JP2974405B2 - 液体現像剤を使用する像形成機およびその現像電極 - Google Patents

液体現像剤を使用する像形成機およびその現像電極

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JP2974405B2 JP2501152A JP50115290A JP2974405B2 JP 2974405 B2 JP2974405 B2 JP 2974405B2 JP 2501152 A JP2501152 A JP 2501152A JP 50115290 A JP50115290 A JP 50115290A JP 2974405 B2 JP2974405 B2 JP 2974405B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術の分野 本発明は液体トナーを使用する像形成機(即ち、像形
成装置)およびその現像電極に関する。
関連出願 本発明は、1988年11月21日付けで出願された特許願一
連番号第273,830号の継続出願である。本願の主題は関
連出願の1988年11月21日付けで出願された特許願一連番
号第273,831号の主題に関連する。
発明の背景 液体トナーを使用する複写機は米国特許明細書第4,28
6,039号、第4,411,976号、第4,727,394号および第3,90
0,003号に記載されている。それらの記載内容はここで
参照するようことで参照することで組み入れられる。こ
れらの複写機に於いては、静電潜像は現像電極に接近す
るように移動される光導電層担持体の上に形成される。
この電極は、静電潜像に於ける背景部分を表す電圧と情
報部分を表す電圧との中間的な電圧レベルに保持されて
いる。誘電性のキャリヤー液体に帯電されたトナー粉末
が懸濁されて構成されている液体トナーは光導電性担持
体と現像電極との間に付与される。帯電されているトナ
ー粉末は担持体の情報部分に引き付けられて付着するよ
うになされる。背景部分に関する担持体の領域では、静
電潜像の背景部分に関する担持体の領域が現像電極を通
過される際にトナー粉末は現像電極へ向けて引き付けら
れ、層状に付着される傾向を示す。静電潜像が現像され
た後、担持体は転写ステーションへ移動する。現像され
た像はこの転写ステーションに於いて受像シートへ転写
される。しかる後、担持体は残留する全てのトナー粉末
を除去され、帯電ステーションにて高電圧に帯電され、
そして像転写ステーションへ移動される。この像転写ス
テーションに於いては別の像がその担持体の上に光学的
に投影される。上述したこのような工程がくりかえされ
るのである。
先行する工程サイクルによって電極表面上にはかなり
の量のトナー粉末が残留し得る。このような粉末は、そ
れを電極へ引き付ける力と電極表面上でのトナー粉末の
摩擦係数との積が、電極上を流れる液体トナーの流れが
少しでもあるならばその流れによって生じる剪断力より
も大きいときに、現像電極に付着してしまうのである。
実際的な観点から、トナー粉末は現像電極に付着してし
まい、担持体上に良好なコピー像を形成しなければなら
ないならばそのようなトナー粉末を除去しなければなら
ないことが良く知られている。
米国特許明細書第4,168,329号は、像を現像した後
に、即ち複写機の作動に於ける像形成の間隔の間に、逆
バイアスで電極をパルス付勢することによって現像電極
からトナー粉末を除去することを開示している。この方
法は電極からトナー粉末を除去することはできるが、担
持体にトナー粉末が付着することになってしまい、更に
別の作業によってそれらを自供することが必要となる。
この技術はまた米国特許明細書第4,041,217号、第4,16
8,329号および第4,423,134号に開示されている。
結像電極として導電性ローラーを使用するような他の
技術もまた知られている(米国特許明細書第4,454,833
号)。このローラー上に付着したトナー粉末は例えば現
像領域の外側で現像ローラー表面に接触する機械的な手
段によって除去されることができる。その他の技術に
は、像形成の間隔の間に担持体上にて横方向のバンド状
面積部分に高電圧の電荷を付与し、この帯電されたバン
ドが電極上を通過するようにして、トナー粉末を取り除
き、この取り除かれトナー粉末がバンドに付着されるよ
うになす方法が含まれる。しかしながらこの方法もまた
次の作動サイクルが開始される前に担持体に対して別途
作業を必要とするのである。
最終的には、英国特許明細書GB1,414,335号に開示さ
れているように、現像電極はポリマーで被覆されること
ができる。この被覆がトナー粉末の電極に対する付着を
防止するのである。この特許明細書に開示されているポ
リマーには、シリコーン樹脂、ポリテトラ・フルオロエ
チレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリカーボネート、そしてセルロース・アセテート
が含まれている。この特許によれば、被覆は1〜100ミ
クロンの範囲の厚さを有している。
本発明の発明者によって実験が行われ、現像電極上の
離合材(即ち、付着防止材)の被覆が像品質に対して効
果があるか否かが判定された。これらの実験により、触
媒として貴金属錯体を含有するビニル・ポリジメチルシ
リオクサン・ポリマーのような誘電材料や、厚さ20〜40
ミクロン水素官能基ポリメチルシロキサン・ポリマー或
いは50ミクロンの厚さのポリテトラフルオロエチレン、
は像の現像に悪い影響を及ぼすことが明らかにされた。
像の現像に対する効果は一様に暗いコピーを作成すると
きに最も良く立証される。このような場合、広い像面積
に於ける光学的密度は上述したように被覆を形成した現
像電極が使用されたときに処理の進行方向にかなり低下
する。この効果はより厚い誘電材料に関して強調され
た。この効果は被覆の形成されていない電極が使用され
たときには観測することができず、厚い被覆に関して強
調された。この観点から、従来の技術で知られており且
つ英国特許明細書GE1,414,335号に記載されている被覆
された電極は広いプリント面積部分を有する像に関して
は実際的でないのである。
従来の技術の方法は或る応用に関してかなりの成功で
あるが、英国特許明細書GE1,414,335号で行われた方法
のほとんど全てには、次の複写サイクルが行われる前に
現像電極から被覆形成されたトナー粉末を除去するため
に、残留粉末除去処理が含まれている。また、米国特許
明細書第4,794,651号の実施例1に記載された形式のト
ナーが従来の技術で知られている形式の被覆した現像電
極とともに使用されるときには、被覆の上ではなくて現
像装置に付着する傾向のあることが見出された。
それ故に本発明の目的は、上述した従来の技術の欠点
を解消する、もしくはかなり軽減することのできる、新
規且つ改良された液体トナーを使用する静電像形成機、
およびその現像電極を提供することである。
発明の概要 本発明は液体トナーを使用する像形成機に関する。こ
の像形成機は移動可能な光導電性担持体と、該担持体上
に静電潜像を形成する手段と、帯電されているトナー粉
末を含む液体トナーの供給部を収容する現像ステーショ
ンとを含んでいる。この現像ステーションは担持体と作
動的に組み合わされており、担持体を液体トナーと接触
させ、これにより液体トナーによって運ばれるトナー粉
末を像に付与させて静電潜像を現像するようになされて
いる。
現像ステーションは現像電極を含む。現像電極は、像
に於ける背景部分を表す電圧と情報部分を表す電圧との
中間的な電圧に保持される。像の背景部分を含む担持体
が電極の本質的な面積部分に対して移動される際に、形
成される電界はその本質的な面積部分に向けて指向され
る。これにより、その付近のトナー粉末はその本質的な
面積部分へ引き寄せられる。本発明によれば、像の現像
の間に電極表面上にトナー粉末が付着してしまうのを防
止する手段が備えられる。電極表面上にトナー粉末が付
着してしまうのを防止するこのような手段として、担持
体に面する電極表面上に形成される誘電材料で作られる
被覆が含まれる。この誘電材料はトナー粉末の電荷の極
性と反対極性の表面電荷を維持することができない。ト
ナーが負に帯電されているならば適当な材料はフルオロ
シリコーン・ポリマー、例えばダウ・コーニング社の73
0ソルベント・レジスタンス・シーラントとされるのが
好ましい。この場合、好ましい被覆の厚さは約20ミクロ
ンである。
これに代えて、ゾニール(デュポン)のようなフルオ
ロシリコーン表面活性剤で電極を被覆することがトナー
粉末による被覆層形成を防止するのに効果がある。しか
し、この実験では、或る限られた時間にわたってのみト
ナー粉末による被覆層形成が防止された。
トナーが正に帯電される場合は、又は、負に帯電され
たトナー粉末の場合のフルオロシリコーン・ポリマーが
使用される代わりに、離合被覆は多少ながら導電性とさ
れねばならない。この導電性を達成する好ましい方法
は、炭素のような導電性材料である添加剤をフルオロシ
リコーン・ポリマーに含めることである。本発明のこの
実施例の成功に係わるかなり重要なことは炭素粒子の物
理的な寸法である。本質的なことは、炭素粒子のこの物
理的な寸法が十分に小さくされて、被覆表面のような導
電性の如何なる大きなギャップも生じないポリマー内に
均等に分散されるようになされることである。好ましい
添加剤はカタフォールCA100(Catafor CA100)であ
る。フルオロシリコーン・ポリマーに対する導電性材料
の好ましい量は約1重量%以下である。この添加剤の好
ましい範囲は約0.5重量%〜0.75重量%の範囲である。
図面の簡単な説明 本発明の限定する意図のない実施例が添付図面に示さ
れている。添付図面に於いて: 第1図は、ドラムとされた光導電性担持体を使用して
いる本発明による液体トナーを使用する電解写真複写機
の概略側面図; 第2図は、担持体および現像電極の両方にトナー粉末
による被覆層が形成される状態を示すための、現像電極
と組み合わされた第1図に示したドラムの拡大断面図; 第3図は、本発明の1つの実施例による現像電極の断
面に於ける拡大図;そして 第4図は、本発明による現像電極の他の実施例の図面
である。
詳細な説明 第1図を参照にすれば、符号10は液体トナーを使用す
る本発明による電解写真複写機を示している。この複写
機はドラム11とされた移動する光導電性担持体を含む。
このドラムは支持部(図示せず)の上に回転可能に取付
けられている。ドラムの周面12は光導電性とされ、帯電
ステーションに於いて帯電装置13を経てドラムが回転す
る際にその装置によって高電圧に帯電されることができ
るようになっている。装置13の下流側には像形成ステー
ションが配置されている。この像形成ステーションに於
いては、レンズ14を通して光学的な像が周面12に投影さ
れ、その表面12上に静電潜像を形成する。この静電潜像
に於ける情報は表面上の高電圧電荷の本質的な面積部分
と関連し、像に於ける背景は低電圧電荷の本質的な面積
部分と関連される。
静電潜像がドラム表面に形成された後、ドラムが更に
回転して静電潜像の形成されている表面を現像ステーシ
ョン15へ運ぶ。この現像ステーションには液体トナー16
の供給部がドラム表面に接触されて配置されている。こ
の液体16は正又は負の何れかに帯電されたトナー粉末
(図示せず)を含み、ステーション15の現像電極17によ
ってドラム表面と接触状態に保持される。電極17は、像
に於ける情報に係わるドラム表面12の電圧と、背景に係
わるドラム表面12の電圧との中間的な電圧(即ち、電
位)に保持される。典型的には、ドラム表面は約1000V
の電圧に帯電され、この結果像に於ける情報を含むドラ
ム表面の本質的な面積部分は約1000V程の高電圧に帯電
され、背景を含む基本的な面積部分は約100V程の低電圧
に帯電される。このような場合には、現像電極は約300V
に保持されるのである。
本発明に用する好ましいトナーは米国特許明細書第4,
794,651号の実施例1によって作られるものてあり、そ
の特許明細書の開示内容は参照することでここで組み入
れられる。本発明は様々なその他のトナーによって作動
することができる。
情報と背景との両方を含むドラム表面の部分の概略が
第2図に示されている。情報を含む面積部分は符号18
で、又、背景を含む面積部分は18Aで示されている。良
く知られているように、ドラム表面および現像電極表面
の間に位置する液体トナーに含まれている帯電されたト
ナー粉末はドラム表面に於ける本質的な情報支持面積部
分に引き付けられる。何故ならば、その面積部分の電位
の方がそれと対向する電極の電位よりも高いからであ
る。この効果は第2図に矢印19で示されている。しかし
ながら、ドラム表面の本質的な背景支持面積部分の電位
は、その面積部分に対向する電極の電位よりも低い。こ
の結果、トナー粉末は電極に引き付けられる。この効果
は第2図に矢印20で示されている。トナー粉末がドラム
表面に付与され、ドラムが予め定めた角度変位だけ現像
電極に対して移動する結果として、その表面にトナー粉
末が付与された静電潜像は現像されて可視像となる。そ
して現像電極はトナーによって被覆層を形成されてしま
うのである。
ドラムが回転を続けると、現像された像は軽量ステー
ション21を通過する。このステーションの目的は過剰量
のキャリアー液体を像およびその背景面積部分から除去
することであり、しかる後に転写ステーション22に至
る。転写ステーション22に於いて、転写シート23がドラ
ム表面と接触するように運ばれ、現像された像がドラム
表面からそのシートへ周知の態様で転写される。ドラム
表面上の残留する全てのトナー粉末は、ドラム表面が帯
電ステーション13に戻されて作動サイクルが完了される
前に、クリーニングステーション24で除去される。
上述した装置は完全に従来のものであり、液体トナー
を使用する電解写真複写機の簡単な説明である。その詳
細は前述の特許明細書に示されており、それらの特許明
細書の開示内容は参照することでここに組み入れられ
る。例えば、本発明はドラム以外の担持体(例えばベル
ト)、図面に概略的に示した以外の液体トナー付与機
構、逆回転ローラーによる計量以外の計量、図示した形
状以外の転写ステーション、そして静電マスターを使用
するプリンターやおよびレーザープリンターのような静
電的像形成装置以外の形式、に適用することができる。
このような装置による問題点は第2図に概略的に示さ
れている。第2図は、符号25はステーション15にて行わ
れる現像工程の間に電極17を被覆してしまうトナー粉末
を示している。良く知られているように、トナー粉末25
は、現像工程で流動する流体トナーを使用する場合であ
っても電極に付着してしまう。結局、電極に堆積したト
ナーは転写シートの像品質に厳しく影響を及ぼすのであ
る。
本発明によれば、第3図および第4図に概略的に示す
ように、電極17は静電潜像が現像されている間、即ち静
電潜像を含むドラム表面が現像ステーションの現像電極
と組み合わされている間、ドラム表面12にトナー粉末が
付着するのを防止する防止手段を備えている。この防止
手段は、ドラム11の表面12に対向する電極表面上に離合
材料で作られた、誘電被膜22とされた層である。好まし
くはこの被覆は表面電荷をトナーの極性と反対の極性に
維持することができないものとされるべきである。従っ
て、負の電子の被覆が負に帯電されているトナー粉末に
対して使用されるべきであり、性の電子の材料が正のト
ナー粉末に対して使用されるべきである。トナー粉末の
電荷が負であるならば、好ましい被覆はフルオロシリコ
ーン・ポリマー、例えば、ダウ・コーニング730ソルベ
ント・レジスタンス・シーランド、である。約20ミクロ
ンの厚さの被覆が満足される。しかし2ミクロン以下か
ら100ミクロンまでの厚さも被覆層形成を防止するよう
に作用できる。この材料は負に帯電しており、即ち該材
料は負の表面電荷を発生させ、これにより正の電荷を担
持することができないため、所望の結果が得られると考
える。従って、このような材料は負に帯電したトナー粉
末に対する電気的不親和性を有するものとして定義する
ことができ、これによりトナー粉末はこの材料に付着し
ない。
トナー粉末の電荷が正である場合、又はトナー粉末が
負に帯電されるときのその他の被覆として、離合被覆を
多少ながら導電性とすることは有利である。これは、炭
素のような添加剤によって達成できる。これは被覆の抵
抗性を約1013〜約1010Ωcm、好ましくは約1012〜約1011
Ωcmとなす炭素粒子の物理的な寸法は極めて小さくされ
て、電極に均一な表面導電性を確保できるようになされ
ねばならない。即ち、表面導電性は均一で且つ表面上を
連続していなければならない。その他のポリマー材料が
電極を被覆して上述の導電性の範囲が与えられるように
するために使用できる。
このために好ましいフルオロシリコーン・ポリマーに
対する適当な添加剤はカタフォールCA100である。これ
は、英国チェッシャー州ウッドレイ・ストックポート、
ポリアマレ・レーンのAMBケミカルズ・リミテッド社に
よって現在製造されている製品である。この程度の導電
性を達成するために、約1重量%以下の好ましい添加剤
が使用される。この添加剤の好ましい範囲は約0.5重量
%〜約0.75重量%である。約1重量%を超える含有量は
電極に対するトナー粉末の付着を防止する上で効果が少
ない。
本発明によって作られる現像電極は、コピーが均一な
明度対象で作られるときに、処理の方向に向けて明度ス
ケールに変化を生じないでコピーできるようになす。こ
れは実質的に従来の技術を大幅に改善するものである。
実施例I エルバックスIIポリマー5720(デュポン・コーポレー
ション社で製造されている)の1000グラムと、アイソー
パー・L(エクソン・コーポレーション社で製造されて
いる)の500グラムとを90℃にてロス・ダブル・プラネ
タリーのミキサーによって攪拌して液体トナーが準備さ
れた。約1時間の攪拌の後、250グラムの炭素(モグー
ル・L)と500グラムのアイソーパー・Lが添加され、9
0℃にて約1時間にわたり攪拌が続けられた。追加のア
イソーパー・Lが約30%固体で約70%アイソーパー・L
の混合物を形成するために加えられた。そして同じ温度
で約1時間にわたり攪拌が続けられた。この材料は3時
間以上の時間をかけて攪拌を続けながら室温にまで冷却
された。この材料は次にアイソーパー・Hで13.35%ま
で不揮発性の固体成分によって希釈された。この成分
は、M−18スウェコ加振ミル(収容容量は約18.18
(2英ガロン))にて12.7mm(1/2インチ)Al2O3のシリ
ンダーで、約40℃で約24時間にわたって破砕された。こ
のトナーの凝縮体は次にアイソーパー・Hで1.5%の不
揮発濃度にまで希釈された。次に、5.4グラムのアイソ
ーパー・Hで希釈された0.6グラムのレシチン(電荷発
生剤)が1500グラムの希釈されたトナー分散材に添加さ
れた。このトナー分散材に含まれるトナー粉末は通常の
方法で通常の程度で負に帯電された。
約20ミクロンの厚さのダウ・コーニング730ソルベン
ト・レジスタント・シーラントの被覆がサビン870複写
機の現像電極の半分に対して付与され、静電潜像の半分
が本発明の電極の作用を受けるようになされる一方、残
る半分は受けないようになされた。複写機に於ける現像
電極の従来の逆パルス付勢(被覆除去処理)は不能化さ
れ、一定した+300VのD.C.バイアスが現像電極に印加さ
れた。更に、ペーパー給送は不能化された。しかし転写
ステーションが現像ステーションよりも下流側にあるこ
とから、これは現像ステーションに対して全く影響はな
かった。
現像電極上のトナー付着を最小限とするために白紙の
ドキュメントが2000回複写された。この運転が完了した
後、被覆されていない電極の半分にはトナー粉末による
被覆が形成された。又、被覆されていた半分にはトナー
粉末は付着していなかった。この点で、ペーパー給送が
可能化され、100部の試験ドキュメントの複写が行われ
た。コピーの2つの側の間には、又、時間の関数として
も、認められるような相違は見出されなかった。これは
現像電極に被覆が存在していることは像品質に悪影響を
及ぼさず且つ電極をトナーが付着しないように維持でき
ることを立証した。
実施例II セットアップは実施例Iと同様であったが、この場合
には、背景による運転は行われなかった。ペーパー給送
は可能化され、試験ドキュメントの150部の複写が行わ
れた。ドキュメントの2つの側の間には、又、時間の関
数としても、認められるような相違は見出されなかっ
た。
上述の実施例では特別な液体トナーが使用されたが、
得られた結果は液体トナーの特別な性質によるものでは
なく、本発明は参照することで組み入れられた特許明細
書に記載されているような通常の液体トナーによっても
十分に作動するものと確信する。更に、本発明は厳密な
D.C.電圧以外の現像電極電圧に対して適用することがで
きる。例えば、本発明は現像電極が一方向でなく時間に
よって変化されるような装置に適用できるのである。
本発明の方法および装置によって達成された利点およ
び改善の結果は、本発明の好ましい実施例の前述した説
明から明白となろう。様々な変更および改修が請求の範
囲の欄に記載の発明の精神および範囲から逸脱すること
なく成しえるのである。
フロントページの続き (72)発明者 ヨウネス,ハニ イスラエル国 30 025 メショウラッ シュ,アラ ビレッジ ピー.オー.ボ ックス 141 (56)参考文献 特開 昭50−45646(JP,A) 特開 昭50−159740(JP,A) 特開 昭51−87046(JP,A) 特開 昭57−138664(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/10

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体トナーを使用する像形成装置であっ
    て、 a)移動可能な像形成面(12)と、 b)該像形成面にそれぞれ第1および第2の電位を有す
    る第1および第2の領域を含む静電潜像を形成する手段
    (13、14)と、 c)帯電したトナー粒子を含む現像液供給源(16)を有
    し、前記像形成面と該現像液と接触させて該トナー粒子
    を前記静電潜像に付与し、もって該静電潜像の現像を行
    うために該像形成面と協働する現像ステーション(15)
    とを有し、 前記現像ステーションが、 前記トナー粒子を前記第1の領域に引き寄せるために
    前記像形成面上の前記第1の電位と前記第2の電位の中
    間的な電位に帯電した現像電極(17)と、 前記静電潜像の現像の間に前記現像電極の表面に対す
    る前記トナー粒子の付着を防止するとともに、前記像形
    成面に対向する前記現像電極の表面上の付着防止被覆
    (22)を有する防止手段とを含む、液体トナーを使用す
    る像形成装置において、 前記付着防止被覆がポリマー材料と、導電性を付与する
    添加剤とを含むことを特徴とする、液体トナーを使用す
    る像形成装置。
  2. 【請求項2】背景部分および情報部分を含む静電潜像を
    担持する移動可能な担持体(12)を有し、および該担持
    体の情報部分にトナー粒子を付与させて前記静電潜像を
    現像するために該担持体と現像電極との間に付与される
    帯電した該トナー粒子を含む現像液(16)を有し、前記
    現像電極は前記担持体に対向する表面と、該表面に取り
    付けられて前記静電潜像の現像の間に該表面に前記トナ
    ー粒子が付着するのを防止するための防止手段とを有す
    るとともに、 前記防止手段が前記表面上の付着防止被覆(22)であ
    る、液体トナーを使用する像形成装置用現像電極(17)
    装置において、 前記付着防止被覆が前記トナー粒子に対して電気的に不
    親和性を有する材料からなることを特徴とする、液体ト
    ナーを使用する像形成装置用現像電極(17)装置。
  3. 【請求項3】液体トナーを使用する像形成装置であっ
    て、 a)移動可能な像形成面(12)と、 b)該像形成面にそれぞれ第1および第2の電位を有す
    る第1および第2の領域を含む静電潜像を形成する手段
    (13、14)と、 c)帯電したトナー粒子を含む現像液供給源(16)を有
    し、前記像形成面を該現像液と接触させて該トナー粒子
    を前記静電潜像に付与し、もって該静電潜像の現像を行
    うために該像形成面と協働する現像ステーション(15)
    とを有する、液体トナーを使用する像形成装置におい
    て、 前記現像ステーションが、 前記像形成面(12)に対向する表面と該表面に取り付け
    られて前記静電潜像の現像の間に該表面に前記トナー粒
    子が付着するのを防止するための防止手段とを有し、該
    防止手段が前記表面上の付着防止被覆(22)であり、該
    付着防止被覆が前記トナー粒子に対して電気的に不親和
    性を有する材料からなる現像電極(17)を含み、 前記現像電極(17)が、前記トナー粒子を前記第1の領
    域に引き寄せるために前記像形成面上の前記第1の電位
    と前記第2の電位の中間的な電位に帯電していることを
    特徴とする、液体トナーを使用する像形成装置。
  4. 【請求項4】前記付着防止被覆の材料が導電性を付与す
    る添加剤を含んでいる請求の範囲第2項または第3項に
    記載された装置。
  5. 【請求項5】前記添加剤が約1重量%以下である請求の
    範囲第1項または第4項に記載された装置。
  6. 【請求項6】前記付着防止被覆の抵抗率が1010〜1013Ω
    cmの範囲である請求の範囲第1項から第5項までのいず
    れか1項に記載された装置。
  7. 【請求項7】前記付着防止被覆の抵抗率が1011〜1012Ω
    cmの範囲である請求の範囲第6項に記載された装置。
  8. 【請求項8】前記付着防止被覆の材料が負に帯電してい
    る請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記
    載された装置。
  9. 【請求項9】前記付着防止被覆の材料がフルオロシリコ
    ーン・ポリマーである請求の範囲第1項から第8項まで
    のいずれか1項に記載された装置。
  10. 【請求項10】前記付着防止被覆の材料が約2〜約100
    マイクロメートルの厚さである請求の範囲第1項から第
    9項までのいずれか1項に記載された装置。
  11. 【請求項11】前記付着防止被覆の材料が約20マイクロ
    メートルの厚さである請求の範囲第10項に記載された装
    置。
  12. 【請求項12】静電記録像を形成する方法であって、 a)それぞれ第1および第2の電位を有する第1および
    第2の領域を含む静電潜像を移動可能な担持体に形成す
    る段階と、 b)前記第1の電位と前記第2の電位の中間的な電位に
    保持された現像電極の近くに前記担持体を移動する段階
    と、 c)前記担持体の第1の部分の上にトナー粒子を付着さ
    せるように該担持体と前記現像電極の間に帯電した該ト
    ナー粒子を含む液体トナーを付与する段階と、 d)前記担持体に対向する現像電極の表面上に付着防止
    材料を被覆することによって、前記液体トナーが前記担
    持体と前記現像電極の間に付与される間に該現像電極上
    に前記トナー粒子が付着するのを抑制する段階とを有す
    る静電記録像を形成する方法において、 前記付着防止材料が前記トナー粒子に対して電気的に不
    親和性を有することを特徴とする静電記録像を形成する
    方法。
  13. 【請求項13】前記付着防止材料が負に帯電している請
    求の範囲第12項に記載された静電記録像を形成する方
    法。
  14. 【請求項14】前記付着防止材料がフルオロシリコーン
    ・ポリマーを有する請求の範囲第12項または第13項に記
    載された静電記録像を形成する方法。
  15. 【請求項15】前記付着防止材料が導電性添加剤を含ん
    でいる請求の範囲第12項から第14項までのいずれか1項
    に記載された静電記録像を形成する方法。
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