JP2996125B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2996125B2
JP2996125B2 JP7045247A JP4524795A JP2996125B2 JP 2996125 B2 JP2996125 B2 JP 2996125B2 JP 7045247 A JP7045247 A JP 7045247A JP 4524795 A JP4524795 A JP 4524795A JP 2996125 B2 JP2996125 B2 JP 2996125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等のディス
ク状記録媒体を収納したディスクカートリッジ、または
ディスクカセット、又はディスクハーフに関する。
【0002】
【従来の技術】レッドブック、イエローブック等に規格
され、直径120mmのディスクに情報を記録するコン
パクト・ディスク(以下、CD)システムが音楽用を中
心として広く普及している。このCDシステムでは、デ
ィスクはその片面を使用し、主に再生専用として用いら
れる。またディスクは、はだか状態で扱われることが多
く、操作性の良さから、ディスク装置から出てくる引き
出し状のトレイに載せて装着するトレイローディング方
式が主流となっている。しかし一方では、ディスクを出
入れ可能のCDキャディと呼ばれるディスクカートリッ
ジが存在、使用され、このディスクカートリッジを装置
に挿入するフロントローディング方式も併存する。
【0003】一方、CDシステムは、音楽情報を扱うに
は一応の容量ではあるものの、CD−ROMのように映
像情報を記録する場合には、情報量が増大することから
容量不足となり、記録時間不足や、画質の低下が避けら
れない状況にあった。これに対処する動きとしては、例
えば、規格化が進められているデジタル・ビデオ・ディ
スク(以下、DVD)システム等があげられる。このD
VDシステムでは、ディスクはその両面を使用し、記
録、及び/又は再生用として用いられる。またディスク
は、高密度記録化に伴う信頼性確保の観点から、ディス
クは専用のカートリッジに収納し、保護することを基本
とする方向にある。
【0004】さらには、再生専用が主流であった前記C
Dシステムに対し、書換えを可能化したPDシステムの
発表もある。このPDシステムでは、ディスクはその片
面を使用し、記録、及び/又は再生用として用いられ
る。またディスクは、書換えに伴う信頼性確保の観点か
ら、ディスクは専用のカートリッジに収納する。
【0005】前記CD、DVD、PDの各システムに用
いられるディスクは、いずれも直径120mmと同寸法
であり、前記の各システムのカートリッジも略同形状、
同寸法のものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように類似する
3つのディスクカートリッジの混在に対し、以下が課題
となる。
【0007】1)各システムのディスクカートリッジの
判別。
【0008】2)誤挿入防止 前記のCDキャディは片面記録であり、キャディのケー
ス側にディスクのクランパーが付属されているのに対
し、新ディスクカートリッジは両面記録方式であること
から、クランパーはディスク装置側にある構成となる。
よって、CDキャディが新ディスクカートリッジのディ
スク装置に装着されると2つのクランパー同士が干渉し
てしまう。よって、CDキャディが新ディスクカートリ
ッジのディスク装置に装着されることは阻止する必要が
ある。また、PDシステムのディスクは片面使用であ
り、非使用面での装着を防止する必要がある。
【0009】3)装置へのカートリッジの装着方式にお
いて、フロントローディング方式、及びトレイローディ
ング方式の両方式に対応可能とする。
【0010】4)両面記録対応のため、カートリッジを
上下逆さまに装置へ挿入しても、装置側の判別手段が一
式で、判別可能となる。
【0011】本発明の目的は、前記の課題を解決し、類
似する異種のものとの判別に好適なディスクカートリッ
ジを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のため、本
発明では以下の構成とする。すなわち、第2のディスク
カートリッジと判別可能な第1のディスクカートリッジ
であって、前記第2のディスクカートリッジは、片方の
ディスク面に情報が記録、および/または片方のディス
ク面から情報が再生される第2のディスクと、四角形状
をなし、前記第2のディスクを収納し、前記第2のディ
スクの一部を外部に露出する第2の窓を有してなる第2
のケースと、該第2のケースに移動可能に装着され、前
記第2の窓を開閉する第2のシャッターとを備え、前記
第2のケースは、該第2のケースの外面で、前記第2の
ディスクのディスク面と直交する位置関係にあり、前記
第2のシャッターが沿って移動する第2の直交面を備え
るとともに、該第2の直交面の前記第2のシャッターの
移動方向の2つの端部のうちの片方のみに削減状の第2
の直交面削減部を有し、また、前記第2のケースは、該
第2のケースの外面で、前記第2のディスクのディスク
面と平行な2つの第2の平行面を備えるとともに、該第
2の平行面のうちの一方の第2の平行面に、他方の第2
の平行面に非貫通状に開口された削減状の第2の平行面
削減部を有してなるものであって、前記第2のディスク
と略同一径で、両方のディスク面に情報が記録、および
/または両方のディスク面から情報が再生される第1の
ディスクと、前記第2のケースと略同形状で、前記第1
のディスクを収納し、前記第1のディスクの一部を外部
に露出する第1の窓を有してなる第1のケースと、該第
1のケースに移動可能に装着され、その移動方向で前記
第1の窓を閉鎖する位置を挟んで両方の向きに前記第1
の窓を開口するように移動可能な第1のシャッターとを
備え、前記第1のケースは、前記第1のケースの外面
で、前記第1のディスクのディスク面と直交する位置関
係にあり、前記第1のシャッターが沿って移動する第1
の直交面を備えるとともに、該第1の直交面の前記第1
のシャッターの移動方向の2つの端部の両方に削減状の
第1の直交面削減部を有し、該第1の直交面削減部は、
前記第2の直交面削減部が前記第1の直交面の前記2つ
の端部の両方に設けられてなる関係を有するとともに、
前記第1の直交面で互いに点対称となるように設けら
れ、また、前記第1のケースは、該第1のケースの外面
で、前記第 1のディスクのディスク面と平行な2つの第
1の平行面を備えるとともに、該第1の平行面の両面側
から貫通状に開口され、前記第1のケースの両側に左右
対称に設けられた削減状の第1の平行面削減部を有し、
該第1の平行面削減部は、前記第2の平行面削減部の前
記第2のケースにおける位置に対応した前記第1のケー
スにおける位置に設けられ、前記第1の平行面削減部と
前記第1の直交面削減部は、互いに交叉するように形成
されてなることを特徴とする第1のディスクカートリッ
ジ。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】前記構成によれば、略同一径ディスクの異種カ
ートリッジを判別可能となる。また、装置へのカートリ
ッジの装着方式において、フロントローディング方式、
及びトレイローディング方式の両方式に対応可能とな
る。また、両面記録対応のため、カートリッジを上下逆
さまに装置へ挿入しても、装置側の判別手段が一式で、
判別可能となる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、ないし図1
5を用いて説明する。
【0021】まずフロントローディング方式に対応する
第一の実施例について説明する。
【0022】図2は本発明のディスクカートリッジを示
す。(a)はその一部を破断した平面図、(b)、
(c)、(d)はそれぞれ下方、右側方、上方からの側
断面図である。
【0023】本発明のディスクカートリッジ100の基
本構成としては、情報を記録するディスク1と、ディス
クを収納するケース2、3と、ケースの窓2a、3aを
開閉するシャッター4と、シャッター4を付勢する2つ
のばね40、41と、ケースの一部を開口する扉5と、
からなる。
【0024】ディスク1は、その両面に対して信号を記
録再生可能である。
【0025】ケース2、3は2枚に分割されて形成さ
れ、貼り合わされている。各々、前記ディスク面の一部
を、情報を記録再生可能に露出させる窓2a、3aが形
成されている。ディスク1とばね40、41との間に
は、防塵のための隔壁2p、3pが形成されている。
【0026】シャッター4は、ディスク両面に対応した
シャッター面4a、4bと、両者を一体に連結する側面
部4cとによりコの字状に一体に形成されている。そし
て、ケースに直線状に形成された案内溝2gに対して突
起部4p、4qが係合しており、図中で左右方向に直線
的にスライド可能に装着されている。
【0027】2つのばね40、41は、ねじりコイルば
ねであり、突っ張った状態にあり、シャッター4のシャ
ッター面4a、4bがそれぞれ窓2a、3aを閉鎖する
位置に保持されるように付勢している。また、2つのば
ねは同一形状であり、部品種数を増やさないようにし、
コスト低減を図っている。そして、2枚のケース2、3
の間で、かつシャッター4を左右にはさんだ2つのコー
ナー領域50、51にそれぞれ1つずつ装着されてい
る。それぞれのバネの腕の先端部は、コイル部の巻の軸
方向に直角に折り曲げられており、その各一端40a、
41aは、ケースコーナーの溝部2d、3dに係合され
ている。また、各他端40b、41bはケース3に形成
されV字状断面を有したストッパ3p、3qに対して係
合され、前記のようにばねは突っ張った状態にあるの
で、図中で上下、左右方向に高精度に位置決めされてい
る。なお本発明では、ねじりコイルばねは、その両端が
ケースに対して他の部品を介することなく直接に係合さ
れる構成であり、部品点数を増加させることがない。そ
して前記の上下、左右位置とは一致して、かつディスク
の厚み方向に高さをずらしてシャッター4に一体に形成
されたフック部4d、4eの溝部の最奥部がそれぞれ位
置している。これにより、シャッター4は図中の左右、
すなわちスライド方向で図示の中央の位置に保持され
る。
【0028】なお、ケース2、3の図2(b)方向から
見た側面は開口された構成としており、ここから2つの
ばねをたわませた状態で一方向から一度に挿入組込可能
で、組立性が極めて良い。
【0029】扉5は、5a、5bにおいてケース2と回
動可能に係合し、5c、1aの点線で示すようにディス
クを出し入れ可能に開口する。ここで扉5は、ディスク
面と平行な面を有し開口するので、開口した際のディス
クの視認性や、出入れ性が良い。
【0030】なお扉5は、現行市販の8cmCD−RO
M用カートリッジのように、ケース側面を開口する構成
であっても良い。
【0031】また、例えばレンタル用ディスクのような
ディスクを取り出されたくないような場合には、この扉
5は設けなくても良い。
【0032】次にシャッターが窓を開閉するときの動作
を図3、図4に示す。
【0033】図3において、ディスクカートリッジ10
0が装置200に挿入(図中で下方向)されると、装置
側に固定された軸202に軸支持され、ばね203によ
り図中で右回りに付勢され、ストッパ204に当接した
状態で待機しているところのシャッター開口レバー20
1の先端部201aがシャッター4の側面部の端部4r
と当接する。この状態からさらに奥へと挿入されると、
シャッター開口レバー201は図中で左回りに回転し、
シャッター4を図中で左側へとスライドさせる。スライ
ドが開始されると、図4に示すように左側のばね40の
右側端部40bは、シャッターの左側フック4dの溝部
に押圧され係合するようになり、ケースの突起3pから
離脱する。一方、図中で右側のばね41の左側端部41
bは、ケースの突起3qに押圧、係合されたままで、シ
ャッターの右側フック4eからは離脱し、右側のばね4
1はそのままの形態で保持される。そしてシャッター4
のスライドに伴い、左側のバネ40の右側端部40bは
直線的に移動し、図4に示すようにコーナー領域50内
で変形する。ここで、シャッター4の側面部4cにはC
Dキャディとの判別穴4sが設けられており、ディスク
カートリッジ100が最奥位置まで挿入された位置にお
いて、前記判別穴4sと対応して装置200側に突起部
210が設けられており、前記判別穴4sに前記突起部
210が嵌合したときのみディスクカートリッジ100
の挿入が完了できる構成となっている。そしてこの完了
位置まで挿入できたことをセンサー(図示せず)が検知
し、その後、ディスクカートリッジ100全体がディス
クの回転軸方向へ移動させられ、ディスクを記録再生可
能に装着完了する。
【0034】ここで、CDキャディには前記判別穴4s
はないため挿入完了手前で前記シャッター4の側面部4
cと前記突起部210の先端とが衝突し、挿入を完了で
きない。これにより、CDキャディの装着阻止を実現し
ている。
【0035】なお、本発明では、ディスクカートリッジ
100は図2の状態で左右対称に構成されている。図
5、7はケース2、3とシャッター4との外形を示した
側面図である。図5において、前記判別穴4sは図5
(a)に示すように、前記シャッター4の側面部4cに
おいて点対称となるように、その中央に形成されてい
る。よって、ディスクカートリッジ100を裏返して挿
入した場合、裏面を記録再生する際にも図3ないし図4
と全く同様に作動できるように構成しており、装置20
0側の図3ないし図4に示した機構は一式のみでディス
ク両面に対応出来、装置の構成簡易化、低コスト化を実
現している。また、本実施例では、前記判別穴4sは長
方形状としたが、図5(b)のように円形状等であって
も良い。また、前記のようにシャッター4の側面部4c
において点対称となるならば、図5(c)のように複数
個の穴であっても良い。また、図7に示すようにケース
2及び3の挿入方向の前縁側直交面に、前記前縁側直交
面で点対称となるように削減部20a、20bを設け、
これに対応させて前記突起部210aを嵌合させても良
い。またこの削減部20は、点対称であればよく、図7
の(a)ないし(d)に示すような配置構成であっても
良い。
【0036】
【0037】また、ディスクが片面記録である場合に
は、前記削減部20a、20bのうち、記録面である方
に対応する片方のみを形成することにより、両面記録と
の判別、さらには記録面がどちら側の面であるかの指定
が可能となる。
【0038】また、前記の形状手段を用いた削減部と突
起部との組み合わせは、その配置関係が前記前縁側直交
面で点対称となるように構成されてさえいれば、例え
ば、以下を含めたすべての検知手段にも置き換えが可能
である。
【0039】1)光学手段を用いた発光ダイオードと受
光素子との組み合わせ。
【0040】2)磁気手段を用いたMRセンサとマグネ
ットとの組み合わせ。
【0041】3)音響手段を用いた超音波発信器とその
受信器との組み合わせ。
【0042】4)電気手段を用いた接点スイッチと導電
体との組み合わせ。
【0043】なお、ディスクカートリッジ100が装置
200から取り出されるときには、前記と逆に動作し、
図2ないし図4において左側のばね40の右側端部40
bはケース3の突起3pに押圧された状態に戻るもので
ある。
【0044】また、本実施例におけるシャッター手段の
付勢手段としてのねじりコイルばねを用いた構成は、現
行市販のCDキャディのように、ケース内で、ディスク
の配置されていない領域で、かつ前記窓を閉鎖する位置
にあるシャッター手段が占有する領域に1つの引っ張り
コイルばねを配置する構成であっても良い。
【0045】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0046】第2の実施例は、第1の実施例におけるフ
ロントローディング方式に加えて、トレイローディング
方式のディスク装置にも対応するものである。
【0047】図1はそのディスクカートリッジの概略外
形を示すもので、その内部、シャッター構成は第1の実
施例と同様で、ディスクの出し入れ構成は採用していな
い事例のものである。第1の実施例と同じ部品には同じ
番号を付している。フロントローディング方式における
判別、誤挿入防止手段としては、図7(a)に示した構
成の削減部20a、20bが形成されている。これに加
えて、トレイローディング方式における判別、誤挿入防
止手段として、ディスクカートリッジ100のディスク
面と平行な面を両面側から開口し、その厚さ方向に貫通
する削減部302a,302bを前記削減部20a、2
0bに対応して左右対称にその両側に設けている。図1
ではその一例として、前記削減部20a、bはそれぞ
れ、厚さ方向に貫通する削減部302a、bと交叉する
ようにして設けられている。
【0048】図1に対応した前記CDキャディ、PDシ
ステム用ディスクカートリッジの構成を図8、図9に示
す。
【0049】図8において、CDキャディには、ディス
ク面と平行な面を開口するような削減部は存在しない。
一方、図9において、PDシステム用ディスクカートリ
ッジには、片面記録のディスクの記録面側と対応して、
ディスクカートリッジ100のディスク面と平行な面の
片側を開口した削減部302a、302bが設けられて
いる。
【0050】これらのディスクカートリッジがディスク
装置に装着されるときの構成を図10から14を用いて
説明する。
【0051】図10において、200はディスク装置、
251はそのトレイ、250は前記トレイの引込み動作
開始の指令を行なう引込み指令ボタンである。トレイ2
51には、前記の削減部302a、302bに対応した
位置、形状に2つの突状部252a,252bが左右対
称に形成されている。
【0052】図11は、本発明のディスクカートリッジ
がディスク装置に装着されたときの構成を示したもの
で、(a)は平面図、(b)はその側断面図である。同
図(a)において、トレイ251に設けられた前記2つ
の突状部252a、252bは、それぞれディスクカー
トリッジ100に設けられた前記削減部302a、30
2bと位置、形状ともに合致して嵌合し、同図(b)の
ようにトレイ251の最下部まで下降し、装着を完了で
きる。そして、この状態において、引込み指令ボタン2
50の前方が開放され、前記ボタンを押すことができる
ようになる。なお、本発明のディスクはその両面を使用
するものであるが、前記のように、トレイ251に設け
られた突状部252a、252b、およびディスクカー
トリッジ100に設けられた前記削減部302a、30
2bはそれぞれ左右対称に設けられており、かつ前記削
減部302a、302bはディスクカートリッジ100
のディスク面と平行な面を両面側から開口し、その厚さ
方向に貫通する構成であることから、ディスクカートリ
ッジ100をひっくりかえして逆面を使用する際にも図
11と全く同様に装着を完了することができる。
【0053】次に、PDシステム用ディスクカートリッ
ジが装着されたときの構成を図12、13により説明す
る。
【0054】PDシステム用ディスクはその片面のみを
使用するものであるが、図12は、そのディスクカート
リッジが使用面に対して正しくディスク装置に装着され
たときの構成を示したもので、(a)は平面図、(b)
はその側断面図である。同図(a)において、トレイ2
51に設けられた前記2つの突状部252a、252b
は、それぞれディスクカートリッジ100に設けられた
前記削減部302a、302bと位置、形状、高さ(深
さ)ともに合致して嵌合し、同図(b)のようにトレイ
251の最下部まで下降し、装着を完了できる。そし
て、この状態において、引込み指令ボタン250の前方
が開放され、前記ボタンを押すことができるようにな
る。
【0055】一方、図13はディスクカートリッジが使
用面に対して逆向きで、誤ってディスク装置に装着され
たときの構成を示したもので、(a)は平面図、(b)
はその側断面図である。同図(a)において、トレイ2
51に設けられた前記2つの突状部252a、252b
は、ディスクカートリッジ100に設けられた前記削減
部302a、302bに嵌合することができず、、同図
(b)のように図中で上方部がトレイ251の最下部ま
で下降できず、よって装着を完了することができない。
そして、この状態においては、引込み指令ボタン250
の前方がディスクカートリッジ100によって閉鎖さ
れ、ボタンを押すことができないように前記引込み指令
ボタン250は配置されている。
【0056】このように、 1)ディスクカートリッジ100がきちんと装着できな
いこと。
【0057】2)このときディスクカートリッジ100
が傾くように構成しているため異常が判り易いこと。
【0058】3)引込み指令ボタン250が押せないこ
と。
【0059】等により、誤挿入が操作者に確実に知らさ
れ、これを回避できる。
【0060】また、ディスクカートリッジ100の、デ
ィスク装置200への挿入方向の先行側に前記判別手段
を設けていることから、 1)装置の入口側に近い側が持ち上がって入口とずれて
いるので、ディスクカートリッジ100が入らないこと
が判り易い。
【0061】2)同様の位置に設けられることの多い、
ディスクカートリッジ100の保持用のグリッパーと兼
用しやすい。
【0062】等の効果も得られる。
【0063】また、ディスクカートリッジ100のディ
スクの配置されていないコーナー領域で、シャッター4
の移動によりふさがれてしまうために本来活用しずらい
2つの前記コーナー領域50、51に前記判別手段を、
さらにはフロントローディング用とトレイローディング
用の両方の判別手段を設けていることから、残りの2つ
のコーナー領域を開放でき、例えば、基準穴や、ディス
クの出入れ機構等に有効かつ余裕を持って活用できる効
果も得られる。
【0064】また、フロントローディング用の判別手段
は、ディスクの中心位置よりも手前までしか延ばしてい
ないことから、ディスクカートリッジの幅寸法を増大さ
せることもなく、ディスクカートリッジ小形化の効果も
得られる。
【0065】さらに図14は、前記のように装着されて
はならないCDキャディが誤ってディスク装置に装着さ
れたときの構成を示したもので、(a)は平面図、
(b)はその側断面図である。どちら側の面から装着さ
れても、同図(a)において、トレイ251に設けられ
た前記2つの突状部252a、252bは、ディスクカ
ートリッジ100と嵌合することができず、以下、図1
3と同様に、装着を完了することができず、引込み指令
ボタン250を押すことができなくなる。そして、誤挿
入を確実に回避できる。
【0066】なお、前記3種のディスクの全てにおい
て、ディスクカートリッジが90度または180度回転
した状態で装着されようとした際に対しても誤挿入を防
止できる構成となっていることは言うまでもない。
【0067】最後に、図15に本発明のディスクカート
リッジの具体的な概略外形寸法を示す。同図(a)はそ
の平面図、(b)はその側面図であり、150、151
は基準穴である。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、略同形状をなす異種デ
ィスクカートリッジを確実に判別可能とする効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジを示す斜視図。
【図2】本発明のディスクカートリッジを示す平面図、
及び側面図。
【図3】本発明のディスクカートリッジを装置に挿入開
始した状態を示す平面図。
【図4】本発明のディスクカートリッジを装置に挿入完
了した状態を示す平面図。
【図5】本発明のディスクカートリッジのシャッターに
設けた判別穴構成を示す平面図。
【図6】本発明のディスクカートリッジのケースに設け
削減部を示す平面図。
【図7】本発明のディスクカートリッジのケースに設け
削減部の代替案を示す平面図。
【図8】CDキャディを示す斜視図。
【図9】PDシステムのディスクカートリッジを示す斜
視図。
【図10】本発明のディスクカートリッジおよびディス
ク装置を示す斜視図。
【図11】本発明のディスクカートリッジおよびディス
ク装置を示す平面図、及び側面図。
【図12】PDシステムのディスクカートリッジ、およ
び本発明のディスク装置を示す平面図、及び側面図。
【図13】PDシステムのディスクカートリッジ、およ
び本発明のディスク装置を示す平面図、及び側面図。
【図14】CDキャディ、および本発明のディスク装置
を示す平面図、及び側面図。
【図15】本発明のディスクカートリッジの外形寸法を
を示す平面図、及び側面図。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/03 G11B 23/033 G11B 19/12 G11B 23/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2のディスクカートリッジと判別可能な
    第1のディスクカートリッジであって、 前記第2のディスクカートリッジは、片方のディスク面
    に情報が記録、および/または片方のディスク面から情
    報が再生される第2のディスクと、四角形状をなし、前
    記第2のディスクを収納し、前記第2のディスクの一部
    を外部に露出する第2の窓を有してなる第2のケース
    と、該第2のケースに移動可能に装着され、前記第2の
    窓を開閉する第2のシャッターとを備え、前記第2のケ
    ースは、該第2のケースの外面で、前記第2のディスク
    のディスク面と直交する位置関係にあり、前記第2のシ
    ャッターが沿って移動する第2の直交面を備えるととも
    に、該第2の直交面の前記第2のシャッターの移動方向
    の2つの端部のうちの片方のみに削減状の第2の直交面
    削減部を有し、また、前記第2のケースは、該第2のケ
    ースの外面で、前記第2のディスクのディスク面と平行
    な2つの第2の平行面を備えるとともに、該第2の平行
    面のうちの一方の第2の平行面に、他方の第2の平行面
    に非貫通状に開口された削減状の第2の平行面削減部を
    有してなるものであって、 前記第2のディスクと略同一径で、両方のディスク面に
    情報が記録、および/または両方のディスク面から情報
    が再生される第1のディスクと、 前記第2のケースと略同形状で、前記第1のディスクを
    収納し、前記第1のディスクの一部を外部に露出する第
    1の窓を有してなる第1のケースと、 該第1のケースに移動可能に装着され、その移動方向で
    前記第1の窓を閉鎖する位置を挟んで両方の向きに前記
    第1の窓を開口するように移動可能な第1のシャッター
    とを備え、 前記第1のケースは、前記第1のケースの外面で、前記
    第1のディスクのディスク面と直交する位置関係にあ
    り、前記第1のシャッターが沿って移動する第1の直交
    面を備えるとともに、該第1の直交面の前記第1のシャ
    ッターの移動方向の2つの端部の両方に削減状の第1の
    直交面削減部を有し、 該第1の直交面削減部は、前記第2の直交面削減部が前
    記第1の直交面の前記2つの端部の両方に設けられてな
    る関係を有するとともに、前記第1の直交面で互いに点
    対称となるように設けられ、 また、前記第1のケースは、該第1のケースの外面で、
    前記第1のディスクのディスク面と平行な2つの第1の
    平行面を備えるとともに、該第1の平行面の両面側から
    貫通状に開口され、前記第1のケースの両側に左右対称
    に設けられた削減状の第1の平行面削減部を有し、 該第1の平行面削減部は、前記第2の平行面削減部の前
    記第2のケースにおける位置に対応した前記第1のケー
    スにおける位置に設けられ、 前記第1の平行面削減部と前記第1の直交面削減部は、
    互いに交叉するように形成されてなることを特徴とする
    第1のディスクカートリッジ。
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