JP2983077B2 - 用紙排出装置 - Google Patents

用紙排出装置

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JP2983077B2
JP2983077B2 JP3152086A JP15208691A JP2983077B2 JP 2983077 B2 JP2983077 B2 JP 2983077B2 JP 3152086 A JP3152086 A JP 3152086A JP 15208691 A JP15208691 A JP 15208691A JP 2983077 B2 JP2983077 B2 JP 2983077B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は用紙排出装置に関し、詳
しくは、ガイド板上を案内されてきた用紙を排出ローラ
と従動ローラにより機器外の用紙トレー上に排出する用
紙排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置や複写機等の画像読取
装置、さらにはプリンタ等の記録装置においては、原稿
を搬送して読取処理を行なった後、排出ローラと従動ロ
ーラにより画像読取装置外に原稿を排出して原稿トレー
上に載置したり、記録出力した記録紙を排出ローラと従
動ローラにより記録装置外に排出して記録紙トレー上に
載置している。
【0003】このような機器の画像読取装置では、図22
に示すように、用紙1は下ガイド板2と上ガイド板3の
間を回転駆動される搬送ローラー4と従動ローラ5によ
って搬送され、両ガイド板2、3に案内されてコンタク
トガラス6と白圧板7の間に設定された読取位置8に搬
送される。読取位置8に順次搬送される用紙1の画像
は、光源9から照射される光の反射光をミラー10a〜10
cで反射させて光電変換装置11等によって光電変換され
て画像データとして読み取られる。画像が読み取られた
後の用紙1は、さらに、下ガイド板2と上ガイド板3の
間を排出方向に案内されて、回転駆動される排出ローラ
ー12と従動ローラー13により機器外に設置された用紙ト
レー14に排出して載置される。なお、15は光軸を示して
いる。
【0004】この画像読取装置における用紙1の挙動を
見ると、用紙1の先端が排出ローラー12と従動ローラー
13のニップ部に到達するまでは、用紙1は搬送ローラー
4の搬送力だけで搬送され、用紙1の先端が排出ローラ
ー12と従動ローラー13のニップ部に到達すると、用紙1
は搬送ローラー4と排出ローラー12によって搬送力を受
ける。次いで、用紙1の後端が搬送ローラー4と従動ロ
ーラー5のニップ部を抜けると、用紙1は排出ローラー
12の搬送力だけを受けるが、用紙1の後端が排出ローラ
ー12と従動ローラー13のニップ部を抜けた途端、用紙1
は搬送力を全く受けなくなるため、図23に示すように、
用紙1の後端が排出ローラー12に乗り上げたままで停止
してしまう。ここに、次の用紙16が搬送されてくると、
図24に示すように用紙16が先に排出された用紙1を折り
曲げたり、用紙16が用紙1を用紙トレー14から押し出し
て、用紙のスタッキング状態を悪くしたり、また、用紙
1の下側に用紙16が潜り込んで用紙の順序性を狂わせた
りといった不具合が発生する。
【0005】そこで、これらの用紙排出時の不具合を防
止するため、用紙排出装置としては、従来、図25、26に
示すように、排出ローラー12を回転駆動する駆動軸17に
用紙排出ゴム18を取り付けている。用紙排出ゴム18は、
所定ゴム硬度の可撓性の部材で形成され、用紙排出ゴム
18には、排出ローラー12の外周面よりも突出するアーム
18a、18bが形成されており、アーム18a、18bは、排
出ローラー12と同一方向に回転することによって排出さ
れる用紙の後端をけり出して、用紙を確実に用紙トレー
14にたたき落とすようにしている。
【0006】また、図27に示すような用紙排出ゴム19
a、19bを排出ローラー12の駆動軸17に取り付けたもの
もあり、図28に示すように、用紙排出ゴム19a、19b
は、そのアームによって排出された用紙1の後端をけり
出して用紙トレー14に確実にたたき落とすようにしてい
る。なお、20は従動ローラー13の支持軸を示す。
【0007】さらに、図29に示すように、排出ローラー
21a〜21cが取り付けられた駆動軸22に原稿送出部材23
a、23bが圧入されており、原稿送出部材23a、23b
は、排出ローラー21a〜21cと同期回転する。固定軸24
は、ADF(Auto Document F-eeder)側に固定され、固
定軸24には、回転部材25a〜25cが遊合されており、回
転部材25a〜25cは、排出ローラー21a〜21cとの摩擦
により同期回転する。原稿は、図示しないガイド板上を
図中の矢印方向に搬送されて排出されるが、このとき、
排出ローラー21a〜21cと回転部材25a〜25cの接触面
から離れた原稿は、原稿送出部材23a、23bに形成され
た突出部23c〜23fにより原稿の後端が排出方向に押し
出されて強制的に排出される。したがって、原稿送出部
材23a、23bの外周には、排出ローラー21a〜21cの外
周面より突出する突出部23c〜23fが弾性部材で形成さ
れており、これらの突出部23c〜23fによって原稿の強
制排出を可能にしている。なお、26a、26bは、固定軸
24に取り付けられて回転部材25a〜25cの間隔を維持す
るスペーサーである。
【0008】しかしながら、このような従来の用紙排出
装置にあっては、排出される用紙を用紙トレーにたたき
落とすために取り付けられた用紙排出ゴムに形成された
アームが排出ローラーの外周面よりも突出するように形
成されていたため、一方のアームが排出された用紙の後
端をたたき落とす際に、もう一方のアームが画像読取中
の用紙を持ち上げて、図30に示すように、例えば、用紙
排出ゴム18のアーム18a、18bが画像読取中の用紙21を
図中上下左右方向に動かして読取位置8にある用紙の画
像を振動させて、読取画像の画質を劣化させるという問
題があった。なお、この問題は、近年、装置の小型化に
伴って、搬送ローラーと排出ローラーの間の距離が短く
なるものほど顕著である。
【0009】また、図29に示した用紙排出装置も原稿送
出部材23a、23bの外周に形成された突出部23c〜23f
が排出ローラー21a〜21cの外周面より突出しているた
め、排出中の原稿面を間欠的にはね上げて原稿画像を振
動させ、読取画像の画質を劣化させるという問題があっ
た。この問題を解決するため、原稿送出部材23a、23b
が排出ローラー21a〜21cの外周面より突出しないよう
に排出手段を覆うようにしたものもあるが、原稿送出部
材の摩滅や変形させるといった問題が発生し、また、原
稿の先端が引っ掛かったり、原稿表面を傷つけたり、紙
粉等を発生させるといった新たな問題を発生させる原因
となっていた。
【0010】これらの課題を解決した用紙排出装置の従
来例を説明する。
【0011】図1〜図16、および、図19〜図21は、改
良された従来の用紙排出装置の例を示す図であり、前述
の従来例の図22〜図30に示した用紙排出装置と同一構成
部分には、同一番号を付して説明を省略する。
【0012】図1、2は、弾性の押圧部材を用いた用紙
排出装置31の要部構成図であり、排出ローラー12よりも
排出側に剛性部材で形成された剛性押付部材(押圧部
材)32、33を設けている。剛性押付部材31、32は、その
先端部の形状により、排出ローラー12と従動ローラー13
によって排出される用紙を用紙トレー14方向に押し付け
るように作用して、排出される用紙は、その後端が排出
ローラー12の外周面にかからずに用紙トレー14上に排出
されて載置される。
【0013】したがって、この用紙排出装置31は、画像
読取中の用紙が排出ローラー12によって排出中であって
も、剛性押付部材32、33により下方に抑えられてバタツ
キが抑えられ、排出ローラー12から排出される際には、
排出ローラー12の回転力によって用紙トレー14方向に押
し下げられて、排出された用紙は確実に用紙トレー14上
に載置される。その結果、画像読取装置で用紙をバタつ
かせずにスムースに用紙を排出することができ、原稿読
取装置での読取画像や記録装置での記録画像の画像品質
を向上させることがてきる。
【0014】但し、この剛性押付部材32、33は、用紙の
排出方向を強制的に変更しているため、用紙を図中排出
ローラー12の上方に押しつけているだけなので、用紙を
用紙トレー14方向に押し出す作用は比較的小さい。
【0015】そこで、図3、4に示すように、用紙排出
装置41の排出ローラー12の駆動軸17と従動ローラー13の
駆動軸20との間に排出ローラー12側に曲げられて配設さ
れ、弾性部材で形成された弾性押付部材(押圧部材)4
2、43を設けると、弾性押付部材42、43は、図5に示す
ように、排出ローラー12によって排出中の用紙44のコシ
により押されて弾性変形して排出方向に曲げられるた
め、弾性押付部材42、43が用紙44を図中下方に押し付け
るように作用して、用紙44の排出方向を維持する。
【0016】次いで、図6に示すように、用紙44が排出
されと、弾性押付部材42、43にかかる用紙44のコシによ
る押しがなくなって元の形状に戻り、排出ローラー12に
かかる用紙44の後端を用紙トレー14方向に押し出して、
用紙44を確実に用紙トレー14上に載置する。
【0017】したがって、弾性押付部材42、43により用
紙44排出中に画像読取位置で用紙をのバタつかせず、排
出する際に用紙44の後端が、弾性押付部材42、43が元の
形状に戻る際の所定の押圧力で押されるため、用紙44は
用紙トレー14上に確実に押し出されて載置される。その
結果、この用紙排出装置41を原稿読取装置や記録装置に
適用することにより、画像読取中の用紙が排出ローラー
12によって排出中であっても、弾性押付部材42、43によ
り下方に抑えられてバタツキが抑えられ、排出ローラー
12から排出される際には、弾性押付部材42、43の弾性力
によって用紙トレー14方向に押し下げられて、排出され
た用紙44はなお確実に用紙トレー14上に載置される。
【0018】ただし、弾性押付部材42、43の形状は、こ
れらに限られず、例えば、図7に示すような形状の弾性
押付部材45を設けた場合であっても、図8に示すよう
に、排出ローラー12によって排出中の用紙44のコシによ
り押されて弾性変形して排出方向に曲げられるため、弾
性押付部材42、43が用紙44を図中下方に押し付けるよう
に作用して、排出方向を維持することができる。
【0019】この弾性押付部材42、43、45では、材質を
金属とすると、外力に対する変形に弱く、耐久性に劣
り、その他の材質では、帯電や摩耗に対して弱くなると
思われる。
【0020】一方、図9〜図11に示すように、回動型の
押圧部材を用いた用紙排出装置51では、回動押付機構52
を設けている。回動押圧機構52は、回動部材(押圧部
材)53の一端部53aが所定の支持軸54に回動自在に取り
付けられるとともに、回動部材53の待機位置を制限する
ストッパー55が設けられている。回動押付機構52は、図
10に示すように、排出ローラー12によって排出中の用紙
56と回動部材53に形成された押付部53bの接触により、
回動部材53は図中排出方向に回動するとともに、用紙56
を図中下方に押し付けるように作用して、用紙56の排出
方向を維持する。
【0021】次いで、図11に示すように、用紙56が排出
されると、回動部材53は元の位置に戻されストッパー55
によって待機位置に維持されて、用紙56の後端を排出ロ
ーラー12に押し付け、排出ローラー12の回転力により用
紙56を用紙トレー14方向に押し出すように作用して、用
紙56を確実に用紙トレー14上に載置する。
【0022】したがって、回動押付機構52により用紙56
排出中に画像読取位置で用紙をバタつかせず、排出する
際に用紙56の後端が、回動部材53が元の位置に戻るとき
排出ローラー12に押し付けられるため、用紙56は用紙ト
レー14上に確実に押し出されて載置される。その結果、
この用紙排出装置51を原稿読取装置や記録装置に適用す
ることにより、画像読取中の用紙が排出ローラー12によ
り排出中であっても、回動押付機構52により下方に抑え
られてバタツキが抑えられ、排出ローラー12から排出さ
れる際には、押付部材53の回動位置によって用紙トレー
14方向に押し下げられて、排出された用紙56は確実に用
紙トレー14上に載置される
【0023】また、図12〜図15に示す用紙排出装置61の
ように、回動押付機構62、63の支持軸を従動ローラー13
の支持軸20と同一としても良い。この回動押付機構62
は、図12、13に示すように、軸受64を介して回動部材
(押圧部材)65、66が駆動軸20に回動自在に支持される
とともに、回動部材65、66にはスプリング67、68により
用紙を排出ローラー12方向に押し付ける力が調節されて
いる。さらに、回動部材65、66の待機位置は、ストッパ
ー69、70によって制限されている。
【0024】回動押付機構62は、図14に示すように、排
出ローラー12によって排出中の用紙71と回動部材65の接
触により、回動部材65は図中排出方向に回動するととも
に、回動部材65が用紙71を図中下方にスプリング67の力
調整により押し付けるように作用して、用紙71の排出方
向を維持する。
【0025】次いで、図15に示すように、用紙71が排出
されると、回動部材65は元の位置に戻されストッパー69
によって待機位置に維持されて、用紙71の後端を排出ロ
ーラー12に押し付け、排出ローラー12の回転力により用
紙71を用紙トレー14方向に押し出すように作用して、用
紙71を確実に用紙トレー14上に載置する。
【0026】したがって、回動押付機構62、63により用
紙71排出中に画像読取位置で用紙をバタつかせず、排出
する際に用紙71の後端が、回動部材65、66が元の位置に
戻るとき排出ローラー12に押し付けられるため、用紙71
は用紙トレー14上に確実に押し出される。その結果、こ
の用紙排出装置61を原稿読取装置や記録装置に適用する
ことにより、画像読取中の用紙が排出ローラー12により
排出中であっても、回動押付機構62、63により下方に抑
えられてバタツキが抑えられ、排出ローラー12から排出
される際には、回動部材65、66の回動位置によって用紙
トレー14方向に押し下げられて、排出された用紙71は確
実に用紙トレー14上に載置される。その結果、スムース
に用紙71を排出することができ、原稿読取装置での読取
画像や記録装置での記録画像の画像品質を向上させるこ
とがてきる。
【0027】また、回動部材65、66の支持軸を従動ロー
ラー13と同軸であるので、回動押付機構62、63を配設す
るスペースが少なくなり、用紙排出装置61を小型化する
ことが比較的容易になる。
【0028】また、回動部材65の形状を図16に示すよう
に、用紙71の後端と接触する部分に凹部を形成した回動
部材72とすることにより、上カールの強い用紙73が排出
された場合に、用紙73の後端を確実に抑えて用紙トレー
14上に載置させるものもある。
【0029】図19、20は、他の従来例の用紙排出装置91
の要部構成図であり、用紙排出装置91は、固定軸24に原
稿送出部材23a、23bの取り付け間隔よりも長く形成さ
れた回転部材92が回転自在に嵌合して取り付けられてお
り、回転部材92は、従動ローラーとしての機能も有して
いる。93a、93bは、回転部材92と回転部材25a、25b
との取り付け間隔を維持するためのスペーサーである。
【0030】図19において、回転部材92は、排出ローラ
ー21a〜21cとの摩擦により同期回転され、このとき、
原稿送出部材23a、23bに形成されている突出部23c〜
23fも回転しながら回転部材92に接しており、突出部23
c〜23fは、図20に示すように回転部材92によって弾性
変形されて排出ローラー21a〜21cの外周面より突出し
ないように曲げられる。
【0031】したがって、図20に示すように、ガイド板
94上を案内されて排出ローラー21a〜21cによって排出
中の原稿面に原稿送出部材23a、23bの突出部23c〜23
fが当たってはね上げることを防止することができ、原
稿画像を振動させることを防止してスムースに原稿を排
出することができる。
【0032】図21は、回転部材を原稿送出部材毎に設け
た用紙排出装置95の要部構成図であり、用紙排出装置95
では、図19に示した用紙排出装置91で一体となっていた
回転部材92を原稿送出部材23a、23b毎に接する長さに
分断して独立して設けたものである。
【0033】したがって、回転部材97は原稿送出部材23
aとのみ接して回転し、突出部23c、23dが排出ローラ
ー21bの外周面より突出しないように曲げられ、同様
に、回転部材98は原稿送出部材23bとのみ接して回転
し、突出部23e、23fが排出ローラー21bの外周面より
突出しないように曲げられる。
【0034】その結果、排出ローラー21a〜21cによっ
て排出中の原稿面に原稿送出部材23a、23bの突出部23
c〜23fが当たってはね上げることを防止することがで
き、原稿画像を振動させることを防止してスムースに原
稿を排出することができる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の改良従来技術にあっても、それぞれ、いささか複雑な
機構を要するうえにその排出性能も十分とはいい難い点
がある。本発明は簡易な機構で確実に排出性能を向上し
た用紙排出機構を提供する。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転駆動され用紙を機器外に排出する排出ローラと、排
出ローラに接触して従動し排出ローラとともに用紙を機
器外に排出する従動ローラと、該排出ローラおよび従動
ローラへ搬送される用紙を案内するガイド部材と、該排
出ローラおよび従動ローラにより機器外に排出された用
紙が載置される用紙トレーと、排出ローラーの軸方向端
部に該排出ローラーと同一方向に回転するように取り付
けられるとともに、排出ローラーの外周面より突出する
アームが弾性部材により形成され、排出される用紙の後
端を該アームにより用紙トレー方向に押圧する押圧部材
と、を備え、ガイド部材上を案内されてきた用紙を、回
転する排出ローラと従動ローラにより機器外に排出し、
排出された用紙の後端を押圧部材のアームにより押圧し
て用紙トレー上に用紙を載置する用紙排出装置におい
て、前記ガイド部材に、前記排出ローラと従動ローラの
ニップ位置まで、前記押圧部材の回転するアームの上方
を覆いアームと用紙の接触を防止するガイド補助部材を
配設したことを特徴としている。
【0037】
【作用】請求項1記載の発明では、用紙を排出方向に案
内するガイド部材に、排出ローラと従動ローラのニップ
位置まで、排出ローラーの外周面より突出するアームが
弾性部材により形成され、排出される用紙の後端を該ア
ームにより用紙トレー方向に押圧する押圧部材の回転す
るアームの上方を覆いアームと用紙の接触を防止するガ
イド補助部材を配設する。したがって、用紙は、アーム
に接触することなく、排出ローラと従動ローラとの接触
位置に案内され、用紙の搬送に影響を与えることを防止
することができる。
【0038】その結果、この用紙排出装置を原稿読取装
置や記録装置に適用したとき、簡易な機構で、用紙の搬
送に影響を与えることなく、スムースに用紙を排出する
ことができ、原稿読取装置での読取画像や記録装置での
記録画像の画像品質を向上させることができる。
【0039】以下図示した実施例に基づき説明する。図
17、18は、本発明を適用した用紙排出装置81の要部構成
図であり、用紙排出装置81は、前記従来技術(図25、図2
6)で示した用紙排出ゴム18に形成されたアーム18a、18
bと排出中の用紙が接触しないように下ガイド板82を排
出ローラー12と図示しない従動ローラーのニップ部まで
延在させてアーム18a、18b上を覆うように補助ガイド
板82aを形成したため、排出ローラー12によって排出中
の用紙に用紙排出ゴム18のアーム18a、18bが接触して
発生する用紙のバタツキを防止することができる。
【0040】したがって、用紙排出ゴム18本来の機能を
確実に発揮させて、アーム18a、18bにより排出される
用紙の後端を用紙トレー14方向に押し出させて、用紙を
用紙トレー14上に載置させる。その結果、この用紙排出
装置81を原稿読取装置や記録装置に適用することによ
り、画像読取中の用紙が排出ローラー12により排出中で
あっても、用紙排出ゴム18のアーム18a、18bが用紙を
持ち上げるという作用を補助ガイド板82aにより抑えら
れて用紙のバタツキが抑えられ、排出ローラー12から排
出される際には、アーム18a、18bによって用紙トレー
14方向に押し下げられて、排出された用紙は確実に用紙
トレー14上に載置され、スムースに用紙を排出すること
ができ、原稿読取装置での読取画像や記録装置での記録
画像の画像品質を向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、用紙を排出方向に案内
するガイド部材に、排出ローラと従動ローラのニップ位
置まで、排出ローラーの外周面より突出するアームが弾
性部材により形成され、排出される用紙の後端を該アー
ムにより用紙トレー方向に押圧する押圧部材の回転する
アームの上方を覆いアームと用紙の接触を防止するガイ
ド補助部材を配設しているので、用紙をアームに接触す
ることなく、排出ローラと従動ローラとのニップ位置に
案内することができ、用紙の搬送に影響を与えることを
防止することができる。
【0042】その結果、この用紙排出装置を原稿読取装
置や記録装置に適用したとき、簡易な機構で、用紙の搬
送に影響を与えることなく、スムースに用紙を排出する
ことができ、原稿読取装置での読取画像や記録装置での
記録画像の画像品質を向上させることがてきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の用紙排出装置の一例の要部構成の斜視
図。
【図2】図1の要部構成の側面図。
【図3】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成の斜視
図。
【図4】図3の要部構成の側面図。
【図5】図3の用紙排出装置により用紙を排出中の弾性
押付部材を説明するための図。
【図6】図3の用紙排出装置により用紙を排出後の弾性
押付部材を説明するための図。
【図7】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成図。
【図8】図7の用紙排出装置により用紙を排出中の弾性
押付部材の作用を説明するための図。
【図9】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成図。
【図10】図9の用紙排出装置により用紙を排出中の回
動押付機構の作用を説明するための図。
【図11】図9の用紙排出装置により用紙を排出後の回
動押付機構の作用を説明するための図。
【図12】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成の斜
視図。
【図13】図12の用紙排出装置の側面図。
【図14】図12の用紙排出装置により用紙を排出中の回
動押付機構の作用を説明するための図。
【図15】図12の用紙排出装置により用紙を排出後の回
動押付機構の作用を説明するための図。
【図16】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成図。
【図17】本発明の実施例の用紙排出装置の要部構成の
平面図。
【図18】図17の用紙排出装置の側面図。
【図19】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成図。
【図20】図19の用紙排出装置により用紙排出中の回転
部材の作用を説明するための図。
【図21】従来の用紙排出装置の他の例の要部構成図。
【図22】従来の用紙排出装置を適用した原稿読取装置
の一例の概略構成図。
【図23】従来の用紙排出装置における用紙排出時の作
用を説明するための図。
【図24】従来の用紙排出装置における用紙排出時の作
用を説明するための図。
【図25】従来の用紙排出ゴムが取り付けられた用紙排
出装置の概略構成の平面図。
【図26】図22の用紙排出装置の側面図。
【図27】従来のその他の用紙排出ゴムが取り付けられ
た用紙排出装置の概略構成の斜視図。
【図28】図24の用紙排出装置における用紙排出時の用
紙排出ゴムの作用を説明するための図。
【図29】従来の原稿送出部材が取り付けられた用紙排
出装置の概略構成の斜視図。
【図30】従来の用紙排出ゴムが取り付けられた用紙排
出装置における搬送中の用紙の挙動を説明するための
図。
【符号の説明】
12、21a〜21c 排出ローラー 13 従動ローラー 14 用紙トレー 17、22 駆動軸 18 用紙排出ゴム 20 支持軸 24 固定軸 31、41、51、61、71、81、91、95 用紙排出装置 32、33 剛性押付部材 42、43、45 弾性押付部材 44、56、71、73 用紙 52、62、63 回動押付機構 53、65、66、72 回動部材 54 支持軸 55、69、70 ストッパー 67、68 スプリング 82 下ガイド板 82a 補助ガイド板 92、96〜98 回転部材 94 ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 29/00 - 29/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動され用紙を機器外に排出する排出
    ローラと、 排出ローラに接触して従動し排出ローラとともに用紙を
    機器外に排出する従動ローラと、 該排出ローラおよび従動ローラへ搬送される用紙を案内
    するガイド部材と、 該排出ローラおよび従動ローラにより機器外に排出され
    た用紙が載置される用紙トレーと、 排出ローラーの軸方向端部に該排出ローラーと同一方向
    に回転するように取り付けられるとともに、排出ローラ
    ーの外周面より突出するアームが弾性部材により形成さ
    れ、排出される用紙の後端を該アームにより用紙トレー
    方向に押圧する押圧部材と、 を備え、ガイド部材上を案内されてきた用紙を、回転す
    る排出ローラと従動ローラにより機器外に排出し、排出
    された用紙の後端を押圧部材のアームにより押圧して用
    紙トレー上に用紙を載置する用紙排出装置において、 前記ガイド部材に、前記排出ローラと従動ローラのニッ
    プ位置まで、前記押圧部材の回転するアームの上方を覆
    いアームと用紙の接触を防止するガイド補助部材を配設
    したことを特徴とする用紙排出装置。
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