JP2970568B2 - 複合リードフレームの製造方法 - Google Patents

複合リードフレームの製造方法

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂封止型の半導
体装置用の複合リードフレームの製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アウターリードを金属リードフレームに
よって構成し、インナーリードを絶縁フィルム上に導体
の微細配線パターンを形成したフレキシブル配線基板に
よって構成してなる複合リードフレームは各種の構成の
ものが従来提案されているが、いずれの構造であっても
フレキシブル配線基板のインナーリードと外枠側のアウ
ターリードとを何らかの方法で電気的に接合する必要が
ある。フレキシブル配線基板からのインナーリードは絶
縁層(通常ポリイミドフィルム)上に積層されているた
め接合に当って以下の様な問題点が生じる。
【0003】即ち、アウターリードとインナーリードと
の接合は加圧、加熱下に行われるが、加熱ツール温度が
340℃以上の高温となると絶縁層を構成する樹脂(例
えばポリイミド樹脂)あるいは該絶縁層とインナーリー
ドを接着するのに用いられている接着剤(例えば、エポ
キシ樹脂系接着剤)が加熱劣化し、酸化もしくは炭化し
絶縁性を損ったり、強度が低下したりするので好ましく
ない。
【0004】アウターリードとインナーリードの接合の
目的でPb−Sn半田を用いると、その共晶点(融点1
83℃)が低いので上記の問題は生じないがアウターリ
ードとインナーリードとを接合した後に200℃付近で
行われるワイヤーボンディング工程、あるいはやはり2
00℃付近で行われる樹脂封止工程が存在するためにア
ウターリードとインナーリードとの安定した接合が得ら
れない。
【0005】一方、一般的に用いられるSn含量20重
量%のAu−Sn合金の接合への使用は、ツール温度が
340℃を越え、380〜540℃と高いのでやはり樹
脂劣化の問題点が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かくして、本発明は、
ワイヤボンディング工程、樹脂封止工程に耐えて安定に
アウターリードとインナーリードとが接合され、かつ絶
縁層の樹脂や接着剤に熱劣化のない複合リードフレーム
製造方法の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、アウタ
ーリードを金属リードフレームによって構成し、インナ
ーリードを絶縁フィルム上に導体の微細配線パターンを
形成したフレキシブル配線基板によって構成した複合リ
ードフレームの前記アウターリードと前記インナーリー
ドとを金錫共晶合金法によって接合する複合リードフレ
ームの製造方法において、アウターリードの接合面の幅
よりもインナーリードの接合面の幅を大きくし、アウタ
ーリードの接合面に厚さ4.0〜8.0μmの錫めっき
を施すと 共にインナーリードの接合面に厚さ0.5〜
1.0μm未満の金めっきを施し、その後前記両接合面
を加圧加熱して金錫共晶合金法によって接合することに
より、接合層が実質的に錫と金の合金層のみからなり、
該合金層中の金含有量が10〜40重量%である合金層
とすると共に、前記接合層の側面に当該接合層から吐き
出されたヒレットを形成することを特徴とする複合リー
ドフレームの製造方法が提供される。
【0008】ここで、フレキシブル配線基板とは、絶縁
フィルム(テープ状のものを含む)上に導体の微細配線
パターンを形成した、いわゆるフレキシブルな配線基板
をいう。TABテープと称するものも、絶縁フィルム上
に導体の微細配線パターンを形成したフレキシブルなも
のであり、そういう意味で構造的になんら変わりがない
ことから、ここでいうフレキシブル配線基板として用い
られる。
【0009】本発明の最も重要な特徴はフレキシブル配
線基板のインナーリードと外枠のアウターリードとの接
合に於いて接合層として金含有量が10〜40重量%の
Sn−Au合金を用いることであるが、その様な特定な
合金は適切な融点範囲を有し(210〜305℃)、し
かも脆い金属間化合物であるAuSnからなる相が存在
しないため、接合に当って340℃以上の高温に加熱す
ることが不要で、しかも安定な接合が達成される。
【0010】以下詳細に本発明を説明する。
【0011】フレキシブル配線基板のインナーリードと
外枠のアウターリードを接合するに際して、まず、イン
ナーリードの接合面に金めっきを施すが、ニッケルめっ
きを施してからその上に金めっきを施すことがより好ま
しい態様である。そしてアウターリードの接合面に錫め
っきが施される。
【0012】接合を行うに際して用いられる加熱手段は
赤外線ビーム加熱、加熱ヒータによる加熱などそれ自体
公知の加熱手段が採用されるが、加熱ヒータを用いて加
熱する方法が好ましい。加熱温度は、加熱ヒータを用い
た場合、加熱ヒータの温度を300〜500℃とし、リ
ードに対して31〜94gの圧をかけつつ0.5〜20
秒間加熱する。
【0013】この様な加熱手段により錫が金に拡散し
て、結果として錫と金の合金層が生成する。この合金属
の金含有量は10〜40重量%であるが、この様な組成
とするには、前記の金めっき量および錫のめっき量を適
切に調整することにより達成される。通常インナーリー
ドへの金めっき量とアウターリードへの錫めっき量の割
合が上記の範囲となる様にめっきが行われる。
【0014】また、インナーリードへの金めっきは通常
厚さ0.3〜6.0μm、好ましくは、0.5〜1.
μmとなるよう行われ、またニッケルのめっきは通常
0.1〜1.5μmの厚さとなるよう行われる。アウタ
ーリードへの錫めっきは通常1.5〜7.5μmの厚さ
となるように行われる
【0015】金、錫またはニッケルのめっき方法はそれ
自体公知の方法、例えば、電気めっき法で行われる。金
めっきについては、中性浴あるいは酸性浴による半光沢
めっきが採用される。また錫めっきについては、硫酸浴
あるいはほうふっ化浴による無光沢めっきが採用され
る。
【0016】本発明の複合リードフレームの一例を図1
および図2を用いて説明する。
【0017】リードフレームは外枠13を備え、この外
枠13からアウターリード15(15a,15b)が外
枠13の中心近傍に向かって延設されている。
【0018】リードフレームの外枠13の中心部にはフ
レキシブル多層配線基板17(以下に「多層配線基板」
と称する)が配置され、この多層配線基板17は、上側
に、例えばポリイミドよりなる絶縁フィルム層19と、
下側に、例えば銅よりなる接地および電源供給用導体層
21との2層からなっている。
【0019】上記絶縁フィルム層19の方は片面(すな
わち上面)銅箔付ポリイミドフィルムである。
【0020】この銅箔は後にエッチングされてインナー
リードとなる。絶縁フィルム層19は、接地および電源
供給用ホール23とがプレスパンチング等により開口さ
れている。この絶縁フィルム層19に導体層21が接着
剤等により貼着されている。この多層配線基板17の絶
縁フィルム層19の上側表面に貼付された銅箔を例えば
エッチングもしくは蒸着して、インナーリード27が形
成されている。このインナーリード27の内側先端に
は、ワイヤボンディング接続が良好になされるように、
例えばSn−Niの下地の上に金のような良導体がめっ
きされている。このようにワイヤボンディングのために
インナーリードの内側先端にも金めっきが施されるので
あれば、上記したように本発明においてアウターリード
とインナーリードとを金錫共晶合金法によって接続する
にあたってインナーリード側に金めっきを施すようにし
たことは、前記各金めっき作業を同時に行うことができ
るのでめっき作業上非常に都合が良い。上記多層配線基
板17のホール23から露出した導体層21上にも、例
えばSn−Niの下地の上に金のような良導体がめっき
されている。
【0021】上記リードフレームのアウターリード15
bと、多層配線基板17のインナーリード27との電気
的接続は、前記した方法により加熱圧着して達成されて
いる。
【0022】ところで、この図において、リードフレー
ムのアウターリードは、外枠13の例えば四隅近傍から
それぞれ延在するリードを接地および電源供給用アウタ
ーリード15aとし、その他を信号用アウターリード1
5bとしている。信号用アウターリード15bは、上述
したようにインナーリード27との接続がなされている
が、接地および電源供給用リード15aは、導体層21
に直接接地される。この接地のため、まず、上記絶縁フ
ィルム層19の切り欠きから露出する導体層21の隅部
めっきによりバンプを形成し、このバンプに接地お
よび電源供給用リード15aの先端をあて、加熱圧着し
て、接合層(Sn−Au合金)31を形成し導体層21
と接地および電源供給用リード15aとを導通接続して
いる。かかる多層リードフレームに、半導体素子33を
搭載し、半導体素子33の信号端子とインナーリード2
7のめっき端子との間をボンディングワイヤ35でボン
ディング接続するとともに、さらに半導体素子33の接
地端子と導体層21の多層配線基板17の接地および電
源供給用ホール23から露出する部分との間をボンディ
ングワイヤ35でボンディングして接続する。最後にイ
ンナーリード27を包むように樹脂封止して半導体装置
を作製することができる。
【0023】本発明の複合リードフレームの構造は、前
記したもの以外にフレキシブル配線基板が単層のもの即
ち図2の導体層21が無いものであっても良く、また導
体層21に絶縁層を介して更に導体層を積層し接地用導
体層と電源供給用導体層とを有する構造のものであって
も良い。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施例)(実験例) まず、厚さ0.15mmのFe−42%Ni合金を用い
て、図2および図3に示すような、外枠13およびアウ
ターリード15を作製する。ここで、アウターリード1
5の先端におけるピッチは0.37mmである。次に厚
さ0.05mmの、ポリイミド絶縁フィルム層に接地お
よび電源供給用ホール23を穿設し、このポリイミド絶
縁フィルム層の片面に厚さ0.10mmの42合金(F
e−42%Ni合金)箔を接着した2層の多層配線基板
17を作製する。この多層配線基板17に厚さ0.01
8mmの銅箔を貼付し、エッチングして0.12mmピ
ッチのインナーリード27を形成し、インナーリード2
7の外側端部にAu/Niめっきを施し(Au:2.0
μm、Ni:0.5μm)、このインナーリード27の
外側端部にSnめっきが施された(Sn:7.5μ
m)アウターリード15の信号用リード15bをツール
(加熱ヒータ)により加熱加圧接合する。ここでAuと
Snのめっき量の割合はAuが26重量%であり、Sn
が74重量%である。なお、符号37はAu/Sn接合
層である。
【0025】接合に於ける各条件は以下の如くとした。
【0026】 温 度 : 320℃ 圧 力 : 40g/リード 時 間 : 10秒 生成した接合層37の合金組成はAuの含量15%であ
った。
【0027】この一方で、多層配線基板17のホールか
ら露出した導体層21上に、Au/Niめっきを施し、
Snめっきが施された接地および電源供給用アウターリ
ード15aを加熱加圧接合して接続し本複合リードフレ
ームを作製した。
【0028】この様にして得られた複合リードフレーム
のインナーリードとアウターリードの接合部付近のポリ
イミド樹脂や接着剤が炭化した様子あるいは酸化した様
子は認められなかった。
【0029】インナーリードとアウターリードとの接合
強度が安定していることを確認する目的で接合部のピー
ル強度を測定した処、150℃に1000時間放置した
後でも約45gf/mmと初期値とほとんど変化がなか
った。
【0030】本発明のより一層の理解のために一連の実
験結果を説明する。
【0031】図3は、インナーリード27上部に金がめ
っきされ、アウターリード15の下部に錫がめっきされ
た接合前の横断面図であり、一方図4は加圧接合後の横
断面図であり、37は錫と金の合金からなる接合層であ
る。38は加圧接合で接合層の側面に吐き出されたヒレ
ットである。図3および図4から明らかなように、本発
明においてはインナーリード27の接合面の幅がアウタ
ーリード15bの接合面の幅よりも大きくされ、前記接
合層の側面においてこれらインナーリード27 とアウタ
ーリード15bにそれぞれまたがるようにヒレット38
が形成されるので、十分なる接合強度を確保することが
できる。
【0032】金と錫の合計めっき厚さを一定(7.5μ
m)とした場合図5に示される様にAu/Sn接合断面
の厚さは、Auめっき厚さが大きくなると厚くなる傾向
が観察された。これは、加圧接合時の温度が低いため金
の厚さが大きいと反応しないAu層がそのまま残るため
である。このようにAu層の存在は、単に接合層の厚さ
が増して構造上不利となるだけでなく、無駄な金を消費
するという意味で経済的にも作業性の上からも好ましく
ないものである。
【0033】一方、金めっき厚さが1.0μmと一定の
場合には、図6で示される様に錫のめっき厚さに関係な
く接合断面の厚さはほぼ一定(4.0μm)か、むしろ
錫めっき厚さが厚くなるほど逆に薄くなる傾向であっ
た。
【0034】次に接合部の引張強さに着目すると図7で
示される様に、Auめっき厚さが0.5〜2.0μm
好ましくは0.5〜1.0μm未満の処に引張強さの最
も大きい領域が存在した。また、Auめっきの厚さを
0.1μmと一定とした場合には、錫めっき厚さが4.
0〜8.0μm厚の処に引張強さの大きい領域が存在し
た(図8参照)。接合部の定量分析を行い、めっき厚さ
との関係をプロットしたのが図9であるが、図7と関係
させると引張強さの大きい領域は、金含量が10〜40
重量%の合金組成の処となっていることが理解される。
【0035】金含量が20重量%の合金からなるAu−
Sn接合部につきX線回折による分析を行った処、図1
0の如き回折パターンが得られAuSnで示される脆い
金属間化合物は生成していなかった。金10重量%の合
金、金40重量%の合金にもAuSnは生成していなか
った。
【0036】一方、金と錫の合金からなる接合部の信頼
試験の目的で、150℃の高温放置試験を実施した処接
合部の組成がSn−10wt%Au〜Sn−40wt%
Auの範囲のものは1000時間後もピール強度の低下
は認められなかった。その一例を図11に示した。ま
た、温度サイクル試験(−30℃×30分保持⇔150
℃×30分保持)を1000サイクル実施したがハガレ
も無く、ピール強度の低下もほとんどなかった。
【0037】
【発明の効果】本発明の方法によれば、絶縁層に用いら
れる樹脂や接着剤の熱劣化の無い複合リードフレームが
容易に得られると共に、インナーリードとアウターリー
ドとを金錫共晶合金法によって接合するにあたってイン
ナーリード側に厚さ0.5〜1.0μm未満の金めっき
を施すようにしたので、ワイヤボンディング性確保のた
めに同じインナーリードの内側先端に金めっきを施すよ
うな場合には、これらの金めっき作業を同時に行うなど
容易に行うことができるだけでなく、Au層の残らない
金錫合金層のみからなる健全な接合層を容易に得ること
ができるという効果を奏する。 また、インナーリードと
アウターリードとを金錫共晶合金法によって接合するに
あたって、アウターリードの接合面の幅よりもインナー
リードの接合面の幅を大きくし、これらインナーリード
とアウターリードの接合層の側面に加圧により当該接合
層から吐き出されたヒレットを形成するようにしたの
で、十分なる接合強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合リードフレームの一例を説明する
ための断面図である。
【図2】本発明の複合リードフレームの一例を説明する
ための平面図である。
【図3】インナーリードとアウターリードを接合する前
の状態を示す横断面図である。
【図4】インナーリードとアウターリードが接合した後
の状態を示す横断面図である。
【図5】Auめっき厚とSnめっき厚を変えたときの接
合断面の厚さの変化を示すグラフである。
【図6】Auめっき厚を一定とし、Snめっき厚を変化
したときの接合断面の厚さの変化を示すグラフである。
【図7】Auめっき厚およびSnめっき厚を変えたとき
の接合層の強度を示すグラフである。
【図8】Auめっき層を一定とし、Snめっき厚を変え
たときの接合層の強度を示すグラフである。
【図9】Au/Sn接合層の組成を示すグラフである。
【図10】接合層のX線回折パターンを示す図である。
【図11】Au/Sn接合部の強度の耐熱性を示すグラ
フである。
【符号の説明】
11 リードフレーム 13 外枠 15a 接地および電源供給用アウターリード 15b 信号用アウターリード 17 フレキシブル多層配線基板 19 絶縁フィルム層 21 接地および電源供給用導体層 23 接地および電源供給用ホール 27 インナーリード 31 バンプ 33 半導体素子 35 ボンディングワイヤ 37 Sn−Au合金層 38 加圧接合で吐き出されたヒレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 浩樹 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社システムマテリアル研究所内 (72)発明者 山口 健司 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社システムマテリアル研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−232948(JP,A) 特開 昭51−97978(JP,A) 特開 昭56−56799(JP,A) 特開 平1−130898(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウターリードを金属リードフレームによ
    って構成し、インナーリードを絶縁フィルム上に導体の
    微細配線パターンを形成したフレキシブル配線基板によ
    って構成した複合リードフレームの前記アウターリード
    と前記インナーリードとを金錫共晶合金法によって接合
    する複合リードフレームの製造方法において、アウター
    リードの接合面の幅よりもインナーリードの接合面の幅
    を大きくし、アウターリードの接合面に厚さ4.0〜
    8.0μmの錫めっきを施すと共にインナーリードの接
    合面に厚さ0.5〜1.0μm未満の金めっきを施し、
    その後前記両接合面を加圧加熱して金錫共晶合金法によ
    って接合することにより、接合層が実質的に錫と金の合
    金層のみからなり、該合金層中の金含有量が10〜40
    重量%である合金層とすると共に、前記接合層の側面に
    当該接合層から吐き出されたヒレットを形成することを
    特徴とする複合リードフレームの製造方法。
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