
において、本発明に従い、第1の揺動アームに機械的に
連結されていない、コイルまたはを備えた第2の揺動ア
ームが設けられ、両揺動アームが、数字ローラを操作す
るために、逆向きに同期してかつ永久磁石の極面に対し
て垂直方向に揺動可能であり、揺動アームの間に永久磁
石が設けられ、両揺動アームがケーシングに弾性的に支
持されていることによって解決される。
〔発明の作用および効果〕
本発明による電気機械式計数装置の場合には、それぞ
れコイルを保持する両揺動アームが、操作過程を開始す
るために、磁石の極面に対して垂直方向に、同期して逆
向きに揺動しなければならない。特に、両揺動アームが
機械的に連結されておらず、ケーシングに弾性的に支持
されているので、計数装置の衝撃負荷または打撃負荷の
ときに、揺動アームはこのような逆方向の揺動運動を行
わない。従って、揺動アームが不意に互いに揺動不可能
であり、不意の操作過程が開始されないことが、確実に
達成される。更に、計数過程のときに外部の磁石の影響
によって揺動アームが動かなくなる恐れがなくなる。
本発明の他の特徴は、実施態様項、以下の説明および
図面から明らかになる。
〔実施例〕
図に示した実施例に基づいて本発明を詳しく説明す
る。
電気機械式計数装置は、数字ローラ4用駆動装置2を
収納するケーシング3を備えている。特に第3図と第4
図から判るように、数字ローラ4は公知のごとく、軸5
上に並べて設けられている。隣接する数字ローラ4は駆
動歯車6に係合している。この駆動歯車は軸5と平行な
軸1上に設けられている。軸1は軸5と同様にケーシン
グ壁に軸受されている。隣接する数字ローラ4は公知の
ごとく、駆動歯車6によって駆動される。駆動装置2と
数字ローラ4の間の駆動連結は同様に公知のごとく、軸
5上に設けられた操作ホイール7によって行われる。こ
の操作ホイールは隣接する最初の数字ローラ4aに相対回
転しないように連結されている。操作ホイール7には操
作アンカー8が係合している(第1図と第2図参照)。
この操作アンカーは操作ボス9に相対回転しないように
連結され、好ましくは操作ボスと一体に形成されてい
る。操作ボスは駆動装置2の揺動アーム10,11に駆動連
結されている。これについては後で詳しく述べる。操作
ボス9は軸1,5に対して平行な軸9a上に回転可能に設け
られている。この軸9aは同様に、ケーシング側壁に軸受
されている。
揺動アーム10,11は互いに対称に配置されている。従
って、一方の揺動アーム11についてのみ次に詳しく述べ
る。揺動アームはぼぼ長方形の板12(第2図参照)を有
する。この板は軸1,5,9aに対して垂直に設けられ、ケー
シング3の底と反対側のその一つの角の範囲13が三角形
状に延長している(第2図)。この三角形の角の範囲13
の端面には、幅の広い端部分14(第1図)がある。この
端部分は特に板12と一体に形成されている。端部分は、
第1図の正面図で見て、角が丸くなったほぼ三角形の形
をし、その上側の半分は第2図に示すように、数字ロー
ラ4に向かって上方へ板12から突出している。この端部
分14には、貫通孔として形成されたリンクガイド16が設
けられている。このガイドには、ピンとして形成され
た、操作ボス9のリンクスライダ17が挿入されている。
揺動アーム11は板12から下方へ突出する2個の舌片1
8,19を備えている(第2図参照)。この舌片は互いに間
隔をおいて平行に設けられ、そのケーシング底62側に差
し込みピン21,22を備えている。この差し込みピンは軸
1,5,9aに対して垂直に延び、ケーシング側の差し込み開
口20,24に係合している。差し込みピン21,22は軸1,5,9a
に対して垂直な揺動アーム11用揺動軸を形成する。
第1図から判るように、揺動アーム10,11の板12の互
いに向き合った側面25,25′にはそれぞれ、特に円筒状
の突起26,27が設けられている。この突起は特に中央に
配置されている。突起はコイル28,29を保持している。
揺動アーム10について第5,6図に示すように、コイル28
は突起26に鋲止めあるいはかしめられている。コイル28
は先ず、揺動アーム10の板内面25に載るように、突起26
上に設けられる。この位置では、突起26がコイル28から
少しだけ突出している。そして、プランジャ30により、
突起26の突出部分が1回の加熱鋲止め工程または加熱か
しめ工程で塑性変形され、それによって突起26の塑性変
形された部分31がコイル28にかぶさり、揺動アーム10上
に確実に保持される。
図示の好ましい実施例では、両コイル28,29が直列に
接続されている。巻線33は一方の接続ピン32(第1図参
照)からコイル28へ、そこからコイル29へ、そしてそこ
から他の接続ピン37へ延びている。コイル28,29のこの
直列接続は、個々のコイル28,29のインピーダンスが小
さくなるという利点がある。
他の実施例では、両コイル28,29を並列に接続するこ
とができる。この場合勿論、巻線を細くし、巻数を多く
する必要がある。
特に第1図と第2a図に示すように、両コイル28,29の
間には、永久磁石38が設けられている。この磁石はケー
シング背壁62から垂直に突出するアーム61,61aの間に保
持されている。両コイル28,29が励磁されると、コイル
は同期して永久磁石38の方へ向かって互いに反対方向に
引張られる(第1a図参照)。それによって、一つの操作
過程が開始され、その都度の数字ローラが回転する。数
字ローラ4,4aのステッピング運動は、両揺動アーム10,1
1が反対方向に同期して揺動するときにのみ可能であ
る。このような構造により、電気機械式計数装置の耐衝
撃性が高くなる。衝撃が一方向においてのみ計数装置に
作用するので、機械的に互いに連結されていない両揺動
アーム10,11が同時に近接方向に揺動することが防止さ
れる。その際、衝撃が強くても、計数装置の意図しない
操作は生じない。
両揺動アーム10,11はそれぞれ離反する側面に、弾性
アーム40,41を備えている(第1図参照)。この弾性ア
ームの自由端は、計数装置が静止位置にあるときに、隣
のケーシング内壁42,43に接触している。一方、操作過
程時には、弾性アームの自由端はケーシング内壁から離
れている(第1a図参照)。弾性アーム40,41は特に平ら
なウェブとして形成され、このウェブはそれぞれ、それ
に対してほぼ直角の中間片44,45を介して、板12、特に
板の下縁39(第2図参照)に接続している。弾性アーム
40,41は特に、揺動アーム10,11の板12と一体に形成さ
れ、ほとんど板12の全高にわたって延びている。それに
よって、弾性アームは弾力性が強い。この弾性アーム4
0,41により、揺動アーム10,11は衝撃の発生時に、不意
に揺動して操作過程を生じることがなくなる。弾性アー
ムが設けられていない場合には、第1図の左側のケーシ
ング壁に衝撃が発生したときに右側の揺動アーム11は左
側へ揺動し一方、左側の揺動アーム10は跳ね返り作用に
基づいて右側へ揺動するであろう。それによって、両揺
動アーム10,11は逆方向に同期して揺動し、操作過程を
開始するであろう。弾性アーム40,41により、揺動アー
ム10,11のこのような意図しない揺動は確実に防止され
る。弾性アーム40,41が弾性的な変形によって、衝突ま
たは外部からの衝撃を緩衝するので、揺動アーム10,11
の意図しない逆方向の揺動運動が発生しない。
両揺動アーム10,11は互いに反対向きにばね36によっ
て付勢されている。このばねが揺動アーム10,11を外側
へ向かって反対向きに押しているので、揺動アームの弾
性アーム40,41は隣接するケーシング壁に押しつけられ
る。揺動アーム10,11はケーシング底62と反対の側に、
L字状の引掛け部分34,35を備えている。この引掛け部
分には、ばね36の端部が掛けられている。引掛け部分3
4,35の向き合った側が開放しているので、ばね36は容易
に組み立て可能である。ばね36はほぼU字形であり(第
1図参照)、引掛け部分34,35から案内ピン58,59へ延び
ている。この案内ピンは差し込みピン22と反対の舌片19
の側に設けられ、差し込みピン22と一直線上に設けられ
ている(第2図参照)。これにより、両揺動アーム10,1
1は1本のばね36によってその静止位置(第1図参照)
の方へ付勢される。ばね36の自由端部は特に、反対向き
に曲げられている。それによって、ばねが引掛け部分3
4,35から不意に外れることが確実に防止される。
揺動アーム10,11のリンクガイド16はそれぞれ、軸9a
の長手中心軸線Aに対してほぼ平行に延びる区間46を有
する。この区間には、区間47が鈍角をなして接続してい
る。両揺動アーム10,11の端部分14が互いの方向へ板内
面25,25′を越えて突出しているので(第1図参照)、
リンクガイド14を充分に長く形成することができ、それ
によって斜めの区間47で確実な操作過程が可能となり、
ほぼ平行に延びる区間46で、意図しない操作過程を確実
に防止することができる。斜めの区間はリンクガイド14
のほぼ軸線平行な区間46の互いに離れた端部に接続して
いる。各リンクガイド14の両区間46,47はほぼ同じ長さ
である。
第1,2図と第1a,2a図に示すように、リンクガイド14は
操作ボス9の側から外側へ、特に連続的に広がってい
る。第1図の出発位置においては、特に円筒状のピンと
して形成されたリンクスライダ17が、リンクガイド14の
軸線平行な区間46内にある。その際、リンクスライダ17
は区間46の隣接するスリット端部49,49aから離れてい
る。これは、計数装置が衝撃応力を受けたときに、揺動
アーム10,11の揺動運動のために充分な移動距離が供さ
れるという利点がある。この場合、揺動アームはスリッ
ト端部49,49′とリンクスライダ17の間のこの距離だ
け、隣接するケーシング壁の方へ揺動可能である。この
揺動運動のときに、リンクスライダ17が区間46の中にあ
る限りは、操作ボス9が回転しないので、操作アンカー
8は揺動しない。従って、リンクスライダ17が区間46内
にある限りは、操作過程が行われない。
リンクスライダ17がリンクガイド16の斜めの範囲に達
して初めて(第1a,2a図参照)、揺動アーム10,11の揺動
時に操作ボス9が回転する。それによって、操作ボス9
に相対回転不能に、特に一体的に連結または形成された
操作アンカー8が操作ホイール7に係合する。それによ
って、公知のごとく、数字ローラ4,4aが回転する。
リンクスライダ17がリンクガイド16の中を案内される
ので、揺動アーム10,11と操作ボス9の製作および組み
立て時に、誤差を比較的に小さくしなければならない。
しかし、簡単な組み立てと確実な操作を保証するため
に、操作ホイール7は特別な形をしている。操作ホイー
ル7の互いに隣接する凹部51の間には、ほぼ半径方向に
延びる凹部51が設けられている(第2図参照)。この凹
部には、操作アンカー8の一方の操作爪54の自由端部53
に形成されたフィンガー状突起52が挿入されている。誤
差に応じて、操作アンカー8のこの突起52が操作ホイー
ル7の歯の間に深くまたは浅く係合する。それによっ
て、その都度の組み込み誤差およびまたは製作誤差とは
無関係に、操作ホイール7の正確なステッピング運動が
保証される。フィンガー状の突起52は一方の操作爪54に
だけ設けられている。他方の操作爪55はこのような突起
を備えていない。なぜなら、操作過程の終了後(第2a図
参照)、リンクスライダ17が斜めの区間47の下縁60,60a
に接触することにより、操作爪55が操作ホイール7のそ
れぞれの歯50に確実に当たるからである。
両揺動アーム10,11が近接する方向へ揺動し、操作爪5
5が操作ホイール7のそれぞれの歯50に当接するとき
に、数字ローラが対応して更に操作されるので、リンク
スライダ17は斜めの区間47の端部48,48aから離れる(第
1a,2a図参照)。それによって同様に、揺動アームの組
み立ておよびまたは製作時の誤差が簡単に補償される。
リンクガイド16の斜めの区間47は、次のように傾斜配
置されている。すなわち、揺動アーム10,11が近接する
方向に揺動するときに、操作ボス9が軸9a上で充分に回
転し、操作アンカー8が操作過程のために操作ホイール
7を適切に回転できるように、傾斜配置されている。
コイル28,29が励磁されていない、第1図に示す揺動
アーム10,11の出発位置では、操作ボス9のリンクスラ
イダ17がリンクガイド16の軸線平行な区間46においてコ
イル28,29と反対側の縁57に接触している(第2参
照)。第2図から判るように、この出発位置において、
リンクスライダ16は軸線平行な区間46の下縁から少しだ
け離れている。軸線平行な区間46が操作ボス9側から連
続的に広がっていて、リンクスライダ17が円筒状ピンに
よって形成されているので、このリンクスライダは区間
46の縁56に点でまたは短い線で接触している。コイル2
8,29が励磁され、それによって揺動アーム10,11が互い
に近接する方向に揺動すると、リンクスライダ17は斜め
の区間47に達する。この区間では、リンクスライダが斜
めの区間47のコイル28,28a寄りの縁60,60aに接触する
(第1a,2a図参照)。区間47が操作ボス9の軸線に対し
て斜めに設けられているので、揺動アーム10,11の揺動
時に、操作ボスは斜めの区間内にあるリンクスライダ17
によって互いの方向に回転する。それによって、操作ア
ンカー8は操作ホイール7を回転させるために前記の揺
動運動を行う。操作ホイール7が充分回転するや否や、
揺動アーム10,11はばね36によって再び外側へ向かって
反対方向に同期して揺動する。この場合、操作ボス9は
先ず、停止したままである。揺動アーム10,11の短い揺
動運動の後、コイル28,29と反対側の、斜めの区間47の
縁57,57aは操作ボス9のリンクスライダ17に接触する。
従って、揺動アーム10,11が更に戻り揺動するときに、
第1図の出発位置に達するまで、操作ボス9が再び戻り
回転する。
本発明による電気機械式計数装置の実施態様は、以下
の通りである。
1.揺動アーム10,11がケーシング3での支持のために、
それぞれ一つの弾性アーム40,41を備え、この弾性アー
ムが特に揺動アーム10,11と一体に形成されていること
を特徴とする、請求項1記載の電気機械式計数装置。
2.揺動アーム10,11が操作アンカー8の操作ボス9に係
合し、操作アンカー8が操作ボス9に相対回転不能に、
特に一体的に連結され、操作ボスがケーシングに固定さ
れた軸9a上に回転可能に設けられていることを特徴とす
る、請求項1または実施態様項1記載の電気機械式計数
装置。
3.操作ボス9が揺動アーム10,11に差し込み連結され、
かつ少なくとも2個の差し込み部分17を備え、この差し
込み部分が揺動アーム10,11の差し込み開口16に挿入さ
れ、この差し込み開口が特に、操作ボス9側から広がっ
ていることを特徴とする、実施態様項2記載の電気機械
式計数装置。
4.差し込み開口16が、操作ボス9の軸9aに対してほぼ平
行な第1のスリット区間46と、斜めの第2のスリット区
間47とを備えていることを特徴とする、実施態様項3記
載の電気機械式計数装置。
5.第1のスリット区間46の長手中心線がほぼ操作ボス9
の長手軸線Aの高さ位置に、特にこの長手軸線よりも少
しだけ下方に設けられ、斜めのスリット区間47の長手軸
線が第1のスリット区間46の長手軸線に対して鈍角、特
に約145゜の角度をなしていることを特徴とする、実施
態様項4記載の電気機械式計数装置。
6.揺動アーム10,11が互いに鏡像対称的に形成され、か
つ特にその出発位置の方へ互いに反対向きにばね付勢さ
れていることを特徴とする、請求項1と実施態様項1か
ら実施態様項5までのいずれか一つに記載の電気機械式
計数装置。
7.揺動アーム10,11が出発位置にあるときに、操作ボス
9の差し込み部分17が第1のスリット区間46の上縁56,5
6aに接触し、かつ操作アンカー8の操作時に、斜めのス
リット区間47内にあり、揺動アーム10,11の揺動時に差
し込み部分が斜めのスリット区間47の下縁60,60aに接触
していることを特徴とする、請求項1と実施態様項1か
ら実施態様項6までのいずれか一つに記載の電気機械式
計数装置。
8.操作アンカー8の一方の爪アーム54が突出するフィン
ガー状の突起52を備え、この突起が操作ホイール7に係
合し、操作ホイール7の歯50がそれぞれ、特にほぼ半径
方向に延びる凹部51を備え、この凹部に操作アンカー8
の突起52が挿入されていることを特徴とする、請求項1
と実施態様項1から実施態様項7までのいずれか一つに
記載の電気機械式計数装置。
9.揺動アームがコイル支持体26,27としてのボス状の突
出部材を備え、この突出部材が特に、所属の揺動アーム
10,11に一体に形成されていることを特徴とする、請求
項1と実施態様項1から実施態様項8までのいずれか一
つに記載の電気機械式計数装置。
10.コイル28,29がコイル支持体26,27にかしめ、特に加
熱かしめによって固定され、コイル28,29が特に直列に
接続されていることを特徴とする、請求項1と実施態様
項1から実施態様項9までのいずれか一つに記載の電気
機械式計数装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電気機械式計数装置を第2図の矢
印I方向に見た図、第2図は第1図のII−II線に沿った
断面図、第1a図と第2a図は操作位置にある計数装置の、
第1図および第2図に対応する図、第3図は第1図に示
した本発明による計数装置の数字ローラと駆動歯車を示
す図、第4図は第3図の矢印IV方向から見た断面図、第
5図と第6図はそれぞれ、本発明による計数装置の揺動
アームへのコイルの固定方法を示す断面図である。 2……駆動装置、3……ケーシング、4,4a……数字ロー
ラ、7……操作ホイール、8……操作アンカー、10,11
……揺動アーム、28,29……コイル、38……永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリッツ キューブラー ドイツ連邦共和国 D‐7730 ファウエ ス・シュヴェニンゲン シューベルトシ ュトラーセ 47 (56)参考文献 実開 昭62−201015(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 1/00 - 3/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内に数字ローラが収納され、こ
    の数字ローラが駆動装置によって操作可能であり、駆動
    装置が永久磁石と、揺動アーム上に設けられたコイルと
    を備え、揺動アームが操作アンカーに連結され、数字ロ
    ーラをステッピング運動させるために操作ホイールがこ
    の操作アンカーによって操作可能である電気機械式計数
    装置において、 第1の揺動アームに機械的に連結されていない、コイル
    (28または29)を備えた第2の揺動アーム(10または1
    1)が設けられ、両揺動アーム(10,11)が、数字ローラ
    (4,4a)を操作するために、逆向きに同期してかつ永久
    磁石の極面に対して垂直方向に揺動可能であり、揺動ア
    ーム(10,11)の間に永久磁石(38)が設けられ、両揺
    動アーム(10,11)がケーシング(3)に弾性的に支持
    されていることを特徴とする電気機械式計数装置。
JP2245963A 1989-09-16 1990-09-14 電気機械式計数装置 Expired - Fee Related JP3004040B2 (ja)

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JPH03105698A JPH03105698A (ja) 1991-05-02
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