JP2995113B2 - 閃光発光回路 - Google Patents

閃光発光回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラに搭載されて写
真撮影時に閃光を発光する閃光発光回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラの多くは、夜間など被写体
の輝度が低いときでも所定感度のフィルムに写真を撮影
できるように閃光発光回路を備えているが、この閃光発
光回路を利用して自動露出制御を行うべく、撮影を行う
直前に閃光発光を行って被写体輝度を測定し、測定結果
に基づいて絞り値およびシャッタ秒時等の露出条件を設
定し、その後に前記露出条件で再度閃光発光を行って露
出するようにした電子カメラも実現されている。以下、
撮影前の閃光発光を予備発光と呼び、撮影時の閃光発光
を本発光と呼ぶ。
【0003】このような電子カメラの閃光発光回路は、
予備発光後の充電時間を短縮して迅速に本発光に移行す
るため、図5に示したように、小容量の予備発光用のサ
ブコンデンサSCと大容量の本発光用のメインコンデン
サMCとを備えている。そして、サブコンデンサSCの
みを放電させて予備発光を行い、サブコンデンサSCを
すぐに充電し、サブコンデンサSCとメインコンデンサ
MCを両方とも放電させて本発光を行い、次回の閃光撮
影に備えて両コンデンサを充電している。
【0004】上記発光動作を詳細に説明すると、予備発
光時には、発光切替信号(MSCR)により発光切替用
サイリスタSCR1のオフ状態を維持してメインコンデ
ンサMCとクセノンガスが封入された閃光放電管Xeと
の間の回路を断つ。そして、この状態で、トリガ信号
(TRG)によりトリガ用サイリスタSCR2をオンす
る。すると、トリガコンデンサTCに蓄えられていた電
荷がトリガトランスTTに流れ、トリガトランスTTの
2次側に高電圧が発生して閃光放電管Xeの管壁に設け
られたトリガ電極に加えられ、管内のクセノンガスが励
起され管の抵抗が下がる。そうすると、メインコンデン
サMCと閃光放電管Xeとの間の回路は断たれているの
で、サブコンデンサSCに蓄えられた電荷のみが放電さ
れ始めて閃光が発光される。
【0005】一方、本発光時には、発光切替用サイリス
タSCR1とトリガ用サイリスタSCR2とを同時にオ
ンする。すると、メインコンデンサMCとサブコンデン
サSCとが、両方とも閃光放電管Xeと電気的に導通状
態となるので、両コンデンサの電荷が閃光放電管Xeに
放電されて閃光が発光される。
【0006】充電は次のようにして行われる。すなわ
ち、DC−DCコンバータCTは、充電制御信号(充電
開始信号:START)に基づいて、電池Eからの電源
電圧(6V)を昇圧して高電圧(250V)をメインコ
ンデンサMC、サブコンデンサSCに印加し、これらコ
ンデンサを充電する。そして、メインコンデンサMC、
およびサブコンデンサSCが定格容量まで充電される
と、ツェナーダイオードZDにはツェナ電流が流れ始
め、このツェナ電流は充電検出信号(FULL)として
抵抗R1を介して図示省略した制御部に出力される。す
ると、制御部は、充電検出信号に基づいて充電制御信号
(充電停止信号:STOP)をDC−DCコンバータC
Tに出力して充電を停止させる。
【0007】サブコンデンサSCの充電は、充電用コン
デンサR2の存在により可能となる。すなわち、充電用
抵抗R2が無い場合には、発光切替用サイリスタSCR
1の存在により、サブコンデンサSCとDC−DCコン
バータCTとの間の回路が断たれた状態となり、サブコ
ンデンサSCを充電することができない。そこで、充電
用抵抗R2によりサブコンデンサSCとDC−DCコン
バータCTとの間の回路を接続し、DC−DCコンバー
タCTの高電圧を充電用抵抗R2を介してサブコンデン
サSCに印加できるようにしている。
【0008】ところで、最近は閃光発光回路を搭載した
電子カメラにおいても極力小型化される傾向にあるが、
カメラを小型化した場合には閃光発光窓と撮影レンズと
の間の間隔が短くなるので、閃光撮影したときに閃光が
瞳孔を通して眼球内に入射したとき、網膜上の毛細血管
により赤色光として反射され、カラー写真では瞳孔部分
が赤くなってしまういわゆる赤目現象が発生する場合が
多い。
【0009】そこで、赤目を軽減するため、前記閃光発
光回路により予備発光を行って一瞬瞳孔を閉じさせ、瞳
孔が開かないうちに本発光を行うようにした電子カメラ
が実現されている。そして、現在は、予備発光を自動露
出制御と赤目軽減の両方に共用することが求められてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本来、自動露
出制御のために予備発光を行うよう構成された従来の閃
光発光回路では、サブコンデンサSCは、充電用抵抗R
2を介して充電されるため、その分だけ充電時間が長く
なってしまう。このため、サブコンデンサSCの充電に
赤目を軽減するために適当な時間(0.7〜1.3秒)
で充電が完了せず、それ以上の時間を経たのちに本発光
を行うこととなり、本発光を行う時点では瞳孔の開く度
合いが大きくなった状態になってしまい、赤目を充分に
は軽減することができなかった。特に電源の電圧が低下
してしまうとなおさら充電時間が長くなってしまってい
た。
【0011】また、メインコンデンサMCとサブコンデ
ンサSCとで本発光を行う際には、小容量のサブコンデ
ンサSCの方が先に放電しきってしまい、サブコンデン
サSCの抵抗値がほぼ0Ωとなった時点でサブコンデン
サSCと発光切替用サイリスタSCR1にはメインコン
デンサMCからの充電電流が流れ始めるが、この流れ始
める瞬間の充電電流は非常に大きいため、発光切替用サ
イリスタSCR1としては、大電流用の大型で高価なも
のを用いる必要があり、カメラの小型化、低価格化を実
現する上で大きな障害となっていた。。
【0012】本発明は、上記のような点にかんがみてな
されたもので、その目的は、赤目を軽減するためおよび
閃光撮影時に適正露出を得るために予備発光に引続き本
発光を行うタイプの閃光発光回路において、予備発光で
は小容量のサブコンデンサで閃光発光を行ない、本発光
では前記小容量のサブコンデンサと大容量のメインコン
デンサの両方を使い閃光発光を行なう閃光発光回路の回
路構成の簡易化および小型化を図ると共に、小容量のサ
ブコンデンサの充電時間を短縮することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、DC−DCコンバータと、小容量のサブ
コンデンサと、大容量のメインコンデンサと、閃光放電
管と、サイリスタとを有し、前記サブコンデンサだけを
放電させて前記閃光放電管を発光させる予備発光と、前
記サブコンデンサと前記メインコンデンサとを放電させ
て前記閃光放電管を発光させる本発光とを、前記サイリ
スタのスイッチング作用により切替える閃光発光回路に
おいて、前記DC−DCコンバータに対して前記サブコ
ンデンサと前記メインコンデンサと前記閃光放電管とを
並列に接続するとともに、前記サブコンデンサは前記D
C−DCコンバータに直結し、前記メインコンデンサは
予備発光を可能にすべく前記メインコンデンサの電荷が
前記閃光放電管に流れるのを阻止する第1のダイオード
を介して前記並列接続のラインに接続し、前記サイリス
タは前記メインコンデンサと前記第1のダイオードとの
接続点から引き出されたバイパスラインで前記メインコ
ンデンサと前記閃光放電管との間に配設し、本発光時に
前記サブコンデンサが先に放電した後、前記メインコン
デンサの電荷が前記サブコンデンサに流れるのを阻止す
る第2のダイオードを、前記サイリスタのカソードと前
記サブコンデンサとの間の前記並列接続のライン上に配
設している。
【0014】
【作用】メインコンデンサの電荷が並列接続のラインを
介して閃光放電管に流れるルートは第1のダイオードに
より常に閉ざされている。したがって、サイリスタをオ
フして閃光放電管へのバイパスラインのルートも閉じれ
ば、メインコンデンサと閃光放電管との間のルートは全
て閉ざされるのに対して、サイリスタのカソードとサブ
コンデンサの間の並列接続のライン上に配設された第2
のダイオードは閃光放電管に対して順方向となってお
り、サブコンデンサの電荷が閃光放電管に流れるルート
は開かれているので、サブコンテンサだけの放電による
予備発光が可能となる。また、サブコンデンサは、充電
用抵抗を介さずにDC−DCコンバータに直結されてい
るので、予備発光後にDC−DCコンバータにより行わ
れるサブコンテンサの充電は迅速に完了し、赤目が充分
に軽減するために適当な時間で充電を完了することが出
来る。
【0015】また、メインコンデンサ電荷が閃光放電管
に流れるルートは、バイパスライン上のサイリスタをオ
ンすることにより開かれ、メインコンデンサとサブコン
デンサの放電による本発光が可能となる。この本発光の
際には、小容量のサブコンデンサの方が大容量のメイン
コンデンサより先に放電完了するが、この放電完了によ
りメインコンデンサの電荷がサブコンデンサの方にも流
れて充電されるのはダイオードD1、D2により禁止さ
れるなど、充電開始の瞬間に大きな充電電流がサイリス
タに流れないような回路構成となっているので、サイリ
スタとしては小電流用の小型で安価なものを採用するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】図1は、小型電子カメラの電気的回路構成
を示した図である。この小型電子カメラは、CPU50
を中核として一連の撮影シーケンスを制御するよう構成
されており、CPU50には、被写体距離を測定する測
距回路51、被写体の輝度を測定する測光回路52、本
発明の一実施例による閃光発光回路53、電池Eからの
電圧を定電圧化してCPU50に供給するレギュレータ
54、レンズ駆動用モータ55a、シャッタ駆動用モー
タ55b、フィルム給送用モータ55cを駆動制御する
モータドライブ回路55、および電源オン/オフ用のメ
インスイッチ、閃光撮影モードなどの各種モードを切替
設定するモード切替スイッチなどの各種のスイッチSW
が接続されている。
【0018】CPU50は、各種スイッチSWのオン/
オフ信号、測距回路51、測光回路52からの信号に基
づいて各種撮影条件を判断し、その判断結果に応じて閃
光発光回路53、モータドライブ回路55に各種制御信
号を出力して撮影処理を実行させる。この際、CPU5
0は、閃光撮影モードが設定されている場合、或は閃光
撮影モードが設定されていなくても測光回路52にて測
定された被写体輝度が所定値以下の場合には、閃光発光
回路53により閃光を発光させて閃光撮影を行うよう制
御する。そして、閃光撮影を行う場合は、赤目軽減のた
め常に閃光撮影前の予備発光を行わせる。
【0019】図2は図1の閃光発光回路53の詳細図で
あるが、図4の従来の閃光発光回路と同一の構成要素は
同一の符号で示してある。
【0020】本閃光発光回路53が従来の閃光発光回路
と異なる点は、以下のとおりである。すなわち、DC−
DCコンバータCTに対して、サブコンデンサSC含め
てメインコンデンサMC、閃光放電管Xeなどが、図中
太線で示した並列接続ラインL1により並列に接続され
ている。また、サブコンデンサSCを充電するために従
来用いられていた充電用抵抗R2は存在せず、サブコン
デンサSCは直接DC−DCコンバータCTに接続され
ている。また、メインコンデンサMCは、ダイオードD
1を介して並列接続ラインL1に接続されている。発光
切替用サイリスタSCR1は、メインコンデンサMCの
プラス端子とダイオードD1のカソード端子との接続点
から引き出されて閃光放電管Xeに接続されたバイパス
ラインL2上に設けられ、そのカソード端子は閃光放電
管Xeのアノード端子に接続されている。さらに、サブ
コンデンサSCのプラス端子と発光切替用サイリスタS
CR1のカソード端子との間の並列接続ラインL1上に
は、ダイオードD2が設けられている。なお、サブコン
デンサSC、メインコンデンサMCとしては、それぞれ
42μF、250μF程度の電解コンデンサが用いられ
ている。
【0021】このように、サブコンデンサSCとDC−
DCコンバータCTとは充電用抵抗を介さずに直結され
ているので、DC−DCコンバータCTによる予備発行
後のサブコンデンサSCの充電は、短時間(0.7秒以
内)に完了することができ、予備発光が行なわれた後赤
目軽減を行なうに適当な時間を経過した時点で本発光を
行なうことができる。
【0022】次に、閃光発光回路53の発光動作を説明
する。
【0023】予備発光を行うときは、CPU50は、図
3に示したように、Lowレベルの発光切替信号MSC
Rを発光切替用サイリスタSCR1のゲートに与えて発
光切替用サイリスタSCR1がオフ状態を維持するよう
にしたうえで、トリガ信号TRGによりトリガ用サイリ
スタSCR2をオンする。すると、メインコンデンサM
Cと閃光放電管Xeとの間の回路は、発光切替用サイリ
スタSCR1、ダイオードD1により並列接続ラインL
1、バイパスラインL2とも全て遮断されるが、サブコ
ンデンサSCと閃光放電管Xeとの間の回路(並列接続
ラインL1)は遮断されないので、サブコンデンサSC
の電荷のみが並列閃光放電管Xeに供給されて閃光が発
光される。このように、ダイオードD1は、予備発光時
にサブコンデンサSCだけで発光させるために用いられ
ている。
【0024】一方、本発光を行うときは、図4に示した
ように、CPU50は、Highレベルの発光切替信号
MSCR(所定の電圧)を発光切替用サイリスタSCR
1のゲートに与えてオン可能な状態にしておき、トリガ
信号TRGによりトリガ用サイリスタSCR2をオンす
る。この場合、トリガ信号TRGが与えられるまでの閃
光放電管Xeの抵抗は非常に大きいため、メインコンデ
ンサMC→発光切替用サイリスタSCR1→閃光放電管
Xeのルートの回路は形成されておらず、発光切替用サ
イリスタSCR1には順バイアスがかかっていない。す
なわち、発光切替用サイリスタSCR1はまだオフ状態
にあり、バイパスラインL2は遮断されている。したが
って、まず、サブコンデンサSCの放電による閃光発光
が開始される。この閃光発光によりメインコンデンサM
C、発光切替用サイリスタSCR1と閃光放電管Xeと
の間に回路が形成され、発光切替用サイリスタSCR1
はメインコンデンサMCにより順バイアスされた状態と
なる。そして、サブコンデンサSCの放電が進むと、発
光切替用サイリスタSCR1のカソード側の電位が下が
り、発光切替用サイリスタSCR1のゲートとカソード
間の電位差がしだいに大きくなって発光切替用サイリス
タSCR1がオンし、メインコンデンサMCの放電によ
る閃光発光も開始される。このように、サブコンデンサ
SCの放電が開始された後に、メインコンデンサMCの
放電が開始されるので、閃光の光量は図4に示したよう
になる。
【0025】この際、図5の従来の閃光発光回路では、
サブコンデンサSCの放電が完了すると、メインコンデ
ンサMCによりサブコンデンサSCが充電され、この充
電開始の瞬間に発光切替用サイリスタSCR1に大電流
が流れていたが、本閃光発光回路53では、ダイオード
D1、D2によりサブコンデンサSCへの放電が阻止さ
れ、サブコンデンサSCの充電が禁止される。したがっ
て、従来のように充電開始の瞬間に大きな充電電流が発
光切替用サイリスタSCR1に流れることはなく、発光
切替用サイリスタSCR1としては、小電流用の小型で
安価なものを採用することができる。また、メインコン
デンサMCの電荷がサブコンデンサSCにも流れ、その
分閃光放電管に流れる電荷量が減り、露光不足の写真と
なる心配もない。さらに、サブコンデンサSCの充電に
よるメインコンデンサMCの電荷の浪費がなくなるの
で、その分、メインコンデンサMCとしては小容量の小
型のものを採用でき、この点でもカメラの小型化を図る
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
予備発光で小容量のサブコンデンサで閃光発光を行な
い、本発光では前記小容量のサブコンデンサと大容量の
メインコンデンサの両方を使い閃光発光を行なうタイプ
の閃光発光回路において、予備発光と本発光を切り換え
る際のサイリスタを小電流用の小型で安価なものを用い
ることが可能になり、また回路構成も簡易化され、閃光
装置の小型化に多大な効果を有すると共に、小容量のサ
ブコンデンサの充電時間を短縮することができるので赤
目の軽減に適した閃光発光回路を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による閃光発光回路を搭載し
た電子カメラの電気回路構成を示す図である。
【図2】図1に示した電子カメラの電気回路中の閃光発
光回路の詳細回路図である。
【図3】予備発光動作を示すタイムチャートである。
【図4】本発光動作を示すタイムチャートである。
【図5】従来の閃光発光回路の回路図である。
【符号の説明】
CT CD−DCコンバータ MC メインコンデンサ SC サブコンデンサ SCR1 発光切替用サイリスタ Xe 閃光放電管 D1、D2 ダイオード L1 並列接続ライン L2 バイパスライン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−22024(JP,A) 特開 昭48−92020(JP,A) 特開 昭61−138929(JP,A) 実開 昭59−164037(JP,U) 実開 昭57−50199(JP,U) 特公 昭47−27406(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 15/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC−DCコンバータと、小容量のサブ
    コンデンサと、大容量のメインコンデンサと、閃光放電
    管と、サイリスタとを有し、前記サブコンデンサだけを
    放電させて前記閃光放電管を発光させる予備発光と、前
    記サブコンデンサと前記メインコンデンサとを放電させ
    て前記閃光放電管を発光させる本発光とを、前記サイリ
    スタのスイッチング作用により切替える閃光発光回路に
    おいて、前記DC−DCコンバータに対して前記サブコ
    ンデンサと前記メインコンデンサと前記閃光放電管とを
    並列に接続するとともに、前記サブコンデンサは前記D
    C−DCコンバータに直結し、前記メインコンデンサは
    予備発光を可能にすべく前記メインコンデンサの電荷が
    前記閃光放電管に流れるのを阻止する第1のダイオード
    を介して前記並列接続のラインに接続し、前記サイリス
    タは前記メインコンデンサと前記第1のダイオードとの
    接続点から引き出されたバイパスラインで前記メインコ
    ンデンサと前記閃光放電管との間に配設し、本発光時に
    前記サブコンデンサが先に放電した後、前記メインコン
    デンサの電荷が前記サブコンデンサに流れるのを阻止す
    る第2のダイオードを、前記サイリスタのカソードと前
    記サブコンデンサとの間の前記並列接続のライン上に配
    設したことを特徴とする閃光発光回路。
JP3237029A 1991-08-23 1991-08-23 閃光発光回路 Expired - Lifetime JP2995113B2 (ja)

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