JP2696895B2 - 光ディスクのコントロール情報記録方法 - Google Patents
光ディスクのコントロール情報記録方法Info
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- JP2696895B2 JP2696895B2 JP63070062A JP7006288A JP2696895B2 JP 2696895 B2 JP2696895 B2 JP 2696895B2 JP 63070062 A JP63070062 A JP 63070062A JP 7006288 A JP7006288 A JP 7006288A JP 2696895 B2 JP2696895 B2 JP 2696895B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクのコントロール情報記録方法に
関する。
関する。
従来の技術 従来の光ディスクのコントロール情報としては、光デ
ィスクの記録再生レーザパワー，データ変調方式，エラ
ー訂正方式，セクタ数やサイズなどが１台のドライブ装
置で各種の光ディスクと記録再生互換を取るために記録
され、たとえば（社）情報処理学会情報規格調査会SC23
コントロールトラックアドホック資料（10−４）に提案
されているように、ピットによる記録の方法が知られて
いる。
ィスクの記録再生レーザパワー，データ変調方式，エラ
ー訂正方式，セクタ数やサイズなどが１台のドライブ装
置で各種の光ディスクと記録再生互換を取るために記録
され、たとえば（社）情報処理学会情報規格調査会SC23
コントロールトラックアドホック資料（10−４）に提案
されているように、ピットによる記録の方法が知られて
いる。
第４図はこの従来例のコントロールトラックのフォー
マットを示すものであり、第４図（ａ）に示すように１
トラックに３回データをコントロール情報として繰り返
し記録する。各データは、第４図（ｂ）のように128ビ
ットのデータと24ビットのアドレスに８ビットのエラー
検出符号CRC、およびクロック再生のためのプリアンプ
ルPR、データの先頭を示す同期SYNで構成される。各デ
ータビットは、各種の回転数で読み取れるように十分低
い周波数で第４図（ｃ）に示すフェーズ エンコーディ
ング（PE:Phase Encoding）変調で数100トラックにわた
って記録される。
マットを示すものであり、第４図（ａ）に示すように１
トラックに３回データをコントロール情報として繰り返
し記録する。各データは、第４図（ｂ）のように128ビ
ットのデータと24ビットのアドレスに８ビットのエラー
検出符号CRC、およびクロック再生のためのプリアンプ
ルPR、データの先頭を示す同期SYNで構成される。各デ
ータビットは、各種の回転数で読み取れるように十分低
い周波数で第４図（ｃ）に示すフェーズ エンコーディ
ング（PE:Phase Encoding）変調で数100トラックにわた
って記録される。
すなわち、ドライブ装置に光ディスクが挿入された
時、ドライブ装置はディスクの案内トラックのランド記
録あるいは溝記録かが不明なため、リニアモータで光ヘ
ッドを移送してコントロールトラック部分を流し読みし
て、このコントロール情報を読み出し、正しいトラッキ
ング極性や記録方式，記録再生条件，記録領域などのデ
ィスク固有情報を知り、ドライブ装置の動作モードを設
定する。こうすることによって、各種の光ディスクを１
台のドライブ装置で使用可能とする。
時、ドライブ装置はディスクの案内トラックのランド記
録あるいは溝記録かが不明なため、リニアモータで光ヘ
ッドを移送してコントロールトラック部分を流し読みし
て、このコントロール情報を読み出し、正しいトラッキ
ング極性や記録方式，記録再生条件，記録領域などのデ
ィスク固有情報を知り、ドライブ装置の動作モードを設
定する。こうすることによって、各種の光ディスクを１
台のドライブ装置で使用可能とする。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、最初、光ディス
クのアドレスが読めないため直接コントロールトラック
をシークできないので、コントロールトラック近辺に光
ヘッドを送り数100本も設けられたコントロールトラッ
クのいずれかを読み取る。このことは、ドライブ装置に
トラックアドレスを読まずに粗検索で正確にコントロー
ルトラックを捕まえるための精密な機構が必要となる。
この結果、ドライブ装置でディスクを交換した時、コン
トロールトラックからコントロール情報を読み取るのに
時間がかかって、ドライブ装置の立ち上がりが遅いと言
う問題点があった。また、トラッキング極性が不明のた
め良好にトラッキングできないことがあり、データ読み
出しの信頼性が低いという問題点を有していた。
クのアドレスが読めないため直接コントロールトラック
をシークできないので、コントロールトラック近辺に光
ヘッドを送り数100本も設けられたコントロールトラッ
クのいずれかを読み取る。このことは、ドライブ装置に
トラックアドレスを読まずに粗検索で正確にコントロー
ルトラックを捕まえるための精密な機構が必要となる。
この結果、ドライブ装置でディスクを交換した時、コン
トロールトラックからコントロール情報を読み取るのに
時間がかかって、ドライブ装置の立ち上がりが遅いと言
う問題点があった。また、トラッキング極性が不明のた
め良好にトラッキングできないことがあり、データ読み
出しの信頼性が低いという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、各種の光ディスクのコント
ロール情報を速やかにかつ、高い信頼性で検出する光デ
ィスクのコントロール情報記録方法を提供することを目
的とする。
ロール情報を速やかにかつ、高い信頼性で検出する光デ
ィスクのコントロール情報記録方法を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明による光ディスクのコントロールトラックはア
ドレス情報を記録したセクタ識別子部とコントロール情
報を記録したコントロールフィールド部で構成される複
数のセクタで構成され、コントロールフィールド部がセ
クタ識別子部と同一フォーマットであって、コントロー
ル情報をコントロールフィールド部に記録可能な情報単
位に分割して情報単位を一トラックの各セクタに記録
し、コントロールトラックのトラックアドレスの更新に
よって情報単位も同時に更新しながら複数のトラックに
コントロール情報をピットで記録する光ディスクのコン
トロール情報記録方法である。
ドレス情報を記録したセクタ識別子部とコントロール情
報を記録したコントロールフィールド部で構成される複
数のセクタで構成され、コントロールフィールド部がセ
クタ識別子部と同一フォーマットであって、コントロー
ル情報をコントロールフィールド部に記録可能な情報単
位に分割して情報単位を一トラックの各セクタに記録
し、コントロールトラックのトラックアドレスの更新に
よって情報単位も同時に更新しながら複数のトラックに
コントロール情報をピットで記録する光ディスクのコン
トロール情報記録方法である。
作用 本発明は、前記した構成により、光ディスクのトラッ
クのセクタ識別子部からアドレス情報を読みだして先頭
のコントロールトラックを検索し、情報単位をコントロ
ールトラックの１セクタのコントロールフィールド部か
ら読み出し、読み出しが終ると、次のトラックを検索し
て同じくコントロールトラックを読み出す。以上の動作
を最後のコントロールトラック迄行い、各トラックのコ
ントロールフィールド部から読み出した情報単位をトラ
ックアドレス順に配列してコントロール情報を再生す
る。
クのセクタ識別子部からアドレス情報を読みだして先頭
のコントロールトラックを検索し、情報単位をコントロ
ールトラックの１セクタのコントロールフィールド部か
ら読み出し、読み出しが終ると、次のトラックを検索し
て同じくコントロールトラックを読み出す。以上の動作
を最後のコントロールトラック迄行い、各トラックのコ
ントロールフィールド部から読み出した情報単位をトラ
ックアドレス順に配列してコントロール情報を再生す
る。
実施例 第１図は本発明の方法により作成した光ディスクのデ
ィスク基材にピットとして形成したコントロールトラッ
クのセクタ配置図である。コントロールトラックはｍ本
のトラックで構成され、各トラックはｎ個のセクタを有
する。各セクタは、セクタアドレスを記録したセクタ識
別子部IDとデータ記録セクタのデータフィールド部に相
当したエリアに記録されたコントロールフィールド部CF
1,CF2,CF3,……,CFmで構成される。ここで、コントロー
ルフィールド部は、セクタ識別子部IDと同じフォーマッ
トで構成され、セクタ識別子部のアドレスのバイト数単
位に分割されたコントロール情報単位を記録したもので
ある。コントロール情報は第１図に示したように、トラ
ック１にはコントロールフィールド部CF1、トラック２
にはコントロールフィールド部CF2,……，トラックｍは
コントロールフィールド部CFmというように１トラック
には同じコントロール情報単位が各セクタに記録され、
トラックアドレスでコントロール情報単位が更新されな
がらトラックｍで全てのコントロール情報が記録され
る。すなわち、コントロール情報は各コントロールトラ
ック毎にコントロール情報単位に分割された形でセクタ
に記録されている。コントロール情報は、先頭のコント
ロールトラックから順番にセクタ1,……、ｎのいずれか
のセクタのコントロールフィールド部をCF1,CF2,CF3,…
…,CFmと読み出して行くことによって読み取ることがで
きる。コントロールトラックの読み出しは、先頭コント
ロールトラックの検索、セクタからのコントロールフィ
ールド部の読み出し、隣のトラックの検索といった手順
で読み出されるが、各トラックのセクタには全て同じコ
ントロール情報単位が記録されているので、コントロー
ルフィールド部を読み取ることによって直ちに次のトラ
ックにアクセスできる。したがって光ディスクの回転待
ちをすることなく次々にコントロール情報を読むことが
可能となる。
ィスク基材にピットとして形成したコントロールトラッ
クのセクタ配置図である。コントロールトラックはｍ本
のトラックで構成され、各トラックはｎ個のセクタを有
する。各セクタは、セクタアドレスを記録したセクタ識
別子部IDとデータ記録セクタのデータフィールド部に相
当したエリアに記録されたコントロールフィールド部CF
1,CF2,CF3,……,CFmで構成される。ここで、コントロー
ルフィールド部は、セクタ識別子部IDと同じフォーマッ
トで構成され、セクタ識別子部のアドレスのバイト数単
位に分割されたコントロール情報単位を記録したもので
ある。コントロール情報は第１図に示したように、トラ
ック１にはコントロールフィールド部CF1、トラック２
にはコントロールフィールド部CF2,……，トラックｍは
コントロールフィールド部CFmというように１トラック
には同じコントロール情報単位が各セクタに記録され、
トラックアドレスでコントロール情報単位が更新されな
がらトラックｍで全てのコントロール情報が記録され
る。すなわち、コントロール情報は各コントロールトラ
ック毎にコントロール情報単位に分割された形でセクタ
に記録されている。コントロール情報は、先頭のコント
ロールトラックから順番にセクタ1,……、ｎのいずれか
のセクタのコントロールフィールド部をCF1,CF2,CF3,…
…,CFmと読み出して行くことによって読み取ることがで
きる。コントロールトラックの読み出しは、先頭コント
ロールトラックの検索、セクタからのコントロールフィ
ールド部の読み出し、隣のトラックの検索といった手順
で読み出されるが、各トラックのセクタには全て同じコ
ントロール情報単位が記録されているので、コントロー
ルフィールド部を読み取ることによって直ちに次のトラ
ックにアクセスできる。したがって光ディスクの回転待
ちをすることなく次々にコントロール情報を読むことが
可能となる。
第２図は本発明の方法により作成した光ディスクのコ
ントロールトラックのフォーマットの構成図である。第
２図（ａ）に示すコントロールトラックはセクタ識別子
部IDとコントロール情報CDを記録したコントロールフィ
ールド部CFから構成され、セクタS0,S1からSnはそれぞ
れ２重書きされたコントロールフィールド部CFをもつ。
セクタ識別子部IDは第２図（ｂ）に示すように２重に記
録されたアドレスA0,A1からなり、各アドレスはトラッ
クアドレスTAの高位トラックアドレスTHの最上位ビット
に設けられたアドレス識別フラッグF1の0/1によって区
別される。アドレスA0,A1は、クロック再生のためのプ
リアンプルPR、データの先頭を示すアドレスマークAM、
アドレス情報TH,TL、巡回符号などのエラー検出符号CR
C、およびクロック再生のためのポストアンブルP0から
構成される。
ントロールトラックのフォーマットの構成図である。第
２図（ａ）に示すコントロールトラックはセクタ識別子
部IDとコントロール情報CDを記録したコントロールフィ
ールド部CFから構成され、セクタS0,S1からSnはそれぞ
れ２重書きされたコントロールフィールド部CFをもつ。
セクタ識別子部IDは第２図（ｂ）に示すように２重に記
録されたアドレスA0,A1からなり、各アドレスはトラッ
クアドレスTAの高位トラックアドレスTHの最上位ビット
に設けられたアドレス識別フラッグF1の0/1によって区
別される。アドレスA0,A1は、クロック再生のためのプ
リアンプルPR、データの先頭を示すアドレスマークAM、
アドレス情報TH,TL、巡回符号などのエラー検出符号CR
C、およびクロック再生のためのポストアンブルP0から
構成される。
アドレス情報は、高位トラックアドレスTH、下位トラ
ックアドレスTLおよびセクタアドレスSAである。セクタ
アドレスSAはセクタアドレスデータSDとCD/ID識別フラ
ッグF2で構成される。F2はたとえば“0"に設定される。
ックアドレスTLおよびセクタアドレスSAである。セクタ
アドレスSAはセクタアドレスデータSDとCD/ID識別フラ
ッグF2で構成される。F2はたとえば“0"に設定される。
第２図（ｃ）はコントロールフィールド部CFのフォー
マットを示している。基本構造はセクタ識別子部IDと同
じであって、アドレス情報がコントロール情報に対応す
る。すなわち、TAがバイトB0,B1に、SAのSDがデータバ
イトB2に対応している。CD/ID識別フラッグF2はコント
ロールトラックではセクタ識別子部IDの逆の“1"にセッ
トされ、セクタ識別子部IDと区別される。
マットを示している。基本構造はセクタ識別子部IDと同
じであって、アドレス情報がコントロール情報に対応す
る。すなわち、TAがバイトB0,B1に、SAのSDがデータバ
イトB2に対応している。CD/ID識別フラッグF2はコント
ロールトラックではセクタ識別子部IDの逆の“1"にセッ
トされ、セクタ識別子部IDと区別される。
セクタ識別子部IDの変調方式として入力データビット
に必ずクロックビットが含まれる周波数変調（FM）、あ
るいはPE（Phase Encode）変調などを使用すれば、信号
復調のクロック再生にPLLなどを使うことなく再生でき
ること、データフィールド部DFに多用される（2,7）ラ
ン レエングス リミテッド コード（RLLC:RunLength
Limited Code）変調に比較するとデータ記録密度が1/3
でその分、ビットエラー率がよくかつ検出窓時間が大き
いので、小規模の回路で広いデータ速度にわたって正確
に再生できる特徴がある。
に必ずクロックビットが含まれる周波数変調（FM）、あ
るいはPE（Phase Encode）変調などを使用すれば、信号
復調のクロック再生にPLLなどを使うことなく再生でき
ること、データフィールド部DFに多用される（2,7）ラ
ン レエングス リミテッド コード（RLLC:RunLength
Limited Code）変調に比較するとデータ記録密度が1/3
でその分、ビットエラー率がよくかつ検出窓時間が大き
いので、小規模の回路で広いデータ速度にわたって正確
に再生できる特徴がある。
第３図は、本発明の方法により作成した光ディスク１
からセクタ識別子部IDのアドレス情報とコントロール情
報CDを読み取るドライブ装置のブロック図である。デー
タの記録再生部およびサーボ系は省略した。１は光ディ
スク、２はモータ、３は光ヘッド、４はセクタ識別子部
再生回路、5,6はAND回路、７はシーク回路、８はインバ
ータである。図において、ドライブ装置はシーク回路７
にコントロールトラックのアドレス情報と目的トラック
アドレス信号９を加える。シーク回路７はセクタ識別子
部再生回路４で読み取られたアドレス信号10と目的トラ
ックアドレス信号９を比較して、光ヘッド３を目的トラ
ックまで高速にシークする。光ヘッド３の再生信号11は
セクタ識別子部再生回路４で復調され、復調信号12を出
力する。復調信号12はアドレス情報TA,SAとコントロー
ル情報CDのいずれかであって、識別フラッグF2信号13に
よって、AND回路5,6でアドレス信号10とコントロール情
報信号14に区別される。すなわち、識別フラッグF2信号
13が“1"ならAND回路５が有効となりアドレス信号０
を、“0"ならインバータ８で反転されてAND回路６が有
効となりコントロール情報信号14を出力する。
からセクタ識別子部IDのアドレス情報とコントロール情
報CDを読み取るドライブ装置のブロック図である。デー
タの記録再生部およびサーボ系は省略した。１は光ディ
スク、２はモータ、３は光ヘッド、４はセクタ識別子部
再生回路、5,6はAND回路、７はシーク回路、８はインバ
ータである。図において、ドライブ装置はシーク回路７
にコントロールトラックのアドレス情報と目的トラック
アドレス信号９を加える。シーク回路７はセクタ識別子
部再生回路４で読み取られたアドレス信号10と目的トラ
ックアドレス信号９を比較して、光ヘッド３を目的トラ
ックまで高速にシークする。光ヘッド３の再生信号11は
セクタ識別子部再生回路４で復調され、復調信号12を出
力する。復調信号12はアドレス情報TA,SAとコントロー
ル情報CDのいずれかであって、識別フラッグF2信号13に
よって、AND回路5,6でアドレス信号10とコントロール情
報信号14に区別される。すなわち、識別フラッグF2信号
13が“1"ならAND回路５が有効となりアドレス信号０
を、“0"ならインバータ８で反転されてAND回路６が有
効となりコントロール情報信号14を出力する。
セクタ識別子部IDがPE変調などのクロックを各ビット
に持つものであればセクタ識別子部再生回路４は、クロ
ック再生にPLL回路を必要とせず、ディスクの回転数が
広範囲に変化しても良好に再生できる。
に持つものであればセクタ識別子部再生回路４は、クロ
ック再生にPLL回路を必要とせず、ディスクの回転数が
広範囲に変化しても良好に再生できる。
上記の説明から明らかなように、コントロールトラッ
クは同じデータを１トラックに渡って記録するため極め
て高い信頼性と、トラックアドレス順にコントロール情
報が配列されるため読み取り速度が早く、またトラック
のセクタフォーマットに依存しないという特徴がある。
また、光ディスクの回転数が変わってもトラックのアド
レス情報が正確に読めてコントロールトラックが直接シ
ークできることからコントロールトラックからコントロ
ール情報を速やかに検出できてディスク交換時のドライ
ブ装置の立ち上がり時間を大幅に短縮することができ
る。
クは同じデータを１トラックに渡って記録するため極め
て高い信頼性と、トラックアドレス順にコントロール情
報が配列されるため読み取り速度が早く、またトラック
のセクタフォーマットに依存しないという特徴がある。
また、光ディスクの回転数が変わってもトラックのアド
レス情報が正確に読めてコントロールトラックが直接シ
ークできることからコントロールトラックからコントロ
ール情報を速やかに検出できてディスク交換時のドライ
ブ装置の立ち上がり時間を大幅に短縮することができ
る。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、コントロールト
ラックのコントロール情報の高信頼度再生と、セクタフ
ォーマットからの独立性、および高速なコントロールト
ラックの検索によってディスク交換時のドライブ装置の
立ち上がり時間を大幅に短縮できるなどその実用的効果
は大きい。
ラックのコントロール情報の高信頼度再生と、セクタフ
ォーマットからの独立性、および高速なコントロールト
ラックの検索によってディスク交換時のドライブ装置の
立ち上がり時間を大幅に短縮できるなどその実用的効果
は大きい。
第１図は本発明の方法により作成した光ディスクのコン
トロールトラックのセクタ配置図、第２図は識別フラッ
グF2とトラックフォーマットの構成図、第３図は本発明
の方法により作成した光ディスクからセクタ識別子部ID
のアドレス情報とコントロール情報CDを読み取るドライ
ブ装置のブロック図、第４図は従来例のコントロールト
ラックのフォーマットの構成図である。 ID……セクタ識別子部、CF……コントロール情報を記録
したコントロールフィールド部、A0,A1……アドレス、P
R……プリアンブル、AM……アドレスマーク、CRC……エ
ラー検出符号、PO……ポストアンブル、TA……トラック
アドレス、TH……高位トラックアドレス、TL……下位ト
ラックアドレス、SA……セクタアドレス、SD……セクタ
アドレスデータ、F1……アドレス識別フラッグ、F2……
CD/ID識別フラッグ、B0,B1,B2……コントロールデータ
を格納するデータバイト、DF……データフィールド部、
１……光ディスク、２……モータ、３……光ヘッド、４
……セクタ識別子部再生回路、5,6……AND回路、７……
シーク回路、８……インバータ、９……目的トラックア
ドレス信号、10……アドレス信号、11……再生信号、12
……復調信号、13……識別フラッグF2信号、14……コン
トロール情報信号。
トロールトラックのセクタ配置図、第２図は識別フラッ
グF2とトラックフォーマットの構成図、第３図は本発明
の方法により作成した光ディスクからセクタ識別子部ID
のアドレス情報とコントロール情報CDを読み取るドライ
ブ装置のブロック図、第４図は従来例のコントロールト
ラックのフォーマットの構成図である。 ID……セクタ識別子部、CF……コントロール情報を記録
したコントロールフィールド部、A0,A1……アドレス、P
R……プリアンブル、AM……アドレスマーク、CRC……エ
ラー検出符号、PO……ポストアンブル、TA……トラック
アドレス、TH……高位トラックアドレス、TL……下位ト
ラックアドレス、SA……セクタアドレス、SD……セクタ
アドレスデータ、F1……アドレス識別フラッグ、F2……
CD/ID識別フラッグ、B0,B1,B2……コントロールデータ
を格納するデータバイト、DF……データフィールド部、
１……光ディスク、２……モータ、３……光ヘッド、４
……セクタ識別子部再生回路、5,6……AND回路、７……
シーク回路、８……インバータ、９……目的トラックア
ドレス信号、10……アドレス信号、11……再生信号、12
……復調信号、13……識別フラッグF2信号、14……コン
トロール情報信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒木 譲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高木 裕司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 東谷 易 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−115069（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−111372（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−234274（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】セクタ識別子部とデータ記録部とで構成さ
れ前記データ記録部にデータを記録するデータ用セクタ
と、ディスク基材にピットとして形成したコントロール
トラックとを有する光ディスクのコントロール情報記録
方法であって、前記コントロールトラックは前記データ
用セクタと同様にセクタに分割されてそのセクタには前
記データ用セクタのセクタ識別子部と同一フォーマット
のセクタ識別子部とそのセクタ識別子部のフォーマット
と同一フォーマットのコントロールフィールド部とを設
け、また前記コントロールトラックのセクタ識別子部と
コントロールフィールド部には相互に識別可能なフラッ
グをもたせ、前記コントロールフィールド部にコントロ
ール情報をコントロールフィールド部に相当するバイト
数に分割して記録することを特徴とする光ディスクのコ
ントロール情報記録方法。 - 【請求項２】バイト数に分割した分割コントロール情報
は、同一コントロールトラックに同じコントロール情報
として各セクタに隣接トラックのアドレス順に順次記録
することを特徴とする請求項１記載の光ディスクのコン
トロール情報記録方法。 - 【請求項３】バイト数に分割した分割コントロール情報
は、コントロールトラックのセクタのコントロールフィ
ールド部にセクタ順に記録することを特徴とする請求項
１記載の光ディスクのコントロール情報記録方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63070062A JP2696895B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 光ディスクのコントロール情報記録方法 |
| US07/217,308 US4964094A (en) | 1987-07-15 | 1988-07-11 | Optical disk |
| EP88306415A EP0299742B1 (en) | 1987-07-15 | 1988-07-13 | Optical disk |
| DE88306415T DE3885172T2 (de) | 1987-07-15 | 1988-07-13 | Optische Platte. |
| CA000571998A CA1309178C (en) | 1987-07-15 | 1988-07-14 | Optical disk |
| CN88104367A CN1013319B (zh) | 1987-07-15 | 1988-07-15 | 光盘 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63070062A JP2696895B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 光ディスクのコントロール情報記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01243239A JPH01243239A (ja) | 1989-09-27 |
| JP2696895B2 true JP2696895B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13420679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63070062A Expired - Fee Related JP2696895B2 (ja) | 1987-07-15 | 1988-03-24 | 光ディスクのコントロール情報記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2696895B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5460911A (en) * | 1977-10-24 | 1979-05-16 | Hitachi Ltd | Write pattern generator of magnetic discs |
| JPS6055560A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-30 | Fuji Electric Co Ltd | 記録媒体 |
| JPS60115069A (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学的情報記録再生装置 |
| JPS60111372A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-06-17 | Toshiba Corp | 記録方式 |
| JPS61134969A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | Ricoh Co Ltd | デ−タ記録方式 |
| JPS62234274A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 追記型光デイスク装置 |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP63070062A patent/JP2696895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01243239A (ja) | 1989-09-27 |
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