JP2967359B2 - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッドの製造方法

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JP2967359B2 JP2117540A JP11754090A JP2967359B2 JP 2967359 B2 JP2967359 B2 JP 2967359B2 JP 2117540 A JP2117540 A JP 2117540A JP 11754090 A JP11754090 A JP 11754090A JP 2967359 B2 JP2967359 B2 JP 2967359B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ゴルフクラブヘッドの製造方法に係わ
り、更に詳しくは繊維強化プラスチック等の合成樹脂材
を主材とするウッドゴルフクラグヘッド及びアイアンゴ
ルフクラブヘッド等のクラブヘッドのヒール側背面に、
シャフト嵌合孔に連続する溝状の開口部を形成したゴル
フクラブヘッドの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第8図及び第9図に示すような繊維強化プラス
チック等の合成樹脂材を主材とするクラブヘッド本体1
(この従来例はウッドゴルフクラブヘッドを示してい
る)の成形は、シャフト嵌合孔2をクラブヘッドの成形
時に形成するのが一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しながら、シャフト嵌合孔2をクラブヘッドの成形
時に形成する関係上、ヘッド成形金型の構造が複雑にな
るため、高価となり、また取扱や作業性が極めて悪いと
言う問題があった。
また、従来から行われているシャフトピンを用いてシ
ャフト嵌合孔2を形成する方法は、孔精度も不安定であ
り、金型設計の自由度も小さいと言う問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出された
もので、シャフトピンを用いずにシャフト嵌合孔の形成
ができ、ヘッド成形金型を簡素化することが出来ると共
に、生産性及び成形歩留りを著しく向上させたゴルフク
ラブヘッドの製造方法を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、分割型のヘッド
成形金型のうちクラブヘッド本体のヒール側背面を成形
する金型に、ホーゼル部上端からソール部下端に至る溝
状のシャフト嵌合孔の開口部とを一体的に成形する凸部
を設け、該金型を使用して前記シャフト嵌合孔と開口部
とを一体成形したのち、前記シャフト嵌合孔にシャフト
挿入時、またはシャフト挿入前もしくは後に、前記開口
部をカバー部材により閉鎖して一体的に成形することを
要旨とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は上記のように構成され、分割型のヘッド成
形金型のうち、クラブヘッド本体のヒール側背面を成形
する金型に、ホーゼル部上端からソール部下端に至る溝
状のシャフト嵌合孔と開口部とを一体的に成形する凸部
を設け、この金型を使用してシャフト嵌合孔と開口部と
を一体に成形したのち、このシャフト嵌合孔に、シャフ
トを挿入後、またはシャフト挿入前に、クラブヘッドと
は別成形したカバー部材を、前記溝状の開口部に装着し
て一体的に成形することで、シャフトピンを用いずにシ
ャフト嵌合孔の形成ができ、またヘッド成形金型を簡素
化することが出来るのである。
〔発明の実施例〕
以下、添付図面に基づき、この発明の実施例を説明す
る。
なお、従来例と同一構成要素は、同一符号を付して説
明は省略する。
第1図は、この発明を実施した繊維強化プラスチック
等の合成樹脂材料を主材とするウッドゴルフクラブヘッ
ド本体1の正面図、第2図は第1図の縦断正面図を示
し、3はソール部、4はクラブシャフト、5はソケット
を示し、前記ウッドゴルフクラブヘッド本体1は、ホー
ゼル部6が短く成形されており、またシャフト嵌合孔7
には、第2図に示すように、クラブヘッド本体1のヒー
ル側背面1aに、ホーゼル部上端6aからソール部3に至る
溝状の開口部8が形成されている。
この状態を示したのが、第5図の斜視図である。
この発明の実施例では、上記のようにシャフト嵌合孔
7を、従来のように中空筒状に形成せず、クラブヘッド
本体1のヒール側背面1aに開口した溝状のシャフト嵌合
孔7に形成したものである。
クラブヘッド本体1を上記のように構成することで、
ヘッド成形金型が大幅に簡素化され、ヘッド成形金型を
小型化することも可能となる。
また、前記シャフト嵌合孔7と連通する開口部8は、
第3図に示すように、シャフト嵌合孔7にクラブシャフ
ト4を挿入する時、またはクラブシャフト4を挿入する
前に別の工程で成形した同一の素材または異なる素材の
カバー部材9を装着し、クラブヘッド本体1の表面を仕
上げることで、一体的に成形するものである。
次に、上記クラブヘッド本体1の製造方法について説
明すると、分割型のヘッド成形金型を使用してクラブヘ
ッド本体1を成形する際、予め図示しないヘッド成形金
型のうち、クラブヘッド本体のヒール側背面を成形する
金型の一部に、溝状のシャフト嵌合孔7及び開口部8を
成形する凸部を設けておき、この状態で、従来と同様な
方法によりクラブヘッド本体1の成形を行う。この成形
方法としては、圧縮成形,射出成形のいずでも良い。
このようにして成形したクラブヘッド本体1の形状が
第5図であり、そしてクラブシャフト4の組付けは、第
6図に示すように、クラブシャフト4を挿入する前か、
またはシャフト嵌合孔7にクラブシャフト4を挿入する
時、別の工程で成形した同一の素材または異なる素材の
カバー部材9を接着剤等を介して装着し、クラブヘッド
本体1の表面を仕上げることで、一体的に成形するもの
である。
なお、上記の実施例は、クラブヘッド本体1が第3図
のように繊維強化プラスチック等の合成樹脂材料により
一体的に成形したものであるが、第4図に示すように中
空のままか、若しくは軽量部材から成る芯体10を有する
ウッドゴルフクラブ本体1aでも可能であり、また溝状の
シャフト嵌合孔7に連通する開口部8は、シャフト嵌合
孔7の直径dよりも狭くすることも可能である。
更に、上記の実施例では、ウッドゴルフクラブヘッド
本体について説明したが、繊維強化プラスチック等の合
成樹脂材料を主材とするアイアンゴルフクラブヘッドに
も適用出来ることは勿論である。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように分割型のヘッド成形金型の
うち、クラブヘッド本体のヒール側背面を成形する金型
に、ホーゼル部上端からソール部下端に至る溝状のシャ
フト嵌合孔と開口部とを一体的に成形する凸部を設け、
この金型を使用してシャフト嵌合孔と開口部とを一体に
成形したのち、このシャフト嵌合孔に、シャフトを挿入
時、またはシャフト挿入前後に、クラブヘッドとは別成
形したカバー部材を、前記溝状の開口部に装着して一体
的に成形するようにしたので、以下のような優れた効果
を奏するものである。
(a).従来のように、シャフトピンを用いずにシャフ
ト嵌合孔の形成ができるので、ヘッド成形金型を大幅に
簡素化することが出来る上、シャフトピンの芯出し作業
を省略出来るので、成形作業を効率良く行うことが出来
る。
(b).クラブヘッドの成形が簡素化され、生産性及び
成形歩留りが向上する。
(c).圧縮成形にあっては、成形部材の成形金型内へ
とセッティングが容易となり、また均一成形が出来るの
で、クラブヘッド間の品質のバラツキが大幅に小さくな
り、精度の高い製品を効率良く生産出来る。
(d).成形金型を簡素化出来る結果、金型自体を小型
化でき、取扱が容易になると共に、安価なものとするこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施した繊維強化プラスチック等
の合成樹脂材料を主材とするウッドゴルフクラブヘッド
本体の正面図、第2図は第1図の縦断正面図、第3図は
クラブヘッドのシャフト嵌合孔に、シャフトを挿入した
状態を示す断面図、第4図は中空若しくは芯体を備えた
ウッドゴルフクラブヘッドの他の実施例を示す断面図、
第5図は、この発明を実施したゴルフクラブヘッド本体
の斜視図、第6図はシャフト嵌合孔に連通する開口部を
カバー部材により閉鎖した状態を示すゴルフクラブヘッ
ド本体の斜視図、第7図は、クラブヘッド本体の他の実
施例を示す斜視図、第8図及び第9図は、従来のウッド
ゴルフクラブヘッドの正面図と、縦断正面図である。1
……ウッドゴルフクラブヘッド本体、 1a……ヒール側背面、3……ソール部、 4……クラブシャフト、5……ソケット、 6……ホーゼル部、6a……ホーゼル部上端、 7……シャフト嵌合孔、8……開口部、 9……カバー部材、10……中空若しくは芯体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割型のヘッド成形金型を使用して繊維強
    化プラスチック等の合成樹脂材を主材とするゴルフクラ
    ブヘッドを製造する方法において、前記分割型のヘッド
    成形金型のうちクラブヘッド本体のヒール側背面を成形
    する金型に、ホーゼル部上端からソール部下端に至る溝
    状のシャフト嵌合孔と開口部とを一体的に成形する凸部
    を設け、該金型を使用して前記シャフト嵌合孔と開口部
    とを一体成形したのち、前記シャフト嵌合孔にシャフト
    挿入時、またはシャフト挿入前もしくは後に、前記開口
    部をカバー部材により閉鎖して一体的に成形することを
    特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
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