JP2987824B2 - 超音波モータの駆動回路 - Google Patents

超音波モータの駆動回路

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JP2987824B2
JP2987824B2 JP4347021A JP34702192A JP2987824B2 JP 2987824 B2 JP2987824 B2 JP 2987824B2 JP 4347021 A JP4347021 A JP 4347021A JP 34702192 A JP34702192 A JP 34702192A JP 2987824 B2 JP2987824 B2 JP 2987824B2
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ultrasonic motor
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
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    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/142Small signal circuits; Means for controlling position or derived quantities, e.g. speed, torque, starting, stopping, reversing

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波モータの駆動回
路、詳しくは、温度,負荷等により変化する超音波モー
タの駆動周波数を最適に追尾して制御する超音波モータ
の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波モータの駆動回路は種々提
案されていて、たとえば、特開昭59−204477号
公報には、モニタ信号の電圧値が超音波モータの振動体
の共振周波数で最大となることを利用して、該モニタ信
号の電圧値をモニタし、この電圧値に基づいて該共振周
波数、または、同共振周波数よりもやや高周波の領域で
超音波モータを駆動する技術手段が開示されている。
【0003】また、特開昭61−251490号公報に
は、モニタ信号の駆動電圧に対する位相が共振周波数付
近で大きく変化することを利用して、該モニタ信号の位
相をモニタし、その位相にもとづいて共振周波数、また
は、該共振周波数よりもやや高周波の領域で超音波モー
タを駆動する技術手段が開示されている。
【0004】さらに、本出願人は、特開昭63−234
881号公報において、超音波モータの駆動電圧を発生
する周波数分周器からの信号を用いてモニタ信号の位相
を検出し、上記特開昭61−251490号公報におけ
る開示例と同様に、モニタ信号の位相にもとづいて共振
周波数、または、該共振周波数よりもやや高周波の領域
で超音波モータを駆動する技術手段が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
59−204477号公報の開示例では、図10に示す
ように、制御周波数範囲f1 〜f2 の間でモニタ信号電
圧Vをモニタして周波数制御を行うわけだが、共振周波
数fR の前後の周波数、たとえば、図中、周波数fA1お
よびfA2における点PA1,PA2のモニタ信号電圧は共に
VA で同一となる。したがって、モニタ信号電圧がVA
のときは、周波数fを高周波側あるいは低周波側に推移
させて該モニタ信号電圧の傾きをみないと駆動する周波
数の変化すべき方向わからず、最適周波数の追尾には時
間がかかり、正確にすばやく周波数制御を行うことが困
難であった。
【0006】また、上記特開昭61−251490号公
報および特開昭63−234881号公報に示された開
示例においては、図11に示すように、モニタ信号位相
θが共振周波数fR 付近では変化する方向が一定となる
ため、該モニタ信号位相θを検出することで直ちに周波
数の変化方向を判明することが可能となる。これによ
り、上記特開昭59−204477号公報の開示例のよ
うなモニタ信号電圧による制御方法よりも高速、かつ正
確に周波数追尾を行うことが可能となったところで、図
11に示すように、共振周波数fR 付近では、周波数f
に対してモニタ信号位相θは単調増加の関係、すなわ
ち、周波数fが大きくなるとモニタ信号位相θがおくれ
る関係にある。ところが、該周波数fをさらに大きく
し、図中、周波数fP より高周波側に移ると、今度は、
周波数fが大きくなるとモニタ信号位相θが進む方向に
変化する。したがって、周波数f1 〜f2 の通常の制御
周波数範囲で周波数を制御して、点PC1の状態、すなわ
ち周波数fC1に収束させようとしても、誤認して点PC2
の状態、すなわち周波数fC2へ収束してしまう虞があっ
た。
【0007】したがって、特に共振周波数よりも高周波
側の安定した領域で超音波モータを使用する場合、周波
数f1 〜f2 の設定範囲や目標位相値が限定されてしま
うこととなる。
【0008】しかしながら、このような超音波モータを
カメラレンズ等、低温から高温に至る状況下で使用され
る機器に用いる場合、あるいは、レンズの先端部に付属
品等がついて負荷変化の大きな場合は、ともに上述した
制御周波数範囲f1 〜f2 を広く確保する必要があり、
上記特開昭61−251490号公報,特開昭63−2
34881号公報に示される開示例では、安定、かつ高
効率に最適周波数を追尾できない虞があった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、制御周波数範囲を広くとっても最適な周波数
を高速、かつ正確に追尾できる超音波モータの駆動回
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による超音波モータの駆動回路は、電気ー機械
エネルギー変換素子に交流信号を印加することにより、
弾性体表面に振動波を発生させる超音波モータの駆動回
路において、上記交流信号を発生する交流信号発生手段
と、上記振動波により励起され、上記振動波の状態を示
すモニタ信号を出力する電気ー機械エネルギー変換素子
を有するモニタ信号出力手段と、上記モニタ信号のニュ
ートラル電圧とは異なる比較電圧を有する電圧比較回路
と、上記交流信号もしくはこれを発生させる信号に基づ
き、予め定められたタイミングを有するタイミング信号
を発生させるタイミング信号発生回路と、上記タイミン
グ信号発生回路の出力発生時に、上記電圧比較回路によ
る比較を行い、上記モニタ電圧が上記比較電圧より高け
れば上記交流信号の周波数を上昇させ、低ければ低下さ
せる周波数制御回路とを具備したことを特徴とし、ま
た、電気ー機械エネルギー変換素子に交流信号を印加す
ることにより、弾性体表面に振動波を発生させる超音波
モータの駆動回路において、上記交流信号を発生する交
流信号発生手段と、上記振動波により励起され、上記振
動波の状態を示すモニタ信号を出力する電気ー機械エネ
ルギー変換素子を有するモニタ信号出力手段と、上記モ
ニタ信号がニュートラル電圧とは異なる所定電圧と交わ
タイミングを測定するタイミング測定回路と、上記
イミング測定回路の出力値と予め定められたタイミング
値とを比較し、上記タイミング測定回路の出力値が上記
予め定められたタイミング値より小さければ上記交流信
号の周波数を上昇させ、大きければ低下させる周波数制
御回路とを具備したことを特徴とする。
【0011】なお、ここでいうニュートラル電圧とは、
交流電圧であるモニタ信号の最大点と最小点との中間電
圧であり、上記交流電圧の振動の基準点である。すなわ
ち、モータの振動がない場合のモニタ信号電圧値であ
る。
【0012】
【作用】本発明の超音波モータの駆動回路においては、
上記電圧比較回路と上記タイミング信号発生回路との出
力に基づき、上記タイミングにおけるモニタ信号の電圧
が上記比較電圧になるように、上記周波数制御回路で上
記交流信号の周波数を制御する。
【0013】
【実施例】まず、本発明の実施例を説明するに先立ち
本発明の超音波モータの駆動回路の基本構成と駆動周波
数の最適化の基本概念を、図1と図2によって説明す
る。本発明による超音波モータの駆動回路は、図1の概
念図に示すように、電気−機械エネルギー変換素子に、
発振回路1より電力増幅器2を介して位相の異なる2つ
の交流信号φA,φBを印加することにより、弾性体表
面に進行性の振動波を発生させると共に、該進行性振動
波により起動されて該進行性振動波の状態を示すモニタ
信号Sig1を出力するモニタ用の電気−機械エネルギ
ー変換素子を有する超音波モータ3の、駆動回路におい
て、上記モニタ信号Sig1のニュートラル電圧とは異
なる比較電圧を有する電圧比較回路4と、上記交流信号
もしくはこれを発生させる信号に基づき、予め定められ
たタイミングを有するタイミング信号Sig2を発生さ
せるタイミング信号発生回路6と、上記電圧比較回路4
とタイミング信号発生回路6との出力に基づき、上記タ
イミングにおける上記モニタ信号Sig1の電圧が上記
比較電圧になるように上記交流信号φA,φBの周波数
を制御する周波数制御回路5とを具備したものである
【0014】図2(a)は本発明が適用される超音波モ
ータに印加される駆動交流信号の波形の一例を示した線
図、同図(b)は該超音波モータからのモニタ信号の波
形を示す線図、同図(c)は、超音波モータの駆動周波
数と、上記モニタ信号の電圧および位相,さらに後述す
る所定電圧VTHにおける位相タイミングとの関係を示し
た線図である。
【0015】上記図(a)において、φA相,φB相は
超音波モータに印加される、互いに位相が90°ずれた
駆動交流信号を示す。
【0016】また、上記図(b)において、波形(1)
〜(5)は超音波モータの共振状態に対応する波形で、
(1)→(5)の順に駆動周波数が高い場合を示し、タ
イミング(A)〜(E)は、ニュートラル電圧(0V)
における上記各波形(1)〜(5)に対応する位相タイ
ミングを示す。なお、負荷や温度は一定とする。
【0017】一方、上記図(c)において、符号L1 ,
L2 ,L3 はそれぞれ上記所定電圧VTHにおける位相タ
イミング,モニタ信号位相,モニタ信号電圧を示す。ま
た、周波数f1 〜f5 は、それぞれ上記図2(b)にお
ける波形(1)〜(5)に対応する、超音波モータの駆
動周波数である。そして、上記周波数f2 は超音波モー
タの共振周波数fR を示す。
【0018】モニタ信号電圧(モニタ信号の振幅、平均
値等)は、駆動周波数が変化すると同図(c)のL3 に
示されるように共振周波数fR をピークとする山形のカ
ーブを描くため、同じモニタ信号電圧値を示す状態が2
箇所存在する可能性がある。したがって、上述したよう
に、該モニタ信号電圧値を検出しても直ちに駆動周波数
を高周波側か、あるいは低周波側に変化させるか否かを
判断することはできない。たとえば、モニタ信号電圧が
同図(c)中、ピーク電圧Vf2よりも低く検出された場
合、該検出波形が波形(1)の側にずれているのか波形
(5)の側にずれているのかは即座には判断できない。
そして、前述したように正確な周波数を知るためには、
周波数fを高周波側あるいは低周波側に推移させてモニ
タ信号電圧の傾きをみないと駆動する周波数の変化すべ
き方向わからず、最適周波数の追尾には時間がかかり、
正確な周波数制御を行うことが困難である。
【0019】一方、モニタ信号位相の検出は、一般に同
図(b)に示す(1)〜(5)の波形とニュートラル電
圧(0V)との交点のタイミング(A)〜(E)を、同
図(a)に示すφA相やφB相の基準位相等から計測し
たものとなる。すなわち、同図(b)において周波数が
(1)→(5)へ変化すると、交点のタイミングは同図
(b)中、(A)→(E)と変わり、このうち、タイミ
ング(D)→(E)で変化方向の向きが逆転してしまっ
ている。このことが同図(c)のL2 における周波数f
3 →f5 の領域に示されている。
【0020】これにより、モニタ信号位相による駆動周
波数制御方法では、同図(c)L2に示すように、波形
(1)〜(4)の間では単調増加のため、検出値と基準
値とを比べれば直ちに駆動周波数の変化すべき方向がわ
かるが、波形(4)〜(5)の間では検出値が減少する
ため、同じ位相値を検出し得る波形状態が2箇所存在す
ることになる。したがって、収束させるべき基準値がこ
うした領域、たとえば、同図(c)中、周波数f3 〜f
5 の間の領域だと、上述の場合と同様に、周波数fを高
周波側あるいは低周波側に推移させてモニタ信号位相の
傾きをみないと駆動する周波数の変化すべき方向わから
ず、最適周波数の追尾には時間がかかり、正確にすばや
く周波数制御を行うことが困難である。
【0021】ところで、同図(b)において、波形
(1)〜(5)と、位相を検出するときのニュートラル
電圧(0V)とは異なる電圧VTHとの交点のタイミング
(所定電圧タイミング)を求めると、同図(c)L1 に
示すように広い周波数範囲にわたって単調増加となる。
これは、モニタ信号が共振周波数fR よりも高周波側で
は位相が進む領域が生じるが、この領域では該位相進み
の変化率をモニタ信号電圧の減少率が上回るため、相対
的に所定電圧タイミングは遅れつづけ、同図(c)L1
に示すような単調増加を辿ることによる。また、共振周
波数fR より低周波側では上記モニタ信号位相は大きく
変化するため、モニタ信号電圧が変動しても所定電圧タ
イミングの単調増加傾向にかわりはない。
【0022】本発明はこの現象に着目したものであり、
所定電圧VTHでの位相タイミングは超音波モータの共振
周波数を含む広い周波数範囲で単調増加するため、検出
値と基準値とを比較することにより、瞬時に駆動周波数
の変化方向を算出し、高速かつ正確な駆動周波数の最適
化追尾動作を可能としたものである。
【0023】以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0024】図3は、本発明の第1実施例を示す超音波
モータ駆動回路の電気回路図である。
【0025】図中、発振器11は高周波のクロックを発
生する発振器、カウンタ12は上記発振器11からのク
ロック(原振)を分周してf0 の周波数の周期信号を発
生するカウンタ、シフトレジスタ13は上記カウンタ1
2からの周期信号をもとに4相のパルスφ1 〜φ4 を出
力するシフトレジスタである。
【0026】上記φ1 〜φ4 のパルス信号がトランジス
タTr21〜Tr24を介してトランスT1 ,T2 を駆動
し、その結果、周期4f0 の交流信号が発生され、φA
相,φB相として超音波モータ16に印加されるように
なっている。これらの信号については図4に詳しく示
す。
【0027】一方、カウンタ14は、上記パルス信号φ
1 の信号により起動されロードデータ分をカウントし、
タイミング信号S1 を出力して停止するようになってい
る。
【0028】また、コンデンサC1 は上記超音波モータ
16からのモニタ信号Sig1の直流成分をカットする
コンデンサ、抵抗R11,R12は該モニタ信号Sig1の
振幅を減衰させる抵抗、ダイオードD1 〜D4 は同モニ
タ信号Sig1をクリップするダイオード、抵抗R21は
保護抵抗、トランジスタTr1 はスイッチング用のトラ
ンジスタで、抵抗R22はプルアップ抵抗である。
【0029】すなわち、モニタ信号Sig1が図4のP
41で示される所定電圧に達すると、トランジスタTr1
がオンしてタイミング信号S2 は“L”レベルになる。
一方、図4のP42で示されるように所定電圧以下になる
と、トランジスタTr2 はオフして上記タイミング信号
S2 は“H”レベルになる。このときダイオードD1〜
D4 はそれぞれトランジスタTr1 のベースに高電圧が
かからないように一定以上の電圧でオンして電圧を制限
する。
【0030】図中、符号17はDフリップフロップで、
タイミング信号S1 をクロックに、タイミング信号S2
をデータにして処理を行うようになっていて、その出力
はCPU15に送られるようになっている。上記CPU
15は、上記Dフリップフロップ17からの出力信号を
受けて上記カウンタ12,14にロードデータを出力す
るようになっている。なお、図中、符号Eは、トランス
T1,T2の電源、また、符号EICは、プルアップ抵抗
R22の電源である。
【0031】次に、本第1実施例における駆動周波数の
最適化追尾動作を説明する。
【0032】本第1実施例の回路では、モニタ信号Si
g1がトランジスタTr1 のベース−エミッタ間電圧
(VBE1 )の R11+R12/R12 倍をこえるとオンす
る。この電圧が所定電圧VTHとなる。通常、VBE1 は0.
7 V程度であり、抵抗R11,R12の値を変えれば所定V
THを任意に設定することが可能となる。そして、モニタ
信号Sig1が所定VTHをこえると(P41)タイミング
信号S2 は“L”レベルになる。
【0033】一方、CPU15は比較用のタイミング信
号の発生時間を決めるため、たとえば図4の時間TM に
対応する値をロードデータとしてカウンタに出力し、そ
の値をカウントすることにより、カウンタ14はタイミ
ング信号S1 を発生する。
【0034】Dフリップフロップ17はタイミング信号
S1 のタイミング発生時のデータの値を出力するため、
所定電圧タイミングがタイミング信号S1 のタイミング
よりも早いときには“L”レベル,遅いときには“H”
レベルを持続的に出力する。よって、Dフリップフロッ
プ17の出力が“L”レベルのときには駆動周波数を高
周波側に変化させ、“H”レベルのときには低周波側に
変化させるように、CPU15がカウンタ12のロード
データを変更することにより、タイミング信号S1 のタ
イミングにおいて、モニタ信号Sig1が所定電圧VTH
を越えるように超音波モータの振動状態に常に保つこと
ができる。
【0035】なお、上記時間TM に対応するカウンタ1
4のロードデータは、使用する超音波モータのタイプや
要求仕様を満たすように実験等の結果から決定すればよ
い。
【0036】本第1実施例の超音波モータの駆動回路
は、モニタ信号電圧やモニタ信号位相に比べて広い周波
数領域で単調増加を示す、所定電圧タイミングに基づい
て超音波モータの振動状態を検出しているため、たとえ
ば、カメラのレンズのような温度・負荷条件の変化が大
きく、かつ、一定の振動状態に保つために広い周波数範
囲を用いる必要のある機器等に用いても、高速かつ正確
に駆動周波数の最適化追尾を行うことが可能であり、応
答性がよく回転の安定した超音波モータ駆動が可能であ
る。また、CPU15の制御も単純で、制御回路の小型
化,低コスト化も可能となる。
【0037】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0038】図5は、本第2実施例の構成を示す電気回
路図である。
【0039】この第2実施例は上記第1実施例とほぼ同
様な構成を成すが、所定電圧VTHを可変できるようにし
た点が異なっている。
【0040】この図5において、D/AコンバータDA
C1 は、CPU15からの出力に対応したアナログ電圧
を発生するようになっている。また、コンパレータCP
1 は、抵抗R11およびR12により減衰されたモニタ信号
と上記D/AコンバータDAC1 からの出力電圧とを比
較して、その結果をディジタル信号として出力するよう
になっている。さらに、メモリM1 は、超音波モータに
最適な所定電圧VTHを記憶するようになっている。
【0041】ところで、超音波モータは、その特性にあ
る程度のばらつきを有しているため、モニタ信号Sig
1の値が個々の超音波モータによって異なる場合が生じ
る。しかしながら、本実施例では各モータの特性を測定
してメモリM1 に最適な所定電圧VTHを記憶するように
しているので、量産性に優れ、確実に周波数の最適化を
行うことができる。さらに、電源電圧,温度,負荷等の
変化に対応して所定電圧VTHを任意に変更することが可
能である。
【0042】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0043】図6は、本第3実施例の構成を示す電気回
路図である。
【0044】この第3実施例は、上記第1,第2実施例
とほぼ同様な構成を成すが、ディジタル信号のタイミン
グ比較を用いるのではなく、所定タイミングの電圧値を
測定する点が異なっている。
【0045】この図6に示すように、CPU15は、カ
ウンタ14からのタイミング信号に同期してA/Dコン
バータADC1 に対してSig1の減衰信号のA/D変
換指令を送出し、その結果を取り込むようになってい
る。そして、該A/D変換結果が所定値VTHとなるよう
に周波数を制御することで、上記第1実施例と同様な効
果を得ることができる。
【0046】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0047】図7は、上記本第4実施例の構成を示す電
気回路図である。
【0048】本第4実施例は、上記第1実施例とほぼ同
様な構成を有するが、モニタ信号Sig1の処理回路に
シュミットトリガSM1 を用いていること、その出力の
立下りのタイミングをカウンタ14aにより測定してい
ることが異なっている。
【0049】上記カウンタ14aはパルス信号φ1 の立
上りでリセット/スタートし、タイミング信号S2 ′の
立下りで停止する。CPU15はタイミング信号S2 ′
の立下りを検知し、該カウンタ14aの値を読み出す。
これにより、得られたカウント値の比較基準値を定めて
おき、これよりも高い場合は、駆動周波数を低周波側に
変化させ、該カウント値が比較基準値よりも低い場合
は、駆動周波数を高周波側に変化させる。
【0050】本第4実施例は、タイミング信号S2 ′の
立下りタイミングを計測しているため、上記第1実施例
で用いたDフリップフロップ17(図3参照)が不要と
なり、また、近年普及してきたタイマカウンタ内蔵型C
PUを用いることもできるため、制御回路の部品点数を
より減らすことが可能となり、一層の小型化、低コスト
化が可能となる。また、シュミットトリガSM1 の使用
により、タイミング信号S2 ′のチャタリングも防止で
き、これにより応答性もよくなり、正確なモニタ信号の
検出が可能となる。さらに、目標とする超音波モータの
振動状態からのずれ量が測定できるため、駆動周波数の
変化量を可変としてより応答性のよい制御を行うことも
可能である。
【0051】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0052】本第5実施例は、構成は上記第4実施例と
同一であるが、動作を異にしている。
【0053】図8は、上記第5実施例におけるCPU1
5の動作を示すフローチャートである。
【0054】本第5実施例の構成では、所定電圧VTHの
値によってはタイミング信号S2 ′が変化しない、つま
り立下りエッジが発生しなかったり、基準値から大きく
はずれることがある。これは急激な負荷がかかったりし
て、急激な振動状態の変化に追従できないことに対応す
るものである。
【0055】駆動がスタートする場合には、カウンタ1
2にロードデータの初期値がセットされる(ステップ#
1)。この後、タイミング信号S2 ′の立下りを検出す
ると(ステップ#2)、カウンタ14aのカウント値を
読みこみ(ステップ#3)、このカウント値がある許容
範囲内にあるか否かを調べる(ステップ#4)。ここで
許容範囲内ならば、基準値と読みこみ値を比べ(ステッ
プ#5)、基準値より大きいときはロードデータを−1
減算して駆動周波数を低下させ(ステップ#6)、小さ
いときはロードデータを+1加算して駆動周波数を上昇
させる(ステップ#7)。
【0056】上記ステップ#4において、許容範囲外の
ときは再びステップ#1へ戻って、カウンタ12にロー
ドデータの初期値がセットされる。また、上記ステップ
#2において、タイミング信号S2 ′が立下がらないと
きはステップ#8を通過して繰返し該タイミング信号S
2 ′をみる。上記ステップ#8では、ループ回数をカウ
ントアップして、長時間同タイミング信号S2 ′が立下
がらない場合は再びステップ#1に戻って、カウンタ1
2にロードデータの初期値がセットされる。
【0057】本第5実施例では、以上のフローをとるこ
とによりタイミング信号S2 ′が立下がらなかったり、
基準値から大きくはずれる場合は、異状発生として再度
初期値からスタートできるため、急激な負荷変動等で超
音波モータが回動不良を起こした場合でも再起動が可能
となる。
【0058】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。
【0059】この第6実施例は、構成は上記第3実施例
と同一であるが、動作を異にしている。
【0060】図9は、本第6実施例におけるCPU15
の動作を示すフローチャートである。
【0061】この第6実施例は図9のフローチャートに
示すようにA/D変換の値によって許容範囲を設けるよ
うになっている。図4において明らかなように所定タイ
ミングでのA/DコンバータADC1 の出力値が所定電
圧VTHより大きい場合は周波数が低すぎるとして周波数
を上昇させ(ステップ#15,#16)、また、所定電
圧VTHより小さい場合は周波数を下降させる(ステップ
#17)。
【0062】本第6実施例によれば、上記第5実施例と
同様に負荷変動等による超音波モータの回転不良時にも
再起動可能である。
【0063】尚、上記第1ないし第6実施例において、
カウンタ12,14,14aは電圧制御発振器(VC
O)のようなアナログ方式のカウンタでもよい。また、
所定電圧タイミングの基準となる信号はパルス信号φ1
(図3参照)に限らず、パルス信号φ2 〜φ4 (図3参
照)でもよいし、φA相,φB相(図3参照)の波形を
整形して用いてもよい。一方、周期f0 (図3参照)を
発振せず直接周期4f0(図3参照)を発振させてもよ
く、モニタ信号Sig1の処理回路も、スイッチングト
ランジスタやシュミットトリガ等の他、基準電圧源とコ
ンパレータを用いても構成できる。さらに、駆動周波数
の制御はCPUを用いなくてもロジック回路やアナログ
回路の組合せで構成することも可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動周波数の設定範囲を広くしても、高速かつ正確に超音
波モータの駆動周波数の最適化追尾を行えるため、使用
条件範囲が広い機器等に応用しても超音波モータを安定
的に駆動できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す概念図。
【図2】(a)は本発明が適用される超音波モータに印
加される交流信号の波形の一例を示した線図、(b)は
該超音波モータからのモニタ信号の波形を示す線図、
(c)は、超音波モータの駆動周波数と、上記モニタ信
号の電圧および位相,所定電圧における位相タイミング
との関係を示した線図。
【図3】本発明の第1実施例を示す超音波モータの駆動
回路を示す電気回路図。
【図4】上記第1実施例の駆動回路における各部波形を
示したタイミングチャート。
【図5】本発明の第2実施例を示す超音波モータの駆動
回路を示す電気回路図。
【図6】本発明の第3実施例を示す超音波モータの駆動
回路を示す電気回路図。
【図7】本発明の第4実施例を示す超音波モータの駆動
回路を示す電気回路図。
【図8】本発明の第5実施例を示す超音波モータの駆動
回路の動作を示すフローチャート。
【図9】本発明の第6実施例を示す超音波モータの駆動
回路の動作を示すフローチャート。
【図10】従来の超音波モータの駆動回路におけるモニ
タ信号電圧と駆動周波数の関係を示した線図。
【図11】従来の超音波モータの駆動回路におけるモニ
タ信号位相と駆動周波数の関係を示した線図。
【符号の説明】
1…発振回路 2…電力増幅器 3…超音波モータ 4…電圧比較回路 5…周波数制御回路 6…タイミング信号発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気ー機械エネルギー変換素子に交流信
    号を印加することにより、弾性体表面に振動波を発生さ
    せる超音波モータの駆動回路において、 上記交流信号を発生する交流信号発生手段と、 上記振動波により励起され、上記振動波の状態を示すモ
    ニタ信号を出力する電気ー機械エネルギー変換素子を有
    するモニタ信号出力手段と、 上記モニタ信号のニュートラル電圧とは異なる比較電圧
    を有する電圧比較回路と、 上記交流信号もしくはこれを発生させる信号に基づき、
    予め定められたタイミングを有するタイミング信号を発
    生させるタイミング信号発生回路と、上記タイミング信号発生回路の出力発生時に、上記電圧
    比較回路による比較を行い、上記モニタ電圧が上記比較
    電圧より高ければ上記交流信号の周波数を上昇させ、低
    ければ低下させる 周波数制御回路と、 を具備したことを特徴とする超音波モータの駆動回路。
  2. 【請求項2】 電気ー機械エネルギー変換素子に交流信
    号を印加することにより、弾性体表面に振動波を発生さ
    せる超音波モータの駆動回路において、 上記交流信号を発生する交流信号発生手段と、 上記振動波により励起され、上記振動波の状態を示すモ
    ニタ信号を出力する電気ー機械エネルギー変換素子を有
    するモニタ信号出力手段と、上記モニタ信号がニュートラル電圧とは異なる所定電圧
    と交わる タイミングを測定するタイミング測定回路と、上記 タイミング測定回路の出力値と予め定められたタイ
    ミング値とを比較し、上記タイミング測定回路の出力値
    が上記予め定められたタイミング値より小さければ上記
    交流信号の周波数を上昇させ、大きければ低下させる
    波数制御回路と、 を具備したことを特徴とする超音波モータの駆動回路。
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