JP2986251B2 - 内歯車の製造法、内歯車、減速機構およびスタータ - Google Patents

内歯車の製造法、内歯車、減速機構およびスタータ

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JP2986251B2 JP3184594A JP18459491A JP2986251B2 JP 2986251 B2 JP2986251 B2 JP 2986251B2 JP 3184594 A JP3184594 A JP 3184594A JP 18459491 A JP18459491 A JP 18459491A JP 2986251 B2 JP2986251 B2 JP 2986251B2
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H5/00Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
    • B21H5/02Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls
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  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内歯車の製造法、その
内歯車、及びこれを用いた減速機構,リダクションスタ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】内歯車を用いた減速機構の代表例には、
以下のものがある。
【0003】(1)駆動軸に太陽歯車を設け、この太陽
歯車と内歯車の間に複数の遊星歯車を噛合せて配した構
造のもの。
【0004】(2)動軸にカムまたはクランクを設
け、このカムまたはクランクによって内歯車と噛合う遊
星歯車の中心を回転可能に支持する構造のもの。
【0005】(3)駆動軸に外歯を設け、これを直接内
歯車と噛合せてこれを回転させる機構のもの。カップ形
部材のスプライン成形例としては、特開昭60−406
39号(米国特許第4,596,127号)に記載され
るように、カップ形部材の円筒形スリーブを回転自在の
歯付マンドレル歯とラック歯とを噛合わせることによっ
て該スリーブにスプラインを成形する方法が提案されて
いる。しかし、このようにして製造されるカップ状部品
のスプラインのベルマウスは、約0.25mm以内、ス
プラインが成形されないスリーブ部の真円度は、約0.
13mm以内に維持される程度であり、精度上の問題で
このような方法によって成形された内歯車を、本発明の
対象としている減速機構用内歯車として用いることはで
きない。
【0006】高精度内歯車の成形例としては、例えば特
開昭63−149034号公報に記載されるように、中
空素材を、外周に歯形を形成したマンドレル型及びロー
ラを用いてロ−ル成形するものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにして製造さ
れる内歯車は、無切削により切削加工に匹敵した高精度
の歯形(内歯)を成形する利点がある。ただし、中空素
材は、あらかたの形状を鍛造にて成形するのが一般的で
あるため、次の点で改善すべき点があった。
【0008】(1)ハウジング又はブラケットに固定す
るための突起を内歯車に付けにくい。
【0009】(2)薄肉軽量の内歯車としにくい。
【0010】(3)表面処理や熱処理を含む素材価格お
よび加工費が高価になり易い。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、内歯車に関して、 (1)ハウジングまたはブラケットへの内歯車の取付け
が高強度に行な得、 (2)高い剛性を保持しつつ内歯車の薄肉軽量化を図
り、 (3)製造コストの低減を図る、といった要求に応える
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような課題解決手段を提案する。
【0013】第1の発明は内歯車の製造法に係り、基本
的には前述したような歯形成形用マンドレルを用いたロ
ール成形方式〔すなわち、外周に歯形を形成したマンド
レル型に中空の金属円筒体(内歯車素材)を嵌入し、こ
の金属円筒体をスラスト方向の両側から押圧保持して前
記マンドレル型と一緒に回転させつつ、この金属筒体の
外周にローラを径方向から回転軸に垂直に押圧して、金
属円筒体の内周に前記マンドレル型の歯形を塑性加工
より転写する方式を採用し〕、さらに内歯車素材として
今までの鍛造により製造された中空素材に代えて、板金
材料を用い、この板金材料をプレス加工することにより
薄肉軽量形状においても高い剛性を保持するように鍔及
び底付きの金属円筒体を成形し、この板金プレス成形品
たる金属円筒体前記マンドレル型及びローラを用いた
歯形成形(ロール成形)をする
【0014】第2の発明は同じく内歯車の製造法に係
り、上記第1の発明と同様に内歯車素材として板金材料
を用い、この板金材料をプレス加工することにより鍔及
び底付きの金属円筒体を成形し、且つこの金属円筒体の
底部中央にはバーリング加工を施し、一方、前記マンド
レル型の一端にはその歯形部と同心の突起軸を延設し、
この突起軸に前記金属円筒体底部中央のバーリング部を
フィットさせつつ嵌入して、この板金プレス成形品たる
金属円筒体前記マンドレル型及びローラを用いた歯形
成形(ロール成形)をするようにしたものである。
【0015】さらに、第3の発明としては、上記のよう
にして製造された物の発明として、板金材料を用いてプ
レス成形された鍔及び底付きの円筒部と、外周に歯形を
有するマンドレル型を用いたロール成形により前記板金
プレス製の円筒部の内周に歯形成形(塑性加工)された
歯車部と、この円筒部の底部中央にバーリング加工によ
り成形された軸挿通穴とを備えた内歯車及びその内歯車
を使用した減速機構を提案する。
【0016】
【作用】上記した第1,第2,第3の発明の如く、内歯
車素材として板金材を用い、これをプレス加工によって
鍔及び底付きとした円筒体とし、次にこのような板金プ
レス製の円筒体ロ−ル成形(歯形転写のためのマンド
レル型を用いたロール成形)することをすべて冷間塑性
加工にて行なうことによ材料自体加工硬化鍔及び
底付き形状とすることにより高い剛性を保持でき、薄肉
軽量である内歯車製造できた。
【0017】また、内歯車素材となる鍔及び底付き金属
円筒体加工を板金プレスにより容易に行い得るととも
に、その後の歯形成形も切削加工を不要とする冷間塑性
加工(ロール成形)のみによって行われので、加工に要
する製造コストの低減を図り得る。
【0018】さらに、内歯車は上記板金プレス加工を通
して容易に鍔付きとすることができ、この鍔を介して内
歯車をハウジングまたはブラケットへ高強度に取付ける
ことが可能となる。
【0019】さらに、第2の発明のように、板金プレス
製の内歯車素材の底部中央に歯車と同心のバーリング加
工を施し、このバーリング内径をマンドレルの一端の突
起軸にフィットさせつつ嵌入して前記のロール成形を行
えば、内歯車の歯形とバーリング部との同軸度が高精度
に確保される。
【0020】そして、上記のバーリング部の内径を第3
の発明のように軸挿通穴として、動力伝達の駆動軸また
は従動軸を軸受を介して挿通すれば、駆動軸または従動
軸に対し内歯車を高精度の同軸度で装着できる。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例に係る内歯車製造
工程のうち、その途中過程である歯形ロール成形工程を
示す一部切欠縦断面図、図2は上記実施例における一連
の内歯車製造工程を示す説明図、図3はその完成品たる
内歯車の部分断面斜視図である。
【0023】図2を中心に、内歯車の製造工程を説明す
る。
【0024】まず、図2の(a)に示すように、例えば
SPCC材の円板形状ブランク(内歯車素材)1´をコ
イル材から打抜により製作し、これを同図の(b)に示
すように板金プレス絞り加工し、次いで(c)に示すよ
うに底部中央にバ−リング加工のための穴1E´の打抜
加工を行ない、その後に(d)に示すように素材1´
サイジング加工による円筒部1Bと鍔1A及び底部1C
の成形とバ−リング加工による1Eの成形をする。次い
で、図1に示すロール成形装置を用いて、図2の(e)
に示す如く形状の底および鍔付き円筒体1´の内周に内
歯1Dを成形する。
【0025】ここで図1により上記(e)の工程を説明
する。図2の(a)〜(d)までの工程を経た内歯車素
材(鍔及び底付き円筒体)1´は、外周に歯形2Aを形
成したマンドレル型2の中央部に嵌入される。マンドレ
ル型2の一端には突起軸2Bが延設され、この突起軸2
Bに内歯車素材1´のバーリング1E内径がフィット状
態で嵌入され、この突起軸2B及びバーリング1Eが一
方の保持具(従動軸)の芯穴4Bに挿入される。
【0026】他方の保持具(主軸)3の芯穴3Bにはマ
ンドレル型2の軸本体2Cが挿入される。そして、この
状態で、保持具3,4の各一端面3A,4Aが対向しつ
つ内歯車素材1´を両側から押圧保持する(本実施例で
は、保持具3の一端面3Aが鍔1Aの一面を、保持具4
の一端面4Aが底部1Cの一面を挾み方向に押圧して保
持する)。この保持具3,4はマンドレル型2と一体に
回転する。
【0027】そして、マンドレル2,保持具3,4と共
に内歯車素材1´が回転し、この状態で内歯車素材1´
の円筒部1B外周にローラ7がその径方向からその回転
軸の垂直方向押圧力を作用させることで、ロール成形
による歯形成形がなされる。ここで、ローラ7は支軸5
にニ−ドルベアリング6を介して回転自在に支承され
る。すなわち、歯形付きのマンドレル型2の回転(内歯
車素材1´の一緒に回転)とローラ7の押圧回転の共働
により、内歯車素材1´の円筒部1Bはマンドレル型2
の外周の歯形2Aにそって塑性流動し、その結果、円筒
部1B内径部に内歯1Dが転写成形される〔図2
(e)〕。その後、内歯車素材1´の鍔部1Aに取付穴
1G及び回り止め用の係止部1Fがプレス成形され〔図
2(f)〕、図3に示す如き内歯車1が完成する。
【0028】上記製造法によれば、内歯車素材(鍔及び
底付き円筒体)1´を板金プレス加工により容易に成形
でき、この板金プレス製の内歯車素材1´に歯形付きマ
ンドレル型2を用いた冷間ロ−ル成形を施すことで、切
削加工を要せずして歯形精度の高い内歯車を製造でき
る。しかも、内歯車素材1´のバーリング1E内径にマ
ンドレル型2の突起軸2Bをフィット状態で嵌入しつつ
ロール成形(歯形転写成形)がなされて行くため、内歯
車歯形のみならずこの歯形とバ−リング内径との同軸度
が確実に保たれる。ま加工歯の逃げがロ−ル成形の特
長として自然に形成されるため、歯形を切削加工にて製
作する時にはあらかじめ加工しておくことが必要であっ
た逃げ加工も、またロ−ル成形後の歯形仕上げ加工も全
く不要である。
【0029】その上、ロ−ラ押圧による冷間ロール成形
のため、内歯1Dは加工硬化するので改めて焼入硬化す
る必要がない。また、本発明による素材1´は底付き形
状製であるので、高い剛性を有する反面、ピニオンカッ
タによる加工では長時間を要する歯形加工となる。しか
し、本発明のようにロール成形を用いるとこの歯形も
時間で容易に加工できる。
【0030】しかも鍔および底付き形状であるので、薄
肉軽量であっても高い剛性を保持でき、板金素材である
ので打抜加工により、取付穴1G,回り止め用の係止部
1F等の加工が容易な内歯車とすることができる。
【0031】図4は、このようにして製作された内歯車
1を、自動車のエンジン始動用リダクションスタ−タの
減速機構部に適用した要部断面図である。
【0032】図4では、スタータモータ(図示省略)の
ア−マチャシャフト9に太陽歯車9Aを設ける。シャフ
ト9を支持するモータブラケット(またはハウジング)
11に内歯車1がその鍔部1A及び取付穴1G及び回り
止め1Fを用いて高強度に取付けられる。この太陽歯車
9Aと内歯車1の間に複数の遊星歯車8が噛合せて配置
される。遊星歯車8は軸受12Aを介してピニオンシャ
フト(従動軸)10の一端に装着される。
【0033】ピニオンシャフト10は、内歯車1のバー
リング部1Eに軸受12Bを介しつて挿通支持される。
なお、図示していないがピニオンシャフト10の先端に
は、ピニオンとクラッチスリーブの部組品がピニオンシ
ャフト10と一体に回転しつつスラスト方向に移動可能
(マグネチックシフトレバーの動力を受けてのスラスト
移動)となるようにヘリカルスプラインを介して装着さ
れている。ピニオンシャフト10とアーマチャシャフト
9とは同軸上に配置されつつ、アーマチャシャフト10
の先端9Bが軸受12Cを介してピニオンシャフト10
の一端中央に嵌合支持されている。
【0034】この構造では、前述した内歯車の長所を有
するほかに、この種の減速機構ひいてはリダクションス
タータの製造コストを安価にし、しかも、ア−マチャシ
ャフト9の太陽歯車9Aと内歯車1の同軸度を高精度に
できるという長所がある。
【0035】さらに本発明の加工法は、インボリュ−ト
歯形に限らず任意形状の歯形の内歯車にも有効である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、その各
発明における共通の効果として、 (1)鍔を一体成形した複雑形状の内歯車が冷間塑性加
工にて成形でき、ハウジングまたはブラケットへの内歯
車の取付けが高強度にて行なえる。
【0037】(2)板金素材を用い鍔および底付形状と
することにより高い剛性を保持し、かつ薄肉軽量の内歯
車にすることができる。
【0038】(3)一般に広く用いられている板金材料
を冷間塑性加工のみによって成形し、切削加工を不要と
することにより、内歯車を安価に製造ることができ
る。
【0039】さらに板金プレス成形品たる内歯車素材の
底部中央に軸挿通用のバーリングを設け、このバーリン
グ内径にフィット状態で内歯成形用のマンドレル型の突
起軸を嵌入させてロール成形による歯形転写を行えば、
後にこのバーリングに駆動軸或いはその従動軸を軸受を
介して挿通支持した場合でも、 (4)駆動軸または従動軸に対する内歯車同軸度を
精度に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る内歯車製造工程のう
ち、その途中過程である歯形ロール成形工程を示す一部
切欠縦断面図。
【図2】上記実施例における一連の内歯車製造工程を示
す説明図。
【図3】完成品たる内歯車の部分断面斜視図。
【図4】上記実施例で製作された内歯車を自動車のエン
ジン始動用リダクションスタ−タの減速機構部に適用し
た要部断面図。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−56131(JP,A) 特開 昭62−282735(JP,A) 特開 昭63−30139(JP,A) 特開 平4−237534(JP,A) 実開 昭63−11125(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21H 5/02 B21D 53/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に歯形を形成したマンドレル型に中
    空の金属円筒体(内歯車素材)を嵌入し、前記金属円筒
    体をスラスト方向の両側から押圧保持して前記マンドレ
    ル型と一緒に回転させつつ、この金属筒体の外周にロー
    ラを径方向から回転軸に垂直に押圧して、前記金属円筒
    体の内周に前記マンドレル型の歯形を塑性変形により転
    写する内歯車の製造法において、 前記内歯車素材として板金材料を用い、この板金材料を
    プレス加工することにより鍔及び底付きの金属円筒体を
    成形し、この板金プレス成形品たる金属円筒体前記マ
    ンドレル型及びローラを用いた歯形成形をすることを特
    徴とする内歯車の製造法。
  2. 【請求項2】 外周に歯形を形成したマンドレル型に中
    空の金属円筒体(内歯車素材)を嵌入し、前記金属円筒
    体をスラスト方向の両側から押圧保持して前記マンドレ
    ル型と一緒に回転させつつ、この金属筒体の外周にロー
    ラを径方向から回転軸に垂直に押圧して、前記金属円筒
    体の内周に前記マンドレル型の歯形を塑性変形により転
    写する内歯車の製造法において、 前記内歯車素材として板金材料を用い、この板金材料を
    プレス加工することにより鍔及び底付きの金属円筒体を
    成形し、且つこの金属円筒体の底部中央にはバーリング
    加工を施し、一方、前記マンドレル型の一端にはその歯
    形部と同心の突起軸を延設し、この突起軸に前記金属円
    筒体底部中央のバーリング内径をフィットさせつつ嵌入
    して、この板金プレス成形品たる金属円筒体前記マン
    ドレル型及びローラを用いた歯形成形をすることを特徴
    とする内歯車の製造法。
  3. 【請求項3】 記マンドレル型及びローラを用いた歯
    成形は、前記金属円筒体の鍔及び底の各一面を前記マ
    ンドレル型と一緒に回転可能な保持具によりスラスト方
    向の両側から挾持しつつ行う請求項1又は2記載の内歯
    車の製造法。
  4. 【請求項4】 板金材料を用いてプレス成形された鍔及
    び底付きの円筒部と外周に歯形を有するマンドレル型
    を用いたロール成形により前記板金プレス製の円筒部の
    内周に転写成形された歯車部とを備えて成ることを特徴
    とする内歯車。
  5. 【請求項5】 板金材料を用いてプレス成形された鍔及
    び底付きの円筒部と、外周に歯形を有するマンドレル型
    を用いたロール成形により前記板金プレス製の円筒部の
    内周に転写成形(塑性変形)された歯車部と、この円筒
    部の底部中央にバーリング加工により成形された軸挿通
    穴とを備えて成ることを特徴とする内歯車。
  6. 【請求項6】 前記内歯車は、その鍔を介して支持部材
    に取付けられ、かつ前記鍔には前記支持部材に係合する
    回り止めがプレス成形してある請求項4又は5記載の
    歯車。
  7. 【請求項7】 内歯車及びこれに内接する歯車を備えた
    減速機構において、前記内歯車が板金プレス製の円筒体
    で鍔及び底付きの形状を呈し、この円筒体の内周にマン
    ドレル型を用いたロール成形により転写された内歯を有
    し、その円筒体底部中央にバーリングを設けて、このバ
    ーリング内径に軸受を介して減速機構の入力側の駆動軸
    或いは出力側の従動軸が挿通し、且つ前記内歯車が鍔を
    介してハウジング或いはブラケットに取付けられている
    ことを特徴とする減速機構。
  8. 【請求項8】 固定配置された内歯車と、モータの駆動
    軸(アーマチャシャフト)に設けた太陽歯車と、従動軸
    (ピニオンシャフト)の一端に取付けつつ前記太陽歯車
    及び内歯車に噛合う遊星歯車とを備えたリダクションス
    タータにおいて、 前記内歯車は板金プレス製の鍔及び底付きの円筒体で、
    その円筒体内周にマンドレル型を用いたロール成形によ
    り転写された内歯を有すると共にその底部中央にバーリ
    ングを設け、この内歯車が前記鍔を介して前記モータの
    ブラケット又はハウジング一端に固定して取付けられ、
    且つ前記バーリングに軸受を介して前記ピニオンシャフ
    トを挿通支持してこのピニオンシャフトと前記アーマチ
    ャシャフトを同一軸線上に配設し、前記アーマチャシャ
    フトの一端が前記ピニオンシャフトの一端中央に軸受を
    介して嵌合支持されて成ることを特徴とするリダクショ
    ンスタータ。
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