JP3576313B2 - 自動給水機の漏水遮断装置 - Google Patents

自動給水機の漏水遮断装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内に設置されるお茶、お湯又は冷水などの給水装置や、カップ式自動販売機などの自動給水機及びこの自動給水機に接続する配管の漏水を検知し、供給を遮断する自動給水機の漏水遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機などの自動給水機への屋内の配管は、一般的に、数m〜20m程度の長さのフレキシブル配管が用いられ、これらの配管や自動給水機において、万一漏水が発生すると、床面で滑って怪我をするなどの事故や、床面が腐食して改修工事が必要になるなどの問題があった。
【0003】
このような屋内に設置される自動給水機の漏水を防ぐものとしては、実公平3−24691号記載の漏水遮断装置が知られている。これは、自動給水機本体内に配置したり、配管に巻き付けた漏水検知電極を、自動給水機や配管などで発生した漏水の水の導電性を利用して、通電させて漏水を検知するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の漏水遮断装置は、漏水検知電極を巻き付けた配管に生じる結露や凍結などが原因で、漏水検知電極が通電してしまい、誤って配管を遮断してしまうことが多く、信頼性に問題があった。また、漏水検知電極に漏水が接触しなければ、漏水を検知することができないため、漏水検知電極が配置されていない個所では、漏水を発見できないなどの問題を有していた。
【0005】
さらに、配管が長い場合、全体に漏水検知電極を巻き付けると、コストがかかるうえに、曲がりくねった配管、フレキシブル配管などに巻き付ける場合、曲部への巻き付けが困難であり、実用的に問題があった。
【0006】
本発明は、上述した従来の課題点を解決するため、鋭意研究の結果、開発に至ったものであり、その目的とするところは、配管の長さ、形状に関係なく使用できると共に、信頼性を向上させた自動給水機の漏水遮断装置を低価格で提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、自動給水機及び自動給水機へ接続される給水管の漏水を検知し、給水管を遮断する自動給水機の漏水遮断装置において、開閉自在な遮断バルブと、給水管内の水の流れを検知する流量センサと、コントローラとで構成され、このコントローラは、前記遮断バルブと、前記流量センサと、前記自動給水機内へ供給する水の流量を調整する自動給水機内バルブとに電気的に接続され、前記流量センサの検出出力を受けて流量値を測定する流量測定手段と、前記流量値から積算流量値を算出する積算流量測定手段と、前記給水管のサイズに応じた基準流量値及び基準積算流量値と設定時間を記憶する記憶手段と、前記自動給水機内バルブの状態を前記設定時間を基準に監視するバルブ監視手段と、前記流量値が基準流量値以上か否かを判断する流量値判断手段と、前記積算流量値が基準積算流量値以上か否かを判断する積算流量値判断手段と、前記流量測定手段、前記バルブ監視手段、前記流量値判断手段および前記積算流量値判断手段などの情報を得て漏水を検知する漏水検知手段と、前記漏水検知手段からの漏水情報などを受けて遮断バルブを制御するバルブ制御手段などを有しているものであり、さらに、前記漏水検知手段からの漏水情報を受けて作動する漏水告知手段を、前記コントローラに設けてもよい。
【0008】
上述した自動給水機の漏水遮断装置は、まず、バルブ監視手段が、自動給水機内のバルブが閉止状態か否かを判断する。
この結果、自動給水機内のバルブが閉止状態である場合、バルブ監視手段が、計時を開始し、続いて、計時時間が予め記憶手段に設定した閉止設定時間を越えているか否かを判断し、計時時間が閉止設定時間を超えていない場合は、再び、自動給水機内のバルブが閉止状態か否かを判断し、計時時間が閉止設定時間を超えている場合は、漏水検知手段が、流量測定手段を介して、流量センサが流量を検知しているか否かを判断する。この結果、流量センサ12が流量を検知していない場合はそのまま終了し、検知している場合は漏水と判断する。
【0009】
また、自動給水機内のバルブが開放状態である場合、バルブ監視手段が、計時を開始し、続いて、計時時間が予め記憶手段に設定した開放設定時間を超えているか否かを判断し、計時時間が開放設定時間を超えていない場合は、再び、自動給水機内のバルブが閉止状態か否かを判断し、計時時間が開放設定時間を超えている場合は、漏水検知手段が漏水と判断する。
【0010】
また、バルブ監視手段による自動給水機内のバルブの開閉状態の監視に加え、漏水検知手段が、流量測定手段を介して、流量センサが水の流れを検知しているか否かを判断する。この結果、流量センサが水の流れを検知していなければ終了し、検知している場合には、流量測定手段が、流量センサからの検出出力に基づいて、給水管内の流量測定を開始すると共に、積算流量測定手段が、測定流量値をもとに給水管内の流量の積算を開始する。
【0011】
続いて、流量値判断手段が、流量測定手段によって測定した測定流量値が記憶手段に予め設定された基準流量値以上か否かを判断すると共に、積算流量値判断手段が、積算流量測定手段によって算出された測定積算流量値が記憶手段に予め設定された基準積算流量値以上か否かを判断する。
【0012】
この結果、測定流量値が基準流量値以上である場合は、漏水検知手段が漏水と判断し、測定流量値が基準流量値未満である場合は、漏水検知手段が、再び流量測定手段を介して、流量センサが水の流れを検知しているか否かを判断する。しかし、測定流量値が基準流量値未満であるにも係らず、測定積算流量値が基準積算流量値以上である場合には、漏水検知手段が漏水と判断する。なお、測定積算流量値が基準積算流量値未満である場合には、漏水検知手段が、再び流量測定手段を介して、流量センサが水の流れを検知しているか否かを判断する。
【0013】
前述のように漏水検知手段が漏水と判断した場合、バルブ制御手段に漏水情報が送信され、これを受けたバルブ制御手段は、遮断バルブを閉止する。さらに、漏水検知手段は、漏水情報を漏水告知手段に送信し、漏水を知らせる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
1は、自動給水機(本実施形態においてはカップ式自動販売機)であり、この自動給水機1内に既設された機内配管2は、温かい飲料水を供給するために備えた温水用タンク3に接続する温水用配管2aと、冷たい飲料水を供給するために備えた冷水用タンク4に接続する冷水用配管2bとに分岐し、温水用タンク3内の貯水量を調節する温水用バルブ5が、温水用配管2aに設けられ、かつ、冷水タンク4内の貯水量を調節する冷水用バルブ6が、冷水用配管2bに設けられている。
【0015】
そして、この自動給水機1に給水するための給水管7が、機器内配管2と水道配管8とに連結されている。また、給水管7と水道配管8との間には、元栓バルブ9が介在されている。
【0016】
本例において、自動給水機1内に配設された温水用バルブ5と冷水用バルブ6は、各タンク3,4内の水量が150ccから200cc減少した時に開放され、満杯になった時に閉止されるように設定されている。また、これらのバルブ5,6には電磁バルブが用いられるが、これに限定されるものではなく、ON−OFF動作の自動バルブであれば良い。
【0017】
10は本実施形態における漏水遮断装置であって、給水管7の元栓バルブ9に寄って設けられる遮断バルブ11と、遮断バルブ11の下流側に配置される流量センサ12と、流量センサ12を介して測定した測定流量値などをもとに漏水の有無を判断して遮断バルブ11を制御するコントローラ13とで構成され、コントローラ13には、遮断バルブ11、流量センサ12、自動給水機1内の温水用バルブ5及び冷水用バルブ6が電気的に接続され、略震度5以上の地震を感知する感震器(図示省略)が搭載され、さらに、漏水告知手段の1つとして、警報音を発生する警報器(図示省略)が設けられている。
【0018】
また、コントローラ13のパネルには、遮断バルブ11の開閉状態を知らせるバルブ開表示ランプ21、バルブ閉表示ランプ22、漏水告知手段の1つである漏水表示ランプ23、地震表示ランプ24、電源表示ランプ25が配設され、さらに、正常運転時において、遮断バルブ11の故障の有無を調べるチェックスイッチ26、遮断バルブ11を開放し、各測定値、時間をクリアするリセットスイッチ27が設けられている。なお、自動給水機1の故障を知らせるランプなどを設けても良い。
【0019】
このコントローラ13は、流量センサ12のパルスを受けて給水管7の流量値を測定する流量測定手段と、測定流量値から給水管7の積算流量値を算出する積算流量測定手段とを有し、さらに、給水管7のサイズに応じた基準流量値及び基準積算流量値と、温水用バルブ5と冷水用バルブ6とが共に閉止している場合の基準となる閉止設定時間と、温水用バルブ5と冷水用バルブ6の一方が開放している場合の基準となる開放設定時間とを記憶する記憶手段と、自動給水機1内の温水用バルブ5と冷水用バルブ6の開閉状態を、閉止・開放設定時間を基準に監視するバルブ監視手段と、流量測定手段により測定した測定流量値が、基準流量値以上か否かを判断する流量値判断手段と、積算流量測定手段により算出した測定積算流量値が、基準積算流量値以上か否かを判断する積算流量値判断手段と、流量測定手段、バルブ監視手段、流量値判断手段および積算流量値判断手段などの情報を得て漏水を検知する漏水検知手段と、漏水検知手段からの漏水情報などを受けて遮断バルブ11を制御するバルブ制御手段などを有しており、漏水の発生および感震器が略震度5以上の地震を感知した場合、漏水検知手段、感震器から、バルブ制御手段に閉止信号を送り、遮断バルブ11を緊急閉止すると共に、漏水告知手段である漏水表示ランプ23、地震表示ランプ24を点灯させる。また、チェックスイッチ26を押すことにより、遮断バルブ11に閉止信号を送り、遮断バルブ11が正常に作動するかを調べることができる。
【0020】
流量センサ12は、様々なものを使用することができるが、装置を低価格にするには、回転式やパルス式のものが用いられる。また、遮断バルブ11は、スプリングリターン電動バルブが用いられるが、停電などの非常時において、自動若しくは手動で遮断できるバルブであれば良い。
【0021】
次に、図に示すフローチャートを用いて、前述した漏水遮断装置10の作用を説明する。
通常、遮断バルブ11は開放され、コントローラ13のパネルに設けられたバルブ開表示ランプ21が点灯し、未使用時には、温水用バルブ5と冷水用バルブ6は共に閉止している。また、自動給水機1の使用若しくは、自動給水機の故障などにより、温水用タンク3若しくは冷水用タンク4内の水が設定量減少すると、温水用バルブ5若しくは冷水用バルブ6が開放され、タンク内が満杯になるとバルブが閉じる。
【0022】
そして、本漏水遮断装置10は、これら温水用バルブ5と冷水用バルブ6の開閉状態の情報をもとに漏水の検知を行う。
まず、バルブ監視手段が、温水用バルブ5と冷水用バルブ6が共に閉止状態か否かを判断する(ステップ1)。
【0023】
ステップ1の結果、両バルブ5,6共に閉止状態である場合、バルブ監視手段が、計時を開始し(ステップ2)、計時時間が予め記憶手段に設定された閉止設定時間を越えているか否かを判断する(ステップ3)。この結果、計時時間が閉止設定時間を超えていない場合はステップ1に戻り、計時時間が閉止設定時間を超えている場合は、漏水検知手段が、流量測定手段を介して、流量センサ12がパルスを発信しているか否かを判断する(ステップ4)。この結果、流量センサ12がパルスを発信していない場合はそのまま漏水検知を終了し、パルスを発信している場合は、漏水検知手段が漏水と判断する(ステップ12)。
なお、ステップ2において、後述するステップ5で計時される計時時間はクリアされる。
【0024】
通常、温水用バルブ5と冷水用バルブ6が共に、長時間継続して閉止状態であった場合、給水管7内の水が流れることはない。
従って、温水用バルブ5と冷水用バルブ6が共に、継続して長時間閉止状態であったにもかかわらず、流量センサ12がパルスを発信していた場合、給水管7の微細なひび割れなどの原因による微量の漏水と判断される。
なお、誤作動を回避するため、深夜など自動給水機1が長時間使用されない時に漏水の判断を行うように、閉止設定時間は数時間単位で設定される。
【0025】
ステップ1の結果、温水用バルブ5と冷水用バルブ6の一方が開放状態である場合、バルブ監視手段が、計時を開始し(ステップ5)、計時時間が予め記憶手段に設定した開放設定時間を超えているか否かを判断し(ステップ7)、この結果、計時時間が開放設定時間を超えていない場合は、ステップ1に戻り、計時時間が開放設定時間を超えている場合は、漏水検知手段が漏水と判断する(ステップ12)。
なお、ステップ5において、ステップ2で計時される計時時間はクリアされる。
【0026】
通常、温水用バルブ5又は冷水用バルブ6は、温水用タンク3又は冷水用タンク4が満杯になったとき閉止し、タンク3,4内の水量が一定量減少するまで閉止し続けるので、タンク3,4を連続して満杯にするのに必要な時間を超えて開放し続けることはない。
従って、温水用バルブ5又は冷水用バルブ6が、開放設定時間を超えて開放している場合、温水用バルブ5又は冷水用バルブ6の故障が原因による漏水と判断される。
なお、誤作動を回避するため、開放設定時間は、タンク3,4を連続して満杯にするのに必要な時間よりもある程度長い時間が設定される。
【0027】
さらに、本漏水遮断装置10は、流量センサ12の流量検出状況をもとに漏水の検知を行う。
まず、バルブ監視手段による温水用バルブ5と冷水用バルブ6の開閉状態の監視に加え、漏水検知手段が、流量測定手段を介して、流量センサ12が水の流れを検知し、パルスを発信しているか否かをを判断する(ステップ7)。この結果、流量センサ12が、パルスを発信していなければ漏水検知を終了し、流量センサ12がパルスを発信している場合には、流量測定手段が、流量センサ12からのパルスに基づいて、給水管7内の流量測定を開始する(ステップ8)と共に、積算流量測定手段が、測定流量値をもとに給水管7内の流量の積算を開始する(ステップ9)。
【0028】
続いて、流量値判断手段が、流量測定手段によって測定した測定流量値が記憶手段に予め設定された基準流量値以上か否かを判断する(ステップ10)と共に、積算流量値判断手段が、積算流量測定手段によって算出された測定積算流量値が記憶手段に予め設定された基準積算流量値以上か否かを判断する(ステップ11)。
【0029】
ステップ10の結果、測定流量値が基準流量値以上である場合は、漏水検知手段が漏水と判断し(ステップ12)、測定流量値が基準流量値未満である場合はステップ7に戻る。しかし、測定流量値が基準流量値未満であるにも係らず、ステップ11の結果、測定積算流量値が基準積算流量値以上である場合、漏水検知手段が漏水と判断する(ステップ12)。なお、測定積算流量値が基準積算流量値未満である場合は再びステップ7に戻る。
【0030】
通常、温水用バルブ5及び冷水用バルブ6の開閉動作により流れる水量は、150cc〜400cc程度で、給水管7のサイズごとに流量値は略一定で、この流量値を超えることはない。
従って、通常の流量値と比較して、異常に大きい測定流量値が得られた場合、給水管7が外れたり、切断されるなどが原因による大量の漏水と判断される。
なお、誤作動を回避するため、基準流量値は、給水管7のサイズに応じた通常の流量値よりもある程度大きい値が設定される。
【0031】
また、通常、給水管7内の測定流量値が、通常の流量値程度である場合、温水用バルブ5と冷水用バルブ6が、略連続若しくは同時にタンク3,4内に水を供給しても、給水管7内を流れる水の積算流量値は、両タンク3,4の水の減少量の和(本実施例の場合は略400cc)を超えることはない。
従って、給水管7内を流れる通常の水の積算流量値と比較して、異常に大きい測定積算流量値が算出された場合、温水用タンク3又は冷水用タンク4の破損、若しくは、タンク3,4よりも下流側の自動給水機1内故障などによる漏水と判断される。
なお、誤作動を回避するため、基準積算流量値は、給水管7のサイズに応じた通常の積算流量値よりもある程度大きい値が設定される。
【0032】
前述のように漏水検知手段が漏水と判断した場合(ステップ12)、漏水検知手段から遮断バルブ11に閉止信号が送られ、遮断バルブ11が閉止し(ステップ13)、給水管7への水の供給を遮断する。これと同時に、コントローラ13のパネルの漏水表示ランプ23が点灯し、警報音が一定時間鳴り、さらに、コントローラ13のバルブ閉表示ランプ22が点灯すると共に、バルブ開表示ランプ21が消灯する。
【0033】
そして、漏水個所を修理した後、リセットスイッチ27を押して(ステップ14)、バルブ制御手段に開放信号を送り、遮断バルブ11を開放させる(ステップ15)。この時、コントローラ13のパネルの漏水表示ランプ23及びバルブ閉表示ランプ22が消灯すると共に、バルブ開表示ランプ21が再び点灯し、かつ、計時時間および測定積算流量値がクリアされる。
【0034】
ここで、略震度5以上の地震を感知した場合、図示しない感震器から、バルブ制御手段に閉止信号を送り、遮断バルブ11を緊急閉止すると共に、地震表示ランプ24を点灯させ、地震による被害を抑えることができる。
【0035】
なお、上記した自動給水機1は、温水用バルブ5、冷水用バルブ6の2つのバルブを有するカップ式の自動販売機であったが、2つのバルブを有する自動給水機に限定されることはなく、自動給水機内に設けられ、自動給水機内に供給する水量を左右するバルブと、コントローラとを電気的に接続すればよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、本発明によれば、あらゆる配管に容易に設置可能で、信頼性が高くかつ低価格な自動給水機の漏水遮断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す配管構成図である。
【図2】上記実施形態のコントローラを示す正面概略図である。
【図3】上記実施形態の処理動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施形態の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動給水機
5 温水用バルブ(自動給水機内バルブ)
6 冷水用バルブ(自動給水機内バルブ)
7 給水管
10 漏水遮断装置
11 遮断バルブ
12 流量センサ
13 コントローラ
23 漏水表示ランプ(漏水告知手段)

Claims (2)

  1. 自動給水機及び自動給水機へ接続される給水管の漏水を検知し、給水管を遮断する自動給水機の漏水遮断装置において、開閉自在な遮断バルブと、給水管内の水の流れを検知する流量センサと、コントローラとで構成され、このコントローラは、前記遮断バルブと、前記流量センサと、前記自動給水機内へ供給する水の流量を調整する自動給水機内バルブとに電気的に接続され、前記流量センサの検出出力を受けて流量値を測定する流量測定手段と、前記流量値から積算流量値を算出する積算流量測定手段と、前記給水管のサイズに応じた基準流量値及び基準積算流量値と設定時間を記憶する記憶手段と、前記自動給水機内バルブの状態を前記設定時間を基準に監視するバルブ監視手段と、前記流量値が基準流量値以上か否かを判断する流量値判断手段と、前記積算流量値が基準積算流量値以上か否かを判断する積算流量値判断手段と、前記流量測定手段、前記バルブ監視手段、前記流量値判断手段および前記積算流量値判断手段などの情報を得て漏水を検知する漏水検知手段と、前記漏水検知手段からの漏水情報などを受けて遮断バルブを制御するバルブ制御手段などを有していることを特徴とする自動給水機の漏水遮断装置。
  2. 前記漏水検知手段からの漏水情報を受けて作動する漏水告知手段を、前記コントローラに設けた請求項1記載の自動給水機の漏水遮断装置。
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