JP2987850B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2987850B2 JP1212274A JP21227489A JP2987850B2 JP 2987850 B2 JP2987850 B2 JP 2987850B2 JP 1212274 A JP1212274 A JP 1212274A JP 21227489 A JP21227489 A JP 21227489A JP 2987850 B2 JP2987850 B2 JP 2987850B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路に関し、特に、ダイナミッ
クRAM素子を有する半導体集積回路に関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路の高集積化の一方法として溝型容量部
を有するダイナミックRAMセルが実現されている。
第2図(a)〜(f)は従来の半導体集積回路の製造
方法を説明するための工程順に示した半導体チップの断
面図である。
第2図(a)に示すように、P型シリコン基板1の表
面にLOCOS法により、フィールド酸化膜20を形成する。
この時あらかじめ、フィールド酸化膜20の直下には、チ
ャネルストッパ21として、ホウ素をイオン注入してお
く。さらに、犠牲酸化膜として熱酸化膜2を形成後、窒
化シリコン膜3を気相成長法により形成し、選択的に除
去したのち、ホトレジスト膜4を形成してパターンニン
グする。
次に、第2図(b)に示すように、このホトレジスト
膜4をマスクして、リアクチブイオンエッチング(以下
RIEと記す)により、シリコン基板1を表面から深さ方
向にエッチングし、溝5を形成する。さらに、ホトレジ
スト膜4をマスクにしてホウ素イオンをイオン注入し、
溝5内部の表面にHiC構造を形成し、その後、ホトレジ
スト膜4をプラズマ剥離によって除去し、ヒ素イオンを
選択的にイオン注入し、N型拡散層7を形成する。
次に、第2図(c)に示すように、溝5内に、4〜6n
mの厚さの酸化シリコン膜8、10〜20nmの厚さの窒化シ
リコン膜9を形成する。窒化シリコン膜9は、絶縁耐圧
を向上させるために、980℃のスチーム雰囲気中での酸
化を10分〜20分行う。このようにしてできた平板コンデ
ンサーの誘電体層(酸化シリコン膜8と窒化シリコン膜
9の2重層)上に、気相成長法及び、エッチバックを繰
り返すことにより、多結晶シリコン層10を形成すること
ができる。この時、多結晶シリコン層10の抵抗率を低下
させるために、リン等のN型の不純物を拡散させる事が
必要である。次に、多結晶シリコン層10の上にホトレジ
スト膜11を塗布してパターンニングする。
次に、第2図(d)に示すように、ホトレジスト膜4
をマスクとして多結晶シリコン層10をプラズマエッチン
グし、ホトレジスト膜4を除去した後、酸化により多結
晶シリコン層10の表面に絶縁層12を形成する。その後、
絶縁層12をマスクとして、トランジスターのしきい電圧
制御用のホウ素のイオン注入を行い、P+型領域13を形成
する。
次に、第2図(e)に示すように、絶縁膜12をマスク
として窒化シリコン膜9及び、酸化シリコン膜8を除去
した後、ゲート酸化膜14を形成し、さらに、トランジス
ターのゲート電極としての多結晶シリコン層15を堆積
し、リン拡散後、パターニングを行う。次に、多結晶シ
リコン層15の表面を酸化することにより絶縁膜16を形成
し、多結晶シリコン層15をマスクとしてシリコン基板1
にN型拡散層17を形成する。
次に、第2図(f)に示すように、全面にPSG膜,窒
化シリコン膜等を、気相成長法で堆積して層間絶縁膜18
を形成する。次に、N型拡散層17上の層間絶縁膜18にコ
ンタクトホールを設け、アルミニウム層をパターンニン
グして設けた配線19とオーミック接触をとることによ
り、メモリーセルができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体集積回路は、溝型容量部が、プ
レーナー型にくらべると、単位表面積当りの静電容量を
大きく取れるという利点はあるが、その反面、シリコン
基板1の表面から5〜7μm程の深さの溝を形成しなけ
ればならない為に、溝下部の形状が急峻になり、十分な
洗浄が行なわれない為、前記溝の底部に形成する誘電体
層の絶縁耐圧が低くなるという問題点があった。
又、溝側面に形成していたHiC構造も溝半径が深さ方
向に対して、小さいために、イオン注入角度を大きく取
ることができず、均一にかつ、効率的に形成することが
困難であった。このため、前記溝の底部に形成する誘電
体層の絶縁耐圧が低くなるという問題があった。
さらに、横方向に形成しているフィールド酸化膜が高
集積化を妨げる要因となっているという問題点があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路は、一導電型半導体基板の一
主面に設けた第1の溝と、前記第1の溝の側面と底面の
全面及び該側面に連なる外側上端表面の一部に設けた誘
電体層と、前記第1の溝の内部を充填して設けた多結晶
シリコン層と、前記第1の溝の内側に前記第1の溝の幅
より狭く且つ前記第1の溝より深く設けて前記多結晶シ
リコン層を分割する第2の溝と、前記第2の溝の内部を
充填して前記分割された多結晶シリコン層を互に絶縁す
ると共にその表面を覆う絶縁膜と、前記第1の溝の上端
角部の前記半導体基板に外側上端表面の前記誘電体層を
包含する形に設けた逆導電型の拡散層と、前記拡散層を
含んで前記半導体基板の表面に設けた能動素子とを有す
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(g)は本発明の一実施例を説明する
ための工程順に示した半導体チップの断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、P型のシリコン基
板1の表面を熱酸化して厚さ40〜50nmの熱酸化膜2を形
成し、熱酸化膜2の上に気相成長法で窒化シリコン膜3
を堆積する。次に、窒化シリコン膜3をホトリソグラフ
ィー技術により選択的にエッチングして第1の開孔部を
形成し、第1の開孔部を含む表面にホトレジスト膜4を
塗布してパターニングし、第1の開孔部の内側に第2の
開孔部を設ける。次に、ホトレジスト膜4をマスクとし
てリアクティブイオンエッチング(以下RIEと記す)に
より熱酸化膜2及びシリコン基板1を順次エッチングし
て溝5を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、ホトレジスト膜4
をマスクとしてホウ素イオン及びヒ素イオンを順次イオ
ン注入して静電容量を増大させるためのHiC構造部6を
形成する。次に、ホトレジスト膜4をプラズマ剥離によ
り除去した後、窒化シリコン膜3をマスクとしてシリコ
ン基板の表面にN型不純物をイオン注入し、第1のN型
拡散層7を形成してソース・ドレイン領域を設ける。次
に、溝5の内部表面を酸化して4〜6nmの厚さの酸化シ
リコン膜8を形成し、溝5を含む表面に10〜20nmの厚さ
の窒化シリコン膜9を堆積する。次に、窒化シリコン膜
9の絶縁耐圧を向上させるために980℃のスーチム雰囲
気中で10〜20分間の酸化処理を行い、酸化シリコン膜8
及び窒化シリコン膜9の積層からなるコンデンサの誘電
体層を形成する。次に、気相成長法により溝5を含む表
面に多結晶シリコン層10を堆積し、抵抗率を低下させる
ためにリンを拡散する。
次に、第1図(c)に示すように、スピンオン法によ
り酸素を含まない有機シリコン剤を塗布して不活性雰囲
気中で熱処理し、埋込み多結晶シリコン層11を形成す
る。次に、エッチング法により多結晶シリコン層10及び
埋込み多結晶シリコン層11の表面をエッチングして平面
を平坦化する。
次に、第1図(d)に示すように溝5以外の窒化シリ
コン膜3上の多結晶シリコン層10及び窒化シリコン膜9
を選択的に順次エッチングして除去する。次に、溝5の
中央部の多結晶シリコン層11,10及び溝5の底部の窒化
シリコン膜9と酸化シリコン膜8を順次RIE法でエッチ
ングし、HiC構造部6よりも深い溝22を形成して多結晶
シリコン層10を分割する。次に、気相成長法により溝22
を含む表面に酸化シリコン膜を堆積してエッチバックす
るか、又は、多結晶シリコン層10及びシリコン基板1を
熱酸化して溝22内を充填することにより絶縁膜12を設
け、溝5の内部に絶縁膜12により分割されたコンデンサ
を形成する。
次に、第1図(e)に示すように、溝5以外の領域の
酸化膜及び窒化シリコン膜3をバッファード弗酸及び熱
リン酸を用いて選択的に順次エッチングして除去し、ト
ランジスタのしきい電圧制御用のホウ素イオンをイオン
注入してP+型領域13を形成する。次に、熱酸化膜2を除
去し、熱酸化によりシリコン基板1の表面にゲート酸化
膜14を形成する。
次に、第1図(f)に示すように、気相成長法により
全面に多結晶シリコン層15を堆積し、多結晶シリコン層
15中にリンを拡散する。次に、多結晶シリコン層15を選
択的にエッチングしてゲート電極を形成し、多結晶シリ
コン層15の表面を酸化して絶縁膜16を形成する。次に多
結晶シリコン層15からなるゲート電極をマスクとしてN
型不純物をイオン注入しN型拡散層17を形成する。
次に、第1図(g)に示すように、全面にPSG膜又は
窒化シリコン膜等の層間絶縁膜18を堆積し、選択的にエ
ッチングしてコンタクトホールを形成する。次に、コン
タクトホールを含む表面にアルミニウム層を堆積してパ
ターンニングし、コンタクトホールのN型拡散層17とオ
ーミック接触する配線19を設けてメモリセルを構成す
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、1つの溝に対して、2
つの素子を形成しているために、その分、溝の半径を大
きくすることが出来、エッチング後の溝部の洗浄が容易
になると同時に、溝の側面への、イオン注入の均一性、
誘電体層を構成する酸化シリコン膜及び窒化シリコン膜
の膜質均一性が向上する。
また、フィールド酸化膜に対応する領域は、多結晶シ
リコン膜上に形成されているため、その分の基板表面積
が不用になり、集積度を上げることができるという効果
を有する。
さらに、従来は、素子間分離用のフィールド酸化膜の
上に、容量部の多結晶シリコン層を作っていたが、本発
明では、絶縁膜の下に、容量部の多結晶シリコン層を形
成しているために、アルファー線の耐性も強くなってい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)は、本発明の一実施例を説明する
ための工程順に示した半導体チップの断面図、第2図
(a)〜(f)は、従来の半導体集積回路の製造方法を
説明するための工程順に示した半導体チップの断面図で
ある。 1……シリコン基板、2……熱酸化膜、3……窒化シリ
コン膜、4……ホトレジスト膜、5……溝、6……HiC
構造部、7……N型拡散層、8……酸化シリコン膜、9
……窒化シリコン膜、10……多結晶シリコン層、11……
埋め込み多結晶シリコン層、12……絶縁膜、13……P+
領域、14……ゲート酸化膜、15……多結晶シリコン層、
16……絶縁膜、17……N型拡散層、18……層間絶縁膜、
19……配線、20……フィールド酸化膜、21……チャネル
ストッパ、22……溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型半導体基板の一主面に設けた第1
    の溝と、前記第1の溝の側面と底面の全面及び該側面に
    連なる外側上端表面の一部に設けた誘電体層と、前記第
    1の溝の内部を充填して設けた多結晶シリコン層と、前
    記第1の溝の内側に前記第1の溝の幅より狭く且つ前記
    第1の溝より深く設けて前記多結晶シリコン層を分割す
    る第2の溝と、前記第2の溝の内部を充填して前記分割
    された多結晶シリコン層を互に絶縁すると共にその表面
    を覆う絶縁膜と、前記第1の溝の上端角部の前記半導体
    基板に外側上端表面の前記誘電体層を包含する形に設け
    た逆導電型の拡散層と、前記拡散層を含んで前記半導体
    基板の表面に設けた能動素子とを有することを特徴とす
    る半導体集積回路。
JP1212274A 1989-08-18 1989-08-18 半導体集積回路 Expired - Lifetime JP2987850B2 (ja)

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