JP2973734B2 - 競合制御回路 - Google Patents

競合制御回路

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JP2973734B2
JP2973734B2 JP25854392A JP25854392A JP2973734B2 JP 2973734 B2 JP2973734 B2 JP 2973734B2 JP 25854392 A JP25854392 A JP 25854392A JP 25854392 A JP25854392 A JP 25854392A JP 2973734 B2 JP2973734 B2 JP 2973734B2
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功 野▲崎▼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期に動作する複数
個のプロセッサからのアクセス要求の競合について制御
する競合制御回路に係わり、特に同期的にアクセス権を
移すようにした競合制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の競合制御回路は、非同期
に動作するn(nは任意の整数である。以下同じ)個の
プロセッサからのアクセス要求が競合した場合に、何れ
か一つのプロセッサにアクセス権を渡すようにした回路
である。このような競合制御回路において、同期的にア
クセス権を渡すようにしたものが提供されている。
【0003】図3は、従来の同期的にアクセス権を移す
競合制御回路を示すブロック図である。
【0004】図3に示す競合制御回路は、基準クロック
信号CLKを計数するn進カウンタ101と、n進カウ
ンタ101をn本の信号に分離してアクセス権AW0
AW 1 ,…,AWn (nは任意の整数)を決定するデコ
ーダ103と、クロック信号CLKと各プロセッサから
のアクセス要求信号AQ0 ,AQ1 ,…,AQn とを取
り込んで、アクセス有効パルスAO0 ,AO1 ,…,A
n を出力するアクセス要求有効パルス生成回路105
0 ,1051 ,…,105n と、アクセス権AW0 ,A
1 ,…,AWn とアクセス有効パルスAO0 ,A
1 ,…,AOn との論理積の演算をする論理積回路1
070 ,1071 ,…,107n と、これら論理積回路
1070 ,1071 ,…,107n からの出力信号の論
理和を取る論理和回路109とからなる。
【0005】また、アクセス要求有効パルス生成回路1
050,1051,…,105nはすべて同一構成となっ
ており、入力されるアクセス要求信号AQ0,AQ1
…,AQnが異なるだけである。したがって、アクセス
要求有効パルス生成回路1050を代表してアクセス要
求有効パルス生成回路105として説明する。アクセス
要求有効パルス生成回路105は、アクセス要求信号A
Qをデータ入力端子とリセット反転入力端子とに入力す
るシフトレジスタSFTと、シフトレジスタSFTの二
つの出力信号を入力端子、および反転入力端子に取り込
論理積回路ADと、論理積回路ADからの出力信号を
セット(SE)入力端子に取り込むとともに、リセット信
号をリセット(RST)端子に取り込み、かつアクセス要
求有効パルスAOを出力するラッチ回路LATと、基準
クロック信号CLKをクロック端子CKに、自己のアク
セス信号AS0をデータ端子Dに取り込み、リセット信
号を出力端子Qから出力するラッチリセット回路LRと
から構成されている。
【0006】このような競合制御回路によれば、図示し
ない複数のプロセッサから同時にアクセス要求AQが出
ると、各アクセス要求有効パルス生成回路105L ,1
05 L+1 は、アクセス要求有効パルスAO0 ,AO1
出力するが、デコーダ103からのアクセス権AWL
AWL+1 が同時に“1”とならないため、論理積回路1
07L ,107L+1 において論理積が取られ、アクセス
権AWL ,AWL+1 のどちらか一方が有効になる。これ
により、所定のプロセッサがアクセス可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の競合
制御回路では、プロセッサからのアクセス要求に対して
1回のアクセス要求であることを判断するために、アク
セス要求有効パルス生成回路は、ラッチ回路と、このラ
ッチ回路をアクセスが完了する毎にリセットするラッチ
リセット回路を必要とし、回路構成が複雑となり、かつ
部品点数が多くなるという問題点があった。
【0008】本発明は、上述した問題点に鑑み、簡単な
回路構成でアクセス競合を制御できる競合制御回路を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)所定の2以上の整数をnとするとき、基準ク
ロックを取り込んでこれを計数しn進データを出力する
n進カウンタと、(ロ)このn進カウンタの出力するn
進データを入力して基準クロックの1周期ごとに交代す
るアクセス権をn個のプロセッサに1本ずつ対応したn
本のラインのそれぞれに排他的に割り振るデコーダと、
(ハ)n個のプロセッサから基準クロックと非同期で発
生するアクセス要求と基準クロックとをそれぞれ入力し
て、アクセス要求があった時には基準クロックと同期し
てこの基準クロックのn周期分がアクティブとなるアク
セス有効パルスを生成するアクセス有効パルス生成手段
と、(ニ)このアクセス有効パルス生成手段からアクセ
ス有効パルスが生成されている区間でアクセス権がアク
ティブとなっているそれぞれのプロセッサからのアクテ
ィブ要求に対して、デコーダでこれらに対応して排他的
に割り振られた区間についてそれぞれのプロセッサのア
クセスを時分割的に認めるアクセス競合制御手段とを競
合制御回路に具備させる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】すなわち請求項1記載の発明では 2以上
の整数をnとしたときに、n個のプロセッサからそれぞ
れ非同期でアクセス要求が発生した場合、これらを基準
クロックの何番目の区間に割り当てるかをデコーダで定
めておく。そして、いずれかのプロセッサからアクセス
要求が発生した場合には、そこからnクロック分、すな
わちn個のプロセッサが競合してアクセスした場合にも
これらの全部に区間を割り当てることができる長さのア
クセス有効パルスを生成して、このアクセス有効パルス
が発生している間で、デコーダで定めたそれぞれのプロ
セッサの占有できる区間にアクセス要求したそれぞれの
プロセッサを割り当てることにして、いかなる状態の競
合が発生してもそれぞれのプロセッサのアクセスを時分
割的に調整しながら認めるようにしている。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の競合制御回路の一実施例を
示すブロック図である。この実施例では、図示しないが
4つのプロセッサ(すなわち、n=4の場合)のアクセ
ス競合制御をする場合を例にとって説明する。
【0016】図1に示す競合制御回路は、4進カウンタ
1と、デコーダ3と、アクセス要求有効信号生成回路5
と、アクセス信号形成回路7と、論理和回路9とを備
え、非同期に動作する4個のプロセッサ(図示せず)か
らのアクセス要求の競合を制御できる。
【0017】この競合制御回路において、4進カウンタ
1は、基準クロックCLKを計数してn進データCTR
0,CTR1を形成する。デコーダ3は、4進カウンタ1
からのn進データCTR0,CTR1を基に4本の信号に
分離してアクセス権AW0,AW1,AW2,AW3を決定
する。また、アクセス要求有効信号生成回路5は、各プ
ロセッサからのアクセス要求信号AQ0,AQ1,A
2,AQ3に対して、基準クロックCLKに同期して所
定のアクセス有効パルスAO0,AO1,AO2,AO3
生成する。また、アクセス信号形成回路7は、デコーダ
3で決定されたアクセス権AW0,AW1,AW2,AW3
と、アクセス要求有効信号生成回路5からのアクセス有
効パルスAO0,AO1,AO2,AO3 を基にアクセス信
号を形成する。
【0018】ここで、アクセス要求有効信号生成回路5
は、4個のパルス生成回路50,51,52,53からな
る。これらパルス生成回路50,51,52,53は、同一
構成であるので、パルス生成回路51を代表して説明す
る。パルス生成回路51は、シフトレジスタSFTと、
反転入力端子を持つ論理積回路ADからなる。シフトレ
ジスタSFTは、アクセス要求信号AQ0を入力端子
と、リセット端子とに取り込むとともに、基準クロック
CLKをクロック端子CKに取り込む。また、シフトレ
ジスタSFTは、シフト出力の最初の出力端子と4ビッ
ト目の出力端子とを論理積回路AD各入力端子に入力
する。論理積回路ADの出力端子は、アクセス要求信号
AQ0を出力する。
【0019】また、アクセス信号形成回路7は、4個の
論理積回路70,71,72,73からなる。各論理積回路
0,71,72,73の一方入力端子にはデコーダ3か
らのアクセス権AW0,AW1,AW2,AW3が、それら
他方の入力端子にはパルス生成回路 0 ,51,52
3からのアクセス有効パルスAO0,AO1AO 2
3 がそれぞれ入力されるようにしてある。
【0020】このような実施例の作用を説明する。
【0021】図2は、上述した構成の実施例の動作を説
明するために示すタイムチャートである。
【0022】4進カウンタ1は、基準クロックCLKを
常にカウントしている。4進カウンタ1からの4進デー
タCTR0 ,CTR1 は、デコーダ3に入力される。デ
コーダ3により、基準クロックCLKの1クロック毎に
アクセス権AW0 ,AW1 ,AW2 ,AW3 が順次移動
する(時刻t1 ,t2 ,t3 ,t4 )。このとき、プロ
セッサからアクセス要求信号AQ0 が発生すると(時刻
0 )、アクセス要求有効信号生成回路5のパルス生成
回路50 は、基準クロックCLKによりデコーダ3から
出力されるアクセス権AW0 の変化点(時刻t1 )に同
期してアクセス要求信号AQ0 をアクティブ状態とする
(時刻t1 )。このパルス生成回路50は、4クロック
の間アクティブ状態を続けた後に(時刻t1 〜t5 )、
インアクティブ状態に戻す(時刻t5 )。
【0023】この基準クロックCLKの4クロック間に
デコーダ3から出力されるアクセス権AW0 ,AW1
AW2 ,AW3 は1廻りし、アクセス権AWがアクティ
ブとなる状態が1回発生する(図1では、アクセス権A
0 の場合、時刻t1 〜t2)。アクセス有効パルスA
0 がアクティブで、アクセス権AW0 がアクティブと
なったとき、プロセッサからのアクセス要求信号AQ0
は競合に勝ったことになり、論理和回路9からアクセス
信号を出力する。
【0024】このように本実施例では、各プロセッサか
らのアクセス要求信号AQ0 ,AQ 1 ,AQ3 ,AQ4
があると、少ない回路部品点数でアクセス競合を制御で
きることになる。
【0025】なお、上記した実施例では、プロセッサを
n=4個として説明したが、nを任意の整数としてもよ
いことはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、n個のプロセッサに1対1に対応したn本の
ラインにアクセス権を振分けるようにし、しかもこれら
のアクセス権が時間を異にして配置されるようにしたの
で、n本のラインを統合して処理した場合であっても各
プロセッサのアクセス権が時間的に重複するといった事
態を避けることができる。更に請求項1記載の発明で
は、いずれかのプロセッサからアクセス要求があったと
きに基準クロックに同期してn周期分がアクティブとな
るアクセス有効パルスを生成し、そのパルスの発生して
いる期間に全部のプロセッサがアクセスしてもデコーダ
で定めたそれぞれ1周期分の区間にこれらのプロセッサ
のアクセスを割り振ることができるようにしたので、競
合が生じたときに1つのプロセッサにアクセスを認める
手法と異なりすべてのプロセッサのアクセスが有効化さ
れることになって、プロセッサ側のアクションが無駄に
ならないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の動作を説明するために示すタイムチ
ャートである。
【図3】従来の競合制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 n進カウンタ 3 デコーダ 5 アクセス要求有効パルス生成回路 51 、52 、5n パルス生成回路 7 アクセス信号形成回路 71 、72 、7n 論理積回路 9 論理和回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の2以上の整数をnとするとき、基
    準クロックを取り込んでこれを計数しn進データを出力
    するn進カウンタと、 このn進カウンタの出力するn進データを入力して前記
    基準クロックの1周期ごとに交代するアクセス権をn個
    のプロセッサに1本ずつ対応したn本のラインのそれぞ
    れに排他的に割り振るデコーダと、 前記n個のプロセッサから前記基準クロックと非同期で
    発生するアクセス要求と前記基準クロックとをそれぞれ
    入力して、アクセス要求があった時には前記基準クロッ
    クと同期してこの基準クロックのn周期分がアクティブ
    となるアクセス有効パルスを生成するアクセス有効パル
    ス生成手段と、 このアクセス有効パルス生成手段からアクセス有効パル
    スが生成されている区間で前記アクセス権がアクティブ
    となっているそれぞれのプロセッサからのアクティブ要
    求に対して、前記デコーダでこれらに対応して排他的に
    割り振られた区間についてそれぞれのプロセッサのアク
    セスを時分割的に認めるアクセス競合制御手段 とを具備
    することを特徴とする競合制御回路。
JP25854392A 1992-09-28 1992-09-28 競合制御回路 Expired - Lifetime JP2973734B2 (ja)

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JPH06110849A JPH06110849A (ja) 1994-04-22
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