JP2998951B2 - 棒状回転工具 - Google Patents

棒状回転工具

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JP2998951B2 JP29599796A JP29599796A JP2998951B2 JP 2998951 B2 JP2998951 B2 JP 2998951B2 JP 29599796 A JP29599796 A JP 29599796A JP 29599796 A JP29599796 A JP 29599796A JP 2998951 B2 JP2998951 B2 JP 2998951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、切削加工や塑性
変形加工に用いられるタップやエンドミル、ドリル、リ
ーマ等の棒状(又は、円筒状、円柱状)回転工具に関
し、特に、切削油などの流体を刃部へ供給するために、
シャンク部から刃部の溝に至る流体供給溝を備えた棒状
回転工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 タップやエンドミルなどの切削工具で
は、切削の際に生じる切りくずを排出するとともに、切
削部分を潤滑し、かつ、冷却する必要がある。このため
実公平5−25782号公報に記載される切削タップで
は、シャンク部端面からねじ部の溝に連通する油溝が設
けられ、この油溝からねじ部の溝へ切削油が供給され
る。ねじ部の溝へ供給された切削油により、ねじ部が潤
滑かつ冷却されるとともに、切りくずが外部へ排出され
る。また、実公平4−2743号公報に記載されるエン
ドミルでは、シャンク部端面から切りくず排出溝に至る
直線状の溝が設けられている。この直線状の溝から、エ
アーや油等の流体が切りくず排出溝に供給され、切りく
ずの排出が円滑に行われる。
【0003】一方、塑性変形加工によりめねじを形成す
る盛上げタップにおいても、加工時におけるねじ部の潤
滑効果を向上するため、ねじ部へ潤滑油を供給するもの
がある。特公昭40−1748号公報に記載される盛上
げタップでは、シャンク部端面からねじ食付き部に至る
1本の潤滑油供給溝と、その潤滑油供給溝の先端から工
具軸芯の反対側へ貫通する貫通穴とが設けられ、この潤
滑油供給溝と貫通穴とから、潤滑油がねじ部全体へ供給
されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、実公
平5−25782号公報に記載される切削タップでは、
ねじ部の溝はシャンク部の溝とそれぞれ個別に連通され
ているので、ねじ部の溝数と同数の溝をシャンク部に設
けるとともに、ねじ部の溝とシャンク部の溝との位相を
合わせなければならない。よって、タップ設計上の制約
が増大するとともに、製造工程が煩雑になってしまうと
いう問題点があった。また、シャンク部後端の断面は正
方形なので、そのシャンク部後端に3つの溝を配置する
と、アンバランスな配置となって見栄えを悪くしてしま
うとともに、正方形の角部付近に溝が設けられると、そ
の部分が破損し易くなってしまうという問題点があっ
た。更に、溝の配置如何によっては、各ねじ部の溝への
切削油の供給が不均一になってしまい、その結果、形成
されためねじの精度を低下させてしまうという問題点が
あった。
【0005】また、実公平4−2743号公報に記載さ
れるエンドミルでは、切りくず排出溝は螺旋状に形成さ
れているが、この螺旋状の切りくず排出溝に、刃部を傷
つけることなく、直線状の流体供給溝を連通させる加工
は、非常に困難であるという問題点があった。また、4
本の切りくず排出溝の2本にのみ、シャンク部端面から
切りくず排出溝に至る直線状の流体供給溝が設けられて
いるが、切りくず排出用のエアーや油等の流体は、この
流体供給溝を経由して切りくず排出溝に供給されるの
で、流体供給溝と連通されない2本の切りくず排出溝に
は、エアーや油等が供給されず(供給されても少量なの
で)、効率よく切りくずを排出することができないとい
う問題点があった。一方、4本の切りくず排出溝の全て
に流体供給溝を設けると、シャンク部にも4本の流体供
給溝を設けなければならず、製造工程が煩雑になると共
に、設計上の制約が増大してしまうという問題点が生じ
る。
【0006】更に、特公昭40−1748号公報に記載
される盛上げタップでは、貫通穴の製造が困難であると
ともに、その貫通穴を通って流出する潤滑油の量が少な
く、ねじ部への潤滑油の供給が不均一になってしまうと
いう問題点があった。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、シャンク部から刃部の溝に至る流
体供給溝を備えた、設計及び製造が容易な棒状回転工具
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の棒状回転工具は、先端側に設けられ
た刃部と、その刃部に設けられた溝と、後端側に設けら
れたシャンク部とを備え、更に、前記シャンク部の後端
側外周に設けられた第1流体供給溝と、その第1流体供
給溝と異なる仕様で、前記シャンク部の刃部側外周に設
けられ、前記刃部に設けられた前記溝と連通する第2流
体供給溝と、前記第1及び第2流体供給溝の間の前記シ
ャンク部外周に周設され、前記第1及び第2流体供給溝
と連通する環状溝とを備えている。
【0009】この請求項1記載の棒状回転工具によれ
ば、シャンク部をホルダのコレットに装着すると、第1
流体供給溝及び環状溝の開口面は、コレットの内周面に
より閉鎖され、第1流体供給溝及び環状溝は穴状の流路
となる。この状態において、切削又は塑性変形加工のた
めに、ホルダから各第1流体供給溝へ油やエアーなどの
流体を供給すると、その流体は、第1流体供給溝及び環
状溝から周囲に飛散することなく、満遍なく各第2流体
供給溝に噴出され、その各第2流体供給溝から刃部の溝
に吹き出される。
【0010】請求項2記載の棒状回転工具は、請求項1
記載の棒状回転工具において、前記第1流体供給溝の溝
数は、前記第2流体供給溝の溝数と異なっている。第1
流体供給溝と第2流体供給溝の溝数が異なっていても、
両流体供給溝は環状溝により連通されているので、第1
流体供給溝から供給された流体は、環状溝を経由して、
全ての第2流体供給溝に満遍なく供給される。よって、
第1流体供給溝の溝数は、第2流体供給溝の溝数に関係
なく、シャンク部の形状等に合わせて決定できるので、
バランスのよい棒状回転工具を容易に設計し、かつ、製
造することができる。
【0011】請求項3記載の棒状回転工具は、請求項1
または2に記載の棒状回転工具において、前記第2流体
供給溝の工具軸芯に対する傾きは、前記刃部に設けられ
た前記溝の工具軸芯に対する傾きと略同一であり、且
つ、前記第1流体供給溝の工具軸芯に対する傾きと異な
っている。即ち、第2流体供給溝の傾きと刃部の溝との
傾きは略同一であるので、刃部を傷つけることなく、第
2流体供給溝を形成することができる。一方、第2流体
供給溝の傾きと第1流体供給溝の傾きは異なっているも
のの、両流体供給溝の間には環状溝が形成されているの
で、相手側の流体供給溝を傷つけることなく、流体供給
溝を形成することができる。従って、棒状回転工具を容
易に製造することができる。
【0012】請求項4記載の棒状回転工具は、請求項1
から3のいずれかに記載の棒状回転工具において、前記
第1流体供給溝の断面積は、前記第2流体供給溝の断面
積と異なっている。よって、第1流体供給溝の総断面積
と第2流体供給溝の総断面積との比率を調整するによ
り、第2流体供給溝へ噴出される流体の圧力を調節する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、棒状
(又は、円筒状、円柱状)回転工具の一例としての切削
タップの正面図である。また、図2(a)は図1の切削
タップの上面図、即ち、図1におけるA矢視図であり、
図2(b)はその底面図、即ち、図1におけるB矢視図
である。
【0014】切削タップ1は、先端側にねじ部2を、後
端側にシャンク部3を備えている。ねじ部2の先端に
は、食付き部2aが設けられ、その食付き部2aに連続
する後端側には、完全ねじ部2bが設けられている。ま
た、ねじ部2の外周には、3本の切りくず排出用の溝2
c,2c,2cが、切削タップ1の軸線方向に沿って、
それぞれ直線状に形成されている。各溝2cは、ねじ部
2の外周に略120°の間隔で均等に配設されており、
また、その後端は、シャンク部3の円柱部分3a外周に
形成された3本の流体供給溝3d,3d,3dに、それ
ぞれ個別に連通されている。
【0015】シャンク部3の中央やや後端側の円柱部分
3aの外周には、環状の環状溝3bが周設されている。
ねじ部2の各溝2cと連通する3本の流体供給溝3d
は、この環状溝3bに連通している。環状溝3bの後端
側には、2本の流体供給溝3c,3cが連通されてい
る。この流体供給溝3c,3cは、シャンク部3の外周
に、切削タップ1の軸線方向に沿って、それぞれ直線状
に形成されている。各流体供給溝3c,3cの後端は、
円柱部分3aの後方に設けられたシャンク四角部3eの
端面に及んで連続して形成されている。シャンク四角部
3eは、その断面形状が正方形に形成されており、この
シャンク四角部3eの4面のうち、相対向する2面の略
中央部分に、前記した2本の流体供給溝3c,3cが形
成されている。
【0016】このように、シャンク部3に形成された流
体供給溝3c,3dは、環状溝3bを介して連通され、
その結果、切削タップ1のシャンク部3端面からねじ部
2の溝2cに至る切削油の流路4が形成される。また、
シャンク部3側の各流体供給溝3cの総断面積、特に、
シャンク四角部3e端面の各流体供給溝3cの総断面積
は、ねじ部2側の各流体供給溝3dの総断面積より大き
くされている。このためホルダ5から給油され、シャン
ク部3側の流体供給溝3cへ供給された切削油7は、ね
じ部2側の各流体供給溝3dへ、給油時の圧力より大き
な圧力で噴出される。
【0017】次に、図3及び図4を参照して、前記した
切削タップ1の作用を説明する。図3及び図4は、切削
タップ1をホルダ5及びコレット6に装着した状態を示
す部分的な断面図である。切削タップ1をホルダ5及び
コレット6に装着すると、流体供給溝3c,3d及び環
状溝3bの開口は、ホルダ5及びコレット6によって閉
鎖され、ねじ部2の溝2cに至る穴状の流路4とされ
る。
【0018】この状態で切削タップ1を被切削物である
ワーク8の孔8aへ螺進させるとともに、ホルダ5から
切削タップ1へ切削油7を供給する。すると、切削油7
は、シャンク四角部3eの2本の流体供給溝3c,3c
を通過し、その流体供給溝3c,3cと連通する環状溝
3bに噴出する。噴出した切削油7が環状溝3b内で一
杯になると、切削油7は、更に、その環状溝3bと連通
する3本の流体供給溝3d,3d,3dに満遍なく噴出
し、ねじ部2の溝2c,2c,2cに吹き出される。満
遍なくねじ部2の各溝2cに吹き出された切削油7は、
ねじ部2を潤滑し及び冷却するとともに、めねじの形成
時に生じた切りくずをシャンク部3側へ排出する。切削
タップ1の螺進に伴って、ワーク8の孔8aの内周面に
はめねじが徐々に形成されるが、このめねじの形成に伴
って生じる切りくずは、ねじ部2の各溝2cに満遍なく
吹き出された切削油7とともに、シャンク部3側へ排出
されるのである。
【0019】以上説明したように、本実施例の切削タッ
プ1によれば、ねじ部2側の流体供給溝3dとシャンク
部3側の流体供給溝3cとは、共にシャンク部3の外周
に形成され、両流体供給溝3c,3dの間に周設された
環状溝3bにより連通されている。よって、切削油7
は、シャンク部3側から各流体供給溝3c,3d及び環
状溝3bを介して、直接ねじ部2へ供給される。このた
め従来のように、切削油7を外部から噴出してねじ部2
へ供給する場合に比べて、切削油7をより確実にねじ部
2へ供給することができる。
【0020】また、両流体供給溝3c,3dは環状溝3
bによって連通されているので、両流体供給溝3c,3
dの溝数を必ずしも一致させる必要がない。即ち、溝数
は、ねじ部2の溝2cの数やシャンク部3の形状に合わ
せた溝数とすることができる。このため、断面が正方形
のシャンク四角部3eにも、バランス良く流体供給溝3
cを設けることができるので、シャンク部3の強度を不
用意に低下させてしまうことがない。また、両流体供給
溝3c,3dの位相を合わせる必要もないので、切削タ
ップ1の設計及び製造を簡易化することができる。
【0021】更に、両流体供給溝3c,3dの間に環状
溝3bを介在させることにより、シャンク部3側の流体
供給溝3cの断面積とねじ部2側の流体供給溝3dの断
面積とを異なったものとすることができる。即ち、シャ
ンク部3側の流体供給溝3cの総断面積、特に、シャン
ク四角部3e端面の各流体供給溝3cの総断面積と、ね
じ部2側の流体供給溝3dの総断面積とを調節すること
により、ホルダ5から給油される切削油7のねじ部2の
溝2cへの吹き出し圧力を調節することができる。具体
的には、ねじ部2側の流体供給溝3dの総断面積を、シ
ャンク四角部3e端面の流体供給溝3cの総断面積の1
/2とすることにより、切削油7のねじ部2の溝2cへ
の吹き出し圧力を、ホルダ5からの給油圧力の2倍にす
ることができる。本実施例では、シャンク四角部3e端
面の流体供給溝3cの総断面積の方が、ねじ部2側の流
体供給溝3dの総断面積より大きいので、ホルダ5から
の給油圧力以上の圧力で、切削油7がねじ部2の溝2c
へ吹き出される。
【0022】なお、シャンク部3の外径を大きくするこ
とにより、次のような効果が得られる。シャンク部3の
外径を大きくすると、シャンク部3側の流体供給溝3c
を深く形成すること、即ち、切削油7の供給部分である
シャンク四角部3e端面の流体供給溝3cの断面積を大
きくすることができる。シャンク四角部3e端面の流体
供給溝3cの断面積を大きくすると、切削油7の供給量
を多くすることができるので、ねじ部2へ十分な量の切
削油7を供給することができ、めねじ加工をより円滑に
行うことができるのである。
【0023】各流体供給溝3c,3d及び環状溝3b
は、切削タップ1の外周に設けられているので、大径の
タップのみならず小径の切削タップ1においても、各溝
3b,3c,3dを容易に製造することができる。ま
た、タップ1内に孔が設けられていないので、この点に
おいてもタップ1の強度を低下させてしまうことがな
い。
【0024】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0025】例えば、本実施例は、棒状回転工具の一例
として、切削タップ1を用いて説明した。しかし、本発
明は、盛上げタップやエンドミル、ドリル、リーマ等の
棒状回転工具にも当然に用いることができる。また、流
体供給溝3c,3dに供給される流体は、必ずしも切削
油7に限られるものではなく、切削加工を行う棒状回転
工具にあっては、切削液、切削気体、切削剤など、塑性
変形加工を行う棒状回転工具にあっては潤滑油などであ
っても良い。
【0026】本実施例の流体供給溝3c,3dの溝数
は、ねじ部2の方の溝数がシャンク部3の方の溝数より
多くされていた。しかし、これとは逆に、ねじ部2側の
流体供給溝3dの溝数をシャンク部3側の流体供給溝3
cの溝数より多く形成してもよい。また、ねじ部2側の
流体供給溝3dとシャンク部3側の流体供給溝3cは共
に直線状に形成されたが、例えば、ねじ部2側の溝2c
が螺旋状に形成されている場合には、その溝2cに連通
するねじ部2側の流体供給溝3dを螺旋状に形成し、シ
ャンク部3側の溝3cを直線状に形成するようにしても
よい。螺旋状の流体供給溝と直線状の流体供給溝との間
には、環状溝3bが形成されているので、一方の溝(螺
旋状の溝)の加工時に他方の溝(直線状の溝)を傷つけ
てしまったり、あるいは、シャンク部側3の溝3cの加
工時にねじ部2を傷つけてしまうことがない。
【0027】本実施例の環状溝3bは、シャンク部3の
外周全周にわたって形成されたが、ねじ部2側とシャン
ク部3側の流体供給溝3c,3dを連通させるものであ
れば、シャンク部3の外周に部分的に形成するようにし
てもよい。
【0028】
【発明の効果】 本発明の棒状回転工具によれば、シャ
ンク部に設けられた第1流体供給溝と第2流体供給溝
は、両流体供給溝の間に設けられた環状溝により連通さ
れているので、各流体供給溝を各部に適した異なった仕
様でそれぞれ製作することができるという効果がある。
よって、両流体供給溝の溝数の一致や位相合わせが不要
になり、棒状回転工具の設計上の自由度を増すことがで
きるとともに、その製造を容易なものとすることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である切削タップの正面図
である。
【図2】 (a)は図1におけるA矢視図であり、
(b)は図1におけるB矢視図である。
【図3】 切削タップをホルダ及びコレットに装着した
状態の部分的な断面図である。
【図4】 切削タップをホルダ及びコレットに装着した
状態の部分的な断面図である。
【符号の説明】
1 切削タップ(棒状回
転工具) 2 ねじ部(刃部) 2c 溝(刃部に設けられ
た溝) 3 シャンク部 3b 環状溝 3c 流体供給溝(第1流
体供給溝) 3d 流体供給溝(第2流
体供給溝) 4 流路 5 ホルダ 6 コレット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側に設けられた刃部と、その刃部に
    設けられた溝と、後端側に設けられたシャンク部とを備
    えた棒状回転工具において、 前記シャンク部の後端側外周に設けられた第1流体供給
    溝と、 その第1流体供給溝と異なる仕様で、前記シャンク部の
    刃部側外周に設けられ、前記刃部に設けられた前記溝と
    連通する第2流体供給溝と、 前記第1及び第2流体供給溝の間の前記シャンク部外周
    に周設され、前記第1及び第2流体供給溝と連通する環
    状溝とを備えたことを特徴とする棒状回転工具。
  2. 【請求項2】 前記第1流体供給溝の溝数は、前記第2
    流体供給溝の溝数と異なっていることを特徴とする請求
    項1記載の棒状回転工具。
  3. 【請求項3】 前記第2流体供給溝の工具軸芯に対する
    傾きは、前記刃部に設けられた前記溝の工具軸芯に対す
    る傾きと略同一であり、且つ、前記第1流体供給溝の工
    具軸芯に対する傾きと異なっていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の棒状回転工具。
  4. 【請求項4】 前記第1流体供給溝の断面積は、前記第
    2流体供給溝の断面積と異なっていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の棒状回転工具。
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