JP2005178666A - 盗難防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両使用許可者以外の者のエンジン始動を確実に阻止して車両盗難に対するセキュリティ性の向上させることができ、また、盗難防止のための操作を簡単に行うことのできる盗難防止システムを提供する。
【解決手段】 エンジン始動許可信号が供給されている状態でのみエンジンキー5のオン操作に応答してエンジン2を始動させるエンジン制御部4と、近距離無線通信で使用される固有のID情報が付与された携帯通信機器7と、携帯通信機器7に付与された固有のID情報を登録するID情報記憶部6aを備え、エンジンキー5のオン操作の有無に拘わらず携帯通信機器7から近距離無線通信によりID情報を取得し、該取得したID情報がID情報記憶部6aに登録されているID情報に一致しない場合に、エンジン制御部4へのエンジン始動許可信号の供給を抑止する車載通信機器6とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、盗難防止システムに関し、特に携帯通信機器を用いて盗難防止を実現する技術に関する。
従来、携帯通信機器を利用して車両の使用を許可された者(以下、「車両使用許可者」という)を特定することにより車両の盗難を防止する車両用セキュリティシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用セキュリティシステムでは、車載機器内のメモリに車両使用許可者が所持する携帯通信機器に付与されているID情報と同じID情報が登録されている。車載機器は、イグニッションスイッチにより車両用メイン電源がオンされたときに、携帯通信機器との間で短距離無線通信により通信を行って両者のID情報が一致しているか否かを確認する。そして、一致しなかった場合は、車載機器は警報信号を出力し、エンジンECUに対しエンジン始動の禁止指令を与えるとともに、車両使用許可者が所有する携帯通信機器へ向けて遠距離通信可能な車載通信端末を通じてアラーム情報を送信する。
また、従来の車両用セキュリティシステムでは、車両使用許可者が所有する携帯通信機器がアラーム情報を受信したときに、車両が停止していることを条件に、当該車両を走行不能状態に切換える走行禁止制御を行なうことができる。また、短距離通信範囲内に適正な使用者が存在しない場合に、施解錠装置を通じて車両用ドアロック機構に施錠動作を行わせることができる。更に、車両使用許可者が所有する携帯通信機器から確認要求信号を送信したとき、車載通信端末を通じて施錠の有無を示す状態信号を携帯通信機器ヘアンサーバックし、施錠忘れがあったとき、携帯通信機器から施錠指令信号を送信して車両用ドアロック機構を作動させて施錠することができる。
特開2002−269663号公報
しかしながら、上述した従来の車両用セキュリティシステムでは、イグニッションスイッチからのスイッチング信号により車両用メイン電源がオンにされた時に盗難であるかどうかを確認する処理が開始されるので、イグニッションスイッチを操作しないで例えば配線を直結してエンジンを始動させる場合には対応できないという問題がある。
また、車両使用許可者が携帯通信機器を所持していなかったり、電池切れや故障により携帯通信機器を使用できなかったり、或るいは携帯通信機器の機種更新が行なわれることにより携帯通信機器に付与されているID情報が変更された場合等であっても、特殊な手続きによりエンジン始動を可能にしたいという要請があり、更に、携帯通信機器のID情報の登録、登録解除、変更等を簡単な操作で行いたいという要請がある。
この発明は、上述した問題を解消し、また、上述した要請に応えるためになされたものであり、その目的は、車両使用許可者以外の者のエンジン始動を確実に阻止して車両盗難に対するセキュリティ性の向上させることができ、また、盗難防止のための操作を簡単に行うことのできる盗難防止システムを提供すること目的とする。
この発明に係る盗難防止システムは、エンジン始動許可信号が供給されている状態でのみエンジンキーのオン操作に応答してエンジンを始動させるエンジン制御部と、近距離無線通信で使用される固有のID情報が付与された携帯通信機器と、携帯通信機器に付与された固有のID情報を登録するID情報記憶部を備え、エンジンキーのオン操作の有無に拘わらず携帯通信機器から近距離無線通信によりID情報を取得し、該取得したID情報がID情報記憶部に登録されているID情報に一致しない場合に、エンジン制御部へのエンジン始動許可信号の供給を抑止する車載通信機器とを備えている。
この発明に係る盗難防止システムによれば、携帯通信機器から近距離無線通信により取得したID情報がID情報記憶部に登録されているID情報に一致しない場合に、エンジンキーのオン操作がなされなくても、エンジン制御部に送るエンジン始動許可信号を抑止するようにしたので、登録された携帯通信機器を携行しない者がエンジンキーを操作しないで配線を直結してエンジンを始動させようとしてもエンジンを始動させることができない。その結果、エンジンキーの紛失、盗難、違法複製等に起因する車両の盗難を防止することができ、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、車両1に搭載されたエンジン2、バッテリ3、エンジン制御部4、エンジンキー5及び車載通信機器6と、車両使用許可者が所持する携帯通信機器7とから構成されている。
エンジン2は、バッテリ3から供給される電源とエンジン制御部4から供給されるエンジン制御信号によって、その始動、停止等が制御される。
エンジン制御部4は、エンジンキー5が操作されることにより発生される指令と車載通信機器6から送られてくるエンジン始動許可信号に基づきエンジン制御信号を生成し、エンジン2に送る。より具体的には、エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号が送られてきている場合にのみエンジンキー5のオン操作により発生された指令を受け付け、エンジン2を始動させるためのエンジン制御信号を生成する。従って、車載通信機器6からエンジン始動許可信号が送られてきていない状態では、エンジンキー5のオン操作は無効である。
車載通信機器6は、近距離無線通信機能を備えた例えばカーオーディオ装置から構成されている。この車載通信機器6は、ID情報記憶部6aを備えている。ID情報記憶部6aには、通信相手が車両使用許可者が所持する携帯通信機器7であるか否かを判定するために、携帯通信機器7にユニークに付与されたID情報が登録(記憶)される。カーオーディオ装置は、オーディオ機能を制御するための複数の操作釦(図示は省略)を備えている。これらの操作釦は、詳細は後述するが、ID情報の登録や消去を行うためにも使用される。なお、車載通信機器6としては、カーオーディオ装置に限らず、カーナビゲーション装置、その他の車載装置を用いることができる。
この車載通信機器6は、バッテリ3から直接に供給される電源(所謂+B電源)によって動作する。従って、エンジンキー5のオン操作がなされる前であっても動作可能である。なお、車載通信機器6の全体ではなく、そのうちの盗難防止機能を実現するための回路にのみバッテリ3から直接に電源を供給するように構成できる。この構成によれば、車載通信機器6の全体に電源を供給する場合に比べて、バッテリ3の消耗を抑えることができる。
近距離無線通信には、ISMバンドと呼ばれる2.4GHz帯の電波を用い、伝送距離10〜100メートル程度、通信速度1〜11Mbps程度の短距離通信技術として開発されている無線LANやブルートゥース(Bluetooth)規格に従った無線電送方式を使用することができる。
携帯通信機器7は、近距離無線通信機能を備えた例えば携帯電話から構成されており、該携帯電話に固有のID情報を記憶している。なお、携帯通信機器7としては、携帯電話に限らず、PDAやノート型のパーソナルコンピュータといった可搬型の種々の近距離無線通信機能を備えた機器を用いることができる。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、ID情報記憶部6aに登録されたID情報に一致するID情報を有する携帯通信機器(以下、「登録された携帯通信機器」という)7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。より具体的には、車載通信機器6は、近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する携帯無線機器7からID情報の取得を定期的に試みる。そして、例えば携帯無線機器7の所持者が車両1に乗り込む等によって近距離無線通信による通信可能範囲内に入り、その携帯無線機器7からID情報を取得できた場合は、その取得されたID情報がID情報記憶部6aに登録されたID情報に一致するかどうかがチェックされる。
このチェックの結果、携帯通信機器7から取得されたID情報がID情報記憶部6aに登録されたID情報に一致することが判断されると、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信が可能な範囲に存在することが認識され、車載通信機器6は、その旨表すエンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送る。一方、携帯通信機器7から取得されたID情報がID情報記憶部6aに登録されたID情報に一致しないことが判断された場合及びID情報の取得に失敗した場合は、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信が可能な範囲に存在しないことが認識され、車載通信機器6は、その旨を表すエンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送らない。
エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号を受け取った場合は、エンジンキー5のオン操作を有効にする。従って、この状態においてエンジンキー5のオン操作により発生された指令を受け取ると、エンジン2を始動させるためのエンジン制御信号を生成し、エンジン2に送る。これにより、登録された携帯通信機器7を所持した者がエンジンキー5をオン操作すればエンジン2が始動される機能が実現されている。
一方、エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号を受け取っていない状態では、エンジンキー5のオン操作を無効にする。従って、エンジン制御部4は、この状態においてエンジンキー5のオン操作により発生された指令を受け取っても、エンジン2を始動させるためのエンジン制御信号を生成しない。これにより、携帯通信機器7を所持しない者又はID情報が車載通信機器6のID情報記憶部6aに登録されていない携帯通信機器7を所持している者がエンジンキー5をオン操作してもエンジン2の始動が抑止される機能が実現されている。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る盗難防止システムによれば、従来の盗難防止システムでは、その車両1に適合したエンジンキー5のオン操作に応答して盗難であるかどうかを確認する処理が開始されるのに対し、常に電源が供給されている車載通信機器6からのエンジン始動許可信号に基づいてエンジンキー5のオン操作を有効にするかどうかを制御している。従って、登録された携帯通信機器7を所持しない者がエンジンキー5を操作しないで例えば配線を直結してエンジンを始動させようとしてもエンジン2を始動させることができないので、エンジンキー5の紛失、盗難、違法複製等に起因する車両の盗難を防止することができ、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る盗難防止システムは、近距離無線通信をブルートゥース規格に従った無線伝送方式を用いて行うようにしたものである。
図2は、この発明の実施の形態2に係る車両の登録防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の代わりにブルートゥースインタフェースを備えた車載ブルートゥース(BT)機器6bが使用され、携帯通信機器7の代わりにブルートゥースインタフェースを備えた携帯ブルートゥース(BT)機器7bが使用される。
また、ID情報として、ブルートゥース規格で規定されている「BD_ADDR(ブルートゥースアドレス)」が使用される。これら以外の構成は、実施の形態1に係る盗難防止システムと同じである。ブルートゥースアドレスは、ブルートゥース搭載機器毎にユニークに割り当てられる。従って、ブルートゥース規格に従った無線伝送方式によって近距離無線通信を行う場合、世界中で唯一であるブルートゥースアドレスをID情報として使用できるので、携帯通信機器7の厳密な峻別が可能になる。
この盗難防止システムで使用されるブルートゥース規格は以下の特徴を有する。
(1)電子機器の種類(パーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等)やメーカーに関係なく、ブルートゥースの認証を受けた機器は近距離無線通信が可能になる。
(2)各電子機器に搭載されるコントロールIC内に固有の番号(BD_ADDR)が割当てられる。
(3)各電子機器は、1台のマスタ(MASTER)機器と最大7台のスレーブ(SLAVE)機器の関係にて無線接続される。
(4)「3種類のスリープモード=規格に従い時々サーチモードになる=低消費電力モード」が規定されている。
(5)通信接続を行うとき、「BD_ADDR」「対応している仕様」を含む情報のやり取りを行い、その後で通信接続を成立させるか否かを決めるという手順が採用されている。通信回線の成立可否判断はマスタ機器側の権限として規定されている。
以上の特徴を利用し、実施の形態2に係る盗難防止システムは、車載BT機器6bを「MASTER」に、携帯BT機器7bを「SLAVE」にそれぞれ対応させ、BD_ADDRをID情報として車載BT機器6bと携帯BT機器7bとの間で近距離無線通信を行うように構成されている。また、車載BT機器6bは、スリープモードで動作するように設定されている。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る盗難防止システムによれば、近距離無線通信の無線電送方式として汎用のブルートゥース規格を用いたので、低コストで提供される部品を使用することができ、盗聴防止システムを安価に構成することができる。また、車載BT機器6bは、スリープモードで動作するように構成したので車載BT機器6bの電力消費を抑えることができ、その結果、バッテリ3の消耗を抑えることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムに、ドア開錠機能を追加したものである。
図3は、この発明の実施の形態3に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の機能が変更されるとともに、車両制御部8及びドア開錠機構9が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
車載通信機器6は、上述したように、エンジン始動許可信号を生成してエンジン制御部4に送るとともに、車両1のドアの開錠を許可するための開錠許可信号を生成して車両制御部8に送る。開錠許可信号は、エンジン始動許可信号を生成する条件と同一の条件で生成される。
車両制御部8は、車載通信機器6から送られてくる開錠許可信号に基づきドア制御信号を生成してドア開錠機構9に送る。ドア開錠機構9は、車両制御部8から送られてくるドア制御信号に従ってドア(図示しない)の開錠を行う。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態3に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、実施の形態1に係る盗難防止システムで具体的に説明したように、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。
この待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する場合は、車載通信機器6は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送るとともに、開錠許可信号を車両制御部8に送る。これにより、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にされるとともに、ドア開錠機構9が作動してドアが開錠される。
一方、上記待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在しない場合は、車載通信機器6は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送らず、開錠許可信号も車両制御部8に送らない。これにより、エンジンキー5のオン操作が無効な状態にされるとともに、ドア開錠機構9は作動せず、ドアはロックされた状態を維持する。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を所持した者が近距離無線通信による通信可能範囲内に入った場合にドアの開錠が自動的に行われるので、開錠操作が不要になる。一方、登録された携帯通信機器7を所持しない者が近距離無線通信による通信可能範囲内に入った場合にはドアの開錠が行われないので、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
なお、例えば、登録された携帯通信機器7が自宅内に存在し、車両1が自宅の駐車場に駐車している場合に、携帯通信機器7と車両1(車載通信機器6)とが近距離無線通信による通信可能範囲内に存在すればドアが不必要に開錠される場合がある。このような場合は、車両制御部8は、ドア開錠許可信号のみをドア開錠機構9に送り、実際のドアの開錠は手動で行うように構成することができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおいて、エンジンキーの操作が無効にされている状態でエンジンキー5のオン操作が複数回なされた場合に警告を出力するようにしたものである。
図4は、この発明の実施の形態4に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおけるエンジン制御部4の機能が変更されるとともに、警告出力部10が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号が送られてきていない状態でエンジンキー5のオン操作が所定回数なされた場合に警告制御信号を生成して警告出力部10に送る。
警告出力部10は、エンジン制御部4からの警告制御信号に応じて、警告を音及び/又は光で出力する。警告出力部10は、音声を出力するスピーカ、光を発生するLED等か構成することができる。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態4に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、実施の形態1に係る盗難防止システムで具体的に説明したように、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。
この待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する場合は、車載通信機器6は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送る。これにより、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にされる。
一方、上記待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在しない場合は、車載通信機器6は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送らないので、エンジンキー5のオン操作が無効な状態にされる。この状態で、エンジンキー5のオン操作が複数回なされると、エンジン制御部4は、警告制御信号を生成して警告出力部10に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を携行しない者がエンジンキー5のオン操作を複数回行うと警告が出力されるので、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
また、警告は、従来のように、エンジンキー5のオン操作がなされたら直ちに出力されるのではなく、オン操作を複数回行わなければ出力されない。従って、車両使用許可者が、登録された携帯通信機器7を携行しないでうっかりエンジンキー5をオン操作しても警告は出力されないので、使い勝手に優れた盗難防止システムを提供できる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおいて、車両使用許可者が登録された携帯通信機器7を所持していなくても、特殊な条件下でエンジン始動を可能にしたものである。
図5は、この発明の実施の形態5に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態4に係る盗難防止システムにおけるエンジン制御部4の機能が変更されるとともに、解除コード入力部11が追加されて構成されている。以下、実施の形態4と相違する部分を中心に説明する。
解除コード入力部11は、予め定められた解除コードを入力する。この解除コード入力部11で入力された解除コードは、エンジン制御部4に送られる。
エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号が送られてきていない状態、つまり登録された携帯通信機器7の所持者が近距離無線通信による通信可能範囲内に居なくても、解除コード入力部11から解除コードが送られてきている場合は、エンジンキー5のオン操作により発生された指令を受け取ってエンジン始動を可能にする。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態5に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、実施の形態1に係る盗難防止システムで具体的に説明したように、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。
この待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する場合は、車載通信機器6は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送る。これにより、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にされる。
一方、上記待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在しない場合は、エンジン制御部4は、解除コード入力部11から解除コードが送られてきているかどうかを調べ、解除コードが送られてきている場合は、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にする。一方、解除コードが送られてきていない場合は、エンジンキー5のオン操作が無効な状態にする。このエンジンキー5のオン操作が無効な状態で、エンジンキー5のオン操作が複数回なされると、エンジン制御部4は、警告制御信号を生成して警告出力部10に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を所持しない者であっても、解除コード入力部11を用いて解除コードを入力することによりエンジン2を始動させることができるので、車両使用許可者が登録された携帯通信機器7を携行しないで運転しようとするときは、警告を受けることなく運転することができる。
なお、登録された携帯通信機器7を携行しないで運転しようとするときの他に、携帯通信機器7の電池切れ又は故障時でも有益になる。また、解除コード入力部11から入力された解除コードの有効時間を設け、有効時間が経過したときにエンジン2を停止するように構成すれば、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係る盗難防止システムは、実施の形態5に係る盗難防止システムにおいて、解除コードを車載通信機器6に既設の操作釦を流用して入力するようにしたものである。
この実施の形態6に係る盗難防止システムの構成は、図5に示した実施の形態5に係る盗難防止システムのそれと同じである。
車載通信機器6は、図示は省略するが、複数の操作釦を備えている。解除コード入力部11は、これら操作釦の操作に応じて解除コードを生成してエンジン制御部4に送る。車載通信機器6として例えばカーオーディオ装置が使用される場合は、ラジオ放送局をプリセットするための、「1」〜「6」の数字釦から成るプリセットメモリ釦を操作釦として流用することができる。
この場合、カーオーディオ装置のプリセットメモリ釦を制御するための回路は、車載通信機器6の場合と同様に、車両1のバッテリ3から常に供給される電源で動作するように構成できる。
以上説明したように、この発明の実施の形態6に係る盗難防止システムによれば、解除コード入力部11を、車載通信機器6に既に備えられている操作釦を流用して構成したので、車載通信機器6に特別の操作釦を設ける必要がなく、盗難防止システムを安価に構成できる。
なお、解除コードの入力を可能にするためには、カーオーディオ装置の全体ではなく、プリセットメモリ釦を制御するために必要最小限の回路にのみバッテリ3から電源を供給するようにように構成できる。この場合、所定の操作により必要最小限の回路に電源を供給し、操作釦の操作により解除コードが入力された後に所定時間が経過した場合に、必要最小限の回路への電源供給を停止するように構成できる。この構成によれば、解除コード入力部11の未使用時は電力消費を更に低減できるので、バッテリ3の消耗を更に抑えることができる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係る盗難防止システムは、実施の形態5に係る盗難防止システムにおいて、正しくない解除コード(不正解除コード)が複数回入力された場合に警告を出力するようにしたものである。
この実施の形態7に係る盗難防止システムの構成及び動作は、エンジン制御部4の動作を除き、図5に示した実施の形態5に係る盗難防止システムのそれと同じである。以下、実施の形態5と相違する部分を中心に説明する。
エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号が送られてきていない状態、つまり登録された携帯通信機器7の所持者が近距離無線通信による通信可能範囲内に居ない状態において、予めエンジン制御部4に記憶されている解除コードと相違する解除コード、つまり不正解除コードが解除コード入力部11から所定回数送られてきた場合に、警告制御信号を生成して警告出力部10に送る。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態7に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、実施の形態1に係る盗難防止システムで具体的に説明したように、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。
この待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する場合は、車載通信機器6はエンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送る。これにより、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にされる。
一方、上記待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在しない場合は、エンジン制御部4は、解除コード入力部11から解除コードが送られてきているかどうかを調べる。そして、解除コードが送られてきている場合は、その解除コードは正しい解除コードであるかどうかを調べる。ここで、正しくない解除コード、つまり不正解除コードであることを判断すると、再度、解除コード入力部11から解除コードが送られてきているかどうかを調べ、解除コードが送られてきている場合は、その解除コードは正しい解除コードであるかどうかを調べる。
以上の繰り返し処理により、不正解除コードが連続して複数回送られてきたことが判断された場合に、エンジン制御部4は、警告制御信号を生成して警告出力部10に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。一方、上記繰り返し処理の過程において、正しい解除コードが送られてきた場合は、エンジン制御部4は、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にする。
以上説明したように、この発明の実施の形態7に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を所持しない者であっても、解除コード入力部11を用いて解除コードを入力することによりエンジン2を始動させることができるが、不正解除コードが複数回入力された場合は警告が出力されるので、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおいて、通信接続中に簡単な操作を行うだけで携帯通信機器7のID情報を車載通信機器6に登録できるようにしたものである。
図6は、この発明の実施の形態8に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の機能が変更されるとともに、設定操作部12が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
設定操作部12は、携帯通信機器7のID情報を車載通信機器6の内部のID情報記憶部6aに登録する指示を行うために使用される。即ち、設定操作部12は、その操作に応答して登録指令を生成して車載通信機器6に送る。設定操作部12としては、車載通信機器6として例えばカーオーディオ装置が使用される場合は、その操作釦を流用することができる。
車載通信機器6のID情報記憶部6aには、例えば車両1を新たに購入した場合のような初期状態では、何れの携帯通信機器7のID情報も登録されていない。この初期状態では、車載通信機器6は、何れの携帯通信機器7とも通信接続できるように設定される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態8に係る盗難防止システムにおいて、車載通信機器6に所望の携帯通信機器7のID情報を登録する場合の動作を説明する。
所望の携帯通信機器7のID情報を車載通信機器6のID情報記憶部6aに登録する際は、まず、車載通信機器6が何れの携帯通信機器7とも通信接続できるように設定された状態において、所望の携帯通信機器7との間の同期が確立され、その後通信接続が行われる。この状態で、設定操作部12が操作されると、登録指令が車載通信機器6に送られる。車載通信機器6は、設定操作部12から登録指令を受け取ると、携帯通信機器7からID情報を取得し、ID情報記憶部6aに格納する。以上の処理により、所望の携帯通信機器7のID情報を車載通信機器6に登録する処理が完了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態8に係る盗難防止システムによれば、車載通信機器6と携帯通信機器7との通信接続中に設定操作部12を操作するとう簡単な操作で所望の携帯通信機器7のID情報が車載通信機器6に登録されるので、ID情報の登録を容易に行うことができる。
実施の形態9.
この発明の実施の形態9に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおいて、車載通信機器6に登録されているID情報を消去できるようにしたものである。
図7は、この発明の実施の形態9に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の機能が変更されるとともに、消去コード入力部13が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
消去コード入力部13は、専用キーから構成されており、予め定められた消去コードを入力するために使用される。この消去コード入力部13で入力された消去コードは、車載通信機器6に送られる。なお、消去コード入力部13としては、車載通信機器6として例えばカーオーディオ装置が使用される場合は、その操作釦を流用することができる。この場合、専用キーは不要になるので、盗難防止システムを安価に構成できる。
車載通信機器6は、消去コード入力部13から消去コードが送られてきた場合に、ID情報記憶部6aに格納されているID情報を消去する。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態9に係る盗難防止システムにおいて、車載通信機器6に登録されているID情報を消去する場合の動作を説明する。
車載通信機器6のID情報記憶部6aに登録されているID情報を消去する際は、まず、ユーザは、車載通信機器6に所定の指示を与えることにより、消去モードに移行させる。この状態で、ユーザは、消去コード入力部13を操作して消去コードを入力する。この消去コード入力部13で入力された消去コードは車載通信機器6に送られる。車載通信機器6は、消去コード入力部13から消去コードを受け取ると、ID情報記憶部6aに格納されているID情報を消去する。以上の処理により、車載通信機器6に登録されているID情報を消去する処理が完了し、車載通信機器6は初期状態に設定される。
以上説明したように、この発明の実施の形態9に係る盗難防止システムによれば、消去コード入力部13を操作するという簡単な操作で車載通信機器6に登録されているID情報が消去されるので、ID情報の消去を容易に行うことができる。また、車載通信機器6に登録されているID情報が消去されると初期状態に戻るので、新たに他の携帯通信機器7のID情報を登録できる条件が成立する。新しい携帯通信機器7のID情報の登録は、上述した実施の形態8で説明した方法により実現できる。
実施の形態10.
この発明の実施の形態10に係る盗難防止システムは、実施の形態9に係る盗難防止システムにおいて、通信接続中にのみ車載通信機器6に登録されているID情報を消去できるようにしたものである。
この実施の形態7に係る盗難防止システムの構成及び動作は、車載通信機器6の動作を除き、図7に示した実施の形態9に係る盗難防止システムのそれと同じである。以下、実施の形態9と相違する部分を中心に説明する。
車載通信機器6は、携帯通信機器7との間で通信接続がなされている状態で、消去コード入力部13から消去コードが送られてきた場合に、ID情報記憶部6aに格納されているID情報を消去する。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態10に係る盗難防止システムにおいて、車載通信機器6に登録されているID情報を消去する場合の動作を説明する。
車載通信機器6のID情報記憶部6aに登録されているID情報を消去する際は、まず、ユーザは、車載通信機器6に所定の指示を与えることにより、消去モードに移行させる。この消去モードにされた状態で、登録された携帯通信機器7との間の同期が確立され、その後通信接続が行われる。この通信接続がなされている状態で、ユーザは、消去コード入力部13を操作して消去コードを入力する。この消去コード入力部13で入力された消去コードは車載通信機器6に送られる。車載通信機器6は、消去コード入力部13から消去コードを受け取ると、通信接続がなされているということを条件に、ID情報記憶部6aに格納されているID情報を消去する。以上の処理により、車載通信機器6に登録されているID情報を消去する処理が完了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態10に係る盗難防止システムによれば、通信接続中に消去コード入力部13から消去コードが入力された場合にのみ車載通信機器6に登録されているID情報が消去される。従って、登録された携帯通信機器7を所持しない第三者が消去コードを入力してもID情報は消去されない。その結果、第三者が不正にID情報を消去することを防止できる。
実施の形態11.
この発明の実施の形態11に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおいて、登録されたID情報を有しない未登録携帯通信機器のみが車載通信機器6の周辺に所定時間以上居続ける場合に警告を出力するようにしたものである。
図8は、この発明の実施の形態11に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の機能が変更されるとともに、警告出力部14が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在せず、且つ登録されたID情報を有しない未登録携帯通信機器7cが所定時間以上居続ける場合は、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。
警告出力部14は車載通信機器6からの警告制御信号に応じて、警告を音及び/又は光で出力する。警告出力部14は、音声を出力するスピーカ、光を発生するLED等から構成することができる。この警告出力部14から出力される警告は、例えば、「この車両には盗難防止装置がついています」というアナウンスから構成できる。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態11に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、実施の形態1に係る盗難防止システムで具体的に説明したように、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。
この待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する場合は、車載通信機器6は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送る。これにより、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にされる。
一方、上記待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在せず、且つ未登録携帯通信機器7cが所定時間以上居続ける場合は、車載通信機器6は、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態11に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を携行しない者が車両1(車載通信機器6)の周辺に所定時間以上居続けるときは警告が出力されるので、第三者による不正行為(車上荒らしなど)を防止することができ、セキュリティ性を向上させることができる。
なお、警告を出力するタイミングとして、「指定したときのみ」、「夜間のみ」等を選択するように構成することもできる。この構成によれば、警告を出力する機能を無効にしたい時への対応が可能になる。
実施の形態12.
この発明の実施の形態12に係る盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおいて、車両1が移動中に、車載通信機器と登録された携帯通信機器7との間の通信が可能であるかどうかを定期的にチェックし、通信が不可能である場合に警告を出力するようにしたものである。
図9は、この発明の実施の形態12に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の機能が変更されるとともに、警告出力部15が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
車載通信機器6は、車両1が移動中に、登録された携帯通信機器7との間の通信が可能であるかどうかをチェックし、通信が不可能である場合に、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。車両1が移動中であるかどうかは、図示しない車速センサから得られる速度信号に基づいて判断される。
警告出力部15は車載通信機器6からの警告制御信号に応じて、警告を音及び/又は光で出力する。警告出力部14は、音声を出力するスピーカ、光を発生するLED等から構成することができる。この警告出力部14から出力される警告は、例えば、「この車は盗難車です」というアナウンスやホーンの鳴動等から構成できる。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態12に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が始動されている状態において、車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。この待機状態で、車両1が移動中であることを判断すると、車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7との間の通信の可否をチェックする。
車載通信機器6は、上記チェックにおいて、登録された携帯通信機器7との間の通信が不可能であることを判断すると、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態12に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を携行しない者が車両1(車載通信機器6)を走行させた場合は警告が出力される。従って、例えば、運転者がエンジンを始動させたまま登録された携帯通信機器7を持って一時的に車両1から離れた時に盗難にあったような場合に、車両1が移動すれば「この車は盗難車です」というアナウンスが流れたり、ホーンが鳴動するので、盗難車である旨を周囲の人に報知することができる。
実施の形態13.
この発明の実施の形態12に係る盗難防止システムは、実施の形態12に係る盗難防止システムにおいて、車両1が移動中に、車載通信機器と登録された携帯通信機器7との間の通信が可能であるかどうかを定期的にチェックし、通信が不可能である状態が所定時間以上続いた場合に警告を出力するようにしたものである。
この実施の形態13に係る盗難防止システムの構成及び動作は、車載通信機器6の動作を除き、図9に示した実施の形態12に係る盗難防止システムのそれと同じである。以下、実施の形態12と相違する部分を中心に説明する。
車載通信機器6は、車両1が移動中に、登録された携帯通信機器7との間の通信が可能であるかどうかをチェックし、通信が不可能な状態が所定時間以上続いた場合に、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態13に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が始動されている状態において、車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。この待機状態で、車両1が移動中であることを判断すると、車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7との間の通信の可否をチェックする。
車載通信機器6は、上記チェックにおいて、登録された携帯通信機器7との間の通信が不可能であることを判断すると、その通信不可能状態が所定時間以上続くかどうかを調べる。そして、通信不可能状態が所定時間以上続いたことを判断すると、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態13に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器7を携行しない者が車両1(車載通信機器6)を走行させた場合、即ち、登録された携帯通信機器7が車両1と共に移動していない状態が所定時間続いたときは警告が出力される。従って、例えば、実施の形態5で述べたように、車両使用許可者が登録された携帯通信機器7を持たず、解除コード入力により運転を可能にした場合は、所定時間内に警告は出力されない。よって、近くで「ちょっと買い物」する場合等は登録された携帯通信機器7を携行しなくてもよいので便利である。
実施の形態14.
この発明の実施の形態14に係る盗難防止システムは、実施の形態13に係る盗難防止システムにおいて、車載通信機器と登録された携帯通信機器7との間の通信が不可能であっても、過去に登録されたことのある携帯通信機器(登録履歴有携帯通信機器)である場合は警告を出力しないようにしたものである。
図10は、この発明の実施の形態14に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態1に係る盗難防止システムにおける車載通信機器6の機能が変更されるとともに、警告出力部15が追加されて構成されている。以下、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
車載通信機器6は、過去にID情報記憶部6aに記憶されたID情報を記憶する登録履歴記憶部6cを備えている。車載通信機器6は、車両1が移動中に、登録された携帯通信機器7との間の通信が可能であるかどうかをチェックし、通信が不可能である場合に、登録履歴記憶部6cに記憶されているID情報を有する登録履歴有携帯通信機器7dとの間の通信が可能であるかどうかをチェックする。ここで、登録履歴有携帯通信機器7dとの間の通信が不可能である場合に、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。車両1が移動中であるかどうかは、図示しない車速センサから得られる速度信号に基づいて判断される。警告出力部15は、実施の形態12におけるそれと同じである。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態14に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が始動されている状態において、車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。この待機状態で、車両1が移動中であることを判断すると、車載通信機器6は、登録された携帯通信機器7との間の通信の可否をチェックする。
車載通信機器6は、上記チェックにおいて、登録された携帯通信機器7との間の通信が不可能であることを判断すると、登録履歴記憶部6cに記憶されているID情報を有する登録履歴有携帯通信機器7dとの間の通信が可能であるかどうかをチェックする。ここで、登録履歴有携帯通信機器7dとの間の通信が不可能であることを判断すると、警告制御信号を生成して警告出力部14に送る。これにより、音及び/又は光による警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態14に係る盗難防止システムによれば、登録された携帯通信機器を家族の携帯通信機器へ変更した後、過去に登録された携帯通信機器を携行しても警告を出力しないようにできる。
実施の形態15.
この発明の実施の形態15に係る盗難防止システムは、実施の形態4に係る盗難防止システムにおいて、警告を出力する前に警告予告を出力するようにしたものである。
図11は、この発明の実施の形態15に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。この盗難防止システムは、実施の形態4に係る盗難防止システムに警告予告出力部16が追加されて構成されている。以下、実施の形態4と相違する部分を中心に説明する。
エンジン制御部4は、車載通信機器6からエンジン始動許可信号が送られてきていない状態で、エンジンキー5のオン操作がなされた場合に警告予告制御信号を生成して警告予告出力部16に送る。
警告予告出力部16は、エンジン制御部4からの警告予告制御信号に応じて、警告予告を音及び/又は光で出力する。警告予告出力部16は、音声を出力するスピーカ、光を発生するLED等か構成することができる。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態4に係る盗難防止システムの動作を説明する。
エンジン2が停止されている状態において、バッテリ3から電源が供給されている車載通信機器6は、実施の形態1に係る盗難防止システムで具体的に説明したように、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在するか否かを検索しながら待機している。
この待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在する場合は、エンジン始動許可信号をエンジン制御部4に送る。これにより、エンジンキー5のオン操作が有効な状態にされる。
一方、上記待機状態で、登録された携帯通信機器7が近距離無線通信による通信可能範囲内に存在しない場合は、エンジン始動許可信号はエンジン制御部4に送られず、エンジンキー5のオン操作が無効な状態にされる。この状態で、エンジンキー5のオン操作がなされると、エンジン制御部4は、警告予告制御信号を生成して警告予告出力部16に送る。これにより、例えば、「不正行為は直ちに止めてください」というアナウンスによる警告予告が出力される。
その後、エンジンキー5のオン操作が所定回数なされると、エンジン制御部4は、警告制御信号を生成して警告出力部10に送る。これにより、例えば、ホーンを鳴動させることにより、周囲にも目立つような警告が出力される。
以上説明したように、この発明の実施の形態15に係る盗難防止システムによれば、警告予告の後に警告が出力されるので、いきなりホーンを鳴動させたり「盗難車です」というアナウンスを周囲に報知する等の警告を行うと運転者が慌てることにより安全運転に支障を来たす恐れがあるが、警告予告から警告といった段階的な警告を行うことによりこのような事態を回避できる。なお、警告予告として、「この車は盗難防止機能がついています」や「違法行為をしています」等といったアナウンスによる警告予告を行うことにより、盗難防止率を高めることができ、車両盗難に対するセキュリティ性を向上させることができる。
なお、警告を出力する前に警告予告を出力する構成は、上述した実施の形態7、11、12、13及び14における盗難防止システムにおいて警告を出力する場合にも適用も可能である。
この発明の実施の形態1に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5、6及び7に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態8に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態9及び10に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態11に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態12及び13に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態14に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態15に係る盗難防止システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 車両、2 エンジン、3 バッテリ、4 エンジン制御部、5 エンジンキー、6 車載通信機器、6a ID情報記憶部、6b 車載ブルートゥース機器、6c 登録履歴記憶部、7 携帯通信機器、7b 携帯ブルートゥース機器、7c 未登録携帯通信機器、7d 登録履歴有携帯通信機器、8 車両制御部、9 ドア開錠機構、10、14、15 警告出力部、11 解除コード入力部、12 設定操作部、13 消去コード入力部、16 警告予告出力部。

Claims (15)

  1. エンジン始動許可信号が供給されている状態でのみエンジンキーのオン操作に応答してエンジンを始動させるエンジン制御部と、
    近距離無線通信で使用される固有のID情報が付与された携帯通信機器と、
    前記携帯通信機器に付与された固有のID情報を登録するID情報記憶部を備え、前記エンジンキーのオン操作の有無に拘わらず前記携帯通信機器から近距離無線通信によりID情報を取得し、該取得したID情報が前記ID情報記憶部に登録されているID情報に一致しない場合に、前記エンジン制御部への前記エンジン始動許可信号の供給を抑止する車載通信機器
    とを備えた盗難防止システム。
  2. 近距離無線通信は、ブルートゥース(Bluetooth)規格に従った無線伝送方式を用いて行われることを特徴とする請求項1記載の盗難防止システム。
  3. 車両のドアの開錠を許可するための開錠許可信号に応答して該ドアを開錠させる車両制御部を更に備え、
    車載通信機器は、携帯通信機器から近距離無線通信により取得したID情報に一致するID情報がID情報記憶部に登録されている場合に、前記開錠許可信号を前記車両制御部に供給することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  4. エンジン制御部は、更に、近距離無線通信により携帯通信機器から取得したID情報がID情報記憶部に登録されているID情報に一致しない状態でエンジンキーのオン操作が複数回なされた場合に警告出力を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  5. エンジン制御部に解除コードを入力する解除コード入力部を更に備え、
    前記エンジン制御部は、エンジン始動許可信号が供給されていない状態であっても、前記解除コード入力部から解除コードが入力された場合は、エンジンキーのオン操作に応答して該エンジンを始動させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  6. 解除コード入力部は、車載通信機器に既設の操作釦を流用して成り、該操作釦の操作に応じて解除コードを生成してエンジン制御部に送ることを特徴とする請求項5記載の盗難防止システム。
  7. エンジン制御部は、解除コード入力部から不正解除コードが連続して複数回入力されたときに警告出力を行うことを特徴とする請求項5記載の盗難防止システム。
  8. 車載通信機器は、操作釦を備え、携帯通信機器との間で近距離無線通信が行われている状態で前記操作釦が操作されることにより該携帯通信機器からID情報を取得してID情報記憶部に登録することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  9. 車載通信機器に消去コードを入力する消去コード入力部を更に備え、
    前記車載通信機器は、前記消去コード入力部から入力された消去コードに応答してID情報記憶部に記憶されたID情報を消去することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  10. 車載通信機器は、携帯通信機器との間で近距離無線通信が行われている状態でのみ、消去コード入力部からの消去コードの入力に応答してID情報記憶部に記憶されたID情報を消去することを特徴とする請求項9の盗難防止システム。
  11. 車載通信機器は、ID情報記憶部に登録されているID情報を有する携帯通信機器以外の携帯通信機器のみが近距離無線通信を行うことができる範囲内に所定時間以上存在する場合に警告出力を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  12. 車載通信機器は、ID情報記憶部に登録されているID情報を有する携帯通信機器が車両と共に移動していないときに警告出力を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  13. 車載通信機器は、ID情報記憶部に登録されているID情報を有する携帯通信機器が車両と共に移動していない状態が所定時間継続されたときに警告出力を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  14. 車載通信機器は、過去にID情報記憶部に登録されたことのないID情報を有する携帯通信機器が車両と共に移動しているときに警告出力を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の盗難防止システム。
  15. 車載通信機器は、警告出力を行う前に、警告予告出力を行うことを特徴とする請求項4記載の盗難防止システム。
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