JP3001776B2 - 作業車両等におけるエンジンルームの排風構造 - Google Patents

作業車両等におけるエンジンルームの排風構造

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JP3001776B2
JP3001776B2 JP6195986A JP19598694A JP3001776B2 JP 3001776 B2 JP3001776 B2 JP 3001776B2 JP 6195986 A JP6195986 A JP 6195986A JP 19598694 A JP19598694 A JP 19598694A JP 3001776 B2 JP3001776 B2 JP 3001776B2
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exhaust
muffler
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康憲 小室
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/08Air inlets for cooling; Shutters or blinds therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/20Off-Road Vehicles
    • B60Y2200/22Agricultural vehicles
    • B60Y2200/221Tractors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトラクターのような作
業車両等におけるエンジンルームの排風構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来近時トラクター等の作業車両では、
エンジン排気用マフラーをエンジンルーム内に設置する
ものが多くなっているが、その取付構造はボンネットサ
イドカバー内にサイドカバーと平行に前後方向に設置
し、サイドカバーの排風窓部分内側とマフラーの対応外
周面又はマフラー外周に設けた遮熱板との間に熱風の排
風路を形成したものが知られている。そして上記排風路
はマフラー外周又は遮熱板外周面とサイドカバー内面と
が略平行になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トラクターの
走行やエンジンの作動時には、ボンネットのフロントグ
リルから導入されて上記排風路にマフラー回りの熱気を
外部に排出すべく排風が流入するが、上記通風路の周壁
が平行な状態では、熱風が後方に送られて排風窓より効
率的に排出されずにエンジンルーム内に滞留して内部機
器類のオーバーヒートを招き、又は内部の熱気が後方の
運転席近傍に漏出して作業環境の悪化を招く等の問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の排風構造は、ルームカバー3によって覆わ
れるエンジンーム6に、内部に冷却用の通風を行う通風
機構を備え、上記エンジンルーム6内に上記通風方向に
沿ってマフラー8を設けると共に、該マフラー8とルー
ムカバー3間に排風路15を形成し、該排風路15中の
ルームカバー3に排風窓22を形成したものにおいて、
上記排風路15を通風上流側が広く、下流側が狭くなる
ように排風窓22に対して排風路壁面を傾斜せしめて形
成したことを特徴としている。
【0005】
【作用】エンジン7の作動又は車両の走行により、通風
機構がエンジンルーム6内で通風作用をする際に、マフ
ラー8とルームカバー3の間に、通風上流側が広く、下
流側が狭くなるように排風窓22に対して排風路壁面を
傾斜せしめて形成した排風路15によって冷却用の排風
がルームカバー3の排風窓22に案内され、エンジンル
ーム6内に滞留した熱風を効率良く排出する。
【0006】
【実施例】図1は、本考案の機構を応用したトラクター
1を示し、ボンネット2下部には、ボンネット2,サイ
ドカバー(ルームカバー)3,シャーシ4に囲まれたエ
ンジンルーム6を構成し、エンジンルーム6内には図2
に示すように、エンジン7,マフラー8,ラジエータ9
等が内装されており、その前方にはグリル11が装備さ
れている。ボンネット2後方には、運転席12が設けら
れており運転席12よりエンジン7を動作させることに
より駆動力を得て、それをトランスミッション13を介
して駆動輪14または14と16に伝達し、運転席12
前方部より突出したステアリングハンドル17を回転さ
せることにより操向しながらトラクター1を走行させ
る。
【0007】前記ボンネット2内に図2,図3,図4の
ように内装された前記マフラー8からはテールパイプ1
8が突出し、排気を前方斜め下方に排出するように構成
されている。またマフラー8には、遮熱板19が図5の
ように取付ボルト21によって取り付けられており、こ
の遮熱板19は、正面視で略水平な天板19aと略垂直
な側板19bとがアングル状断面をなし、サイドカバー
3の内面に対して側板19b外側面との隙間が前方では
広く、後方では狭くなっているような構造の排風路15
が形成されている。つまり平面視では側板19bは、サ
イドカバー3に対して前方から後方に向かって順次狭く
なるように斜めに角度を持った構成となっている。また
遮熱板19の側面方向のサイドカバー3には、グリル状
をなし又はパンチングメタル等を設けた排風窓22が設
置されており、排風窓22に対して、排風路15の一方
の壁面をなす遮熱板19の外側面が対向するように傾斜
している。
【0008】上記エンジンルーム6内の温度は、トラク
ター1の動作中は、エンジン7の作動によりマフラー8
自体が高温になり、この高温の熱風がエンジンルーム6
内に溜まって機器類に悪影響を及ぼすほか、運転席へも
熱風が漏れる等の問題がある。この熱風を排出するため
前記排風窓22が設置されているが、上記熱風を効率良
く排出することは非常に難しい。
【0009】これに対し、上記機構によれば、エンジン
7と共に冷却ファン(図示しない)が作動し又はトラク
ター1が走行すると、グリル11からラジエータ9を通
して排風が流入し、遮熱板19に当たる。この時遮熱板
19はサイドカバー3に対して斜めに角度を持っている
ので、排風路15内に流入した排風は、遮熱板3の外側
面に当たり上記排風窓22方向に変化し、エンジンルー
ム6内に溜まった熱風を排風窓22から外部に流出させ
る。この結果非常に高い排風効率と、エンジンルーム6
内の温度上昇防止効果、エンジン7全体の冷却性能の向
上が得られ、エンジン7やその他の機器類をオーバーヒ
ートする事なく動作させることができるほか、運転席近
傍への熱風の漏出もない。
【0010】図6,図7は、サイドカバー3の内面に対
してマフラー8外側面が傾斜して排風路15を形成した
例を示し、前記マフラー8は、サイドカバー3に対して
マフラー8とサイドカバー3との隙間が前方では広く、
後方では狭くなっているように取り付けられている。つ
まり平面視でマフラー8自体が、サイドカバー3に対し
て斜めに角度を持って取り付けられており、マフラー8
の左外周面とサイドカバー3の内面とで排風路15を形
成している。その他の構成は、図1から図5に示すもの
と共通しているので説明を割愛する。
【0011】この構成によれば排風路15に流入した冷
却風は、マフラー8の右側面部に当たり、この時マフラ
ー8はサイドカバー3に対して斜めに角度を持って取り
付けられているので、該マフラー8の右側面部に当たっ
た冷却風の流れを上記排風窓22方向に変化させ、前記
の流入してきた冷却風を排風窓22から外部に流出させ
るような一定方向の流れを持たせるようになっている。
【0012】図8,図9は遮熱板19の側板19aに複
数の整流板25を付設した例を示し、マフラー8には、
図9のように正面視ゲート状断面をなす遮熱板19が取
付ボルト21によりマフラー8の上部を左右両側方の三
方向を囲むようにして装着されており、遮熱板19に
は、単数又は複数の整流板25が前方を上に、後方を下
にして傾斜させて、且つ該傾斜角度が調節可能なように
長孔となっている調節孔26を介して調節ネジ27によ
って取り付けられ、エンジン7が回転し、排風路15を
通して排風が流れ込むと整流板25により排風の方向が
斜め下後方に変わり、エンジン7等から発生したエンジ
ンルーム6内の熱風は、排風の流れの方向に従ってボン
ネット2下方の開放部よりスムーズに排出されるように
構成されている。
【0013】
【発明の効果】以上のように構成される本発明によれ
ば、エンジンの作動又は車両の走行により、通風機構が
エンジンルーム内で通風作用をする際に、高温放熱され
るマフラー外位置のルームカバー内面側の傾斜した通風
路により、冷却用の排風がルームカバーの排風窓に案内
されながら効率良く外部に排出される。
【0014】このためマフラー外周の冷却効果が高くな
りエンジン内への熱風の滞留もなくエンジンやその他の
機器のオーバーヒートが防止され、エンジンルームから
運転席等へ流れる熱風量も少なくなるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクター全体斜視図である。
【図2】ボンネット内部を透視した斜視図である。
【図3】ボンネット排風路部の平面図である。
【図4】ボンネット排風路部の右側面図である。
【図5】図4のAーA矢視図である。
【図6】他の排風構造を示すボンネットの平面図であ
る。
【図7】同じくボンネットの右側面図である。
【図8】整流板付き排風部の右側面図である。
【図9】整流板付き排風部の正面図である。
【符号の説明】
3 ルームカバー(サイドカバー) 6 エンジンルーム 8 マフラー 15 通風路 22 排風窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 1/06 F01P 5/06 504 B60K 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルームカバー(3)によって覆われるエ
    ンジンーム(6)に、内部に冷却用の通風を行う通風機
    構を備え、上記エンジンルーム(6)内に上記通風方向
    に沿ってマフラー(8)を設けると共に、該マフラー
    (8)とルームカバー(3)間に排風路(15)を形成
    し、該排風路(15)中のルームカバー(3)に排風窓
    (22)を形成したものにおいて、上記排風路(15)
    を通風上流側が広く、下流側が狭くなるように排風窓
    (22)に対して排風路壁面を傾斜せしめて形成した作
    業車両等におけるエンジンルームの排風構造。
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