JP2976221B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2976221B2
JP2976221B2 JP61225412A JP22541286A JP2976221B2 JP 2976221 B2 JP2976221 B2 JP 2976221B2 JP 61225412 A JP61225412 A JP 61225412A JP 22541286 A JP22541286 A JP 22541286A JP 2976221 B2 JP2976221 B2 JP 2976221B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パチンコ機の遊技盤に配された入賞口に飛
び込む入賞球としてのパチンコ球によって供給される賞
品球の数を変えることができるパチンコ機に関するもの
である。 (従来の技術) 従来、パチンコ機の遊技盤に配された入賞口に入賞球
としてのパチンコ球が飛び込んだとき、その入賞球に対
して供給される賞品球としてのパチンコ球の数は一定で
ある。このほかに、入賞口毎に供給される賞品球の数を
異ならせたものがある。 (発明が解決しようとする問題点) 上記の一方のパチンコ機の場合、入賞球に対する賞品
球の数が一定であることは、入賞球が入賞口に入り易く
するか、または入り難くするかだけの遊技性を遊技者に
提供しているものであって、他方のパチンコ機では、入
賞口毎に賞品球の数は固定的に設定されているので、そ
れなりの遊技性を持ち合わせているが、その単調さを改
良する必要がある。 そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされ
たものであって、入賞口に飛び込む入賞球に対する賞品
球の数を変えることによって、新たな遊技性を提供する
と共に遊技者と遊技機管理者との間に利益の調和を持た
せたパチンコ機を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の特徴は、遊技盤上
に設けられた複数の入賞口および該入賞口とは異なる始
動口と、 該始動口へのパチンコ球の入賞に応じ、予め定められ
た複数種類の識別情報のいずれかを表示するための図柄
表示器と、 該図柄表示器によって表示された識別情報の種別に応
じて入賞機会を増大するための大入賞装置と、 該大入賞装置、入賞口または始動口へのパチンコ球の
入賞に応じ、予め定められた複数種類の払出数のうちの
いずれかで賞品球を供給するための賞品球供給装置と、 該賞品球供給装置、大入賞装置および図柄表示器を順次
動作させるための制御手順を格納したメモリーと、 前記賞品球供給装置、大入賞装置および図柄表示器を
制御するため、遊技の進行に伴って前記制御手順を前記
メモリーから読出して順次実行するためのCPUと、を備
え、 前記制御手順を1サイクル分実行するために要する時
間が所定の時間になるように、前記制御手順には、最終
命令としてループ状の乱数発生処理工程を含むことを特
徴とする。 (作用) 上記構成から、遊技者によって打ち放されたパチンコ
機のうち、いずれかが複数の入賞口のいずれかに入賞球
として飛び込んだ時、賞品球供給装置から供給される賞
品球の数は調節できるので、遊技者に多くの入賞機会を
与えると共に遊技者と遊技機管理者との利益の調和が維
持できる。 (実 施 例) 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は、本発明のパチンコ機であって、1はパチンコ機
の前面枠であり、この前面枠1には、遊技盤2と、打球
槌(図示省略)を駆動してパチンコ球を遊技盤2内へ打
ち込むためのハンドル3と、打球槌までパチンコ球を導
く打球待機樋4と、この打球待機樋4に賞品球を払い出
す賞品球払出口5と、打球待機樋4内が満杯の場合、そ
の余剰賞品球を払い出す余剰賞品球払出口6と、その受
け口7と、後述する図柄表示器8を停止させるための停
止指令スイッチ9とが配設されている。 遊技盤2上には、中央役物装置10と、その下部には大
入賞装置11とが取り付けられ、中央役物装置10の中央前
面には複数の図柄表示器8が取り付けられている。図柄
表示器8の下部には、継続回数表示器12が位置し、この
継続回数表示器12を中心にして両側には、始動記憶個数
表示灯13が取り付けられている。一方、大入賞装置11の
本体14の中央箇所は大入賞口15になっており、これを開
閉できるように上下に開閉板16が取り付けられ、本体14
の背面に位置するソレノイド(図示省略)に連結される
ことによって開閉自在となっている。上側の開閉板16の
上部には、10カウント表示灯17が取り付けられて大入賞
口15に入るパチンコ球の数を表示できるようになってい
る。このパチンコ球の数を検出するための10カウントス
イッチ18が第2図に示すように大入賞口15のパチンコ球
が通る通路の両側に、そして、10カウントスイッチ18と
継続回数の検出を兼ねた継続スイッチ19(第2図)が上
記した二個の10カウントスイッチ18,18に挾まれた中央
に位置している。大入賞装置11の上部両側には始動口2
0,20が形成され、この両始動口20,20の中間でわずかに
上方位置の遊技盤2上には同じく始動口20が形成され、
この各始動口20,20,20には、第2図に示すようにパチン
コ球の通過を検出する始動球検出スイッチ21,21,21が取
り付けられている。このほかに、遊技盤2上に形成され
た入賞口として役物セーフ孔(通称チューリップ)22、
中央役物装置10の両側の左肩および右肩入賞口23,23そ
して、中央役物装置10の上部に形成されている天入賞口
24がある。そして、左右肩入賞口23,23と天入賞口24と
に共通する通過スイッチ23a,23aが取り付けられてい
る。さらに、遊技盤2の下部の左側には、後で詳しく述
べるが7個賞球回数表示器26と、右側には13個賞球回数
表示器27とが取り付けられ、7個賞球回数表示器26に対
応して、遊技盤2の両側には、7個賞球表示灯28が取り
付けられている。 なお、遊技盤2上には図示省略されている障害釘が多
数打込まれ、このほか上部に位置するランプ風車29など
によって、誘導レール30を通って飛び込むパチンコ球が
入賞口に入れば、賞品球の獲得が可能となり、それに応
じて配設されている表示灯が点灯する。入賞口に入らな
かったパチンコ球はアウト孔31から出ていく。 上記したように入賞口にパチンコ球が入ることによっ
て遊技者は賞品球を獲得できるが、この供給機構につい
て説明すると、第3図は、パチンコ機の裏側を示してお
り、第2図が遊技盤2の直ぐ裏側を示しているのに対し
て、第3図は、パチンコ機の本体の裏側と、本体にヒン
ジによって開閉できるようになっている裏蓋32とを示し
ている。本体の上部には、パチンコ球が収納される貯溜
タンク33が位置し、この貯溜タンク33からは平行に二条
の供給樋34が形成されて、裏蓋32が閉じられた時、同じ
く平行の誘導路35に連通するようになっている。蛇行状
の誘導路35から下の部分は、パチンコ球が一時貯溜でき
るように賞球ケース36になっており、第4図に示すよう
に誘導路35から賞球ケース36の間の箇所には切欠部37が
形成されて、この切欠部37にパチンコ球の通過を規制す
る流入規制部材38が偏平状の機構部39の回動動作によっ
て進退動自在になっている。機構部39には、上記のほか
に、その回動によって上下動する上リンク棒51が軸支さ
れ、その上端部は回動する回動部材52に軸支されてい
る。また、通常、誘導路35内に突き出るように樋鍵53が
回動自在に軸支されて、誘導路35内にパチンコ球がない
ときは、樋鍵53が左旋回して回動部材52が右旋回しない
ようにしている。さらに、上記した回動部材52の軸支箇
所から、図面上で右上部にはピン54が埋め込まれて、こ
のピン54が、回動ピン55を中心に回動する三角片56に形
成された長孔57に嵌まり込んでいる。三角片56には、突
起58が形成されて、回動部材52の回動によって突起58が
賞球制御スイッチ25を開閉するようになっている。 機構部39には、さらに上記した上リンク棒51とは反対
方向に向けて機構部39の回動によって上下動する下リン
ク棒59が軸支されている。下リンク棒59の下端部は、回
動自在に軸支されている水平棒60の一端部と軸支され、
その他端部はセーフ玉寄せ部61から下方に形成された落
下通路62に臨んでいる。セーフ玉寄せ部61からの出口に
は、パチンコ球の自重に応じて回動するレバー63が軸支
され、その回動によって、上記の水平棒60を固定位置に
したり解除したりする鍵機構64が落下通路62に沿って各
所に軸支されている。 流入規制部材38の下部には、上端部が軸支され、上記
の機構部39によって作動する流出規制部材40が位置し
て、賞球ケース36内のパチンコ球を一時貯溜できるよう
になっている。流出規制部材40は第4図の矢印Aによっ
て示す箇所を裏から見た状態である第5図に示すよう
に、その先端部に二箇所の段差部41a,41bが形成され
て、この縦断面を第6図に示すように、賞球ケース36の
うち賞球貯溜室42内のパチンコ球は段差部41aによって
支えられ、賞球貯溜室43のパチンコ球は賞球貯溜室42の
ものよりも一個分だけ下を段差部41bによって支えて、
下方に延びる賞球放出通路44に落下しないようになって
いる。一方の、賞球貯溜室43には、第6図に示すよう
に、停止窓45が開いており、この停止窓45の内部に対し
て、軸支されたストップ部材46の爪部47が進退自在する
ようになっている。この進退動は、第7図に示すように
摺動部材48がソレノイド49の励磁によって押し上げられ
た時、摺動部材48の先端がストップ部材46の下端傾斜部
50に摺接して爪部47が停止窓45に入り込み、そしてソレ
ノイド49の解磁によって爪部47は停止窓45から離れる。
このようにして、上記した流出規制部材40と連動するこ
とにより、例えば、第6図および第7図に示すように上
記した第4図に示す機構部39を動作させて流出規制部材
40の各段差部41a,41bを各賞球貯溜室42,43内のパチンコ
球の一番下に当てることによって、パチンコ球を貯溜す
る。このとき、ストップ部材46の爪部47は、停止窓45か
ら離れている。そして、第6図に示すように賞品球とし
てのパチンコ球のうち、7個を賞球放出通路44に落下さ
せるときは、ソレノイド49を励磁させて、ストップ部材
46の爪部47を停止窓45内に挿入し、賞球貯溜室43内の一
番下にあるパチンコ球と、その上のものとの間に入れ
る。次に、第4図に示すように、セーフ玉寄せ部61から
入賞球としてのパチンコ球が落下して水平棒60に当り、
その自重によって水平棒60は矢印Bの方向に回動するの
で、その動作は下リンク棒59によって機構部39を回動さ
せるので流入規制部材38を切欠部37に挿入して、それよ
り上流側のパチンコ球を停止させる一方、流出規制部材
40を回動させ、賞球貯溜室43の1個のパチンコ球と、賞
球貯溜室42の6個のパチンコ球とが賞球放出通路44に落
下する。この時、三角片56は回動部材52によって左旋回
するので、その突起58は賞球制御スイッチ25への押圧を
解除することになる。したがって、賞球制御スイッチ25
に対して、入賞球が落下してこないときには三角片56の
突起58が押圧していることになる。13個のパチンコ球を
落下させるときは、ストップ部材46の爪部47を停止窓45
から離して、流出規制部材40を回動させれば第6図に示
す13個の全てのパチンコ球が落下するようになってい
る。 次に上記構成のパチンコ機を動作させるための回路構
成を述べる。この構成は、本出願人がすでに提出済の実
願昭61−40467号の明細書に添付されている第12図の回
路構成図に近似しており、この回路構成の中で表示モー
ド切換回路135とLED表示色選択回路137とを除いて、第
8図に示すように賞球制御スイッチ25と、賞球制御スイ
ッチ回路65と、ソレノイド49と、賞球ソレノイド駆動回
路66とを加えた内容である。したがって、この回路構成
の説明は、本発明に係わる箇所の説明だけに留める。こ
のうち、賞球制御スイッチ25が閉成されると、この信号
は賞球制御スイッチ回路65によって信号波形を整えて、
入出力制御装置に伝送される。そして、賞球制御スイッ
チ25の閉成に応じて、賞球ソレノイド駆動回路66から第
6図および第7図に示すようにソレノイド49を駆動する
ようになっている。さらに、通過スイッチ23a,23aが通
過スイッチ回路23bに接続されて、通過スイッチ23a,23a
が閉成した時、その信号を入出力制御装置に伝送するよ
うになっている。 上記構成によってなるパチンコ機は、第1図に示すよ
うに遊技盤2上に遊技者がパチンコ球を打ち放つことに
よって、そのパチンコ球が、天入賞口24、左右肩入賞口
23,23、役物セーフ孔22,22、始動口20,20,20等に飛び込
み、所定数の賞品球が上記した賞球貯溜室42および賞球
貯溜室43の両方、またはいずれかから供給される。 上記のパチンコ機の動作を一例として入賞機会を増大
させることを示している第9図、第10図および賞球制御
を示している第11図、第12図、第13図をもとにして説明
する。第9図〜第13図はパチンコ機の動作を第8図に示
す回路構成の入出力制御装置に接続されている各回路と
共にCPU内で制御される状態を示している。 まず、はじめに第9図に示すように電源が「オン」さ
れることによってRAM、バファ等のクリアおよび各スイ
ッチがチェックされる。いわゆる初期設定され、そし
て、各入賞口のうちのいずれかに入賞球としてのパチン
コ球が飛び込まない限り、図柄表示器8の停止はなく、
開閉板16,16の開放も生ずることはない。第9図〜第13
図に示す流れ図の始めから終わりまで(なお、第9図及
び第10図がメインルーチン、第11図は、後述するように
第10図の「賞球制御処理」の詳細であり、第11図及び第
12図は第10図の鎖線によって囲んだ箇所に代わる処理内
容であり、前記「第9図〜第13図に示す流れ図の始めか
ら終わりまで」は実質的に、第9図〜第10図に示す流れ
図の始めから終わりまで〔すなわち、第9図の「開始」
から第10図の「乱数発生」まで〕に相当する。本実施例
では、この第9図〜第10図に示す流れ図の始めから終わ
りまでの処理が本願発明の〈制御手順〉を構成する。)
は所定の処理時間に設定されており(後述する「乱数発
生」による時間消費が行われることにより、所定の処理
時間に設定されることになる。)、したがって何も発生
しない時は、第9図の「開始」から第10図の「明暗判断
出力セット」までは、所定の処理時間よりも早く到達す
るので、その残りの時間は、第10図に示すようにループ
の形で処理が行われる「乱数発生」によって処理時間に
到るまで時間消費にあてられる。また、入賞口に入賞球
が入ったことによって処理が行なわれ、この処理が所定
の処理時間以内の時も、同じく「乱数発生」によって残
りの時間は所定の処理時間になるまで時間消費すること
になる。 まず、第1の具体例としては、大役のとき、大入賞口
15への入賞球に対して13個の賞品球を供給し始動口20,2
0,20のいずれかに入賞球としてのパチンコ球が飛び込ん
で、それに対応する各始動球検出スイッチ21,21,21によ
って検出した後、所定時間が経過するか、または遊技者
が停止指令スイッチ9に触れることによって、図柄を停
止させ図柄表示器8の組み合わせが小役および中役のと
きに、始動口20,20,20の入賞球には常時、7個の賞品球
を供給することとし、小役、中役のときには開放した大
入賞口15への入賞球にも7個の賞品球を供給する場合で
ある。なお、小役とは大入賞装置11に形成されている大
入賞口15が開閉板16,16によって0.4秒間開放されること
であり、一方、中役とは2秒間開放されることである。
因みに大役は大入賞口15が開閉板16,16によって30秒間
開放する。この大役の間の大入賞口15が開放中に図示省
略されている継続通路に入賞球が入ることによって継続
スイッチ19から検出信号が発せられたときに、開閉板1
6,16が、この時の開放を終了した後、再び30秒間開放す
る。但し、継続回数は10回で終了する。 この制御は、まず第9図に示すように「遊技中か?」
の判断では、遊技中であって、この時は、まだ図柄表示
器8の可変表示は停止には到らないので、「組合せ図柄
のカウントアップ処理」によって、さらに図柄表示器8
の可変表示を行なう。この後、始動球検出スイッチ21,2
1,21のいずれかによって入賞球が検出されたことによっ
て所定の表示ランプや、図柄表示器8の表示の点滅処理
を行ない、「遊技中?」の判断では遊技中であるから、
第9図のから第10図のへ移る。第10図に示す「継続
発生?」の判断では、継続ではないので、「図柄停止
?」に移り、この時点では、図柄は停止しようとしてい
るので、図柄表示器8の3桁のうち、左側、中央、右側
の順に停止させて、これらが全て停止すると、「組合わ
せチェック」によって、図柄の組合わせがチェックされ
る。「大役?」では、この場合、小役または中役の場合
であって、「役?」のところでは役となり「役セット」
によって、小役または中役のいずれかの時間(0.4秒ま
たは2秒)で開閉板16,16の開閉動作のセットがなされ
る。次に、「ダイナミック表示セレクト」によって停止
した図柄表示器8の内容から、小役、中役であるから、
それに対応する各表示灯、図柄等の表示処理を行なう。
そして、7個の賞品球の供給制御処理を行なうために、
その詳細を示す第11図に移り、始めの始動口20,20,20の
いずれかの入賞により「始動球検出スイッチにより制御
カウンタを+1する」を実行し、「ソレノイドONか?」
によってソレノイド49の出力が作動中かどうか判定し
て、それが解磁のときは「制御カウンタ」を判定し、7
個の賞品球供給の場合、「制御カウンタ」の内容は零で
はないので、7個の賞品球の供給を行なうため、次の
「制御スイッチONか?」で制御スイッチの作動チェック
を行なう。ここで言えることは、「制御カウンタ」の内
容が零にならない限り7個の賞品球供給が、後述する13
個の賞品球供給よりも優先して行なわれる。この後、
「制御スイッチONか?」の判定で「オン」ではない場合
は、セーフ玉寄せ部61から水平棒60の端部に入賞球が落
下して水平棒60が賞球制御スイッチ25が閉成する角度に
なるまで下降回動していないことである。賞球制御スイ
ッチ25が「オン」の時は、7個の賞品球の供給を行なう
動作に入るので「制御カウンタを−1する」のところ
で、上記したように「制御カウンタ」に加算した内容か
ら「1」を引く。そして、7個賞球回数表示器26のセッ
トと、「ランプ表示および効果音セット」を行なった
後、「ソレノイドONセット」によってソレノイド49の励
磁を行なう。この時、「制御スイッチOFFか?」では賞
球制御スイッチ25が、まだ「オン」のままであるか判定
する。すなわち、7個の賞品球の供給をするために、上
記したように、セーフ玉寄せ部61から入賞球が落下して
水平棒60の端部を下降回動させ、所定角度になったとこ
ろで、三角片56の突起58が賞球制御スイッチ25から離れ
て、開成状態、「制御スイッチON」となるからである。
なお、賞球制御スイッチ25は常閉接続されていることに
なる。そして、「制御スイッチ1秒以上ONか?」では、
通常、7個の賞品球の供給は賞球供給装置の構造上1秒
以内で終了することができるので、第10図に示すように
「動作音セレクト」に移り、効果音等の出力が設定され
る。 「制御スイッチ1秒以上ONか?」のところで「1秒以
上」のときは、異常な状態であるから、さらにソレノイ
ド49が引き続き5秒間励磁されているか判定される。こ
れは、ソレノイド49の故障防止と同時に賞球供給装置に
よって行なわれる賞品球の供給に問題があったことを検
知するもので、「ソレノイド5秒セット済みか?」によ
って「セット済み」でなければ5秒間のタイマをセット
した後、「異常音セット」を行なう。「セット済み」で
あれば、5秒を経過したかどうか判定し、5秒経過して
いなければ時間の測定を行ない、5秒後はソレノイド49
が焼き切れる可能性があるために、ソレノイド49を強制
的に解磁する。 次に所定の処理時間内において「ソレノイドONか?」
のところでソレノイド49を出力判定し、励磁している時
は、7個賞品球の供給の作動励磁状態になったことであ
るから、第7図に示すようにストップ部材46の爪部47が
賞球貯溜室43の停止窓43内にはいり込んだ状態である。
そして、7個の賞品球の供給を表示するために7個賞球
回数表示器26に回数を表示するためのセットと、所定の
7個賞品球用の表示ランプ点灯のセットと、効果音のセ
ットとをした後、「ソレノイドONセット」によってソレ
ノイド49の励磁を行なう。この時、「制御スイッチOFF
か?」では、賞球制御スイッチ25は水平棒60が所定角度
以上に下降回動しているので、すでに「オン」であるか
ら「制御スイッチ1秒以上ONか?」のところで1秒以内
の正常な状態として第10図の「動作音セレクト」に移
り、効果音等が設定される。水平棒60は、さらに下降回
動し、流出規制部材40が回動して賞球貯溜室43内のパチ
ンコ球を6個残して、その1個を、賞球貯溜室42内の6
個と共に7個の賞品球が賞球放出通路44に落下して、そ
れを遊技者に供給する。供給後、水平棒60は元の位置ま
で上昇回動するため賞球制御スイッチ25は元の通り閉成
状態になる。「制御スイッチOFFか?」の判断で「オ
フ」の状態であれば、ランプおよび効果音をリセットし
て「ソレノイドOFF、タイマークリア」する。 小役、中役の間に10カウントスイッチ18および後述す
る特別な意味をもつ10カウントスイッチの機能を兼ね備
えている継続スイッチ19によって入賞球が検出された
時、上記したように7個の賞品球が供給される。なお、
大役中は10カウントスイッチ18,19の「制御カウンタ」
への信号の出力は停止するので、大入賞口15への入賞に
対しては13個の賞品球が供給される。また、小役、中役
の間に他の入賞口としての天入賞口24および左右肩入賞
口23,23に対しても通過スイッチ23a,23aを設けることに
より入賞球を検出して7個の賞品球が供給されるように
することができる。 第2の具体例としては、始動口20,20,20のいずれかに
入賞球が飛び込み、それに対応する始動球検出スイッチ
21,21,21のいずれかがパチンコ球の飛び込みを検出した
後、所定時間が経過するか、または停止指令スイッチ9
に遊技者が触れることによって、図柄を停止させ図柄表
示器8の組み合わせが大役のとき、大入賞口15が開閉板
16,16によって30秒間開放する。この大役の間の大入賞
口15が開放中に図示省略されている継続通路に入賞球が
入ることによって継続スイッチ19から検出信号が発せら
れたときに、開閉板16,16が、この時の開放を終了した
後、再び30秒間開放する。この継続回数は、継続回数表
示器12に表示されるが、大入賞口15へ入賞した入賞球に
対して6回目までは、1個の入賞球につき、7個の賞品
球が供給されるが、7回目から10回目までは13個の賞品
球が供給されることである。なお、大入賞口15への入
賞、球の飛び込みは10個までであって、大入賞口15への
入賞球は10カウントスイッチ18および10カウントスイッ
チ機能を備した継続スイッチ19によって検出され、それ
を10カウント表示灯17に表示し、10個の入賞球を検出し
たときは、開閉板16,16の開放が30秒に満たなくとも大
役は終了する。しかし、大役中に継続スイッチ19によっ
て入賞球が検出されると、開閉板16,16は、さらに30秒
間の開放を行なう、この間に10カウントスイッチ18によ
って10個の入賞球を検出したときは、開閉板16,16の開
放が30秒に満たなくとも大役は終了する。 この第2の具体例の場合、第9図に示すように、始動
口20,20,20のいずれかに入賞球が入り、それに対応した
始動球検出スイッチ21,21,21のいずれかによって、その
通過が検出される。そして、第1の具体例と同様の制御
経路をたどり、第9図のから第10図のへ移る。ここ
では、まず、「組合わせチェック」では、図柄は大役で
あるから「大役?」の判断により「YES」となって「大
役セット」により開閉板16,16を30秒間開放するように
セットする。大役中に継続スイッチによって入賞球が検
出されると、「継続発生?」の判断では「YES」となっ
て、「大役継続?」の判断では、さらに「YES」となっ
て、継続中であるから「継続数加算大役継続セット」に
よって継続回数が加算されると共に、継続を実行するた
めに、開閉板16,16の開放動作のセットがなされる。そ
の後、「ダイナミック表示セレクト」によって、各表示
灯、図柄等の表示処理を行ない、賞品球の供給制御処理
を行なうために、第10図に示す「賞球制御処理」の詳細
を示す第11図に移る。第11図に示す流れ図のうち鎖線に
よって囲んだ箇所は、この第2の具体例では、第12図に
取って代わる。そして「大役か?」の判断では当然、大
役であるから継続回数が「継続回数7か?」によって
判断され、この時、まだ6回以下とし、第11図に示す
「ソレノイドONか?」の判断に移る。この後は、第1の
具体例のところで説明したと同様に7個の賞品球が、
「制御カウンタ」に記憶されている入賞回数と同じ数を
表示している7個賞球回数表示器26の内容を減算しなが
ら供給される。 そして、大役中の継続回数が7回または、それ以上に
なった時は、第12図に示すように、「継続回数7か
?」の判断では「YES」であるから第11図に移り、10カ
ウントスイッチ18,19の「制御カウンタ」への検出信号
の出力は停止され、各スイッチの検出による「制御カウ
ンタ」が零になるまで、7個の賞品球の供給を行なった
後、13個の賞品球の供給を行なう。 なお、大役は、上記した継続回数が10回目になると、
開放中に継続スイッチ19に入賞しても、継続とはなら
ず、10カウントスイッチ18による10個の入賞球の検出に
よって終了する。この大役終了の制御は、第9図に示す
ように「役中?」の判断から「大役?」の判断に移り、
そして、「継続終了?」によって継続回数が10回になっ
たならば、「継続球チェック処理」をせずに次に10カウ
ントスイッチ18のチェックが行なわれ、「10カウント数
10?」の判断で10個ならば「役出力終了?」に移り、
ここでは、「YES」となって大役が終了する。次に続
く、流れ図は、「役出力終了」にもかかわらず「10カウ
ント数=0?」の判断に対して10カウント数が零、すなわ
ち10カウントスイッチ18が故障したり、引き抜かれるよ
うな不正行為を防止するために計数が不能になった場合
の判定をする機能を備えている。 次に第3の具体例としては、始動口20,20,20のいずれ
かに入賞球が入ることによって大役となり、この大役の
間に、さらに始動口20,20,20のいずれかに入賞球が入っ
たとき、いわゆる継続中であって、始動記憶個数表示灯
13に表示する。そして、大役中に2個の入賞球が始動口
20,20,20のいずれかに入るまでは、その入賞球毎に7個
の賞品球を供給するものとして、その回数を「制御カウ
ンタ」に記憶する。そして、大役中に始動口20,20,20に
入る入賞球の3個目から他の入賞口への入賞によっても
全て13個の賞品球を供給するようにしたものである。大
役が終了した後は、大役以前の状態に復帰する。 なお、大役中の始動口20,20,20に入賞した回数を記憶
するのは4回までである。 この具体例の制御のうち、第9図および第10図の説明
については、上記したので第11図を中心に説明する。な
お、第11図に鎖線で囲んだ箇所は、この具体例の場合第
13図に取って代わる。まず、大役中であって、この間に
始動口20,20,20に入賞して、始めの2個までは、「始動
口入賞回数3」の判断によって「ON」であるから第11
図に示すように、「ソレノイドONか?」の判断を行な
い、第1の具体例に述べたと同様にして7個の賞品球が
供給される。 大役中で、始動口20,20,20への入賞が3回以上になっ
たときは、「始動口入賞回数3」の判断で「YES」と
なって、「制御カウンタ」への各スイッチからの信号の
出力を停止して、第2の具体例に述べたと同様に13個の
賞品球が供給される。 次に、上記したような大役が終了した時は、第13図に
示すように「大役か?」の判断では「NO」となって、各
スイッチの「制御カウンタ」への信号の出力を再開させ
る。以後各スイッチを通過した入賞球に対しては7個の
賞品球が供給される。 なお、上記した三具体例は本発明の一部を開示しただ
けであって、第11図に鎖線によって示した流れ図の箇所
を別の構成にすることによって多くの異なった遊技性を
提供でき、その遊技内容毎に7個または13個の賞品球変
換を行なうことができる。 また、本実施例では、図柄表示器8は三個にしたが。
これは一個であってもよい。図柄表示器8はドラムの外
周の図柄を描いたものや、リーフ式のように図柄を可変
させるものであってもよい。 上記した各具体例に示した動作を実行する時は、始動
口20,20,20または他の天入賞口24、左右肩入賞口23,23
等の入口付近に立設した、周知の障害釘を操作し、入賞
球が入り易くすることによって、入賞確率を増大させる
ことができる。このように入賞確率を高くすることによ
って、7個の賞品球の供給回数を多くし、一方、入賞確
率を低くして13個の賞品球の供給を行なう。また、7個
の賞品球の供給を13個よりも優先して供給したり、逆に
13個を7個よりも優先して供給することができる。この
ことから遊技性が増大し、しかも遊技者と遊技機管理者
との間には利益の片寄りはない。 (発明の効果) 以上述べたことから本発明のパチンコ機は、複数の入
賞口のうちの一部に入賞球としてのパチンコ球が入る
と、所定時間後または停止指令によって可変表示してい
る識別情報表示器が停止し、その時の識別情報の内容に
よって入賞機会が増大されたり、また、その他の入賞口
への入賞球に対しても入賞機会が増大されたりして、各
入賞球毎に供給される賞品球の数を入賞機会が多い時に
は少なくして、その供給回数を多くし、入賞機会が低い
時には賞品球の数を多くするように賞品球の数を切り換
えることができることから遊技者に新たな遊技性を提供
でき、しかも遊技者側と遊技機管理者側との間に利益の
調和を保つことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の各実施例に共通するパチンコ機の正
面図、 第2図は、第1図に示すパチンコ機の遊技盤の裏面を示
す正面図、 第3図は、第1図のパチンコ機の裏蓋を開いた状態を示
す正面図、 第4図は、第3図の裏蓋に形成された賞品球供給装置の
詳細を示した拡大継断面図、 第5図は、第4図の背面を示した縦断面図、 第6図は、第5図に矢印C−Cによって示す略縦断面
図、 第7図は、第6図のパチンコ球を落下させた状態を示す
略縦断面図、 第8図は、本発明のパチンコ機を作動させるための回路
構成図、 第9図は、本発明のパチンコ機の動作のうち入賞機会を
増大させる論理を示す流れ図、 第10図は、第9図に続く流れ図、 第11図は、賞球制御の処理を示す流れ図、 第12図は、第11図に鎖線によって示す箇所に代る流れ
図、 第13図は、第11図に鎖線によって示す箇所に代る流れ図
である。 2……遊技盤、8……識別情報表示器(図柄表示器)、
15,20,22,23,24……入賞口(大入賞口、始動口、役物セ
ーフ孔、左右肩入賞口、天入賞口)、25,38,40,42,43,6
0……賞品球供給装置(賞球制御スイッチ、流入規制部
材、流出規制部材、賞球貯溜室、賞球貯溜室、水平棒)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遊技盤上に設けられた複数の入賞口および該入賞口
    とは異なる始動口と、 該始動口へのパチンコ球の入賞に応じ、予め定められた
    複数種類の識別情報のいずれかを表示するための図柄表
    示器と、 該図柄表示器によって表示された識別情報の種別に応じ
    て入賞機会を増大するための大入賞装置と、 該大入賞装置、入賞口または始動口へのパチンコ球の入
    賞に応じ、予め定められた複数種類の払出数のうちのい
    ずれかで賞品球を供給するための賞品球供給装置と、 該賞品球供給装置、大入賞装置および図柄表示器を順次
    動作させるための制御手順を格納したメモリーと、 前記賞品球供給装置、大入賞装置および図柄表示器を制
    御するため、遊技の進行に伴って前記制御手順を前記メ
    モリーから読出して順次実行するためのCPUと、を備
    え、 前記制御手順を1サイクル分実行するために要する時間
    が所定の時間になるように、前記制御手順には、最終命
    令としてループ状の乱数発生処理工程を含むことを特徴
    とするパチンコ機。
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