JP2983731B2 - 自動車の補機構造 - Google Patents

自動車の補機構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、客室における自動車の
補機構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の客室前壁を構成する車体パネル
の客室側の壁面における助手席側には、空調装置のクー
リングユニットに代表されるような補機部材が設けられ
ることが多い。助手席に座る乗員の前方に設けられる上
記補機部材については、乗員との干渉を緩和するために
乗員の脚部の自由を妨げない位置に設けること及び補機
部材の形状をできるだけ平面的な外形を有するものにす
ること等の対策が重点的に採られてきた。
【0003】しかし、車種によっては客室における所要
機器と乗員座席との配置関係に種々の制約を受けること
もあって、上述したような車体パネルの客室側の壁面に
おける助手席側に設けられる補機部材についても乗員と
の間に充分なスペースをおいて設けることが困難となる
ことも多くなっている。
【0004】さらに、上記補機部材が当該補機部材に求
められる性能を充足させるのに必要な形状・寸法を有す
るときには、助手席の乗員と上記補機部材との間隔が狭
くなる傾向が避けられない。
【0005】したがって、従来の技術におけるものは図
14に示されるように、車体パネル1の客室2側の壁面
の助手席3側に設けられる補機部材4は、自動車の衝突
時の衝撃を受けた車体パネル1が1aのように変形する
ことにより客室2内で4aにて示される位置に後退す
る。同時に衝突時には助手席3に座る乗員5の膝6は6
aにて示される位置に前進し、この前進した膝6aと後
退した補機部材4aとが干渉する懸念が避けられなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような衝突時
における上記助手席に座る乗員の膝とその前方位置の車
体パネルに設けられた上記補機部材との干渉の状態につ
いてみれば、衝突時における上記車体パネルの変形の状
況によっては該車体パネルに設置された補機部材は客室
内で車両前後方向に対して偏向して後退することもあっ
て上記補機部材は助手席に座る乗員の膝と干渉しやすい
という問題点があり、さらに上記補機部材と上記乗員の
膝との間隔が狭いときには両者間の干渉がより生じやす
くなるという問題点があった。
【0007】上記に鑑みて、本発明は、助手席に座る乗
員の前方に設けられた補機部材が、衝突時の車体パネル
の変形により客室内でどのような後退挙動をとっても上
記乗員の膝との間に生ずる干渉を防止することができる
自動車の補機構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するため、請求項1の発明は、助手席に座る乗員の膝
の位置と車体パネルの客室側の壁面に設けられる補機部
材の位置とが同じ車両前後方向に位置しないようにし且
つ自動車の衝突時において車体パネルの変形による上記
補機部材の客室内での後退における車両前後方向に対す
る偏向をなくして補機部材と乗員の膝との干渉を抑制す
ることが可能な自動車の補機構造とするものである。
【0009】具体的に、請求項1の発明が講じた解決手
段は、客室前壁を構成するように車両幅方向へ延びる車
体パネルの客室側の壁面において助手席に座る乗員の膝
の車両前後方向延長線上の位置から車両幅方向へずれた
部位に設けられた補機部材と、車体強度メンバに、上記
補機部材の車両幅方向側面に接触するように固定され、
衝突時に該補機部材を車両前後方向へストレートに後退
するように案内するガイド手段とを備えた構成とするも
のである。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
に、車体強度メンバは、ステアリング支持メンバである
という構成を付加するものである。
【0011】
【作用】請求項1及び2の発明の構成により、補機部材
と乗員の膝との各位置は同じ車両前後方向に位置せず、
しかも、衝突時にその補機部材はガイド手段により車両
前後方向に対して偏向することなく後退するので、衝突
時においても補機部材と乗員の膝との各位置が同じ車両
前後方向に位置することがない状態が維持される。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。但し、先ず最初に、本発明の実施例と類似した参考
例を図1〜図7に基づいて説明し、その後に本発明の実
施例を、その参考例と異なる部分に関して説明する。
【0013】図1に示されるように、自動車の補機を構
成する補機部材4は、図上左右にて示される車両幅方向
に延びて客室2の前壁となる車体パネル1の客室2側の
壁面において、該車体パネル1に対面して助手席3に座
る乗員5の膝6の車両前後方向延長線上の位置から車両
幅方向へずれた部位に設けられている。
【0014】補機部材4の乗員5の膝6に対する位置関
係は、図1に示されるものでは補機部材4が乗員5の両
膝6及び6の内側に位置を占めるものとなっているが、
同じく乗員5の両膝のうちのいずれかの方の膝6の外側
に位置を占めるものであってもよい。
【0015】上述したような、自動車の衝突時における
車体パネルの変形についてみれば、斜方向の衝突時はも
とより正面衝突時でも上記車体パネルは一様に客室側に
後退せず屈曲を伴った変形状態となって後退することが
知られている。
【0016】すなわち、図2に示されるように、FR車
では衝突時に自動車に加わる力Pはフロントバンパ7に
付加され、次いでラジエータ及び電装関係機材用プーリ
等を介して車両前後方向中心線沿いに配設されたエンジ
ン8及びトランスミッション9に伝達されることにより
車体パネル1の車両幅方向の中央部に集中的に伝達され
ることが多い。その結果、上記車体パネル1は車両幅方
向中央部が車両前後方向の後方へ突出するような形状で
客室2側へ屈曲変形1aすることが多い。
【0017】また、図3に示されるように、FF車では
衝突時に自動車に加わる力Pはフロントバンパ7に付加
され、フロントバンパ7の取付けられるフロントサイド
メンバFに衝撃荷重を伝達し、該衝撃荷重が車体パネル
1に対しても作用する。その結果、上記車体パネル1と
上記サイドメンバFとの接合部FGが車両前後方向の後
方へ後退するような形状で客室2側へ屈曲変形1bする
ことが多い。尚、8はエンジン、9はトランスミッショ
ン、10はカウルサイドパネルである。
【0018】自動車が衝突時に受ける力Pにより上記車
体パネル1が上記1a又は1bのように客室2側へ屈曲
変形したときは、例えば図4に示されるように客室2内
の乗員5の膝6に対して車両幅方向にずれた部位におけ
る上記車体パネル1に設けられた補機部材4は車両前後
方向に対して偏向しつつ後退することになり、同時に客
室2内の乗員5の膝6は慣性により車両前後方向に前進
する。
【0019】したがって、後退する補機部材4aの乗員
5側の先端部と前進する膝6aとは干渉するに至るが、
このときの干渉を緩和するため図4に示されるものでは
上記補機部材4の乗員5側の先端部に膝干渉緩和手段と
しての丸味形状部11が設けられている。このため、衝
突時に偏向後退した補機部材4aにおける丸味形状部1
1と前進する乗員5の膝6aとは互に斜めに当り合うこ
とが容易となるものである。
【0020】膝干渉緩和手段としての丸味形状部11
は、図4に例示されるものでは補機部材4の車両幅方向
左右の壁面を乗員側の先端部において彎曲させることに
より丸味形状部11を形成したものとなっているが、他
の例として図5に平面図として示されるように、車体パ
ネル1の客室側の壁面に設けられる補機部材4の乗員側
の壁面部分に乗員側に曲面を有する丸味形状体11aを
付設して得られる丸味形状部11とすることもできる。
【0021】図6に平面図として示されるものは、車体
パネル1の客室側の壁面に設けられる補機部材4の乗員
側の先端部に膝干渉緩和手段としての衝撃吸収部材12
が設けられているものである。この図6に例示されるも
のは、上記補機部材4の壁面と該壁面により包納される
補機コア4bとの間に内挿された状態にて上記補機部材
4の乗員側の先端部に上記衝撃吸収部材12が形成され
ている。
【0022】同じく膝干渉緩和手段としての衝撃吸収部
材12が設けられるものとして図7に平面図として示さ
れるように、車体パネル1の客室側の壁面に設けられる
補機部材4の乗員側の壁面部分に衝撃吸収部材12が付
設されたものとすることもできる。
【0023】尚、膝干渉緩和手段として補機部材4にお
ける乗員側の先端部に設けられた衝撃吸収部材12が用
いられる各例においては、図6及び図7に平面図として
例示されるもののように乗員側の先端部が丸味を有する
ものとされるときには、図4及び図5に平面図として例
示されるような膝干渉緩和手段として丸味形状部11が
用いられるものにおける膝干渉緩和機能をも併せ有する
ことが可能で至便なものである。
【0024】上述したように、自動車が衝突時に受ける
力Pにより、客室2内の乗員5の膝6は慣性により車両
前後方向に前進しようとし、車体パネル1の客室2側の
壁面に設けられた補機部材4は予め乗員5の膝6に対し
て車両幅方向にずれた部位に設けられていても上記車体
パネル1の屈曲変形により車両前後方向に対して偏向し
て後退するのであれば、上記前進する乗員5の膝6と偏
向して後退する補機部材4とは干渉を生ずる状況となら
ざるを得ない。しかし、以下の図8〜10に示される本
発明の実施例のものでは、補機部材4と乗員5の膝6と
の干渉を防止することができる。
【0025】すなわち、本発明の実施例のものは、上記
参考例のように補機部材4と乗員5の膝6との当接時に
おける干渉力を低くする膝干渉緩和手段を設ける代わり
に、車体パネル1が屈曲変形しても、上記車体パネル1
に設けられた補機部材4を客室2内にて車両前後方向に
ストレートに後退させ得るガイド手段13を設けて、補
機部材4と乗員5の膝6との干渉を防止するものであ
る。
【0026】このようなガイド手段13は、車両幅方向
に延びると共にカウルサイドパネル10又はフロントピ
ラ基部等に固着された車両幅方向強度メンバに固定され
且つ補機部材4の左右の側壁面のうちの少なくとも一方
に対し上記補機部材4を車両前後方向にストレートに後
退可能とするガイド位置に設けられたガイド片13aに
より構成されるものである。
【0027】図8に例示されるガイド手段13は、上記
車両幅方向強度メンバであるカウルボックスメンバ14
に固定されたガイド片13aとなされており、上記カウ
ルボックスメンバ14に固定される位置は上記ガイド片
13aの腹板部が補機部材4の側壁面に接触し得る部位
が好ましい。
【0028】この実施例におけるガイド手段13によれ
ば、衝突時にフロントバンパ(図示省略)から自動車に
入る力Pにより車体パネル1が1aにて示されるように
屈曲変形することにより上記車体パネル1の客室2側の
壁面に設けられた補機部材4が偏向して後退しようとす
るときには、剛性に富む上記カウルボックスメンバ14
に固定されたガイド片13aのガイド機能により補機部
材4の偏向は抑止されつつ上記補機部材4は車両前後方
向にストレートに後退し、車両前後方向に沿って移動し
て4cの位置を占めることができる。
【0029】一方、衝突時の慣性により乗員5の膝6は
前進し6aにて示される位置を占めることになるが、上
記ガイド手段13のガイド機能に基いて車両前後方向に
ストレートに後退した補機部材4は、予め上記乗員5の
膝6に対して車両幅方向へずれた部位にあったため、補
機部材4cと乗員5の膝6aとは同じ車両前後方向に位
置することがなくて図8に示される状態のように両者間
の干渉は抑制されるのである。尚、15はステアリング
支持メンバであり、16はステアリング支持メンバ15
に配設されたニープロテクタである。
【0030】図9は、ガイド手段13が用いられた他の
実施例を示す。この実施例におけるガイド手段13は、
上記車両幅方向強度メンバのうちの一つであるステアリ
ング支持メンバ15に固定されたガイド片13aとなさ
れており、上記ステアリング支持メンバ15に固定され
る位置は図8に例示される実施例と同様に上記ガイド片
13aの腹板部がガイドしようとする補機部材4の側壁
面に接する位置とされている。
【0031】この図9に示される実施例のものも、衝突
時に自動車へ付加される力Pにより車体パネル1が屈曲
変形し、補機部材4が偏向して後退しようとするときに
は、剛性に富む上記ステアリング支持メンバ15に固定
されたガイド片13aのガイド機能により補機部材4の
偏向は抑止されて車両前後方向にストレートに後退し4
cにて示される位置を占める。
【0032】又、乗員5の膝6は前進して6aにて示さ
れる位置を占めるが、上記補機部材4と乗員5の膝6と
は予め互に車両幅方向にずれた位置関係に設定されてい
るため、車両前後方向にストレートとなるようにガイド
されて後退した補機部材4cと前進した乗員5の膝6a
とは同じ車両前後方向に位置しないため両者間の干渉は
抑制される。
【0033】ガイド手段13は、図10に例示されるよ
うに車両幅方向強度メンバである例えばステアリング支
持メンバ15に固定され且つ補機部材4の左右両側面各
々と接触する二個のガイド片13aを有するものが好ま
しく使用され、このようなガイド手段13は衝突時の補
機部材4の車両前後方向からの偏向を抑止し車両前後方
向にストレートに後退させるガイド機能が優れている。
中でも図10に示されるガイド手段13は、特に補機部
材4における内部の硬い補機コア4bに近くガイド片1
3aが位置することが可能なように補機部材4の壁面に
凹部を設けその凹部内にガイド片13aが位置するよう
になされている。
【0034】このようなガイド手段13は、衝突時に上
記補機部材4が客室内にて偏向後退しようとするとき
に、上記補機コア4bよりも脆弱な、例えば合成樹脂材
又は金属薄板等よりなる補機部材4の周壁部は車両幅方
向強度メンバに固定されたガイド片13a各々により強
圧を受けて排除されると共に、補機部材4はその内部の
硬い補機コア4bが上記ガイド片13aによって直接ガ
イドされることになるため、補機部材4が車両前後方向
に後退するときの車両幅方向の偏差が最少となるストレ
ートな後退となし得る。
【0035】上述したようなガイド手段13を用いる実
施例では、上記図10に例示されるように補機部材4の
車両幅方向の両側面に対して位置する2個のガイド片1
3aを有するものの他に、衝突時に上記補機部材4が後
退するに際し車両前後方向に対して偏向する側となる上
記補機部材4との接触可能位置に、1個のガイド片13
aを設けたものとしても補機部材4を車両前後方向にス
トレートに後退させるガイド機能を奏することができ
る。
【0036】尚、衝突時に補機部材4が後退するときに
車両前後方向に対して偏向する側、換言すればガイド手
段13を構成するガイド片13aが一方だけ設けられる
側は、右運転台のFR車及び左運転台のFF車では上記
補機部材4の車両幅方向の左側に、又左運転台のFR車
及び右運転台のFF車では上記補機部材4の車両幅方向
の右側に設けることを基準に選択すればよい。
【0037】また、自動車は低ボンネット高とする要望
等により車両幅方向強度メンバであるステアリング支持
メンバ15の取付位置が低くなる傾向があり、上述した
ような衝突時の補機部材4の車両前後方向への後退時に
上記補機部材4の上部と上記ステアリング支持メンバ1
5とが接触する懸念がある。したがって、補機部材4と
ステアリング支持メンバ15とが接触する部域には、接
触によるステアリング支持メンバ15の屈曲等の支障を
回避するための接触支障回避手段を設けることが望まし
い。図中17として示される上記接触支障回避手段とし
ては、図11に示されるようにステアリング支持メンバ
15に設けられるガイドブラケットよりなるもの、図1
2に示されるように補機部材4の乗員側の先端部の上部
に設けられるガイドカバーよりなるもの、及び、図13
に示されるように補機部材4の乗員側の先端部の上部に
設けられるガイドカム面よりなるもの等のうちから適宜
選択することができる。
【0038】上記各実施例における補機部材4は客室2
内に突出した状態にて設けられたものであるが、常時は
客室2内に突出しておらず衝突時に突出するような補機
部材4であっても同様にガイド手段と共働する補機構造
となし得ることはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
発明に係る自動車の補機構造によると、助手席側乗員の
膝の車両前後方向延長線上の位置から車両幅方向へずれ
た部位に設けられた補機部材と、車体強度メンバに、こ
の補機部材の車両幅方向側面に接触するように固定さ
れ、衝突時に該補機部材を車両前後方向へストレートに
後退するように案内するガイド手段とを備えるため、衝
突時に補機部材が車両幅方向へ偏向することなく後退す
るので、補機部材と乗員の膝との各位置が同じ車両前後
方向に位置することがない状態が維持されることになり
上記補機部材と上記乗員の膝との干渉を防止することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例を説明する平面図である。
【図2】衝突時の車体パネルの変形状態を説明する平面
図である。
【図3】衝突時の車体パネルの変形状態を説明する平面
図である。
【図4】参考例における乗員の膝と補機部材及び膝干渉
緩和手段との関係を説明する平面図である。
【図5】参考例における膝干渉緩和手段の一例を示す平
面図である。
【図6】参考例における膝干渉緩和手段の一例を示す平
面図である。
【図7】参考例における膝干渉緩和手段の一例を示す平
面図である。
【図8】本発明における実施例を示す要部断面側面図で
ある。
【図9】本発明におけるガイド手段の他の例を示す要部
断面側面図である。
【図10】本発明の他の実施例における補機部材とガイ
ド手段との係合状態を示す要部斜視図である。
【図11】本発明における接触支障回避手段の一例を示
す要部側面図である。
【図12】本発明における接触支障回避手段の一例を示
す要部側面図である。
【図13】本発明における接触支障回避手段の一例を示
す要部側面図である。
【図14】従来例における補機部材と乗員の膝との干渉
を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 車体パネル 2 客室 3 助手席 4 補機部材 5 乗員 6 膝 13 ガイド手段 13a ガイド片 14 カウルボックスメンバ(車体強度メン
バ) 15 ステアリング支持メンバ(車体強度メン
バ)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客室前壁を構成するように車両幅方向へ
    延びる車体パネルの客室側の壁面において助手席に座る
    乗員の膝の車両前後方向延長線上の位置から車両幅方向
    ずれた部位に設けられた補機部材と、車体強度メンバに、上記補機部材の車両幅方向側面に接
    触するように固定され、衝突時に該補機部材を車両前後
    方向へストレートに後退するように案内するガイド手段
    とを備えたことを特徴とする自動車の補機構造。
  2. 【請求項2】 車体強度メンバは、ステアリング支持メ
    ンバであることを特徴とする請求項1に記載の自動車の
    補機構造。
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