JP2992350B2 - 立体顕微鏡 - Google Patents

立体顕微鏡

Info

Publication number
JP2992350B2
JP2992350B2 JP8523258A JP52325896A JP2992350B2 JP 2992350 B2 JP2992350 B2 JP 2992350B2 JP 8523258 A JP8523258 A JP 8523258A JP 52325896 A JP52325896 A JP 52325896A JP 2992350 B2 JP2992350 B2 JP 2992350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partial
common optical
pupil
optical path
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8523258A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11501734A (ja
Inventor
ロガー シュピンク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RAIKA MIKUROSUKOPII ZUYUSUTEEME AG
Original Assignee
RAIKA MIKUROSUKOPII ZUYUSUTEEME AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RAIKA MIKUROSUKOPII ZUYUSUTEEME AG filed Critical RAIKA MIKUROSUKOPII ZUYUSUTEEME AG
Publication of JPH11501734A publication Critical patent/JPH11501734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2992350B2 publication Critical patent/JP2992350B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/18Arrangements with more than one light path, e.g. for comparing two specimens
    • G02B21/20Binocular arrangements
    • G02B21/22Stereoscopic arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1に記載の立体顕微鏡に関するもの
である。
右側の部分像と左側の部分像とを幾何学的に重畳させ
る方式の立体顕微鏡、或いはほぼ共通の光路を備えた立
体顕微鏡は既に知られている。この種の公知の立体顕微
鏡の利点は、二つの立体光路に対して一つの拡大装置
(ズーム、交換器)しか必要としないことである。これ
に対応して、左側の光学系と右側の光学系とを互いに調
整する必要もない。
両部分像の光が共通の受像装置に同時に到達すること
を阻止するため、例えば両部分像に対して異なる偏光光
線が使用される。従って、偏光依存型のビームスプリッ
ターがそれぞれ所望の偏光特性を備えた所望の部分像ま
たは光を受像装置に到達させる。この種の解決法は構成
が複雑であり、光の強度を強く減少させるので望ましく
ない。受像装置に交互に到達する両部分像の光強度の減
少を最小に抑えるため、移動するミラー面が一方の部分
像を光路内へ挿入する過程と他方の部分像を遮蔽する過
程とを交互に行なうようにした解決法が開発された(ス
イス特許第1525/94−0号を参照)。しかしながら移動
するミラーには、移動可能であることによってミラーの
正確な方向づけが阻害されるという欠点と、ミラーの重
量のために移動装置に作用する慣性力が高いので、移動
装置を大型に構成し固定しなければならないという欠点
がある。
本発明の課題は、光のロスができるだけ小さい簡単な
構成要素を使用して、左側の部分像と右側の部分像とを
共通の光学系により支障なく受像装置に供給させる光線
重畳装置を提供することである。
本発明によれば、両立体部分光路または左側の光路と
右側の光路は、少なくとも共通の光路の部分領域におい
て、少なくとも部分的に空間的に分離された部分瞳を有
している。このため、互いに平行に横に並んでいる両部
分光路は、対象物から見て主対物レンズのすぐ後方で、
少なくとも二つのミラーにより共通の軸線に沿って転向
せしめられる。ミラーの配置は、共通の光路の光軸の横
に重心を持っている両部分光線またはその部分瞳から、
瞳面内において空間的に分離せしめられた光束が、共通
の光路内で伝播するように選定されている。ミラーから
は、最大で、各部分光線の半分の瞳の光が共通の光路内
に導入される。
一つの受像装置に一つの部分光路の光だけを到達させ
るようにするためには、ビームスプリッターも回転ミラ
ーも使用する必要はなく、少なくとも一つの移動可能な
絞りを備えた分割装置、またはほぼ位置固定或いは共通
の軸線に沿って位置調整可能な少なくとも一つの転向ミ
ラーを備えた分割装置を使用するだけでよい。少なくと
も一つの移動可能な絞りは、部分光線を交互に遮蔽する
必要があり、従って一方の部分光線は、他方の部分光線
の無視できない光部分が絞りを通過している間、ほぼ完
全に中断されている。このため少なくとも一つの移動可
能な絞りは、部分光路が分離されている領域内に配置さ
れるか、或いは共通の光路内にして瞳面の領域に配置さ
れる。これに対応して、少なくとも一つの転向ミラーを
備えた実施形態では、これらのミラーの少なとも一つ
は、一つの部分光路が共通の光学系または共通の光路か
ら切り離されるように一つの瞳面内に配置される。共通
の光学系を位置調整する際に瞳面が変位することがある
ので、絞りまたは転向ミラーが共通の光路内においてほ
ぼ一つの瞳面内に位置するよう保証する制御装置及び位
置調整装置を設けるのが有利である。
部分光線の部分瞳または光束が瞳面内で空間的に切り
離されて、有利には互いに対向するように共通の光路の
光軸の両側に配置されているので、例えば右側の光路の
部分瞳を絞りによりほぼ完全に遮蔽することができ、他
方左側の部分光線の部分瞳の少なくとも一部分は解放さ
れたままである。受像装置は左側のステレオベースの完
全な像を受け取るが、一つの部分瞳の光または絞りによ
って遮蔽されていない光束の光だけが結像されるので、
前記完全な像の強度は減少している。
絞りは、少なくとも一つの移動可能な部分を有してい
る。この場合、本発明によれば、絞りがどのような形態
で導入されるかは重要でない。並進運動は、回転運動ま
たはその他の制御運動と同等とみなされる。場合によっ
ては、移動可能な部分を大体において第1の位置と第2
の位置との間で平行移動可能にすることができる。この
場合移動可能な部分は、例えば第1の位置においては、
右側の部分光線または右側の光線の光束の領域にある
が、左側の部分光線をほとんど阻害しない。これに対応
して第2の位置では左側の部分光線またはその光束が遮
蔽され、右側の光線の光は受像装置に達する。絞りは、
絞り軸線の周りに回転する少なくとも一つの回転部分を
有しているのが有利である。この回転部分は、少なくと
も一つの遮蔽領域及び透過領域を有し、従って回転して
いる間は、少なくとも一つの部分光線または光束に対し
て遮蔽階段または透過階段が生じる。例えば、共通の光
路のほぼ半分が交互に遮蔽される必要がある。共通の光
路に沿って少なくとも一つの成分を備えた回転軸線を有
するただ一つの回転部分を使用すると、例えば回転する
半円板を使用すると、光は半円板が回転するたびに段階
的に両部分瞳から受像装置へ到達し、これは望ましいも
のではない。
光が両立体部分光線から受像装置へ達するのを阻止す
るため、少なくとも、一つの部分光線の光束が常に遮蔽
されているように、例えば半筒体またはその一部分が共
通の光路内で絞り回転軸線のまわりに回転せしめられ
る。このため絞り回転軸線はほぼ共通の光路の光軸に対
して垂直に位置しており、絞り回転軸線は実質的に、光
軸の法線面内において両部分瞳の中心を結ぶ線の中心垂
線である。筒径が光線径よりも大きく選定されているの
が有利であり、しかも筒体部分のビーム受光角の大きさ
は、少なくとも、回転軸線に対して鏡対称な二つの位置
で筒体部分が少なくとも正確に光路全体を遮蔽するよう
に選定されているのが有利である。
本発明の有利な実施形態では、絞りは、第1の回転軸
線または第2の回転軸線のまわりに回転する第1の回転
部分と第2の回転部分とを有している。両回転部分は、
それぞれの回転軸線から見た透過角度範囲及び遮蔽角度
範囲を備えた部分円板、部分円錐体、または部分筒体と
して形成されている。この場合両回転軸線は、第1の回
転部分が右側の部分光線の光束を、第2の回転部分が左
側の部分光線の光束を交互に遮蔽、透過させるように配
置されている。透過角度範囲が遮蔽角度範囲よりも小さ
くなるように選定すると、一方の部分光線のわずかな光
成分だけが絞りを通過している間に他方の部分光線が完
全に中断されているように、両回転部分を互いに同期さ
せて回転させることができる。場合によっては、絞り回
転部分のエッジ領域に、位置固定の絞り要素を設けても
よい。
本発明の有利な変形実施形態では、ただ一つの主対物
レンズが設けられている場合、立体顕微鏡の入射光束
は、少なくともそれぞれ透過部分領域と遮断部分領域と
を備えた回転絞りを用いて交互に遮蔽、透過せしめら
れ、その結果入射光束は時間的に相前後して両ミラーか
ら共通の光路内へ誘導される。
機械的に移動せしめられる絞りの代わりに、透過状態
と遮断状態との間で完全に変動することしかできないよ
うな他種の絞りを使用してもよい。
絞りの代わりに少なくとも一つのスプリッターミラー
を共通の光路内に設けた実施形態でもよい。自ずとわか
るように、ミラーの代わりに他のいかなる任意の転向要
素(例えばプリズム)を分割要素として使用してもよ
い。少なくとも一つのスプリッターミラーは、ただ一つ
の瞳を備えた領域、例えば右側の部分光線の瞳を備えた
領域に配置され、その結果この部分光線の光束は共通の
光路から偏移せしめられる。場合によっては、このスプ
リッターミラーを例えば共通の光学系の光軸に沿って移
動可能に配置する必要がある。このように構成すると、
スプリッターミラーは常に、従って光学系が位置調整さ
れた場合にも、一つの瞳面の領域にある。このように移
動可能に配置することによって生じる問題は、従来のよ
うに回転または開閉するミラーを設けることによって生
じる問題に比べると非常に些細な問題である。本発明に
よれば、両部分光線の光が交互に共通の一つの受像装置
に導かれるのではなく、二つの受像装置がそれぞれ不断
に一つの部分光線の光を得るように配置される。
移動型または回転型の絞りの場合、変位する絞りの効
果が一つの共通の受像装置(例えばCCD)での記録に対
して不都合であるような場合があるので、本発明の有利
な実施形態によれば、移動する絞りの代わりに少なくと
も一つの前記スプリッターミラーが設けられる。これは
像妨害に関して特に有利である。さらに両立体光路の像
は常に同時に存在し、これらの像は例えば三次元的な像
を生じさせるためディスプレ上で重畳可能である。必要
な場合には、特に位相位置を決定し、加工または表示す
るようにしてもよい。
有利な解決法では、両部分光線には直接主対物レンズ
においてそれぞれ一つの重畳ミラーが配分されている。
自ずとわかるように、ミラーの代わりに他の任意の転向
要素(例えばプリズム)を重畳要素として使用してもよ
い。両重畳ミラーは平行に方向づけられており、共通の
光路の光軸に沿った方向においても、またこの光軸に交
差する方向においても互いにずらして配置されている。
共通の光路は第1の重畳ミラーにおいて始まる。なぜな
ら重畳ミラーにおいては、第2の重畳ミラーからくる光
が第1の重畳ミラーの側方を通って第1の重畳ミラーの
光とともに共通の光路の光軸に沿って伝播するからであ
る。少なくとも第1の重畳ミラーは(有利には第2の重
畳ミラーも)一つの瞳面の領域にあるので、それぞれの
部分光線から一つの部分瞳が共通の光路内へ到達する。
従って共通の光路の終端部においてそれぞれの部分光線
により完全な像が表示されるが、その強度は減少してい
る。両部分瞳は、開始時または第1のミラーの場合のよ
うに、共通の光路内で有利には共通の光軸の両側に対称
に配置されている。
ステレオベースを、少なくとも一つの重畳ミラーを平
行移動させることにより位置調整可能であるようにする
のが有利である。この場合、場合によっては、立体部分
光線の両瞳が主対物レンズの軸線に関してほぼ対称に配
置されるように主対物レンズが平行移動せしめられる。
ステレオベースを最大限に位置調整できるように、一つ
の実施形態によれば、主対物レンズに二つの平行ミラー
が配置され、そのうち少なくとも一方の平行ミラーは共
通の光路の項軸方向に移動可能である。最大のステレオ
ベース、または両部分光線の瞳の最大間隔は、ミラーを
主対物レンズの互いに対向するエッジ領域に配置するこ
とにより達成される。最小のステレオベース、または一
つだけの光路は、両ミラーが共通の光路の光軸を通る分
割線に沿って互いに接続していれば得られる。この分割
線は、有利な実施形態では、主対物レンズの軸線と共通
の光路の軸線とによって張られる面内にある。
それぞれただ一つの重畳ミラーを使用すれば、分割さ
れた両部分光路は非対称に形成され、従って共通の光線
案内部に至るまで異なった長さを有する。これにより、
共通の光路内で平行に進行する部分光線の間に位相シフ
トが生じる。位相情報を使用する必要がある場合には、
分割される光路は同じ長さに、有利には対称に形成され
る。このため、例えば主対物レンズにおいて二つのミラ
ーが主対物レンズの軸線に関して対称に配置され、その
結果部分光線はミラーで反射後互いに逆の方向に方向づ
けられ、少なくとも一つの他のミラーにより共通の光路
内へ平行に導入可能である。光を共通の光路内へ進入さ
せる両ミラーは、部分光束が像の光強度だけを減少さ
せ、像アパーチャーまたは視野絞りを縮小させないよう
にするためには、実質的に一つの瞳面の領域にある必要
がある。
最大で各部分光線の半分の瞳が使用されるので、各部
分光線の光強度は半分に減少する。しかしながら、光束
が共通の光学系において時間的に重畳され、他方空間的
には瞳面内で分割されるようにした本発明による解決法
では、最大限可能な光強度は、部分光線が偏光、重畳さ
れ受像装置の前で偏光依存型ビームスプリッターを用い
て分割される場合に比べて高いことは明らかである。
移動されるミラーが各部分光線の瞳全体の光を交互に
共通の光学系に案内するようにした解決法は、交互に遮
蔽される両部分光線路の部分瞳を用いた本発明による解
決法に比べて、ほぼ2倍の大きさの光強度を持ってい
る。しかしながら本発明による解決法では、移動される
ミラーが設けられていないので、ミラーの構成は極めて
簡潔であり、従って有利である。さらに本発明の実施形
態では、部分光線は共通の受像装置に交互に結像される
のではなく、不断に別個の受像装置に結像される。部分
光線を交互に結像させる場合に実現可能な光強度は、時
間ファクターのために少なくとも半分だけ減少するの
で、半瞳を不断に表示する際に、ミラー移動型の解決法
の場合とほぼ同じ大きさの光強度を達成できる。
本発明による解決法は、両立体像の受像を、光のロス
を少なくして、しかも簡潔な構成要素を用いて可能にさ
せる。回転する絞りも、またほぼ位置固定されているミ
ラーも、移動型のミラーに比べて構成が著しく簡潔であ
り、簡単に使用できる。
観察者は3次元像を目にする。これにより、例えば磁
気共鳴立体像を実際に見える像に重畳させることができ
るので有利である。このような立体顕微鏡を手術用顕微
鏡として使用すると、見える像をよりはっきりと解明で
きるので、執刀医にとって特に有利である。他方、反射
した像は他の情報、例えば器具または顕微鏡自体の制御
に関する情報を含んでいることがある。これに関連して
以下のスイス特許出願を指摘する。これらの出願には、
本発明に関連する内容が開示されている。CH3890/93−
3;CH135/94−3;CH198/94−5;CH949/94−2。これらの出
願の教義を本発明と組み合わせれば特に有利である。
本発明は特に立体顕微鏡との関連で説明されている
が、最も広い意味では本発明は他の任意の光路を備えた
機器にも適用できる。この限りでは請求の範囲も対応的
に広く解釈されるべきである。
本発明の他の詳細及び実施形態は図面から明らかであ
る。添付の図において、 図1は 一つの主対物レンズと二つのミラーとを備えた
装置の概略斜視図であり、光が共通の光学系の光軸に対
して側方にずれている二つの部分瞳から共通の光学系内
へ到達するように構成した装置の概略斜視図である。
図2は 一つの主対物レンズと、二つのミラーと、移動
可能な絞りと、受像装置とを備えた装置の側面図であ
る。
図3は 一つの主対物レンズと、二つのミラーと、二つ
の移動可能な絞りとを備えた装置の平面図である。
図4は 二つの移動可能な絞り部分を備えた絞りを示す
図である。
図5は 円錐状の絞り部分及び円板状の絞り部分を示す
図である。
図6は 二つの円錐状の絞り部分を備えた絞りを示す図
である。
図7は 共通の光路の光軸が主対物レンズの光軸に対し
て傾斜していない変形実施形態を示す図である。
図8は 一つの部分光線内にのみミラーを配置した他の
変形実施形態を示す図である。
図9は 両部分光路の長さがほぼ同じ他の変形実施形態
を示す図である。
本発明は図示した実施形態に限定されるものではな
く、特に前記のスイス特許出願の教義と組み合わせれ
ば、さらに任意の変形実施形態が得られる。例えば絞り
に対しては回転運動及び並進運動ばかりでなく、定常的
な電子光学的絞りも考えられ、このような絞りは、内側
及び外側へ回動できる機械的な絞りと全く同様に完全な
スイッチング機能を備え、しかも透過領域において光の
ロスがない。たいていの場合、ミラーを使用する代わり
に、同様の作用をするプリズムを使用してもよい。これ
らすべての変形実施形態は、本発明の開示事項に含まれ
る。
図1は、主対物レンズ24と、二つの重畳ミラー23a,23
bとを備えた装置を示しており、この装置では、光は、
共通の光学系の軸線8に対して側方にずれた二つの部分
瞳から前記共通の光学系へ達する。従って、重畳ミラー
23a,23bにて反射した部分瞳4a,4b(主対物レンズ24の領
域に設けられている)の光は、共通の光学系の第1のレ
ンズ20に達する。主対物レンズ24と第1のレンズ20との
間ではほぼ平行な光線伝播であるので、重畳ミラー23a,
23bも瞳面の領域にある。共通の光路に同時に挿入され
る部分瞳4a,4bは、二つの立体部分光路の像情報を含ん
でいる。この像情報は、従来の立体顕微鏡では、左側の
光路と右側の光路の瞳全体6a,6bを共通の光学系を介し
て交互に結像させることにより、受像装置に案内してい
た。
ステレオベース(Stereobasis)は、主対物レンズ24
の軸線10に対して傾斜角が異なりそれぞれ軸線7a,7bを
備えている二つの部分光線を介して対象物3を観察する
ことにより得られる。二つの部分光線は、主対物レンズ
24から軸線9aまたは9bを介して共通の光学系に達する。
結像に用いられる部分瞳は、説明のために図示した中心
光線5a,5bのまわりに形成されている。部分瞳だけを共
通の光学系に到達させることにより、二つの立体像のフ
ィールドアパーチャーは変化せず、これら立体像の明る
さだけがほぼ均一に像全体にわたって減少する。
両重畳ミラー23a,23bは部分光線を偏向させて、その
軸線9a,9bが軸線8に屈折するようにする。この場合、
軸線9a,9bと軸線8の間の角度が90゜であるのが有利で
ある。共通の光学系において両部分瞳4a,4bを重畳させ
るため、両重畳ミラー23a,23bは軸線8に関して互いに
逆の側で直接軸線8に接続するように配置されている。
図示した実施形態では、軸線8におけるミラー境界線は
軸線8と10によって張られる面内にある。少なくとも一
方の重畳ミラーが変位可能であること(符号30で示し
た)により、ステレオベースは位置調整可能である。結
像される部分瞳4a,4bの間の最大距離は、主対物レンズ
の拡がりにより制限されている。両重畳ミラー23a,23b
はその変位30により互いに横に並ぶように配置させるこ
とができるので、ステレオベースをゼロまで縮小させる
ことができる。この場合両部分瞳は互いに補完しあっ
て、光路の全体瞳を形成する。
図2は、図1の装置の断面図である。主対物レンズ24
が軸線10に対して垂直に変位できることを符号31で示し
た。主対物レンズのこの移動は、ステレオベースを位置
調整する際に次のように行うのが有利であり、即ち両部
分光線の瞳が主対物レンズの領域において軸線10に関し
常にほぼ対称に配置されるように行うのが有利である。
図2には、共通の光学系をかわりやすく説明するため
三つのレンズ20,21,22が図示されている。平行な光路の
領域にある瞳面12には、共通の光学系内の共役瞳面が関
係づけられている。自ずと明らかなように、共通の光学
系内に中間像面11を生じさせることもできる。例えば、
レンズ21と22の間の平行な光路領域に共役瞳面12′が図
示されている。絞り装置41は共役瞳面12′内で一方の部
分光線の部分瞳を交互に蔽い、他の光線の部分瞳を解放
する。この絞り装置41により、受像装置60には、妨害さ
れなかった像が両立体部分光線のそれぞれ一方だけを介
して交互に供給される。絞りの遮蔽過程を受像と同期さ
せるため、同期装置61を絞り41及び受像装置60と接続さ
せるのが有利である。
図3は図1の装置の平面図であり、絞り21の後には、
共役瞳面12′の領域に、回転軸線42a,42bのまわりに回
転する二つの円板41aと41bを備えた絞り装置が配置され
ている。これら円板はそれぞれ少なくとも一つの透過・
遮蔽領域を有している。図で明らかなように、両円板41
a,41bはそれぞれ共通の光路の互いに対向している横断
面半部分をほぼ蔽うことができる。中心光線5aと5bはこ
れら二つの横断面半部分においてそれぞれ両円板の一方
を通る。一方の立体部分光線の光束または部分瞳が一方
の円板により蔽われ、他方の立体部分光線の光束または
部分瞳が他方の円板を貫通することにより、一つの部分
像だけが受像装置に到達することが保証される。
図4によれば、各円板のほぼ四分の一が透過領域とし
て形成され、ほぼ四分の三が遮蔽領域として形成されて
いる。両円板が平行にまたは同一位相で回転すると、殆
ど常に一つの部分瞳が完全に遮蔽される。遮蔽領域と貫
通領域との比率は、回転軸線と光軸8との距離及び横断
面領域の大きさに依存している。遮蔽領域は、少なくと
も円板の半分の大きさと、共通の光路が回転軸線と交わ
る角度範囲の2倍の大きさとを有していなければならな
い。円板によって蔽われない上部及び下部のエッジ領域
は、位置固定の絞り部材43によって蔽われるのが有利で
ある。
図5は、回転軸線42のまわりに回転する絞り部材41が
ほぼ円板状或いは円錐状に形成されていることを示して
いる。
図6は、回転軸線42aと42bが光軸8に対して角度を成
して延びてもよいことを示している。
図7の構成では、共通の光学系の光軸8と主対物レン
ズの光軸10との成す角度は90゜よりも大きい。光軸8に
おけるミラー境界線は、光軸8と光軸10とによって張ら
れる面に対してほぼ垂直である。ステレオベースを位置
調整するため、両ミラー23a,23bが運動範囲30aと30bに
おいて移動可能に形成されるのが有利である。両ミラー
23a,23bが互いに接続していれば、実質的に、互いに接
続しあう二つの部分瞳から成る全体瞳が結像される。
場合によっては、共通の光路の瞳面内にピッチ円筒状
の絞り44が設けられる。この絞り44は、光軸と交差する
回転軸線45のまわりに回転可能である。この場合回転軸
線は光軸8に対して横方向に、有利には垂直に配置され
ている。円筒部分44は、まず第1に、少なくとも共通の
光路全体を蔽う必要がある。半円筒を必要としないよう
にするため、円筒の径44rは共通の光学系の半分よりも
大きく選定される。円筒部分44が実線で示した位置から
破線で示した位置へ回転する間、光線の半分が遮蔽さ
れ、他の半分が解放されている。
図8の構成では、共通の光軸8は主対物レンズの光軸
10に平行に延びている。両重畳ミラー23aと25は、一方
の光線(例えば左側の光線)を次のように2回90゜転向
させ、即ちこの光線が転向されない第2の光線(例えば
右側の光線)の横に位置するように、或いは両部分瞳が
共通の光軸8の両側に位置するように、従って光軸9bの
両側に位置するように転向させる。ミラー25上には、左
側の光路の結像された部分瞳4a′が図示されている。共
通の光学系内には、部分瞳4a′と4bの光束が到達する。
図9の構成では、両部分光路はほぼ同じ長さである。
このため両重畳ミラー23aと23bは、これらミラーで転向
した部分光線が主対物レンズの光軸の領域で互いに衝突
するように相互に方向づけられている。この領域で少な
くとも一つの光線が他のミラーによって転向せしめられ
て、両光線の部分瞳は互いに横に並ぶように位置し、両
光線は光軸8に沿って共通の光学系26を通過する。共通
の光線は、一つの瞳面または共役の瞳面12′で有利には
分割装置27により二つの部分光路に分割される。
左側の立体部分光線の部分瞳と右側の立体部分光線の
部分瞳とが光軸8を境にして互いに逆の側にあるので、
分割は例えば一方の部分瞳の領域に配置される少なくと
も一つのスプリッターミラーを用いて行うことができ
る。図示した構成では二つのスプリッターミラー27a,27
bが設けられている。両部分瞳は、これらのスプリッタ
ーミラーにより、他の光学的要素(例えばレンズ22a,22
b)を介してそれぞれの受像装置60a,60bに結像される。
両光路内に異なる数量のミラーを設ければ、重畳可能で
左右非対称の二つの像を一つの立体像を生じさせるため
に使用できるように像情報が変換される。
瞳面の位置を、共通の光学系を位置調整することによ
り変更できるので、トラッキング運動32またはトラッキ
ング装置は、分割装置27が常に所望の共役の瞳面内に位
置するように設けられる。空間的な分割装置の代わり
に、時間的な分割を例えば絞りによって設定してもよ
い。これに対応して、絞りをトラッキングするためのト
ラッキング装置が使用される。
トラッキング装置または移動装置を制御するため、一
つの瞳面の実際の位置を特定して、トラッキング装置
を、分割装置が実際の瞳面のほうへ移動するためにトラ
ッキング装置を制御する制御装置を設けるのが有利であ
る。
自ずと理解されるように、絞りを用いる本発明の実施
態様において、絞りの代わりにそれぞれ転向装置を使用
してもよい。従って、共通の光路の瞳面内で空間的に分
割される部分瞳は、本発明によれば、絞りを用いて交互
に遮蔽されるか、或いは少なくとも一つのスプリッター
ミラーを用いて空間的に明確に分離され、即ち共通の光
軸8から離れて案内される。スプリッターミラーの代わ
りに他の要素、例えばプリズムを使用してもよいが、光
のロスができるだけ小さくなるように保証されている必
要がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 21/00 G02B 21/06 - 21/36

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部分で分割され、第2の部分で共通
    に案内される第1の立体部分光路及び第2の立体部分光
    路と、分割されている二つの光路を重畳させるための重
    畳装置と、一方の部分光路の像を少なくとも部分的に受
    像装置に供給できるように保証する分割装置とを有して
    いる立体顕微鏡において、重畳装置が少なくとも二つの
    重畳ミラーを有し、これらの重畳ミラーは、両立体部分
    光路の部分瞳の光束が同時に共通の光路に導入されて、
    共通の光路の瞳面内において少なくとも部分的に空間的
    に分割された部分瞳を有するに至るように、ほぼ瞳面の
    領域に配置されていることを特徴とする立体顕微鏡。
  2. 【請求項2】以下の構成要件の少なくとも一つを有し、
    即ち a)重畳装置が、主対物レンズのすぐ後に、有利には主
    対物レンズの軸線に対してほぼ45゜の角度で傾斜し且つ
    互いに平行に方向づけられる二つの重畳ミラーを有し、
    両重畳ミラーは、共通の光路の光軸に沿った方向におい
    ても、この共通の光軸に対して交差する方向においても
    互いにずれており、且つ特に共通の光軸を通る境界線を
    それぞれ有し、これら境界線が有利には、共通の光軸と
    主対物レンズの軸線とによって張られる面の両側に位置
    していること、 b)重畳装置が、主対物レンズの後にして、第1の部分
    光路のほぼ平行な光路の領域に、少なくとも二つの重畳
    ミラーを有し、これら重畳ミラーは、第1の部分光線の
    部分瞳が、共通の光軸に関し、有利には転向されない第
    2の部分光線の部分瞳に対し鏡像的に位置するように第
    1の部分光線を転向させること、 c)重畳装置が少なくとも三つの重畳ミラーを有し、そ
    のうち二つの重畳ミラーが、ほぼ同じ長さで特に主対物
    レンズ軸線に関して対称に配置される別個の経路に沿っ
    て両部分光線を重畳領域へ転向させ、この重畳領域にお
    いて重畳ミラーが、共通の光軸に関して対称な部分瞳を
    備えた部分光線を共通の光学系へ導入可能とさせるこ
    と、 なる構成要件を少なくとも一つ有していることを特徴と
    する、請求項1に記載の立体顕微鏡。
  3. 【請求項3】ステレオベースを位置調整するための位置
    調整装置が設けられ、この位置調整装置は、少なくとも
    一つの重畳ミラーをほぼ共通の光路の光軸に沿って平行
    に移動可能にさせ、且つ場合によっては主対物レンズを
    平行に移動可能にさせて、共通の光学系内に到達した両
    部分光線が主対物レンズ光軸に関しほぼ対称に配置され
    る主対物レンズの部分領域を通るように案内することを
    特徴とする、請求項1または2に記載の立体顕微鏡。
  4. 【請求項4】分割装置が少なくとも一つの分割要素を有
    し、この分割要素は、殆ど障害のない像を受像装置に供
    給する際、一つの瞳面内において立体光路の部分瞳の領
    域にだけ配置され、従って共通の光路の通過横断面の一
    部分のみ配置されることを特徴とする、請求項1から3
    までのいずれか一つに記載の立体顕微鏡。
  5. 【請求項5】分割装置が絞り装置として形成され、少な
    くとも一つの前記分割要素が移動可能な絞り要素であ
    り、この絞り要素は、少なくとも一つの部分瞳を交互に
    遮蔽可能にさせ、このために例えば振動しながら、特に
    軸線のまわりで回転しながら挿入可能であり、或いは回
    動または移動して挿入可能であることを特徴とする、請
    求項4に記載の立体顕微鏡。
  6. 【請求項6】絞り装置が、二つの軸線のまわりで同期し
    て回転する円板、円錐体、筒体のような二つの部材を有
    し、これらの部材が、交互に、共通の光路のほぼ半分を
    解放し他の半分を遮蔽する通過領域を有していることを
    特徴とする、請求項5に記載の立体顕微鏡。
  7. 【請求項7】移動可能な絞り要素が、半筒体またはその
    一部分として形成され、且つ常に少なくとも、一方の部
    分光線の光束が遮蔽されるように、ほぼ共通の光路の光
    軸に対する法線面内にある回転軸線、特に二つの部分瞳
    の中心を結ぶ線の中心垂線上にある回転軸線のまわりに
    回転可能であることを特徴とする、請求項5に記載の立
    体顕微鏡。
  8. 【請求項8】分割装置が転向装置として形成され、且つ
    ほぼ一つの瞳面内にして共通の光路の部分瞳の領域に配
    置される少なくとも一つの転向要素、有利にはスプリッ
    ターミラーにより、部分光路を転向させ、特に両部分光
    線を別個の受像装置に供給可能にさせることを特徴とす
    る、請求項4に記載の立体顕微鏡。
  9. 【請求項9】分割装置が共通の光路の光軸に沿って移動
    可能であり、特に制御装置と移動装置とが設けられ、制
    御装置は瞳面の実際の位置を決定可能にさせ、移動装置
    は分割装置を決定された位置へ移動可能にさせることを
    特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載
    の立体顕微鏡。
JP8523258A 1995-02-03 1996-02-01 立体顕微鏡 Expired - Fee Related JP2992350B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH303/95-5 1995-02-03
CH30395 1995-02-03
PCT/EP1996/000406 WO1996024083A1 (de) 1995-02-03 1996-02-01 Stereomikroskop

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11501734A JPH11501734A (ja) 1999-02-09
JP2992350B2 true JP2992350B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=4183930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8523258A Expired - Fee Related JP2992350B2 (ja) 1995-02-03 1996-02-01 立体顕微鏡

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5912763A (ja)
EP (1) EP0807274B1 (ja)
JP (1) JP2992350B2 (ja)
CA (1) CA2211622C (ja)
DE (1) DE59600739D1 (ja)
WO (1) WO1996024083A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0730181B1 (de) * 1995-03-02 2000-12-20 CARL ZEISS JENA GmbH Verfahren zur Erzeugung des stereoskopischen Bildes eines Objektes sowie Anordnung zur stereoskopischen Betrachtung
DE19606424A1 (de) * 1996-02-22 1996-09-05 Zeiss Carl Jena Gmbh Verfahren zur Erzeugung des stereoskopischen Bildes eines Objektes sowie Anordnung zur stereoskopischen Betrachtung
JP4611490B2 (ja) * 1999-05-31 2011-01-12 Hoya株式会社 ビデオ型立体顕微鏡
KR100354840B1 (ko) * 2000-05-09 2002-10-05 최부진 입체영상 취득을 위한 촬영기 및 촬영방법
US7180660B2 (en) * 2002-02-04 2007-02-20 Carl-Zeiss-Stiftung Trading As Carl Zeiss Stereo-examination systems and stereo-image generation apparatus as well as a method for operating the same
US8339447B2 (en) * 2004-10-21 2012-12-25 Truevision Systems, Inc. Stereoscopic electronic microscope workstation
JP4674094B2 (ja) * 2005-02-10 2011-04-20 オリンパス株式会社 立体観察装置
DE102006012388A1 (de) 2005-10-20 2007-04-26 Carl Zeiss Surgical Gmbh Mikroskopiesystem
DE102006009452B4 (de) 2005-10-20 2010-07-01 Carl Zeiss Surgical Gmbh Stereomikroskop
US8358330B2 (en) * 2005-10-21 2013-01-22 True Vision Systems, Inc. Stereoscopic electronic microscope workstation
US20070188603A1 (en) * 2005-10-21 2007-08-16 Riederer Thomas P Stereoscopic display cart and system
DE102006010767B4 (de) * 2006-03-08 2008-04-17 Carl Zeiss Surgical Gmbh Mikroskopiesystem
US9168173B2 (en) * 2008-04-04 2015-10-27 Truevision Systems, Inc. Apparatus and methods for performing enhanced visually directed procedures under low ambient light conditions
US9226798B2 (en) 2008-10-10 2016-01-05 Truevision Systems, Inc. Real-time surgical reference indicium apparatus and methods for surgical applications
US10117721B2 (en) 2008-10-10 2018-11-06 Truevision Systems, Inc. Real-time surgical reference guides and methods for surgical applications
US9173717B2 (en) 2009-02-20 2015-11-03 Truevision Systems, Inc. Real-time surgical reference indicium apparatus and methods for intraocular lens implantation
US8784443B2 (en) 2009-10-20 2014-07-22 Truevision Systems, Inc. Real-time surgical reference indicium apparatus and methods for astigmatism correction
US20110213342A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-01 Ashok Burton Tripathi Real-time Virtual Indicium Apparatus and Methods for Guiding an Implant into an Eye
DE102010026171A1 (de) * 2010-07-06 2012-01-12 Carl Zeiss Surgical Gmbh Digitales Mikroskopiesystem
DE102013003900A1 (de) * 2012-03-28 2013-10-02 Carl Zeiss Microscopy Gmbh Lichtmikroskop und Verfahren zur Bildaufnahme mit einem Lichtmikroskop
CA2883498C (en) 2012-08-30 2022-05-31 Truevision Systems, Inc. Imaging system and methods displaying a fused multidimensional reconstructed image
US11083537B2 (en) 2017-04-24 2021-08-10 Alcon Inc. Stereoscopic camera with fluorescence visualization
US10299880B2 (en) 2017-04-24 2019-05-28 Truevision Systems, Inc. Stereoscopic visualization camera and platform
US10917543B2 (en) 2017-04-24 2021-02-09 Alcon Inc. Stereoscopic visualization camera and integrated robotics platform
DE102017123320A1 (de) * 2017-10-09 2019-04-11 Olympus Winter & Ibe Gmbh Stereoendoskop
DE102022105089B3 (de) 2022-03-03 2023-06-29 Schölly Fiberoptic GmbH Stereoskopische Anordnung und Operationsmikroskop mit stereoskopischer Anordnung
DE102022105090B3 (de) 2022-03-03 2023-06-29 Schölly Fiberoptic GmbH Stereoskopische Anordnung und Operationsmikroskop mit stereoskopischer Anordnung

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1473537A (en) * 1974-06-17 1977-05-11 Butterfield J Stereo television microscope
JPH069572B2 (ja) * 1986-08-06 1994-02-09 オリンパス光学工業株式会社 手術用顕微鏡
JPH01319721A (ja) * 1988-06-21 1989-12-26 Nikon Corp 実体顕微鏡
DE4243556A1 (de) * 1992-12-22 1994-06-23 Zeiss Carl Fa Stereoskopisches Mikroskop zur Darstellung dreidimensionaler Abbildungen auf einem elektronischen Bildschirm
DE4243452A1 (de) * 1992-12-22 1994-06-23 Zeiss Carl Fa Adapter zur dreidimensionalen Darstellung von stereoskopischen Abbildungen auf einer elektronischen Bildwiedergabevorrichtung
EP0730181B1 (de) * 1995-03-02 2000-12-20 CARL ZEISS JENA GmbH Verfahren zur Erzeugung des stereoskopischen Bildes eines Objektes sowie Anordnung zur stereoskopischen Betrachtung

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11501734A (ja) 1999-02-09
CA2211622C (en) 2001-11-20
DE59600739D1 (de) 1998-12-03
EP0807274B1 (de) 1998-10-28
WO1996024083A1 (de) 1996-08-08
CA2211622A1 (en) 1996-08-08
EP0807274A1 (de) 1997-11-19
US5912763A (en) 1999-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2992350B2 (ja) 立体顕微鏡
US8922624B2 (en) Optical observation instrument with at least two optical transmission channels that respectively have one partial ray path
JP3756561B2 (ja) 実体顕微鏡構造
JPH0915531A (ja) 対象物の立体画像の作成方法と立体観察のための配置
JPH0456817A (ja) 顕微鏡装置
JP3527659B2 (ja) 立体顕微鏡
JPH0554087B2 (ja)
US4704012A (en) Stereoscopic microscope
JP3478687B2 (ja) 複眼撮像装置
JPH06222283A (ja) 立体像を電子画像再生装置に三次元表示するためのアダプタ
US5002376A (en) Dual stereomicroscope
JP2938940B2 (ja) 手術用顕微鏡
US5305139A (en) Illumination system and method for a high definition 3-D light microscope
JP2009265665A (ja) ビームスプリッタ装置を備える立体顕微鏡
JP2004109488A (ja) 実体顕微鏡
US20010050808A1 (en) Stereomicroscope
US5867312A (en) Illumination system and method for a 3-D high definition light microscope
US20090109524A1 (en) Light Microscope
JP2001117014A (ja) 実体顕微鏡
US5548441A (en) Illumination system and method for a high definition light microscope
JP2002287037A (ja) 双眼視検部を備えた光学器械
JPS63167318A (ja) 実体顕微鏡
JPS61226722A (ja) 実体顕微鏡
JP3609874B2 (ja) 立体視内視鏡
JP4323031B2 (ja) 実体顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees