JP2961723B2 - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JP2961723B2
JP2961723B2 JP6065692A JP6065692A JP2961723B2 JP 2961723 B2 JP2961723 B2 JP 2961723B2 JP 6065692 A JP6065692 A JP 6065692A JP 6065692 A JP6065692 A JP 6065692A JP 2961723 B2 JP2961723 B2 JP 2961723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク収
納ケースの部品でありコンパクトディスクを着脱自在に
保持するトレーなどを成形する金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク収納ケースの一例を
図4に基づいて説明する。同図において、1はコンパク
トディスク、2はこのコンパクトディスク1の中心部に
形成された円形の開口孔、3はこの開口孔2の周囲にあ
る非記録部、4はこの非記録部3の周囲にある記録部で
ある。図示のコンパクトディスク1は、前述のようなコ
ンパクトディスク1を1枚収納する1枚収納型のもので
あるが、透明なベース11と、このベース11に取付けられ
たトレー12と、このトレー12を開閉自在に覆うカバー13
とからなっている。このカバー13は、ヒンジ部14により
前記ベース11に枢着されている。なお、以下の説明にお
いては、前記ヒンジ部14側を後側とする。前記ベース11
は、透明な樹脂の成形品であり、浅い矩形箱状になって
いる。そして、前記ベース11の左右両側部には、それぞ
れ、指掛け用切欠き部16と一対のラベル押え収納用切欠
き部17と複数のトレー取付け用孔18とが形成されてい
る。また、前記カバー13も、透明な樹脂の成形品であ
り、矩形状になっているが、左右両側部の内面に、ラベ
ルを保持する一対のラベル押え19がそれぞれ突出形成さ
れている。なお、カバー13の左右両側部から後方へ突出
したアーム部20に前記ヒンジ部14がある。さらに、前記
トレー12は、図5にも示すように、不透明な樹脂の成形
品であり、やはり矩形状になっている。そして、トレー
12の後部には、カバー13を閉じた際にそのアーム部20間
の位置を塞ぐ露出部21が表側(図4に示す側)へ膨出さ
せて形成されている。また、トレー12には、円形のディ
スク収納部22が裏側(図5に示す側)へ凹ませて形成さ
れている。さらに、トレー12の左右両側部には、それぞ
れ、指掛け用切欠き部23がディスク収納部22内に臨ませ
て形成され、一対のラベル押え収納部24が裏側へ凹ませ
て形成されているとともに、一対の取付け用突起25が外
面に形成されている。前記両指掛け用切欠き部23は、ベ
ース11の両指掛け用切欠き部16とそれぞれ連続し、コン
パクトディスク1の着脱時に、このコンパクトディスク
1に指を掛けるためのものである。また、前記ラベル押
え収納部24は、ベース11のラベル押え収納用切欠き部17
と連続し、カバー13を閉じた際にこのカバー13のラベル
押え19が収納されるものである。さらに、前記取付け用
突起25は、ベース11のトレー取付け用孔18に係合して、
このベース11にトレー12を止めるものである。また、前
記ディスク収納部22の中心部には、円形の台座部26が表
側へ膨出させて形成されている。この台座部26は、コン
パクトディスク1の非記録部3が載り、コンパクトディ
スク1の記録部4をディスク収納部22内の底面と非接触
状態に保つものである。さらに、前記台座部26の中央部
には、弾性的に拡縮可能でコンパクトディスク1の開口
孔2に係脱自在に係合してこのコンパクトディスク1を
保持するディスク保持部31が表側へ膨出させて形成され
ている。膨出部としてのこのディスク保持部31は、円周
に沿って並ぶ複数の鉤状突起32からなっており、これら
鉤状突起32間が貫通溝33になっていることにより、弾性
的に拡縮可能になっている。そして、前記貫通溝33は、
鉤状突起32の先端間の円形開口部34から台座部26まで放
射状に延びている。さらに、前記ディスク保持部31の外
周面は、自然状態にあって、その先端へ向かって次第に
径が大きくなる逆テーパー面35になっている。これは、
コンパクトディスク1の保持を確実にするためである。
【0003】このようなトレー12の射出成形に際して
は、型開時に図5にA,Bで示す方向へ移動する固定型
および可動型を有する金型装置が用いられる。従来の金
型装置では、トレー12におけるディスク保持部31の外面
を含む表側を固定型により形成し、トレー12におけるデ
ィスク保持部31の内面を含む裏側を可動型により形成す
るようにしていた。そして、ゲート跡が見えないように
して、商品価値を高めるために、ゲートは、図5に鎖線
の矢印aで示すように、サイドゲートとして、トレー12
の表側ではなく、例えば、このトレー12の前面の補強用
リブ36などへ開口させていた。これに対して、トレー12
の裏側を固定型により形成するとともに、トレーの表側
を可動型により形成し、ゲートをバルブゲートとするこ
とが行われるようになった。なお、図5に実線の矢印b
で示すように、バルブゲートは、露出部21の裏側にある
補強用リブ37などへ開口させている。ところが、このよ
うに、トレー12の裏側を固定型により形成すると、その
形状のために、固定型側からのトレー12の離型抵抗が大
きくなるため、可動型側に加えて、固定型側にも突き出
しピンを設けている。すなわち、突き出しピン跡38を図
5に平行斜線で示してあるように、固定型側には、トレ
ー12の裏面全体に対して多数の突き出しピンを設けてい
る。これに対して、突き出しピン跡39を図4に平行斜線
で示してあるように、可動型側には、4か所のラベル押
え収納部24に対してのみ突き出しピンを設けている。こ
れは、しぼ面にもなっていないラベル押え収納部24にあ
る突き出しピン跡39は、比較的目立たないためである。
一方、外観性などの理由から、しぼ面になっているディ
スク収納部22内の底面や台座部26などに対して突き出し
ピンを設けることは好ましくない。ところが、可動型に
より形成されるディスク保持部31の外周面の逆テーパー
面35は、可動型の型開方向Aに対してアンダーカットと
なるため、ディスク保持部31に対しては、可動型側から
の何らかの離型手段が必要である。この離型手段として
は、エアブローを利用している。
【0004】ここで、エアブローを利用する従来のこの
種の金型装置の一例について、図8から図10を参照し
ながら説明する。41は固定型、42は可動型で、これら固
定型41および可動型42は、互いに図示上下方向へ移動し
て開閉し、型締時にトレー12の形状をしたキャビティ43
を内部に形成するものである。そして、前記固定型41
は、ディスク保持部31の内面を含めたトレー12の裏側を
形成するキャビティ部材44を有している。一方、前記可
動型42は、トレー12の表側を形成するコア部材45を有し
ているが、このコア部材45に図示上下方向に貫通形成さ
れた貫通孔46内に、エアブローのための入れ子47が埋め
込み固定されている。この入れ子47は、ディスク保持部
31の外面を形成するものであるが、入れ子47の図示上端
のキャビティ面は、貫通溝33全体を含む大きさになって
いる。また、入れ子47の外周面には、凹溝状の空気通路
48が形成されており、この空気通路48は、コア部材45内
などに形成された空気通路49を介して圧縮空気を供給さ
れるようになっている。前記入れ子47の周面とコア部材
45の貫通孔46の周面との間には、前記空気通路48からキ
ャビティ43に至る0.02mm程度の隙間50が4か所程度形成
されている。そして、従来の金型装置では、ディスク保
持部31の貫通溝33およびその円形開口部34を形成する凸
部51,52をキャビティ部材44に形成し、前記凸部51が嵌
合される凹部53を入れ子47に形成していた。そして、ト
レー12の成形時には、固定型41と可動型42とを型締した
状態で、キャビティ43内に溶融樹脂をゲートから流し入
れる。ついで、キャビティ43内に充填された樹脂が固化
した後、固定型41と可動型42とを型開する。このとき、
まず固定型41側の突き出しピンの突き出しによりトレー
12を固定型41側から離型させる。ついで、可動型42側の
突き出しピンの突き出しおよびエアブローによりトレー
12を可動型42側から離型させる。すなわち、空気通路4
8,49から入れ子47およびコア部材45の貫通孔46の周面
間の隙間50を通って、トレー12の中央部に空気が吹き付
けることにより、ディスク保持部31が弾性変形しながら
可動型42から離れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の金
型装置では、ディスク保持部31の貫通溝33およびその円
形開口部34を形成する凸部51,52を固定型41のキャビテ
ィ部材44に形成していたため、図8に示すように、可動
型42からトレー12が少し浮き上がると、矢印で示すよう
に、ディスク保持部31の貫通溝33を介して空気が逃げる
ようになってしまう。そのため、トレー12に対して空気
圧が有効に加わらず、可動型42側からのディスク保持部
31の離型が確実に行われない問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、コンパクトディスク収納ケースのトレー
のような拡縮可能で外周面が逆テーパー面になった膨出
部を有する成形品を成形し、かつ、膨出部の外面を形成
する金型部材から膨出部をエアブローにより離型させる
金型装置において、膨出部の離型を確実なものとするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、円周に沿って並ぶ複数の突起からなり、
これら突起間に貫通溝を有するとともに、外周面が先端
に向かって次第に径の大きくなる逆テーパー面をなす膨
出部を備えた成形品を成形する金型装置であって、前記
成形品における膨出部の内面を含む裏側を形成する第1
の金型部材と、前記成形品における膨出部の外面を含む
表側を形成する第2の金型部材とを備え、この第2の金
型部材に入れ子を埋め込み、この入れ子の周囲から成形
品に空気を吹き付けてこの成形品の膨出部を第2の金型
部材側から離型させる金型装置において、前記貫通溝を
形成する凸部を前記入れ子を含めた第2の金型部材側に
設けたものである。
【0008】
【作用】本発明の金型装置では、円周に沿って並ぶ複数
の突起間に貫通溝を有するとともに、外周面が先端に向
かって次第に径の大きくなる逆テーパー面をなす膨出部
を備えた成形品を成形するとき、成形品における膨出部
の内面を含む裏側は第1の金型部材により形成され、成
形品における膨出部の外面を含む表側は第2の金型部材
により形成される。ここで、膨出部の外周面の逆テーパ
ー面は、第2の金型部材の型開方向に対してアンダーカ
ットとなるが、型開時、成形品を第1の金型部材側から
離型させた後、第2の金型部材側から離型させるとき、
この第2の金型部材に埋め込まれた入れ子の周囲から成
形品に空気を吹き付けてこの成形品の膨出部を弾性変形
させながら第2の金型部材側から離型させる。このと
き、第2の金型部材側から成形品がその肉厚分浮き上が
るまでは、貫通溝が入れ子を含めた第2の金型部材側の
凸部により塞がっているので、空気が漏れず、空気圧が
成形品に有効に加わる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の金型装置の一実施例につい
て、図1から図3を参照しながら説明する。本実施例の
金型装置は、先に説明した図4および図5に示すような
コンパクトディスク収納ケースのトレー12の成形用のも
のである。61は第1の金型部材としての固定型、62は第
2の金型部材としての可動型で、これら固定型61および
可動型62は、互いに図示上下方向へ移動して開閉し、型
締時にトレー12の形状をしたキャビティ63を内部に形成
するものである。そして、前記固定型61は、ディスク保
持部31の内面を含めたトレー12の裏側を形成するキャビ
ティ部材64を有している。一方、前記可動型62は、トレ
ー12の表側を形成するコア部材65を有しているが、この
コア部材65に図示上下方向に貫通形成された貫通孔66内
に、エアブローのための入れ子67が埋め込み固定されて
いる。この入れ子67は、ディスク保持部31の外面を形成
するものであるが、入れ子67の図示上端のキャビティ面
は、貫通溝33全体を含む大きさになっている。また、入
れ子67の外周面には、凹溝状の空気通路68が形成されて
おり、この空気通路68は、コア部材65内などに形成され
た空気通路69を介して圧縮空気を供給されるようになっ
ている。前記入れ子67の周面とコア部材65の貫通孔66の
周面との間には、前記空気通路68からキャビティ63に至
る0.02mm程度の隙間70が4か所程度形成されている。そ
して、ディスク保持部31の貫通溝33およびその円形開口
部34を形成する凸部71,72が入れ子67に形成されてい
る。
【0010】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。トレー12の成形時には、固定型61と可動型62
とを型締した状態で、これら固定型61と可動型62との間
に形成されたキャビティ63内に溶融樹脂をゲートから流
し入れる。ついで、キャビティ63内に充填された樹脂が
固化した後、固定型61と可動型62とを型開する。このと
き、まず固定型61側の突き出しピンの突き出しによりト
レー12を固定型61側から離型させる。ついで、可動型62
側の突き出しピンの突き出しおよびエアブローによりト
レー12を可動型62側から離型させる。すなわち、図1に
矢印で示すように、空気通路68,69から入れ子67および
コア部材65の貫通孔66の周面間の隙間70を通って、トレ
ー12の中央部に空気が吹き付けることにより、ディスク
保持部31が弾性変形しながら可動型62から離れる。こう
して、エアブローにより、外周面が可動型62の型開方向
に対してアンダーカットの逆テーパー面になっているデ
ィスク保持部31が無理抜きされる。このとき、図1に示
すように、可動型62からトレー12がその肉厚分浮き上が
るまでは、貫通溝33およびその円形開口部34が入れ子67
の凸部71,72により塞がっているために、可動型62のキ
ャビティ面とトレー12との間にできた空間部73は、外気
から遮断されている。したがって、可動型42からトレー
12がその肉厚分浮き上がるまでは、入れ子67の周囲の隙
間70から前記空間部73に流出してトレー12に吹き付ける
空気が外気74へ逃げず、トレー12に対して空気圧が有効
に加わる。これにより、可動型62側からディスク保持部
31を確実に離型させることができる。
【0011】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、入れ子67をそのキャビティ面が貫通溝
33全体を含む大径のものとしたが、図6および図7に示
すように、入れ子67は、ディスク保持部31の中央部のみ
を形成する小径のものとしてもよい。この場合、鉤状突
起32の先端部間の貫通溝33およびその円形開口部34を形
成する凸部71,72を入れ子67に形成する一方、貫通溝33
の残りの部分を形成する凸部76は、コア部材65に形成す
る。また、前記実施例では、コンパクトディスク収納ケ
ースのトレー12の成形を例にとって説明したが、本発明
は、円周に沿って並ぶ複数の突起間に貫通溝を有すると
ともに、外周面が先端に向かって次第に径の大きくなる
逆テーパー面をなす膨出部を備えた成形品一般に適用で
きる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、コンパクトディスク収
納ケースのトレーのように、円周に沿って並ぶ複数の突
起間に貫通溝を有するとともに外周面が逆テーパー面を
なす膨出部を備えた成形品を成形するに際して、成形品
における膨出部の内面を含む裏側を形成する第1の金型
部材と、膨出部の外面を含む表側を形成する第2の金型
部材とを備え、この第2の金型部材に入れ子を埋め込
み、この入れ子の周囲から成形品に空気を吹き付けてそ
の膨出部を第2の金型部材側から離型させる金型装置に
おいて、前記貫通溝を形成する凸部を前記入れ子を含め
た第2の金型部材側に設けたことにより、エアブローに
より膨出部を離型させるとき、第2の金型部材側から成
形品がその肉厚分浮き上がるまでは、貫通溝が前記凸部
により塞がっているので、空気が漏れず、空気圧が成形
品に有効に加わり、したがって、第2の金型部材側から
膨出部を確実に離型させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金型装置の一実施例を示す断面図で、
離型時の状態を示している。
【図2】同上膨出部であるディスク保持部の突起を通る
面を断面とする断面図である。
【図3】同上ディスク保持部の貫通溝を通る面を断面と
する断面図である。
【図4】コンパクトディスク収納ケースの斜視図であ
る。
【図5】コンパクトディスク収納ケースのトレーの斜視
図である。
【図6】本発明の金型装置の他の実施例を示す断面図
で、ディスク保持部の突起を通る面を断面としている。
【図7】同上ディスク保持部の貫通溝を通る面を断面と
する断面図である。
【図8】従来の金型装置の一例を示す断面図で、離型時
の状態を示している。
【図9】同上ディスク保持部の突起を通る面を断面とす
る断面図である。
【図10】同上ディスク保持部の貫通溝を通る面を断面
とする断面図である。
【符号の説明】
12 トレー(成形品) 31 ディスク保持部(膨出部) 32 鉤状突起(突起) 33 貫通溝 35 逆テーパー面 61 固定型(第1の金型部材) 62 可動型(第2の金型部材) 67 入れ子 71 凸部 72 凸部 76 凸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周に沿って並ぶ複数の突起からなり、
    これら突起間に貫通溝を有するとともに、外周面が先端
    に向かって次第に径の大きくなる逆テーパー面をなす膨
    出部を備えた成形品を成形する金型装置であって、前記
    成形品における膨出部の内面を含む裏側を形成する第1
    の金型部材と、前記成形品における膨出部の外面を含む
    表側を形成する第2の金型部材とを備え、この第2の金
    型部材に入れ子を埋め込み、この入れ子の周囲から成形
    品に空気を吹き付けてこの成形品の膨出部を第2の金型
    部材側から離型させる金型装置において、前記貫通溝を
    形成する凸部を前記入れ子を含めた第2の金型部材側に
    設けたことを特徴とする金型装置。
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