JP6203336B1 - 組み合わせ法面保護ブロック及びその法面保護ブロックによる法面構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】法面保護ブロックを構成する部材を予め複数の別部材に別けて製造し、それらを施工場所で組み合わせて設置することにより法面を完成することができるようにしたもので、それら各部材の各々の重量を25kg前後までの小重量となる軽量に抑えることで人力のみで移動させて施工する法面保護ブロックを提供する。【解決手段】平面三角形状の板状部材の各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第1中張ブロック、該第1中張ブロックと略同一形状の第2中張ブロック、該第1、第2中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の係合部に嵌合する係合部を設けた棒状の第1、第2格子枠部材、該第1中張ブロックの底辺側枠部材の係合部は該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部又は棒状の第3格子枠部材の係合部と嵌合することを特徴とする軽量の組み合わせ法面保護ブロック。【選択図】図11

Description

本発明は、法面ブロックの軽量化を図ることにより施工場所への持ち運び及び設置作業の簡便さを得ることを目的とした組み合わせ法面保護ブロック及びその法面保護ブロックによる法面構造に関するものである。
法面の浸食、表面滑落、崩壊、落石等からの長期的な安定を得るための対策として法面に対して現場打ちコンクリート工事が行われている。その施工は、例えば、鉄筋コンクリート枠部材を先行して構築し、その枠部材内をコンクリートの打設やモルタルの吹き付け等を行い、該枠部材と一体化した連続構造の法面を構築している。しかし、それらは傾斜面での困難な現場施工を伴っていた。そこで現場での作業を少なくするために予め製造した法面保護ブロックが採用されている。その法面保護ブロックとしてプレキャスト製の枠工が使用されている。
下記特許文献1は、プレキャスト製の枠部材のみからなるもので、該枠部材を井型に組んでいくことで広範囲にわたる補強した法面を構築するものであるが、該枠部材の内側は空間とされており、該枠部材による枠組みの完成後、その空間に植生を施すことにより補強するものである。該枠部材は中央部位より棒状部材を四方へ突設して法面保護ブロックとし、それらを組み合わせて枡目が形成されるように法面に設置し、その枡目内に土砂を埋め戻して植生工を施しているものである。法面全面を強度の有る補強部材で覆うことのできる法面保護ブロックではない。
また、上記プレキャスト製枠工は、枠部材のみで形成されているので湧水の多い法面や崩落のおそれのある法面等には適しておらず、更に、寒冷地域等では凍上により該枠部材の浮き上がりが懸念されて使用できなかった。
また、勾配が急な箇所では、枠部材の内側の土砂詰め物や植生物が落下や流出するおそれがあり、その場合は、枠部材の内側を石張りやコンクリートブロック張り等の中詰部材による中詰工を行っている。
上記中詰工の場合、中詰部材を法面に密着させて定着積み上げ施工をする必要があり、そのためには法面となる表面側を平坦に仕上げる必要がある。そうでないと表面と枠部材及び中詰部材との間に分離が生じ、その分離した隙間が湧水等の流水の通り道となり、その流水によりそれらの下側が洗掘されて安定した法面を構築することができないことになる。
上記の通り、枠部材のみをプレキャスト製とした法面の構築は、その表面側を平坦とするための整地作業、枠部材の設置作業、中詰部材の設置作業等の多くの異なった作業を必要とし、且つ、設置後における湧水等の流水による枠部材や中詰部材の裏側となる法面の土砂流出やはらみ出し現象等が生じる心配があった。
上記状況を鑑み、枠部材とその内側の中詰部材とを予め一体化したプレキャスト製コンクリートブロックが採用されている。しかし、それら法面用プレキャスト製コンクリートブロックは人力のみでは移動することのできない重量物となるため、その運搬や設置作業のためにはクレーン等の大掛かりな機械やその操作が必要であり、且つ、その設置作業には危険が伴い、且つ、クレーン等を使用することのできない狭い施工場所での設置は不可能であった。
特開平9−144006号公報
本発明は、法面保護ブロックを構成する部材を予め複数の別部材に別けて製造し、それらを施工場所で組み合わせて設置固定することにより法面を構築することができるようにしたもので、それら各部材の各々の重量を25kg前後までの小重量となる軽量部材となるように抑えることで人力のみで移動させて施工することを可能としたものである。
本発明は、平面三角形状の板状部材の各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第1中張ブロック、該第1中張ブロックと略同一形状の第2中張ブロック、該第1、第2中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の係合部に嵌合する係合部を設けた棒状の第1、第2格子枠部材、該第1中張ブロックの底辺側枠部材の係合部は該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部又は棒状の第3格子枠部材の係合部と嵌合する軽量の組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
また、平面三角形状の板状部材の各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第1中張ブロック、該第1中張ブロックと略同一形状の第2中張ブロック、該第1中張ブロックの半割の大きさとなる平面三角形状の板状部材で、各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第3中張ブロック、該第1、第2中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の係合部に嵌合する係合部を設けた棒状の第1、第2格子枠部材、該第1中張ブロックの底辺側枠部材の係合部は該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部又は棒状の第3格子枠部材の係合部と嵌合し、該第3中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の側壁外側に形成した係合部は短尺棒状の第4、第5格子枠部材の係合部と嵌合する軽量の組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
更に、平面三角形状の第1、第2中張ブロックは、その頂角を挟む2辺を等辺とした二等辺三角形状とし、第1、第2格子枠部材を同一長とした組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
また、平面三角形状の第3中張ブロックは、その頂角を挟む2辺を等辺とした二等辺三角形状とし、第4、第5格子枠部材を同一長とした組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
更に、第2中張ブロックの板状部材に水抜き孔を設けた組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
また、第1、第2格子枠部材は、第1、第2中張ブロックの厚さより厚い左右対称形状の棒状部材とし、長手方向左右側壁下部側に係合部を設け、上部側に傾斜部を設けた組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
更に、第3格子枠部材は、第1、第2中張ブロックの厚さより厚い棒状部材とし、長手方向一方の側壁下部側に係合部を設け、上部側に傾斜部を設け、他方側の側壁は平坦壁面とした組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
また、第1〜第5格子枠部材に補強兼連結部材を埋設し、その両端部は格子枠部材より突出させてなる組み合わせ法面保護ブロックを特徴とする。
更に、法面の法尻側に基礎を設け、該基礎の側壁面に第3格子枠部材の側壁の平坦壁面を当接させて設置し、該第3格子枠部材の側壁下部側の係合部に平面三角形状の第1中張ブロックの底辺側の枠部材に形成した係合部と嵌合して該第1中張ブロックを該第3格子枠部材上に併設固定し、該第1中張ブロックの頂角を挟む枠部材の係合部に各々第1、第2格子枠部材の係合部を嵌合して該第1、第2格子枠部材を固定し、第1中張ブロック間の該第1格子枠部材と隣接する第2格子枠部材との空間に第2中張ブロックをその頂部側を下方にして該第1、第2格子枠部材の他側壁の係合部に嵌合して第2中張ブロックを併設固定し、該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部に法肩側の第1中張ブロックの底辺側の枠部材の係合部を嵌合して該第1中張ブロックを併設固定し、該第1中張ブロックの頂角を挟んだ枠部材の係合部に各々第1、第2格子枠部材の係合部を嵌合して第1、第2格子枠部材を固定し、該第1中張ブロック間の該第1格子枠部材と隣接する第2格子枠部材との空間に第2中張ブロックをその頂角側を下方にして該第1、第2格子枠部材の他側壁の係合部に嵌合して第2中張ブロックを併設固定し、それら第1、第2中張ブロック及び第1、第2、第3格子枠部材との嵌合を繰り返して幅方向へ設置しながら法肩側へ積み上げ、第1〜第3格子枠部材の端部間の空間で法面側と強固に固定し、且つ、充填材を充填してなる法面保護ブロックによる法面構造を特徴とする。
また、法面の法尻から法肩へ請求項1記載の第1、第2中張ブロック及び第1〜第3格子枠部材を組み合わせて法面保護ブロックにより法面に固定した法面構造の法面幅方向端部側において生じる三角形状の空間部において、第1中張ブロックの頂角を左側端部にあっては右側に、右側端部にあっては左側に位置させて第1、第2格子枠部材の係合部を該第1中張ブロックの頂角を挟む枠部材の各々の係合部に嵌合して該第1中張ブロックを併設固定し、該第1中張ブロックの底辺側の枠部材の係合部に第3格子枠部材の係合部を嵌合固定してなる法面保護ブロックによる法面構造を特徴とする。
更に、法面の法尻から法肩へ請求項1記載の第1、第2中張ブロック及び第1〜第3格子枠部材を組み合わせて法面保護ブロックにより法面に固定した法面構造の法面幅方向の左右端部側の隅部において生じる小三角形状の空間部において、請求項2記載の第1中張ブロックの半割の大きさとなる平面三角形状の第3中張ブロックの頂角を法尻及び法肩の左側隅部にあっては左端部側に、右側隅部にあっては右端部側に位置させ、底辺側の係合部を該第1又は第2格子枠部材の係合部に嵌合して固定し、頂角を挟む枠部材の各々の係合部に第3格子枠部材より短寸法とした同一形状の第4、第5格子枠部材の係合部を嵌合固定してなる法面保護ブロックによる法面構造を特徴とする。
本発明は、法面保護ブロックにおいて、中央部の中詰部材となる中張ブロックとその周囲に形成される格子枠部材とを別々の個別部材とし、それらを設置場所となる法面で組み合わせ固定することで法面の全面を覆うことができるようにしたもので、各々の部材の重量を25kg程度にまで抑える軽量化を図ることを可能とし、それら部材の運搬及び設置作業が人力のみで可能となり、機械類の持ち込みやその操作の必要がなく、省力化となる施工作業が可能となり、また、狭い施工場所での設置固定も可能となった。
本発明の組み合わせ法面保護ブロックを構成する部材の平面図。 (a)第1中張ブロックと第2格子枠部材との嵌合状態を示す断面図、(b)第1中張ブロックの平面図。 (a)第1、第2中張ブロックを組み合わせた平面図、(b)同断面図。 (a)第1、第2格子枠部材の平面図、(b)同正面図、(c)同側面図。 第1中張ブロックと第1、第2格子枠部材とを組み合わせた斜視図。 (a)第1中張ブロックの法尻及び法肩位置での第3格子枠部材との組み合わせの断面、(b)第3格子枠部材の平面図、(c)同側面図。 (a)第2中張ブロックを水抜きブロックとした平面図、(b)同断面図。 法面の隅部に生じる第3中張ブロックの平面図。 (a)第3中張ブロックと第1、第2、第4、第5格子枠部材との組み合わせの平面図、(b)第4、第5格子枠部材の側面図。 (a)、(b)、(c)第1〜第5格子枠部材の実施例の平面図。 (a)第1、第2中張ブロックと第1、第2、第3格子枠部材とを組み合わせて法面に固定した状態の平面図、(b)同側断面図。 第1、第2、第3中張ブロックと第1〜第5格子枠部材とを組み合わせて法面に固定した状態の平面図。
以下、実施例に沿って組み合わせ法面保護ブロックを説明する。
図1に示すように、法面保護ブロック1は、中張ブロック及び格子枠部材を組み合わせたもので、該中張ブロックは平面三角形状の第1、第2中張ブロック2、3よりなり、該第1中張ブロック2の各々の3辺を形成する周囲の端縁部には第1〜第3枠部材4、5、6が形成され、該第1〜第3枠部材4、5、6には各々係合部7、8、9が突出形成されている。
他方、別体となる第2中張ブロック3の各々の3辺の周囲の端縁部にも第4〜第6枠部材10、11、12が形成され、該第4、第5枠部材10、11には突出係合部13、14が形成され、第6枠部材12には窪み係合部15が形成されている。
頂角(以下、図1の第1中張ブロックの上部及び第2中張ブロックの下部に位置する隅部を頂角という)を挟む第1中張ブロック2の該第1、第2枠部材4、5の係合部7、8には、該第1中張ブロック2の裏面側の各辺長とほぼ同一長の棒状の第1、第2格子枠部材16、17の係合部19、20が嵌合される。底辺(以下、頂角の対辺側を底辺という)側の第3枠部材6の係合部9には第2中張ブロック3の第6枠部材12の係合部15が嵌合される。該第1中張ブロック2が法面の法尻又は法肩に位置する場合は、該第1中張ブロック2の裏面側の辺長より長い第3格子枠部材18の係合部21が嵌合するように設けられている。
該第1、第2中張ブロック2、3は、3辺の辺長が異なる平面三角形状も可能であるが、格子枠部材の部材点数を少なくするために、少なくとも2辺を同一の長さとした三角形状のものが好ましい。従って、正三角形状、二等辺三角形状又は直角二等辺三角形状であることが好ましい。法面に固定したときに変化に富んだ表面形状を醸し出す場合には3辺の辺長が異なる中張ブロックの選択肢もある。少なくとも頂角を挟む2辺を等辺とすることにより第1、第2格子枠部材16、17の長さと形状が同一となる同一の部材を使用することができる。また、第3格子枠部材18の側壁の一方側を第1中張ブロック2の底辺側となる枠部材6の係合部9と嵌合する係合部21とし、他方側の側壁を平坦壁面22とすることで第1中張ブロック2を法面の法尻側及び法肩側に配置した場合、第1中張ブロック2の底辺側を係合部21と嵌合し、平坦壁面22を法尻及び法肩の露出側に位置させることができる。
第1中張ブロック2の平面三角形状とした各3辺の端縁部に設けた第1〜第3枠部材4、5、6で囲まれた内側は薄厚に形成した中張となる板状部材23により閉塞している。
該第1〜第3枠部材4、5、6と板状部材23とは一体で形成し、薄厚板状部材23により全体の重量を軽量とし、且つ、強度を得るために、図2の断面図及び平面図に示すように、裏面側は平坦面24とし、表面側は中心部25を薄くし、第1〜第3枠部材4、5、6に向かって漸次厚くした三角形状の第1〜第3傾斜面26、27、28を形成している。
上記のように、該板状部材23は全体が薄厚としているが、該三角形状の各辺側に形成した厚い第1〜第3枠部材4、5、6と一体とし、且つ、三角形状となる板状部材23を連続した剛部材で囲むトラス形状としたことにより強度を確保しながら軽量化を達成することを可能としている。
該第1中張ブロック2の第1〜第3枠部材4、5、6は、その側壁外側下部を外方へ突出し、各々突出段部となる係合部7、8、9を形成している。板状部材23の裏面側は上記突出段部を含め平坦面24とし、表面側より一回り大きめの三角形状を形成している。三角形の各辺に形成された突出した該係合部7、8、9が形成する隅部は三角形状にカット形成され、切除部29、30、31となっている。該切除部29、30、31によって法面に第1、第2中張ブロックを設置固定し、それらに第1〜第3格子枠部材16、17、18を嵌合固定したときに該格子枠部材16、17、18の端部間に空間が生じるようにし、該空間をアンカーの打設固定空間及びコンクリートやモルタル等の充填材の充填空間とすることで該格子枠部材16、17、18相互を一体化するための空間とすることができ、該法面に組み合わせの法面保護ブロック1を強固に固定することが可能となる。
第2中張ブロック3は、上記した第1中張ブロック2と同様、三角形状の板状部材32の各々の3辺を形成する周囲の端縁部に第4〜第6枠部材10、11、12を形成し、該枠部材10、11、12の各々係合部13、14、15を形成し、該係合部13、14には、上記した第1、第2格子枠部材16、17の突出係合部19、20を嵌合し、該第6枠部材12の係合部15は第1中張ブロックの第3枠部材6の係合部9を嵌合するように窪み係合部として形成されている。三角形の各辺に形成された突出した該係合部13、14及び該窪み係合部15が形成する隅部は、上記同様、三角形状の切除部が形成されている。
第1中張ブロック2の第3枠部材6の係合部9は下部側を外方へ突出する突出部とし、第2中張ブロック3の第6枠部材12の窪み係合部15と嵌合されることになる。図3は、第1中張ブロック2と第2中張ブロック3とが各々の底辺側の第3枠部材6の係合部9及び第6枠部材12の窪み係合部15で嵌合された状態を示している。第1、第2中張ブロック2、3及び第1、第2格子枠部材16、17を法面に固定して積み上げた場合、法肩側となる上方に位置する第1中張ブロック2の底辺側の係合部9が下方側に突出され、その上面側に第2中張ブロック3の係合部15に位置する裏面側が覆うように嵌合されることになるので、法面側から該第1、第2中張ブロック2、3の表面側へ雑草が伸びてくることを防止することができる。また、該第1、第2中張ブロック2、3の表面上を流下する雨水や湧水等が当該嵌合部において法面側に漏水浸透することを少なくすることができる。
第1、第2格子枠部材16、17は、図4に示すように、第1、第2中張ブロック2、3を形成する平面三角形状の頂角を挟む側の各辺に嵌合される部材であるが、以下、部材点数を少なくするために該第1、第2中張ブロック2、3を二等辺三角形とした場合の第1、第2格子枠部材16、17について述べる。該第1、第2格子枠部材16、17は、各々第1、第2中張ブロック2、3の頂角を挟む2辺の裏面側の寸法と略同一の長さを有し、第1〜第3枠部材4、5、6の厚さ(高さ)より厚く形成している。長手方向の左右側壁部33、34の下部の左右に窪み部となる係止部19、20を設け、図5に示すように、該側壁部33、34が該第1、第2中張ブロック2、3の第1、第2枠部材4、5の側壁部と当接するように該第1、第2格子枠部材16、17を該第1、第2中張ブロック2、3間に配設している。第1、第2格子枠部材16、17の側壁部33、34の左右上部は傾斜面とされ、上面は平坦部としている。該上面の長手方向両端部には傾斜面が形成され、部材の端部の損傷防止と該第1、第2格子枠部材16、17間に生じる空間での固定や充填材を充填するときの充填し易さ及び法面に設置固定した場合における美感を良好としている。
第3格子枠部材18は、図6(b)、(c)に示すように、一方の側壁部35の下部は係合部21が形成され、他方の側壁部は平坦壁面22とされ、該係合部21に第1中張ブロック2の底辺側の第3枠部材6の係合部9が嵌合されることになる。該平坦壁面22は、図6(a)に示すように、法面に固定した場合の法尻側においては先行設置或いは先行構築した基礎Aの側壁部の一部に当接設置させ、法肩側においては該平坦壁面22が上方側の見切縁面となるように第1中張ブロック2の第3枠部材6の係合部9が第3格子枠部材18の係合部21に嵌合して固定されることになる。
第1〜第9枠部材4、5、6、10、11、12、40、41、42中に6mmの補強鉄筋36を第1〜第3中張ブロック2、3、37の板状部材23、32、38を囲むように配筋することで三角形状の剛体構造を有した第1〜第3中張ブロック2、3、37を得ることができる。また、同様に第1〜第3格子枠部材16、17、18も補強鉄筋或いは補強鉄線により補強することができる。
上記実施例で示した第1、第2中張ブロック2、3の形状を、例えば、二等辺三角形状の場合、頂角を挟む等辺寸法を約572mm、底辺寸法を約826mm、枠部材の幅を約50mm、内側の板状部材の厚さを約35mm、枠部材の厚さ(高さ)を約70mmとしたコンクリート製とすることで、全体の重さを25.7kgに抑えることができる。なお、この場合の補強鉄筋36の重さは0.377kgである。また、第3中張ブロック38の形状を二等辺三角形状とし、頂角を挟む等辺寸法を約413mm、底辺寸法を約480mm、枠部材の幅を約50mm、内側の板状部材の厚さを約35mm、枠部材の厚さ(高さ)を約70mmとしたコンクリート製とすることで、全体の重さを15.0kgとすることができる。なお、この場合の補強鉄筋36の重さは0.258kgである。
他方、第1、第2格子枠部材16、17は、その長さを約647mm、厚さ(高さ)を約120mmとすることで補強鉄筋(補強鉄線)を含めた全体の重量を約14.8kgとすることができる。また、第3格子枠部材18は、その長さを約997mm、厚さ(高さ)を約120mmとすることで補強鉄筋(補強鉄線)を含めた全体の重量を約20.4kgとすることができる。更に、第4、第5格子枠部材46、47は、その長さを約498mm、厚さ(高さ)を約120mmとすることで補強鉄筋(補強鉄線)を含めた全体の重量を約10.2kgとすることができる。
上記のように、各部材の重量を約25kg前後までに抑えることができるので人力のみでそれらの運搬及び設置作業が可能となる。
図7に示すように、第2中張ブロック3には法面側からの雨水や湧水等を表面側から排出するための水抜き孔39を板状部材32に設けることができる。該第2中張ブロック3は、頂角側を常に法面の法尻側に向けて設置固定することになるので該水抜き孔39は該頂角側に傾斜面が得られるように裏面側を上方に表面側を下方となる傾斜面を形成し、雨水や湧水等が流出し易いようにしている。該水抜き孔39にパイプPを挿入し、該パイプPを通じて法面側の水を第2中張ブロック3の表面側へ流出させることができる。
図8に示すように、上記実施例1、2の組み合わせ法面保護ブロックを法面に設置固定した場合、設置面の幅方向の寸法上、第1、第2中張ブロック2、3及び第1〜第3格子枠部材16、17、18の組み合わせだけでは収まらない三角形状の小空間が隅部に生じることがある。この隅部に対応するために該第1中張ブロックの半割の大きさとした三角形状の第3中張ブロック37を使用するものである。
該第3中張ブロック37は、図9に示すように、第1中張ブロック2を頂角から対辺に向けた中心位置で半割の大きさとした三角形状のもので、板状部材38の3辺に沿って第7〜第9枠部材40、41、42を設け、該第7〜第9枠部材40、41、42の側壁外側に各々突部となる係合部43、44、45を形成している。
頂角を挟む第7、第8枠部材40、41の係合部43、44には、上記実施例1の第3格子枠部材と同一断面形状となる短尺とした棒状の第4、第5格子枠部材46、47の係合部48、49が嵌合することになる。第4、第5格子枠部材46、47の一方側の側壁部を平坦壁面50とし、他方側の側壁部51の下部に係合部48、49を設けている。
他方、対辺側の第9枠部材42側には、第9枠部材42の係合部45が第1、第2格子枠部材16、17の係合部19、20と嵌合して第1又は第2格子枠部材16、17が位置することになる。
図10は、格子枠部材16、17、18、46、47の部材中には鉄筋又は鉄線を埋設して補強すると同時に、その端部を部材の両端部より突出させて相互連結及び法面への設置固定のための係止部材とした補強兼連結部材52とすることができる。3.2mmφの補強材ともなるナマシ鉄線が比較的柔らかいので作業性がよく最良のものである。
法面に第1〜第3中張ブロック2、3、37及び格子枠部材16、17、18、46、47を組み立て設置固定することにより該格子枠部材16、17、18、46、47間に四角形状や三角形状の空間が生じることになる。該空間には該補強兼連結部材52が突出されるので、当該箇所でそれらを堅固に結束し、また、法面に打ち込んだアンカー筋Kと固定し、モルタル、コンクリート等の充填材で該空間を充填することでより一層強固な連結手段を得ることができる。
図11(a)、(b)は、上記実施例1で示した組み合わせ法面保護ブロック1を法面に設置固定した実施例を示している。組み合わせ法面保護ブロック1を設置する最下部となる法尻側に基礎ブロックAを設置又は構築する。基礎ブロックAは、ベース版Bと支持ブロックCとより構成された厚みと高さの有る断面略逆T字形の長尺部材で、プレキャスト部材或いは現場打ちコンクリート等により構築し、該支持ブロックCの法面側の隅部には第3格子枠部材18を載置固定するために断面三角形状に切除した切除部Dを形成している。
基礎ブロックAの切除部Dに第3格子枠部材18の側壁部の平坦壁面22を該切除部Dに当接して設置する。その設置後において、該第3格子枠部材18の窪み部となる係合部21に第1中張ブロック2の底辺側の枠部材6の突状の係合部9を嵌合して該第1中張ブロック2を法面上に設置固定する。本実施例では4個の第1中張ブロック2を長手方向の基礎ブロックAに沿って併設固定している。
該第1中張ブロック2の頂角を挟んだ左右等辺側の枠部材4、5の突部とした係合部7、8には第1、第2格子枠部材16、17の係合部19、20を嵌合する。該第1、第2格子枠部材16、17の他方側係合部19、20には、並設して設置した該第1中張ブロック2、2間となる三角形状の空間となる位置に第2中張ブロック3を、その頂角側を法尻側とし、その左右等辺側の第1、第2枠部材4、5の突部とした係合部7、8を嵌合して固定する。本実施例では3個の第2中張ブロック3を先行して固定した第1中張ブロック2、2間の三角形状の空間に各々併設して固定している。
該第2中張ブロック3の上方側に位置することになる底辺側の第6枠部材12の係合部15には、第1中張ブロック2の底辺側の第3枠部材6の係合部9を嵌合する。その後、該第1中張ブロック2の頂角を挟む等辺側の第1、第2枠部材4、5の係合部7、8に第1、第2格子枠部材16、17の係合部19、20を嵌合し、各々該第1、第2格子枠部材16、17を設置固定する。
上記第1、第2格子枠部材16、17間に形成された三角形状の空間には第2中張ブロック3を、その第4、第5枠部材10、11の係合部13、14に該第1、第2格子枠部材16、17の係合部19、20が嵌合するようにして設置固定する。
その後、上記第2中張ブロック3の上方側に位置することになった底辺側第6枠部材12の係合部15には第1中張ブロック2の底辺側枠部材6の係合部9を嵌合し、両者を設置固定する。
以下、上記第1、第2中張ブロック2、3と第1、第2格子枠部材16、17との嵌合を繰り返すことにより所定位置の法肩まで積み上げて設置固定することになる。
本実施例の法肩位置では、第1中張ブロック2の底辺側を上にして固定し、該底辺側となる第3枠部材6の係合部9に第3格子枠部材18の係合部21を嵌合して該第3格子枠部材18を固定することになる。
上記第1、第2中張ブロック2、3及び第1〜第3格子枠部材16、17、18を設置固定するに当って、第2中張ブロック3の位置に実施例2に示した水抜き孔39付の第2中張ブロック3を適宜箇所に使用することになる。
上記第1、第2中張ブロック2、3及び第1〜第3格子枠部材16、17、18によって法尻から法肩へ所定区域の法面全体を設置固定することになるが、該第1〜第3格子枠部材16、17、18の端部間に生じた空間にはアンカー筋Kによる法面への固定及びモルタル、コンクリート等の充填材を充填することで相互間を強固に連結しながら法面に設置固定することになる。
第1〜第3格子枠部材16、17、18の両端部から補強兼連結部材52を突出した実施例のものにあっては、それらを当該空間で結束固定し、更に、アンカー筋Kと連結して該アンカー筋Kにより法面に固定し、それらの空間を充填材で充填することにより第1〜第3中張ブロック2、3、37及び第1〜第5格子枠部材16、17、18、46、47を法面に強固に固定することになる。
図12は、法面の隅部に生じた三角形状の小空間に第3中張ブロック37を設置固定した実施例を示している。該第3中張ブロック37の頂角を挟む2辺は完成させる法面保護ブロックの幅方向となる側縁側の左右端縁部及び法尻或いは法肩に位置することになり、その2辺の係合部43、44に第4、第5格子枠部材46、47の係合部48、49を嵌合することで隅部を収めることができる。
該第3中張ブロック37と第1、第2格子枠部材16、17との設置固定によって生じる第1、第2格子枠部材16、17の両端部間に生じた空間には、上記同様、補強兼連結部材52による結束固定及びアンカー筋Kによる固定並びに充填材の充填により法面に強固に設置固定することができる。
1 法面保護ブロック
2 第1中張ブロック
3 第2中張ブロック
4 第1枠部材
5 第2枠部材
6 第3枠部材
7 第1枠部材の係合部
8 第2枠部材の係合部
9 第3枠部材の係合部
10 第4枠部材
11 第5枠部材
12 第6枠部材
13 第4枠部材の係合部
14 第5枠部材の係合部
15 第6枠部材の係合部
16 第1格子枠部材
17 第2格子枠部材
18 第3格子枠部材
19 第1格子枠部材の係合部
20 第2格子枠部材の係合部
21 第3格子枠部材の係合部
22、50 平坦壁面
23、32、38 板状部材
24 平坦面
25 中心部
26 第1傾斜面
27 第2傾斜面
28 第3傾斜面
29、30、31 切除部
33、34、35、51 側壁部
36 補強鉄筋
37 第3中張ブロック
39 水抜き孔
40 第7枠部材
41 第8枠部材
42 第9枠部材
43 第7枠部材の係合部
44 第8枠部材の係合部
45 第9枠部材の係合部
46 第4格子枠部材
47 第5格子枠部材
48 第4格子枠部材の係合部
49 第5格子枠部材の係合部
52 補強兼連結部材

Claims (11)

  1. 平面三角形状の板状部材の各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第1中張ブロック、該第1中張ブロックと略同一形状の第2中張ブロック、該第1、第2中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の係合部に嵌合する係合部を設けた棒状の第1、第2格子枠部材、該第1中張ブロックの底辺側枠部材の係合部は該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部又は棒状の第3格子枠部材の係合部と嵌合することを特徴とする軽量の組み合わせ法面保護ブロック。
  2. 平面三角形状の板状部材の各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第1中張ブロック、該第1中張ブロックと略同一形状の第2中張ブロック、該第1中張ブロックの半割の大きさとなる平面三角形状の板状部材で、各辺に沿って枠部材を設け、該枠部材の側壁外側に係合部を形成した第3中張ブロック、該第1、第2中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の係合部に嵌合する係合部を設けた棒状の第1、第2格子枠部材、該第1中張ブロックの底辺側枠部材の係合部は該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部又は棒状の第3格子枠部材の係合部と嵌合し、該第3中張ブロックの頂角を挟む各々の枠部材の側壁外側に形成した係合部は短尺棒状の第4、第5格子枠部材の係合部と嵌合することを特徴とする軽量の組み合わせ法面保護ブロック。
  3. 平面三角形状の第1、第2中張ブロックは、その頂角を挟む2辺を等辺とした二等辺三角形状とし、第1、第2格子枠部材を同一長としたことを特徴する請求項1又は2記載の組み合わせ法面保護ブロック。
  4. 平面三角形状の第3中張ブロックは、その頂角を挟む2辺を等辺とした二等辺三角形状とし、第4、第5格子枠部材を同一長としたことを特徴する請求項2記載の組み合わせ法面保護ブロック。
  5. 第2中張ブロックの板状部材に水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の組み合わせ法面保護ブロック。
  6. 第1、第2格子枠部材は、第1、第2中張ブロックの厚さより厚い左右対称形状の棒状部材とし、長手方向左右側壁下部側に係合部を設け、上部側に傾斜部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の組み合わせ法面保護ブロック。
  7. 第3格子枠部材は、第1、第2中張ブロックの厚さより厚い棒状部材とし、長手方向一方の側壁下部側に係合部を設け、上部側に傾斜部を設け、他方側の側壁は平坦壁面としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の組み合わせ法面保護ブロック。
  8. 第1〜第5格子枠部材に補強兼連結部材を埋設し、その両端部は格子枠部材より突出させてなることを特徴とする請求項1又は2記載の組み合わせ法面保護ブロック。
  9. 法面の法尻側に基礎を設け、該基礎の側壁面に第3格子枠部材の側壁の平坦壁面を当接させて設置し、該第3格子枠部材の側壁下部側の係合部に平面三角形状の第1中張ブロックの底辺側の枠部材に形成した係合部と嵌合して該第1中張ブロックを該第3格子枠部材上に併設固定し、該第1中張ブロックの頂角を挟む枠部材の係合部に各々第1、第2格子枠部材の係合部を嵌合して該第1、第2格子枠部材を固定し、第1中張ブロック間の該第1格子枠部材と隣接する第2格子枠部材との空間に第2中張ブロックをその頂部側を下方にして該第1、第2格子枠部材の他側壁の係合部に嵌合して第2中張ブロックを併設固定し、該第2中張ブロックの底辺側枠部材の係合部に法肩側の第1中張ブロックの底辺側の枠部材の係合部を嵌合して該第1中張ブロックを併設固定し、該第1中張ブロックの頂角を挟んだ枠部材の係合部に各々第1、第2格子枠部材の係合部を嵌合して第1、第2格子枠部材を固定し、該第1中張ブロック間の該第1格子枠部材と隣接する第2格子枠部材との空間に第2中張ブロックをその頂角側を下方にして該第1、第2格子枠部材の他側壁の係合部に嵌合して第2中張ブロックを併設固定し、それら第1、第2中張ブロック及び第1、第2、第3格子枠部材との嵌合を繰り返して幅方向へ設置しながら法肩側へ積み上げ、第1〜第3格子枠部材の端部間の空間で法面側と強固に固定し、且つ、充填材を充填してなることを特徴とする法面保護ブロックによる法面構造。
  10. 法面の法尻から法肩へ請求項1記載の第1、第2中張ブロック及び第1〜第3格子枠部材を組み合わせて法面保護ブロックにより法面に固定した法面構造の法面幅方向端部側において生じる三角形状の空間部において、第1中張ブロックの頂角を左側端部にあっては右側に、右側端部にあっては左側に位置させて第1、第2格子枠部材の係合部を該第1中張ブロックの頂角を挟む枠部材の各々の係合部に嵌合して該第1中張ブロックを併設固定し、該第1中張ブロックの底辺側の枠部材の係合部に第3格子枠部材の係合部を嵌合固定してなることを特徴とする請求項9記載の法面保護ブロックによる法面構造。
  11. 法面の法尻から法肩へ請求項1記載の第1、第2中張ブロック及び第1〜第3格子枠部材を組み合わせて法面保護ブロックにより法面に固定した法面構造の法面幅方向の左右端部側の隅部において生じる小三角形状の空間部において、請求項2記載の第1中張ブロックの半割の大きさとなる平面三角形状の第3中張ブロックの頂角を法尻及び法肩の左側隅部にあっては左端部側に、右側隅部にあっては右端部側に位置させ、底辺側の係合部を該第1又は第2格子枠部材の係合部に嵌合して固定し、頂角を挟む枠部材の各々の係合部に第3格子枠部材より短寸法とした同一形状の第4、第5格子枠部材の係合部を嵌合固定してなることを特徴とする請求項9記載の法面保護ブロックによる法面構造。
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