JP2978571B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2978571B2
JP2978571B2 JP3024193A JP2419391A JP2978571B2 JP 2978571 B2 JP2978571 B2 JP 2978571B2 JP 3024193 A JP3024193 A JP 3024193A JP 2419391 A JP2419391 A JP 2419391A JP 2978571 B2 JP2978571 B2 JP 2978571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー複写機等の画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機においては、原稿を照明するため
に照明装置には光力の大きなランプが用いられている。
この照明装置の発光ランプによる発熱エネルギ−は大き
く、特に、発光ランプにハロゲンランプを使用して露光
処理を行うカラ−複写機においては、光量を多く必要と
し、その発熱エネルギ−が一層多くなければ、感光体の
感度特性、色分解フィルタの分光透過率による適正な露
光量が得られない。そのため、感光体の線速を遅くし
て、露光量を少なくさせることにより、発光ランプの発
熱エネルギ−を少なくさせることも考えられるが、一枚
当たりの複写速度が遅くなり、また、単位時間当たりの
複写枚数も少なくなるために、複写効率が低下してしま
う。
【0003】また、走行ユニットに冷却ファンを搭載
し、発光ランプを冷却することも行われている(例え
ば、実開昭62−109157号公報に開示されてい
る)。この場合、冷却ファンの冷却容量を大きくして冷
却風を強くすると、機械内外からのトナ−や粉塵等が浮
遊しやすくなり、それらが感光体やコンタクトガラス、
レンズ系、ミラ−系などに付着するとコピ−画像に悪影
響を及ぼすことになる。このため、発光ランプの発熱エ
ネルギ−(電力)を急激に下げることは望ましくない。
従って、カラ−複写機においては、感光体の感度、色分
解フィルタの分光透過率により適正な露光量を得るため
には、発光ランプを広範囲なランプ電力に可変できるよ
うにし、十分な光量範囲を持つものとすることが必要と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、発光ランプが広範囲なランプ電
力を持つようにすると、発光ランプの発熱エネルギ−も
変化するため、冷却ファンの風量によっては、ハロゲン
ランプのバルブの管壁温度により、適正なハロゲンサイ
クルが働かなくなり、黒化やフィラメントの溶断が起こ
りやすくなる。その結果、ハロゲンランプの寿命を著し
く低下させ、頻繁な部品交換が必要になると共に、サ−
ビスコストもかかるという問題が生じる。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、ランプのハロゲンサイクルの維持を図り、コンタ
クトガラスの温度上昇の抑制を可能にすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、複数のハロゲンランプによって構成され
ると共に原稿の読取部を照明する発光ランプと、該発光
ランプの光を原稿方向へ反射させる反射板と、及び前記
読取部からの反射光を光学系へ反射させるミラー機構と
を搭載した搬送部材を備え、像担持体上に前記原稿に応
じた、少なくともR露光、G露光、及びB露光を行って
フルカラー画像を形成すべく、各露光のために、各露光
毎に前記搬送部材を前記原稿に対して相対移動させて前
記発光ランプにより前記原稿を照明する画像形成装置に
おいて、前記発光ランプ及び前記反射板の各々を冷却す
べく前記搬送部材の移動範囲の一端の近傍に配設される
送風手段と、前記発光ランプの駆動を制御すると共に、
前記送風手段の送風量を前記発光ランプの駆動状況に応
じて可変する制御手段とを備え、前記制御手段は、B露
光に対応する前記搬送部材の相対移動の際には、R及び
G露光に各々対応する前記搬送部材の相対移動の場合に
比して、前記発光ランプの光量を大きくする共に、前記
送風手段の送風量を大きくするように制御する画像形成
装置を提供するものである。
【0007】
【作用】本発明による画像形成装置にあっては、発光ラ
ンプの駆動状況に応じて相違する発熱エネルギーに応じ
て送風手段の送風量が切り替えられる。従って、発光ラ
ンプは常に適正に保たれ、ランプの黒化による原稿面の
配光分布及び露光分布の光量むらに起因して発生する異
常画像、フィラメントの断線などを低減し、寿命延長及
び部品交換の低減を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明による画像形成装置及び
これを採用したカラ−複写機を示す概略構成図である。
図1に示すように、カラ−複写機には、コンタクトガラ
ス116に載置された原稿を照明する照明装置101、
照明による原稿からの反射光を露光位置側へ反射させる
ミラー部材102、投影レンズを保持したレンズキャリ
ッジ103、色分解手段として色分解フィルタ104、
投影レンズ及び色分解フィルタ104を介して露光が行
われる感光体ドラム105、色分解の黒色に対応して現
像を行うための黒現像器106、黒以外のグリーン、ブ
ルー、レッドの各色を現像するためのカラー現象器10
7、除帶電器108、転写済みの感光体表面の残留トナ
ーを除去するための感光体クリーニング装置109、転
写用のシート(記録用の普通紙など)が巻き付けられる
転写ドラム装置110、転写済みの記録紙にトナー像を
定着させるための定着装置111、転写ドラム装置11
0へ指定の用紙を1枚単位で供給するための給紙装置1
12、モータやソレノイドなどの各種駆動部材及び照明
装置101などを統括制御するための制御部113、各
部材及び回路に電源を供給するための電源部114、照
明装置101のランプやコンタクトガラスを冷却するた
めの照明冷却ファン115などが設けられている。
【0009】図2は照明装置の主要部を示す平面図、図
3は図2に示した照明装置の側面断面図、図4は図2に
示した照明装置の側面図である。原稿に対向する部位に
は、発光ランプ201、主反射板202、対向反射板2
03、第1ミラー301がコンタクトガラス116に対
向して設けられている。図2に示すように、横一列に並
べられた複数の発光ランプ201は、発光ランプ201
の下部に位置する楕円曲線の主反射板202と、これに
続く上方の上側反射板302との間に設けた開口部30
3を通って、その軸線が光学スキャン方向に平行に挿入
され、主反射板202、上側反射板302の各焦点面に
発光部分が位置されるように取り付けられている。発光
ランプ201よりの光において、主反射板202よりの
反射光は直接コンタクトガラス116上のスリット状照
射部304に到るが、上側反射板302よりの反射光
は、主反射板202の先端に形成された対向反射板30
5により反射して、同じくスリット状照射部304に到
着するように上側反射板302も楕円曲線にされてあ
る。
【0010】尚、コンタクトガラス116上の原稿から
の反射光は、主反射板202及び対向反射板203の間
の段状部に設けられたスリット216を通り、板バネ3
06により固定された第1ミラーを介してレンズ系に導
かれ、更に色分解フィルタなどを介して感光体ドラム1
05上に投影される。また、203は遮光板であり、2
04は照度補正板であり、主反射板202、対向反射板
305及び上側反射板302と共にスキャナ本体205
(搬送部材)に止ネジ206により固定されている。更
に、207はスキャナガイドロッド、208は側反射
板、209はランプ給電ケーブル、210はガイドレー
ル、211は発光ランプ201を固定するためのプリン
ト基板、212は照明部支持体である。
【0011】図5は照明ランプ用プリント基板の平面図
である。本実施例においては、発光ランプ201は照明
ランプ用プリント基板211に図2に示すように横一列
に配列されており、図5に示すようなプリント基板21
1のプリント回路501上のピン接続穴502にランプ
ピン端子213を挿入接続し、半田付けなどにより固定
した状態になるよう、主反射板202を止めネジ206
にて固定した照明部支持体212にスペーサ214を介
して段付ネジ215により発光ランプ軸線が光学スキャ
ン方向と平行になるように固定されている。
【0012】発光ランプ201は、図2に示すように、
光軸XーXに合致させて固定した発光ランプL104を
中心として左右対称位置に各々間隔A、B、Cの位置に
発光ランプL101、L102、L103、L105、
L106、L107より構成される1群の発光ランプ
と、光軸XーXに対して左右対称位置に各々間隔a、
b、cの各位置に配置したL201、L202、L20
3、L204、L205、L206より構成される1群
の発光ランプとの2群の発光ランプから構成されてい
る。
【0013】図6は2群の発光ランプを駆動するための
制御装置の詳細を示す回路図である。予め設定されたプ
ログラムに従って各種の処理を実行するCPU(中央処
理装置)601には、発光ランプL101〜L107及
びL201〜L206を点灯させるためのハロゲンラン
プ制御装置602及び照明冷却ファン115を駆動する
ためのファン駆動回路603が接続されている。このよ
うに、発光ランプLは、あらゆる条件下で必要とする照
明分布が得られるよう配置されてある。尚、この制御構
成の詳細については、例えば、特願昭61ー42998
号中に記載がある。
【0014】本発明におけるハロゲン発光ランプのW
(ワット)数の一例を示せば、次のようになる。即ち、
L101、L104、L107は40W、L102、L
103、L105、L106、L202〜L205は5
0W、L201、L206は60Wである。そして、各
群のW数は、L1ハロゲンランプ群では320Wであ
り、L2ハロゲンランプ群では320Wであり、合計で
640Wとなる。各群のランプ間隔は、図2に示すよう
に、光軸XーXを基準として左右に、L1群はA=52
mm、B=106mm、C=153mmの間隔であり、
L2群はa=29mm、b=93mm、 c=140m
mの間隔で配置されている。上記のように配置すること
により、図7の特性bに示すような原稿面の配光分布が
得られ、こうすることにより図8の特性bに示すよう
に、感光体ドラム面上でも照度ムラが少ないフラットな
露光分布が得られる。
【0015】図7の特性bに示すグラフの数値を表で示
すと図9のようになる。本発明におけるランプの配列
は、図10に示すように、光軸XーX上にL1群に属す
る発光ランプL104を配し、この両側に二個づつ配置
している。このようにしたことにより、原稿面の配光分
布は、ハロゲンランプ群L1を点灯した場合、L2を点
灯した場合、L1とL2の両方を点灯した場合のいずれ
の場合でも適正なものが得られる。
【0016】ここで、ハロゲンランプ群L1を85V、
320Wで点灯すると、消費電流は3.76Aになる。
同様にハロゲンランプ群L2をV、320Wで点灯する
と、消費電流は同じく3.76Aになり、合計の消費電
流は7.52Aになる。従来の1灯のみによるランプ構
成では、85V、640Wのハロゲンランプが必要(例
えば、1灯ランプで320Wのランプ電力が必要)であ
るとすると、ランプへの印加電圧を変える必要がある。
この場合の印加電圧V1 は次のようになる。即ち、V1
=(W/W0 1/k ×V0 となり、この式に数値を代入
すると、V1 =(320/640)1/1.54×85≒5
6.5V、R0 =V0 2 /W0 =852 /640≒5
1.29Ω、ここで、Wは必要なランプ電力、W0 は定
格ランプ電力、V0 は定格ランプ電圧、kは定数(1.
54)、である。従来の1灯ランプ85V、640Wを
320Wの必要ランプ電力にするために、印加電圧を5
6.5Vとして点灯すると、消費電流は、ランプ抵抗を
0とすると、V1 /R0 =56.5/11.29=5
Aになる。また、印加電圧を大巾に下げることにより、
ハロゲンランプの色温度変動が大きくなる。このよう
に、2群に分けたランプを切り換えることにより、1灯
ランプの場合よりも消費電流が少なくて済むため、省電
力化になる。
【0017】ところで、照明装置の発光ランプ201に
例えば、ハロゲン電球を使用した場合、バルブの官壁温
度によって適正なハロゲンサイクルが働かなくなり、黒
化し易くなったりフェラメントの溶断が起こり易くな
り、寿命を早めてしまうため、適正なハロゲンサイクル
を保つために適度な冷却が必要とされている。ハロゲン
電球を一定なハロゲンサイクルに保つためには、バルブ
の官壁温度を250℃〜550℃の温度範囲内にするこ
とが推奨されている。このために、照明冷却ファン11
5(本実施例では、直流ファンモータ使用している)が
用いられるが、図3の矢印で示すように、その冷却風の
流れは照明ランプ用プリント基板211、反射板20
2、305、302の各々を冷却し、更に発光ランプ2
01を冷却できるように配設されている。また、照明冷
却ファン115は、コンタクトガラス116にも風を吹
きつけることにより、照明装置の異常温度上昇によるコ
ンタクトガラス116の変色及び破損を未然に防止する
ことができる。
【0018】尚、照明装置内の温度が異常に上昇した場
合に対処するために、図6に示すように温度ヒューズ6
04が設けられている。この温度ヒューズ604は、ラ
ンプ群L1とL2の中間接続点とハロゲンランプ制御装
置602の制御端子間に接続され、照明ランプ用プリン
ト基板211上に設けられた図5のピン接続穴503に
ヒューズ取付台のピン部を挿入接続し、取付台の平面部
がプリント基板211に対して垂直な状態になるように
半田付けなどにより固定されている。そして、温度ヒュ
ーズ604の感知面には円筒状の絶縁チューブ(耐熱性
が必要とされるため、テフロン、シリコンなどの材料)
を被せて、プリント基板211に密着するようにして取
付けられている。
【0019】温度過昇防止手段は、例えば、点灯装置の
異常(制御用素子として双方向サイリスタを使用した場
合の短絡事故)により過電圧が発光ランプ201に連続
的に印加されたり、照明冷却ファン115の異常(停
止)による照明装置の異常温度上昇によるコンタクトガ
ラス116の変色及び破損、発光ランプ201のプリン
ト基板からの脱落(はずれ)、プリント基板の燃焼など
を未然に防ぐために設けられている。そして、設定温度
に温度が上昇すると、ハロゲンランプ制御装置602は
発光ランプL1、L2群に対する電圧の印加を遮断す
る。温度過昇防止手段は、温度ヒューズの他、例えばサ
ーモスイッチを利用してもよい。
【0020】照明冷却ファン115は、前述したように
反射板202、302、305、発光ランプ201及び
照明ランプ用プリント基板211を冷却しているが、更
に冷却効果をあげるために、図3に示すように、スキャ
ナ本体205の照明装置支持部307の一辺を下方に曲
げた屈折部308により、照明冷却ファン115からの
冷却風を、積極的に照明部支持体212の下面へ送り込
んでいる。また、図3に示すように照明部支持体212
の座面に発光ランプ201の位置に併せて開けられた開
口部309を通してきた冷却風は、発光ランプ201、
反射板202、302、305をも冷却することにな
る。
【0021】図11はファン駆動回路603の詳細を示
す回路図である。このファン駆動回路603は、ファン
トリガ信号1及びファントリガ信号2の各々に対応して
設けられたダーリントントランジスタ1101及びダー
リントントランジスタ1102からなる2つのスイッチ
回路を主体に構成され、各トランジスタのエミッタに
は、異なる電源電圧(+24V及び+15V)が印加さ
れており、負荷となる照明冷却ファン115に印加され
る電圧が選択できるようにされている。尚、各トランジ
スタのコレクタに接続されているダイオード1103、
1104は、一方の出力電圧が他方の回路に逆電圧とな
って印加されるのを防止するために設けられている。
【0022】図12は照明冷却ファンの切換処理を示す
フローチャートである。発光ランプの制御においては、
各露光毎に発光ランプ群L1、L2及びランプ出力電圧
を切換えて適正な露光量を得るようにしている。しか
し、発光ランプL1或いはL2のみを点灯させた場合
と、発光ランプ群L1、L2の双方を同時に点灯した場
合だと、発光ランプの色温度に差ができ、発光ランプ群
L1或いはL2のいずれか一灯を点灯した場合はランプ
官壁温度は低くなり、逆に、発光ランプ群L1、L2の
双方を同時に点灯した場合は、ランプ官壁温度は高くな
る。そのため、例えば複写モード(白黒コピーモード、
シングルカラーモード、フルカラーモード)に応じて、
照明冷却ファン115の風量を変化させることによりラ
ンプ官壁温度を一定に保ち、適正なハロゲンサイクルを
働せねばならない。本実施例では、例えば、各色露光
(BK :黒、B:ブルー、G:グリーン、R:レッド)
毎に発光ランプL1、L2の点灯を切換えることによっ
て、照明冷却ファン115の風量を変化させている。
【0023】図12のフローチャートに示すように、操
作部のコピーボタン(図示せず)を押下することによ
り、コピーモードをスタートさせる(STEP1)。B
K 、G、R露光のように、発光ランプ群L1或いはL2
のいずれか一灯しか点灯しない場合(STEP2、7)
は、ファントリガ1信号をOFFにし、ファントリガ2
信号をONにすることにより、照明冷却ファン115へ
は+15Vが印加され、照明冷却ファン115が回転す
る(STEP8)。B露光の場合は、発光ランプ群L
1、L2の双方が点灯するため(STEP3)、ファン
トリガ2信号をOFFにすると共にファントリガ信号1
をONすることにより、照明冷却ファン115へは+2
4Vが印加され、照明冷却ファン115が回転する(S
TEP4)。そして、コピー動作が停止すると(STE
P5)、ファントリガ1信号及びファントリガ2信号が
共にOFFになり、照明冷却ファン115は回転を停止
する(STEP6)。
【0024】尚、本実施例では照明冷却ファンの風量を
切換えるものとしたが、コピーサイズ、点灯電圧、また
照明装置、コンタクトガラスの適切な個所に温度検知素
子を設けて、その演算結果により照明冷却ファンの風量
を段階的に変化させれば、より安定した発光ランプのハ
ロゲンサイクルを得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明によれ
ば、複数のハロゲンランプによって構成されると共に原
稿の読取部を照明する発光ランプと、該発光ランプの光
を原稿方向へ反射させる反射板と、及び前記読取部から
の反射光を光学系へ反射させるミラー機構とを搭載した
搬送部材を備え、像担持体上に前記原稿に応じた、少な
くともR露光、G露光、及びB露光を行ってフルカラー
画像を形成すべく、各露光のために、各露光毎に前記搬
送部材を前記原稿に対して相対移動させて前記発光ラン
プにより前記原稿を照明する画像形成装置において、
記発光ランプ及び前記反射板の各々を冷却すべく前記搬
送部材の移動範囲の一端の近傍に配設される送風手段
と、前記発光ランプの駆動を制御すると共に、前記送風
手段の送風量を前記発光ランプの駆動状況に応じて可変
する制御手段とを備え、前記制御手段は、B露光に対応
する前記搬送部材の相対移動の際には、R及びG露光に
各々対応する前記搬送部材の相対移動の場合に比して、
前記発光ランプの光量を大きくする共に、前記送風手段
の送風量を大きくするように制御するようにしたので、
発光ランプは常に適正に保たれ、ランプの黒化による原
稿面の配光分布及び露光分布の光量むらに起因して発生
する異常画像、フィラメントの断線などを低減し、寿命
延長及び部品交換の低減を図ることができ、さらに、フ
ルカラー画像を得るために複数回の露光をする間もハロ
ゲンランプのハロゲンサイクルを適正に保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明装置及びこの照明装置が適用
される複写機の照明装置の一実施例を示す概略構成図で
ある。
【図2】照明装置の主要部を示す平面図である。
【図3】図2に示した照明装置の側面断面図である。
【図4】図2に示した照明装置の側面図である。
【図5】照明ランプ用プリント基板の平面図である。
【図6】2群の発光ランプを駆動するための制御装置の
詳細を示す回路図である。
【図7】本発明による原稿面の配光分布を示す特性図で
ある。
【図8】図8に示した特性に対応する露光分布特性図で
ある。
【図9】図7に示したの特性を数値で示した特性表図で
ある。
【図10】本発明におけるランプの配列説明図である。
【図11】ファン駆動回路の詳細を示す回路図である。
【図12】照明冷却ファンの切換処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 照明装置 102 ミラー部
材 103 レンズキャリッジ 105 感光体ド
ラム 115 照明冷却ファン 201 発光ラン
プ 202 主反射板 205 スキャナ
本体 301 第1ミラー 601 CPU 602 ハロゲンランプ制御装置 603 ファン駆
動回路 604 温度ヒューズ 1101、1102 ダーリントントランジスタ L101〜L107 発光ランプ L201〜L206 発光ランプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のハロゲンランプによって構成され
    ると共に原稿の読取部を照明する発光ランプと、該発光
    ランプの光を原稿方向へ反射させる反射板と、及び前記
    読取部からの反射光を光学系へ反射させるミラー機構と
    を搭載した搬送部材を備え、 像担持体上に前記原稿に応じた、少なくともR露光、G
    露光、及びB露光を行ってフルカラー画像を形成すべ
    く、各露光のために、各露光毎に前記搬送部材を前記原
    稿に対して相対移動させて前記発光ランプにより前記原
    稿を照明する画像形成装置において、 前記発光ランプ及び前記反射板の各々を冷却すべく前記
    搬送部材の移動範囲の一端の近傍に配設される送風手段
    と、前記発光ランプの駆動を制御すると共に、 前記送風手段
    の送風量を前記発光ランプの駆動状況に応じて可変する
    制御手段とを備え、前記制御手段は、B露光に対応する前記搬送部材の相対
    移動の際には、R及びG露光に各々対応する前記搬送部
    材の相対移動の場合に比して、前記発光ランプの光量を
    大きくする共に、前記送風手段の送風量を大きくするよ
    うに制御することを特徴とする画像形成装置。
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