JP2990765B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JP2990765B2 JP2228082A JP22808290A JP2990765B2 JP 2990765 B2 JP2990765 B2 JP 2990765B2 JP 2228082 A JP2228082 A JP 2228082A JP 22808290 A JP22808290 A JP 22808290A JP 2990765 B2 JP2990765 B2 JP 2990765B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴム強化樹脂に180℃以上の軟化点を有す
るカルボン酸アマイド系ワックスを配合して得られる、
成形加工性、耐熱性の物性バランスが高水準にある熱可
塑性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、ゴム強化樹脂の代表例であるABS樹脂は、衝撃
強度と剛性のバランスに優れ、耐熱性、成形加工性も良
好なことから、自動車部品、家電製品などに幅広く利用
されている。
近年、耐熱性に対する要求が高まり、α−メチルスチ
レンやN−フェニルマレイミドなどを共重合させること
により、ゴム強化樹脂の耐熱性の向上が行われている。
しかしながら、前記方法によってゴム強化樹脂の耐熱
性は向上できるが、同時に成形加工性が低下するという
問題が発生する。このため、滑剤添加により、成形加工
性を改良しようとする試みがなされ、代表的な滑剤とし
てポリエチレンワックス、ステアリン酸、カルボン酸ア
マイド系のエチレンビスステアリルアミドなどが用いら
れている。
しかし、エチレンビスステアリルアミドの添加では、
成形加工性は改良できるが、同時に耐熱性が低下すると
いう問題があり、耐熱性を保持しながら流動性を改良で
きる方法は見出されていないのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来技術の課題を背景になされたもの
で、耐熱性を保持しながら大幅に成形加工性を改良した
ゴム強化樹脂を主成分とする熱可塑性樹脂組成物を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、下記(イ)または(イ)および(ロ)から
なり、かつゴム状重合体の含有量が3〜40重量%である
ゴム強化樹脂(A)100重量部に対し、高級脂肪族モノ
カルボン酸と多塩基酸との酸混合物と、ジアミン類とを
脱水反応することによって得られる、軟化点が180℃以
上のカルボン酸アマイド系ワックス(B)0.1〜15重量
部を含有する熱可塑性樹脂組成物を提供するものであ
る。
(イ)ゴム状重合体の存在下に、(a)芳香族ビニル化
合物、(b)シアン化ビニル化合物および(c)(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルの3種類から選ばれた
少なくとも2種類の単量体成分(I)を重合して得られ
るグラフト共重合体。
(ロ)(a)芳香族ビニル化合物、(b)シアン化ビニ
ル化合物および(c)(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルの3種類から選ばれた少なくとも2種類の単量体成
分(II)を重合して得られる共重合体および/または
(c)(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重合
体。
本発明のゴム強化樹脂(A)を構成する(イ)成分に
使用されるゴム状重合体としては、例えばポリブタジエ
ン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンランダム共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチ
レン−ブタジエンブロック共重合体などのジエン系ゴム
状重合体、該ジエン系ゴム状重合体の水素添加物、エチ
レン−プロピレン−(ジエン)ゴム、アクリルゴムなど
が挙げられ、これらは1種または2種以上で使用され
る。
本発明のゴム強化樹脂(A)を構成する(イ)および
(ロ)成分に使用される(a)芳香族ビニル化合物とし
ては、例えばスチレン、t−ブチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルキシレン、モ
ノクロルスチレン、ジクロルスチレン、モノブロムスチ
レン、ジブロムスチレン、フルオロスチレン、p−t−
ブチルスチレン、エチルスチレン、ビニルナフタレン、
ジビニルベンゼン、1,1−ジフニルスチレン、N,N−ジエ
チル−p−アミノエチルスチレン、ビニルピリジンなど
が挙げられ、特にスチレン、α−メチルスチレンが好ま
しい。
また、前記(イ)および(ロ)成分に使用される
(b)シアン化ビニル化合物としては、例えばアクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどが挙げられる。
さらに、前記(イ)および(ロ)成分に使用される
(c)(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、
例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−プロピル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ヒド
ロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸t−ブチルシクロヘキシル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ヘキシルなどが挙げられ、これらの1
種以上が使用できる。これらのなかでは、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチルが好ましく、さらに好まし
くはメタクリル酸メチルである。
なお、前記(イ)および(ロ)成分には、(d)前記
(a)〜(c)と共重合可能な他の単量体を共重合させ
ることもできる。この(d)他の単量体としては、例え
ばマレイミド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレ
イミド、N−(p−メチルフェニル)マレイミド、N−
フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドな
どのα,β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物、その
ほか無水マレイン酸、メタクリル酸などが挙げられる。
(イ)成分中の各単量体の好ましい使用量は、次のとお
りである。
(a)芳香族ビニル化合物を必須成分とするときの全
単量体成分中に占める(a)芳香族ビニル化合物量は、
5〜95重量%、 (b)シアン化ビニル化合物を必須成分とするときの
全単量体成分中に示す(b)シアン化ビニル化合物量
は、5〜40重量%、 (c)(メタ)アクリル酸アルキルエステルを必須成
分とするときの全単量体成分中に占める(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル量は、5〜95重量%である。
一方、(ロ)成分中の各単量体の好ましい使用量は、
次のとおりである。
(a)芳香族ビニル化合物を必須成分とするときの全
単量体成分中に占める(a)芳香族ビニル化合物量は、
5〜95重量%、 (b)シアン化ビニル化合物を必須成分とするときの
全単量体成分中に示す(b)シアン化ビニル化合物量
は、5〜40重量%、 (c)(メタ)アクリル酸アルキルエステルを必須成
分とするときの全単量体成分中に占める(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル量は、5〜100重量%である。
なお、前記(イ)〜(ロ)成分において、(d)他の
単量体の使用割合は、全単量体成分中に50重量%以下で
ある。
前記(イ)〜(ロ)成分において、(a)芳香族ビニ
ル化合物および(b)シアン化ビニル化合物を併用する
場合には、耐衝撃性が一段と優れたゴム強化樹脂が得ら
れる。
ゴム強化樹脂(A)中の前記ゴム状重合体の含有量
は、3〜40重量%、好ましくは5〜35重量%であり、3
重量%未満では機械的強度が得られず、一方40重量%を
超えると成形加工性、耐熱性が低下するので好ましくな
い。
なお、ゴム強化樹脂(A)のグラフト率は、好ましく
は10〜200%、さらに好ましくは20〜150%である。グラ
フト率がこの範囲にあると、成形加工性、耐熱性、機械
的強度などの物性のバランスの優れたものが得られるの
で好ましい。
また、ゴム強化樹脂(A)のメチルエチルケトン可溶
分の固有粘度〔η〕(30℃で測定)は、好ましくは0.2
〜1.2dl/g、さらに好ましくは0.3〜1.0dl/gであり、0.2
dl/g未満では充分な機械的強度、耐熱性が得られず、一
方1.2を超えると成形加工性が低下するので好ましくな
い。
ゴム強化樹脂(A)は、ゴム状重合体の存在下に単量
体成分(I)を重合して得られるグラフト共重合体、あ
るいはこれと単量体成分(II)もしくは(c)(メタ)
アクリル酸アルキルエステルを別途重合して得られる
(共)重合体とのブレンドであってもよい。
本発明に使用されるゴム強化樹脂(A)は、乳化重
合、溶液重合、懸濁重合などによって製造される。
また、この際、重合に用いられる重合開始剤、分子量
調節剤、乳化剤、分散剤、溶媒などとしては、通常、こ
れらの重合法で用いられるものをそのまま用いることが
可能である。
ゴム強化樹脂(A)の製造方法の好ましい方法として
は、例えばゴム状重合体の存在下に、単量体成分および
乳化剤、重合開始剤を用い、一般に重合温度30〜150
℃、重合時間1〜15時間、重合圧力−1.0〜5.0kg/cm2
条件下でグラフト重合して(グラフト)共重合体(ただ
し、未グラフトの重合体を含む)を得るか、あるいはゴ
ム状重合体と、乳化重合もしくは溶液重合により得られ
る単量体成分(II)の(共)重合体とを混合することに
よって製造する。
次に、本発明に使用されるカルボン酸アマイド系ワッ
クス(B)は、180℃以上、好ましくは190〜270℃、さ
らに好ましくは200〜260℃の軟化点を有するものであ
る。
ここで、この軟化点は、JIS K2531−1960の石油アス
ファルト軟化点試験方法(環球法、熱媒としてシリコー
ンオイルを使用)によって測定した値である。
このカルボン酸アマイド系ワックス(B)としては、
例えばカルボン酸成分としてパルミチン酸、ステアリン
酸、モンタン酸、ベヘン酸などの高級脂肪族モノカルボ
ン酸とマロン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸な
どの多塩基酸との酸混合物と、エチレンジアミン、1,3
−ジアミノプロパン、ヘキサメチルジアミン、トリレン
ジアミンなどのジアミン類とを熱脱水反応することによ
って得られる。この際、高級脂肪族モノカルボン酸と多
塩基酸とのモル比は、2/0.1〜2/1.5、好ましくは2/0.18
〜1.0である。また、高級脂肪族モノカルボン酸と多塩
基酸との混合物とジアミン類とのモル比は、1/0.4〜1/
0.8、好ましくは1/0.5〜1/0.7である。
カルボン酸アマイド系ワックス(B)の具体的な製造
方法としては、例えば高級脂肪族モノカルボン酸と多塩
基酸とを溶融混合したのち、この溶融混合物に前記ジア
ミン類を徐々に加えて、窒素気流下で160〜300℃で脱水
反応させることによって得られる。
このカルボン酸アマイド系ワックス(B)の軟化点が
180℃未満では、目的とする耐熱性が得られない。
前記ゴム強化樹脂(A)に対するカルボン酸アマイド
系ワックス(B)の配合量は、(A)成分100重量部に
対し、(B)成分が0.1〜15重量部、好ましくは0.5〜5
重量部であり、0.1重量部未満では目的とする成形加工
性が得られず、一方15重量部を超えると耐熱性が低下す
るので好ましくない。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、前記のゴム強化樹脂
(A)およびカルボン酸アマイド系ワックス(B)のほ
かに、必要に応じて滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、難
燃剤、紫外線吸収剤、光酸化防止剤、着色剤、ガラス繊
維などの無機質充填剤など、あるいはこの種の熱可塑性
樹脂組成物において一般に用いられている配合剤や添加
剤を混合することが可能である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、前記ゴム強化樹脂
(A)とカルボン酸アマイド系ワックス(B)およびさ
らに必要に応じて配合剤、添加剤などをバンバリーミキ
サー、ブラベンダー、プラストミル、ニーダー、ベント
付き押し出し機などの一般に熱可塑性樹脂の混合に用い
られる各種の混合装置および方法を用いて混合すること
ができるが、特にベント付き押し出し機を用いる方法が
好ましい。例えば、ミキサーで前記各成分を混合したの
ち、ベント付き押し出し機で220〜240℃で溶融混練りし
て造粒する。
さらに、簡単には各成分を直接、成形機内で溶融混練
りして成形することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ、本発明をさらに具体的に説明す
る。なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り
重量基準である。
また、実施例中の樹脂のグラフト率および組成物の物
性の評価は、次のようにして行った。
グラフト率 グラフト率=〔(アセトン不溶部%−グラフト共重合
体中のゴム%)/(グラフト共重合体中のゴム%)〕×
100 メルトフローレート ASTM D1238(220℃、10kg)に準じて測定した。
熱変形温度 ASTM D648(1/2インチ、18.6kg/cm2)に準じて測定
した。
参考例 (ゴム強化)樹脂(A)の調製 樹脂A−1;ゴム状重合体であるポリブタジエンラテッ
クス40部(固形分換算)に、単量体成分であるスチレン
45部およびアクリロニトリル15部をグラフト重合し、樹
脂B−1を得た。
この樹脂B−1のグラフト率は50%、〔η〕(メチル
エチルケトン可溶分の固有粘度、30℃で測定)は0.5dl/
gであった。
樹脂A−2;ゴム状重合体としてエチレン−プロピレン
−非共役ジエン共重合体ゴム20部、単量体成分としてス
チレン60部およびアクリロニトリル20部を使用する以外
は、樹脂A−1と同様にしてグラフト重合を行い、グラ
フト率=40%、同〔η〕=0.5dl/gの樹脂A−2を得
た。
樹脂A−3;ゴム状重合体として水素添加したスチレン
−ブタジエンブロック共重合体(水添率=90%)20部、
単量体成分としてスチレン50部、アクリロニトリル20部
およびメチルメタクリレート10部を使用する以外は、樹
脂A−1と同様にしてグラフト重合を行い、グラフト率
=40%、同〔η〕=0.4dl/g)の樹脂A−3を得た。
樹脂A−4;ゴム状重合体を用いず、単量体成分として
スチレン75部およびアクリロニトリル25部を用いる以外
は、樹脂A−1と同様にして乳化重合を行い、同〔η〕
=0.5の樹脂A−4を得た。
樹脂A−5;ゴム状重合体を用いず、単量体成分として
α−メチルスチレン75部およびアクリロニトリル25部を
用いる以外は、樹脂A−1と同様にして乳化重合を行
い、同〔η〕=0.5の樹脂A−5を得た。
カルボン酸アマイド系ワックスの調製 ワックスB−1;ステアリン酸568gおよびセバシン酸6
6.8gを混合し、加熱溶融したのち、エチレンジアミン8
3.5gを徐々に加えて窒素気流中で160℃から脱水反応を
開始させ、250℃でアミン価が5以下になるまで4〜7
時間反応させ、軟化点が215℃のカルボン酸アマイド系
ワックスB−1を得た。
ワックスB−2;ステアリン酸/セバシン酸/エチレン
ジアミン=568g/202g/120gを原料として、B−1と同様
にして反応させ、軟化点250℃のカルボン酸アマイド系
ワックスB−2を得た。
実施例1〜6、比較例1〜3 第1表に示す割合で、各樹脂をヘンシェルミキサーを
用いて混合し、さらに押し出し機を用いて210〜240℃で
造粒し、90℃で乾燥したのち、射出成形機(東芝機械
(株)製、IS80A)を用いて200℃でテストピースを作製
し、物性を評価した。結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、実施例1〜6の本発明に
係わる熱可塑性樹脂組成物は、成形加工性と耐熱性のバ
ランスが極めて良好である。
これに対し、比較例1では、カルボン酸アマイド系ワ
ックス(B)の配合量が本発明の加減値未満の例であ
り、成形加工性と耐熱性の物性バランスに劣る。
また、比較例2〜3は、軟化点が本発明の範囲未満の
カルボン酸アマイド系ワックス(エチレンビスステアリ
ルアミド)を用いた例であり、成形加工性と耐熱性の物
性バランスが劣る。
〔発明の効果〕 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、成形加工性と耐熱性
のバランスが高水準にあり、特に高品質の成形材料が要
求される自動車部品、家電製品などの用途に好適に用い
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古山 建樹 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−192765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 51/04,25/12 C08L 25/14,33/06 C08K 5/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(イ)または(イ)および(ロ)から
    なり、かつゴム状重合体の含有量が3〜40重量%である
    ゴム強化樹脂(A)100重量部に対し、高級脂肪族モノ
    カルボン酸と多塩基酸との酸混合物と、ジアミン類とを
    脱水反応することによって得られる、軟化点が180℃以
    上のカルボン酸アマイド系ワックス(B)0.1〜15重量
    部を含有する熱可塑性樹脂組成物。 (イ)ゴム状重合体の存在下に、(a)芳香族ビニル化
    合物、(b)シアン化ビニル化合物および(c)(メ
    タ)アクリル酸アルキルエステルの3種類から選ばれた
    少なくとも2種類の単量体成分(I)を重合して得られ
    るグラフト共重合体。 (ロ)(a)芳香族ビニル化合物、(b)シアン化ビニ
    ル化合物および(c)(メタ)アクリル酸アルキルエス
    テルの3種類から選ばれた少なくとも2種類の単量体成
    分(II)を重合して得られる共重合体および/または
    (c)(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重合
    体。
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