JP2969688B2 - 記録媒体 - Google Patents

記録媒体

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JP2969688B2
JP2969688B2 JP26851889A JP26851889A JP2969688B2 JP 2969688 B2 JP2969688 B2 JP 2969688B2 JP 26851889 A JP26851889 A JP 26851889A JP 26851889 A JP26851889 A JP 26851889A JP 2969688 B2 JP2969688 B2 JP 2969688B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、サンプルサーボ方式の記録媒体に関する。
B.発明の概要 本発明は、サーボ信号が記録されたサーボ領域とデー
タが記録されるデータ領域から成るセグメントがトラッ
ク方向に配置されるサンプルサーボ方式の記録媒体にお
いて、サーボ領域にアクセスコードが設けられ、アクセ
スコードにトラックアドレス情報分割して入れることに
より、従来必要とされていたトラックアドレスを無く
し、さらにサーボ領域にトラック上の基準位置情報を入
れることにより、セクタマーク、セクタアドレスを無く
し、ユーザが使用可能なデータ領域を増加させるように
したものである。
C.従来の技術 記録媒体、例えば、追記型光ディスク、光磁気ディス
ク等の光ディスクは、スピンドルモータ等により、線速
度一定(CLV)あるいは角速度一定(CAV)で回転駆動さ
れ、ディスク上にスパイラル状あるいは同心円状に設け
られた記録トラック上にデータ(情報)が記録/再生さ
れるようになっている。また、これらの光ディスクで
は、データの記録/再生の際のクロック同期方式とし
て、所謂セルフクロック方式と外部クロック方式が知ら
れ、外部クロック方式としては、サーボ信号が記憶され
たサーボ領域とデータ(情報)が記録されるデータ領域
から成るセグメントがトラック方向が配置され、サーボ
領域のサーボ信号によりクロックの同期、トラッキング
サーボ制御を行うサンプルサーボ方式(又はディスクリ
ートブロック方式)が知られている。
ここで、サンプルサーボ方式の光ディスクを、第7図
を用いて説明する。この第7図において、光ディスク1
の1トラックは、n個のデータ(情報)の記録単位とな
るセクタ2から構成され、1セクタはm個のセグメント
から構成される。1セグメントは、サーボ領域3とデー
タ領域4(セクタの先頭セグメントあるいは先頭から数
セグメントにおいてはアドレス等が記録されるヘッダ領
域5)から構成される、サーボ領域3には、クロックの
同期をとるためのクロックピット16、トラッキングエラ
ー信号を得るための所謂一対のウォブルピット17a、17b
及び径方向のアクセス性能をあげるためにトラックアド
レスの下位側の複数ビットに相当する情報、例えグレイ
コードを用いたアクセスコード18が、ディスク形成時に
予め設けられている。ここで、上記クロックピット16、
ウォブルピット17a、17b、で構成されるパターンを同期
パターン15とする。
第8図にサーボ領域3に記録形成された上記同期パタ
ーン15とアクセスコード18の具体的な記録形態を径方向
を縦方向として示す。この第8図に示すように、トラッ
クアドレスの下位4ビットの情報が、グレーコードを用
いて2つのピットで構成されるアクセスコードとして記
録形成されている。すなわち、同一パターンのアクセス
コードが16トラック周期で記録され、隣接するトラック
上のアクセスコードは1つのピット位置のみが異なるグ
レーコードの性質を満足するようになされている。
また、セクタの先頭セグメントである第1セグメント
のサーボ領域3に続くヘッダ領域5には、セクタの先頭
を示すセクタマーク6及びアドレス領域7にトラックア
ドレス(トラック番号)、セクタアドレス(セクタ信
号)等のアドレス情報(IDコード)が、ディスク形成時
の予め記録されている。第2乃至第mセグメントのサー
ボ領域3に続くデータ領域4には、例えば光磁気ディス
クの場合、磁気光学効果を利用してデータ(情報)が記
録/再生される。
ここで、以上のような記録フォーマットを有する光デ
ィスクにデータを記録し、再生する記録/再生装置にお
ける同期制御(回転同期制御)、トラッキングサーボ制
御等の動作を説明する。第9図は、記録/再生装置の要
部を示すブロック回路図である。この第9図において、
スピンドルモータにより角速度一定(CAV)で回転駆動
される光ディスクから再生された再生信号が入力端子60
を介して、同期パターン検出回路61、セクタマーク検出
回路62、アドレス再生回路63、アクセスコード再生回路
64、サーボ情報生成回路65にそれぞれ供給されている。
また、これらの回路には、上記サーボ領域3のクロック
ピット16から再生された再生タイミング信号が、タイミ
ングコントローラ72から供給されている。
同期パターン検出回路61において、サーボ領域3の同
期パターン15から検出され、セグメント内の時間管理を
行うバイトカウンタ66が初期化される。このバイトカウ
ンタ66は、タイミングコントローラ72からの所定のクロ
ック信号をカウントすることにより1セグメント内のバ
イト数をカウントし、所定数カウント(カウントアッ
プ)するとキャリ信号がセグメントカウンタ67に送られ
る。
セクタマーク検出回路62において、ヘッダ領域5のセ
クタマーク6が検出され、セクタ内のセグメント単位の
時間管理を行うセグメントカウンタ67が初期化される。
このセグメントカウンタ67は、バイトカウンタ66からの
キャリ信号をカウントすることにより1セクタ内のセグ
メント数をカウントし、所定数(m)カウント(カウン
トアップ)するとキャリ信号がセクタカウンタ68に送ら
れる。
アドレス再生回路63において、ヘッダ領域5のセクタ
アドレスが再生され、トラック内のセクタ単位の時間管
理を行うセクタカウンタ68が、セクタアドレス再生に同
期して初期化される。このセクタカウンタ68は、セグメ
ントカウンタ67からのキャリ信号をカウントすることに
より1トラック内のセクタ数(最大n)をカウントす
る。
上記バイトカウンタ66、セグメントカウンタ67、セク
タカウンタ68は、タイミングコントローラ72からの所定
のクロック信号により動作し、これらのカウンタからの
各カウント情報が、タイミングコントローラ72に送ら
れ、セグメント同期、セクタ同期、トラック同期等の回
転同期がとられる。
回転同期のセグメント同期がとられた後、サーボ情報
生成回路65において、サーボ領域3のウォブルピット17
a、17bの再生信号により、トラッキングサーボ制御等の
サーボ情報が生成され、これらのサーボ情報が、タイミ
ングコントローラ72からの所定のクロック信号によりサ
ーボ情報レジスタ71に記憶される。そして、このサーボ
情報をもとにトラッキングサーボ制御が行われ、セクタ
同期がとられた後、アドレス再生回路63において、再生
されたトラックアドレスが、タイミングコントローラ72
からの所定のクロック信号によりトラックアドレスレジ
スタ69に記憶される。
セグメント同期がとられた後、アクセスコード再生回
路64において、サーボ領域3のアクセスコード18からア
クセスコード(トラックアドレスの下位側の複数のビッ
ト)が再生され、タイミングコントローラ72からの所定
のクロック信号によりトラックアクセスレジスタ70に記
憶される。
上記トラックアドレスレジスタ69に記憶されているト
ラックアドレス、トラックアクセスレジスタ70に記憶さ
れているアクセスコード、及びサーボ情報レジスタ71に
記憶されているサーボ情報が端子から取り出され、これ
らのアドレス情報等を用いてデータ(情報)の記録/再
生管理が行われる。
D.発明が解決しようとする課題 ところで、上述のように各セクタのヘッダ領域5にセ
クタマーク、トラックアドレス(トラック番号)、セク
タアドレス(セクタ番号)を設けると、データを記録す
る領域が小さくなり、光ディスク全体の記録容量(ユー
ザが使用できるデータ領域)が少なくなる。また、記録
/再生装置内にセクタマーク検出回路、トラックアドレ
ス再生回路、セクタアドレスを再生するための回路が必
要となり、記録/再生装置のコストが高くなっていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、記録媒体、例えばサンプルサーボ方式の光ディスク
において、サーボ領域に予め記録形成されているアクセ
スコード、同期パターンを用いてトラックアドレス等の
アドレス情報を得ることができる記録容量が大きい記録
媒体の提供を目的とすると共に、記録/再生装置から上
記セクタマーク検出回路、トラックアドレス再生回路、
セクタアドレスを再生する回路を削除して記録/再生装
置のコストを軽減させることができる記録媒体の提供を
目的とする。
E.課題を解決するための手段 本発明に係る記録媒体は、予め信号が記録されたサー
ボ領域と、データが記録されるデータ領域とから成るセ
グメントを記録/再生方向であるトラック方向に配置し
たサンプルサーボ方式の記録媒体において、媒体上の全
ての上記セグメントの上記サーボ領域に、上記記録媒体
の連続したトラックアドレス数に対応するビット数より
少ないビット数を単位としてトラックアドレスを分割
し、アクセスコードとしてディスク形成時に予め記録
し、同一トラックに属する上記セグメントのアクセスコ
ードは、同一トラックアドレスの上位ビットほど長い周
期で繰り返し記録されていることにより、上記課題を解
決する。
さらに、上記サーボ領域の一部に、トラックの先頭セ
グメントであることを表す信号を予め記録したことによ
り、上記課題を解決する。
F.作 用 本発明に係る記録媒体によれば、記録媒体、例えば光
ディスクにデータ(情報)を記録/再生する際、上記ア
クセスコードにより、トラックアドレス情報を得ること
ができる。また、上記サーボ領域の基準位置情報によ
り、セクタアドレス情報を得ることができる。
G.実施例 以下、本発明に係る記録媒体の実施例を図面を参照し
ながら説明する。第1図は、本発明に係る記録媒体の一
実施例である光ディスクを記録フォーマットと共に示す
図である。
この光ディスクは、例えば、追記型光ディスク、書換
え可能な光磁気ディスク等であり、スピンドルモータ等
により、角速度一定(CAV)で回転駆動され、ディスク
上にスパイラル状あるいは同心円状に設けられた記録ト
ラック上にデータ(情報)が記録/再生されるようにな
っている。また、データの記録/再生の際のクロック同
期方式としては、サンプルサーボ方式(又はディスクリ
ートブロック方式)が用いられている。すなわち、サー
ボ信号が記録されたサーボ領域とデータが記録されるデ
ータ領域から成るセグメントがトラック方向に配置さ
れ、データ(情報)の記録単位となる1セクタが複数の
セグメントから構成され、1トラックが複数のセクタか
ら構成され、サーボ領域に記録されているサーボ信号を
再生してクロックの同期、トラッキングサーボ制御を行
い、データの記録/再生を行うようになっている。
第1図において、光ディスク1の1トラックは、n個
のデータを記録単位となるセクタ2から構成され、1セ
クタはm個のセグメントから構成される。また、1セグ
メントは、サーボ領域3とデータ領域4から構成され
る。サーボ領域3には、クロックの同期をとるためのク
ロックピット11、トラッキングエラー信号を得るための
所謂一対のウォブルピット12a、12b、トラックアドレス
(トラック番号)を記録するための2つのピット13a、1
3bで構成されているアクセスコード13がディスク形成時
に予め設けられている。データ領域4には、例えば光磁
気ディスクの場合、磁気光学効果を利用してデータ(情
報)が記録/再生される。ここで、上記クロックピット
11、ウォブルピット12a、12b、で構成されるパターンを
同期パターン10とする。そして本発明では、ユーザが使
用可能なデータ領域を増加させるために、従来必要とさ
れていたセクタマーク、トラックアドレス、セクタアド
レスを記録する領域(ヘッダ領域)を削除し、代わり
に、例えば上記アクセスコード13を用いてトラックアド
レスを記録形成し、また、上記同期パターン10等を用い
てトラック上の基準位置情報を記録形成し、アクセスコ
ード10からトラックアドレスを、基準位置情報からセク
タアドレス等の情報を得るようにしている。
具体的には、第1図に示すように、サーボ領域3のア
クセスコード13は、4ビットの情報を記録できる容量を
有する。そこで、トラックアドレスの各ビットを、最下
位ビット側から順にビットB0、B1、B2・・・とし、トラ
ックアドレスを分割してアクセスコード13に入れるよう
にする。例えば、トラックアドレスの下位2ビットB1
B0(以下、第1図に示すように(1,0)と表す。)をア
クセスコード13の下位2ビットを用いて1トラック内の
各サーボ領域(すなわち、セグメント毎)に記録形成
し、トラックアドレスのビット(3,2)をアクセスコー
ド13の上位2ビットを用いて上記ビット(1,0)の2倍
の周期で記録形成し、トラックアドレスのビット(5,
4)をアクセスコード13の上位2ビットを用いて上記ビ
ット(3,2)の2倍の周期で記録形成する。以下同様に
トラックアドレスの最上位ビットまで続ける。この結
果、トラックアドレスの下位側は上位側に比べて記録さ
れる回数が多くなり、高精度なトラッキングはずれ検出
やアクセスが可能となる。また、このようにトラックア
ドレスの上位側ビット記録形成することにより、下位側
のビットのみを使う場合よりも径方向の高速アクセスが
可能になる。すなわち、従来のトラックアドレスの下位
4ビットをアクセスコード13に入れる方法では、トラッ
クアドレスの下位4ビットが各セグメント毎に記録され
ており、このアドレス情報は、8トラック/セグメント
の範囲において最高速度で移動できる情報量である(16
トラック分のアドレス情報であるが、移動方向が内周方
向と外周方向の2方向存在するため8トラック/セグメ
ントとなる)。ところで、本発明では、上述のようにト
ラックアドレスのビット(1,0)が各セグメント毎に、
トラックアドレスのビット(3,2)が2セグメント毎
に、トラックアドレスのビット(5,4)が4セグメント
毎に、トラックアドレスのビット(7,6)が8セグメン
ト毎に(以下同様に最上位ビットまで続く)記録されて
いる。すなわち、これらのアドレス情報は、それぞれ2
トラック/セグメント、4トラック/セグメント、8ト
ラック/セグメント、16トラック/セグメント(以下同
様に最上位ビットまで続く)の範囲において最高速度で
移動できる情報量である。したがって、トラックアドレ
スの最上位ビットまでアクセスコードに記録することに
より、最高速度で最も広範囲に移動可能なトラックアド
レスの最上位ビットを用いることができるようになる。
第2図は、上述のようにしてトラックアドレスのビッ
ト(5,4)及びビット(1,0)をアクセスコードに入れた
具体例をディスクの径方向を縦方向として示す図であ
る。この図に示すアクセスコードの値は、トラックアド
レスを2進数で表し、この2進数で表されたトラックア
ドレスのビットB5、B4、B1、B0からなる4ビットで表現
される16進数の値を表し、例えばトラックアドレスが
「0」のとき、アクセスコードの値は「0」となり、ト
ラックアドレスが「16」(すなわち、B5=“0"、B4
“1"、B3=“0"、B2=“0"、B1=“0"、B0=“0")のと
き、アクセスコードの値は「4」(2進数表現では“01
00")となる。この第2図に示すように隣接するトラッ
ク上のアクセスコードはグレーコードの性質を満足して
おり、例えばトラックアドレスが「3」(同様に「1
9」、「35」、「51」)であるトラック上のアクセスコ
ードとトラックアドレスが「4」(同様に「20」、「3
6」、「52」)であるトラック上のアクセスコード間に
おいても、グレーコードの性質を満足している。
つぎに、トラック上の基準位置情報を予め記録するた
めに、例えば上記同期パターン10を用いてトラック上の
基準位置情報を入れるようにする。具体的には、第3図
に示すように、同期パターン10として、例えば、従来の
パターンP0と異なる基準パターン(例えば、互いにパタ
ーンが異なる8種類の基準パターンP1乃至P8)を設け、
例えばトラックの先頭のサーボ領域3に基準パターンP1
を、他の全てのサーボ領域3に従来のパターンP0を予め
記録形成し、トラックの先頭を識別できるようにする。
また、例えば、1トラックが16セグメントから構成さ
れている場合、トラックの先頭セクタである第1セクタ
の先頭のサーボ領域3に基準パターンP1を、残りのセク
タにおいては、例えば第3セクタの先頭のサーボ領域3
に基準パターンP2、第5セクタの先頭のサーボ領域3に
基準パターンP3等のように複数(この例では2)セクタ
毎に異なる基準パターンを予め記録形成し、他の全ての
サーボ領域3には従来のパターンP0を予め記録形成し、
トラックの先頭を識別できるようにすると共に、ディス
クの欠陥等により、トラックの先頭のサーボ領域3に記
録されている基準パターンP1が検出ができないときで
も、他の基準パターン(例えば基準パターンP2乃至P8
を用いてセクタ情報を得るようにする。
ところで、限られた同期パターン10内で他の信号に影
響を与えずに、上述のように多種類の基準パターンを選
ぶことが困難な場合には、基準パターンを1種類とし、
複数セクタ毎にこの基準パターンを記録し、この基準パ
ターンに続く上述のアクセスコードに基準位置情報を入
れ、基準パターンとアクセスコードの基準位置情報の双
方を用いてセクタアドレス等のセクタ情報を得るように
する。なお、1アクセスコードが、セクタアドレス等の
セクタ情報を記録できる容量を有していないときは、セ
クタ情報を分割して複数のアクセスコードに入れるよう
にしてもよい。
第4図は、上述のようにアクセスコードにトラックア
ドレス情報が記録形成された光ディスクにデータを記録
/再生する記録/再生装置の要部のブロック回路図であ
る。
この第4図において、スピンドルモータにより角速度
一定(CAV)で回転駆動される光ディスクから再生され
た再生信号が入力端子20を介して、同期パターン検出回
路21、アクセスコード再生回路22にそれぞれ供給されて
いる。また、これらの同期パターン検出回路21、アクセ
スコード再生回路22には、サーボ領域3の上記クロック
ピット11から再生された再生タイミング信号が、タイミ
ングコントローラ27から供給されている。
同期パターン検出回路21において、サーボ領域3に記
録されている従来のパターンP0及び基準パターンP1乃至
P8、すなわち全ての同期パターン10が検出され、セグメ
ント内の時間管理を行うバイトカウンタ23が初期化され
る。このバイトカウンタ23は、タイミングコントローラ
27からの所定のクロック信号をカウントすることにより
1セグメント内のバイト数をカウントし、所定数カウン
ト(カウントアップ)するとキャリ信号がセグメントカ
ウンタ24に送られる。
同期パターン検出回路21において、例えばトラックの
先頭のサーボ領域3に記録されている基準パターン、例
えば基準パターンP1が検出され、セクタ内のセグメント
単位の時間管理を行うセグメントカウンタ24及びトラッ
ク内のセクタ単位の時間管理を行うセクタカウンタ25が
初期化される。このセグメントカウンタ24は、バイトカ
ウンタ23からのキャリ信号をカウントすることにより1
セクタ内のセグメント数ををカウントする。すなわちバ
イトカウンタ23のキャリがたつ毎にインクリメント(1
増加)し、所定数(m)カウント(カウントアップ)と
するとキャリ信号がセクタカウンタ25に送られる。この
セクタカウンタ25は、セグメントカウンタ24からのキャ
リ信号をカウントすることにより1トラック内のセクタ
数(最大n)をカウントする。すなわち、セグメントカ
ウンタ24のキャリがたつ毎にインクリメント(1増加)
する。上記バイトカウンタ23、セグメントカウンタ24、
セクタカウンタ25は、タイミングコントローラ27からの
所定のクロック信号により動作し、これらのカウンタか
らの各カウント情報が、タイミングコントローラ27に送
られ、セグメント同期、セクタ同期、トラック同期等の
回転同期がとられる。
なお、上述のようにトラックの先頭セクタである第1
セクタの先頭のサーボ領域3に基準パターンP1を記録形
成し、残りのセクタでは、複数のセクタ毎に基準パター
ンP2乃至P8をそれぞれサーボ領域3に予め記録形成した
場合であって、上記トラックの先頭のサーボ領域3に記
録されている基準パターンP1がディスクの欠陥等により
検出できないときは、同期パターン検出回路21において
検出された他の基準パターン(基準パターンP2乃至P8
に対応したセクタアドレス(セクタ番号)を初期値とし
てセクタカウンタ25に供給し、この初期値からカウント
を開始するようにする。
回転周期がとられた後、アクセスコード再生回路22に
おいて、アクセスコードに記録されているトラックアド
レスが再生され、再生されたトラックアドレスがタイミ
ングコントロール27からの所定のクロック信号によりト
ラックアドレスレジスタ26に記憶される。なお、サーボ
情報生成動作、トラッキングサーボ制御動作は、例えば
前述した従来の技術と同様とすればよいので図示せず説
明を省略する。以上のようにして得られたトラックアド
レス等のアドレス情報を用いてデータ(情報)の記録/
再生管理が行われる。
第5図は、上述のように1種類の基準パターンとアク
セスコードにトラック上の基準位置情報を入れた場合の
記録/再生装置の要部のブロック回路図である。この第
5図において、バイトカウンタ33、セグメントカウンタ
34の動作は、第4図に示すバイトカウンタ23、セグメン
トカウンタ24の動作と同様であるので説明を省略する。
同期パターン検出回路31で基準パターンが検出された
後、アクセスコード再生回路32においてアクセスコード
に記録されている基準位置情報が再生された時点でのこ
の基準位置情報に対応するセクタアドレスを初期値とし
てセクタカウンタ35に供給し、この初期値からカウント
を開始するようにする。
以上のように、セクタアドレス、トラックアドレス等
のアドレス情報をサーボ領域に全て記録し、従来必要と
されていたヘッダ領域を無くすことにより、全てのセグ
メントにおいてディスク形成時にアドレス情報等が記録
されたデータ領域は存在せず、全てのデータ領域をユー
ザが使用することが可能となる。また、全てのアドレス
情報をサーボ領域に記録することにより、データ領域の
データフォーマットを変えることが可能となる。すなわ
ち、サーボ領域のフォーマットを固定し、上記セグメン
トカウンタ、セクタカウンタのカウント周期を制御する
ことにより、各トラック内のデータフォーマットを変更
することが可能となる。換言すると、上記のようにサー
ボ領域のフォーマットを統一しておけば、従来の高密度
記録再生等、データ領域の仕様が変更になっても、サー
ボ領域のトラックアドレス等はそのまま用いることがで
きることになる。
第6図は、各トラックにおいてデータ領域のデータフ
ォーマットを可変にすることができる記録/再生装置の
要部のブロック回路図を示す。
この第6図において、スピンドルモータにより角速度
一定(CAV)で回転駆動される光ディスクから再生され
た再生信号が入力端子40を介して、同期パターン検出回
路41、アクセスコード再生回路42、サーボ情報生成回路
48にそれぞれ供給されている。また、これらの同期パタ
ーン検出回路41、アクセスコード再生回路42、サーボ情
報生成回路48には、サーボ領域3の上記クロックピット
11から再生された再生タイミング信号が、タイミングコ
ントローラ47から供給されている。また、トラック内の
セクタ数、セグメント数を設定するために、コントロー
ラ50からレジスタ51、52に1セクタのセグメント数、1
トラックのセクタ数がそれぞれ書き込まれている。これ
らのレジスタ51、52からの設定値はセクタ内のセグメン
ト単位の時間管理を行うセグメントカウンタ44、トラッ
ク内のセクタ単位の時間管理を行うセクタカウンタ45に
それぞれ送られる。
同期パターン検出回路41において、サーボ領域3に記
録されている同期パターン10(従来のパターンP0及び基
準パターン)が検出され、セグメント内の時間管理を行
うバイトカウンタ43、上記セグメントカウンタ44、セク
タカウンタ45が初期化される。このバイトカウンタ43
は、タイミングコントロール47からの所定のクロック信
号をカウントすることにより1セグメント内のバイト数
をカウントし、所定数カウント(カウントアップ)する
とキャリ信号がセグメントカウンタ44に送られる。この
セグメントカウンタ44は、バイトカウンタ43からのキャ
リ信号をカウントすることにより1セクタ内のセグメン
ト数をカウントする。すなわち、バイトカウンタ43のキ
ャリがたつ毎にインクリメント(1増加)し、コントロ
ーラ50で設定された1セクタのセグメント数をカウント
(カウントアップ)するとキャリ信号がセクタカウンタ
45に送られる。このセクタカウンタ45は、セグメントカ
ウンタ44からのキャリ信号をカウントすることにより1
トラック内のセクタ数をカウントする。すなわち、セグ
メントカウンタ44のキャリがたつ毎にインクリメント
(1増加)し、コントローラ50で設定された1トラック
のセクタ数をカウントする。換言すると、セグメントカ
ウンタ44、セクタカウンタ45は、コントロール50によっ
て設定される1セクタのセグメント数、1トラックのセ
クタ数をそれぞれ周期としてカウント動作を繰り返す。
同期パターン検出回路41において、基準パターンが検
出され、アクセスコード再生回路42でアクセスコードに
記録されている基準位置情報が生成されると、この基準
位置情報の値がデコーダ54に送られる。また、このデコ
ーダ54には、レジスタ53を介して上記コントローラ50で
設置されたセクタ数、セグメント数が供給されており、
セグメント数、セクタ数に対応する値と上記基準位置情
報の値とによって、デコーダ54からセクタカウンタ45の
初期値が設定される。
上記バイトカウンタ43、セグメントカウンタ44、セク
タカウンタ45は、タイミングコントローラ47からの所定
のクロック信号により動作し、これらのカウンタからの
各カウント情報が、タイミングコントローラ47に送ら
れ、セグメント同期、セクタ同期、トラック同期等の回
転同期がとられる。
回転同期がとられた後、アクセスコード再生回路42に
おいて、サーボ領域3のアクセスコード13に記録されて
いるトラックアドレスが再生され、タイミングコントロ
ーラ47からの所定のクロック信号によりトラックアドレ
スレジスタ46に記憶される。
サーボ情報生成回路48において、サーボ領域3のウォ
ブルピット12a、12bの再生信号により、トラッキングサ
ーボ制御等のサーボ情報が生成され、これらのサーボ情
報が、タイミングコントローラ47からの所定のクロック
信号によりサーボ情報レジスタ49に記憶される。そし
て、このサーボ情報をもとにトラッキングサーボ制御が
行われる。
すなわち、上記コントローラ50で設定されるセグメン
ト数、セクタ数、セグメントカウンタ44の値(カウント
値)、セクタカウンタ45の値(カウント値)により、現
在のトラック上の位置を特定することができることにな
る。コントローラ50で設定されたセグメント数、セクタ
数と現在記録/再生されているトラックのフォーマット
が異なっていてもアクセスコードは再生できる。トラッ
キングサーボ制御がかかっていない状態においてもアク
セスコードに記録されたトラックアドレスの上位側は再
生可能である。さらに、光ディスクの回転の立ち上がり
初期状態、径方向へのアクセス動作中、ディスクの欠陥
等においてもアクセスコードを再生することができる。
また、記録/再生を行うときに、所望のデータフォーマ
ットに対応したセグメント数、セクタ数、セクタカウン
タ45の初期値をコントローラ50によって設定することが
できる。
このように、サーボ領域のアクセスコードに記録され
たトラックアドレスを再生し、また、サーボ領域の同期
パターン等を用いて例えばトラックの先頭部を検出する
ことにより、トラックアドレス、セクタアドレス等のア
ドレス情報を得ることができる。したがって、従来必要
とされていたセクタマーク、セクタアドレス、トラック
アドレスを記録する領域(ヘッダ領域)を無くすること
が可能になり、ユーザが使用可能なデータ(情報)の記
録容量を増加させることができる。また、記録/再生装
置からセクタマーク検出回路、セクタアドレス再生回
路、トラックアドレス再生回路を削減することができ、
記録/再生装置のコストを軽減することができる。さら
に、トラックアドレスを分割し、上述のようにトラック
アドレスの上位ビットの記録周期を長くすることによ
り、現行のアクセスコード領域で全てのトラックアドレ
スを記録することができ、径方向の高速アクセスが可能
となる。またトラック上の基準位置を検出するための基
準パターンの種類も少なく、サーボ信号に対する影響も
少ない。また、トラックアドレス等の全てのアドレス情
報をサーボ領域に記録するこにより、同一あるいは同一
種類のディスクにおいて、トラック内のデータフォーマ
ット(例えばディスクの内周、外周において、データ容
量)を変えることが可能となる。すなわち、データ領域
の仕様が変わっても、サーボ領域の仕様は変える必要が
なく、そのまま使用することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、例えば、記
録媒体は光磁気ディスクの他にも、例えば有機色素系光
ディスクや各種追記型ディスク、重ね書き可能ディス
ク、光カード、光磁気カード等に適用できる。
H.発明の効果 以上の説明からも明らかなように、サーボ領域のアク
セスコードに記録されたトラックアドレスを再生し、ま
た、サーボ領域の同期パターン等を用いて例えばトラッ
クの先頭部を検出することにより、トラックアドレス、
セクタアドレス等のアドレス情報を得ることができる。
したがって、従来必要とされていたセクタマーク、セク
タアドレス、トラックアドレスを記録する領域(ヘッダ
領域)を無くすることが可能になり、ユーザが使用可能
なデータ(情報)の記録容量を増加させることができ
る。また、記録/再生装置からセクタマーク検出回路、
セクタアドレス再生回路、トラックアドレス再生回路を
削減することができ、記録/再生装置のコストを軽減す
ることができる。さらに、同一トラックに属する上記セ
グメントのアクセスコードについては、同一トラックア
ドレスの上位ビットほど長い周期で繰り返し記録するこ
とにより、現行のアクセスコード領域で全てのトラック
アドレスを記録することができ、径方向の高速アクセス
が可能となる。またトラック上の基準位置を検出するた
めの基準パターンの種類も少なく、サーボ信号に対する
影響も少ない。また、トラックアドレス等の全てのアド
レス情報をサーボ領域に記録するこにより、同一あるい
は同一種類のディスクにおいて、トラック内のデータフ
ォーマット(例えばディスクの内周、外周において、デ
ータ容量)を変えることが可能となる。すなわち、デー
タ領域の仕様が変わっても、サーボ領域の仕様は変える
必要がなく、そのまま使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録媒体の一実施例の光ディスク
を記録フォーマットと共に示す図であり、第2図はアク
セスコードにトラックアドレスを記録した一具体例を示
す図であり、第3図は基準パターンの一具体例を示す図
であり、第4図は本発明に係る記録媒体にデータを記録
/再生する記録/再生装置の第1の実施例の要部のブロ
ック回路図であり、第5図は本発明に係る記録媒体にデ
ータを記録/再生する記録/再生装置の第2の実施例の
要部のブロック回路図であり、第6図は本発明に係る記
録媒体にデータを記録/再生する記録/再生装置の第3
の実施例の要部のブロック回路図であり、第7図は従来
の光ディスクを記録フォーマットと共に示す図であり、
第8図は従来のアクセスコードの記録形態を示す図であ
り、第9図は従来の記録/再生装置の要部のブロック回
路図である。 21……同期パターン検出回路 22……アクセスコード再生回路 24……セグメントカウンタ 25……セクタカウンタ 26……トラックアドレスレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/12 G11B 7/007

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め信号が記録されたサーボ領域と、デー
    タが記録されるデータ領域とから成るセグメントを記録
    /再生方向であるトラック方向に配置したサンプルサー
    ボ方式の記録媒体において、 媒体上の全ての上記セグメントの上記サーボ領域に、上
    記記録媒体の連続したトラックアドレス数に対応するビ
    ット数より少ないビット数を単位としてトラックアドレ
    スを分割し、アクセスコードとしてディスク形成時に予
    め記録し、 同一トラックに属する上記セグメントのアクセスコード
    は、同一トラックアドレスの上位ビットほど長い周期で
    繰り返し記録されていることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】上記サーボ領域の一部に、トラックの先頭
    セグメントであることを表す信号を予め記録したことを
    特徴とする請求項1記載の記録媒体。
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