JP2963652B2 - チェーン用巻き加工品及び製造方法 - Google Patents

チェーン用巻き加工品及び製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーンの構成部
品である内プレートに圧嵌したブシュ、前記ブシュを挿
通したローラ、又は、ローラに内嵌したブシュとして用
いるのに好適な巻き加工品に関する。また、本発明は、
前記巻き加工品を製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は代表的なチェーンの分解斜視図
である。この種のチェーンCは、内プレートL1及び外
プレートL2、内プレートL1に圧嵌されたブシュB、
外プレートに圧嵌されブシュB内を貫通するピンP、内
プレートL1間でブシュBを挿通したローラRを有して
なり、ピンPとブシュBとの間やブシュBとローラRと
の間の摺動部分に潤滑剤を介在させてなる。また、ロー
ラRの代わりにブシュを内嵌したローラが使用されるこ
ともある。
【0003】これらのチェーン部品のうち、例えばブシ
ュBは円筒状であり、帯鋼を切断した矩形母材を成形機
等の手段で巻き加工して製造されることが多い。特公昭
60−18850号は、このようなブシュBを巻き加工
により製造する方法を開示している。この方法によれ
ば、巻き加工品は、矩形母材を円筒状成形品に巻き加工
した後、真円度等の各種寸法精度を向上させるために円
筒状成形品を円形開口ダイスに押し通して製造される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記方法で
は、円筒状成形品を円形開口ダイスに押し通す際、円筒
状成形品は材料の塑性流動により変形する。円筒状成形
品はダイスと巻き芯間に挟圧されているので、材料の塑
性流動は軸方向に生じ、完成品としての巻き加工品は塑
性変形して軸方向寸法精度が低下する。
【0005】例えば、チェーンのブシュに上記巻き加工
品を利用し、ブシュ軸方向寸法を基準にして、内プレー
トとブシュからなる内リンク組立体を組み立てると、内
リンク組立体の外幅寸法がばらつく。内リンク組立体の
外幅寸法が短くなると、外プレートと内プレートとの隙
間が大きくなる。そのため、ピンとブシュ間の潤滑剤が
流出して、チェーンの潤滑性能が低下するとともに、隙
間が原因となって騒音発生やチェーンの強度低下が生じ
る。一方、内リンク組立体の外幅寸法が長くなると、外
プレートと内プレートとの隙間がなくなり、チェーンの
屈曲不良を生じる。
【0006】また、内リンク組立体の外幅寸法を基準に
して、内リンク組立体を組み立てる場合もある。このと
き、ブシュの軸方向寸法が短いと、そのブシュと内プレ
ートの嵌合面が小さくなり、嵌合力低下による疲労強度
の低下が生じる。一方、ブシュの軸方向寸法が長いと、
内プレートの外側から突出するブシュが外プレートと摺
動して摩耗粉を発生させ、チェーンの寿命低下が生じ
る。
【0007】ローラやローラに内嵌したブシュに上記巻
き加工品を利用した場合においても、軸方向寸法のばら
つきによって、潤滑性能の低下やチェーンの寿命低下等
の問題を生じる。従って、チェーンのブシュ等に巻き加
工品を利用する場合、その軸方向寸法精度の維持が大き
な課題となる。
【0008】本発明の目的は、円形開口ダイスに押し通
す際、巻き加工品の塑性変形を所定部位に集中的に生じ
させて、加工後における軸方向寸法精度の向上を図るこ
とである。本発明の他の目的は、上記巻き加工品をチェ
ーンの内プレートに圧嵌したブシュ、前記ブシュを挿通
したローラ、又は、ローラに内嵌したブシュに利用し、
チェーンの潤滑性能、チェーンの強度及びチェーンの寿
命を向上させることである。本発明のさらに他の目的
は、上記巻き加工品を製造するための方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、矩形母材を巻
き加工して円形開口ダイスに押し通してなるチェーン用
巻き加工品において、該巻き加工品の周面に、円形開口
ダイス押し通し時に塑性変形を吸収する複数の盲溝を設
けたことにより前記課題を解決した。
【0010】
【作用】本発明による巻き加工品は、その予備成形品で
ある円筒状成形品が円形開口ダイスへ進入するとき及び
円形開口ダイスから脱出するとき、材料の塑性流動が主
として盲溝に向って集中的に生じる。本発明で用いる
「盲溝」とは、端部に貫通していない溝のことである。
以上のように、塑性変形を特定の部位、すなわち、盲溝
で吸収することにより、軸方向寸法を殆ど変化させるこ
となく、精度良好な巻き加工品を得ることができる。ま
た、巻き加工品の端部に盲溝が露出していないので潤滑
剤の保油性が高く、チェーン用部品に用いた場合、良好
な潤滑性能を得ることができる。
【0011】このような巻き加工品は、チェーンの内プ
レートに圧嵌したブシュ、ブシュを挿通したローラ、又
は、ローラに内嵌したブシュに好適であり、チェーンの
潤滑性能をさらに向上させることができる。
【0012】例えば、巻き加工品が内プレートに圧嵌し
たブシュである場合、盲溝は内周面及び外周面の少なく
とも一方に形成される。このように構成することで、ブ
シュの内周面とピンの外周面において、及び、ブシュの
外周面とローラの内周面との間において、盲溝が潤滑剤
のためのポケットを形成することになり保油性が向上す
る。
【0013】また、例えば、巻き加工品がブシュを挿通
したローラである場合、盲溝は内周面に形成される。こ
のように構成することで、ブシュの外周面とローラの内
周面との間において、盲溝が潤滑剤のためのポケットを
形成することになり保油性が向上する。
【0014】なお、巻き加工品がローラに内嵌したブシ
ュである場合、盲溝は内周面に形成される。ブシュ内嵌
ローラは、内プレートに圧嵌したブシュ又は外プレート
に圧嵌したピンと摺動するものである。このように構成
することで、ブシュ内嵌ローラの内周面と、ブシュ又は
ピンの外周面との摺動面において盲溝が潤滑剤のための
ポケットを形成することになり保油性が向上する。
【0015】本発明の巻き加工品は、次のようにして製
造される。まず、側縁から所定間隔をおいて複数の盲溝
が形成された帯鋼が用意される。盲溝はロール加工等に
より予め形成されている。この帯鋼が矩形母材に切断さ
れる。そして、切断面が対峙するように矩形母材が円筒
状成形品に成形機等の手段で巻き加工される。次に、円
筒状成形品に巻き芯が挿入され、この円筒状成形品が円
形開口ダイスに押し通される。このとき、円筒状成形品
の材料に塑性流動が生じる。そして、この塑性流動は盲
溝に向って集中的に生じる。従って、完成品として巻き
加工品の軸方向寸法に大きな変化が生じることがない。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例を
説明する。図1乃至図5は、本発明による巻き加工品の
第1実施例を示す。本実施例の場合、巻き加工品は内プ
レートに圧嵌したブシュである。巻き加工品24は、帯
鋼10を所定寸法の矩形母材12に切断し、切断面14
が対峙するように矩形母材12を成形機等の手段で円筒
状成形品16に巻き加工し、円筒状成形品16に巻き芯
18を挿入し、円形開口ダイス20に円筒状成形品16
を押し通して製造される。
【0017】帯鋼10には、一方の表面に盲溝22が形
成されている。本実施例の盲溝22は、帯鋼10の幅方
向に延びている。しかし、盲溝22は幅方向に貫通して
いない。盲溝22同士は互いに平行である。
【0018】図4に示すように、この円筒状成形品16
を円形開口ダイス20に押し通す際、円筒状成形品16
の材料に塑性流動が生じる。この塑性流動は、盲溝22
に向って集中的に生じる。そのため、円筒状成形品16
に巻き芯18を挿入して円形開口ダイス20に押し通す
際、盲溝が塑性変形を吸収して軸方向への寸法変化が殆
ど生じさせることなく、巻き加工品24を製造すること
ができる。
【0019】さらに、本発明の巻き加工品24では、盲
溝22が端部に貫通していない。溝を端部に貫通させた
場合、塑性変形が盲溝に吸収されず、端部から外方へ生
じることになって端部において軸方向の凹凸が形成され
る。その結果、完成品として巻き加工品24は軸方向寸
法精度が低下する。従って、盲溝22を円筒状成形品1
6の端部に貫通させないことが重要である。
【0020】そして、図5に示す如く、ブシュ24が内
プレート26に圧嵌され、ピン28が挿通されてチェー
ンが構成される。ブシュに本発明の巻き加工品を利用す
るによって、軸方向寸法精度が向上するので、内プレー
ト26間の寸法や内プレートと外プレート30との隙間
を適正に保つことができる。また、ブシュ24が内プレ
ート26内に没入したり突出したりすることなく、内プ
レート26と正しく圧嵌するので、チェーン全体の強度
の維持及び摩耗の防止等の効果を奏する。なお、ローラ
は必ずしも必要でない。
【0021】材料の塑性流動を盲溝22に向って生じさ
せるには、溝を端部に貫通させないことに加えて、矩形
母材12の総表面積のうち盲溝22が占有する面積を大
きくすることも重要である。本実施例の巻き加工品24
は、同じ長さの盲溝22を帯鋼10の長手方向に整列さ
せることで、盲溝22が占有する面積を最大限にするこ
とができ、材料の塑性流動を盲溝22に集中させやす
い。また、本実施例の巻き加工品24は盲溝22の形状
が単純であるため、このような盲溝22を帯鋼10にロ
ール加工することも容易である。
【0022】図6乃至図9は他の実施例を示す。図6及
び図7は、ローラチェーンのローラ及びブシュに本発明
の巻き加工品を利用した実施例である。図8及び図9
は、ローラに内嵌したブシュに本発明の巻き加工品を利
用した実施例である。
【0023】図6は、内周面に複数の盲溝32を設けた
ローラ34を示している。ブシュ36とローラ34の摺
動面に潤滑剤のポケットが形成される。図7は、内周面
及び外周面にそれぞれ複数の盲溝38,40を設けたブ
シュ42と、内周面に複数の盲溝44を設けたローラ4
6を示している。ブシュ42とピン48の摺動面と、ブ
シュ42とローラ46の摺動面に潤滑剤のポケットが形
成される。
【0024】図8は、ローラ50に内嵌したブシュ52
の内周面に盲溝54を設けた実施例である。内プレート
56に圧嵌したブシュ58とブシュ52の摺動面に潤滑
剤のポケットが形成される。図9は、アキュムレートコ
ンベヤチェーンとして代表的なサイドローラチェーンに
本発明の巻き加工品を利用し、該チェーンのサイドロー
ラ60に内嵌したブシュ62の内周面に盲溝64を設け
たものである。なお、センターローラチェーンやトップ
ローラチェーンのローラに内嵌したブシュに盲溝が設け
られる場合もある。
【0025】図10乃至図12は、本発明による巻き加
工品の他の実施例を展開図により示している。異なる構
成は盲溝の形状である。
【0026】図10の巻き加工品では、盲溝66が千鳥
状に形成される。従って、矩形母材が円筒状成形品に巻
き加工されたとき、径方向の剪断強度が大きい。本実施
例の巻き加工品は、スプロケットと噛合するチェーン用
ローラに好適である。また、盲溝26が細分化されてい
るので、潤滑剤の保油性が良好である。
【0027】図11の巻き加工品は、図1に示される1
つの盲溝を複数に分割したものである。本実施例の巻き
加工品は、図10の実施例同様、盲溝68が細分化され
ているので、潤滑剤の保油性が良好である。また、盲溝
68を形成するロールの製作が容易である。
【0028】図12の巻き加工品は、図1に示される盲
溝を傾斜させたものである。本実施例の巻き加工品は、
塑性変形を盲溝70に吸収させやすいので、巻き加工品
の軸方向寸法変化量を最小限に抑えることができる、ま
た、巻き加工品にクラックが発生するとき、クラックの
方向(軸方向)と盲溝70が延びる方向が異なるので、
上記実施例よりも破壊強度が大きい。
【0029】
【発明の効果】本発明の巻き加工品は複数の盲溝が設け
られているので、円形開口ダイス押し通し時、塑性変形
が盲溝に向って生じ、巻き加工品の軸方向長さ変化及び
その寸法のばらつきを小さくすることができる。そし
て、溝が軸方向端部に露出していないことから保油性が
高く、巻き加工品をチェーン用部品として用いた場合、
良好な潤滑性を得ることができる。
【0030】請求項2の発明では、巻き加工品をチェー
ン用部品のブシュとして利用し、ブシュとピンの摺動面
や、ブシュとローラの摺動面に盲溝を形成することによ
り、この盲溝が潤滑油のためのポケットとして機能し、
潤滑剤の保油性が向上してブシュ及びローラの耐摩耗性
を改善することができる。
【0031】請求項3の発明では、巻き加工品をブシュ
を挿通するローラに利用し、ブシュとローラの摺動面に
盲溝を形成することにより、この盲溝が潤滑油のための
ポケットとして機能し、潤滑剤の保油性が向上してブシ
ュ及びローラの耐摩耗性を改善することができる。
【0032】請求項4の発明では、巻き加工品をローラ
に内嵌したブシュに利用し、このブシュとピンの摺動面
や、このブシュと内プレートに圧嵌したブシュの摺動間
に盲溝を形成することにより、この盲溝が潤滑油のため
のポケットとして機能し、潤滑剤の保油性が向上してブ
シュ及びピンの耐摩耗性を改善することができる。
【0033】請求項5の発明では、矩形母材を円筒状成
形品に巻き加工した後、その円筒状成形品を円形開口ダ
イスに押し通す材料として、側縁から所定間隔をおいて
複数の盲溝が形成された帯鋼を利用したので、円筒状成
形品を円形開口ダイスに押し通す際の塑性変形は専ら盲
溝に向って特定の方向に生じ、巻き加工品の軸方向寸法
に大きな変化が生じることがなく、寸法精度良好なる巻
き加工品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による巻き加工品の素材となる帯鋼の
斜視図である。
【図2】 図1の帯鋼を所定寸法に切断した矩形母材の
斜視図である。
【図3】 図2の矩形母材を巻き加工した円筒状成形品
の斜視図である。
【図4】 図3の円筒状成形品に巻き芯を挿入し、円形
開口ダイスに押し通す工程を示す断面図である。
【図5】 図4の巻き加工品をブシュとして利用したチ
ェーンの部分断面図である。
【図6】 本発明の巻き加工品をローラとして利用した
チェーンの部分断面図である。
【図7】 本発明の巻き加工品をブシュ及びローラとし
て利用したチェーンの部分断面図である。
【図8】 本発明の巻き加工品をローラに内嵌したブシ
ュとして利用したチェーンの部分断面図である。
【図9】 本発明の巻き加工品をローラに内嵌したブシ
ュとして利用した他のチェーンの部分断面図である。
【図10】 本発明による巻き加工品の他の実施例を示
す展開図である。
【図11】 本発明による巻き加工品の他の実施例を示
す展開図である。
【図12】 本発明による巻き加工品の他の実施例を示
す展開図である。
【図13】 本発明による巻き加工品が利用されるチェ
ーンの斜視図である。
【符号の説明】
10 帯鋼 12 矩形母材 16 円筒状成形品 18 巻き芯 20 円形開口ダイス 22,32,38,40,44,66,68,70 盲
溝 24 巻き加工品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹本 修次 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 玉木 政治 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 小林 浩司 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 中川 健朗 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 昭61−266826(JP,A) 特開 平1−170535(JP,A) 実開 昭53−7551(JP,U) 実開 昭56−54342(JP,U) 実開 昭56−120453(JP,U) 実開 昭58−157047(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16G 13/00 - 13/06 B21L 9/00 - 9/08 B21D 3/10 B21D 3/18 B21D 41/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形母材を巻き加工して円形開口ダイス
    に押し通してなるチェーン用巻き加工品において、該巻
    き加工品の周面に、円形開口ダイス押し通し時に塑性変
    形を吸収する複数の盲溝を設けたことを特徴とする、チ
    ェーン用巻き加工品。
  2. 【請求項2】 前記巻き加工品が両端を内プレートに圧
    嵌したブシュである、請求項1のチェーン用巻き加工
    品。
  3. 【請求項3】 前記巻き加工品が両端を内プレートに圧
    嵌したブシュを挿通したローラであり、前記盲溝を該ロ
    ーラの内周面に形成した、請求項1記載のチェーン用巻
    き加工品。
  4. 【請求項4】 前記巻き加工品がローラに内嵌したブシ
    ュである、請求項1記載のチェーン用巻き加工品。
  5. 【請求項5】 複数の盲溝が形成された帯鋼を矩形母材
    に切断し、切断面を対峙させて円筒状成形品に巻き加工
    し、前記円筒状成形品を円形開口ダイスに押し通して前
    記円筒状成形品の塑性変形を前記盲溝に向って生じさせ
    ることからなる、チェーン用巻き加工品の製造方法。
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