JP2995308B2 - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

Info

Publication number
JP2995308B2
JP2995308B2 JP3228102A JP22810291A JP2995308B2 JP 2995308 B2 JP2995308 B2 JP 2995308B2 JP 3228102 A JP3228102 A JP 3228102A JP 22810291 A JP22810291 A JP 22810291A JP 2995308 B2 JP2995308 B2 JP 2995308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
polymer
molecular weight
parts
average molecular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3228102A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0565404A (ja
Inventor
浩 岩切
雅幸 藤田
敬 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16871229&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2995308(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kaneka Corp filed Critical Kaneka Corp
Priority to JP3228102A priority Critical patent/JP2995308B2/ja
Priority to US07/941,915 priority patent/US5223597A/en
Priority to EP92115419A priority patent/EP0531969A1/en
Publication of JPH0565404A publication Critical patent/JPH0565404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995308B2 publication Critical patent/JP2995308B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/32Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G65/329Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
    • C08G65/336Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/02Polyalkylene oxides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応性ケイ素基(水酸
基または加水分解性基の結合したケイ素原子を含むケイ
素原子含有基であって、シロキサン結合を形成し得る
基、以下同様)を有するオキシプロピレン重合体を含有
する新規な硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】反応性ケ
イ素基を有するオキシプロピレン重合体は液状の重合体
となり得るもので、湿分などにより室温で硬化してゴム
状弾性硬化物を生じる。このため、建築物の弾性シーラ
ント接着剤などに用いられている。
【0003】これらは、配合時、及び使用時に適度な粘
度を有することが望ましく、さらに、硬化物の力学特
性、特に柔軟性に富むゴム弾性を発現させるためには、
一定の分子量を有することが望ましい。
【0004】分子内に反応性ケイ素基を有する有機重合
体の製造方法について多くの提案がなされており、例え
ば、鐘淵化学工業(株)から製造、販売されている、主
鎖がオキシプロピレン重合体で末端にメトキシシリル基
が結合した有機重合体(商品名;MSポリマー)があ
る。
【0005】しかしながら、従来、分子量分布の狭い
(GPCによるMw/Mnが小さい)高分子量のオキシ
プロピレン重合体の製造が困難であったため、反応性ケ
イ素基を含有するオキシプロピレン重合体においても、
分子量分布の広い(GPCによるMw/Mnが大きい)
重合体しか用いられていなかった。
【0006】最近、分子量分布の狭いオキシプロピレン
重合体が得られることが報告されている。分子量分布の
狭いオキシプロピレン重合体を主鎖として用い、末端に
反応性ケイ素基を導入した重合体は硬化前において粘度
が低い。
【0007】本発明者らは、両者(分子量分布の広いオ
キシプロピレン重合体と分子量分布の狭いオキシプロピ
レン重合体)を混合することにより、分子量分布の広い
オキシプロピレン重合体の粘度を大きく低下させること
ができ、なおかつ硬化物の優れたゴム弾性を低下させな
いことから、従来高粘度のために実用面において不便な
点があった分子量分布の広いオキシプロピレン重合体の
欠点を効率よく解消し得ることを見出し、本発明に至っ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】本発明の硬化性組
成物は、(A)重合主鎖が本質的に、
【0009】
【化3】
【0010】で示される繰り返し単位からなり、水酸基
または加水分解性基の結合したケイ素原子を含むケイ素
原子含有基を少なくとも1個有するオキシプロピレン重
合体であって、重量平均分子量(Mw)と数平均分子
量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.6を超える
オキシプロピレン重合体、及び(B)重合主鎖が本質的
に、
【0011】
【化4】
【0012】で示される繰り返し単位からなり、水酸基
または加水分解性基の結合したケイ素原子を含むケイ素
原子含有基を少なくとも1個有するオキシプロピレン重
合体であって、重量平均分子量(Mw)と数平均分子
量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.6以下であ
り、かつ数平均分子量(Mn)が前記(A)のオキシ
プロピレン重合体の数平均分子量(Mn)より小さく
ない(Mn≧Mn)オキシプロピレン重合体を含有
するものである。
【0013】(A)成分の重量部/((A)成分の重量
部+(B)成分の重量部)が0.05〜0.95である
ことが好適である。
【0014】本発明でいう反応性ケイ素基は特に限定さ
れるものではないが、代表的なものを示すと、例えば、
下記一般式[化5]で表わされる基が挙げられる。
【0015】
【化5】
【0016】[式中、RおよびRは、いずれも炭素
数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリール
基、炭素数7〜20のアラルキル基または(R´)
iO−で示されるトリオルガノシロキシ基を示し、R
またはRが2個以上存在するとき、それらは同一であ
ってもよく、異なっていてもよい。ここでR´は炭素数
1〜20の1価の炭化水素基であり、3個のR´は同一
であってもよく、異なっていてもよい。Xは水酸基また
は加水分解性基を示し、Xが2個以上存在するとき、そ
れらは同一であってもよく、異なっていてもよい。aは
0、1、2または3を、bは0、1または2をそれぞれ
示す。また、m個の
【0017】
【化6】
【0018】におけるbは異なっていてもよい。mは0
〜19の整数を示す。但し、a+Σb≧1を満足するも
のとする。] 上記Xで示される加水分解性基は特に限定されず、従来
公知の加水分解性基であればよい。具体的には、例え
ば、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオ
キシ基、ケトキシメ―ト基、アミノ基、アミド基、酸ア
ミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、アルケニルオ
キシ基等が挙げられる。これらの内では、水素原子、ア
ルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメ―ト基、アミ
ノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基および
アルケニルオキシ基が好ましいが、加水分解性が穏やか
で取扱いやすいという観点からメトキシ基等のアルコキ
シ基が特に好ましい。
【0019】この加水分解性基や水酸基は1個のケイ素
原子に1〜3個結合することができ、(a+Σb)は1
〜5であるのが好ましい。加水分解性基や水酸基が反応
性ケイ素基中に2個以上存在する場合には、それらは同
一であってもよく、異なっていてもよい。
【0020】反応性ケイ素基中に、ケイ素原子は1個あ
ってもよく、2個以上あってもよいが、シロキサン結合
等によりケイ素原子の連結された反応性ケイ素基の場合
には、20個程度あってもよい。
【0021】なお、下記一般式[化7]で表わされる反
応性ケイ素基が、入手容易の点からは好ましい。
【0022】
【化7】
【0023】(式中、R、X、aは前記と同じ。) また、上記一般式[化5]におけるRおよびRの具
体例としては、例えば、メチル基、エチル基などのアル
キル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フ
ェニル基などのアリ―ル基、ベンジル基などのアラルキ
ル基、R´がメチル基やフェニル基などである(R´)
SiO−で示されるトリオルガノシロキシ基等が挙げ
られる。R、R、R´としてはメチル基が特に好ま
しい。
【0024】反応性ケイ素基はオキシプロピレン重合体
1分子中に少なくとも1個、好ましくは1.1〜5個存
在するのがよい。重合体1分子中に含まれる反応性ケイ
素基の数が1個未満になると、硬化性が不充分になり、
良好なゴム状弾性挙動を発現しにくくなる。
【0025】反応性ケイ素基はオキシプロピレン重合体
分子鎖の末端に存在してもよく、内部に存在してもよ
い。反応性ケイ素基が分子鎖の末端に存在すると、最終
的に形成される硬化物に含まれるオキシプロピレン重合
体成分の有効網目鎖量が多くなるため、高強度、高伸び
で、低弾性率を示すゴム状硬化物が得られやすくなる。
【0026】(A)成分、(B)成分における重合主鎖
を構成するオキシプロピレン重合体は、
【0027】
【化8】
【0028】で示される繰り返し単位を含有するもので
ある。これらオキシプロピレン重合体は、直鎖状であっ
ても分枝状であってもよく、あるいは、これらの混合物
であってもよい。また、他の単量体単位等が含まれてい
てもよいが、[化8]に表される単量体単位が重合体中
に50重量%以上、好ましくは80重量%以上存在する
ことが好ましい。
【0029】本発明の(A)成分である反応性ケイ素基
を有するオキシプロピレン重合体は、官能基を有するオ
キシプロピレン重合体に反応性ケイ素基を導入すること
によって得るのが好ましい。
【0030】本発明の(B)成分として用いる、Mw
/Mnが1.6以下であり、かつ数平均分子量が大き
い反応性ケイ素基含有オキシプロピレン重合体は、オキ
シプロピレン重合体に反応性ケイ素基を導入することに
よって得るのが好ましい。
【0031】そのために用いる官能基を有するオキシプ
ロピレン重合体は、対応するプロピレンオキシドの開環
重合により得ることができる。プロピレンオキシドの重
合方法としては、 (a)NaOH、KOHあるいはソジウムアルコキシ
ド、カリウムアルコキシド等のアルカリ触媒を用いる方
法 (b)アルミニウムポルフィリン錯体、複合金属、シア
ン化物錯体などの金属触媒を用いる方法などが挙げられ
る。さらに、オキシプロピレン重合体は、 (c)一旦重合により得られたオキシプロピレン重合体
を、オキシプロピレン重合体の末端基と反応し得る2以
上の官能基を有する化合物と反応させる方法によっても
得ることができる。
【0032】これらの方法の中で、(a)による方法で
は分子量の大きいオキシプロピレン重合体が得られず、
さらに(c)の方法で得た分子量が大きいオキシプロピ
レン重合体は分子量分布が広がる傾向が見られるために
不利となり、(b)による方法が有利となる。
【0033】反応性ケイ素基の導入は公知の方法で行な
えばよい。すなわち、例えば、以下の方法が挙げられ
る。
【0034】(1)末端に水酸基等の官能基を有するオ
キシプロピレン重合体に、この官能基に対して反応性を
示す活性基及び不飽和基を有する有機化合物を反応さ
せ、次いで、得られた反応生成物に加水分解性基を有す
るヒドロシランを作用させてヒドロシリル化する。
【0035】(2)末端に水酸基、エポキシ基やイソシ
アネート基等の官能基(以下、Y官能基という)を有す
るオキシプロピレン重合体に、このY官能基に対して反
応性を示す官能基(以下、Y´官能基という)及び反応
性ケイ素基を有する化合物を反応させる。
【0036】このY´官能基を有するケイ素化合物とし
ては、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシランなどのようなアミノ基含有シラン類;γ−
メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルメチルジメトキシシランなどのようなメルカ
プト基含有シラン類;γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシランなどのようなエポキシシ
ラン類;ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロイ
ルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロイ
ルオキシプロピルメチルジメトキシシランなどのような
ビニル型不飽和基含有シラン類;γ−クロロプロピルト
リメトキシシランなどのような塩素原子含有シラン類;
γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−
イソシアネートプロピルメチルジメトキシシランなどの
ようなイソシアネート含有シラン類;メチルジメトキシ
シラン、トリメトキシシラン、メチルジエトキシシラン
などのようなハイドロシラン類などが具体的に例示され
うるが、これらに限定されるものではない。
【0037】以上の方法のなかで、(1)の方法、また
は(2)のうち末端に水酸基を有する重合体とイソシア
ネート基および反応性ケイ素基を有する化合物を反応さ
せる方法、が合成の容易さから好ましい。
【0038】(A)成分の反応性ケイ素基含有オキシプ
ロピレン重合体の数平均分子量(Mn)としては、硬
化物のゴム弾性発現のためには、4,000以上のもの
が好ましく、8,000以上のものがさらに好ましい。
【0039】(A)成分の反応性ケイ素基含有オキシプ
ロピレン重合体のMw/Mnは1.6を超えるもの
であり、硬化前における粘度が高く、配合上の制限を受
ける、作業性が低下する場合がある等の不便な点を有し
ている。なお、本発明において、(A)成分としてMw
/Mnが1.8以上のものを用いた場合に効果は顕
著に現れる。
【0040】(B)成分の反応性ケイ素基含有オキシプ
ロピレン重合体のMw/Mnは1.6以下であり、
分子量分布が狭く、かつ数平均分子量(Mn)は、
(A)成分の重合体の数平均分子量(Mn)よりも小
さくない。Mw/Mnの値は好ましくは1.5以下
であり、さらに好ましくは1.4以下である。数平均分
子量が大きいにもかかわらず分子量分布が狭い重合体
は、硬化前において粘度が低く取扱いが容易である。
【0041】なお、分子量分布は、各種の方法で測定可
能であるが、通常ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)
法での測定が一般的である。
【0042】(A)成分である反応性ケイ素基含有オキ
シプロピレン重合体と、(B)成分である反応性ケイ素
基含有オキシプロピレン重合体とを混合すると、両成分
を含有してなる硬化性組成物の硬化前の粘度は、(A)
成分が保有する粘度よりも低下する。さらに(A)成分
と(B)成分を適当な割合で混合することにより、配合
作業あるいは配合物の取扱い上、好ましい値に粘度を設
定することが可能である。
【0043】さらに、(B)成分である重合体の数平均
分子量(Mn)は、(A)成分である重合体の数平均
分子量(Mn)より小さくないため、両者を混合した
組成物からの硬化物は、(A)成分の重合体から得られ
る硬化物のゴム弾性を低下させることはない。
【0044】(A)成分と(B)成分との混合割合とし
ては、特に限定はないが、(A)成分の重量部/
((A)成分の重量部+(B)成分の重量部)が0.0
5〜0.95であることが粘度低下等の点で好ましく、
0.1〜0.9であることがさらに好ましい。
【0045】本発明の組成物を硬化させるにあたって
は、硬化触媒を使用してもしなくてもよい。硬化触媒を
使用する場合には、従来公知のものを広く使用すること
ができる。その具体例としては、テトラブチルチタネー
ト、テトラプロピルチタネートなどのチタン酸エステル
類;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエー
ト、ジブチルスズジアセテート、オクチル酸スズ、ナフ
テン酸スズなどのスズカルボン酸塩類;ジブチルスズオ
キサイドとフタル酸エステルとの反応物;ジブチルスズ
ジアセチルアセトナート;アルミニウムトリスアセチル
アセトナート、アルミニウムトリスエチルアセトアセテ
ート、ジイソプロポキシアルミニウムエチルアセトアセ
テートなどの有機アルミニウム化合物類;ジルコニウム
テトラアセチルアセトナート、チタンテトラアセチルア
セトナートなどのキレート化合物類;オクチル酸鉛;ブ
チルアミン、オクチルアミン、ラウリルアミン、ジブチ
ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシ
ルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルア
ミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン、グ
アニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6−トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリン、N
−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデセ
ン−7(DBU)などのアミン系化合物、あるいはこれ
らアミン系化合物のカルボン酸などとの塩;過剰のポリ
アミンと多塩基酸とから得られる低分子量ポリアミド樹
脂;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生成
物;γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ンなどのアミノ基を有するシランカップリング剤;など
のシラノール縮合触媒、さらには他の酸性触媒、塩基性
触媒などの公知のシラノール縮合触媒等が挙げられる。
これらの触媒は単独で使用してもよく、2種以上併用し
てもよい。
【0046】これらの硬化触媒の使用量は、反応性ケイ
素基含有オキシプロピレン重合体100重量部(以下、
単に「部」という)に対して0.1〜20部程度が好ま
しく、1〜10部程度が更に好ましい。反応性ケイ素基
含有オキシプロピレン重合体に対して硬化触媒の使用量
が少なすぎると、硬化速度が遅くなり、また硬化反応が
充分に進行しにくくなるので、好ましくない。一方、反
応性ケイ素基含有オキシプロピレン重合体に対して硬化
触媒の使用量が多すぎると、硬化時に局部的な発熱や発
泡が生じ、良好な硬化物が得られにくくなるので好まし
くない。
【0047】反応性ケイ素基含有オキシプロピレン重合
体は、種々の充填剤を混入する事により変性しうる。充
填剤としては、フユームシリカ、沈降性シリカ、無水ケ
イ酸、含水ケイ酸およびカーボンブラックの如き補強性
充填剤;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ
土、焼成クレー、クレー、タルク、酸化チタン、ベント
ナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活
性亜鉛華、水添ヒマシ油およびシラスバルーンなどの如
き充填剤;石綿、ガラス繊維およびフィラメントの如き
繊維状充填剤が例示される。
【0048】これら充填剤で強度の高い硬化組成物を得
たい場合には、主にフユームシリカ、沈降性シリカ、無
水ケイ酸、含水ケイ酸、カーボンブラック、表面処理微
細炭酸カルシウム、焼成クレー、クレー、および活性亜
鉛華などから選ばれる充填剤を反応性ケイ素基含有オキ
シプロピレン重合体100部に対し、1〜100部の範
囲で使用すれば好ましい結果が得られる。また、低強度
で伸びが大である硬化組成物を得たい場合には、主に酸
化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タル
ク、酸化第二鉄、酸化亜鉛、およびシラスバルーンなど
から選ばれる充填剤を反応性ケイ素基含有オキシプロピ
レン重合体100部に対し5〜200部の範囲で使用す
れば好ましい結果が得られる。もちろんこれら充填剤は
1種類のみで使用してもよいし、2種類以上混合使用し
てもよい。なお、低粘度化により多くの充填剤の使用が
可能となるので好適である。
【0049】本発明の硬化性組成物においては、可塑剤
を充填剤と併用して使用すると硬化物の伸びを大きくで
きたり、多量の充填剤を混入できたりするのでより有効
である。この可塑剤としては、ジオクチルフタレート、
ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレートなどの
如きフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチル、コハ
ク酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどの如き脂肪族
二塩基酸エステル類;ジエチレングリコールジベンゾエ
ート、ペンタエリスリトールエステルなどの如きグリコ
ールエステル類;オレイン酸ブチル、アセチルリシノー
ル酸メチルなどの如き脂肪族エステル類;リン酸トリク
レジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフェニ
ルなどの如きリン酸エステル類;エポキシ化大豆油、エ
ポキシステアリン酸ベンジルなどの如きエポキシ可塑剤
類;2塩基酸と2価アルコールとのポリエステル類など
のポリエステル系可塑剤;ポリプロピレングリコールや
その誘導体などのポリエーテル類;ポリ−α−メチルス
チレン、ポリスチレンなどのポリスチレン類;ポリブタ
ジエン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリ
クロロプレン、ポリイソプレン、ポリブテン、塩素化パ
ラフィン類などの可塑剤が単独又は2種類以上の混合物
の形で任意に使用できる。可塑剤量は、反応性ケイ素基
含有オキシプロピレン重合体100部に対し、1〜10
0部の範囲で使用すると好ましい結果が得られる。
【0050】本発明の硬化性組成物の調整法には特に限
定はなく、例えば上記した成分を配合し、ミキサーやロ
ールやニーダーなどを用いて常温または加熱下で混練し
たり、適した溶剤を少量使用して成分を溶解させ、混合
したりするなどの通常の方法が採用され得る。また、こ
れら成分を適当に組合わせることにより、1液型や2液
型の配合物をつくり使用することもできる。
【0051】本発明の硬化性組成物は、大気中に暴露さ
れると水分の作用により、三次元的に網状組織を形成
し、ゴム状弾性を有する固体へと硬化する。
【0052】本発明の硬化性組成物を使用するに際して
は、更に、必要に応じて、接着性改良剤、物性調整剤、
保存安定性改良剤、滑剤、顔料、発泡剤などの各種添加
剤を適宜添加することが可能である。
【0053】本発明の硬化性組成物は弾性シーラント、
シーリング材として特に有用であり、建造物、船舶、自
動車、道路などの密封剤として使用しうる。更に、単独
あるいはプライマーの助けをかりてガラス、磁器、木
材、金属、樹脂成形物などの如き広範囲の基質に密着し
うるので、種々のタイプの密封組成物および接着組成物
としても使用可能である。更に、食品包装材料、注型ゴ
ム材料、型取り用材料、塗料としても有用である。
【0054】
【発明の効果】本発明により、従来の分子量分布の広い
(GPCによるMw/Mnが大きい)反応性ケイ素基含
有オキシプロピレン重合体が持つ高粘度などの欠点を、
分子量分布が狭く(GPCによるMw/Mnが小さ
く)、かつ数平均分子量(Mn)の大きい反応性ケイ素
基含有オキシプロピレン重合体を混合することにより、
硬化物の優れたゴム弾性を低下させることなく、効率よ
く効果的に解消し得た。
【0055】
【実施例】本発明をより一層明らかにするために、以下
に実施例を挙げる。
【0056】合成例1 1.5リットル耐圧ガラス製反応容器に分子量15,0
00のポリオキシプロピレントリオール(Mw/Mn=
1.38、粘度89ポイズ)401g(0.081当
量)を仕込み、窒素雰囲気にした。
【0057】137℃で、滴下漏斗からナトリウムメト
キシドの28%メタノール溶液19.1g(0.099
当量)を滴下し、5時間反応させた後、減圧脱揮した。
窒素雰囲気下にもどし塩化アリル9.0g(0.118
当量)を滴下、1.5時間反応させた後、さらにナトリ
ウムメトキシドの28%メタノール溶液5.6g(0.
029当量)と塩化アリル2.7g(0.035当量)
を用いてアリル化をおこなった。
【0058】この反応物をヘキサンに溶かしケイ酸アル
ミニウムで吸着処理した後、ヘキサンを減圧除去すると
311gの黄色透明なポリマーが得られた(粘度68ポ
イズ)。
【0059】このポリマー270g(0.065当量)
を耐圧ガラス製反応容器に仕込み、窒素雰囲気にした。
塩化白金酸の触媒溶液(HPtCl・6HO 2
5gをイソプロピルアルコール500gに溶かした溶
液)0.075mlを添加後、30分撹拌した。ジメト
キシメチルシラン6.24g(0.059当量)を滴下
漏斗より加え、90℃で4時間反応させた後、脱揮する
と260gの黄色透明なポリマーが得られた。
【0060】合成例2 1.5リットル耐圧ガラス製反応容器に分子量6,00
0のポリオキシプロピレントリオール(Mw/Mn=
1.1、粘度11ポイズ)381g(0.183当量)
を仕込み、窒素雰囲気にした。
【0061】137℃で、滴下漏斗からナトリウムメト
キシドの28%メタノール溶液42.5g(0.220
当量)を滴下し、5時間反応させた後、減圧脱揮した。
窒素雰囲気下にもどし塩化アリル28.5g(0.37
2当量)を滴下、1.5時間反応させた後、さらにナト
リウムメトキシドの28%メタノール溶液16.9g
(0.088当量)と塩化アリル7.9g(0.103
当量)を用いてアリル化をおこなった。
【0062】この反応物をヘキサンに溶かしケイ酸アル
ミニウムで吸着処理した後、ヘキサンを減圧除去すると
313gの黄色透明なポリマーが得られた(粘度10ポ
イズ)。
【0063】このポリマー270g(0.148当量)
を耐圧ガラス製反応容器に仕込み、窒素雰囲気にした。
塩化白金酸の触媒溶液(HPtCl・6HO 2
5gをイソプロピルアルコール500gに溶かした溶
液)0.075mlを添加後、30分撹拌した。ジメト
キシメチルシラン14.06g(0.132当量)を滴
下漏斗より加え、90℃で4時間反応させた後、脱揮す
ると264gの黄色透明なポリマーが得られた。
【0064】合成例3 数平均分子量が3,000のポリオキシプロピレングリ
コール420gと数平均分子量が3,000のポリオキ
シプロピレントリオール80gとを、窒素置換された耐
圧ガラス製反応容器に仕込んだ。水酸化ナトリウム40
gを加え、60℃で13時間反応させた後、ブロモクロ
ルメタン19gを60℃で10時間反応させた。(得ら
れたポリマーのMw/Mnは2.1であり、粘度は38
5ポイズであった。)続いて、塩化アリル15gを加え
36時間反応をおこなった。反応終了後、減圧にして揮
発物質を除去した。
【0065】内容物をビーカーにとり出しヘキサンに溶
かした。ケイ酸アルミニウムで吸着処理した後、ヘキサ
ンを減圧除去した。
【0066】このポリマー500gを窒素置換された反
応容器に仕込み、塩化白金酸の触媒溶液(HPtCl
・6HO 25gをイソプロピルアルコール500
gに溶かした溶液)0.03gを添加した後、ジメトキ
シメチルシラン12gを加えて80℃で4時間反応させ
た。反応終了後、減圧にして揮発物質を除去すると淡黄
色透明なポリマーが500g得られた。
【0067】合成例4 数平均分子量が3,000のポリオキシプロピレングリ
コール420gと数平均分子量が3,000のポリオキ
シプロピレントリオール80gとを、窒素置換された耐
圧ガラス製反応容器に仕込んだ。水酸化ナトリウム40
gを加え、60℃で13時間反応させた後、ブロモクロ
ルメタン15.5gを60℃で10時間反応させた。
(得られたポリマーのMw/Mnは1.9であり、粘度
は88ポイズであった。)続いて、塩化アリル19gを
加え36時間反応をおこなった。反応終了後、減圧にし
て揮発物質を除去した。
【0068】内容物をビーカーにとり出しヘキサンに溶
かした。ケイ酸アルミニウムで吸着処理した後、ヘキサ
ンを減圧除去した。
【0069】このポリマー500gを窒素置換された反
応容器に仕込み、塩化白金酸の触媒溶液(HPtCl
・6HO 25gをイソプロピルアルコール500
gに溶かした溶液)0.03gを添加した後、ジメトキ
シメチルシラン14gを加えて80℃で4時間反応させ
た。反応終了後、減圧にして揮発物質を除去すると淡黄
色透明なポリマーが510g得られた。
【0070】合成例1、2、3および4で得られたポリ
マーの数平均分子量(Mn)と分子量分布(Mw/M
n)をGPCにより分析した。GPCは、ポリスチレン
ゲル(東ソー株式会社製)を充填したカラムに留出溶媒
としてテトラヒドロフランを用いて、オーブン温度40
℃で分析した。その結果を[表1]に示す。
【0071】
【表1】
【0072】実施例1 合成例1で得られたポリマー50部と、合成例3で得ら
れたポリマー50部とを混練した。
【0073】実施例2 合成例1で得られたポリマー50部と、合成例4で得ら
れたポリマー50部とを混練した。
【0074】参考例1 合成例2で得られたポリマー50部と、合成例3で得ら
れたポリマー50部とを混練した。
【0075】上記実施例1、2および参考例1で得た組
成物の23℃における粘度を、B型粘度計(BMタイプ
ローター No.4、 12rpm)を用いて測定し
た。結果を[表2]に記載する。
【0076】また比較例として、合成例1〜4で得たポ
リマー(比較例1〜4に相当)の23℃における粘度
を、上記と同じように測定し、その結果を[表2]に併
記した。
【0077】
【表2】
【0078】[表2]から明らかなように、高粘度で取
扱いが不便であるポリマーの粘度を、低粘度側に効率よ
く調節することができた。
【0079】実施例3 合成例1で得られたポリマー50部、及び合成例3で得
られたポリマー50部に、オクチル酸スズ3部、ラウリ
ルアミン0.5部、水0.6部を混練し、シート状に硬
化させた。
【0080】実施例4 合成例1で得られたポリマー50部、及び合成例4で得
られたポリマー50部に、オクチル酸スズ3部、ラウリ
ルアミン0.5部、水0.6部を混練し、シート状に硬
化させた。
【0081】参考例2 合成例2で得られたポリマー50部、及び合成例3で得
られたポリマー50部に、オクチル酸スズ3部、ラウリ
ルアミン0.5部、水0.6部を混練し、シート状に硬
化させた。
【0082】比較例5 合成例1で得られたポリマー100部に、オクチル酸ス
ズ3部、ラウリルアミン0.5部、水0.6部を混練
し、シート状に硬化させた。
【0083】比較例6 合成例2で得られたポリマー100部に、オクチル酸ス
ズ3部、ラウリルアミン0.5部、水0.6部を混練
し、シート状に硬化させた。
【0084】比較例7 合成例3で得られたポリマー100部に、オクチル酸ス
ズ3部、ラウリルアミン0.5部、水0.6部を混練
し、シート状に硬化させた。
【0085】比較例8 合成例4で得られたポリマー100部に、オクチル酸ス
ズ3部、ラウリルアミン0.5部、水0.6部を混練
し、シート状に硬化させた。
【0086】実施例3、4、参考例2および比較例5〜
8で得られたシート状硬化物から、JIS 3号ダンベ
ルをそれぞれ作成し、これを用いて引張試験(破断強度
(TB)、破断時伸び(EB))を行なった。結果を
[表3]に示す。
【0087】
【表3】
【0088】[表3]から明らかなように、実施例3、
4で得られた硬化物において、ゴム弾性は大きく低下し
なかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 71/00 - 71/14 C08G 65/00 - 65/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)重合主鎖が本質的に、 【化1】 で示される繰り返し単位からなり、水酸基または加水分
    解性基の結合したケイ素原子を含むケイ素原子含有基を
    少なくとも1個有するオキシプロピレン重合体であっ
    て、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
    )の比(Mw/Mn)が1.6を超えるオキシ
    プロピレン重合体、及び (B)重合主鎖が本質的に、 【化2】 で示される繰り返し単位からなり、水酸基または加水分
    解性基の結合したケイ素原子を含むケイ素原子含有基を
    少なくとも1個有するオキシプロピレン重合体であっ
    て、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
    )の比(Mw/Mn)が1.6以下であり、か
    つ数平均分子量(Mn)が前記(A)のオキシプロピ
    レン重合体の数平均分子量(Mn)より小さくない
    (Mn≧Mn)オキシプロピレン重合体を含有する
    硬化性組成物。
  2. 【請求項2】(A)成分の重量部/((A)成分の重量
    部+(B)成分の重量部)が0.05〜0.95である
    請求項1に記載の硬化性組成物。
JP3228102A 1991-09-09 1991-09-09 硬化性組成物 Expired - Lifetime JP2995308B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3228102A JP2995308B2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 硬化性組成物
US07/941,915 US5223597A (en) 1991-09-09 1992-09-08 Curable composition
EP92115419A EP0531969A1 (en) 1991-09-09 1992-09-09 Curable composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3228102A JP2995308B2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 硬化性組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0565404A JPH0565404A (ja) 1993-03-19
JP2995308B2 true JP2995308B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=16871229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3228102A Expired - Lifetime JP2995308B2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 硬化性組成物

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5223597A (ja)
EP (1) EP0531969A1 (ja)
JP (1) JP2995308B2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2728562B1 (fr) * 1994-12-22 1997-01-24 Poudres & Explosifs Ste Nale Procede de fabrication en continu de chargements pyrotechniques a liant silicone et compositions susceptibles d'etre mises en oeuvre par ce procede
DE19525468B4 (de) * 1995-07-12 2007-09-06 3M Espe Ag Polyethersilikon-Abformmaterial auf Acrylat-Basis, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung
EP0856569B1 (en) * 1995-10-12 2002-06-12 Kaneka Corporation Process for fitting glass members onto vehicles
US5990214A (en) * 1997-07-31 1999-11-23 Velsicol Chemical Corporation Liquid glycol benzoate compositions
US6649016B2 (en) 2002-03-04 2003-11-18 Dow Global Technologies Inc. Silane functional adhesive composition and method of bonding a window to a substrate without a primer
JP4101632B2 (ja) * 2002-11-01 2008-06-18 株式会社カネカ 硬化性組成物および復元性、クリープ性改善方法
US6777512B1 (en) * 2003-02-28 2004-08-17 Dow Global Technologies Inc. Amine organoborane complex initiated polymerizable compositions containing siloxane polymerizable components
CN100480279C (zh) * 2003-06-09 2009-04-22 陶氏环球技术公司 稳定的有机硼烷聚合反应引发剂和可聚合的组合物
KR101152496B1 (ko) * 2003-12-10 2012-06-01 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 유리를 구조물 내에 접착시키기 위한 시스템
ES2309598T3 (es) * 2003-12-22 2008-12-16 Dow Global Technologies Inc. Composiciones polimerizables de manera acelerada iniciadas por complejos de organoborano-amina.
US8501886B2 (en) * 2003-12-22 2013-08-06 Dow Global Technologies Llc Accelerated organoborane amine complex initiated polymerizable compositions
US7494540B2 (en) * 2004-12-15 2009-02-24 Dow Global Technologies, Inc. System for bonding glass into a structure
US7786183B2 (en) * 2005-06-20 2010-08-31 Dow Global Technologies Inc. Coated glass articles
US7781493B2 (en) 2005-06-20 2010-08-24 Dow Global Technologies Inc. Protective coating for window glass
EP1934296A1 (en) 2005-10-07 2008-06-25 Dow Gloval Technologies Inc. Amido-organoborate initiator systems
US7345130B2 (en) * 2005-10-25 2008-03-18 Dow Global Technologies Inc. Silane functional prepolymer and isocyanate functional prepolymer blend based adhesive composition
CN101495591B (zh) * 2006-07-24 2011-11-16 陶氏环球技术公司 硅烷官能的粘合剂组合物和将窗玻璃粘接到无底漆的基底上的方法
EP1894979A1 (de) * 2006-08-31 2008-03-05 Sika Technology AG VOC-arme oder VOC-freie Haftvermittlerzusammensetzung
US8153261B2 (en) * 2006-09-01 2012-04-10 Momentive Performance Materials Inc. Solid polymeric substrate having adherent resin component derived from curable silylated polyurethane composition
US20080103274A1 (en) * 2006-10-12 2008-05-01 Jialanella Gary L Accelerated organoborane initiated polymerizable compositions
US7524907B2 (en) * 2006-10-12 2009-04-28 Dow Global Technologies, Inc. Accelerated organoborane initiated polymerizable compositions
US7819964B2 (en) * 2007-02-16 2010-10-26 Dow Global Technologies Inc. System for bonding glass into a structure
EP2160365B1 (en) * 2007-05-30 2012-04-18 Dow Global Technologies LLC Method of preparing glass and ceramic enamels on glass for adhesive bonding
CN101903483B (zh) 2007-12-18 2014-09-10 陶氏环球技术公司 对玻璃粘合剂具有增强的粘合性的窗玻璃用保护涂层
US8388797B2 (en) * 2008-09-10 2013-03-05 Dow Global Technologies Llc Process for bonding reactive adhesives to substrates
CN102985385B (zh) 2010-03-08 2016-03-16 陶氏环球技术有限责任公司 用于异氰酸酯和硅烷官能化粘合剂的水基底漆组合物
WO2012141281A1 (ja) * 2011-04-15 2012-10-18 株式会社カネカ 建築用外装材
JP6959256B2 (ja) 2016-04-19 2021-11-02 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー イソシアネートとシランの機能性接着剤のための長いオープンタイムの水性プライマー組成物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123648A (en) * 1979-03-16 1980-09-24 Shin Etsu Chem Co Ltd Cold-setting composition
JP2550123B2 (ja) * 1987-12-26 1996-11-06 鐘淵化学工業株式会社 アルキッド系塗料の塗装方法
CA1338943C (en) * 1987-12-28 1997-02-25 Sadao Yukimoto Curable composition of oxyalkylene polymer

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0565404A (ja) 1993-03-19
US5223597A (en) 1993-06-29
EP0531969A1 (en) 1993-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2995308B2 (ja) 硬化性組成物
JP3087138B2 (ja) 硬化性組成物
JP3062626B2 (ja) 硬化性組成物
JPH06172631A (ja) 硬化性組成物
US5719249A (en) Reactive silicon group-containing polyoxyalkylene-polysiloxane copolymer
JPH05125272A (ja) 硬化性組成物
US5296582A (en) Curable resin composition
JP2995309B2 (ja) 硬化性組成物
US6369187B1 (en) Reactive silicon group-containing oxypropylene polymer and method of producing same
JP3483045B2 (ja) 反応性ケイ素基含有新規重合体およびその製造方法
JP2832496B2 (ja) 硬化性組成物の作業性を改善しつつ、硬化物の表面の粘着性または埃付着性を改善する方法
US5880245A (en) Process for the preparation of novel reactive silicon group-containing polymer
JP2995310B2 (ja) 硬化性組成物
JP3304956B2 (ja) 硬化性組成物
US6576733B1 (en) Curable oxypropylene polymer composition
JP3304954B2 (ja) シーラント用硬化性組成物
JP3304955B2 (ja) 硬化性組成物
JP4198945B2 (ja) 硬化性組成物
JPH04283258A (ja) 硬化性組成物
JP4398123B2 (ja) 硬化性組成物
JPH0129822B2 (ja)
JPH04283260A (ja) 硬化性組成物
JPH06220926A (ja) 吸水性止水材
JP4018160B2 (ja) 硬化性組成物
JP2006274270A (ja) 硬化性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term