JP2975572B2 - 可変の減衰力を有する振動ダンパー - Google Patents
可変の減衰力を有する振動ダンパーInfo
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Description
に記載の、可変の減衰力を有する振動ダンパーに関す
る。
公報から、類似の構成の振動ダンパーが知られている。
当該振動ダンパーの減衰力特性曲線は、完全に本質的
に、遮断弁体に作用するばねの調整に依存している。さ
らに、それぞれ圧力付勢される面の大きさが完全に本質
的に当該減衰弁の開放挙動に影響を及ぼす。
は、比較的にフラットな減衰力特性曲線である。それら
の減衰力特性曲線は、減衰媒体の比較的高い流速の領域
においてほぼ互いに平行に延びている。これに関連する
ことは、ドイツ特許出願公開第4104110号公報、
図13において指摘されている。これらの弁の本質的な
問題点は、それらが比較的に公差に敏感であり、その結
果それらの調整のために相当な経費をかけなければなら
ないということである。つまり、当該減衰弁の一つまた
は複数のばねのプレストレスを調整しなおすことが可能
であって、それによって特性曲線が限度内で移動させら
れ得た。
は、液圧によるコントロール可能な振動ダンパーのため
の弁装置が記載されている。当該振動ダンパーの場合に
は、パーフェクトな磁束が引張りねじ(Spannschraube)
を用いて作り出され得る。この構造の場合には磁束のた
めの設けられた経路内での空隙が出発点とされる。この
空隙は、その作用において電磁コイルの力展開(Kraften
tfaltung)を低下させる抵抗である。当該空隙を補償で
きれば、予定された磁力が与えられる。
報により、弁の調節のための方法が知られている。当該
方法では、弁が、弁体についての開放方向における切替
機能を担う。当該弁は、所定の開放過程(Oeffnungsphas
e)の範囲内で、設定された貫流量を通過させる必要があ
る。達成可能な貫流量についてのパラメータは、開放運
動が可能な限り迅速に進行することに見ることができ
る。そのために、前記弁体をばねの力に抗して持ち上げ
る磁気的な最小力が必要である。要求される最小力が達
成されないと、もっぱら磁束に対する抵抗が調節され
る。
可能な減衰力を有する振動ダンパーについて作動特性曲
線の調整を行うことである。
は、減衰媒体によって満たされたシリンダーを有し、当
該シリンダーにおいてピストンを備えるピストン棒が軸
方向に可動に形成されており、当該ピストンが前記シリ
ンダーを二つの作業室に分割している振動ダンパーにし
て、減衰弁を有し、当該減衰弁の減衰力が、電磁コイル
によって磁束帰還体の内部のアンカーに少なくとも一つ
の弾性体の弾性力に抗して発生させられる磁力によっ
て、変化させられ得る、前記振動ダンパーにおいて、有
効な弾性力の変化が前記減衰弁の減衰弁ストローク位置
に関連して生じることが可能であり且つさらに調節装置
を用いた前記磁束帰還体の磁気伝導率の調整可能性によ
り与えられていることによって、前記電磁コイルの異な
る電流供給によって区別される少なくとも二つの特性曲
線の調整のための少なくとも二つの調整パラメターがあ
り、前記調節装置が磁気的な幅狭箇所からなり、当該幅
狭箇所に対して磁気的な導体が並列接続され得ること、
及び前記導体がほぼリング形の形状を有し、それによっ
て前記アンカーの背後の空間への到達通路があることに
よって解決される。
非常に厳密に調整され得る。特に磁束帰還体の磁気的な
伝導率の公差が補整され得る。全部で、手に入れようと
される要求に対応する特性図がそろうまで、当該作用に
おいて作動点(Betriebspunkt)が減衰力・速度特性図に
おいて水平に且つ垂直(鉛直)に移動させられ得る。本
発明についての構造上の経費は並の程度であり、達成可
能な結果に対して非常に有利な割合である。
節装置が弾性体のプレストレスを変化させるための弾性
体支持装置に依存せずに調整可能であることが考慮に入
れられている。それによって、特性図における測定点の
移動方向の厳密な分離が可能である。
よって、アンカーの背後の空間への到達通路があるの
で、同一の側の弾性体支持装置がケーシングの外側でも
調節可能であり得る。
節装置に同心(同軸)に配置されていると特に場所の節
約になることが実証されている。さらに、減衰弁が非常
作動調整のための弁部と通常作動のための弁部とをもっ
ていることが考慮に入れられている。その際、弾性力
は、通常作動のための弁部に開放方向にプレストレスを
与える。非常作動調整は、ほぼ中間の減衰力調整に対応
し、いずれにせよ最大のハードなあるいはソフトな減衰
力調整には対応しない。この構造方式の弁には、それら
が比較的わずかな電力消費によって、運転中にたびたび
生じる比較的ソフトな減衰力調整に保たれ得るという利
点がある。
よって行われる。それによって、アンカーに作用する磁
力の無段階の調整がある。この関連において、導体が調
整工具のための工具面を有する。導体が遮断弁ケーシン
グの外部に配置されているので、遮断弁装置がすでに閉
じられて完成している場合でも、さらに調整が行われ得
る。その際、当該遮断弁ケーシングは、磁気的な帰還体
の構成要素である。
イパスに軸方向に相前後して配置されている。その際、
別の部材に対する導体の距離の変化によって磁束のため
の当該バイパスが制御され得る。
慮に入れていることが有利である。車両における振動
が、もっとも、取付け操作もまた、調節された減衰弁に
変化を生じさせないことが必要である。それゆえに、弾
性体支持装置も調整防止装置を有する。
合している部材と弾性体支持装置との間にある。当該ケ
ーシングは、最大の且つ最も頑丈な部材であり、それゆ
えに、当該防止装置のためのベースとして用いられる。
るいは)調整防止装置が摩擦拘束的(kraftschluessig)
に構成されていると特に有利であることを明らかにし
た。形状拘束的な結合は、それらが係合の際にほんの少
しだけの変化を弁の調整に関して生じさせる傾向があ
る。そのために、調整防止装置及び(あるいは)位置調
節防止装置は、摩擦リングからなる。当該摩擦リングは
特に有利な部材である。当該部材は、それに加えてわず
かにしか構造空間を必要としない。
に説明する。図1において、振動ダンパーはシリンダー
1を有する。当該シリンダーには、ピストン棒3が軸方
向に可動に配置されている。ガイド兼シールユニット7
は、ピストン棒3を前記シリンダーの上部端部から外へ
案内する。シリンダー1の内部では、ピストン棒3に、
ピストン弁装置11を備えるピストンユニット9が固定
されている。シリンダー1の下部端部は、底部弁装置1
5を備える底部プレート13によって閉鎖されている。
シリンダー1は、容器パイプ17によって覆われてい
る。容器パイプ17と中間パイプ5とが、リング状空間
19を形成する。当該リング状空間は補償室である。シ
リンダー1の内部の空間は、ピストンユニット9によっ
て、第一の作業室21aと第二の作業室21bとに分割
されている。作業室21a及び21bは、液圧流体(作
業物質)によって満たされている。補償室19は、レベ
ル(水平面)19aまで流体(液体)で満たされてお
り、その上方はガスで満たされている。補償室19の内
側には、第一の導管区間、すなわち高圧部区間(Hochdru
ckteilstrecke)23が形成されている。当該高圧部区間
は、シリンダー1の孔25を介して第二の作業室21b
と連通している。この高圧部区間には、容器パイプ17
に側方に取り付けされた遮断弁装置27が接続してい
る。これから、不図示の第二の導管区間、すなわち低圧
部区間(Niederdruckteilstrecke)が補償室19へ通じ
る。
かって繰り出されると、上側の作業室21bは縮小され
る。上側の作業室21b内には過圧が発生する。当該過
圧は、遮断弁装置27が閉鎖されているかぎりは、下側
の作業室21aへのピストン弁装置11によってしか緩
和され得ない(逃がされ得ない)。遮断弁装置27が開
放されていると、同時に流体が上側の作業室21bから
高圧部区間23及び遮断弁装置27を通って補償室19
へ流れる。従って、ピストン棒3を繰り出す場合の振動
ダンパーの減衰特性(減衰特性曲線)は、遮断弁装置2
7が程度の差はあれともかく開いているか閉じているか
に依存している。その際、当該遮断弁装置の調整は、段
階的にあるいは無段階に行うことが可能である。
られると、下側の作業室21a内に過圧が生じる。流体
は、下側の作業室21aからピストン弁装置11を通っ
て上方へ上側の作業室21b内へ移ることができる。シ
リンダー1の内部でピストン棒体積が増大することによ
って排除される流体は、底部弁装置15を通って補償室
19内へ追い出される。上側の作業室21b内では、ピ
ストン弁装置11の貫流抵抗が底部弁装置15の貫流抵
抗よりも小さいので、同様に圧力上昇が生じる。この上
昇する圧力は、遮断弁装置27が開放されている場合に
は、高圧部区間23を通ってこれまた同様に補償室19
内へあふれ出ることが可能である。このことは、ショッ
クアブソーバー(緩衝器)が、ピストン棒を引っ込める
際にも、遮断弁装置27が開放されているときには比較
的ソフトな特性(特性曲線)をもち、当該遮断弁装置が
閉鎖されているときには比較的ハードな特性をもつこと
を意味する。これは、ピストン棒が繰り出される場合に
も全く同様である。バイパスの高圧部区間23を通って
の流動方向は、ピストン棒が引っ込められるか繰り出さ
れるかにかかわらず、常に同一方向であるということを
心にとめておく必要がある。
7に限定されている。これは、パイプソケット(Rohrstu
tzen)29によって容器パイプ17の接続スリーブ(Ansc
hlussstutzen)31と連結されている。高圧部区間23
は、遮断弁装置27に対する連通開口部を有する中間パ
イプ5によって形成される。中間パイプ5の連通開口部
は、クリップされた(留められた)中間リング35をも
っている。当該中間リングは、主段階弁37への結合を
形成する。
の内部に弾性体(例えば、ばね)41を有する。当該弾
性体は、遮断弁体43に遮断弁座45に向かってのプレ
ストレスを与える。遮断弁座45は、盤状体47の構成
要素である。当該盤状体は、主段階弁ケーシング39を
端部側で限定する。弾性体41は、主段階弁ケーシング
39の後壁49に支持されている。その際、当該後壁
は、主段階弁ケーシング39及び盤状体47とともに、
制御室51を形成する。主段階弁37における圧力付勢
される面の設計は、弁を開く作用をする面の面積が弁を
閉じる作用をする面よりも大きくなければならないとい
う原則に従って行われる。したがって、中間パイプ5の
内部の中央ダクト53を介して主段階弁37に流れてく
る際に、弾性体41の弾性力が越えられているときに
は、常に遮断弁体43を持ち上げて引き離す運動(Abhub
bewegung)が行われねばならない。主段階弁ケーシング
39は、独自の検査を受けさせることができる独立の組
立ユニットである。
配置されている。流入弁55は流入横断面(流入部)5
7からなり、当該流入横断面は少なくとも一つの弁板5
9によっておおわれる。図面では、当該流入弁の流入横
断面を通る切断平面と当該流入弁のウェブ(細条部、St
eg)を通る切断平面とが置かれた。いくつかの流入横断
面が使用され得る。それらの流入横断面は、ウェブ55
aによって流入弁内で分離される。当該流入弁によっ
て、引張り方向において及び押圧方向において、減衰媒
体の以下のような速度範囲、すなわちその速度範囲では
主段階弁及び(あるいは)前段階弁が開かれているよう
な速度範囲で減衰力が発生させられる。その結果、全部
で減衰力特性曲線がこの速度範囲において、傾向上、比
較的大きな減衰力へ高められる。その際、上述のように
当該遮断弁装置はピストン棒の両方の運動方向について
有効であるので、前記ピストン弁に及び前記底部弁に付
加的に負荷(Anstrengungen)が与えられる必要はない。
体周知のリベット61によって流入弁に保持される。そ
のために、ウェブ55aが開口部を形成する(すなわ
ち、ウェブ55aが車輪のスポークのように流入弁にお
いて均等に配置されており、これらのウェブの間に個々
の開口部が形成され、それらの開口部が総体で流入横断
面57を形成する)。当該ウェブは、当該開口部の領域
に、周囲方向における連結をもっていない。実際的に
は、それらのウェブの端面がリベット61を中心に合わ
せる。その際、リベットの代わりにねじを使用してもよ
い。前記一つ(または複数)の弁板の遮蔽の変化によっ
て流入弁の減衰力特性曲線が要件に適合させられ得る。
先行開口部横断面(pilot opening cross section)57
a、あるいは付加的な先行絞り板59aを用いて先行絞
り弁(pilot throttle valve)が、流入弁の漸進的(progr
essiv)な減衰力特性曲線領域のために構成されていても
よい。前記一つ(または複数)の弁板のために、遮断弁
体43から独立な弁座面63が前記盤状体にはめ込まれ
ている。
う。そのために、減衰媒体が、遮断弁体43の開口部4
3aを通って前段階弁の方向へ流れる。主段階弁から流
れ出る減衰媒体の動圧を完全には前段階弁に作用させな
いために、開口部43aと流入横断面57とは半径方向
に距離をおいて設けられている。前段階弁は、図3に拡
大して図示されている。この前段階弁は、電磁コイル6
7の形でのアクチュエーターによってアンカー69と関
連してその調整ポジションに関して変化させられる。当
該アンカーは、磁気的に伝導性のリング状体71からな
る。当該リング状体内には、磁化され得ない軸体73が
配置されている。当該軸体は、筒体として構成されてい
る。その結果、前記アンカーが液圧的に圧力補整されて
いるとみなされ得る。前記軸体の主段階弁側の端部に
は、本来の前段階弁が形成されている。当該前段階弁
は、遮断弁装置の通常作動のための弁部75と非常作動
のための弁部77とをもっている。通常作動弁部75
は、選択によって、シート弁あるいはすべり弁として構
成され得る。非常作動弁部77は、すべり弁として形成
されており、且つ制御エッジ79と協働する。その際、
制御エッジ79は、通常作動弁部のための弁座81と反
対の側に位置する。その結果として、非常作動弁部の貫
通横断面が縮小される程度において、通常作動弁部の貫
通横断面が拡大しなければならない。非常作動のための
最小貫通横断面は、制御エッジにおけるあるいは非常作
動弁部77における刻み目(Kerbe)79aによって定め
られ得る。この考察では、通常作動弁部のための貫通横
断面の定められた大きさ以降はパイロットコントロール
作用(Vorsteuerwirkung)における変化がもはや生じない
ことを考慮に入れねばならない。この大きさは、ストロ
ーク行程(Hubweg)によって定められる。その結果とし
て、当該ストローク行程によって両方の弁部75;77
がその作用において独立に構成され得る。そのために、
弾性体セット(ばねセット)83が用いられる。当該弾
性体セットは、この実施形態では二つの部分から形成さ
れている。非線形の弾性率(ばね係数、Federrate)を有
する弾性体ならば、すなわち、ばね行程(変位)が増大
するとともに弾性率が増大する弾性体ならば、一つの部
分からなる弾性体を用いてもよい。本形式の場合には、
上述の非線形の弾性率は二つのばねによって実現されて
いる。それらのばねは、明らかに異なった個々の弾性率
を有する。小さい弾性率をもつ長いほうのばねは、常に
前記軸体に当接しており、当該軸体に磁力に抗して、あ
るいは非常作動状態ではストッパー85に抗してプレス
トレスを与える。短いほうのばねは、前記アンカーが通
常作動状態にあるときにだけ作用する。そうでなけれ
ば、前記軸体と短いほうのばねとの間には接触がない。
ストッパー85は、その位置によって非常作動の際の貫
流横断面を定める。なぜならば、リング状体71がその
後側で前記ストッパーに支持されるからである。前記ス
トッパーは、相対透磁率(比透磁率)≒1を有する非伝
導性の材料からなる。その結果、磁束についての損失及
び前記ストッパーと前記アンカーとのはりつきが生じな
い。前記ストッパーの後方にはストッパーシール部87
が形成されており、当該ストッパーシール部がアンカー
後室89を周囲に対して密閉する。さらに、前記ストッ
パーは、弾性的な材料からなることが有利である。
が取り付けられている。当該調節ねじは、ねじ部によっ
て前記ストッパーとともに軸方向に前記リング状体に対
して位置を調節され得る。この調節ねじを使って、遮断
弁装置の組み立てが完成した状態で非常作動のための貫
流横断面を無段階に調整することが可能である。その
際、それによって通常作動弁部が特記すべきほどの影響
を及ぼされることはない。なぜならば、それらの弁部
は、別個のばね83と関連して持ち上げ(ストローク、H
ub)によって分離されているからである。そのために、
調節ねじ91と前記アンカーの当該調節ねじ側の端部と
の間に軸方向の間隔91aがある。前記調節ねじと前記
ストッパーとの間には、スナップ鉤部85aによって結
合が作り出されている。当該結合がストッパーシール部
87にプレストレスを与える。その代わりに、ねじ結合
あるいは押圧結合(圧縮結合、Pressverbindung)を用い
てもよい。
レート93の構造形式での弾性体支持装置が用いられ
る。当該ばね支持プレートは、同様にねじ部によって、
その軸方向の位置に関して変化させられ得る。それによ
って、弾性体セット83の弾性体プレストレスが要件に
適合させられ得る。ばね83が通常作動弁部に向き合っ
て(反対の側に)位置することによって、当該ばね力が
通常作動弁部に関して開放方向に作用する。確かに当該
ばねも非常作動弁部について変えられるが、すでに何回
か述べたように、小さい弾性率のゆえに非常作動弁部7
7の弁挙動にはほとんど影響を持たない。
磁気的な導体95の構造での調整装置が用いられる。当
該導体はリング形の形状を有し、その結果アンカー69
の後方の空間への到達を可能にする。当該導体は、磁気
的な幅狭箇所97に平行にバイパスに配置されている。
当該バイパスには、軸方向に相前後して導体95と別の
部材91、この実施形態では調節ねじ91とが配置され
ている。当該導体が調節ねじ91の方向にねじ部95a
によって移動させられる程度において、当該調節ねじと
当該導体との間の間隔が減少する。従って、前記磁気的
な幅狭箇所は、あまり実効がない。なぜならば、磁束に
対する抵抗としての前記間隔が低下し、且つ磁束が当該
バイパスを経て流出するからである。この措置によっ
て、前記一つ(または複数)のばね83の力に抗して
の、前記リング状体への力効果をもつ磁束が目的に合う
ように適合させられ得る。その結果、前記アンカーへの
力効果(ダイナミックエフェクト)に影響を及ぼす可能
性のある公差が補償され得る。
体は工具面(Werkzeugflaechen)99をもっている。当該
工具面に、調整工具が差し込まれ得る。従って、遮断弁
装置全体は、前段階弁の作動挙動に影響を及ぼし、且つ
それによって遮断弁装置の作動挙動に影響を及ぼし得る
三つの独立の調整手段をもっている。磁束の作用及びば
ね支持プレート並びに非常作動調整のための調節ねじの
調整は機能的に互いに独立に調整され得る。
に、ケーシング101の内部に配置されている。当該ケ
ーシングは、例えばカバー103とポット状の収容部1
05とを有する。その際、当該ケーシングは、磁束のた
めの帰還体(return body for the magnetic flux)の一
部を形成する。当該磁束の力は、前記アンカーの調整の
ために利用される。前記収容部は、制御室51の一部分
並びに補償室19への当該制御室の排出路107を形成
する。さらに、当該収容部は、ばね支持プレート93の
ためのねじ結合部及び軸体73のための第一の支持部
(軸受)109を提供する。第二の支持部(軸受)11
1は、調節ねじ91が有する。当該調節ねじは、前記カ
バーにねじ込まれている。両方の支持部は、前段階弁の
全体の大きさに関係して互いにずっと離れて位置する。
その結果、両方の支持部の中心合わせ機能が著しく有効
であると評価され得る。前記アンカーのリング状体は、
ほぼ軸体73の中央にある。不可避の横向き力は、両方
の支持部に均等に影響をもたらす。それに加えて、摩擦
力が特に低いレベルにあるように、当該支持部の直径は
むしろ小さく構成されている。
83に向かって下へ向かって主段階弁の方向へ移動させ
るように向けられている。それに加えて、収容部105
に、前記リング状体の第一の支持部109側の端部で最
善の状態にされた移行部が構成されている。磁束の作用
が前記アンカーへの力展開(Kraftentfaltung)を除いて
良い状態になるように、磁気的な短絡の防止のために絶
縁部113が直接に前記収容部に第一の支持部の領域に
配置されている。当該絶縁部は、非伝導性の材料からな
り、それによって前記収容部からカバー103のスリー
ブ部分115への磁束の侵入が妨げられる。前記スリー
ブ部分と前記アンカーのリング状体71との間には、比
較的大きな間隙71aがある。当該間隙は、ガイド部を
明白に両方の支持部109;111に限定する。前記ア
ンカーと前記スリーブ部分との間の接触は排除されてい
る。しかし、磁束の適切な移行のために、リング状体7
1における比較的に大きい周囲面が与えられる。前記絶
縁部は、例えば第一のシール部材113cを含む。当該
シール部材は、収容部105に向けられている。ほんと
うの絶縁体113bがぴったり接続する。当該絶縁体に
は、前記スリーブ部分に対する第二のシール部材が添え
られている。唯一つのシール部材の使用の際には、プレ
ストレス及びそれと結び付いた当該シール部材の変形に
基づいて前記アンカーのリング状体との接触が生じる可
能性があるので、二つのシール部材113a及び113
cが用いられる。ほんとうの絶縁体113bは、シール
部材113a及び113cよりも小さい内径をもってい
る。それによって、前記シール部材の一つと前記リング
状体との間の接触が排除されている。電磁コイル67も
当該絶縁部に適合させられた。そこで、当該電磁コイル
は、鼻形突起状の付加部67aをもっている。当該付加
部は、シール部材113cが前記電磁コイルと収容部1
05との間の想定される間隙内へ決して排除され(すな
わち押し込まれ)得ないことを保証する。なぜならば、
ずらされた接触面がある(すなわち、電磁コイルと収容
部との接触面が当該シール部材と収容部との接触面から
ずらされて位置している)からである。熱膨張の結果と
してのスリーブ部分115及び絶縁部113からのプレ
ストレスチェーン(支索チェーン、Verspannungskette)
内での長さ変化あるいは前記コイルの長さ変化は、間隙
の発生なしに補償される。
込み部(Verrollung)119によってあるいは固定リング
121によってばらばらにならずに保たれている。この
構造ユニットは、パイプソケット29の段部に支持され
ている。当該ケーシングの軸方向の固定のために、別の
固定リング123が用いられる。当該固定リングは、前
記パイプソケットの係止溝125にはまり込み、それに
よってスナップ結合を形成する。当該固定リングの、図
の右側に示された実施形態では、取外しは可能でない。
当該固定リングの、左側に示された変形例は、操作湾曲
部127をもっている。当該操作湾曲部の端部は、ケー
シング101の空所(すなわち、収容部105における
側方の開口部)へ動かされ得る。その結果、遮断弁装置
を随意に開くことが可能である。
91の直径がリング状体71の外径よりもほんの少しだ
け大きいことに注目すべきである。さらに、本来の前段
階弁の直径が第一の支持部109の直径よりも大きくな
く、且つ非常作動弁77がすべり弁として構成されてい
ることを顧慮するべきである。それによって、弁全体が
開かれまた解体される必要なしに、前記アンカーが遮断
弁装置から除去され得る。前段階弁部の区別された調整
可能性は、例えば、アンカーに作用する両方のテンショ
ン手段がそれぞれ別の端部に有効であることによって簡
単化される。ストッパー85が電磁コイルの側の端部に
おいて調整され、前記ばね支持プレートが主段階の側の
端部において調整される。また、制御エッジ79がスト
ッパーになるので、外側のばねは遮断弁装置から転がり
出ることができない。
的に対応する。異なる点は、ハードな減衰力調整と異な
る非常作動調整を放棄していることである。この減衰弁
の場合には、通常作動弁部75だけがある。当該通常作
動弁部は、逆の側に係合している二つの弾性体(ばね)
84a;84bによって軸方向に浮かんでいる状態で弁
座81に対して保持される。調節ねじ91によって、両
方の弾性体84a;84bがそれらのプレストレスに関
して調整され得る。それによって、弁座81と通常作動
弁部との間の調整される通路横断面に対する電磁コイル
67の磁力の関係が変化する。この変形実施形態の場合
には、磁束の調整及びばねプレストレスの調整は、ケー
シング101の一方側から行われ得る。なぜならば、導
体が同様にリング形状に形成されており、弾性体支持装
置、この場合には調節ねじ91が当該導体に同心(同
軸)に配置されているからである。
が示されている。当該構造は、調節ねじの代わりに固定
したストッパー85を有する。当該ストッパーは、挿入
リング(スペーサーリング)として、調整可能でない。
しかし、所定の高さに変化させることはできて車両大量
生産(Fahrzeugserie)のために非常に具合が良い。図2
に対する図5の構造の利点は、カバー103がアンカー
後室89を完全に閉鎖することに見ることができる。当
該カバーは、そうでなければ調節ねじ91によって覆わ
れる領域も含む。従って、図2に示すようなストッパー
シール部87が必要とされない。前段階弁65の通常作
動に関して並びに導体95に関しての調整可能性は、図
2に従う機能と完全に同一である。
は、アンカー69のためのストッパーの種類に依存しな
いので、図6は、図3あるいは図5の一部分を示してい
る。制御エッジ79は、アンカー69の筒状体と共同し
て、すべり構造方式での遮断弁を構成する。弾性体セッ
ト83の弱いほうのばねが前記アンカーを非常作動位置
へ移動させるやいなや、当該アンカーが制御エッジ79
を覆った状態になる。その結果、この流動経路は遮断さ
れている。その代わりに非常作動一定絞り部(Notbetrie
bkonstantdrossel)77aが与えられている。その横断
面は、通常作動弁75の制御エッジ81における当該非
常作動一定絞り部に隣接(接続)している横断面よりも
小さい。非常作動挙動のためのこの解決策の大きな利点
は、補償経路(補償距離)77bとして制御エッジ79
から非常作動一定絞り部の出口までのオーバーラップが
与えられているので、当該弁部の製造の際の不可避の製
造公差が補償され得るということである。
が明らかにされている。図示された減衰力特性曲線群
は、この遮断弁装置について典型的なものである。当該
特性曲線群の原点から屈曲点までの領域は、前段階弁に
よって影響を及ぼされる。前段階弁の調整の際には、ま
ず第一に、小さい電流供給及び大きい電流供給の場合に
測定点Q/pが設定される。当該測定点が所望の調整の
ために意味がある。例えば、まず第一に測定点Mp1が調
べられる。流動試験台(Stroemungspruefstand)上で体積
流量(体積流れ)Q1が前段階弁65に供給される。そ
の際、減衰力特性曲線上の設定された測定点Mp1の圧力
p1が生じなければならない。得ようとされる特性曲線
を越え、あるいは下回ると、当該測定点がばね支持プレ
ート93の軸方向の移動によって(図2、3、5、及び
6参照)設定されたQ値に関して持ち上げられ、あるい
は下降させられ得る。または、p値が設定されている場
合には、横軸に平行に移動させられ得る。それによっ
て、すべての前段階特性曲線が影響を及ぼされる。前記
流動試験台は、ばね支持プレートを弁の解体なしに当該
試験台内に組み込まれた状態で調整することの可能性を
提供する。Imaxでの測定点Mp2が電磁コイルの大きす
ぎる力効果(力作用)を認識させることがあり得る。導
体95をねじをゆるめる方向に回転させることによっ
て、磁束及びそれによって前記アンカーへの力展開が低
下させられ得る。それによって、当該測定点の移動が、
矢印によって示されるような方向変化によって達成され
る。その際、異なる特性曲線の場合の当該移動は、個々
の前段階特性曲線の電流値に依存して異なった結果にな
る。原則的には、電流供給が大きい場合には前段階特性
曲線の変動が、より小さい電流供給による特性曲線の場
合よりも明らかになる。その結果、前記導体によって前
段階特性図領域全体を広げることが行われ得る。前記導
体と前記ばね支持プレートとの間のこの種の調整が、場
合によっては繰り返されねばならない。なぜならば、こ
れらの両方の調整の相互の影響がほんの少しだけあるか
らである。両方の調整可能性の組合せにおいて、設定さ
れた測定点が縦座標に関して水平に、及び垂直に移動さ
せられ得る。それによって、典型的な特性図調整に応じ
て目標に非常に近づく。
で、調節ねじ91をねじる(相対回転させる)ことによ
って非常作動調整が行われ得る。そのために、当該調節
ねじによってストッパー85が、所望の特性曲線が達成
されるまで移動させられる。この特性曲線は、意向に従
って、例えば中間の(平均的な)特性曲線に調整され得
る。しかし、むしろハードなあるいはソフトな傾向の特
性曲線に調整されてもよい。
0によって惑わされるべきではない。なぜならば、特性
曲線I=0は、もちろん通常作動弁によっても達成され
得るからである。そのとき当該特性曲線が前段階弁部の
内部の別の弁部によって発生させられることに注意を払
う必要がある。調整I=0は、電流供給された特性曲線
に影響を及ぼさない。
弁のための減衰力特性図(characteristic damping forc
e diagramm)である。当該調整方法は、図7に従う措置
に対応する。異なる点は、非常作動弁部のための調整が
不必要であることである。選択できる一つの方法とし
て、電源異常(電流のない、Stromausfall)の場合に最
大のハードな減衰力特性曲線I≒0が使用される。当該
流動試験台は、減衰弁の別の構造と比較していくらか簡
単になっていてよい。なぜならば、弾性体支持装置がケ
ーシングにおいて外から到達可能であるからである。さ
らに、全体の構造ユニットをテストすることができるよ
うに、また場合によっては調整しなおすことができるよ
うに、前段階弁が主段階弁と一緒にも調べられ得る。
現可能な減衰力特性曲線の図である。当該減衰特性曲線
は、相応の形態によってきわめて可変に維持され得る。
したがって、例えば先行開口部横断面57aの影響が明
らかに現れている。その際、傾斜角は、対応する、より
大きな開口によってよりフラットに維持され得る。先行
開口部横断面の特性曲線部分にはむしろ減少して推移す
る特性曲線枝(Kennlinienast)が接続する。この特性曲
線部分は、弁板のプレストレスの種類にだけ依存してお
り、並びに、当該弁板がディスクスプリングとして指定
されているならば、その弁板の力特性曲線に依存してい
る。先行開口部横断面を設けず且つ弁板59を実際的に
平らに取り付けるならば、もちろん、必要のある場合に
は、本質的に直線状に延びる特性曲線を得ることもでき
る。破線で示された特性曲線は、先行絞り板59aの影
響を示す。当該先行絞り板は、高い流速の場合に、減衰
力の大きな増大をもたらす。
一列に(すなわち直列に)配置されている。そのことか
ら、主段階弁を完全に目的に合致して形成することの可
能性が生じる。直列接続によって獲得される作用は、容
易に予測され得る。遮断弁装置の所望の特性図が調製さ
れる。この特性図では、主段階弁の及び前段階弁の特性
図が描かれる。減衰力差は、流入弁によって発生させら
れねばならない。例示的には、逆の経路(方法)が図7
及び図9において体積流量Q7を有する点で示されてい
る。図7における体積流量Q7は、減衰力値FQ71を生み
出す。同一の体積流量の場合に流入弁55によって減衰
力値FQ72が獲得される。そのとき、両方の各減衰力値
の単純な合計が、図7に示すような共同の減衰力値FQ7
を生み出す。流入弁の投入は、前段階弁及び主段階弁の
特徴的な減衰力特性曲線が要件に対応しないときに、す
なわち通例指定された減衰力値が達成されないときに
は、常に特に有利である。例えば車輪振動(車輪のがた
つき、Radflattern)を妨げるために、例えば、比較的
にフラットな主段階特性曲線(しかしこの主段階特性曲
線は特に大きい体積流量Qxの場合にかなり大きい減衰
力が発生しなければならない)に係る需要がある。比較
的しばしば、前段階弁の特性曲線領域において比較的に
いくらか大きい減衰力が望まれる。この場合には、図9
に示された減衰力特性曲線がきわめて好適に使用され得
る。当該減衰力曲線は、まさにわずかな体積流量のとこ
ろで減衰力上昇をもたらす。しかしそのほかでは当該特
性曲線は均等に上昇する。
曲線に係る望みが電磁コイルのあまり大きな電流供給な
しに獲得され得ることがはっきりわかる。前段階弁の特
性曲線をいっそう急勾配にする必要があるならば、電磁
コイルがより強い電流を供給されなければならない。な
ぜならば、電磁コイルがより大きな電流供給によって前
段階弁の閉鎖運動をもたらすからである。
を、図7及び図8に示す特性曲線に従う調整にとどめて
おく措置が実現されている。主な措置の一つとして、ス
トッパー85の後ろのストッパーシール部87を挙げる
ことができる。当該ストッパーシール部は、弾性的な材
料からなり、且つ前記ストッパーと調節ねじ91との間
に固定されている。
一部であるスリーブ部分115と前記調節ねじとの間の
摩擦力を生じさせる。調整のために調節ねじを相対回転
させることが可能ではあるが、特記すべき摩擦モーメン
トがある。調節ねじと導体95との間には、摩擦リング
の構造における位置調節防止装置(位置変化防止装置)1
29が挿入されている。そのために両方の部材の少なく
とも一つが、この場合には調節ねじ91が当該摩擦リン
グの受容のための凹所を有する。
3との間のねじ部95aは、ねじ固定手段によって望ま
れないゆるみを防止される。従って、前記調節ねじに対
して、一連に作用する二つの摩擦力が生じる。それらの
一つは位置調節防止装置129によって及び別の一つは
ストッパーシール部87によって生じる。その際、それ
ぞれ、前記ケーシングまたはケーシングの一部が支持す
る摩擦力のためのベースとして用いられる。もちろん、
この種の固定(位置調節防止)は、図4に示す構造にも
転用され得る。
のストッパー位置の固定の可能性があるので、通常作動
弁部75のための調節についての固定も行えることが有
効である。そのために、ばね支持プレート93がテンシ
ョンスプリング(引張りばね)の構造形態における調整
防止装置131を備える。当該テンションスプリング
は、二つの機能を引き受ける。一方では、その端部らせ
ん部(Endwindungen)が摩擦面を形成し、他方では、当該
テンションスプリングが同様にプレストレス力ももって
いる。その結果、全体で非常に簡単な且つコスト安の調
整防止装置が提供される。
る。
する遮断弁装置である。
有する前段階弁である。
Claims (13)
- 【請求項1】 減衰媒体によって満たされたシリンダー
を有し、当該シリンダーにおいてピストンを備えるピス
トン棒が軸方向に可動に形成されており、当該ピストン
が前記シリンダーを二つの作業室に分割している振動ダ
ンパーにして、減衰弁を有し、当該減衰弁の減衰力が、
電磁コイルによって磁束帰還体の内部でアンカーに少な
くとも一つの弾性体の弾性力に抗して発生させられる磁
力によって、変化させられ得る、前記振動ダンパーにお
いて、 有効な弾性力の変化を、前記減衰弁の減衰弁ストローク
位置に関連して行わすことが可能であることとさらに調
節装置を用いた前記磁束帰還体の磁気伝導率の調整可能
性により与えていることによって、前記電磁コイルの異
なる電流供給によって区別される少なくとも二つの特性
曲線の調整のための少なくとも二つの調整パラメターが
あり、前記調節装置が磁気的な幅狭箇所(97)からな
り、当該幅狭箇所に対して磁気的な導体(95)が並列
接続され得ること、及び 前記導体(95)がリング状の
形状を有し、それによって前記アンカー(69)の後方
領域への到達通路があることを特徴とする振動ダンパ
ー。 - 【請求項2】 磁束についての前記調節装置(95;9
7)と弾性体支持装置(91;93)とが前記弾性力を
変化させるために互いに独立に調節可能であることを特
徴とする、請求項1に記載の振動ダンパー。 - 【請求項3】 前記弾性体支持装置(91;93)が前
記磁束のための調節装置に同心に配置されていることを
特徴とする、請求項2に記載の振動ダンパー。 - 【請求項4】 前記減衰弁が、非常作動調整のための弁
部(77)と通常作動のための弁部(75)とをもって
おり、前記弾性力が通常作動のための当該弁部に開放方
向にプレストレスを与えることを特徴とする、請求項1
に記載の振動ダンパー。 - 【請求項5】 前記導体(95)の接続がねじ部(95
a)によって行われることを特徴とする、請求項1また
は請求項2に記載の振動ダンパー。 - 【請求項6】 前記導体(95)が調節工具のための工
具面(99)を有することを特徴とする、請求項1に記
載の振動ダンパー。 - 【請求項7】 前記導体(95)が遮断弁ケーシング
(101)の外部に配置されており、当該遮断弁ケーシ
ングが前記の磁気的な帰還体の構成要素であることを特
徴とする、請求項2に記載の振動ダンパー。 - 【請求項8】 前記導体(95)と別の部材(91)と
が磁束のためのバイパスにおいて軸方向に互いに相前後
して配置されており、当該別の部材に対する前記導体の
距離の変化によって前記磁束の当該バイパスが制御され
ることを特徴とする、請求項1に記載の振動ダンパー。 - 【請求項9】 前記導体(95)が位置調節防止装置
(129)を有していることを特徴とする、請求項1に
記載の振動ダンパー。 - 【請求項10】 前記弾性体支持装置(93)が調整防
止装置(131)を有することを特徴とする、請求項2
に記載の振動ダンパー。 - 【請求項11】 前記調整防止装置(131)が前記ケ
ーシング(101)に結合している部材と前記弾性体支
持装置(93;91)との間にあることを特徴とする、
請求項10に記載の振動ダンパー。 - 【請求項12】 前記調整防止装置(131)及び(あ
るいは)前記位置調節防止装置(129)が摩擦拘束的
に構成されていることを特徴とする、請求項10に記載
の振動ダンパー。 - 【請求項13】 前記調整防止装置(131)及び(あ
るいは)前記位置調節防止装置(129)が摩擦リング
からなることを特徴とする、請求項12に記載の振動ダ
ンパー。
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