JP2983136B2 - 積層成形体ならびにその成形方法 - Google Patents

積層成形体ならびにその成形方法

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用ドアトリム
等の積層成形体ならびにその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体パネルに内装される
自動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等の自動車用
内装部品の構成について、図6に示す自動車用ドアトリ
ムを例示して説明すると、自動車用ドアトリム1は、所
望の曲面形状を備えるように成形された樹脂芯材2と、
この樹脂芯材2の表面側に積層一体化され、良好なクッ
ション性ならびに装飾性を備える表皮材3との積層成形
体から構成されている。
【0003】そして、樹脂芯材2の成形方法としては、
近時、造形上複雑な立体形状が要求されることから、成
形性の優れたモールドプレス成形工法が多用される傾向
にある。
【0004】この場合、工程を短縮化する意味合いか
ら、樹脂芯材2のモールドプレス成形時に、表皮材3を
樹脂芯材2の表面側に一体化している。
【0005】すなわち、図7に示すように、まず、モー
ルドプレス成形用上型4のセットピン4aに表皮材3を
予めセットしておき、モールドプレス成形用下型5に対
してモールドプレス成形用上型4を下降させて、上下型
4,5が所定クリアランスに到達したとき、図8に示す
ように、モールドプレス成形用下型5の型面上に、ホッ
トランナ5a,ゲート5bを通じて、ゲート孔5cから
樹脂芯材2の素材である溶融樹脂6を分配供給する。
【0006】その後、上型4がさらに下降して、図9に
示すように、上下型4,5を係合圧締めすることによ
り、所要形状に樹脂芯材2を成形するとともに、この樹
脂芯材2の表面側に表皮材3を一体化して、図6に示す
自動車用ドアトリム1を製品形状に成形する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに樹脂芯材2と表皮材3とをモールドプレス成形によ
り一体プレス成形して積層成形品を成形する従来工法で
は、樹脂芯材2の素材である溶融樹脂6の樹脂熱によ
り、表皮材3が損傷を受け、製品外観性能を損うという
問題点が指摘されている。
【0008】この対策として種々のものが提案されてい
るが、まず第1の対策としては、溶融樹脂6の樹脂温度
を下げることにより、樹脂熱の悪影響を排除するという
ものであるが、樹脂温度を低く下げた場合、溶融樹脂の
流動性が低下するため、ショートショットが発生すると
いう不具合がある。
【0009】また、表皮材3と溶融樹脂6との接触時間
を短くするために、溶融樹脂6を下型5の型面上に供給
する際、上下型4,5のクリアランスを大きく設定する
方法もあるが、この場合も前述したのと同様に、モール
ドプレス成形時に溶融樹脂の冷却が早まり、ショートシ
ョットを招く不具合がある。
【0010】このほかに、表皮材3として発泡倍率の小
さいもの、あるいは板厚の厚いものを使用すれば、溶融
樹脂6の樹脂熱の悪影響を排除できることが考えられる
が、そうした場合、重量化を招くとともにコストもアッ
プし、良好なソフト感が得られないという不具合があ
る。
【0011】そこで、発明者らは、図10に示すよう
に、下型5に開設された3箇所のゲート孔5cから溶融
樹脂6を分配供給して、下型5各部位の温度測定を実施
した。
【0012】例えば、供給されたときのゲート孔5c付
近における溶融樹脂6の樹脂温度を190℃に設定した
場合、下型5の型面上を溶融樹脂6が流動し、ゲート孔
5cと500mm離れたA地点に到達したときには14
0℃に溶融樹脂6の樹脂温度が低下することから、溶融
樹脂6の樹脂熱の影響は、ゲート孔5c付近のみ対処す
れば充分なことを知見した。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、モールドプレス成形工法により、樹脂芯材
と表皮材とを一体化した積層成形体ならびにその成形方
法において、ショートショット等の成形不良を招くこと
なく、モールドプレス成形時における表皮材の保護が図
れ、かつ表皮材として発泡倍率の高い、板厚の薄いクッ
ション性能の良好な表皮材の使用を可能にした積層成形
体ならびにその成形方法を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、溶融樹脂を所要形状にモールドプレス成
形してなる樹脂芯材と、この樹脂芯材のモールドプレス
成形時、樹脂芯材と表皮材とを一体化してなる積層成形
体において、前記樹脂芯材と表皮材との間で溶融樹脂の
注入部に通気性を有する高融点の布地シートからなる
リヤシートが介挿されていることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明は、モールドプレス成形用
型内で溶融樹脂を所要形状に成形してなる樹脂芯材と、
この樹脂芯材のモールドプレス成形時、樹脂芯材と一体
化される表皮材とから構成される積層成形体の成形方法
において、前記モールドプレス成形用上型の型面に表皮
材をセットするとともに、モールドプレス成形用下型の
ゲート孔を覆うように、耐熱ならびに断熱性を備え、通
気性を有するバリヤシートを載置する素材のセット工程
と、ゲートのゲート孔を通じて下型の型面上に溶融樹脂
を分配供給した後、上下型の係合圧締めにより、樹脂芯
材を所要形状に成形するとともに、樹脂芯材と表皮材と
の間に部分的にバリヤシートを介して両者を一体化する
モールドプレス成形工程と、からなることを特徴とす
る。
【0016】さらに、上記バリヤシートの条件として
は、溶融樹脂の樹脂熱、例えば、ポリプロピレン樹脂の
場合160〜200℃に対して、ABS樹脂の場合24
0〜300℃に対して、溶融しないことが必要である。
【0017】また、モールドプレス成形時には表皮材と
樹脂芯材とを接合させることが必要であることから、プ
レス圧により溶融樹脂がバリヤシート内を浸透し、表皮
材との接合を図る上で、通気性が必要である。
【0018】このバリヤシートとしては、高融点繊維か
らなる不織布やメリヤス布,あるいはフェルトやガラス
繊維マット等を使用してよく、ポリエステル,ポリアミ
ドの混紡不織布の場合その目付け量は30〜100g/
2、ポリエステルとポリアミドとの繊維からなるメリ
ヤス布の場合その目付け量は50〜120g/m 2、フ
ェルトの場合その目付け量は50〜150g/m 2、ガ
ラス繊維マットの場合その目付け量は100〜200g
/m 2が好ましい。
【0019】目付け量が下限値未満であると所望の断熱
効果が得られず、表皮材に損傷を受けるとともに、上限
値を越えた場合には、樹脂の浸透性が悪く、表皮材と樹
脂芯材との良好な接合が得られない。
【0020】
【作用】以上の構成から明らかなように、上型のゲート
孔を覆うように通気性を有する高融点の布地シートから
なるバリヤシートを設置しておけば、モールドプレス成
形時、ゲート孔を通じて高温の溶融樹脂が注入されて
も、このバリヤシートにより溶融樹脂の樹脂熱が表皮材
に直接伝わることがないため、表皮材の損傷を受けやす
いゲート付近で表皮材を保護することができ、表皮材の
外観品質を良好に維持できる。
【0021】さらに、このバリヤシートは通気性を有し
ているため、モールドプレス圧により樹脂が表皮材裏面
側に浸透し、表皮材と樹脂芯材との接合に何等支障はな
い。
【0022】
【実施例】以下、本発明による積層成形体ならびにその
成形方法について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0023】図1は本発明に係る積層成形体を適用した
自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ド
アトリムの構成を示す断面図、図3ないし図5は本発明
方法による積層成形体の成形方法の各工程を示す断面図
である。
【0024】まず、図1,図2において、本発明に係る
自動車用ドアトリム10は、所要形状に成形された樹脂
芯材11と、この樹脂芯材11の表面側に積層一体化さ
れた表皮材12と、両者間に部分的に介挿されるバリヤ
シート13とから構成されている。
【0025】さらに詳しくは、上記樹脂芯材11は、タ
ルクを混入したポリプロピレン樹脂を使用し、所望の曲
面形状を備えたモールドプレス成形用型内に溶融状態で
分配供給したのち、モールドプレス成形により複雑な曲
面形状に成形されている。
【0026】そして、表皮材12としては、用途により
各種仕様のものが用いられてよいが、塩ビシート裏面に
ポリオレフィン樹脂発泡体を裏打ちした積層シートが適
しており、例えば、ポリプロピレンフォーム,ポリプロ
ピレンとポリエチレンとのブレンド発泡体が好ましい。
本実施例では、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレ
ンド品で、発泡倍率を20倍に調整したクッション性の
良好なものが使用されている。
【0027】なお、従来ではPVCシート裏面にポリプ
ロピレンフォームを裏打ちした表皮材を使用した場合、
樹脂熱の悪影響により発泡倍率は15倍に限定を受け、
クッション性能について問題があった。
【0028】また、表皮材12として、塩ビ発泡シート
を使用した場合、2〜2.5倍発泡(非架橋タイプ)を
5倍発泡に、3〜5倍発泡(架橋タイプ)を8〜10倍
発泡に、それぞれ表皮材12における発泡倍率を高め、
クッション性能の良好な自動車用ドアトリム10を提供
できる。
【0029】このように表皮材12として、クッション
性の良好な素材を使用できる理由としては、樹脂芯材1
1と表皮材12との間に部分的にバリヤシート13を介
挿したからである。
【0030】上記バリヤシート13の素材としては、本
実施例ではポリエステル,ポリアミド混紡不織布、目付
け量30〜100g/m 2のものを使用しているが、ポ
リエステル,ポリアミドからなるメリヤス布で目付け量
50〜120g/m 2のものを使用してもよく、また、
目付け量50〜150g/m 2のフェルトや、目付け量
100〜200g/m 2のガラス繊維マットを使用して
もよく、樹脂芯材11の素材である溶融樹脂に対して、
容易に溶融しない高融点繊維を使用するとともに、モー
ルドプレス成形時、溶融樹脂が浸透して、表皮材12と
の接合を行なうため、通気性を備えていればよい。
【0031】さらに、このバリヤシート13の形状は、
矩形状,円形状等、特に限定するものではなく、その寸
法は、後述するモールドプレス成形時、下型上に供給さ
れるブロック状の溶融樹脂材料を覆う外形寸法を備えて
いれば良く、本実施例では、150×150mmの矩形
状シート材料を使用している。
【0032】このバリヤシート13は、樹脂芯材11の
モールドプレス成形時、溶融樹脂の樹脂熱により表皮材
に悪影響を与えやすい箇所にのみ部分的に設定されてい
る。
【0033】次いで、図3ないし図5を基に、本発明に
係る積層成形体としての自動車用ドアトリム10の成形
工程について説明する。
【0034】まず、本発明方法実施するには、図3に示
すモールドプレス成形用金型が使用される。このモール
ドプレス成形用金型は、モールドプレス成形用下型20
と、下型20の上方に位置するモールドプレス成形用上
型30とから構成されるとともに、下型20には、図示
しない射出成形機から樹脂芯材11の素材である溶融樹
脂を供給するために、ホットランナ21が開設されてい
るとともに、このホットランナ21を通じて3箇所にゲ
ート22が開設されており、ゲート22のゲート孔22
aから下型20の型面上に溶融樹脂Mが分配供給され
る。
【0035】一方、下型20の上方に位置する上型30
は、昇降用シリンダ31により所定ストローク上下動可
能に構成されているとともに、その型面の周縁に沿っ
て、表皮材12を位置決めセットするセットピン32が
設けられている。
【0036】したがって、まず、上型30のセットピン
32に表皮材12をセットするとともに、下型20に穿
設されているゲート孔22aを隠すようにバリヤシート
13を載置する。
【0037】その後、上型30が駆動用シリンダ31の
動作により所定ストローク下降して、上下型20,30
が所定クリアランスに到達したとき、図4に示すよう
に、図示しない射出成形機からホットランナ21,ゲー
ト22を通じて、ゲート孔22aから溶融樹脂Mが下型
20の型面上に分配供給される。
【0038】その後、図5に示すように、上型30が最
大下降点にまで下降して、上下型20,30により所定
時間係合圧締めがなされ、溶融樹脂Mを上下型20,3
0のキャビティに沿って行きわたらせ、所望の曲面形状
に樹脂芯材11を成形するとともに、この樹脂芯材11
の表面側に表皮材12をプレス一体化して、図1,図2
に示す自動車用ドアトリム10が成形される。
【0039】このとき、ゲート孔22aを通じて下型2
0に供給される溶融樹脂Mは、ゲート22付近で高温で
あり、下型20の周縁部に行きわたるにつれ、温度が低
下する傾向を示すことは上述したが、ゲート孔22aの
付近の高温部分については、バリヤシート13により表
皮材12の裏面を保護しているため、溶融樹脂Mの樹脂
熱により表皮材12は悪影響を受けることがなく、表皮
材12の外観性能を良好に維持できる。
【0040】そして、バリヤシート13は通気性を備え
ているため、このバリヤシート13を通じて溶融樹脂M
がしみ出し、表皮材12との良好な接合状態が確保でき
る。
【0041】このように本発明方法によれば、下型20
のゲート孔22aを覆うように、バリヤシート13を載
置するだけで、従来工法と同じ成形方法を用いて、成形
不良のない精度の高い成形が可能になるとともに、使用
する表皮材12についても、発泡倍率が高く、かつ板厚
の薄いものを使用できるため、廉価でクッション性能の
良好な表皮材12の使用が可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0043】(1)本発明によれば、モールドプレス成
形用下型のゲート孔を覆うようにバリヤシートを載置し
てモールドプレス成形を行なえば、溶融樹脂における樹
脂熱の悪影響を排除でき、表皮材を確実に保護でき、従
来生じていたゲート付近の表皮材の成形不良を可及的に
防止でき、積層成形体の外観性能を著しく向上させるこ
とができるという効果を有する。
【0044】(2)本発明方法によれば、バリヤシート
により溶融樹脂の樹脂熱の悪影響を排除するというもの
であるから、表皮材の仕様として、発泡倍率が高く、か
つ厚みの薄いものが使用できるため、溶融樹脂材料の節
約とともに、成形体の軽量化,コストダウンならびに良
好な感触が得られるなどの種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車用ドアトリムを示す正
面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明方法における素材のセット工程を示す断
面図。
【図4】本発明方法における溶融樹脂の供給工程を示す
断面図。
【図5】本発明方法におけるモールドプレス成形工程を
示す断面図。
【図6】従来の自動車用ドアトリムの構成を示す断面
図。
【図7】従来のモールドプレス成形方法における表皮材
のセット工程を示す断面図。
【図8】従来のモールドプレス成形工法における溶融樹
脂の供給工程を示す断面図。
【図9】従来のモールドプレス成形工法におけるモール
ドプレス成形工程を示す断面図。
【図10】モールドプレス成形用下型に分配供給される
溶融樹脂の樹脂温度分布を示す説明図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 樹脂芯材 12 表皮材 13 成形装置 20 モールドプレス成形用下型 22 ゲート 22a ゲート孔 30 モールドプレス成形用上型 31 昇降用シリンダ 32 セットピン M 溶融樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:58 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 43/18 B29C 45/14 B29C 45/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融樹脂(M)を所要形状にモールドプ
    レス成形してなる樹脂芯材(11)と、この樹脂芯材
    (11)のモールドプレス成形時、樹脂芯材(11)と
    表皮材(12)とを一体化してなる積層成形体におい
    て、 前記樹脂芯材(11)と表皮材(12)との間で溶融樹
    脂(M)の注入部に通気性を有する高融点の布地シート
    からなるバリヤシート(13)が介挿されていることを
    特徴とする積層成形体。
  2. 【請求項2】 モールドプレス成形用型(20,30)
    内で溶融樹脂(M)を所要形状に成形してなる樹脂芯材
    (11)と、この樹脂芯材(11)のモールドプレス成
    形時、樹脂芯材(11)と一体化される表皮材(12)
    とから構成される積層成形体の成形方法において、 前記モールドプレス成形用上型(30)の型面に表皮材
    (12)をセットするとともに、モールドプレス成形用
    下型(20)のゲート孔(22a)を覆うように、耐熱
    ならびに断熱性を備え、通気性を有するバリヤシート
    (13)を載置する素材のセット工程と、 ゲート(22)のゲート孔(22a)を通じて下型(2
    0)の型面上に溶融樹脂(M)を分配供給した後、上下
    型(20,30)の係合圧締めにより、樹脂芯材(1
    1)を所要形状に成形するとともに、樹脂芯材(11)
    と表皮材(12)との間に部分的にバリヤシート(1
    3)を介して両者を一体化するモールドプレス成形工程
    と、 からなることを特徴とする積層成形体の成形方法。
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