JP2970359B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2970359B2
JP2970359B2 JP5294307A JP29430793A JP2970359B2 JP 2970359 B2 JP2970359 B2 JP 2970359B2 JP 5294307 A JP5294307 A JP 5294307A JP 29430793 A JP29430793 A JP 29430793A JP 2970359 B2 JP2970359 B2 JP 2970359B2
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康夫 新保
雅人 小幡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車用のコ
ンビネーションメータすなわち複数表示部を有して各々
に照明用の発光素子を備えたメータ等における照明装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のメータ類に採用される
照明装置は、各照明対象表示部毎にランプや発光ダイオ
ードのような発光素子を配設し、基本的には各々が独立
した照明を行っており、たとえば図4に示すようなコン
ビネーションメータ1にての発光素子による照明がなさ
れている。
【0003】コンビネーションメータ1は、ケース2の
内部に複数のメータ、すなわち、速度計3,回転計4,
燃料計5,水温計6といった異なる表示装置が収納さ
れ、その表示板(透光性文字板)を背後に配置したラン
プや発光ダイオードのごとき発光素子7にて直接もしく
は導光体によって各々照明する構成となっており、各表
示装置に対応して、速度計3には発光素子7(3),回
転計4には発光素子7(4),燃料計5には発光素子7
(5),水温計6には発光素子7(6)が設けられてい
る。
【0004】従来このような発光素子7への通電回路構
成は、図5に示すように各照明対象物の発光素子7を電
源端子8に対して全て並列接続しており、照明スイッチ
9のオンオフによってコンビネーションメータ1の全照
明を一斉に制御しているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、特にこのよ
うなメータの照明に用いられる発光素子としてはランプ
が主であり、表示装置の薄型化や導光体照明構造によっ
て単一表示部に対するランプ数をできるだけ少なくし、
単一ランプによる各照明対象物の照明が望まれ、またこ
れはランプ発熱によるコンビネーションメータ内部の高
温上昇を防止するためにも要求される数制限となってい
る。
【0006】このため、1つの照明対象物の唯一の照明
ランプが何らかの原因で断線すると、ランプ交換までの
間その照明対象物が視認困難となり、特にこれが重要情
報を表示するものの場合は、その断線によって情報に基
づく適切な処置が行えなくなるという問題を生ずる。
【0007】また、発光素子として発光ダイオードを用
いる場合、各照明対象物に配設する発光ダイオードの数
は、その照明対象物の大きさや面積によって一様の明る
さを得るために数調整する必要があり、電気的に並列接
続される各照明対象物ごとの発光ダイオードの数が異な
ると、メータ全体の明るさを一様にするために、発光ダ
イオードの数が少ない直列回路については通電量を制限
する抵抗を接続する等の手段がとられるが、発光ダイオ
ードのみの直列回路と抵抗が介在しての直列回路では、
電源変動時等において各直列回路毎の発光輝度にバラツ
キが生ずるという問題を有している。
【0008】本発明は、特に重要情報を表示する照明対
象物の照明を、一部の照明用発光素子給電ラインが断線
しても完全消灯することなく低輝度照明可能とし、また
照明の明るさを一様に保つことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の照明対
象物の各々に対応して照明用の発光素子を配設し、各照
明対象物は少なくとも2つ以上の発光素子を備え、この
照明対象物に対応する発光素子の少なくとも1つを他の
照明対象物に対応する発光素子と電気的に直列接続した
ことを特徴とし、また所定の照明対象物の各発光素子を
並列接続し、他の照明対象物の発光素子の数とともに、
並列接続する発光素子の数を同等としてなることを特徴
とする。
【0010】
【作用】各照明対象物ごとに配設される発光素子の直列
回路の1つが断線しても、他の並列接続した発光素子に
よって完全消灯することなく照明維持する。また、並列
接続される発光素子数を同等とすることで、電源電圧変
動に対しても各直列回路全てが同一特性にて変化し、コ
ンビネーションメータ全体としての各照明対象物ごとの
明るさのバラツキなく一様な明るさでの照明が可能とな
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示す発光素子の回
路構成を示すもので、発光素子としては発光ダイオード
を用いている。電源端子10に接続した照明スイッチ11を
介して各3個ずつの発光ダイオード12を直列接続した4
つの直列回路を並列接続しており、図3に示したと同様
の速度計3,回転計4,燃料計5および水温計6を有す
るコンビネーションメータ1内への各計器ごとに配設す
る発光ダイオード12を別々の直列回路に分配して接続し
ている。
【0012】速度計3と回転計4用には各々4個ずつの
発光ダイオード12を備え、燃料計5と水温計6用には各
々2個ずつの発光ダイオード12を備えており、たとえば
速度計3用の発光ダイオード12(3)と回転計4用の発
光ダイオード12(4)はそのうちの2個を1つの直列回
路に接続し、他の2個を1個ずつ他の直列回路に接続し
ている。また、燃料計5用の発光ダイオード12(5)と
水温計6用の発光ダイオード12(6)は、各々1個ずつ
を異なる直列回路に接続している。
【0013】以上、図1に示したような接続とすること
により、たとえば1つの直列回路が何らかの原因で断線
し、この直列回路に接続した発光ダイオード12が非発光
となったとしても、他の正常な直列回路に接続した発光
ダイオードの発光照明により、明るさは低下しても照明
の維持はなされるため、夜間照明時などでの1つの照明
対象物の照明が突然不能となって視認不可能あるいは困
難になるといった不具合がなくなる。
【0014】特に図1に示した回路構成は4種類の全て
の照明対象計器に対して全て複数の直列回路に発光ダイ
オード12を分配接続したものであるが、全ての計器に対
して行う必要はなく特に重要な情報、すなわち完全に視
認不可能となると緊急対応が必要となるもの、たとえば
速度計3や燃料計5のみその発光ダイオード12(3),
12(5)を複数の直列回路に分配接続し、他の計器は単
一の直列回路で構成することも可能である。このように
すれば、コンビネーションメータ1内でのプリント板上
への発光ダイオード12の配列に伴う配線パターンを簡略
化できる。
【0015】また、図1に示した回路構成では、全ての
直列回路に同数の発光ダイオード12を接続したため、個
々の発光ダイオード12への印加電圧(通電量)は全て同
じとなり、発光輝度のバラツキもなく、また電源電圧変
動時には、全ての発光ダイオード12への通電量も比例し
て同時変化するため、4種類の計器の照明の明るさも比
例して変化するのみであり、個々の明るさが異なってく
るといったこともなくなる。
【0016】なお、照明通電ラインの断線による1つの
直列回路による発光不能を補償する回路構成としては、
図1に示したように各直列回路に3個の発光ダイオード
12を同一数ずつ接続する必要はなく、たとえば1つの直
列回路に3個の発光ダイオード12を、また1つの直列回
路には2個の発光ダイオード12を接続し、同様に複数の
直列回路に発光ダイオード12を分配接続する構成として
もよく、各照明対象計器に必要な発光ダイオード12の数
やコンビネーションメータ1内へのレイアウトあるいは
前述したように断線補償の必要な計器の数に応じてその
接続数を選定してやればよい。
【0017】図2は本発明における第2の実施例を示す
ものであり、2種類の照明対象物に対する発光ダイオー
ドの接続関係を説明する。図1における速度計3と燃料
計5をその照明対象とすれば、図に示すように、速度計
3用発光ダイオード12(3)は全数4個のうち3個を1
つの直列回路に接続し、他の1個は並列接続された燃料
計5用発光ダイオード12(5)の直列回路に接続してい
る。
【0018】また、各直列回路は各々に電流制限用の抵
抗(同一抵抗値)13を接続しており、各々3個の同一数
の発光ダイオード12と1個の抵抗13とで電源端子10から
照明スイッチ11を通しての電圧に対する同一負荷条件で
の接続となっている。従って、電圧変動があったとして
も各直列回路には同一条件での変動が生じ、発光ダイオ
ード12個々の発光条件は全て同一となって照明の明るさ
が計器ごとに変化してくるといったような不具合がなく
なるとともに、速度計3の照明に関しては、1つの直列
回路が断線しても他方の正常な直列回路によって照明が
維持される。
【0019】図3は、電圧変動による照明の明るさのア
ンバランスを補償するための他の実施例を示すもので、
速度計3用の4個の発光ダイオード12(3)を2個ずつ
2つの異なる直列回路として分配接続し、他の燃料計5
用発光ダイオード12(5)の数と同じにして並列接続し
たものであり、各直列回路には電流制限用抵抗13を接続
している。
【0020】この場合も、速度計3用の照明は2つの直
列回路に分配した発光ダイオード12(3)によって行わ
れるため、一方の直列回路が断線したとしても他方によ
って照明が維持されるとともに、全ての直列回路が2個
の発光ダイオード12と1個の抵抗13による同一数の回路
構成となるため、電圧変動による各計器ごとの照明アン
バランスをなくすことができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明になる照明装置に
よれば、複数の照明対象物を照明する発光素子への給電
経路が何らかの原因で断線し発光不能の素子が発生した
としても、並列接続した他の給電回路に分配接続してあ
る他の発光素子によって照明が維持され、明るさの低下
があったとしても完全に照明が断たれるといったことが
なくなり、特に重要情報表示の照明については完全消灯
により情報の視認が不可能となるといったことがなく、
緊急修理を行う必要もなくなり安定した照明とともに信
頼性を向上することができる。また、1つの照明対象物
の発光素子を複数の直列回路に分配接続し、他の発光素
子用の直列回路とともに電源に並列接続し、各直列回路
の発光素子数を同数としてさらに各直列回路に抵抗を接
続することによって、全直列回路を同一の負荷条件とす
ることにより電源電圧変動に対しても各照明対象物ごと
の照明の明るさがアンバランスに変化するといった不具
合を防ぐことができ、全体照明の視認性を向上すること
ができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置を構成する一実施例を示す回
路構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図4】本発明の照明装置を適用するコンビネーション
メータの説明図である。
【図5】従来の照明装置における回路構成図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ 2 ケース 3 速度計 4 回転計 5 燃料計 6 水温計 7,12 発光素子 8,10 電源端子 9,11 照明スイッチ 12(3) 速度計用発光ダイオード 12(4) 回転計用発光ダイオード 12(5) 燃料計用発光ダイオード 12(6) 水温計用発光ダイオード 13 抵抗

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の照明対象物の各々に対応して照明
    用の発光素子を配設するとともに、前記複数の照明対象
    物は少なくとも2つ以上の発光素子を配設して照明する
    複数の照明対象物を含み、少なくとも1つの照明対象物
    に対応する発光素子の少なくとも1つを他の照明対象物
    に対応する発光素子と電気的に直列接続してなる照明装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の照明対象物の各々に配設され
    る発光素子を直列接続した通電直列回路を電源に対して
    並列接続するとともに、各通電直列回路への通電量が同
    等となるよう発光素子の接続個数に応じて所定の通電直
    列回路に直列抵抗を接続してなる請求項1に記載の照明
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の照明対象物の各々に対応して各々
    複数の照明用の発光素子を配設するとともに、この複数
    の発光素子を所定個数ずつ少なくとも2つ以上の直列回
    路として分配接続し、この直列回路を他の照明対象物の
    発光素子数と同等の発光素子数を有して電源に並列接続
    してなる照明装置。
  4. 【請求項4】 前記発光素子が発光ダイオードであっ
    て、並列接続される直列回路の発光ダイオードの数を各
    直列回路全てにおいて同一数接続するとともに、各直列
    回路に直列抵抗を接続してなる請求項3に記載の照明装
    置。
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