JP2970644B2 - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
車両用盗難防止装置Info
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Description
置、特に正規の携帯ツールを使用している場合にも一定
の条件の下に車両の盗難防止機能の解除を禁止する車両
用盗難防止装置に関する。
ツール(例えば、キー)のみによって解除可能なロック
装置があり、また、正規のイグニッションキーのみによ
ってエンジンの始動が可能になっている。従来、このよ
うにして車両の盗難防止が図られているが、機械的なロ
ック装置の場合、当該ロック装置の取り外しや破壊によ
って車両の移動が可能になり盗難される場合がある。こ
のような車両盗難の悪質化に伴い、さらに確実性、信頼
性の高い盗難防止装置を装備することが望まれている。
子的ロック装置の搭載された車両が実用化されている。
前記電子的ロック装置は、例えば、イモビライザ(Imob
ilizer)と称され、イグニッションキーに暗証コード送
信用のトランスポンダが内蔵され、当該トランスポンダ
がキーシリンダに設けられたアンテナからの電波によっ
て電力供給を受け、記憶している暗証コードの送信を行
う。前記キーシリンダのアンテナにはイモビライザEC
Uが接続されており、ここで、トランスポンダから送信
されてきた暗証コードが正しいか否かの判断が行われ
る。さらに、前記イモビライザECUには、エンジンの
点火及び燃料供給を制御するエンジンECUが接続さ
れ、イモビライザECUは、正しい暗証コードが取得で
きたか否かをエンジンECUに知らせる。そして、イモ
ビライザECUにおいて正しい暗証コードが得られなか
った場合には、エンジンECUがエンジンへの燃料の供
給及びエンジンにおける点火を禁止し、エンジンを停止
制御する。これによって、正規のキーを使用せずに車両
を始動しようとした場合におけるエンジンの始動、車両
の走行を阻止することができる。
たようなイモビライザを備える車両の場合、車両単独の
盗難は、防止可能であるが、車両と共にイモビライザに
暗証コードを送信するツール(例えばイグニッションキ
ー)も盗難されてしまうと、車両に対して何ら盗難防止
策を講じることができなくなるという問題がある。
ル)が設定されているが、普段使用されていないスペア
キーが盗難された場合にも車両に対して何ら盗難防止策
を講じることができなくなるという問題がある。
ものであり、その目的は、正規のツールを使用している
場合でも一定の条件の下に車両の盗難防止機能の解除を
禁止し車両の移動を阻止することのできる車両用盗難防
止装置を提供することにある。
するために、第1の発明は、携帯ツールからの車両盗難
防止制御の解除を求める要求コードを取得するコード取
得手段と、前記解除を許可する特定コードを記憶する記
憶手段と、取得した要求コードと特定コードとを照合し
て一致した場合に車両盗難防止制御の解除を行い一致し
ない場合に車両盗難防止制御を継続する制御手段とを含
む車両用盗難防止装置において、前記特定コードを所定
の変更タイミングで変更して、現在有効の特定コードを
無効化して前記携帯ツールの要求コードと不一致にさせ
るコード変更手段を有することを特徴とする。
ックの制御、ステアリングロックの制御、エンジン始動
禁止の制御等車両の盗難防止機能の制御である。また、
現在有効の特定コードとは、例えば、正規の携帯ツール
(イグニッションキー等に内蔵されたものを含む)等か
ら取得した要求コードに対応する任意の時点のコードで
あり、前記盗難防止制御の解除を行うことのできるコー
ドである。また、所定の変更タイミングとは、車両の正
規ユーザやディーラ等が予め設定したタイミングや正規
ユーザが変更操作を行ったタイミングである。
防止制御の解除を可能にする特定コードに対応する要求
コードを携帯ツールから提供した場合でも、異なる時点
では前記特定コードが無効になってしまうので、変更後
の特定コードに対応する要求コードを提供する手段を知
らない場合、または提供可能な他の携帯ツールを有して
いない場合には、車両の制御手段が盗難防止制御の解除
を禁止するので、正規のユーザまたは正規ディーラ以外
は車両の盗難防止制御の解除が不可能になるので確実に
盗難を防止することができる。
発明は、第1の発明において、前記記憶手段は、予め設
定された複数の特定コードを有し、前記コード変更手段
は、設定された複数の特定コードを所定の変更タイミン
グで順次選択し次期特定コードを決定することを特徴と
する。
ードであり、スペアの携帯ツール等に対応する特定コー
ドである。
変更されるので、より要求コードの要求条件が厳しくな
り盗難防止性を向上することができる。なお、特定コー
ドの選択間隔は均一でも個々に異なってもよい。
発明は、第1または第2の発明において、前記コード変
更手段を動作させるタイミングは、車両の走行距離の累
積値によって定めることを特徴とする。
発明は、第1または第2の発明において、前記コード変
更手段を動作させるタイミングは、特定コード変更後の
累積時間によって定めることを特徴とする。
ユーザに対して、過剰に特定コードが変更されることを
防止することができるので、車両使用毎に携帯ツールを
変更する煩わしさを低減できる。また、ある時点で車両
盗難防止制御を解除する要求コードを提供できる携帯ツ
ールと車両が共に盗難にあった場合でも、車両はある程
度の距離または時間分移動可能なので、盗難犯をユーザ
から遠ざけることが可能になり、ユーザの安全確保を行
うことができる。また、所定距離または所定時間走行後
車両を確実に停止させることができるので、盗難後の捜
索が容易になる。
発明は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記コ
ード変更手段を動作させるタイミングは、任意に変更可
能であることを特徴とする。
や保管状態に応じて、変更タイミングを変更できるの
で、ユーザの必要とする盗難防止策を講じることができ
る。
発明は、第1〜第5いずれかの発明において、前記制御
手段は、前記コード変更手段による特定コードの変更が
行われた場合には、車両制御状態に関わらず対応する要
求コードの照合要求を行い当該制御手段の動作を継続さ
せることを特徴とする。
われた場合には、車両の盗難防止制御の解除が許可され
ている状態、例えば、車両走行状態にあっても新たな特
定コードに対応する要求コードの照合要求が行われ、両
者が一致しない場合、車両を停止させることができるの
で、確実に盗難車の使用を禁止することができる。な
お、車両が実際に走行している時に前記制御手段により
エンジン停止(再始動禁止)動作等が行われることは好
ましくないので、例えば、エンジンの停止やパーキング
ブレーキON等が確認されるのと同時に制御手段の動作
を開始することが望ましい。
発明は、第2〜第6のいずれかの発明において、前記コ
ード変更手段が選択する特定コードのうち、取得した要
求コードとの一致頻度の低い特定コードに対して、当該
特定コードとに基づいて許可される車両の盗難防止内容
に制限を加える制御制限手段を有することを特徴とす
る。
要求コードを提供する携帯ツール等がバックアップ用、
例えば、車両使用場所とは異なる保管場所等に長期保管
された結果、所定時間(例えば、500時間)以上、要
求コードとの一致動作が行われなかったコードである。
また、車両の盗難防止内容の制限とは、前記盗難防止制
御解除の一部または全部を禁止することである。
ールは、実質的に車両の制御ができなくなるため保管用
の携帯ツール等が盗難に遭った場合でも車両の不正使用
を防止することができる。
発明は、第1〜第7のいずれかの発明において、さら
に、特定条件により、特定コードの無効化をキャンセル
するキャンセル手段を含むことを特徴とする。
するとは、一度特定コードの無効化による盗難防止装置
の動作の一時的解除や特定コードの無効化への移行の延
期等を意味する。
者、例えば正規ユーザや正規ディーラ等であれば、特定
コードの無効化の一時的な解除や無効化への移行の延期
を行うことができるので、盗難防止効果を維持しつつ、
車両盗難防止装置の使い勝手を低下させることを防止で
きる。
発明は、第8の発明において、前記キャンセル手段は、
所定のマニュアルキャンセル操作による所定の条件を満
たした場合に動作することを特徴とする。
とは、暗証番号の入力や車両に備え られた種々の装置の
スイッチ類の組み合わせ操作等である。
操作を知りうる特定の者(正規ユーザや正規ディーラ
等)のみが特定コードの無効化のキャンセルを容易に行
うことができる。
の発明は、第8の発明において、前記キャンセル手段
は、前記記憶手段に記憶されたキャンセルリクエストコ
ードを取得した場合に動作することを特徴とする。
の発明は、第10の発明において、前記キャンセルリク
エストコードは、前記要求コードを送出する携帯ツール
以外の携帯ツールから送出することを特徴とする。
コードを知りうる特定の者(正規ユーザや正規ディーラ
等)のみが特定コードの無効化のキャンセルを容易に行
うことができる。
(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
体構成を説明する構成ブロック図が示されている。前記
車両用盗難防止装置10は、車両において実際に盗難防
止動作を行うエンジン制御装置12a、ステアリングロ
ック装置12b、ドアロック装置12c等に接続された
電子制御ユニット(以下、ECUという)14を中心と
する車両側システムと、車両の正規所有者であるユーザ
が携帯し所定のIDコード(後述する要求コード)を送
信する第1携帯ツール16及び前記携帯ツール16と
は、異なるIDコード(後述するセキュリティーリクエ
スト)を送信可能な第2携帯ツール18とで構成されて
いる。
ッションキーに内蔵されてもよいし、前記イグニッショ
ンキーとは別に単独で構成されてもよい。また、前記第
1携帯ツール16と第2携帯ツール18とを同一の筐体
で構成してもよい。前記第1携帯ツール16は、前記車
両側に搭載されたエンジン制御装置12aやステアリン
グロック装置12bやドアロック装置12cの盗難防止
制御の解除を求める要求コード(IDコード)を送出す
る。車両側に搭載されたエンジン制御装置12a、ステ
アリングロック装置12b、ドアロック装置12c等は
盗難防止機能が動作している場合、エンジン制御装置1
2aはエンジン始動禁止状態にあり、ステアリングロッ
ク装置12bはステアリング操作ができないステアリン
グロック状態にあり、ドアロック装置12cはドアが施
錠されたドアロック状態にある。前記要求コードは、各
盗難防止装置に対してエンジン始動許可、ステアリング
アンロック、ドアアンロック等を要求する。
難防止装置の制御を行い盗難防止状態(セキュリティー
モード)にするセキュリティーリクエストコードを送出
する。この第2携帯ツール18には、スイッチ18aが
形成され、セキュリティーモードに設定する時に押下す
る。
求コードや第2携帯ツール18から送出されるセキュリ
ティーリクエストコードは、車両側のECU14に接続
された受信機20を介して、ECU14内部のCPU2
2に提供される。このCPU22には、揮発性メモリで
あるRAM24と読み出し専用メモリであるROM26
が内蔵されている。前記RAM24は各コードの作業領
域であり、ROM26は後述する特定コードの変更や制
御制限等を行う車両用盗難防止装置10の制御プログラ
ム等が格納されている。CPU22は前記受信機20を
介して要求コードやセキュリティーリクエストコードを
前記RAM24に格納する。
リであるEEPROM28が接続されている。このEE
PROM28には、前記第1携帯ツール16の送信する
要求コードに対応するコード(以下、特定コードとい
う)が格納されている。この特定コードによってのみ前
記盗難防止装置の盗難防止制御の解除を行うことができ
る。なお、通常、車両には、利用者毎のイグニッション
キーが設定されていたり、紛失や破損等に備えて予備の
イグニッションキーが複数準備されている。そのため、
第1携帯ツール16がイグニッションキーに内蔵されて
いる場合には、第1携帯ツール16も各イグニッション
キー毎に複数設定されることになるので、各第1携帯ツ
ール16毎に特定コードが設定される。
介して要求コードを取得した場合、正規ユーザ登録した
特定コードをEEPROM28からRAM24に呼び出
し、前記要求コードが前記RAM24に呼び出された特
定コードと一致するか否かの判断を行い、取得した要求
コードとRAM24に呼び出されている特定コードとが
一致した場合にのみ、前記エンジン始動禁止の解除、ス
テアリングロック解除、ドアロック解除等、盗難防止機
能の解除が行われる。
求コードと比較する現在の特定コードを所定のタイミン
グで無効化してしまうところである。つまり、あるタイ
ミングで、現在まで使用可能であった第1携帯ツール1
6の使用を無効にしてしまうところである。
ドとは異なる特定コード(セキュリティーコード)が格
納されている。前記CPU22が前記受信機20を介し
て前記第2携帯ツール18からのセキュリティーリクエ
ストコードを受信し、RAM24に格納した時、セキュ
リティーリクエストコードと車両毎に設定されているセ
キュリティーコードとを比較し、一致した場合、CPU
22は、正規の要求コードの有無に関わらず、盗難防止
機能を動作させて、エンジン始動禁止、ステアリングロ
ック設定(ON)、ドアロック設定(ON)等、盗難の
防止制御(セキュリティーモードON)を行うと共に、
今までRAM24で比較基準になっていた特定コードを
無効にして、他の特定コード(例えば、セキュリティー
コード)の有効化を行い、以後、正規の第1携帯ツール
16からの要求コードを取得した場合でも、前述のよう
な盗難防止機能解除動作を行わないようにする。
と共に車両盗難に遭遇した場合でも、車両に対して第2
携帯ツール18よりセキュリティーリクエストコードの
送信を行えば、自己の車両を直ちにセキュリティーモー
ドに設定すると共に、第1携帯ツール16の機能も無効
化することが可能になる。その結果、車両の盗難の防止
及び盗難後の車両移動の禁止等が可能になり盗難による
被害を最小限に抑えることができる。なお、セキュリテ
ィーモード移行後は、RAM24における比較基準がセ
キュリティーコードになるが、この時、ECU14は、
常に、前記第2携帯ツール18に対して、存在を確認す
る確認コードを送出し、第2携帯ツール18から前記確
認コードに対応する応答コード(例えば、セキュリティ
ーリクエストコード)を受信する。この応答コードとR
AM24に読み出されているセキュリティーコードが対
応している間は、少なくともエンジン始動禁止の解除と
ステアリングロック解除とを可能にするようにする。こ
れにより、ユーザが誤ってセキュリティーモードの設定
をしてしまった場合に車両移動ができないという不都合
を回避することが可能になる。また、この間は、車両の
移動が可能であるため、第2携帯ツール18を有さない
第三者も所定領域(ECU14が第2携帯ツール18の
応答コードを受信している間)は、車両の移動が可能で
あるが、所定領域を越えた時点で車両は完全なセキュリ
ティーモードに移行してしまうため、その時点で、車両
の移動はできなくなる。つまり、車両が盗難犯等に奪わ
れた場合、犯人をユーザから遠ざけることが可能にな
り、ユーザに危害が及ぶ等の二次的被害を防止すること
ができる。
が行われると、ECU14は、EEPROM28にセキ
ュリティーモードに設定されたことを示すセキュリティ
ーステータスを書き込むため、たとえ、バッテリが取り
外されたとしてもセキュリティーモードに設定されたこ
とがリセットされることは無く、許可を受けていない第
三者(正規ユーザ及び正規ディーラ等以外)がセキュリ
ティーモードを解除することはできない。
ーラ等が保管する専用の解除用ツール32のみで行える
ように設定することが望ましい。前述したように、正規
ユーザの有する第2携帯ツール18がECU14に対し
て応答コードを送信し、当該ECU14が前記応答コー
ドを受信している間は、ECU14は少なくともエンジ
ン始動禁止の解除とステアリングロック解除とを行って
いるので、セキュリティーモードを故意または、誤操作
により設定してしまった場合でも、正規ユーザは、正規
ディーラに車両を移動することが可能である。正規ディ
ーラでは車両とユーザの確認を行った後、セキュリティ
ーモードの解除(セキュリティーステータスの削除)を
前記解除用ツール32で行うことになる。
ティーモード移行手順を説明するフローチャートが示さ
れている。通常、車両側のECU14は第1携帯ツール
16から送出される要求コードと特定コードとの比較照
合を行い、一致した場合にはエンジン制御装置12aや
ステアリングロック装置12bやドアロック装置12c
等が行っている盗難防止制御の解除を行う。この時、E
CU14は同時に、第2携帯ツール18からのセキュリ
ティーリクエストがあるか否かの確認を行っている(S
100)。ECU14は、セキュリティーリクエストが
確認できた場合、特定コードに代わって、セキュリティ
ーコードをRAM24に呼び出し、第1携帯ツール16
からの要求コードに対応する特定コードの無効化を行
い、セキュリティースタンバイ、すなわちエンジン始動
禁止の解除とステアリングロック解除以外の盗難防止機
能の動作を行う(S101)。同時に、ECU14の有
するタイマt(不図示)のカウントを開始して、t=T
1(例えば、10分)経過後に(S102)、第2携帯
ツール18の存在を確認するために確認コード(信号)
の送信を送信機30を介して行う(S103)。そし
て、ECU14は送信した確認コードに対して一致する
応答コードが取得できたか否かの判断を行う(S10
4)。一致する応答コード(信号)が得られた場合、E
CU14は、正規ユーザが車両の周辺に第2携帯ツール
18を携帯して存在すると判断して、(S102)に戻
り、再度、カウンタtをスタートさせて所定時間後に確
認コードの送信を行い前述と同様な処理を行う。この結
果、セキュリティーモードを間違って設定してしまった
場合、正規ユーザは、第2携帯ツール18を保持してい
れば、車両の移動が可能になり、正規ディーラにおいて
セキュリティーモードの解除を行うことができる。ま
た、車両の盗難に遭った場合、盗難犯は車両移動が一時
的に可能になるので、盗難犯をユーザから遠ざけること
ができる。
ドが得られない場合、すなわち、車両の周辺に第2携帯
ツール18を有する正規ユーザが存在しないと判断した
場合、ECU14は、エンジン始動禁止とステアリング
ロック設定を含む完全なセキュリティーモードへの移行
を行う(S105)。これによって、車両の盗難が行わ
れた場合でも所定時間経過後に車両の使用が完全に禁止
される。なお、前述したように、車両が走行している場
合には、周囲の安全を確保するため、エンジンの停止や
パーキングブレーキのONが確認された後(S105)
に移行することが望ましい。また、ECU14は、(S
105)の処理後も確認コードの送信を継続し、第2携
帯ツール18の応答コードが確認されたら、つまり正規
ユーザが第2携帯ツール18を携帯して車両に戻ったら
セキュリティースタンバイ状態に復帰し、車両の移動を
許可し、正規ディーラへの移動を許容する。
在まで使用可能であった特定コードを無効化して、他の
コード、例えばセキュリティーコードによって盗難防止
機能の解除を制御できるので、車両と共に第1携帯ツー
ル16が盗難されても第2携帯ツール18の存在を知ら
ない第三者に対して盗難防止対策を講じることができ
る。
ある。なお、実施形態1と同じ構成部分には、同一の符
号を付し、その説明を省略する。実施形態1は、正規ユ
ーザが第2携帯ツール18を用いて、所望のタイミング
(盗難等に遭った時)でセキュリティーモードの設定を
行う例を説明したが、本実施形態2の場合、カウンタ3
4の加算値が所定値に達した時点(走行中の場合は、エ
ンジンの停止やパーキングブレーキONが確認された
後)でセキュリティーモードに移行するようになってい
る。なお、前記カウンタ34によってセキュリティーモ
ードに移行することを第2携帯ツール(キャンセル手
段)36によって、回避することができる。つまり、セ
キュリティーモード移行前に、スイッチ36aを操作す
ることによって、カウンタリセットリクエストコードが
送信され、EEPROM28に格納されているカウンタ
リセットコードとの照合を行う。その結果、両者が対応
する場合、カウンタ34のリセットを行う。この場合、
セキュリティー事前通知装置38によって、セキュリテ
ィーモード移行が近づいている旨をユーザに事前通知す
ることが望ましい。この事前通知は、アラームや音声案
内、表示灯点灯等で複数回段階的に通知することが望ま
しい。
たは走行距離計測カウンタ等で構成される。前記カウン
タ34が時間計測カウンタの場合、例えば、100時
間、1000時間、1週間、1ヶ月、1年等に設定され
て、走行距離計測カウンタの場合には、10Km、10
0Km、1000Km等のように設定可能であり、ユー
ザの車両使用頻度によって設定を変えられるようにする
ことが望ましい。つまり、車両の使用頻度が低いユーザ
の場合、セキュリティーモードの移行間隔を長くしてお
けば、車両の使用の度にセキュリティーモードのリセッ
トを行う必要が無くなり、操作の煩わしさを低減するこ
とができる。特に、カウンタ34として走行距離計測カ
ウンタを使用すれば、車両使用頻度の少ないユーザの負
担は軽減される。また、前記設定値は、正規ディーラの
有するカウンタ変更ツール40によって任意に変更可能
であり、正規ユーザの車両使用頻度や車両を使用する地
域の治安状況等によって適宜選択することが望ましい。
まった後は、実施形態1と同様に、正規ディーラの有す
るセキュリティーモード解除用ツール32によって解除
を行う。また、セキュリティーモードに移行後の正規ユ
ーザによる車両の移動は、実施形態1と同様にECU1
4と第2携帯ツール36のと間の確認コードと応答コー
ドとの交信による盗難防止機能の一時解除によって行
う。また、前記第2携帯ツール36によって、セキュリ
ティーモード移行後のリセットを可能にしてもよいが、
この場合、セキュリティー性を向上するために、例え
ば、第2携帯ツール36に、複数のスイッチ36aを設
け、リセット操作は複数のスイッチ36aの連続操作に
よる暗証コード送信によって行うようにすることが望ま
しい。
を設け、指定日(例えば、毎月10日)にカウンタのリ
セット操作を行わなければ、カウンタの加算値に関わら
ずセキュリティーモードの移行を行うようにしてもよ
い。この時、長期間車両を使用しない場合でも指定日に
必ず、セキュリティーモードの設定が行われ、盗難防止
性を向上することができる。
ード移行を説明するフローチャートが示されている。E
CU14は、正規ユーザの第2携帯ツール36または、
正規ディーラによるリセット操作が行われたことを確認
すると、カウンタ34を初期値(時間計測カウンタの場
合は経過時間T=0、走行距離計測カウンタの場合は走
行距離L=0)にセットし(S200)、その時点から
TまたはLの加算を開始する(S201)。この間、E
CU14は第1携帯ツール16から送出される要求コー
ドと特定コードとの比較照合を行い、一致した場合には
エンジン制御装置12aやステアリングロック装置12
bやドアロック装置12c等が行っている盗難防止機能
の解除を行う。
6によるセキュリティリセット操作が行われたか否かの
確認を行う(S202)。つまり、受信機20を介して
ECU14が第2携帯ツール36からのカウンタリセッ
トリクエストコードを受信したか否かの確認を行ってい
る。もし、ECU14が、EEPROM28が格納して
いるカウンタリセットコードと一致するカウンタリセッ
トリクエストコードを受信した場合には、ECUは(S
200)に戻り、カウンタ34の加算値をリセットす
る。一方、一致するカウンタリセットコードを確認でき
ない場合には、カウンタ34の加算値Tが予め設定され
たカウント値T1(例えば、1週間)以上になったか否
かの判断を行う(S203)。まだ、T1を越えていな
い場合、つまりT<T1の場合、(S201)に戻って
Tの加算処理を継続し、セキュリティーリセットコード
の受信確認を行う。また、T≧T1になった場合、セキ
ュリティーモードに移行して(S204)、今まで、第
1携帯ツール16からの要求コードと照合していた特別
コードを無効化して、カウンタリセットコードをRAM
24における比較基準とする。
ツール36から送信される応答コード(例えば、セキュ
リティーリセットリクエストコード)とRAM24に呼
び出されているカウンタリセットコードとの比較が行わ
れるようになり、第2携帯ツール36を有さない第三者
による車両の移動が制限される。なお、実施形態2の場
合も実施形態1と同様に、車両が走行している間にT≧
T1になった場合、周囲の安全を確保するため、車両の
エンジン停止やパーキングブレーキONを確認した後に
セキュリティーモードに移行することが望ましい。
距離によって、現在まで盗難防止制御の解除が可能であ
った特定コードを無効化できるので、車両と現在まで前
記制御の解除が可能であった携帯ツールを合わせて盗難
された場合でも、車両が設定された時間の経過後や所定
距離走行後に、盗難防止状態になり車両の移動等が不可
能になり、盗難車の不正使用を阻止することができると
共に、捜索を容易に行うことができる。
のイグニッションキーが設定されている。また、前述し
た第1携帯ツール16は携帯性を考慮するとイグニッシ
ョンキーに内蔵されることが望ましい。従って、第1携
帯ツール16も複数準備されることになる。この場合、
正規ユーザは、例えば第1携帯ツール16aを常時使用
し、他の第1携帯ツール16b,16c等(本実施形態
では3個準備されている場合を説明する)は自宅等所定
の場所に保管しておくことが多い。もし、第1携帯ツー
ル16b,16cが盗難に遭った場合、正規ユーザは、
盗難の事実の認識が遅れるため、実施形態1の場合、第
2携帯ツール18によるセキュリティーモード設定が遅
れるため車両盗難を防げなくなる場合がある。そこで、
第1携帯ツール16の使用頻度に応じて、各盗難防止装
置の制御内容に制限を加える制御制限手段を設けること
が望ましい。
のECU14は常時、第1携帯ツール16の使用状況を
認識する処理を行っている。つまり、第1携帯ツール1
6aに対応する特定コードAの前回読み出しが所定時間
(例えば、500時間)以前か否かの判断を行う(S3
00)。もし、特定コードAの前回読み出しが500時
間以上前の場合、第1携帯ツール16aに対応する特定
コードAを無効化し、対応する特定コード照合による盗
難防止機能の解除を禁止する(S301)。また、特定
コードAの読み出しが500時間以内に行われている場
合には、第1携帯ツール16bに対するチェック、つま
り、第1携帯ツール16bに対応する特定コードBの前
回読み出しが所定時間(例えば、500時間)以前か否
かの判断を行う(S302)。特定コードBの前回読み
出しが500時間以上前の場合、第1携帯ツール16b
に対応する特定コードBを無効化し、対応する特定コー
ド照合による盗難防止機能の解除を禁止する(S30
3)。以下、第1携帯ツール16cに対しても同様な判
断を行い第1携帯ツール16cの使用頻度のチェックを
行い(S304)、前回読み出しが500時間以上前の
場合、特定コードCを無効化する(S305)。(S3
04)で第1携帯ツール16cに対応する特定コードC
の読み出しが500時間以内に行われていると判断され
た場合には、無効になっていない上位の特定コード(特
定コードAを最上位、順に特定コードB、特定コードC
とした場合)のチェックを行うため、(S300)、ま
たは(S302)、または(S304)に戻って、他の
第1携帯ツール16の使用頻度のチェックを継続する
(S306)。
とによって、長期保管していた第1携帯ツール16が盗
難された場合でも車両の盗難防止機能を動作させること
が可能になり、セキュリティー性を向上することができ
る。
と、正規ユーザが常時使用している第1携帯ツール16
でも500時間経過後には、機能制限を受けてしまう。
この場合、例えば、図6のフローチャートに示すような
機能制限復帰手順に従って、第1携帯ツール16の使用
を復帰させることができる。図6では、第1携帯ツール
16bの送信する要求コードBに対する特定コードBを
復帰させる例を説明する。
が送信した要求コードBを受信すると(S400)、C
PU22はEEPROM28に要求コードBに対応する
特定コードが存在するか否かの判断を行う(S40
1)。ECU14は対応する特定コードが存在しない場
合、盗難防止機能を継続する(S402)。つまり、第
1携帯ツール16bの機能制限を継続する。もし、EE
PROM28に要求コードBに対応する特定コードBが
存在する場合、ECU14は、まず、ドアロック装置1
2cを制御してドアアンロックを行い(S403)、車
室内への進入のみを許可する。続いて、ECU14は正
規ユーザのみが知っている復帰操作が正確に行われたか
否かの判断を行う(S404)。この復帰操作は、例え
ば、ブレーキペダル5回ON、ドアアンロックスイッチ
3回ON、ラジオスイッチ4回ON、ヘッドライトスイ
ッチ8回ON等の操作順番や回数が決められた操作であ
る。この復帰操作が正確に行われなかった場合、ECU
14は盗難防止機能を継続し(S402)、第1携帯ツ
ール16bの機能制限を継続する。
記要求コードBに対する特定コードBの照合処理を復帰
させ(S405)、RAM24における要求コードの比
較基準コードとする。そして、再度、送信されてくる要
求コードの受信を行い(S406)、特定コードBと送
信されてくる要求コードとが一致するか否かの判断を行
う(S407)。この時点で、もし特定コードBと受信
した要求コードが一致しない場合、(S402)に移行
し盗難防止機能を継続する。また、特定コードBと受信
した要求コードが一致した場合、正規ユーザによる操作
であると判断して、ECU14は全盗難防止機能の解除
を許可する(S408)。
携帯ツール16と対応する特定コードに制限を加えるこ
とによって、長期保管されていた第1携帯ツール16と
車両が合わせて盗難された場合でも、盗難防止策を講じ
ることができる。
ツール16が固有の要求コードを電波で車両側のECU
14に送信する例を説明したが、メカキーをキーシリン
ダに挿入して、その形状から要求コードを読み取って特
定コードとの照合を行う盗難防止装置に第2携帯ツール
18,36に基づく動作を適応しても同様の効果を得る
ことができる。また、各実施形態では、盗難防止装置と
して、エンジン制御装置12a、ステアリングロック装
置12b、ドアロック装置12cを用いる例を説明した
が他の盗難防止装置を制御してもよい。
定タイミングで無効化される特定コードに代わって、セ
キュリティーリクエストコードやカウンタリセットリク
エストコードを送信できる第2携帯ツール18,36を
使用する例を説明したが、第1携帯ツール16a,16
b,16c等のように複数設定されている場合には、第
1携帯ツール16aに対応する特定コードAが無効化さ
れた場合、第1携帯ツール16bや第1携帯ツール16
cを第2携帯ツールと見なして、ECU14において、
盗難防止制御を解除する次期特定コードとして、第1携
帯ツール16bに対応する特定コードBや第1携帯ツー
ル16cに対応する特定コードCを採用するようにして
も前述した各実施形態と同様の効果を得ることができ
る。また、この時、タイマ等を利用して、次期特定コー
ドの採用間隔をランダムに変更するようにしてもよい。
用している場合でも一定の条件の下に車両の制御を禁止
し停止させることができるので、前記条件を知らない第
三者に対して車両の盗難防止策を容易に講じることがで
きる。
説明する構成ブロック図である。
リティーモード移行を説明するフローチャートである。
説明する構成ブロック図である。
リティーモード移行を説明するフローチャートである。
ツールに使用制限を加える手順を説明するフローチャー
トである。
せる手順を説明するフローチャートである。
置、12b ステアリングロック装置、12c ドアロ
ック装置、14 ECU、16 第1携帯ツール、18
第2携帯ツール、20 受信機、22 CPU、24
RAM、26ROM、28 EEPROM、30 送
信機、32 解除用ツール。
Claims (11)
- 【請求項1】 携帯ツールからの車両盗難防止制御の解
除を求める要求コードを取得するコード取得手段と、前
記解除を許可する特定コードを記憶する記憶手段と、取
得した要求コードと特定コードとを照合して一致した場
合に車両盗難防止制御の解除を行い一致しない場合に車
両盗難防止制御を継続する制御手段とを含む車両用盗難
防止装置において、 前記特定コードを所定の変更タイミングで変更して、現
在有効の特定コードを無効化して前記携帯ツールの要求
コードと不一致にさせるコード変更手段を有することを
特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記記憶手段は、予め設定された複数の特定コードを有
し、 前記コード変更手段は、設定された複数の特定コードを
所定の変更タイミングで順次選択し次期特定コードを決
定することを特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の装置にお
いて、 前記コード変更手段を動作させるタイミングは、車両の
走行距離の累積値によって定めることを特徴とする車両
用盗難防止装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の装置にお
いて、 前記コード変更手段を動作させるタイミングは、特定コ
ード変更後の累積時間によって定めることを特徴とする
車両用盗難防止装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の装置において、 前記コード変更手段を動作させるタイミングは、任意に
変更可能であることを特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の装置において、 前記制御手段は、前記コード変更手段による特定コード
の変更が行われた場合には、車両制御状態に関わらず対
応する要求コードの照合要求を行い当該制御手段の動作
を継続させることを特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項7】 請求項2から請求項6のいずれかに記載
の装置において、 前記コード変更手段が選択する特定コードのうち、取得
した要求コードとの一致頻度の低い特定コードに対し
て、当該特定コードとに基づいて許可される車両の盗難
防止内容に制限を加える制御制限手段を有することを特
徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
の装置において、 さらに、特定条件により、特定コードの無効化をキャン
セルするキャンセル手段を含むことを特徴とする車両用
盗難防止装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の装置において、 前記キャンセル手段は、所定のマニュアルキャンセル操
作による所定の条件を満たした場合に動作することを特
徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項10】 請求項8記載の装置において、 前記キャンセル手段は、前記記憶手段に記憶されたキャ
ンセルリクエストコードを取得した場合に動作すること
を特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の装置において、 前記キャンセルリクエストコードは、前記要求コードを
送出する携帯ツール以外の携帯ツールから送出すること
を特徴とする車両用盗難防止装置。
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