JP2997600B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JP2997600B2
JP2997600B2 JP4110002A JP11000292A JP2997600B2 JP 2997600 B2 JP2997600 B2 JP 2997600B2 JP 4110002 A JP4110002 A JP 4110002A JP 11000292 A JP11000292 A JP 11000292A JP 2997600 B2 JP2997600 B2 JP 2997600B2
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恵三 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プログラマブルコン
トローラ(以下、「PLC」という。)の様な所定の外
部装置と接続され、その外部装置中のデータ変化に対応
した表示動作を行う表示制御装置であって、特に作図機
能を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の図形データは、コンピュー
タ上に構成された図形描画機能を利用して画面上で直接
図形を描き、その描いた図形をベクトルあるいはイメー
ジデータとして保存し、適宜時期に利用する方法が一般
的であった。
【0003】更に図形の描画方法として、オペレータが
原図を見ながらマウスなどの指示手段を用いて描画位置
を画面上で指定する他に、タブレットやデジタイザを利
用し、原図の上をトレースしながら、入力座標の位置指
定をする方法も知られる。
【0004】また、紙面上に描いた図形を、イメージス
キャナを用いてイメージデータとしてコンピュータ内に
そのまま取り込んで利用したり、取り込んだイメージデ
ータを自動的にベクトル変換することも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オペレ
ータが原図を見ながら画面上で座標位置を指定をする方
法は、図形の入力位置、サイズあるいは形などの情報を
具体的に把握すること自体が困難で、的確な作図を短時
間に行うには熟練を要する。
【0006】一方、タブレットなどを利用して原図をそ
のままトレースする方法は、図面サイズを入力手段にあ
わせて予め縮小あるいは拡大するなどの前処理を行う必
要があるとともに、作図中における原図の位置ずれを防
止しなければならないなど、依然として不都合が多い。
【0007】また、イメージデータをそのまま利用する
方法は、保存すべきデータ量が多くなり過ぎ、データの
取り扱いが繁雑となる。更にそのデータをベクトル化し
ようとしても、扱うデータに曖昧な部分が多いために完
全なベクトルデータが得られず、後処理として修正操作
が不可欠となる。しかもこの修正作業は、場合によって
は最初から図形を作成するのと同等の手間を要するな
ど、依然として問題が多い。
【0008】本発明者等は上記した不都合に鑑みて考察
を行なった結果、仕様書などには、表示制御装置におけ
る表示図形としてそのまま利用しうる図形が描かれるこ
とが多く、従ってその図形を原図としてイメージデータ
化するとともに、これを画面上に表示し下図として参照
および修正を可能としながら、図形のベクトル化処理を
同一画面上で並行して行うことにより、上記した問題を
一挙に解消できることを知見した。更に、原図を下図と
して利用した場合にあっても、その下図を忠実に再現し
た複雑なものよりも、むしろ抽象化した簡単なものの方
が直感的に判りやすく、この種の表示制御装置で使用さ
れる図形としては適していることを知見した。
【0009】本発明は上記した知見に基づいてなされた
ものであって、表示制御装置における表示用の図形が簡
単に作成および設定できる表示制御装置を提供すること
を目的とする。
【0010】上記した目的を達成するため、本発明に
かる表示制御装置においては、作図部と、その作図部を
用いて作成した図形に基づき表示を行う表示制御部とを
備えている。 ここで表示制御部は、実行すべき個別の表
示内容を特定する複数の参照情報から1組の処理指示語
を構成し、制御すべき一連の表示内容に対応して処理指
示語を複数組設定するとともに、その処理指示語を解読
して解読内容に対応した表示動作を行うことにより、P
LCの様な外部装置と通信ラインを介して受け渡される
状態情報に対応した表示を可能とするものである。 また
作図部は、図1および図2にその構成を概略的に示す如
く、任意の紙面(10)上に描かれた原図(12)をイメージデ
ータに変換するイメージデータ変換手段(22)と、ディス
プレイの表示画面(88)上における手動による指示によ
り、少なくとも指示位置(18)の座標データを入力可能と
するデータ入力手段(26)と、そのデータ入力手段(26)か
ら取り込まれたデータに基づいてベクトルデータを作成
するベクトルデータ作成手段(28)と、上記したイメージ
データ変換手段(22)により作成されたイメージデータに
対応したイメージデータ図形と、上記したベクトルデー
タ作成手段(28)で作成されたベクトルデータに対応した
ベクトルデータ図形とを表示画面(88)上に表示可能とし
た表示手段(24)と、作成されたベクトルデータを記憶可
能とするベクトルデータ記憶手段(34)とを備えている。
【0011】更に、上記したイメージデータ図形を、直
線や円弧の様な基本的な複数種類の図形および表示属性
で近似処理し、その近似結果を上記した表示画面(88)上
で表示可能とする一方、その近似結果を例えば上記した
データ入力手段(26)で取捨選択していくことにより、作
成すべきベクトルデータ図形およびその表示属性の一部
または全部を作成可能とする。更にまた、その作成され
たベクトルデータ図形および表示属性と、任意の図形を
ディスプレイの表示画面上で表示するために用意された
図7に例示する様な処理指示語における参照情報とを、
互いに関連付けるための手段を更に備え、上記した作図
動作と、作成されたベクトルデータ図形と処理指示語と
の関連付け動作とを、一連に実施可能としたことを特徴
とする。また、イメージデータ図形を表示可能とする第
1のプレーン(16)と、ベクトルデータ図形を表示可能と
する第2のプレーン(20)とで上記した表示画面(88)を構
成するとともに、両プレーン(16)(20)の互いに重複した
表示を可能とすることが好ましい。
【0012】
【作用】上記した構成により、仕様書などの紙面(10)上
から、イメージデータ変換手段(22)を用いてベクトル化
しようとする原図(12)をイメージデータに変換して修正
手段(32)に入力すると、かかるイメージデータは、表示
手段(24)におけるイメージデータ表示用プレーン(16)上
に展開されて表示される。そこで、データ入力手段(26)
を用いて表示図形を拡大縮小するなどの修正を加えるこ
とにより、下図(14)が完成する。
【0013】ついで、データ入力手段(26)をベクトルデ
ータ作成手段(28)側に切り換え、上記したイメージデー
タ図形を、直線や円弧の様な基本的な複数種類の図形お
よび表示色の様な表示属性で近似処理し、その近似結果
を上記した表示画面(88)上で表示する。その表示画面(8
8)上における近似結果を例えば上記したデータ入力手段
(26)で取捨選択していくことにより、作成すべきベクト
ルデータ図形およびその表示属性の一部または全部が作
成される。 この工程で、必要とするベクトルデータ図形
の全部が作成されなかった場合には、先の下図(14)を例
えばそのまま上からなぞりながら位置座標や図形形状等
の図形を特定するデータの入力を行う。すると、そのベ
クトルデータ作成手段(28)は、入力されたデータを利用
してベクトルデータに変換する一方、ベクトルデータ表
示用の第2のプレーン(20)上にそのベクトルデータ図形
(15)を表示する。そこで、必要に応じてベクトルデータ
を修正してベクトルデータ図形(15)を確定し、そのベク
トルデータをデータ記憶手段(34)に格納することによ
り、一連の図形作成動作が終了する。しかるのち引き続
いて、上記の様にして作成されたベクトルデータ図形お
よび表示属性と、任意の図形をディスプレイの表示画面
上で表示するために用意された処理指示語における参照
情報とを互いに関連付ける動作を行うことにより、同一
のディスプレイ上で作図および処理指示語作成の操作が
一連に行なわれるのである。
【0014】
【発明の効果】以上の様に、紙面(10)上に描かれた原図
(12)をそのままイメージデータ化して表示し、そのイメ
ージデータ図形(14)をベクトルデータ図形(15)の作成時
における下図として利用する様に構成したので、必要な
形状の図形が、比較的簡単な手順で確実に描くことがで
きる。更に、イメージデータ図形(14)を近似処理したも
のを選択することによりベクトルデータ図形(15)および
表示属性が作成される様に構成したので、表示制御装置
に適した図形が容易に作成できる。また、図形作成工程
と処理指示語の設定工程とが一連に実施できるので、図
形表示用の処理指示語が簡単に作成できる。更にまた
示画面(88)を、イメージデータ図形(14)とベクトルデー
タ図形(15)の互いに重複した表示を可能に2つのプレー
ン(16)(20)で構成したので、下図(14)の修正および必要
なベクトルデータ図形(15)の作成が容易に行なえるな
ど、多くの利点を有する。
【0015】
【実施例】以下本発明にかかる表示制御装置を、外部装
置としてPLC使用した一例に基づいて説明する。
【0016】本発明を実施する表示制御装置(36)は、図
3にその全体的な接続状態を示す如く、従来と略同様な
LANシステムにおける通信ライン(38)を介し、各種コ
ンピュータ(40)あるいはPLC(42)からなる外部装置
群、イメージスキャナ(44)の様なデータ入力装置、プリ
ンタ(46)の様なデータ出力装置、あるいは大容量の記憶
装置(48)などと並列に接続されて、各装置間で互いにデ
ータの受け渡しが行われる様に構成している。
【0017】
【PLCの回路構成】表示制御装置(36)がその外部装置
としてアクセスされるPLC(42)は、図4にその概略的
な構成をブロック図で例示する如く、必要とする個別の
機能毎に回路がユニット化され、各ユニットを必要に応
じてバスライン(50)を介して適宜追加可能に並列接続す
ることにより、PLC(42)全体として達成される機能を
増減可能とする従来と略同様な構成のものである(例え
ば、オムロン社製の製品番号「C2000H」)。
【0018】この実施例にあっては、PLC(42)全体を
制御するCPUユニット(52)と、ターゲットシステム(5
4)から送られる検知信号(56)の直接的な取り込みを可能
とする入力ユニット(58)と、ターゲットシステム(54)に
向けて所定の制御信号(60)の出力を可能とする出力ユニ
ット(62)と、各種データを保存するメモリユニット(64)
と、表示制御装置(36)との間で所定のデータ通信を可能
とする計算機リンクユニット(66)とを基本ユニットとし
て備え、CPUユニット(52)で常に入出力手段の変化状
態を監視しておき、新規データ入力等のデータ変化が認
められると、必要な演算処理を施したあとメモリユニッ
ト(64)上における該当のアドレスにアクセスして内容を
書き換え、あるいは出力ユニット(62)に向けてデータを
送出する様に構成している。
【0019】また、ターゲットシステム(54)に対して入
出力される状態情報MDの格納場所が、制御あるいは表
示すべきターゲットシステム(54)上に備えたレベル計や
リミットスイッチの様な受動部品あるいはリレーやモー
タの様な能動部品毎にメモリユニット(64)上に確保さ
れ、入出力されるデータが数値の様なワードデータに対
してはワードデバイスが、オンオフ情報の様なビットデ
ータに対してはビットデバイスがアドレス指定により格
納場所を特定可能にメモリユニット(64)内に設定されて
いる。従って、PLC(42)の内外部からメモリユニット
(64)内における任意のワードデバイスあるいはビットデ
バイスに対してアドレスを指定してアクセスするだけ
で、ターゲットシステム(54)の対応位置を制御し或いは
その動作状態に関する情報MDが個別に取り出せる様に
している。
【0020】
【表示制御装置の回路構成】表示制御装置(36)は、前記
したPLC(42)とともにターゲットシステム(54)の操作
卓などに一体に組み込み、あるいはそれ自身が独立して
配備され、ターゲットシステム(54)に対するデータの作
成、操作および表示盤として使用されるものである。
【0021】具体的には、図5に示す様に、本体ケース
(68)の正面中央位置に大きく設けた開口(70)を閉じる様
にCRT、EL、プラズマあるいは液晶などの各種表示
手段から選択されるディスプレイ(72)を配置する一方、
該ディスプレイ(72)の下方位置に、キーボード(74)のプ
ラグ(76)を着脱自在に取り付けるソケット(78)と、IC
カード(80)に対するデータの入出力動作を行うためのリ
ーダ/ライタ用のソケット(82)とが配置されている。
【0022】本体ケース(68)の内部には図4に示す表示
制御回路(86)を収納する一方、上記したディスプレイ(7
2)における表示画面(88)の前面を透明なタッチパネル(9
0)により密着状態で覆っている。このタッチパネル(90)
に対する、指先あるいは専用の指示具(92)を使った押圧
による指示は、タッチパネルコントローラ(94)を介して
取り込み解析され、システム全体としての運転時におけ
る手動操作と、後で詳述する作図時の座標データ入力を
可能とする。
【0023】表示制御回路(86)の基本的な構成は一般的
なパーソナルコンピュータと略同一であって、バスライ
ン(96)を介してCPU、各種メモリ(98)(100)(102)(10
4)、あるいはグラフィックコントローラ(106)が接続さ
れ、メモリ(98)内に格納されたシステムプログラムに従
ってCPU(97)が所定の演算動作を行う一方、I/Oコ
ントローラ(108)を介してキーボード(74)からデータ入
力を可能とするとともに、作業用メモリ(100)に適宜格
納される各種の演算結果は、グラフィック用メモリ(10
4)内に予め格納されている画像データを用いてグラフィ
ックコントローラ(106)によりビデオRAM(110)上へ展
開され、該ビデオRAM(110)内への書き込み内容に対
応した表示をディスプレイ(72)で行う。
【0024】更にこのビデオRAM(110)は、図1に示
す如く、アナログデータ図形(14)の処理用とベクトルデ
ータ図形(15)の処理用の少なくとも2つのプレーン(1
6)(20)に対応して備えることにより、異なったデ
ータ形式の図形を、ディスプレイ(72)の同一画面(8
8)上に重複して表示させながら、互いに独立して修正や
消去等の必要な作図処理が行える様にしている。
【0025】また、PLC(42)の回路構成に特化したア
ルゴリズムあるいは汎用の通信用プログラムで作動する
通信コントローラ(112)を介し、上記したPLC(42)側
の計算機リンクユニット(66)やイメージスキャナ(44)と
シリアル通信ライン(38)でLAN接続され、互いにデー
タの受け渡しを可能とする。
【0026】
【処理指示語の構成】本発明を実施する表示制御装置(3
6)においては、表やグラフの枠の様な、表示内容に変更
を要しないベース画面、あるいはそのベース画面上で点
滅や色変化させる図6(a)の様な図形(15)などのグラ
フィックデータを、必要とする表示単位毎に1つのファ
イル番号を指定し、予めグラフィック用メモリ(104)中
に格納しておく。
【0027】一方、PLC(42)のメモリユニット(64)内
に構成されたビットまたはワードデバイスが示す状態情
報MDのうち、必要なものを適宜時期に表示制御装置(3
6)側の作業用メモリ(100)上に互いに関連づけながら読
み込む一方、事象データ用メモリ(102)に予め格納して
おいた図7(a)で例示する処理指示語Wを微小時間毎
に間欠的に読み出し、各処理指示語Wの事象名Tで特定
される内容の動作をPLC(42)側から取り出された状態
情報MDを参照しながら実行することにより、PLC(4
2)側のビットデバイスあるいはワードデバイスの内容変
化に即応して変化する表示動作が行われる。
【0028】すなわち処理指示語Wの基本的な構成は、
図7(a)で例示する様に、表示制御動作を実行すべき
ベース画面のファイル番号Fと、該ベース画面上で実行
すべき動作内容を特定する事象名Tと、各実行事象毎に
参照される1又は複数のデータからなる参照情報dとを
1組として備えたものであって、各ベース画面上で実行
されるべき事象数に対応した数の処理指示語Wが事象デ
ータ用メモリ(102)上に格納される。
【0029】例えば図7(b)に示す処理指示語WL
は、グラフィック用メモリ(104)に予めファイル番号F
1として格納しておいたベース画面上に、ファイル番号
F2として格納された例えば図6(a)で示す自動車の
図形(15)を、図6(b)の様に、ディスプレイ(72)の表
示画面(88)におけるベクトルデータの表示プレーン(20)
上に展開して表示するとともに、その図形(15)の表示色
を、PLC(42)側の特定のビットデバイスの値に対応さ
せて表示変更するものである。すなわち、ベース画面の
ファイル番号F1、図形の呼び出しを特定する例えば
「L」から始まる事象名T、呼び出す図形を特定するフ
ァイル番号F2、図形の表示時に参照するPLC(42)側
のビットデバイスのアドレスA1、ビットデバイスが
「1」または「0」の時の色を特定する情報M1、図形
を表示する画面上における座標データX1とから構成さ
れる。
【0030】一方、図7(c)に示す処理指示語WTは
上記とは逆に、タッチパネル(90)に対する押圧操作と連
動して、PLC(42)側に所定のデータを送ってPLC(4
2)或いはそれに接続されたターゲットシステム(54)の制
御を可能とするものであって、ベース画面のファイル番
号F1、タッチパネル操作を特定する例えば「T」から
始まる事象名T、タッチパネル(90)からの入力操作を有
効とするタッチパネル(90)上の入力座標範囲X2・X
3、タッチパネル(90)の押し操作と連動してデータを書
き込むべきPLC(42)側のデバイスのアドレスA2、デ
ータの書き込みがタッチパネル(90)の押圧時期に限定さ
れるモーメンタリなビット書き込みか、絶対値を上書き
するワード書き込みかを特定する動作モードM2、およ
び書き込まれるワードデータまたはワード中のビット位
置情報Dとから構成される。
【0031】
【表示制御装置の動作】次に、図8〜図10に示す流れ
図に従って、表示制御装置(36)の動作、特に表示制御装
置(36)における作図動作について更に詳細に説明する。
【0032】先ず図8のステップ(200)で電源スイッ
チをオンして表示制御装置(36)をスタートさせると、
ステップ(201)において、PLC(42)側と所定のデー
タ通信が行われてシステム全体が自動運転されるオンラ
イン状態か、表示制御装置(36)のみを単独で作動させ
て、処理指示語Wの登録を行うオフライン状態であるか
の選択が行われる。通常はICカード(80)の内容は使用
開始時に初期化されており、組み込みシステムとしての
専用のデータは事象データ用メモリ(102)およびグラフ
ィック用メモリ(104)のどちらにも設定されていない
ので、図9のステップ(210)から始まる事象データの
登録モードに移って、必要なデータの設定処理が行われ
る。
【0033】更に、ステップ(211)でグラフィック用メ
モリ(104)に格納する画像データの作成中であることが
判断されると、図10のステップ(220)から始まる作図
処理に入る。本発明はかかる作図処理の方法に特徴を有
するものであって、ステップ(221)においてまず、仕様
書などの紙面(10)に描かれた図形(12)を原図とし、イメ
ージスキャナ(44)でイメージデータに変換したあと、表
示制御装置(36)内に取り込む。表示制御装置(36)内に取
り込まれたイメージデータは、更にステップ(222)でイ
メージデータ用のビデオRAM(110)上に展開され、そ
れに対応するプレーン(16)において図形(14)の表示を行
う。
【0034】しかる後、表示された図形(14)の位置ある
いは大きさを変更するとともに、必要に応じて表示内容
の加除を行い(ステップ(223))、ステップ(224)でイメ
ージ図形(14)に対する修正が終了したことが判定される
と、ステップ(225)からのトレースモードに入る。
【0035】トレースモードは、アクセス可能なプレー
ンを上記したイメージデータ表示用のプレーン(16)から
ベクトルデータ表示用のプレーン(20)に移すとともに、
上記した修正済みのイメージ図形(14)を下図とし、その
上を画面(88)上でトレースして行くことにより、必要と
する図形を容易にベクトル化できる様にしたものであ
る。
【0036】本発明にあっては、下図となるイメージ図
形(14)を直線や円弧などで予め近似処理するとともに、
その処理結果を中間表示する一方、操作者がその近似結
果を取捨選択していくことにより、ベクトルデータ図形
を作成可能とする。その際、表示色などの表示属性も同
時に選択することができる。操作者自身が直線や円弧等
を判断して作図できることは勿論である。また、画面に
重複して備えたタッチパネル(90)を利用し、その上をペ
ン先の様な指示具(92)で順次になぞっていくことによ
り、トレースした座標が装置内に連続的に取り込まれ
る。一方、ステップ(225)では、入力された位置座標が
設定時間毎に検出され、その位置座標がステップ(226)
で異なっていると判定されると、その位置座標を記憶す
る(ステップ(227))とともに、記憶した位置座標をプ
レーン(20)上に点で表示する。
【0037】更に、ステップ(228)でトレースモードを
終了したことが判断されると、ステップ(229)において
位置座標を一連のベクトルデータに変換するとともに、
そのデータをベクトルデータ表示用のビデオRAM(11
0)に展開し、対応するプレーン(20)上に図形(15)を表示
する(ステップ(230))。この図形(15)に必要な修正を
加えたのち、ステップ(231)でファイル番号F2を特定
してグラフィックデータ用メモリ(104)に記憶すること
により、一連の図形作成動作が終了するのである。
【0038】必要とするベース画面あるいは図形の作成
が全て終了すると、図9のステップ(212)からはじまる
事象データの登録作業に入る。かかる作業は対話形式で
行われ、入力されるデータの内容を表示制御装置(36)側
が判断しながら必要なデータの入力を促すものであっ
て、処理対象となるベース画面F1を開いた状態におい
て、ステップ(212)で実行させる事象名の入力操作をし
たあと、その入力された事象名の頭文字から実行すべき
事象の内容が判断され、ステップ(213)で必要な参照情
報dの入力が促される。
【0039】かかる参照情報dの設定内容を確定させる
と、ステップ(214)で事象データ用メモリ(102)へ確定内
容が記憶されたあと、ステップ(215)に移って必要とす
る全ての事象についての処理指示語Wの登録が行われた
か否かの判定が行われ、「NO」であればステップ(21
2)の事象名入力に戻って次の処理指示語Wの登録作業に
戻るが、「YES」であれば、ステップ(216)に移って
終了する。
【0040】上記したデータの作成動作が終了すると、
図8のステップ(202)のオンライン動作に移り、PLC
(42)との間で必要なデータの受け渡しを行う通信処理動
作と並列的に、あるいは必要とする一連のデータを全て
取り出し終了後、ステップ(203)における各事象の表示
処理が行われ、PLC(42)側のデータ変化に即応した表
示動作を行うのである。
【0041】
【他の実施例】上記した様に、連続して入力される位置
座標を装置側が自動的に間欠的に取り込み記憶するのに
代えて、手動でポイントとなる位置座標を選択して入力
する様にしてもよい。また、下図(14)に対する一連のト
レースが全て終了してから入力位置データをベクトルデ
ータに一括して変換するほかに、1つまたは複数の位置
データを入力する毎にベクトル変換してもよい。
【0042】
【0043】更にイメージ図形(14)のトレースの方法
も、タッチパネル(90)に代えて、マウスやライトペン等
の各種のポインティングデバイス、あるいはキーボード
(74)によるカーソル移動が利用できることは勿論であ
る。また画面(88)上における表示も、イメージデータ用
とベクトルデータ用に個別にビデオRAMを設ける他
に、両データを重複して表示可能としながら個別に修正
等の処理を可能とするものであれば、プログラムにより
ソフト的にデータ処理してもよい。下図(14)の表示色あ
るいは表示時期も、適宜変更して実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる作図状態を示す説明図である。
【図2】本発明の基本的な構成を示す概略図である。
【図3】本発明を実施した一例を示す全体的な構成を示
す説明図である。
【図4】表示制御装置およびPLCの電気的な構成を示
すブロック図である。
【図5】外観形状の概略的な構成を示す一部を破断した
斜視図である。
【図6】画面構成の一例を示す説明図であって、(a)
は表示図形を、(b)は画面上における図形の表示状態
を各々示す。
【図7】処理指示語の具体的な構成を例示する説明図で
あって、(a)は基本的な構成、(b)は図形を呼び出
して表示するための構成、(c)はその図形上でのタッ
チ入力を可能とする構成を各々示す。
【図8】全体的な動作手順を示す流れ図である。
【図9】事象データの登録動作の手順を説明する流れ図
である。
【図10】本発明を実施した一例を示す作図処理動作の
手順を説明する流れ図である。
【符号の説明】
(10) 紙面 (12) 原図 (14) イメージ図形 (15) ベクトル図形 (16) イメージデータ表示用プレーン (18) 作画位置 (20) ベクトルデータ表示用プレーン (22) イメージデータ変換手段 (24) 表示手段 (26) データ入力手段 (28) ベクトルデータ作成手段 (32) イメージデータ修正手段 (34) 記憶手段 (36) 表示制御装置 (44) イメージスキャナ (72) ディスプレイ (88) 表示画面 (90) タッチパネル (92) 指示具 (110) ビデオRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−107380(JP,A) 特開 平1−251090(JP,A) 特開 平1−169511(JP,A) 特開 平1−126717(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 9/00 - 11/80 G09G 5/00 - 5/40 G06F 3/00 - 3/153 340

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作図部と、該作図部を用いて作成した図
    形に基づき表示を行う表示制御部とを備えた表示制御装
    置であって、 上記した表示制御部は、 実行すべき個別の表示内容を特定する複数の参照情報か
    ら1組の処理指示語を構成し、制御すべき一連の表示内
    容に対応して処理指示語を複数組設定するとともに、そ
    の処理指示語を解読して解読内容に対応した表示動作を
    行うことにより、外部装置と通信ラインを介して受け渡
    される状態情報に対応した表示を可能とするものであ
    り、 上記した作図部は、 任意の 紙面上に描かれた原図をイメージデータに変換す
    イメージデータ変換手段と、ディスプレイの表示画面上における手動による指示によ
    り、少なくとも指示位置の座標データを入力可能とする
    データ入力手段と、 該データ入力手段から取り込まれたデータに基づいて、
    ベクトルデータを作成するベクトルデータ作成手段と、 上記したイメージデータ変換手段により作成されたイメ
    ージデータに対応したイメージデータ図形と、上記した
    ベクトルデータ作成手段で作成されたベクトルデータに
    対応したベクトルデータ図形とを表示画面上に表示可能
    とした表示手段と、 作成されたベクトルデータを記憶可能とするベクトルデ
    ータ記憶手段とで構成されており、 上記したイメージデータ図形を、基本的な複数種類の図
    形および表示属性で近似処理し、その近似結果を上記し
    た表示画面上で表示可能とする一方、 その近似結果を取捨選択していくことにより、作成すべ
    きベクトルデータ図形およびその表示属性の一部または
    全部を作成可能とし、更に、 その作成されたベクトルデータ図形および表示属性と、
    任意の図形をディスプレイの表示画面上で表示するため
    に用意された処理指示語における参照情報とを、互いに
    関連付けるための手段を備えるとともに、 上記した作図動作と、作成されたベクトルデータ図形と
    処理指示語との関連付け動作とを、一連に実施可能とし
    たことを特徴とする表示制御装置
  2. 【請求項2】 上記表示手段の表示画面を、 イメージデータ図形を表示可能とする第1のプレーン
    と、ベクトルデータ図形を表示可能とする第2のプレー
    ンとで構成し、両プレーンの互いに重複した表示を可能
    とする請求項1記載の表示制御装置。
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