JP2995419B2 - ガス自動遮断装置 - Google Patents

ガス自動遮断装置

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JP2995419B2
JP2995419B2 JP2170097A JP17009790A JP2995419B2 JP 2995419 B2 JP2995419 B2 JP 2995419B2 JP 2170097 A JP2170097 A JP 2170097A JP 17009790 A JP17009790 A JP 17009790A JP 2995419 B2 JP2995419 B2 JP 2995419B2
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三男 難波
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ガス流路からのガス漏洩を検知して遮断弁
を遮断する、ガス自動遮断装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のガス自動遮断装置は、ガス漏れ検出器が可燃性
ガスを検出した場合に、ガスの流れを遮断する。
そして、ガス漏れ検出器が雑ガス、例えば、殺虫剤中
のLPガスや呼気中のアルコールに反応して誤動作するの
を防止するため、ガスの使用の有無を判断し、ガスが使
用されていない場合にガス漏れ検出器が反応しても、ガ
ス漏れと判断しないように構成したガス漏れ自動遮断装
置が、本出願人の出願に係る特開昭63−296198号に開示
されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、上記した従来のガス漏れ自動遮断装置は、ガ
スを使用していない場合に雑ガスで誤動作するのを防止
することができるものの、ガスを使用している場合に本
当のガス漏れか、雑ガスによる影響かを区別することが
できないため、誤動作する可能性がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記に鑑み提案され、雑ガスの影響で誤動
作するのを防止することができるもので、ガスを供給す
るガス流路と、このガス流路のガスの流れを遮断する遮
断弁と、ガス流路に流れるガスの流れを検出する流量セ
ンサと、この流量センサがガスの流れを検出した場合に
流量信号を発信する流量信号発信器と、可燃性ガスを検
出してガス検知信号を発信するガス漏れ検出器と、流量
信号とガス検知信号とに基づいてガス漏洩の可能性を判
断する第1ガス漏洩判断手段と、ガス検知信号の出力変
動を監視する第1監視手段と、流量信号の出力変動を監
視する第2監視手段と、第1ガス漏洩判断手段がガス漏
洩の可能性があると判断した場合、第1監視手段および
第2監視手段の監視結果に基づいてガスが漏洩している
か否かを判断する第2ガス漏洩判断手段と、この第2ガ
ス漏洩判断手段が、ガスが漏洩していると判断した場
合、遮断弁を作動させるための遮断信号を発信する遮断
信号発信手段とからなることを特徴とする。
〈作用〉 ガス流路のガスの流れを監視している流量センサがガ
スの流れを検出すると、流量信号発信器は流量信号を発
信する。
ガス漏れ検出器は可燃性ガスを監視し、可燃性ガスを
検出すると、ガス検知信号を発信する。
また、第1監視手段はガス検知信号の出力変動を監視
し、第2監視手段は流量信号の出力変動を監視する。
第1ガス漏洩判断手段は流量信号とガス検知信号とに
基づいて演算を行い、ガス漏洩の可能性があるか、否か
を判断する。
そして、第1ガス漏洩判断手段がガス漏洩の可能性が
あると判断した場合、第2ガス漏洩判断手段は第1監視
手段および第2監視手段の監視結果に基づいて演算を行
い、ガス漏洩によるガスの検知か、雑ガスによるガスの
検知かを判断する。
そして、第2ガス漏洩判断手段がガス漏洩によるガス
の検知と判断した場合、遮断信号発信手段は遮断弁に対
して遮断信号を発信し、ガス流路のガスの流れを遮断す
る。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明に係るガス自動遮断装置1の概略ブ
ロック図である。
このガス自動遮断装置1は、ガス流路2にガスの流れ
を遮断するための遮断弁3を設け、遮断弁3の下流側に
流量センサであるガスメータ4を設け、ガス器具を使用
する室内等にガス漏れ検出器5を設置し、マイクロコン
ピュータ6に、ガス漏れ検出器5と、遮断弁3と、流量
信号発信器7を介してガスメータ4とを電気的に接続し
てある。
また、マイクロコンピュータ6には電池8から駆動電
力を供給し、遮断弁3には復帰安全装置9が接続してあ
る。
上記した流量信号発信器7は、ガスメータ4が1回転
する毎に、その機械的な動きを電気的信号に変えるもの
である。
この流量信号発信器7を膜式ガスメータに設けた場合
について説明すると、流量信号発信器7は、ガスの流れ
によって駆動する膜と、この膜の動きに連動して回転運
動する磁石と、この磁石の動きを検出してオンオフを繰
り返すリードスイッチとからなる。
そして、ガスの流れに応じて磁石が回転運動すると、
磁石がリードスイッチに近付いたり、遠ざかったりし
て、リードスイッチがオンオフし、膜が1往復する毎、
すなわち磁石が1回転する毎に、1パルスの流量信号を
発信する。
上記したマイクロコンピュータ6は、流量信号発信器
7からの流量信号とガス漏れ検出器5からのガス検知信
号とに基づき、ガス漏洩の可能性を判断する第1ガス漏
洩判断手段10と、ガス検知信号の出力変動を監視する第
1監視手段11と、流量信号の出力変動を監視する第2監
視手段12と、第1ガス漏洩判断手段10の判断結果と第1
監視手段11および第2監視手段12の監視結果とに基づ
き、実際のガスが漏洩しているか否かを判断する第2ガ
ス漏洩判断手段13と、この第2ガス漏洩判断手段13の判
断に基づいて遮断弁3を作動させるための遮断信号を発
信する遮断信号発信手段14とを有している。
次に、第2図のフローチャートに基づき、上記したガ
ス自動遮断装置1を使用してガス漏洩を検知するととも
に、ガス流路2のガスの流れを遮断する手順について説
明する。
マイクロコンピュータ6は、第1監視手段11でガス漏
れ検出器5からのガス検知信号の出力変動を監視し、第
2監視手段12で流量信号発信器7からの流量信号の出力
変動を監視する。
そして、ガス検知信号を検知しない場合、ガス漏洩は
ないものと判断する。
一方、ガス検知信号を受信した場合、第1ガス漏洩判
断手段10により流量信号の受信の有無を判断する。
ここで、流量信号を受信していない場合、ガス漏れ検
出器5が雑ガス、例えば、殺虫スプレー中のLPガスや呼
気中のアルコールに反応したもので、ガス漏洩はないと
判断する。
一方、流量信号を受信した場合、ガス漏洩の可能性が
あると判断して、第2ガス漏洩判断手段13に判断を委ね
る。
第2ガス漏洩判断手段13では、まず、第1監視手段11
で監視していたガス検知信号が、急激な出力変化をした
かどうかを判断する。
ここで、ガス検知信号が急激な出力変化をしている場
合には、ガス漏れ検出器5が雑ガス、例えば、殺虫スプ
レー中のLPガスや呼気中のアルコールに反応したもの
で、ガス漏洩はないと判断する。
一方、ガス検知信号が急激な出力変化をしていない場
合には、第2監視手段12で監視していた流量信号が、ガ
ス検知信号を受信する前の一定時間内、例えば前5分間
に流量増加を示す出力変化をしたかどうかを判断する。
ここで、流量増加を示す出力変化があった場合には、
ガスが漏洩しているものと判断して監視を続け、一定時
間、例えば、30秒間ガス検知信号出力が減少しない場合
には遮断信号発信手段14より遮断弁3に対して遮断信号
を発信し、これに応じて遮断弁3はガス流路3を遮断し
てガスの流れを止める。
一方、流量増加を示す出力変化がなかった場合には、
または、ガス検知信号を30秒間監視し、ガス検知信号出
力が減少した場合には、ガス漏れ検出器5が雑ガス、例
えば、殺虫スプレー中のLPガスや呼気中のアルコールに
反応したもので、ガス漏洩はないと判断する。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係るガス自動遮断装置
は、ガス漏れ検出器が可燃性ガスの発生を検知した場
合、本当のガス漏洩によるものか、雑ガスの影響による
ものかを区別して判断することができるので、ガスを使
用していない場合は勿論のこと、ガスを使用している場
合であっても、誤動作することがなく、確実にガスの漏
洩を検知してガスの流れを遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示すもので、第1図はガス自
動遮断装置の概略ブロック図、第2図は本発明の手順を
示すフローチャートである。 図中、1……ガス自動遮断装置、2……ガス流路、23…
…遮断弁、4……ガスメータ、5……ガス漏れ検出器、
6……マイクロコンピュータ、7……流量信号発信器、
8……電池、9……復帰安全装置、10……第1ガス漏洩
判断手段、11……第1監視手段、12……第2監視手段、
13……第2ガス漏洩判断手段、14……遮断信号発信手
段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを供給するガス流路と、 このガス流路のガスの流れを遮断する遮断弁と、 前記ガス流路に流れるガスの流れを検出する流量センサ
    と、 この流量センサがガスの流れを検出した場合に流量信号
    を発信する流量信号発信器と、 可燃性ガスを検出してガス検知信号を発信するガス漏れ
    検出器と、 前記流量信号と前記ガス検出信号とに基づいてガス漏洩
    の可能性を判断する第1ガス漏洩判断手段と、 前記ガス検知信号の出力変動を監視する第1監視手段
    と、 前記流量信号の出力変動を監視する第2監視手段と、 前記第1ガス漏洩判断手段がガス漏洩の可能性があると
    判断した場合、前記第1監視手段および前記第2監視手
    段の監視結果に基づいてガスが漏洩しているか否かを判
    断する第2ガス漏洩判断手段と、 この第2ガス漏洩判断手段が、ガスが漏洩していると判
    断した場合、前記遮断弁を作動させるための遮断信号を
    発信する遮断信号発信手段と、 からなることを特徴とするガス自動遮断装置。
JP2170097A 1990-06-29 1990-06-29 ガス自動遮断装置 Expired - Lifetime JP2995419B2 (ja)

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JPH0460298A JPH0460298A (ja) 1992-02-26
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