JP2984217B2 - リップ付き溝形鋼の取付装置 - Google Patents

リップ付き溝形鋼の取付装置

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JP2984217B2 JP8195048A JP19504896A JP2984217B2 JP 2984217 B2 JP2984217 B2 JP 2984217B2 JP 8195048 A JP8195048 A JP 8195048A JP 19504896 A JP19504896 A JP 19504896A JP 2984217 B2 JP2984217 B2 JP 2984217B2
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裕英 伊藤
一博 古川
正信 前泉
徳夫 米谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨構造物を構築
する際などに、壁用パネルなどを取り付けるための胴縁
や屋根材(垂木)を取り付けるための母屋、あるいは窓
枠などに使用されるリップ付き溝形鋼を柱や屋根などの
鉄骨に取り付けるための取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の取付装置は、柱や屋根などの鉄
骨に取り付ける金具本体と、この金具本体にリップ付き
溝形鋼を取り付ける締結具とから成るものであるが、従
来のこの種の取付装置において、リップ付き溝形鋼をリ
ップ部が下になる状態で金具本体の支持部上に載置して
前記締結具で固定する場合、締結部を構成するボルトに
は、リップ付き溝形鋼のリップ部間を出入り可能な巾と
両端部を両リップ部内側に重ねることのできる長さとを
有する押さえ用頭部が必要である。
【0003】しかして、金具本体に対するリップ付き溝
形鋼の取り付け作業に際しては、金具本体の支持部を貫
通させた締結具のボルト頭部を、溝形鋼の長さ方向と平
行な向きとしておき、係る状態でリップ付き溝形鋼を金
具本体の支持部上に載置して、前記ボルト頭部を溝形鋼
の両リップ部間に嵌合させ、次に締結具のボルトを少し
押し上げた状態で90度回転させて押さえ用頭部を溝形
鋼巾方向に向けた後、金具本体の支持部の裏側で前記ボ
ルトに螺嵌するナットを締結して、押さえ用頭部の両端
と金具本体の支持部との間で溝形鋼の両リップ部を挟持
固定させることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の取
付装置では、リップ付き溝形鋼を金具本体の支持部上に
載置するときに、締結具のボルト頭部の向きが正確に溝
形鋼長さ方向と平行でない場合、溝形鋼の載置作業が円
滑安全に行えないばかりでなく、ナット締結作業に際し
てボルトの共回りを防止するように、ボルトの遊端部を
別の工具で挟んで回り止めする必要もあり、しかもこの
とき、ボルト頭部の長さ方向が溝形鋼巾方向に正確に向
いていないと、ボルト頭部の両端と溝形鋼の両リップ部
との間の重なり量が浅くなり、安全性が低下する恐れも
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得るリップ付き溝形鋼の取付装置を
提供することを目的とするものであって、その手段を後
述する実施形態の参照符号を付して示すと、金具本体1
と締結具2とから成り、金具本体1は、柱などの被取付
部材4の側面に取り付けられるもので、リップ付き溝形
鋼3の両リップ部3a,3bを支持する支持部5と、当
該支持部5に設けられた取付用孔7とを備え、締結具2
は、前記取付用孔7に挿通されるボルト11とナット1
2とから成り、当該ボルト11は、リップ付き溝形鋼3
のリップ部3a,3b間を出入り可能な巾と両端部13
aを両リップ部3a,3bの内側に重ねることのできる
長さとを有する押さえ用頭部13と、螺軸部14と、当
該螺軸部14の頭部側に形成された角軸部15とを備
え、金具本体1の前記支持部5上には、当該支持部5上
に載置されるリップ付き溝形鋼3のリップ部3a,3b
間に嵌合して当該溝形鋼3を位置決めする突起部10
を、前記取付用孔7を挟むようにプレス加工により突設
された2つの並列突起9a,9bから構成し、前記取付
用孔7に挿通された前記ボルト11の角軸部15の側面
と前記2つの並列突起9a,9bの側面とが隣接して、
当該ボルト11を、前記押さえ用頭部13が溝形鋼長さ
方向と平行になる向きと溝形鋼巾方向と平行になる向き
とに90度間隔で回り止めする構成となっている。
【0006】なお、上記本発明装置を実施するに際し、
金具本体1の前記支持部5には、前記突起部10を構成
する2つの並列突起9a,9b間において、当該突起9
a,9bと平行な凹溝部8がプレス加工により形成さ
れ、前記取付用孔7が前記凹溝部8の底に設けられて、
当該取付用孔7に挿通された前記ボルト11の角軸部1
5の側面と前記2つの並列突起9a,9bの側面及び前
記凹溝部8の側面とが隣接して、当該ボルト11を、前
記押さえ用頭部13が溝形鋼長さ方向と平行になる向き
と溝形鋼巾方向と平行になる向きとに90度間隔で回り
止めするように構成することもできる。
【0007】また、金具本体1の前記支持部5上には、
当該支持部5上に載置されるリップ付き溝形鋼3のリッ
プ部3a,3b間に嵌合して当該溝形鋼3を位置決めす
る突起部10を、プレス加工により突設された1つの突
起21から構成し、この突起21の中央位置に前記取付
用孔7を設けるとともに、当該取付用孔7の周囲には、
前記突起21の内側に突出する角筒状囲壁22を形成
し、当該取付用孔7に挿通された前記ボルト11の角軸
部15の側面と前記角筒状囲壁22の内側面とが隣接し
て、当該ボルト11を、前記押さえ用頭部15が溝形鋼
長さ方向と平行になる向きと溝形鋼巾方向と平行になる
向きとに90度間隔で回り止めするように構成すること
もできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1〜図4において、1は
金具本体、2は締結具、3はリップ付き溝形鋼(以下、
単に溝形鋼と略称する)、4は鉄骨柱などの被取付部材
である。金具本体1は鉄板をプレス加工して一体成形し
たものであって、前記溝形鋼3が取り付けられる平面形
状が矩形の支持部5と、この支持部5の左右両側辺から
同一側に折曲連設された左右一対の側板部6とから成
り、支持部5の左右巾方向中央位置でやや前端寄りの位
置に取付用孔7が設けられている。
【0009】前記支持部5には、取付用孔7の位置を通
るように支持部5の前後方向に沿って形成された凹溝部
8と、取付用孔7の左右両側に振り分けられた2つの突
起9a,9bから成る突起部10とが設けられている。
これら凹溝部8及び突起部10は、プレス加工により支
持部5に一体成形されたもので、凹溝部8は、その長さ
方向両端または一端を支持部5の前後方向端部に開放さ
せても良いが、図示例では長さ方向両端とも支持部5の
前後方向端部より内側で閉塞させている。
【0010】突起部10を構成する2つの突起9a,9
bは、凹溝部8の巾と同一巾を隔てて突設されており、
その中間には、前記凹溝部8の深さを支持部5の表面よ
り上側に延長する凹溝部8aが形成されている。しかし
て、並列する2つの突起9a,9bから成る突起部10
の全体の輪郭は、溝形鋼3のリップ部3a,3b間の巾
より一辺が大きくない略正方形である。
【0011】締結具2は、ボルト11とナット12とか
ら成り、ボルト11は、前記溝形鋼3のリップ部3a,
3b間を出入り可能な巾と両端部13aを両リップ部3
a,3bの内側に重ねることのできる長さとを有する押
さえ用頭部13と、螺軸部14と、当該螺軸部14の頭
部13側に形成された横断面略正方形の角軸部15とを
備えている。前記押さえ頭部13は、鉄板を船形にプレ
ス加工したもので、その船底相当箇所の内側に成形した
角筒状部分13bにボルト11の角軸状基部16を圧入
して両者を互いに固着している。なお、ボルト11の押
さえ頭部13には、金具本体1の支持部5に形成されて
いる突起部10が内側に入り込む切り欠き凹部13cが
形成されている。
【0012】金具本体1は、その左右一対の側板部6の
後側辺を被取付部材4の側面に溶接17で固着すること
により、当該被取付部材4に取り付けられる。そして締
結具2のボルト11を、金具本体1の取付用孔7に支持
部5の上側から挿通させ、ナット12を螺軸部14に螺
嵌させておく。このときボルト11の角軸部15が凹溝
部8,8aを貫通することになるが、角軸部15の太さ
と凹溝部8,8aの内巾の関係を、角軸部15が凹溝部
8,8a内で自転できないように設定するとともに、角
軸部15の各辺の向きが押さえ頭部13の巾及び長さの
方向と平行になるように押さえ頭部13をボルト11に
固着しておくことにより、図1〜図3に示すように押さ
え頭部13の長さ方向が支持部5の前後方向になる向き
かまたは、図1〜図3の仮想線及び図5に示すように押
さえ頭部13の長さ方向が支持部5の左右巾方向になる
向きでボルト11を回り止めすることができる。そして
押さえ頭部13の向きを変えるときは、ボルト11を押
し上げて角軸部15を凹溝部8,8aから上方に離脱さ
せることにより、当該ボルト11の螺軸部14を持って
ボルト11を回転させれば良い。
【0013】即ち、この実施形態では、前記凹溝部8,
8aの対向内側面が前記ボルト11の角軸部15を介し
て当該ボルト11を、前記押さえ用頭部13が溝形鋼長
さ方向と平行になる向きと溝形鋼巾方向と平行になる向
きとに90度間隔で回り止めする回り止め用壁面7aを
形成していることになる。
【0014】図1〜図3に示すように溝形鋼3を金具本
体1の支持部5上に、その溝形鋼長さ方向が支持部5の
左右巾方向と平行になる向きで載置固定するときは、図
5に仮想線で示すようにボルト11の押さえ頭部13の
向きを前記の要領で支持部5の左右巾方向になる状態で
ボルト11を支持部5にセットしておき、係る状態で溝
形鋼3を、図5に示すようにそのリップ部3a,3b間
に突起部10が嵌合するように支持部5上に載置させ
る。
【0015】しかして、突起部10に嵌合して支持部5
上に載置された溝形鋼3は、当該突起部10により支持
部5上での溝形鋼巾方向の移動と突起部10を中心とす
る回転が阻止される。この後、ボルト11を押し上げて
90度回転させ、溝形鋼3内に入り込んでいる押さえ頭
部13の長さ方向を溝形鋼3の巾方向(支持部5の前後
方向)に転向させた後、ボルト11を下降させてその角
軸部15を支持部5の凹溝部8,8aに嵌合させ、押さ
え頭部13の両端部13aが溝形鋼3のリップ部3a,
3bの内側に載る状態でボルト11を取付用孔7の回り
止め用壁面7aにより回り止めする。係る状態でナット
12を締め付けて、ボルト11の押さえ頭部両端部13
aと金具本体1の支持部5との間で溝形鋼3のリップ部
3a,3bを挟み付け、当該溝形鋼3を金具本体1の支
持部5上に固定する。
【0016】図1及び図2に仮想線で示すように、溝形
鋼3の長さ方向が金具本体1の支持部5の前後方向(被
取付部材4の金具本体取付側面に対し直角向き)になる
向きで溝形鋼3を金具本体1に取り付けることもでき
る。この場合は、締結具2のボルト11の押さえ頭部1
3は、その長さ方向が金具本体1の支持部5の前後方向
(被取付部材4の金具本体取付側面に対し直角向き)に
なる向きにセットした状態で溝形鋼3を支持部5上に載
置して、当該支持部5上の突起部10を溝形鋼3のリッ
プ部3a,3b間に嵌合させ、この後、前記の要領でボ
ルト11の押さえ頭部13の向きを90度転向させて、
その両端部13aを溝形鋼3のリップ部3a,3bの内
側に重ねてナット12を締め付ければ良い。
【0017】何れにしても、溝形鋼3を金具本体1の支
持部5上に載置した状態では、ボルト11の押さえ頭部
13は溝形鋼3内に入り込んで、外からは容易にその向
きを確認することができない。従って、図示のようにボ
ルト11の螺軸部14に押さえ頭部13の長さ方向を表
示する切り欠き平面部18を形成したり、螺軸部14の
遊端面にマークを刻印するなどの方法で、金具本体1の
下側からボルト11の押さえ頭部13の向きを視認し得
るように構成しておくのが望ましい。前記切り欠き平面
部18は、ボルト11を回転させて押さえ頭部13の向
きを転向させるときの被挟持部としても役立つ。
【0018】なお、図1〜図3に示す実施形態では、金
具本体1の支持部5に設ける凹溝部8を、図4Aに示す
ように当該支持部5の前後方向と平行な向きとしたが、
図4Bに示すように支持部5の左右巾方向と平行に凹溝
部8を形成して、突起部10を構成する2つの突起9
a,9bが凹溝部8の前後両側に配置されるように構成
し、以て、突起部10と溝形鋼3のリップ部3a,3b
内側縁との接触面を大きくすることもできる。
【0019】図6に示す金具本体1では、支持部5には
凹溝部8を設けないで、突起部10を構成する2つの並
列する突起9a,9b間の凹溝部8aの対向内側面で回
り止め用壁面7aを構成している。また図7に示すよう
に、凹溝部8を設けないか若しくは突起部10の左右両
側に凹溝部を形成するような場合には、支持部5上に突
設された1つの正方形状の突起21により突起部10を
構成することもできる。この場合、取付用孔7は突起2
1の中央に設けられるが、当該取付用孔7を、ボルト1
1の角軸部15が回転不能に挿通し得る角形の取付用孔
とし、当該角穴状の取付用孔7の周囲から短い角筒状囲
壁22を突起21の内側に向けて一体成形しておくこと
により、当該角筒状囲壁22の対向内側面を回り止め用
壁面7aとすることができる。
【0020】図8及び図9に示す金具本体1は、それぞ
れ中央位置に取付用孔7を備えた2つの突起部10を支
持部5の左右巾方向に並設したものである。この金具本
体1を使用することにより、図示のように直列する2本
の溝形鋼3の隣接端部を1つの金具本体1上で支持して
固定することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のリップ付き溝形鋼
の取付装置によれば、金具本体の支持部上にリップ付き
溝形鋼を固定する締結具のボルトを、当該ボルトが貫通
する前記支持部の取付用孔に連設された回り止め用壁面
と前記ボルトの角軸部とで、押さえ用頭部が溝形鋼長さ
方向と平行になる向きと溝形鋼巾方向と平行になる向き
とに90度間隔で回り止めすることができるので、リッ
プ付き溝形鋼を金具本体の支持部上にリップ部を下にし
て載置するとき、前記ボルトの押さえ用頭部を前記溝形
鋼の長さ方向と平行な向きに正確に固定しておくことが
でき、当該溝形鋼の載置作業を容易且つ安全に行うこと
ができる。
【0022】また、前記締結具でリップ付き溝形鋼を金
具本体の支持部上に締結固定するときは、前記ボルトを
少し押し上げた状態で90度回転させて下ろすことによ
り、当該ボルトの押さえ用頭部を前記溝形鋼の巾方向と
平行な向きで正確に固定することができ、ナットを締結
してリップ付き溝形鋼を金具本体の支持部上に締結固定
したときに、押さえ用頭部が前記溝形鋼の巾方向に対し
斜めになって、その両端部と溝形鋼のリップ部との重な
り代が浅くなるような危険な事態を生じさせないで済
み、安全性を高めることができる。
【0023】さらに、ナットを締結操作するとき、ボル
トは前記のように金具本体の支持部に対し完全に回り止
めされているので、共回りを防止するための操作は不要
であり、ナットの締結作業を容易且つ迅速にに行うこと
ができる。
【0024】しかも本発明の構成によれば、金具本体の
支持部の曲げ強度を2つの並列突起から構成される突起
部により十分に補強することができ、この補強用突起部
により取付用孔の回り止め用壁面の高さを、実際の取付
用孔の深さ(板厚と等しい)よりも十分に大きくするこ
とができ、確実な回り止め効果を容易に得ることができ
るとともに、ボルトの螺軸部と角軸部との境界位置に高
精度が要求されないので、締結具のボルトの製造も容易
になる。
【0025】なお、本発明の請求項2に記載の構成によ
れば、2つの並列突起とその中間位置の凹溝部とで、上
記の本発明の作用効果をより一層増大させることができ
る。また、請求項3に記載の構成においても、突起部に
より金具本体の支持部の曲げ強度を増大させると同時
に、取付用孔の周囲から内側に連設された角筒状囲壁に
より、ボルトの回り止め効果も確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態を示す側面図である。
【図2】 同使用状態の縦断正面図である。
【図3】 同使用状態の横断平面図である。
【図4】 金具本体を示す平面図である。
【図5】 形鋼の仮置き状態を示す縦断側面図である。
【図6】 A図は金具本体の第一の変形例を示す平面図
であり、B図は同B−B線断面図である。
【図7】 A図は金具本体の第二の変形例を示す平面図
であり、B図は同C−C線断面図である。
【図8】 金具本体の第三の変形例を示す平面図であ
る。
【図9】 第四の変形例に係る金具本体の使用例を示す
縦断正面図である。
【符号の説明】
1 金具本体 2 締結具 3 リップ付き溝形鋼 3a,3b 溝形鋼のリップ部 4 鉄骨柱などの被取付部材 5 金具本体の支持部 6 金具本体の側板部 6a 側板部の下辺 6b 側板部の後側辺 6A 側板部の前半部 6B 側板部の後半部 7 取付用孔 7a 回り止め用壁面 8 凹溝部 8a 突起間の凹溝部 9a,9b 突起 10 突起部 11 締結具のボルト 12 締結具のナット 13 ボルトの押さえ頭部 13a 押さえ頭部の両端部 14 ボルトの螺軸部 15 ボルトの角軸部 17 溶接 21 突起部を構成する突起 22 角筒状囲壁
フロントページの続き (72)発明者 古川 一博 大阪府大阪市大正区船町1丁目1番66号 株式会社中山製鋼所 内 (72)発明者 前泉 正信 大阪府大阪市鶴見区今津北3−4−27 株式会社国元商会 内 (72)発明者 米谷 徳夫 大阪府大阪市鶴見区今津北3−4−27 株式会社国元商会 内 (56)参考文献 特開 平3−177608(JP,A) 実開 昭52−28910(JP,U) 実開 昭61−101116(JP,U) 実開 昭52−93212(JP,U) 実公 平4−21191(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/58 509 E04B 1/24 F16B 35/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金具本体と締結具とから成り、 金具本体は、柱などの被取付部材の側面に取り付けられ
    るもので、リップ付き溝形鋼の両リップ部を支持する支
    持部と、当該支持部に設けられた取付用孔とを備え、 締結具は、前記取付用孔に挿通されるボルトとナットと
    から成り、当該ボルトは、リップ付き溝形鋼のリップ部
    間を出入り可能な巾と両端部を両リップ部内側に重ねる
    ことのできる長さとを有する押さえ用頭部と、螺軸部
    と、当該螺軸部の頭部側に形成された角軸部とを備え、 金具本体の前記支持部上には、当該支持部上に載置され
    るリップ付き溝形鋼のリップ部間に嵌合して当該溝形鋼
    を位置決めする突起部を、前記取付用孔を挟むようにプ
    レス加工により突設された2つの並列突起から構成し、
    前記取付用孔に挿通された前記ボルトの角軸部の側面と
    前記2つの並列突起の側面とが隣接して、当該ボルト
    を、前記押さえ用頭部が溝形鋼長さ方向と平行になる向
    きと溝形鋼巾方向と平行になる向きとに90度間隔で回
    り止めするようにしたリップ付き溝形鋼の取付装置。
  2. 【請求項2】金具本体の前記支持部には、前記突起部を
    構成する2つの並列突起間において、当該突起と平行な
    凹溝部がプレス加工により形成され、前記取付用孔が前
    記凹溝部の底に設けられて、当該取付用孔に挿通された
    前記ボルトの角軸部の側面と前記2つの並列突起の側面
    及び前記凹溝部の側面とが隣接して、当該ボルトを、前
    記押さえ用頭部が溝形鋼長さ方向と平行になる向きと溝
    形鋼巾方向と平行になる向きとに90度間隔で回り止め
    するようにした請求項1に記載のリップ付き溝形鋼の取
    付装置。
  3. 【請求項3】金具本体と締結具とから成り、 金具本体は、柱などの被取付部材の側面に取り付けられ
    るもので、リップ付き溝形鋼の両リップ部を支持する支
    持部と、当該支持部に設けられた取付用孔とを備え、 締結具は、前記取付用孔に挿通されるボルトとナットと
    から成り、当該ボルトは、リップ付き溝形鋼のリップ部
    間を出入り可能な巾と両端部を両リップ部内側に重ねる
    ことのできる長さとを有する押さえ用頭部と、螺軸部
    と、当該螺軸部の頭部側に形成された角軸部とを備え、 金具本体の前記支持部上には、当該支持部上に載置され
    るリップ付き溝形鋼のリップ部間に嵌合して当該溝形鋼
    を位置決めする突起部を、プレス加工により突設された
    1つの突起から構成し、この突起の中央位置に前記取付
    用孔を設けるとともに、当該取付用孔の周囲には、前記
    突起の内側に突出する角筒状囲壁を形成し、当該取付用
    孔に挿通された前記ボルトの角軸部の側面と前記角筒状
    囲壁の内側面とが隣接して、当該ボルトを、前記押さえ
    用頭部が溝形鋼長さ方向と平行になる向きと溝形鋼巾方
    向と平行になる向きとに90度間隔で回り止めするよう
    にした リップ付き溝形鋼の取付装置。
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