JP2989528B2 - 埋め戻し用台及び埋め戻し用台用ブロック並びに埋め戻し用台用板体 - Google Patents

埋め戻し用台及び埋め戻し用台用ブロック並びに埋め戻し用台用板体

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JP2989528B2
JP2989528B2 JP7265933A JP26593395A JP2989528B2 JP 2989528 B2 JP2989528 B2 JP 2989528B2 JP 7265933 A JP7265933 A JP 7265933A JP 26593395 A JP26593395 A JP 26593395A JP 2989528 B2 JP2989528 B2 JP 2989528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基礎コンクリー
ト形成後の埋め戻しに供される埋め戻し用台及び埋め戻
し用台用ブロック並びに埋め戻し用台用板体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建造物のための基礎コンクリー
トを形成する際には、地面に所定深さの溝を掘って、そ
の溝内に基礎コンクリートを形成し、その後、掘り出し
た土を基礎コンクリートの周辺に埋め戻して整地してい
る。
【0003】ところが、都会等では掘り出した土を一時
的に積み上げておく場所を、確保することが困難であ
る。このような場合には、掘り出した土は廃棄処分し、
埋め戻し時には新たな土を購入して使用していた。従っ
て、掘り出した土の廃棄処分及び新たな土の購入にそれ
ぞれ費用がかかって、建築費が高くなるという問題があ
った。
【0004】また、区画形成された基礎コンクリートの
中心部付近の埋め戻しにおいては、基礎コンクリートが
障害となって、ショベルローダ等の機械を乗り入れられ
ないことが多い。このため、人力に頼らざるを得ず、大
変な労力を必要とするものであった。
【0005】このような問題に対処するため、例えば、
図29に示すような埋め戻し方法が従来から提案されて
いる。すなわち、この埋め戻し方法では、発泡スチロー
ルにより四角柱状に形成された多数の埋め戻し用台20
1を使用する。これらの埋め戻し用台201を基礎コン
クリート202の周辺に配置し、その上面にビニールシ
ート203を被覆した後、その上面に土204を薄く敷
設する。そして、この土204の上面に土間コンクリー
ト205を打設する。この埋め戻し方法によれば、埋め
戻し時に新たな土を大量に購入する必要がなくなって、
建設費を節減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
埋め戻し方法においては、埋め戻し用台201が四角柱
状をなしている。このため、その成形に多量の材料を必
要とし、埋め戻し用台201の単価が高くなるととも
に、運搬・保管等に際して嵩張って煩わしいという問題
があった。
【0007】また、埋め戻し広さ及び埋め戻し深さがま
ちまちであるため、それらの変化に対応するように、平
面積及び高さの異なった埋め戻し用台201を多種類用
意する必要があった。このため、さらにコストがかかる
とともに、煩わしいという問題があった。
【0008】この発明の目的は、成形時の材料を節約で
きて低単価でかつ軽く、埋め戻し広さ及び埋め戻し深さ
の変化に容易に対応することができるとともに、分解状
態で嵩張ることなく運搬・保管等が容易な埋め戻し用台
及び埋め戻し用台用ブロック並びに埋め戻し用台用板体
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、少なくとも1つ以上
の筒状をなすブロックと、その上面に支持される板体と
を備え、前記ブロックの上下両端に上下に隣接配置され
る他のブロックと連結するための連結手段が形成され、
前記板体には対応するブロックと係合するための係合手
段が形成されたものである。
【0010】請求項2に記載の発明では、四角柱状をな
しその厚さ方向に沿って複数の孔を有するブロックと、
その上面に支持される板体とを備え、前記ブロックは中
空構造をなし、前記板体には肉盗み部としての凹部が形
成されたものである。請求項3に記載の発明では、複数
の平板をその板面同士が所定の角度をなすように隣接配
置するとともに、ほぼ一体的に接合して自立可能に形成
したブロックと、その上面に支持される板体とを備え
前記ブロックの平板の側端に自由端が形成されたもので
ある。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明において、ブロックと板体とを
着脱可能に形成したものである。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明において、ブロックと板体とを
一体に形成したものである。請求項6に記載の発明で
は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、全
体を合成樹脂発泡体で形成したものである。
【0013】請求項7に記載の発明では、埋め戻し用台
用ブロックを筒状をなし、その上下両端に上下に隣接配
置される他のブロックと連結するための連結手段が形成
されたものである。請求項8に記載の発明では、埋め戻
し用台用ブロックを四角柱状に形成するとともに、内周
面にはその厚さ方向に沿って補強板を嵌挿するための溝
を設けたものである。
【0014】請求項9に記載の発明では、埋め戻し用台
用ブロックを複数の平板をその板面同士が所定の角度を
なすように隣接配置するとともに、ほぼ一体的に接合し
て自立可能に形成し、前記平板の側端に自由端が形成さ
たものである。
【0015】請求項10に記載の発明では、請求項7〜
のいずれかに記載の発明において、ブロックの側面に
はブロックの一部を切除するための溝を備えたものであ
る。
【0016】請求項11に記載の発明では、一方の面に
は埋め戻し用台用ブロックの上面と係合するための係合
手段を設けたものである。請求項12に記載の発明で
は、請求項11に記載の発明において、表裏面の少なく
とも一方には板体の一部を切除するための溝を備えたも
のである。
【0017】請求項13に記載の発明では、請求項11
または12に記載の発明において、表裏面の少なくとも
一方には肉盗み部を形成したものである。従って、請求
項1に記載の発明においては、埋め戻し用台用ブロック
の上下両端に連結手段が設けられ、板体には係合手段が
設けられている。このため、埋め戻し深さに応じて各ブ
ロックを相互に連結することができるとともに、1枚の
板体と複数のブロックとが一体化されて、埋め戻しの効
率を向上することができる。請求項2に記載の発明にお
いては、埋め戻し用台用ブロックは複数の孔を有する中
空構造となっているとともに、板体には肉盗み部として
の凹部が形成されている。このため、埋め戻し用台の成
形において、材料を節約することができて、埋め戻し用
台の材料費を節減できて、単価を低減することができ
る。しかも、埋め戻し用台全体を軽いものとすることが
できて、運搬・取扱等が容易となる。従って、埋め戻し
時の作業者の負担を軽減することができて、埋め戻しを
効率化することができ、ひいては建設費を節減すること
ができる。
【0018】請求項3に記載の発明においては、埋め戻
し用台用ブロックは、複数の平板をその板面同士が所定
の角度をなすように隣接配置されるとともに、ほぼ一体
的に接合して自立可能に形成されている。そして、この
ブロックの平板の側端には自由端が形成される。このよ
うなブロックを、自由端をなす前記平板の側端同士が当
接するように複数個配置することによって、埋め戻し用
台は中空構造となる。このため、埋め戻し用台の成形に
おいて、材料を節約することができて、埋め戻し用台を
低単価でかつ軽いものとすることができる。
【0019】請求項4に記載の発明においては、埋め戻
し用台がブロックと板体としての天板とに分離して形成
されている。このため、埋め戻し用台をブロックと天板
とに分解して運搬することができて、埋め戻し用台の運
搬・保管等を、嵩張ることなく簡単に行うことができ
る。また、請求項3に記載の発明のもとでは、ブロック
がさらに小型の複数のブロックの集合体によって構成す
ることができて、埋め戻し用台の運搬・保管等を、いっ
そう簡単に行うことができる。
【0020】また、ブロックの配置個数及び積載個数を
変更することにより、埋め戻し広さ及び深さの変化に容
易に対応することができる。請求項5に記載の発明にお
いては、埋め戻し用台のブロックと板体とが一体に形成
されており、埋め戻し用台を基礎コンクリート内に配置
する際に便利である。
【0021】請求項6に記載の発明においては、埋め戻
し用台全体が合成樹脂発泡体で形成されており、請求項
1〜5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、埋め戻
し用台をさらに軽くすることができる。このため、埋め
戻し用台の運搬・保管がいっそう容易であり、また埋め
戻しに要する労力を低減することができて、ひいては建
設費を節減することができる。
【0022】請求項7に記載の発明においては、ブロッ
の上下両端に連結手段が設けられている。このため、
ブロックを上下方向に連結することができ、埋め戻し深
さの変化に容易に対応することができる。請求項8に記
載の発明においては、ブロックの内周面にはその厚さ方
向に沿って補強板を嵌挿するための溝が設けられてい
る。このように構成すれば、ブロックの強度を向上する
ことができる。
【0023】請求項9に記載の発明においては、ブロッ
クは、複数の平板をその板面同士が所定の角度をなすよ
うに隣接配置されるとともに、ほぼ一体的に接合して自
立可能に形成されている。そして、前記平板の側端には
自由端が形成されている。このようなブロックを、自由
端をなす前記平板の側端同士が当接するように複数個配
置することによって、埋め戻し用台は中空構造となる。
このため、ブロックの成形において、材料を節約するこ
とができて、埋め戻し用台を低単価でかつ軽いものとす
ることができる。
【0024】また、このブロックの梱包、運搬、保管等
を行う際には、自由端をなす前記平板の側端同士が当接
しないようにずらして重ね合わせることによって、嵩張
ることがない。
【0025】請求項10に記載の発明においては、前記
ブロックの側面には溝が備えられている。この溝に沿っ
て例えば刃物を案内したり、手で折ったりしてブロック
の端部を切断して、幅狭なブロック片を形成することが
できる。そして、この幅狭なブロック片を対向させて、
幅狭なブロックを形成することができる。このため、平
面積の異なった埋め戻し用台を多種類用意することな
く、埋め戻し可能な平面積を調整することができて、製
作コストを低減することができる。
【0026】請求項11に記載の発明においては、少な
くとも1つのブロックの上面と1枚の板体上の係合手段
とが係合されて、前記ブロックと板体とが一体化され
る。このため、埋め戻しの効率を向上することができ
る。
【0027】請求項12に記載の発明においては、板体
の表裏面の少なくとも一方には溝が設けられている。こ
の溝に沿って例えば刃物等を案内したり、手で折ったり
して板体としての天板あるいは底板を切断することがで
きる。このため、必要な埋め戻し広さに応じて、自在に
板体の大きさを調節することができる。
【0028】請求項13に記載の発明においては、板体
に肉盗み部が形成されている。このため、板体の成形時
において、材料の使用量を低減することができて、材料
費の節減を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態) 以下、この発明の第1の実施形態を、図1〜図5に基づ
いて説明する。
【0030】図1に示すように、埋め戻し用台11は、
複数の埋め戻し用台用ブロックとしての埋め土ブロック
12と、その埋め土ブロック12の上面に着脱可能に支
持される板体としての天板13とから構成されている。
これらはいずれも、例えば発泡スチロール等の合成樹脂
発泡体で形成されている。図1に示すこの実施形態の埋
め戻し用台11では、2段積みされた16個の埋め土ブ
ロック12上に、天板13が支持されている。
【0031】前記埋め土ブロック12は、2つのブロッ
ク片14により四角筒状に形成されている。図2に示す
ように、ブロック片14は断面略コ字状をなしている。
その一方の側片14aの端面には、対向配置されたブロ
ック片14と結合するための結合手段として円柱状をな
す結合凸部16が設けられている。他方の側片14bの
端面には、前記結合手段として前記結合凸部16に対応
する形状の結合凹部17が設けられている。そして、2
つのブロック片14が対向した状態で、その結合凸部1
6と結合凹部17とが相互に嵌合されて、2つのブロッ
ク片14が結合される。
【0032】また、ブロック片14には、図において上
下に隣接配置される他のブロック片14と連結するため
の連結手段として、その上端に連結溝18が、またその
下端に連結突条19がそれぞれ形成されている。ここ
で、図4に示すように、連結溝18は、上部に隣接配置
される他のブロック片14の連結突条19と係合される
とともに、連結突条19は下部に隣接配置される他のブ
ロック片14の連結溝18と係合されて、埋め土ブロッ
ク12がその高さ方向に連結される。
【0033】さらに、図2に示すように、ブロック片1
4の両側片14a、14bの外側面には、その端面の近
傍においてブロックの一部を切除するための溝としての
切断案内溝20が設けられている。この切断案内溝20
は、上下方向に延びるとともに断面V字状をなし、必要
に応じて側片14a、14bの端部を切断する際に刃物
等を案内したり、切断案内溝20に沿って手で折ったり
するためのものである。そして、側片14a、14bの
端部が切断されたブロック片は、その2つを対向させる
とともに側片14a、14bの端部を当接させて、幅狭
な埋め土ブロックとして使用される。
【0034】図1に示すように、前記天板13は平面正
方形状をなし、その表面には天板13の一部を切除する
ための溝としての切断案内溝23が設けられている。こ
の切断案内溝23は、縦横に延びるとともに断面V字状
をなしている。図3に示すように、天板13の裏面に
も、表面と同様に切断案内溝23が設けられている。こ
れらの切断案内溝23によって、天板13が各埋め土ブ
ロック12の当接位置毎に区画される。この1つの区画
は、前記埋め土ブロック12の外周面の大きさとほぼ一
致している。また、この天板13は、埋め戻し広さに応
じて、切断案内溝23に沿って刃物等により適宜切断可
能なものとなっている。
【0035】前記区画内において、天板13と前記埋め
土ブロック12とを係合するための係合手段としての平
面口字状をなす係合突部24が形成されている。図4に
示すように、この係合突部24は、埋め土ブロック12
の上端の連結溝18と係合するようになっている。係合
突部24の内側には、肉盗み部としての凹部25が設け
られている。
【0036】さて、この埋め戻し用台11を使用して、
基礎コンクリート形成後の埋め戻しを行う場合には、図
4及び図5に示すように、多数の埋め土ブロック12
を、基礎コンクリート28の周辺に配置する。この際、
埋め戻し深さに応じて、適宜埋め土ブロック12を連結
して使用する。また、埋め戻し広さに応じて、ブロック
片14を一部切除して形成した前記の幅狭な埋め土ブロ
ックを適宜使用する。そして、埋め土ブロック12の上
端の連結溝18と天板13の裏面の係合突部24とが係
合するように、埋め戻し広さに応じて適宜切断した天板
13を載置して、埋め戻し用台11を形成する。その
後、埋め戻し用台11の上面にビニールシート29を被
覆し、そのシート29の上面に土30を薄く敷設し、さ
らに土間コンクリート31を打設する。この埋め戻し方
法によれば、埋め戻し時に新たな土を大量に購入する必
要がなくなって、建設費を節減することができる。
【0037】以上のように構成されたこの実施形態によ
れば、埋め戻し用台11が複数の埋め土ブロック12と
天板13とに分離して形成されている。このため、埋め
戻し用台11を梱包したり運搬したりする場合、複数の
埋め土ブロック12と天板13とに分解することができ
る。さらに、埋め土ブロック12は、2つのブロック片
14に分解することができる。従って、埋め戻し用台1
1の梱包及び運搬を、嵩張ることなく簡単に行うことが
できる。
【0038】また、埋め戻し用台11は、その全体が発
泡スチロール等の合成樹脂発泡体により形成されてい
る。しかも、埋め土ブロック12は筒状をなし、埋め戻
し用台11が中空構造となっているとともに、天板13
の裏面には肉盗み部としての凹部25が形成されてい
る。このため、埋め戻し用台11の成形において、材料
を節約することができて、埋め戻し用台11の単価を低
減することができる。また、埋め戻し用台11全体を軽
いものとすることができて、埋め戻し用台11の運搬・
取扱等をいっそう容易に行うことができる。しかも、埋
め戻しにおいて、作業者にかかる負荷を低減することが
できるため、埋め戻しを効率化することができて、ひい
ては建設費を節減することができる。
【0039】さらに、分解された2つのブロック片14
は、それらを対向させた状態で前記結合手段としての結
合凸部16と結合凹部17とを嵌合させることによっ
て、容易かつ確実に埋め土ブロック12に組み付けるこ
とができる。
【0040】しかも、ブロック片14の上下両端には、
連結手段として連結溝18、連結突条19がそれぞれ設
けられており、各埋め土ブロック12を相互に連結する
ことができる。このため、長さの異なった埋め土ブロッ
ク12を複数種用意する必要がなく、同ブロック12の
連結個数を変更することにより、埋め戻し深さの変化に
容易に対応することができる。また、天板13の裏面に
は、前記埋め土ブロック12の上面の連結溝18と係合
する係合手段としての係合突部24が複数設けられてい
る。そして、1枚の天板13と複数の埋め土ブロック1
2とが一体化されて、埋め戻しの効率を向上することが
できる。
【0041】加えて、ブロック片14の側片14a、1
4bには、切断案内溝20が設けられている。この切断
案内溝20に沿って刃物等を案内したり、手で折ったり
して、側片14a、14bの端部を切断することがで
き、幅狭なブロック片を形成することができる。そし
て、この幅狭なブロック片を対向させるとともに側片の
端部を当接させて、幅狭な埋め土ブロックを形成するこ
とができる。また、天板13の表裏両面にも、同様の切
断案内溝23が設けられており、埋め戻し広さに応じて
天板13の大きさを調節することができる。従って、平
面積の異なった埋め戻し用台11を多種類用意すること
なく、埋め戻し可能な平面積を調整することができて、
製作コストを低減することができる。
【0042】 (第2の実施形態) 図6及び図7に示す第2の実施形態においては、前記第
1の実施形態とは埋め土ブロック41を構成するブロッ
ク片42の結合手段の構成とともに、板体としての底板
43が設けられている点が異なっている。
【0043】図6に示すように、ブロック片42の一方
の側片42aの端面には、前記結合手段として図におい
て上下に延びる結合突条44が設けられている。他方の
側片42bの端面には、前記結合手段として前記結合突
条44に対応する形状の結合溝45が設けられている。
そして、2つのブロック片42が対向した状態で、その
結合突条44と結合溝45とが相互に嵌合されて、2つ
のブロック片42が結合される。
【0044】また、図7に示すように、埋め土ブロック
41の下端に底板43が着脱可能に取り付けられてい
る。この底板43の表面には、図3の係合突部24に比
べて各辺が若干短い係合突部46が設けられている。そ
の係合突部46が、ブロック片42の連結突条19によ
り形成された埋め土ブロック41の開口部に嵌合して、
埋め土ブロック41と底板43とが一体化される。な
お、この実施形態の天板47は、底板43を裏返して埋
め土ブロック41の上端に載置したものとなっている。
【0045】このように構成した場合、埋め戻し現場の
地面が軟弱な場合であっても、底板43により埋め戻し
用台11を安定状態で配置することができる。
【0046】 (第3の実施形態)図8 に示す第3の実施形態の埋め土ブロック56は、例
えば発泡スチロール等の合成樹脂発泡体によりなり、厚
さ方向に沿って複数の孔57を有する偏平四角柱状をな
している。
【0047】このように構成した場合、図5に示す前記
第1の実施形態の埋め戻し方法において、複数の埋め土
ブロック12に代えてこの埋め土ブロック56を使用す
ることができる。従って、基礎コンクリート28内に埋
め戻し用台11を形成する際に、使用する埋め土ブロッ
ク56の数を低減することができて、作業上便利であ
る。
【0048】 (第4の実施形態)図9 に示す第4の実施形態の埋め土ブロック61は、四
角筒状をなしている。埋め土ブロック61の対向する一
対の外側面61a、61bには、その両端において上下
方向に延びる結合溝62及び結合突条63が対をなすよ
うに設けられている。このため、埋め土ブロック61の
外側面61aの結合溝62及び結合突条63は、隣接す
る他の埋め土ブロック61の外側面61b上の結合突条
63及び結合溝62と互いに嵌合可能なものとなってい
る。
【0049】また、埋め土ブロック61の上端には、前
記連結手段としての連結溝64が設けられている。一
方、図示しないが埋め土ブロック61の下端には、前記
連結溝64に係合する形状の連結突条が設けられてい
る。すなわち、前記第1の実施形態と同様に埋め土ブロ
ック61を上下方向に連結することができるようになっ
ている。
【0050】このように構成すれば、基礎コンクリート
内に配置する際に、埋め戻し面の長さに応じて複数の埋
め土ブロック61を結合して使用することができて、便
利である。また、隣接配置される埋め土ブロック61同
士がずれることなく同ブロック61を列設することがで
きて、埋め戻し作業を効率的に行うことができる。
【0051】また、埋め土ブロック61の上下方向の連
結個数を変更することにより、埋め戻し深さの変化に容
易に対応することができる。 (第5の実施形態)図10 に示す第5の実施形態のブロック片71は、断面
略コ字状をなしている。このブロック片71の一方の側
片71aの端面には、前記結合手段としての図において
上下に延びる結合突条72が設けられている。他方の側
片71bの端面には、前記結合手段としての前記結合突
条72に対応する形状の結合溝73が設けられている。
また、ブロック片71の外側面71cの両端の近傍にお
いて、側片71a側には結合溝73が、側片71b側に
は結合突条72がそれぞれ設けられている。
【0052】2つのブロック片71をその側片71a、
71bの端面同士が当接するように、側片71a、71
bの端面上の結合突条72、結合溝73を嵌合させて、
筒状の埋め土ブロックとして使用することができる。こ
の場合、この埋め土ブロックは、図9に示す前記第4
実施形態の埋め土ブロック61とほぼ同様の形状をな
す。
【0053】一方、図11に示すように、ブロック片7
1の側片71a、71bの端面上の結合突条72、結合
溝73と隣接する他のブロック片71の外側面71c上
の結合溝73、結合突条72とをそれぞれ嵌合させて複
数のブロック片71を結合させることもできる。
【0054】このように構成すれば、筒状をなす埋め土
ブロックの外側面にさらにブロック片71を結合するこ
とができて、埋め戻し場所の長さに応じて、埋め土ブロ
ックの連結長さの微調整が可能となる。
【0055】 (第6の実施形態)図12 に示す第6の実施形態の埋め土ブロック76は、
断面H字状をなし、複数の平板としての側板77a及び
中板77bが所定の角度をなすように一体的に隣接配置
されて自立可能に形成されたものとなっている。ここ
で、前記側板77aの両側端78には、自由端が形成さ
れている。
【0056】図13に示すように、この埋め土ブロック
76を基礎コンクリート内に配置する場合には、隣接す
る埋め土ブロック76の自由端をなす側板77aの側端
78同士が当接するように列べられる。そして、全体と
して厚さ方向に沿って複数の孔を有する略四角柱状をな
す埋め土ブロックの集合体が形成される。
【0057】このように構成すれば、複数の前記埋め土
ブロック76を列接配置して形成した埋め土ブロックの
集合体の一側面には、ひとつの埋め土ブロック76の対
向する側板77aの間に空間部76aが形成される。こ
のため、例えば深基礎コンクリート79内に埋め土ブロ
ック76を列接配置して埋め土ブロックを形成する場合
において、前記の空間部76aを利用して、深基礎コン
クリート79面から突出した板セパレータ80を前記埋
め土ブロックの集合体の空間部76aに収容することが
できる。このため、前記板セパレータ80と埋め土ブロ
ックとが干渉することがない。
【0058】また、この実施形態の埋め土ブロック76
は、自由端をなす側板77aの側端78同士が当接しな
いようにずらして重ね合わせることによって、梱包、運
搬、保管等を嵩張ることなく行うことができて便利であ
る。
【0059】 (第7の実施形態)図14 に示す第7の実施形態の埋め土ブロック81は断
面口字状をなし、その内周面には補強板83を嵌挿する
ための断面コ字状の溝82を設けられている。平面略凹
字状をなす2枚の補強板83は、その切欠部83aが互
いに嵌合して断面+字状に組み付けられた状態で前記溝
82に挿嵌される。
【0060】このように構成すれば、埋め土ブロック8
1の強度を向上することができる。 (第8の実施形態)図15 に示す第8の実施形態のブロック片86は、側板
87の内側面87aにおいて複数の突片88が突設され
たものとなっている。そして、2つのブロック片86の
突片88の端面88a同士を当接するように配置するこ
とによって、全体として厚さ方向に沿って複数の孔を有
する四角柱状をなす埋め土ブロックが形成される。な
お、このブロック片86は、突片88の端面88aと隣
接する他のブロック片86の側板87の外側面87bと
が当接するように配置して使用することもできる。
【0061】 (第9の実施形態)図16(b) に示すように、第9の実施形態の埋め土ブ
ロック91は、断面口字状なし、その各辺が4枚のブロ
ック片92が互いに連結されたものとなっている。この
ブロック片92は、図16(a)に示すブロック片用板
体93の上面に所定の間隔をおいて設けられた断面V字
状の切断溝93aに沿って切断したものである。ブロッ
ク片用板体93の上面には、一方の端縁の近傍におい
て、長手方向に延びるように蟻溝状の結合溝95が形成
されている。また、他方の端縁に隣接する側面には、長
手方向に延びるように前記結合溝95に対応する断面形
状を有する結合突条94が形成されている。
【0062】この埋め土ブロック91を組み立てる際に
は、まずブロック片用板体93を切断溝93aに沿って
例えば刃物等を案内したり、手で折ったりして、複数枚
のブロック片92に切断する。そして、4枚のブロック
片92を、その結合突条94、結合溝95と隣接する他
のブロック片92の結合溝95、結合突条94とがそれ
ぞれ嵌合するように組み立てる。
【0063】このように構成すれば、ブロック片用板体
93を用いて、埋め土ブロック91を建設現場で簡単に
組み立てることができる。従って、埋め土ブロック91
を略平板状をなすブロック片用板体93の状態で運搬・
保管等することができて、嵩張ることがなく便利であ
る。
【0064】また、前記ブロック片用板体93は、前記
のように組み立てられた複数の埋め土ブロック91の上
面に載置して、天板としても使用することができる。こ
の場合、天板用の埋め戻し用台用板体を別途用意する必
要がなく、部品点数を削減することができて、製作、運
搬等において有利である。
【0065】 (第10の実施形態)図17(b) に示すように、第10の実施形態の埋め土
ブロック101は、図16(b)に示す前記第9の実施
形態の埋め土ブロック91において各ブロック片102
の結合突条104と結合溝105との嵌合関係が逆にな
ったものである。これにともなって、図17(a)に示
すように、ブロック片用板体103の結合突条104及
び結合溝105の配設位置も図16(a)に示す前記
の実施形態のブロック片用板体93に対して逆の関係
で配設されている。
【0066】このように構成しても、前記第9の実施形
態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。 (第11の実施形態)図18 に示す第11の実施形態の埋め土ブロック111
は、2枚の略平板状をなす側板112と複数枚の略平板
状をなす中板113とから構成されている。側板112
の一方の側面112aには、所定の間隔をおいて側板1
12の短手方向に延びる蟻溝状の結合溝114が設けら
れている。中板113の長手方向の両側端面113a、
113bには、前記側板112の結合溝114に対応す
る断面形状を有する結合突条115が形成されている。
【0067】この埋め土ブロック111を組み立てる際
には、まず2枚の側板112をその結合溝114を有す
る側面112aが対向するように配置する。そして、複
数枚の中板112を、その結合突条115と前記側板1
12の結合溝114とが嵌合するように2枚の側板11
2間に挿嵌する。
【0068】このように構成しても、埋め土ブロック1
11を建設現場で簡単に組み立てることができる。従っ
て、埋め土ブロック111を略平板状をなす側板112
及び中板113の状態で運搬・保管等することができ
て、嵩張ることがなく便利である。
【0069】また、前記側板112は、前記のように組
み立てられた埋め土ブロック111の上面に載置して、
天板としても使用することができる。この場合、天板用
の埋め戻し用台用板体を別途用意する必要がなく、部品
点数を削減することができて、製作、運搬等において有
利である。
【0070】 (第12の実施形態)図19 に示す第12の実施形態の埋め土ブロック121
は、複数枚の略平板状をなす側板122と複数枚の略平
板状をなす中板123とから構成されている。側板12
2の両側面122a、122bには、所定の間隔をおい
て側板122の短手方向に延びる蟻溝状の第1の結合溝
124が設けられている。中板123の長手方向の両側
端面123a、123bには、前記側板122の第1の
結合溝124に対応する断面形状を有する結合突条12
5が形成されている。また、一方の側面123cの中央
には、中板123の長手方向に延びる蟻溝状の第2の結
合溝126が設けられている。他方の側面123dの中
央には、中板123の長手方向に延びる前記第2の結合
溝126に対応する断面形状を有する第2の結合突条1
27が形成されている。
【0071】次に、この埋め土ブロック121の組み立
てる方法の一例について説明する。まず、2枚の側板1
22をその第1の結合溝124を有する側面122a、
122bが対向するように配置する。そして、複数枚の
中板122を同一方向を指向して平行に配置するととも
に、その第1の結合突条125と前記側板122の第1
の結合溝124とが嵌合するように2枚の側板122間
に挿嵌する。次に、このように形成した埋め土ブロック
121の繰り返し単位を、その外周面上に存在する中板
123の側面123c、123dが対向するように隣接
配置する。そして、側面123cの第2の結合溝126
と隣接する他の繰り返し単位の側面123dの第2の結
合突条127とを嵌合して、複数の繰り返し単位を埋め
戻し場所の長さに応じて一列に連結する。次に、一列に
連結した複数の繰り返し単位を、埋め戻し場所の幅に応
じて所定の間隔をおいて平行に配置する。このとき、繰
り返し単位の外周面の一部を構成する側板122の側面
122a、122b上の第1の結合溝124と、隣の繰
り返し単位の列上の第1の結合溝124とが対向するよ
うにする。そして、対向する第1の結合溝124に中板
123の第1の結合突条125を挿嵌して、各繰り返し
単位の列が連結される。このようにして、上面が平面状
に延長された埋め土ブロック121が形成される。
【0072】このように構成しても、前記第11の実施
形態に記載の作用及び効果が得られる。さらに、埋め土
ブロック121を構成する各側板122及び中板123
が、隣接する側板122及び中板123によって相互に
連結されているため、各側板122及び中板123の間
にずれが生じにくく、埋め戻し作業を効率的に行うこと
ができる。
【0073】 (第13の実施形態)図20(a)及び図21 に示す第13の実施形態のブロ
ック片131は、断面コ字状をなし、その上端131a
及び下端131bに例えば深基礎コンクリート134面
から突出した板セパレータ135を収容するための凹部
132が形成されている。この凹部132は、側片13
1c、131dの端部の近傍及び側片131c、131
dの基部と橋架片131eとのコーナにおいて、上端1
31a及び下端131bの内面側にそれぞれ4箇所ずつ
配設されている。そして、2つのブロック片131を対
向させた状態で当接させて、埋め土ブロック133が形
成される。
【0074】このように構成すれば、例えば深基礎コン
クリート134内に埋め土ブロック133を配置する場
合において、深基礎コンクリート134面から突出した
板セパレータ135を埋め土ブロック133の凹部13
2に収容することができる。このため、前記板セパレー
タ135と埋め土ブロック133とが干渉することがな
い。従って、埋め土ブロック133の側面を深基礎コン
クリート134面に当接させた状態で配置することがで
きる。
【0075】 (第14の実施形態)図20(b) に示す第14の実施形態のブロック片14
1は、図20(a)及び図21に示す前記第13の実施
形態のブロック片131において、その凹部132に代
えて切欠部142を設けたものである。
【0076】このように構成しても、前記第13の実施
形態と同様な作用及び効果が得られる。 (第15の実施形態)図22 に示す第15の実施形態の埋め戻し用台146
は、断面コ字状をなす脚部147の上端に平板状をなす
天板部148を一体に形成したものとなっている。
【0077】この埋め戻し用台146を基礎コンクリー
ト内に配置する場合には、例えば長手方向の開口端14
9と隣接する他の埋め戻し用台146の脚部147の背
面147aとが当接するように配置する。
【0078】このように構成すれば、天板用の埋め戻し
用台用板体を別途用意する必要がなく、部品点数を削減
することができて、製作、運搬等において有利である。 (第16の実施形態)図23 に示す第16の実施形態の埋め土ブロック151
は、例えば発泡スチロール等の合成樹脂発泡体によりな
り、三角筒状をなす2つのブロック片152から構成さ
れている。このブロック片152を基礎コンクリート内
に配置する場合には、2つのブロック片152がその斜
辺部153同士を互いに接合した状態で列べられて、平
面正方形状の埋め土ブロック151が形成される。
【0079】このように構成すれば、埋め土ブロック1
51のひとつの対角線上に隣接するブロック片152の
2枚の斜辺部153が存在している。このため、この斜
辺部153によって埋め土ブロック151全体の強度が
向上されて、埋め土ブロック151を丈夫なものとする
ことができる。
【0080】 (第17の実施形態)図24 に示す第17の実施形態の埋め土ブロック156
は、例えば発泡スチロール等の合成樹脂発泡体によりな
り、略L字状をなす2つのブロック片157から構成さ
れている。このブロック片157の側片158の端縁1
59は、三角形状に形成されている。このブロック片1
57を基礎コンクリート内に配置する場合には、2つの
ブロック片157がその側片158の端縁159同士を
互いに接合した状態で列べられて、四角筒状の埋め土ブ
ロック156が形成される。
【0081】このように構成しても、前記第1の実施形
の埋め土ブロック12を埋め戻しに使用する場合とほ
ぼ同様に埋め戻し作業を行うことができる。また、埋め
土ブロック156の形状が単純なものとなり、成形が簡
単である。しかも、ブロック片157を、その側片15
8同士が接合するように重ね合わせて小型化することが
できて、梱包、運搬、保管等に便利である。
【0082】 (第18の実施形態)図25 に示す第18の実施形態の埋め土ブロック161
は、図24に示す前記第17の実施形態の埋め土ブロッ
ク156のブロック片157において、その側片158
の端縁159を階段状に形成したものである。この第1
の実施形態においては、2つのブロック片162を対
向させるとともに、その側片163の階段状をなす端縁
164同士を係合させることによって、四角筒状の埋め
土ブロック161が形成される。
【0083】このように構成しても、前記第17の実施
形態とほぼ同様の作用及び効果が得られる。しかも、階
段状の端縁164の係合によって、ブロック片162を
確実かつ容易に埋め土ブロック161に組み付けること
ができる。
【0084】 (第19の実施形態)図26(a) に示す第19の実施形態の埋め土ブロック
166は、例えば発泡スチロール等の合成樹脂発泡体に
よりなり、略L字状をなす2つのブロック片167から
構成されている。図26(b)に示すように、このブロ
ック片167の両側片168、170の端縁168a、
170aは、断面矩形状に形成されている。一方の側片
168の内側面には、その端縁168aの近傍におい
て、図6に示す前記第2の実施形態に記載の結合溝45
とほぼ同様の結合溝169がブロック片167の長手方
向に延びるように形成されている。また、図26(a)
に示す2つのブロック片167を対向させた状態におい
て、他方の側片170の端縁170a上には、前記結合
溝169と対応するように結合突条171が形成されて
いる。この結合突条171は、図6に示す前記第2の実
施形態に記載の結合突条44とほぼ同様のものとなって
いる。そして、2つのブロック片167が対向した状態
で、結合溝169と結合突条171とが相互に嵌合され
て、埋め土ブロック166状に組み付けられる。さら
に、ブロック片167の上端には、図2に示す前記第1
の実施形態に記載の連結溝18とほぼ同様の連結溝17
2が形成されている。また、図26(c)に示すよう
に、ブロック片167の下端には、図2に示す前記第1
の実施形態に記載の連結突条19とほぼ同様の連結突条
173が形成されている。この連結溝172と連結突条
173とは、対応する形状となっている。そして、上下
に隣接配置された埋め土ブロック166の連結溝172
と連結突条173とが相互に係合されて、埋め土ブロッ
ク166がその高さ方向に連結される。
【0085】このように構成すれば、対向配置された2
つのブロック片167を、確実に埋め土ブロック166
状に組み付けることができる。また、埋め土ブロック1
66の上下方向の連結個数を変更することによって、埋
め戻し深さの変化に容易に対応することができる。
【0086】 (第20の実施形態)図27 に示す第20の実施形態の埋め土ブロック176
は、例えば発泡スチロール等の合成樹脂発泡体によりな
り、断面+字状をなしており、複数の平板としての平板
部177をその板面が互いに所定の角度(ここでは90
゜)をなすように一体的に隣接配置されて、自立可能に
形成されたものとなっている。これら平板部177の側
端178は、自由端となっている。
【0087】半数の平板部177の側端178には、隣
接配置される他の埋め土ブロック176と結合するため
結合手段として結合突条179が形成されている。ま
た、残りの半数の平板部177の側端178には、前記
結合突条179と対応する形状をなし、前記結合手段と
して結合溝180が形成されている。そして、隣接配置
された埋め土ブロック176間の結合突条179と結合
溝180とを係合させて、平面格子状の埋め土ブロック
の集合体が形成される。そして、その埋め土ブロックの
集合体の上面に、例えば前記第1の実施形態に記載の天
板13、あるいは、前記第10の実施形態に記載のブロ
ック片用板体93等を載置することによって、埋め戻し
用台を形成することができる。
【0088】このように構成しても、埋め土ブロック1
76を、その成形時の材料を節約できて低単価でかつ軽
く、埋め戻し広さの変化に容易に対応可能なものとする
ことができる。
【0089】 (第21の実施形態)図28 に示す第21の実施形態の埋め土ブロック186
は、断面T字状をなし、図27に示す前記第20の実施
形態の埋め土ブロック176において、1つの平板部1
77が省略されるとともに、その側端178の結合突条
179及び結合溝180が省略されたものとなってい
る。
【0090】このように構成すれば、埋め土ブロック1
86をさらに小型化することができて、梱包、運搬、保
管等に便利である。
【0091】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。
【0092】(1) 第1、第2の実施形態において、
天板13、47及び底板43に係合可能な埋め土ブロッ
ク12、41の数を、上記の実施形態に記載以外のもの
とすること。
【0093】(2) 埋め土ブロック12、41の形状
を、上記の実施形態に記載以外のもの、例えば四角筒以
外の多角筒状とすること。 (3) 天板13、47及び底板43に対する埋め土ブ
ロック12、41の係合手段を、適宜に変更すること。
【0094】(4) 第1、第2の実施形態において、
天板13、47及び底板43を、平面長方形状に形成す
ること。すなわち、長辺と短辺とに係合可能な埋め土ブ
ロック12、41の数を、異なるものとすること。
【0095】(5) 第1、第2の実施形態において、
ブロック片14、42を、その中央において断面L字状
に分割し、その分割端面には上記の実施形態と同様の結
合手段16、17、44、45を設けること。
【0096】このように構成すれば、ブロック片14、
42をさらに小型化することができて、梱包、運搬、保
管等に便利である。 (6) 埋め土ブロック12、41の連結手段18、1
9において、上下両端の凹凸関係を逆にすること。ま
た、これに合わせて、天板13、47、及び底板43の
係合手段24、44を適宜変更すること。
【0097】(7) 第1の実施形態において、埋め土
ブロック12の連結個数を、前記実施形態に記載のもの
とは異なる数とすること。このように構成すれば、埋め
戻し深さの変化に容易に対応することができる。
【0098】(8) 第1の実施形態において、結合凸
部16及び結合凹部17を省略すること。このように構
成すれば、ブロック片14の形状が単純なものとなり、
製作が容易となる。
【0099】(9) 第1の実施形態において、結合凸
部16及び結合凹部17の形状を前記の実施形態に記載
以外のもの、例えば四角突起と四角孔等に変更するこ
と。 (10) ブロック片14、42の側片14a、14
b、42a、42bに、切断案内溝23を複数設けるこ
と。
【0100】このように構成すれば、幅の異なる多種類
の幅狭な埋め土ブロックを形成することができる。 (11) ブロック片14、42の外側面にわたって、
切断案内溝23と直角な方向に延びる切断案内溝を設け
ること。
【0101】このように構成すれば、上下方向に短い埋
め土ブロックを形成することができる。 (12) 長さの異なる埋め土ブロック12、41と、
大きさの異なる天板13、47及び底板43とをそれぞ
れ複数種類用意すること。
【0102】このように構成すれば、それらを選択的に
組み合わせることによって、大きさ及び高さの異なる多
種類の埋め戻し用台11を形成することができる。従っ
て、予め平面積及び高さの異なった埋め戻し用台を多種
類用意する必要がなく、埋め戻し広さ及び埋め戻し深さ
の変化にいっそう容易に対応することができる。
【0103】(13) 図5に示す埋め戻し用台11の
使用方法において、ビニールシート29、土30あるい
は土間コンクリート31のいずれかを省略して、埋め戻
し用台11上の被覆を1層または2層とすること。
【0104】(14) 第2の実施形態において、底板
43を省略すること。 (15) 第3、第4及び第6の実施形態の埋め土ブロ
ク56、61、76、第5、第8、第13、第14
実施形態のブロック片71、86、131、141、及
び、第15の実施形態の埋め戻し用台146の外側面に
第1の実施形態に記載の切断案内溝23を上下方向また
はその直交方向の少なくとも一方に延びるように設ける
こと。
【0105】このように構成すれば、前記各埋め土ブロ
ック、ブロック片及び埋め戻し用台の幅または高さを容
易に変更することができる。 (16) 第13の実施形態の凹部132及び第14
実施形態の切欠部142の構成を、他の実施形態におい
て具体化すること。
【0106】(17) 第15の実施形態において、基
礎コンクリート内に複数の埋め戻し用台146を配置し
た状態で、その上面に例えば第1、第2の実施形態の天
板13、47、第9、第10の実施形態のブロック片用
板体93、103あるいは第11、第12の実施形態の
側板112、122等を載置すること。
【0107】(18) 第15の実施形態において、埋
め戻し用台146をその脚部147の背面147aが上
面となるように使用すること。このように構成すれば、
埋め戻し用台146をその高さが異なるものとして使用
することができて、対応可能な埋め戻し深さを調節でき
る。
【0108】(19) 側片の端面及び開口端に複数の
ブロック片または埋め戻し用台と結合するための結合手
段を有しない実施形態において、適宜結合手段を設ける
こと。
【0109】(20) 第16の実施形態において、ブ
ロック片152の斜辺部153の外側の側縁の近傍に、
例えば図2及び図6に示す前記第1、第2の実施形態と
同様の結合手段16、17、44、45を設けること。
【0110】このように構成すれば、ブロック片152
を確実に埋め土ブロック151状に組み付けることがで
きて、作業上便利であるとともに、埋め土ブロック15
1が丈夫なものとなる。
【0111】(21) 第16の実施形態において、ブ
ロック片152をさらに2つの三角筒状の小ブロック片
から構成し、この小ブロック片をその斜辺部が表出する
ように4つ接合して埋め土ブロックを形成すること。
【0112】このように構成すれば、埋め土ブロックを
構成するブロック片を小型化することができて、梱包、
運搬、保管等に便利である。また、埋め土ブロックの一
対の対角線上に小ブロック片の壁面が存在し、埋め土ブ
ロック全体の強度がさらに向上される。
【0113】(22) 第16の実施形態において、ブ
ロック片152を、その上面及び下面をなす三角形の斜
辺の垂直二等分線を含む平面によって分割した2つの小
ブロック片から構成すること。
【0114】このように構成すれば、小ブロック片を重
ね合わせることができて、梱包、運搬、保管等に便利で
ある。 (23) 前記(22)項において、小ブロック片の分
割面に、例えば図2及び図6に示す前記第1、第2の実
施形態と同様の結合手段16、17、44、45を設け
ること。
【0115】このように構成すれば、小ブロック片を確
実にブロック片152状に組み付けることができる。 (24) 第19の実施形態において、結合溝169及
び結合突条171に代えて、例えば図16及び図17
示す前記第9、第10の実施形態と同様の結合手段9
4、95、104、105を設けること。
【0116】このように構成すれば、ブロック片167
をより確実に埋め土ブロック166状に組み付けること
ができる。 (25) 第19の実施形態において、連結溝172及
び連結突条173を省略すること。
【0117】このように構成すれば、ブロック片167
の形状が単純なものとなり、製作が容易となる。 (26) 第20の実施形態において、埋め土ブロック
176の平板部177の側端178の結合突条179及
び結合溝180を省略すること。
【0118】このように構成すれば、埋め土ブロック1
76の形状がさらに単純なものとなり、製作が容易とな
る。 (27) 第20の実施形態において、埋め土ブロック
176の平板部177の側端178に、結合突条179
及び結合溝180に代えて、例えば図2に示す前記第1
の実施形態と同様の結合手段16、17を設けること。
【0119】このように構成しても、隣接配置される埋
め土ブロック176を確実に結合することができる。 (28) 第21の実施形態において、埋め土ブロック
186の平板部の側端に、例えば図2及び図6に示す前
記第1、第2の実施形態と同様の結合手段16、17、
44、45を設けること。
【0120】このように構成しても、隣接配置される埋
め土ブロック186を確実に結合することができる。
【0121】(29第3、第5、第7、第8、第1
6、第17、第18の実施形態において、それらの埋め
土ブロック56、81、151あるいは、ブロック片7
1、86、152、157、162の上面及び下面に対
をなすように、例えば図2及び図6に示す前記第1の実
施形態とほぼ同様な連結溝18及び連結突条19を適宜
設けること。
【0122】このように構成すれば、長さの異なった埋
め土ブロック56、81、151あるいは、ブロック片
71、86、152、157、162を複数用意する必
要がなく、上下の連結個数を変更することによって、埋
め戻し深さの変化に容易に対応することができる。
【0123】(30第6、第20、第21の実施形
態において、それらの埋め土ブロック76、176、1
86の上面及び下面に対をなすように、例えば、突起及
び孔を適宜設けること。
【0124】このように構成しても、前記(29)項と
同様の作用及び効果を得ることができる。
【0125】次に、上記の実施形態から抽出される技術
的思想について述べる。 (1) 請求項1〜6のいずれかに記載の埋め戻し用台
において、ブロックの下端に着脱可能に取り付けられる
板体を備えた埋め戻し用台。
【0126】このように構成すれば、ブロックの下端に
板体としての底板を取り付けることができて、例えば埋
め戻し現場の地面が軟弱な場合であっても、この底板に
より埋め戻し用台を安定状態で配置することができる。
【0127】(2) 請求項7〜10のいずれかに記載
の埋め戻し用台用ブロックにおいて、複数のブロック片
を凹凸の関係で嵌合するように形成した埋め戻し用台用
ブロック。
【0128】このように構成すれば、複数のブロック片
を容易かつ確実に結合することができる。 (3) 請求項7〜10のいずれかに記載の埋め戻し用
台用ブロックにおいて、複数のブロックを凹凸の関係で
上下に連結するようにした埋め戻し用台用ブロック。
【0129】このように構成した場合、複数のブロック
を容易かつ確実に連結することができる。 (4) 請求項7〜10のいずれかに記載の埋め戻し用
台用ブロックにおいて、ブロックの上端あるいは下端の
少なくとも一方に基礎コンクリート面から突出した板セ
パレータを収容可能な凹部を設けた埋め戻し用台用ブロ
ック。
【0130】このように構成すれば、例えば深基礎コン
クリート内にブロックを配置する場合において、基礎コ
ンクリート面から突出した板セパレータとブロックとが
干渉することがない。従って、ブロックの側面を基礎コ
ンクリート面に当接させた状態で配置することができ
る。
【0131】(5) 請求項7または8に記載の埋め戻
し用台用ブロックにおいて、上面には所定の間隔をおい
て板体を切断するための溝と、一方の端縁の近傍に長手
方向に延びる第1の結合手段とを備え、他方の端縁に隣
接する側面には長手方向に延びる第2の結合手段を備え
た埋め戻し用台用板体を前記溝に沿って切断したブロッ
ク片を、前記第1、第2の結合手段が互いに嵌合するよ
うに組み立てた埋め戻し用台用ブロック。
【0132】(6) 基礎コンクリート形成後の埋め戻
しに供される埋め戻し用台用板体において、上面には所
定の間隔をおいて板体を切断するための溝と、一方の端
縁の近傍に長手方向に延びる第1の結合手段とを備え、
他方の端縁に隣接する側面には長手方向に延びる第2の
結合手段を備えた埋め戻し用台用板体。
【0133】このように構成すれば、前記板体を用い
て、埋め土ブロックを建設現場で簡単に組み立てること
ができる。従って、埋め土ブロックを略平板状をなす前
記板体の状態で運搬・保管等することができて、嵩張る
ことがなく便利である。
【0134】また、前記板体は、前記のように組み立て
られた複数の埋め土ブロックの上面に載置して、天板と
しても使用することができる。この場合、天板用の埋め
戻し用台用板体を別途用意する必要がなく、部品点数を
削減することができて、製作、運搬等において有利であ
る。
【0135】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
以下の優れた効果を奏する。請求項に記載の発明によ
れば、ブロックの上下両端に連結手段が設けられ、板体
には係合手段が設けられている。このため、埋め戻し深
さに応じて各ブロックを相互に連結することができると
ともに、1枚の板体と複数のブロックとが一体化され
て、埋め戻しの効率を向上することができる。 請求項2
に記載の発明によれば、ブロックは複数の孔を有する中
空構造となっているとともに、板体には肉盗み部として
の凹部が形成されている。このため、埋め戻し用台の成
形において、材料を節約することができて、埋め戻し用
台の材料費を節減できて、単価を低減することができ
る。しかも、埋め戻し用台全体を軽いものとすることが
できて、運搬・取扱等が容易となる。従って、埋め戻し
時の作業者の負担を軽減することができて、埋め戻しを
効率化することができ、ひいては建設費を節減すること
ができる。 請求項3の発明によれば、ブロックを、自由
端をなす平板の側端同士が当接するように複数個配置す
ることによって、埋め戻し用台は中空構造となる。この
ため、埋め戻し用台の成形において、材料を節約するこ
とができて、埋め戻し用台を低単価でかつ軽いものと
ることができる。
【0136】請求項4に記載の発明によれば、埋め戻し
用台をブロックと板体とに分解して運搬することができ
る。従って、埋め戻し用台の運搬・保管等を、嵩張るこ
となく簡単に行うことができる。
【0137】また、平断面及び長さの異なったブロック
を複数種用意する必要がなく、ブロックの配置個数及び
積載個数を変更することにより、埋め戻し広さ及び深さ
の変化に容易に対応することができる。
【0138】請求項5に記載の発明によれば、ブロック
と板体とが一体に形成されており、埋め戻し用台を基礎
コンクリート内に配置する際に便利である。請求項6
記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明の効果
に加えて、埋め戻し用台をさらに軽くすることができ
る。このため、埋め戻し用台の運搬・保管がいっそう容
易なものとなる。
【0139】請求項に記載の発明によれば、ブロック
の上下両端に連結手段が設けられている。このため、ブ
ロックを上下方向に連結することができ、埋め戻し深さ
の変化に容易に対応することができる。 請求項8に記載
の発明によれば、ブロックの内周面にはその厚さ方向に
沿って補強板を嵌挿するための溝が設けられている。こ
のように構成すれば、ブロックの強度を向上することが
できる。
【0140】請求項9に記載の発明によれば、自由端同
士が当接しないようにずらして重ね合わせることにより
嵩張ることなく、梱包、運搬、保管等を行うことができ
る。
【0141】請求項10に記載の発明によれば、ブロッ
クの端部を切断して幅狭なブロック片を形成する際に便
利である。そして、この幅狭なブロック片を用いて、幅
狭なブロックを形成することができる。従って、平面積
の異なった埋め戻し用台を多種類用意することなく、埋
め戻し可能な平面積を調整できて、製作コストを低減す
ることができる。
【0142】請求項11に記載の発明によれば、少なく
とも1つのブロックと1枚の板体とを一体化することが
できて、埋め戻しの効率を向上することができる。請求
項12に記載の発明によれば、板体を切断する際に便利
であり、必要な埋め戻し広さに応じて、自在に板体の大
きさを調節することができる。従って、平面積の異なっ
た埋め戻し用台を多種類用意する必要がなく、製作コス
トを低減することができる。
【0143】請求項13に記載の発明によれば、板体の
成形時において、材料費の節減を図ることができて、板
体の単価を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の埋め戻し用台を示す一部
切欠斜視図。
【図2】 第1の実施形態のブロック片を示す拡大斜
視図。
【図3】 第1の実施形態の天板の裏面を示す部分拡
大斜視図。
【図4】 図1の4−4線断面図。
【図5】 第1の実施形態の埋め戻し用台の使用状態
を示す部分断面図。
【図6】 第2の実施形態のブロック片を示す拡大斜
視図。
【図7】 第2の実施形態の埋め戻し用台を示す部分
断面図。
【図8】 第3の実施形態の埋め土ブロックを示す斜
視図。
【図9】 第4の実施形態の埋め土ブロックを示す斜
視図。
【図10】 第5の実施形態のブロック片を示す斜視
図。
【図11】 図10のブロック片の使用状態を示す斜
視図。
【図12】 第6の実施形態の埋め土ブロックを示す
斜視図。
【図13】 図12の埋め土ブロックの使用状態を示
す部分斜視図。
【図14】 第7の実施形態の埋め土ブロックを示す
分解斜視図。
【図15】 第8の実施形態のブロック片を示す斜視
図。
【図16】 (a)は第9の実施形態のブロック片用
板体を、(b)は第9の実施形態の埋め土ブロックを示
す斜視図。
【図17】 (a)は第10の実施形態のブロック片
用板体を、(b)は第10の実施形態の埋め土ブロック
を示す斜視図。
【図18】 第11の実施形態の埋め土ブロックを示
す分解斜視図。
【図19】 第12の実施形態の埋め土ブロックを示
す分解斜視図。
【図20】 (a)は第13の実施形態のブロック片
を、(b)は第14の実施形態のブロック片を示す斜視
図。
【図21】 図20(a)のブロック片の使用状態を
示す部分斜視図。
【図22】 第15の実施形態の埋め戻し用台を示す
斜視図。
【図23】 第16の実施形態の埋め土ブロックを示
す斜視図。
【図24】 第17の実施形態の埋め土ブロックを示
す斜視図。
【図25】 第18の実施形態の埋め土ブロックを示
す斜視図。
【図26】 第19の実施形態の(a)は埋め土ブロ
ックを示す斜視図。(b)は(a)のブロック片を示す
斜視図。(c)は(a)のブロック片の下端部を示す部
分斜視図。
【図27】 第20の実施形態の埋め土ブロックを示
す斜視図。
【図28】 第21の実施形態の埋め土ブロックを示
す斜視図。
【図29】 従来の埋め戻し用台の使用状態を示す部
分断面図。
【符号の説明】
11、146…埋め戻し用台、12、41、56、6
1、76、81、91、101、111、121、13
3、151、156、161、166、176、18
ブロックとしての埋め土ブロック、13、47…板体
としての天板、14、42、71、86、92、10
2、131、141、152、157、162、167
…ブロック片、20…ブロックの一部を切除するための
溝としての切断案内溝、23…板体の一部を切除するた
めの溝としての切断案内溝、24、46…係合手段とし
ての係合突部、25…肉盗み部としての凹部、28…基
礎コンクリート、57…孔、77a…平板としての側
板、78、178…側端、79、134…基礎コンクリ
ートとしての深基礎コンクリート、177…平板として
の平板部。

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに供
    される埋め戻し用台において、 少なくとも1つ以上の筒状をなすブロックと、その上面
    に支持される板体とを備え、前記ブロックの上下両端に
    上下に隣接配置される他のブロックと連結するための連
    結手段が形成され、前記板体には対応するブロックと係
    合するための係合手段が形成された埋め戻し用台。
  2. 【請求項2】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに供
    される埋め戻し用台において、 四角柱状をなしその厚さ方向に沿って複数の孔を有する
    ブロックと、その上面に支持される板体とを備え、前記
    ブロックは中空構造をなし、前記板体には肉盗み部とし
    ての凹部が形成された埋め戻し用台。
  3. 【請求項3】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに供
    される埋め戻し用台において、 複数の平板をその板面同士が所定の角度をなすように隣
    接配置するとともに、ほぼ一体的に接合して自立可能に
    形成したブロックと、その上面に支持される板体とを備
    、前記ブロックの平板の側端に自由端が形成された埋
    め戻し用台。
  4. 【請求項4】 前記ブロックと前記板体とを着脱可能に
    形成した請求項1〜3のいずれかに記載の埋め戻し用
    台。
  5. 【請求項5】 前記ブロックと前記板体とを一体に形成
    した請求項1〜3のいずれかに記載の埋め戻し用台。
  6. 【請求項6】 全体を合成樹脂発泡体で形成した請求項
    1〜5のいずれかに記載の埋め戻し用台。
  7. 【請求項7】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに供
    される埋め戻し用台用ブロックにおいて、 筒状をなし、その上下両端に上下に隣接配置される他の
    ブロックと連結するため の連結手段が形成された埋め戻
    し用台用ブロック。
  8. 【請求項8】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに供
    される埋め戻し用台用ブロックにおいて、 四角柱状に形成するとともに、内周面にはその厚さ方向
    に沿って補強板を嵌挿するための溝を設けた埋め戻し用
    台用ブロック。
  9. 【請求項9】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに供
    される埋め戻し用台用ブロックにおいて、 複数の平板をその板面同士が所定の角度をなすように隣
    接配置するとともに、ほぼ一体的に接合して自立可能に
    形成し、前記平板の側端に自由端が形成された埋め戻し
    用台用ブロック。
  10. 【請求項10】 前記ブロックの側面にはそのブロック
    の一部を切除するための溝を備えた請求項7〜9のいず
    れかに記載の埋め戻し用台用ブロック。
  11. 【請求項11】 基礎コンクリート形成後の埋め戻しに
    供される埋め戻し用台用板体において、 一方の面には埋め戻し用台用ブロックの上面と係合する
    ための係合手段を設けた埋め戻し用台用板体。
  12. 【請求項12】 表裏面の少なくとも一方には板体の一
    部を切除するための溝を備えた請求項11に記載の埋め
    戻し用台用板体。
  13. 【請求項13】 表裏面の少なくとも一方には肉盗み部
    を形成した請求項11または12に記載の埋め戻し用台
    用板体。
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