JP2988064B2 - カラープリンタ - Google Patents
カラープリンタInfo
- Publication number
- JP2988064B2 JP2988064B2 JP3274386A JP27438691A JP2988064B2 JP 2988064 B2 JP2988064 B2 JP 2988064B2 JP 3274386 A JP3274386 A JP 3274386A JP 27438691 A JP27438691 A JP 27438691A JP 2988064 B2 JP2988064 B2 JP 2988064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- paper
- color
- thermal
- ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/36—Alarms, indicators, or feed-disabling devices responsible to material breakage or exhaustion
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱紙にも印画を可能
とした昇華型のカラープリンタに関するものである。
とした昇華型のカラープリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、カラー画像を鮮明にプリント
できるプリンタとして、昇華型熱転写方式（昇華型）の
カラービデオプリンタが実用に供されている。その印画
の原理は、熱源としてサーマルヘッドを用い、カラー化
のためにインクリボン上のＹ（イエロー），Ｍ（マゼン
ダ），Ｃ（シアン）の各色素を順次、印画紙に熱転写す
るものである。
できるプリンタとして、昇華型熱転写方式（昇華型）の
カラービデオプリンタが実用に供されている。その印画
の原理は、熱源としてサーマルヘッドを用い、カラー化
のためにインクリボン上のＹ（イエロー），Ｍ（マゼン
ダ），Ｃ（シアン）の各色素を順次、印画紙に熱転写す
るものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印画代に割
高感がある現行のカラービデオプリンタでは、割安感が
得られる感熱紙を使用するニーズやレトロ調の憧れか
ら、モノクロのニーズも潜在的に求められている。従来
の昇華型カラービデオプリンタでも、モノクロ印画は可
能である。しかし、それは、現状のカラーインクリボン
を用いて行うため、カラーとモノクロとの価格に差が出
ずメリットが得られない。さらにカラーの場合、印画方
式の原理上印画紙に対して、インクリボン上のＹ，Ｍ，
Ｃを各色重ねて転写するため、印画時間が長くなる。現
行の印画代は約８０円／枚（印画紙＋リボン一枚分）で
あるが、感熱紙をモノクロ印画に使用すると、約１０円
以下程度と割安になる。また、モノクロ用として、感熱
紙を用いた熱転写方式の専用機があるが、それでは、機
構上カラープリントができない。
高感がある現行のカラービデオプリンタでは、割安感が
得られる感熱紙を使用するニーズやレトロ調の憧れか
ら、モノクロのニーズも潜在的に求められている。従来
の昇華型カラービデオプリンタでも、モノクロ印画は可
能である。しかし、それは、現状のカラーインクリボン
を用いて行うため、カラーとモノクロとの価格に差が出
ずメリットが得られない。さらにカラーの場合、印画方
式の原理上印画紙に対して、インクリボン上のＹ，Ｍ，
Ｃを各色重ねて転写するため、印画時間が長くなる。現
行の印画代は約８０円／枚（印画紙＋リボン一枚分）で
あるが、感熱紙をモノクロ印画に使用すると、約１０円
以下程度と割安になる。また、モノクロ用として、感熱
紙を用いた熱転写方式の専用機があるが、それでは、機
構上カラープリントができない。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、通常はインクリボンに
よるカラープリントを行うが、感熱紙を用いてインクに
よらないモノクロ印画も行えるカラープリンタを提供す
ることにある。
されたものであり、その目的は、通常はインクリボンに
よるカラープリントを行うが、感熱紙を用いてインクに
よらないモノクロ印画も行えるカラープリンタを提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のカラープリンタにおいては、複数色の印画
領域を有するインクリボンを用い重ね打ちにより各色を
印画紙へ熱転写するカラープリンタにおいて、印画紙と
して感熱紙がセットされたことを検出しもしくは指示を
受け、モノクロ印画モードを設定し、該モノクロ印画モ
ード時にはインクリボンのセットの有無を検出し、該イ
ンクリボンのセットが無しのときは直接、有りのときは
リボンフォーマット上の空白部を位置出ししその空白部
を介して前記感熱紙へ１回の印画動作を行うモノクロ印
画モードの設定手段を具備する構成としたことを特徴と
している。
め、本発明のカラープリンタにおいては、複数色の印画
領域を有するインクリボンを用い重ね打ちにより各色を
印画紙へ熱転写するカラープリンタにおいて、印画紙と
して感熱紙がセットされたことを検出しもしくは指示を
受け、モノクロ印画モードを設定し、該モノクロ印画モ
ード時にはインクリボンのセットの有無を検出し、該イ
ンクリボンのセットが無しのときは直接、有りのときは
リボンフォーマット上の空白部を位置出ししその空白部
を介して前記感熱紙へ１回の印画動作を行うモノクロ印
画モードの設定手段を具備する構成としたことを特徴と
している。
【０００６】
【作用】本発明のカラープリンタでは、感熱紙の検出を
行い、または感熱紙使用の指示を受けて、通常のカラー
印画をする印画動作、すなわち順次各色を重ね打ちする
動作からインクリボンの空白部を通して感熱紙に１回だ
け印画するモノクロ印画モードを設定する。モノクロ印
画モードにおいて、インクリボンがセットされていない
ときは、そのまま感熱紙へ１回だけの印画動作を行う。
これにより、カラープリンタにおいて、カラー印画のほ
ぼ１／３の印画時間で、安価な感熱紙へのモノクロ画の
プリントを可能にしている。
行い、または感熱紙使用の指示を受けて、通常のカラー
印画をする印画動作、すなわち順次各色を重ね打ちする
動作からインクリボンの空白部を通して感熱紙に１回だ
け印画するモノクロ印画モードを設定する。モノクロ印
画モードにおいて、インクリボンがセットされていない
ときは、そのまま感熱紙へ１回だけの印画動作を行う。
これにより、カラープリンタにおいて、カラー印画のほ
ぼ１／３の印画時間で、安価な感熱紙へのモノクロ画の
プリントを可能にしている。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例の概略構成を示す
ブロック図である。本実施例のメカ部の主な構成部分と
して、１はサーマルヘッド、２はプラテン、３はリボン
カートリッジ、４は給紙トレイ、５は紙送りローラ、６
は押し上げアーム、７は印画紙、８はカートリッジ有無
センサ、９はインクリボン頭出しセンサ、１０は紙の有
無センサを兼ねる紙の種別センサである。また、本実施
例の回路部の主な構成部分として、１１はビデオ回路、
１２はＡ／Ｄ変換器、１３はＤ／Ａ変換器、１４はモニ
タ、１５はメモリブロック、１６はシステムコントロー
ラ、１７はヘッドコントロールブロック、１８は電源ブ
ロックである。
ブロック図である。本実施例のメカ部の主な構成部分と
して、１はサーマルヘッド、２はプラテン、３はリボン
カートリッジ、４は給紙トレイ、５は紙送りローラ、６
は押し上げアーム、７は印画紙、８はカートリッジ有無
センサ、９はインクリボン頭出しセンサ、１０は紙の有
無センサを兼ねる紙の種別センサである。また、本実施
例の回路部の主な構成部分として、１１はビデオ回路、
１２はＡ／Ｄ変換器、１３はＤ／Ａ変換器、１４はモニ
タ、１５はメモリブロック、１６はシステムコントロー
ラ、１７はヘッドコントロールブロック、１８は電源ブ
ロックである。
【０００９】メカ部の構成において、リボンカートリッ
ジ３は、供給用（Ｓ）リール３ａと巻き取り用（Ｔ）リ
ール３ｂを備え、インクリボン３ｃは、図では省略して
あるがキャプスタンとピンチローラに挾まれて送り制御
がなされ、Ｓリール３ａからＴリール３ｂに巻き取られ
る。プラテン２はインクリボン３ｃが接し得る位置に配
置され、その部分にはインクリボン３ｃをプラテン１に
圧接可能にサーマルヘッド１が対向して配置される。リ
ボンカートリッジ３は着脱可能となっており、カートリ
ッジ有無センサ８はその着脱を検出する。サーマルヘッ
ド１の近傍には、リボン頭出しセンサ９が配置され、通
常のカラー印画モードでは、空白部に記録されたマーク
等を検出して各色の頭出しを行い、モノクロ印画モード
ではインクリボン３ｃの空白部を検出し空白部の位置出
しを行う。
ジ３は、供給用（Ｓ）リール３ａと巻き取り用（Ｔ）リ
ール３ｂを備え、インクリボン３ｃは、図では省略して
あるがキャプスタンとピンチローラに挾まれて送り制御
がなされ、Ｓリール３ａからＴリール３ｂに巻き取られ
る。プラテン２はインクリボン３ｃが接し得る位置に配
置され、その部分にはインクリボン３ｃをプラテン１に
圧接可能にサーマルヘッド１が対向して配置される。リ
ボンカートリッジ３は着脱可能となっており、カートリ
ッジ有無センサ８はその着脱を検出する。サーマルヘッ
ド１の近傍には、リボン頭出しセンサ９が配置され、通
常のカラー印画モードでは、空白部に記録されたマーク
等を検出して各色の頭出しを行い、モノクロ印画モード
ではインクリボン３ｃの空白部を検出し空白部の位置出
しを行う。
【００１０】印画紙７は給紙トレイ４にストックされ
る。給紙は、回転する紙送りローラ５に印画紙７を押上
げアーム６で圧接させることによりなされる。給紙され
た印画紙７はプラテン２とインクリボン３ｃ間に挿入さ
れ、通常のカラープリントの場合には、サーマルヘッド
１によりインクリボン３ｃが圧接されて熱転写され、こ
れをＹ，Ｍ，Ｃについて３回印画動作が繰り返されて各
色が順次重ね合わされ、カラープリントが行われる。印
画紙７として感熱紙が用いられる場合には、インクリボ
ン３ｃは空白部に固定するかまたは空白部を印画領域分
だけ設けたインクリボンを使用し空白部内で送り制御す
るなどして、常に空白部を通して１回の印画動作を行
う。紙の種別センサ１０は給紙される印画紙７の種別が
カラープリント用紙か感熱紙かを、例えば各用紙の辺部
に印刷等で記録されたビット構成のマーク等により識別
する。
る。給紙は、回転する紙送りローラ５に印画紙７を押上
げアーム６で圧接させることによりなされる。給紙され
た印画紙７はプラテン２とインクリボン３ｃ間に挿入さ
れ、通常のカラープリントの場合には、サーマルヘッド
１によりインクリボン３ｃが圧接されて熱転写され、こ
れをＹ，Ｍ，Ｃについて３回印画動作が繰り返されて各
色が順次重ね合わされ、カラープリントが行われる。印
画紙７として感熱紙が用いられる場合には、インクリボ
ン３ｃは空白部に固定するかまたは空白部を印画領域分
だけ設けたインクリボンを使用し空白部内で送り制御す
るなどして、常に空白部を通して１回の印画動作を行
う。紙の種別センサ１０は給紙される印画紙７の種別が
カラープリント用紙か感熱紙かを、例えば各用紙の辺部
に印刷等で記録されたビット構成のマーク等により識別
する。
【００１１】次に、回路部の構成において、サーマルヘ
ッド１はヘッドコントロールブロック１７と電源ブロッ
ク１８に接続され、電源ブロック１８によって印画電圧
がコントロールされ、ヘッドコントロールブロック１７
によって印画がコントロールされる。前述のカートリッ
ジ有無センサ８，リボン頭出しセンサ９，紙の種別セン
サ１０の検出出力は、システムコントローラ１６へ入力
される。システムコントローラ１６はこれを受けて、通
常のカラープリント動作と感熱紙へのモノクロ印画動作
のいずれかの印画モード設定を行う。このシステムコン
トローラ１６はＣＰＵ（プロセッサ）等で構成される。
ッド１はヘッドコントロールブロック１７と電源ブロッ
ク１８に接続され、電源ブロック１８によって印画電圧
がコントロールされ、ヘッドコントロールブロック１７
によって印画がコントロールされる。前述のカートリッ
ジ有無センサ８，リボン頭出しセンサ９，紙の種別セン
サ１０の検出出力は、システムコントローラ１６へ入力
される。システムコントローラ１６はこれを受けて、通
常のカラープリント動作と感熱紙へのモノクロ印画動作
のいずれかの印画モード設定を行う。このシステムコン
トローラ１６はＣＰＵ（プロセッサ）等で構成される。
【００１２】外部から入力されたビデオ信号はビデオ回
路１１で印画用に処理された後、Ａ／Ｄ変換器１２によ
りディジタル信号に変換されて、メモリブロック１５に
送出される。一方、このディジタル信号はＤ／Ａ変換器
１３で再びアナログ信号に変換されモニタ１４に出力さ
れる。メモリブロック１５はシステムコントローラ１６
の制御指令を受けて上記印画用のディジタル信号を記憶
するとともに、印画時には同じくシステムコントローラ
１６の制御指令を受けて各色別の印画情報をヘッドコン
トロールブロック１７に送出する。システムコントロー
ラ１６は、前述の印画モードに従い、かつカートリッジ
の有無に従って電圧コントロール信号を電源ブロック１
８に出力し、サーマルヘッド１の印画電圧を印画に最適
に設定するとともに、ヘッドコントロールブロック１７
に制御指令を送りサーマルヘッド１を駆動する。
路１１で印画用に処理された後、Ａ／Ｄ変換器１２によ
りディジタル信号に変換されて、メモリブロック１５に
送出される。一方、このディジタル信号はＤ／Ａ変換器
１３で再びアナログ信号に変換されモニタ１４に出力さ
れる。メモリブロック１５はシステムコントローラ１６
の制御指令を受けて上記印画用のディジタル信号を記憶
するとともに、印画時には同じくシステムコントローラ
１６の制御指令を受けて各色別の印画情報をヘッドコン
トロールブロック１７に送出する。システムコントロー
ラ１６は、前述の印画モードに従い、かつカートリッジ
の有無に従って電圧コントロール信号を電源ブロック１
８に出力し、サーマルヘッド１の印画電圧を印画に最適
に設定するとともに、ヘッドコントロールブロック１７
に制御指令を送りサーマルヘッド１を駆動する。
【００１３】以下に、本実施例の動作手順を図２のフロ
ーチャートにより説明する。本実施例では、感熱紙の検
出を行ない、モノクロ印画モードに設定する手段である
システムコントローラ１６を介して、通常のカラー印画
する印画動作の設定（Ｙ，Ｍ，Ｃと順次各色を重ね打ち
する動作からＹ，Ｍ，Ｃ部分以外の空白部に一回だけ印
画する動作へ）を変更し、印画を行う。この場合、リボ
ンがなくても印画可能なため、感熱紙を判別した時点
で、（ａ）リボンが無い場合には、そのまま一回印画動
作準備に入り、（ｂ）リボンがある場合には、使用済み
直後の空白部の一枚分前の空白部に戻りその空白部と一
緒に一回印画動作準備に入り、その後印画動作を行う。
以上の一連のシーケンスは具体的には次のようにして実
現される。
ーチャートにより説明する。本実施例では、感熱紙の検
出を行ない、モノクロ印画モードに設定する手段である
システムコントローラ１６を介して、通常のカラー印画
する印画動作の設定（Ｙ，Ｍ，Ｃと順次各色を重ね打ち
する動作からＹ，Ｍ，Ｃ部分以外の空白部に一回だけ印
画する動作へ）を変更し、印画を行う。この場合、リボ
ンがなくても印画可能なため、感熱紙を判別した時点
で、（ａ）リボンが無い場合には、そのまま一回印画動
作準備に入り、（ｂ）リボンがある場合には、使用済み
直後の空白部の一枚分前の空白部に戻りその空白部と一
緒に一回印画動作準備に入り、その後印画動作を行う。
以上の一連のシーケンスは具体的には次のようにして実
現される。
【００１４】（１）ユーザが操作部等より印画枚数の設
定を行う。
定を行う。
【００１５】（２）給紙トレイ４に印画紙７がストック
されているか紙の有無の検出を行う。この検出は、紙の
種別検出センサ８にて行う。もちろん、独立した専用の
センサで検出しても良い。紙が無い場合は終了し、有る
場合のみ以下の一連の印画動作に移る。
されているか紙の有無の検出を行う。この検出は、紙の
種別検出センサ８にて行う。もちろん、独立した専用の
センサで検出しても良い。紙が無い場合は終了し、有る
場合のみ以下の一連の印画動作に移る。
【００１６】（３）印画紙７の紙の種別検出を紙の種別
検出センサ８により行い、システムコントローラ１６は
それが感熱紙か否かを検出する。
検出センサ８により行い、システムコントローラ１６は
それが感熱紙か否かを検出する。
【００１７】（４）上記（３）において印画紙７が感熱
紙である場合は、モノクロ印画モードを設定し、リボン
の有無をカートリッジ有無検出センサ９により検出す
る。
紙である場合は、モノクロ印画モードを設定し、リボン
の有無をカートリッジ有無検出センサ９により検出す
る。
【００１８】（５）上記（３）において印画紙７が感熱
紙でない場合、すなわち通常の熱転写用の印画紙である
場合はカラー印画モードを設定し、通常の昇華型熱転写
方式でＹ，Ｍ，Ｃの３回の重ね打ちのカラー印画動作を
行い、印画枚数もカウントして（１）で設定された印画
枚数になるまでカラー印画動作を繰り返す。
紙でない場合、すなわち通常の熱転写用の印画紙である
場合はカラー印画モードを設定し、通常の昇華型熱転写
方式でＹ，Ｍ，Ｃの３回の重ね打ちのカラー印画動作を
行い、印画枚数もカウントして（１）で設定された印画
枚数になるまでカラー印画動作を繰り返す。
【００１９】（６）上記（４）のモノクロ印画モードに
おいて、リボンが有りの場合には、インクリボン３ｃを
使用済領域直後の一枚分前の空白部へ巻き戻し、位置出
しを行い、空白部を通して一回打ちの印画動作により感
熱紙へモノクロ印画を行う。リボンが無い場合には、直
ちに一回打ちの印画動作に移る。このモノクロ印画動作
においても印画枚数をカウントして（１）で設定された
印画枚数になるまでモノクロ印画動作を繰り返す。
おいて、リボンが有りの場合には、インクリボン３ｃを
使用済領域直後の一枚分前の空白部へ巻き戻し、位置出
しを行い、空白部を通して一回打ちの印画動作により感
熱紙へモノクロ印画を行う。リボンが無い場合には、直
ちに一回打ちの印画動作に移る。このモノクロ印画動作
においても印画枚数をカウントして（１）で設定された
印画枚数になるまでモノクロ印画動作を繰り返す。
【００２０】印画動作における最適な印画電圧は、上記
（３），（４）において検出した紙の種類およびリボン
カートリッジの有無により決定される。本実施例による
モノクロ印画動作は一回打ちであるため、３回打ちのカ
ラー印画動作の１／３の時間で終了する。
（３），（４）において検出した紙の種類およびリボン
カートリッジの有無により決定される。本実施例による
モノクロ印画動作は一回打ちであるため、３回打ちのカ
ラー印画動作の１／３の時間で終了する。
【００２１】なお、モノクロ印画の場合は、１回の印画
動作のため、すなわち３回重ね打ちのカラー印画動作の
ように後戻り制御がないため、ロールタイプの感熱紙の
使用が可能である。これによれば大量連続印画が可能に
なるとともに、ロールの巻き方向に対し印画領域が自由
になり、印画サイズの拡大等が図れる。上記実施例で
は、センサにより感熱紙を検出する例を示したが、ユー
ザが初期設定によりシステムコントローラ１６へ印画紙
が感熱紙であることをシステムコントローラ１６へ指示
し、それによりモノクロ印画モードを設定するように構
成しても良い。また、印画電圧のコントロールはヘッド
コントロールブロック１７にてパルス変調による方法に
より行うこともできる。このように本発明は、その主旨
に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取り得るも
のである。
動作のため、すなわち３回重ね打ちのカラー印画動作の
ように後戻り制御がないため、ロールタイプの感熱紙の
使用が可能である。これによれば大量連続印画が可能に
なるとともに、ロールの巻き方向に対し印画領域が自由
になり、印画サイズの拡大等が図れる。上記実施例で
は、センサにより感熱紙を検出する例を示したが、ユー
ザが初期設定によりシステムコントローラ１６へ印画紙
が感熱紙であることをシステムコントローラ１６へ指示
し、それによりモノクロ印画モードを設定するように構
成しても良い。また、印画電圧のコントロールはヘッド
コントロールブロック１７にてパルス変調による方法に
より行うこともできる。このように本発明は、その主旨
に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取り得るも
のである。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カラープリンタによれば、モノクロ印画モード機能によ
り付加価値効果が向上し、感熱紙を使用することで、印
画コストが割安となり、印画時間が約１／３と縮小し、
たやすく試し打ちが可能となる。また、印画した感熱紙
に（熱転写型の）ワープロで文字入れが容易になり、付
加価値の高揚になる。また、はがきタイプの感熱紙にす
ることで、一過性の挨拶等の用途に簡単に使用できる。
カラープリンタによれば、モノクロ印画モード機能によ
り付加価値効果が向上し、感熱紙を使用することで、印
画コストが割安となり、印画時間が約１／３と縮小し、
たやすく試し打ちが可能となる。また、印画した感熱紙
に（熱転写型の）ワープロで文字入れが容易になり、付
加価値の高揚になる。また、はがきタイプの感熱紙にす
ることで、一過性の挨拶等の用途に簡単に使用できる。
【００２３】さらに、請求項２の発明によれば、ロール
タイプの感熱紙に印画する（一回印画動作のため可能）
ことで、大量連続印画あるいは印画サイズの拡大が図れ
る。
タイプの感熱紙に印画する（一回印画動作のため可能）
ことで、大量連続印画あるいは印画サイズの拡大が図れ
る。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図
【図２】上記実施例の動作手順を示すフローチャート
１…サーマルヘッド、２…プラテン、３…リボンカート
リッジ、３ｃ…インクリボン、７…印画紙、８…カート
リッジ有無センサ、９…リボン頭出しセンサ、１０…紙
の種別センサ、１５…メモリブロック、１６…システム
コントローラ、１７…ヘッドコントロールブロック、１
８…電源ブロック。
リッジ、３ｃ…インクリボン、７…印画紙、８…カート
リッジ有無センサ、９…リボン頭出しセンサ、１０…紙
の種別センサ、１５…メモリブロック、１６…システム
コントローラ、１７…ヘッドコントロールブロック、１
８…電源ブロック。
Claims (2)
- 【請求項１】 複数色の印画領域を有するインクリボン
を用い重ね打ちにより各色を印画紙へ熱転写するカラー
プリンタにおいて、印画紙として感熱紙がセットされた
ことを検出しもしくは指示を受け、モノクロ印画モード
を設定し、該モノクロ印画モード時にはインクリボンの
セットの有無を検出し、該インクリボンのセットが無し
のときは直接、有りのときはリボンフォーマット上の空
白部を位置出ししその空白部を介して前記感熱紙へ１回
の印画動作を行うモノクロ印画モードの設定手段を具備
することを特徴とするカラープリンタ。 - 【請求項２】 感熱紙がロールタイプであることを特徴
とする請求項１記載のカラープリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274386A JP2988064B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | カラープリンタ |
| US07/959,049 US5287124A (en) | 1991-10-23 | 1992-10-09 | Color video printer having a multicolor printing mode and a monochromatic printing mode |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274386A JP2988064B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | カラープリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05112020A JPH05112020A (ja) | 1993-05-07 |
| JP2988064B2 true JP2988064B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17540947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274386A Expired - Lifetime JP2988064B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | カラープリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5287124A (ja) |
| JP (1) | JP2988064B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5751449A (en) * | 1993-12-20 | 1998-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communicating apparatus |
| US5978005A (en) * | 1998-04-03 | 1999-11-02 | Eastman Kodak Company | Thermal printer and method for detecting donor ribbon type and for aligning color patches relative to a print head |
| DE102015119641A1 (de) * | 2015-11-13 | 2017-05-18 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Absicherung eines Druckprozesses mit einem Drucker und Drucker zur Durchführung des Verfahrens |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58212969A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | Ricoh Co Ltd | 熱記録装置 |
| JPS61213172A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-22 | Toshiba Corp | 記録装置 |
| JPH022023A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-08 | Minolta Camera Co Ltd | サーマルプリンタ |
| JP2685635B2 (ja) * | 1990-08-20 | 1997-12-03 | アルプス電気株式会社 | 熱転写プリンタの駆動制御方法 |
-
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-
1992
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| Publication number | Publication date |
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| JPH05112020A (ja) | 1993-05-07 |
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