JP2979564B2 - プリント基板用端子 - Google Patents
プリント基板用端子Info
- Publication number
- JP2979564B2 JP2979564B2 JP2011357A JP1135790A JP2979564B2 JP 2979564 B2 JP2979564 B2 JP 2979564B2 JP 2011357 A JP2011357 A JP 2011357A JP 1135790 A JP1135790 A JP 1135790A JP 2979564 B2 JP2979564 B2 JP 2979564B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- terminal
- base
- wide flat
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント基板に半田付けして取付けられる
コネクタ・スイッチ等の電子部品のプリント基板用端子
に関するものである。
コネクタ・スイッチ等の電子部品のプリント基板用端子
に関するものである。
従来の技術 従来の技術を第2図,第3図のプリント基板結合用コ
ネクタ(以下コネクタという)の端子により説明する。
ネクタ(以下コネクタという)の端子により説明する。
第2図は、プリント基板結合用コネクタの使用状態を
示す側断面図であり、2枚のプリント基板A,Bの導体箔
1,2間にコネクタCの端子部である細幅直線状脚部3,3′
を半田9,9′によって半田付導通させている。第3図
(a)は、このコネクタの製作過程を説明する部分断面
の平面図である。同図によると、このコネクタCは複数
個の連結体30と成形基体部6,6′からなり、各連結体30
は金属薄板をプレス加工して形成され、その両端はそれ
ぞれプリント基板挿入用の細幅直線状脚部3,3′で、第
3図(b)の側面図に示すように、変形し難いように全
長に亘って山形リブ状に加工されている。4,4′は複数
個の連結体30を相互に一定のピッチで結合する連結桟
部、5は各連結体30の両端の細幅直線状脚部3,3′の間
をつなぐ細幅連結部で、可撓性を有している。
示す側断面図であり、2枚のプリント基板A,Bの導体箔
1,2間にコネクタCの端子部である細幅直線状脚部3,3′
を半田9,9′によって半田付導通させている。第3図
(a)は、このコネクタの製作過程を説明する部分断面
の平面図である。同図によると、このコネクタCは複数
個の連結体30と成形基体部6,6′からなり、各連結体30
は金属薄板をプレス加工して形成され、その両端はそれ
ぞれプリント基板挿入用の細幅直線状脚部3,3′で、第
3図(b)の側面図に示すように、変形し難いように全
長に亘って山形リブ状に加工されている。4,4′は複数
個の連結体30を相互に一定のピッチで結合する連結桟
部、5は各連結体30の両端の細幅直線状脚部3,3′の間
をつなぐ細幅連結部で、可撓性を有している。
この連結体30の両側の細幅直線状脚部3,3′と、連結
桟部4,4′の中間の、図中小ピッチの斜線ハッチングを
施した部分を成形基体部6,6′内にインサート成形した
後、連結桟部4,4′を切断することによって、第2図の
プリント基板結合用コネクタを製作する。
桟部4,4′の中間の、図中小ピッチの斜線ハッチングを
施した部分を成形基体部6,6′内にインサート成形した
後、連結桟部4,4′を切断することによって、第2図の
プリント基板結合用コネクタを製作する。
尚、図中7,7′は、成形樹脂でインサート成形した部
分がずれないように、また取付前に引っ張っても抜けな
いように強度補強するための凹部である。
分がずれないように、また取付前に引っ張っても抜けな
いように強度補強するための凹部である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の方式のコネクタにおいて
は、プリント基板の孔に挿入される端子となる細幅直線
状脚部3,3′が、輸送中やプリント基板孔挿入作業中に
変形し易いという欠点があった。
は、プリント基板の孔に挿入される端子となる細幅直線
状脚部3,3′が、輸送中やプリント基板孔挿入作業中に
変形し易いという欠点があった。
すなわち、細幅直線状脚部3,3′にほぼ全長に亘って
山形リブ状に加工しても成形基体部6,6′との境界部8,
8′には成形金型の樹脂切り部が必要なために山形リブ
を設けることができず、輸送中やプリント基板孔挿入作
業中に端子部に変形力が加わった時に、この山形リブを
つけられない境界部8,8′で細幅直線状脚部3,3′が曲っ
てしまうことになるものであった。
山形リブ状に加工しても成形基体部6,6′との境界部8,
8′には成形金型の樹脂切り部が必要なために山形リブ
を設けることができず、輸送中やプリント基板孔挿入作
業中に端子部に変形力が加わった時に、この山形リブを
つけられない境界部8,8′で細幅直線状脚部3,3′が曲っ
てしまうことになるものであった。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために山形リブを端子部
根元の広幅平面部の途中まで設け、成形金型の樹脂切り
のための平面部を残し、成形基体部を上記リブの周囲に
設けて、上記広幅平面部をその成形基体部内に埋設固定
し、端子部の先端に変形し易い部分がないように構成す
るものである。
根元の広幅平面部の途中まで設け、成形金型の樹脂切り
のための平面部を残し、成形基体部を上記リブの周囲に
設けて、上記広幅平面部をその成形基体部内に埋設固定
し、端子部の先端に変形し易い部分がないように構成す
るものである。
作用 したがって本発明によれば、山形リブが細幅直線状脚
部から根元の広幅平面部の一部に至るまで一連に設けら
れ、端子部の変形強度の劣化する細幅直線状脚部と広幅
平面部の境界部にも山形リブが設けられているため、端
子部の変形強度が劣化するところがなくなり、変形に対
して非常に強いプリント基板用端子を提供することがで
きるものである。
部から根元の広幅平面部の一部に至るまで一連に設けら
れ、端子部の変形強度の劣化する細幅直線状脚部と広幅
平面部の境界部にも山形リブが設けられているため、端
子部の変形強度が劣化するところがなくなり、変形に対
して非常に強いプリント基板用端子を提供することがで
きるものである。
実施例 本発明のプリント基板用端子の一実施例をプリント基
板用コネクタの製作過程を説明する平面図である第1図
によって説明する。
板用コネクタの製作過程を説明する平面図である第1図
によって説明する。
金属薄板をプレスして形成されたコネクタの連結体10
の両端に連続して設けられた端子部11,11′の細幅直線
状脚部12,12′には、この端子が変形し難いように山形
リブ13,13′が全域に設けらてていると共に、この山形
リブ13,13′は端子部11,11′の広幅平面部14,14′の途
中まで設けられている。
の両端に連続して設けられた端子部11,11′の細幅直線
状脚部12,12′には、この端子が変形し難いように山形
リブ13,13′が全域に設けらてていると共に、この山形
リブ13,13′は端子部11,11′の広幅平面部14,14′の途
中まで設けられている。
そして、広幅平面部14,14′の周囲は、脚部突出側端
面16,16′を除いて、それぞれの端子相互間に設けられ
た樹脂製壁部17,17′に埋設固定するように、成形基体
部18,18′が形成されている。
面16,16′を除いて、それぞれの端子相互間に設けられ
た樹脂製壁部17,17′に埋設固定するように、成形基体
部18,18′が形成されている。
また、その樹脂製壁部17,17′の端面19,19′は、端子
部11,11′の広幅平面部14,14′の脚部突出側端面16,1
6′よりも突出しており、この端面19,19′がプリント基
板装着時に、プリント基板との当接部となるように構成
されている。
部11,11′の広幅平面部14,14′の脚部突出側端面16,1
6′よりも突出しており、この端面19,19′がプリント基
板装着時に、プリント基板との当接部となるように構成
されている。
以上のように、山形リブ13,13′が細幅直線状脚部12,
12′の全域と広幅平面部14,14′の途中にまで設けられ
ているため、端子の変形強度が強くなっている。特に、
従来問題であった細幅直線状脚部12,12′と広幅平面部1
4,14′との境界部にも山形リブ13,13′が設けられてい
るため、端子の変形強度は従来に比して格段に向上する
ものである。
12′の全域と広幅平面部14,14′の途中にまで設けられ
ているため、端子の変形強度が強くなっている。特に、
従来問題であった細幅直線状脚部12,12′と広幅平面部1
4,14′との境界部にも山形リブ13,13′が設けられてい
るため、端子の変形強度は従来に比して格段に向上する
ものである。
また、21,21′は複数個の連結体10を相互に一定のピ
ッチで結合する連結桟部、15は両端の端子部11,11′の
間をつなぐ細幅連結部であり、連結体10が成形基体部1
8,18′内にインサート成形された後に、この連結桟部2
1,21′を切断し、第2図に示す従来の技術の場合と同様
のプリント基板結合用コネクタとなるものである。
ッチで結合する連結桟部、15は両端の端子部11,11′の
間をつなぐ細幅連結部であり、連結体10が成形基体部1
8,18′内にインサート成形された後に、この連結桟部2
1,21′を切断し、第2図に示す従来の技術の場合と同様
のプリント基板結合用コネクタとなるものである。
そして、広幅平面部14,14′の山形リブ13,13′を除く
周囲の平面部に樹脂製壁部17,17′との境界を設けてい
るため、成形金型の樹脂切りを容易とするとともに、端
面19,19′をプリント基板装着時の当接部としたため、
安定した装着のできるプリント基板用端子を提供できる
ものである。
周囲の平面部に樹脂製壁部17,17′との境界を設けてい
るため、成形金型の樹脂切りを容易とするとともに、端
面19,19′をプリント基板装着時の当接部としたため、
安定した装着のできるプリント基板用端子を提供できる
ものである。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、幅の細い
変形し易い端子を、広幅平面部の途中にまで山形リブを
設け、その周囲を成形基体部で覆って構成するものであ
り、端子の変形し易い部分を皆無にすることによって、
端子の変形強度を大幅に向上させたプリント基板用端子
を提供できるものである。
変形し易い端子を、広幅平面部の途中にまで山形リブを
設け、その周囲を成形基体部で覆って構成するものであ
り、端子の変形し易い部分を皆無にすることによって、
端子の変形強度を大幅に向上させたプリント基板用端子
を提供できるものである。
第1図は本発明のプリント基板用端子を有するコネクタ
の一実施例の製作過程を説明する平面図、第2図は従来
のプリント基板用端子を有するコネクタのプリント基板
装着時の側断面図、第3図(a)は同コネクタの製作過
程を説明する部分断面の平面図、同(b)は直線状脚部
の側面図である。 10……連結体、11……端子部、12……細幅直線状脚部、
13……山形リブ、14……広幅平面部、15……細幅連結
部、16……脚部突出側端面、17……樹脂製壁部、18……
成形基体部。
の一実施例の製作過程を説明する平面図、第2図は従来
のプリント基板用端子を有するコネクタのプリント基板
装着時の側断面図、第3図(a)は同コネクタの製作過
程を説明する部分断面の平面図、同(b)は直線状脚部
の側面図である。 10……連結体、11……端子部、12……細幅直線状脚部、
13……山形リブ、14……広幅平面部、15……細幅連結
部、16……脚部突出側端面、17……樹脂製壁部、18……
成形基体部。
Claims (3)
- 【請求項1】成形基体部から突出した金属薄板製のプリ
ント基板挿入用の細幅直線状脚部と根元の広幅平面部か
ら成り、その細幅直線状脚部の全域から広幅平面部の途
中まで一連の山形リブを有すると共に、広幅平面部の脚
部突出側を除く山形リブの周囲を成形基体部内に埋設し
たことを特長とするプリント基板用端子。 - 【請求項2】同一平面上に平行して配列された複数個の
プリント基板用端子相互間に、成形基体部と一体の樹脂
製壁部を設け、この樹脂製壁部によってその左右に位置
する端子の細幅直線状脚部根元の広幅平面部の山形リブ
の周囲を夫々埋設することにより形成される請求項1記
載のプリント基板用端子。 - 【請求項3】細幅直線状脚部根元の広幅平面部の脚部突
出側端面よりも樹脂製壁部の端面を突出させて、プリン
ト基板との当接部を形成したことを特長とする請求項1
または2記載のプリント基板用端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011357A JP2979564B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | プリント基板用端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011357A JP2979564B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | プリント基板用端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03216971A JPH03216971A (ja) | 1991-09-24 |
JP2979564B2 true JP2979564B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=11775779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011357A Expired - Fee Related JP2979564B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | プリント基板用端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979564B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2011357A patent/JP2979564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03216971A (ja) | 1991-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |