JP2961596B2 - 原稿サイズの検出装置 - Google Patents

原稿サイズの検出装置

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JP2961596B2 JP30337395A JP30337395A JP2961596B2 JP 2961596 B2 JP2961596 B2 JP 2961596B2 JP 30337395 A JP30337395 A JP 30337395A JP 30337395 A JP30337395 A JP 30337395A JP 2961596 B2 JP2961596 B2 JP 2961596B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の光学セン
サを利用して原稿の有無を検出し、この検出結果に基づ
いて原稿サイズを検出する検出装置に関し、特に、コピ
−機等に利用するところの原稿サイズの検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来における原稿サイズの検出装
置を示す。1はコピ−機、2は内面白色の原稿押えカバ
−、3はプラテンガラスで形成された原稿台で、この原
稿台3に原稿4が載置される。
【0003】原稿押えカバ−2は、一端側がコピ−機1
本体に軸支され、他端側が操作自在となっており、この
他端側を操作して図中実線で示す半開放位置2aまで開
き、或いは図中一点鎖線で示す開放位置2bまで開くよ
うになっている。
【0004】コピ−機1本体内には原稿台3に置かれた
原稿4の有無を検出する光学センサ5が複数個備えられ
ている。これら光学センサ5は、LED等の光源5aと
フォトダイオ−ド等の受光素子5bとを備え、コピ−機
1本体内の所定位置に配設され、原稿押えカバ−2が上
記した半開放位置2aと開放位置2bにあるとき検出動
作するようになっている。
【0005】例えば、原稿押えカバ−2が半開放位置2
aにあるときに光学センサ5が動作すると、光源5aの
投光範囲に原稿4が置かれておれば、光源5aから投光
された光L1が原稿4面で乱反射して反射光L2の一部が
受光素子5bに入光する。上記光学センサ5は、受光素
子5bが一定の受光照度を越えると信号“1”を出力
し、上記受光照度に達しないときは信号“0”を出力す
るようになっており、上記の場合、信号“1”を出力し
て原稿有りを検出する。
【0006】光源5aの投光範囲に原稿4が置かれてい
ない場合は、図7に示すように光源5aから投光された
光L1が原稿押えカバ−2の内面で反射するが、この反
射光L3は受光素子5bの受光範囲外の光となり、した
がって、受光素子5bが一定の受光照度に達しないこと
から信号“0”を出力して原稿無しを検出する。
【0007】一方、原稿押えカバ−2が開放位置2bに
あるとき光学センサ5が動作した場合も同様で、光源5
aの投光範囲に原稿4が置かれていると、原稿4によっ
て反射した光が受光素子5bに入光して光学センサ5が
原稿有りを検出し、光源5aの投光範囲に原稿4が置か
れていなければ、光源5aの光L1は原稿押えカバ−2
の内面で反射し、この反射光L4は図7に示すように、
受光素子5bの受光範囲外の光となり、光学センサ5が
原稿無しを検出する。
【0008】上記した検出装置は、図8に示すように、
原稿台3の左上隅に合わせて置かれた原稿4を、各光学
センサ5が4箇所の位置A、B、C、Dにおいてその有
無を検出し、各光学センサ5の出力結果から原稿サイズ
を検出するようになっている。例えば、各光学センサ5
の出力結果が4箇所の位置A、B、C、Dにおいて、
1.0.0.0であれば、検出結果は図9に示す(0
2)、すなわちB5サイズの横置きとなる。そして、上
記検出結果に基づいてコピ−機1がコピ−する用紙を選
定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の検出装
置には次のような問題点がある。コピ−機1は手早いコ
ピ−操作が行なわれることが多く、この場合、原稿4の
取り替えが原稿押えカバ−2の開放位置2bよりも半開
放位置2aで行なわれることになる。したがって、各光
学センサ5も原稿押えカバ−2の半開放位置2aで動作
させることが望ましい。
【0010】このように構成した場合、投光幅の狭いビ
−ム光を投光する光源5aを用いる場合は特に問題はな
いが、しかし、投光幅の広い光を投光する光源5aを用
いると原稿押えカバ−2が半開放位置2aにあるときに
誤検出する恐れがある。つまり、図7に示した如く、光
源5aの光がこの光源5aの光軸に対し所定の角度θを
もって光L5として投光されると、この光L5は半開放位
置2aにある原稿押えカバ−2の内面で反射し、反射光
6が受光素子5bの受光範囲内の光となって受光素子
5bに入光し、光学センサ5が原稿がないにもかかわら
ず原稿有りを検出してしまうからである。
【0011】また、この検出装置は原稿4の濃度によっ
ても誤検出する恐れがある。これは、濃度の濃い原稿4
をコピ−するような場合は、反射率が低くなり、原稿有
りを検出したときの受光素子5bの光電出力(光電出力
1という)も小さくなるためである。
【0012】図7を参照して説明すると、原稿押えカバ
−2で反射した光L5の反射光L6を受光した受光素子5
bの光電出力が上記した光電出力P1より大きいか、或
いは等しくなってしまう。この結果、上記した光電出力
1で原稿有りとなるように検出レベルを定めると原稿
4の未検出にもかかわらず、原稿有りを検出してしまう
ことになる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
点を解決することを目的としたもので、装置本体に開閉
自在に備えた原稿押えカバ−に向けて光を投光する光源
と、上記原稿押えカバ−からの反射光或いは上記光源の
光路上に備えた原稿からの反射光を受光して光電変換信
号を出力する受光素子とからなる光学センサを複数設け
ると共に、上記各光源が各々異なる原稿検出位置に向か
って光を投光するように各光学センサを装置本体に配設
し、上記各光学センサを原稿押えカバ−の開放状態と閉
成状態とで検出動作させ、上記各受光素子の出力信号の
変化に応じて各々の原稿検出位置での原稿の有無を検出
し、この検出結果に基づいて原稿サイズを検出する原稿
サイズの検出装置において、上記光学センサには、上記
原稿押えカバ−の開放状態と閉成状態のそれぞれの検出
動作中に光源の明るさを変化させて投光させる発光回路
と、光源に流れる電流によって発生する電圧信号を受光
素子が一定の受光照度を越えたとき発生する照度信号に
応動して入力し、その電圧信号に基づいて検出信号を出
力する受光回路とを備え、上記原稿押えカバ−の開放状
態で検出した上記検出信号を記録し、続いて原稿押えカ
バ−の閉成状態で検出した上記検出信号を上記記録値と
比較し、この比較結果から各々の原稿検出位置での原稿
の有無を判定してこの判定結果に基づき原稿サイズを検
出する検出手段を備え、光源の明るさと原稿の反射率が
対応するように構成したことを特徴とする原稿サイズの
検出装置を提案する。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図1は、検出装置を示す簡略的
な構成図であり、内面白色の原稿押えカバ−50は支軸
部51によって装置本体(図示省略)に回動自在に取付
けられている。
【0016】また、装置本体には図1に示すように第1
スイッチ(第1SW)52と第2スイッチ(第2SW)
53とを設置し、これらSW52、53が上記カバ−5
0の回動にしたがってこのカバ−50の一端側の押動部
50aに押動されてスイッチ動作するようになってい
る。つまり、第1SW52は実線で示すカバ−50の開
放位置でその押動部50aに押されてON動作し、カバ
−50が下降回動して上記押動部50aが第1SW52
から離れることによってOFF動作する。
【0017】同様に、第2SW53は、鎖線で示すカバ
−50の閉成位置でその押動部50aに押されてON動
作し、カバ−50が上昇回動して上記押動部50aが第
2SW53から離れることによってOFF動作する。
【0018】54はプラテンガラスで形成した原稿台
で、55は原稿台54に載置した原稿である。56、5
7は原稿55の有無を検出する光学センサで、これら光
学センサ56、57は、LED等の光源56a、57a
とフォトダイオ−ド等の受光素子56b、57bとを備
えた構成としてある。
【0019】なお、実際には同様の構成した光学センサ
58、59を含めて4つの光学センサ56〜59を装置
本体に設置し、従来例の図8に示した原稿台4の4箇所
の位置A、B、C、Dと同様の原稿台54の位置に向け
て各々の光源の光を投光するように配設してある。ま
た、各光学センサ56、57、58、59は、原稿押え
カバ−50の開放位置と閉成位置とで検出動作する構成
となっている。
【0020】図2は、この装置に備えた原稿サイズの検
出回路60を示したもので、光学センサ56、57、5
8、59は各々の光源が原稿台54のA、B、C、Dの
位置を投光するように配置されており、各々の受光素子
56b、57b、58b、59bには増幅器61、6
2、63、64を介して光電変換信号を記録するサンプ
ルホ−ルド回路65、66、67、68が接続してあ
る。
【0021】このサンプルホ−ルド回路65、66、6
7、68は第1SW52のON信号を入力したとき増幅
器61、62、63、64から出力された光電変換信号
を記憶する。上記したサンプルホ−ルド回路65、6
6、67、68は比較器69、70、71、72の一方
端子に接続され、比較器69、70、71、72の他方
端子には上記した増幅器61、62、63、64が接続
してある。
【0022】比較器69、70、71、72の出力信号
は、インバ−タ73、74、75、76に入力され、イ
ンバ−タ73〜76の出力信号がアナログスイッチ(ア
ナログSW)77、78、79、80と論理回路81に
入力される。
【0023】また、アナログSW77〜80は論理演算
回路82に接続され、スイッチがON状態のとき、増幅
器61、62、63、64が出力する光電変換信号を論
理演算回路82に送るようになっている。
【0024】論理回路81は第2SW53のON信号を
入力することによって、インバ−タ73、74、75、
76から入力された信号を固定化し、この信号を論理演
算して従来例の図9に示した検出結果の信号01〜07
を出力する。
【0025】次に、上記した検出回路60の動作につい
て説明する。なお、この動作説明では、光学センサ56
の動作を一例にとって説明してあるが、他の光学センサ
57、58、59の場合も同様に動作する。
【0026】始めに、光学センサ56は原稿押えカバ−
50の開放位置で動作し、原稿台54の検出位置Aに原
稿55が置かれていなければ、受光素子56bは開放位
置にあるカバ−50からの反射光を受光して光電変換信
号を出力する。また、第1SW52のON動作によって
この光電変換信号が増幅器61を介してサンプルホ−ル
ド回路65に記憶される。
【0027】続いて、カバ−50が閉成されると、第2
SW53がON動作すると共に、光学センサ56が検出
動作する。受光素子56bは閉成位置にあるカバ−50
からの反射光を受光し、その光電変換信号を増幅器61
を介して比較器69に入力する。なお、このときは第1
SW52がOFFとなっているため、光電変換信号はサ
ンプルホ−ルド回路65には入力しない。
【0028】比較器69は他方端子に増幅器61から光
電変換信号が入力し、一方端子にはサンプルホ−ルド回
路65の記憶信号が入力し、これら2つの信号の比較結
果の信号を出力する。この場合、増幅器61からの光電
変換信号が大となるので、信号“1”を出力する。この
ように比較器69から出力された信号はインバ−タ73
で反転され“0”となり、この“0”信号が論理回路8
1及びアナログSW77に出力される。
【0029】論理回路81は、第2SW53から入力さ
れたON信号によって、上記インバ−タ73からの信号
“0”を記憶する。つまり、検出位置Aでの検出結果を
“0”として記憶する。なお、この検出動作では、イン
バ−タ74〜76の出力も信号“0”となるため、0、
0、0、0の記憶となり、図9より分かるように原稿無
しの検出となる。一方、アナログSW77は、インバ−
タ73から出力された信号“0”によってOFFとな
り、増幅器61からの光電変換信号を論理演算回路82
に送らない。
【0030】次に、原稿台54の検出位置Aに原稿55
が置かれている場合を説明する。原稿押えカバ−50の
開放位置で動作した光学センサ56は、受光素子56b
が検出位置Aにある原稿55からの反射光を受光して増
幅器61に光電変換信号を出力する。サンプルホ−ルド
回路65は第1SW52のON信号を入力しているた
め、増幅器61からの光電変換信号を記憶する。
【0031】続いて、カバ−50が閉成されると、第2
SW53がON動作すると共に、光学センサ56が検出
動作する。受光素子56bは検出位置Aにある原稿55
からの反射光を受光して光電変換信号を増幅器61を介
して比較器69に送る。この場合、第1SW52がOF
Fであるため光電変換信号がサンプルホ−ルド回路65
に入力しない。そして、比較器69が他方端子に入力さ
れた光電変換信号と、一方端子に入力されたサンプルホ
−ルド回路65の記憶信号とを比較し、比較結果の信号
を出力する。
【0032】この場合、比較器69に入力する2つの信
号は同一であるので、比較器69は信号“0”を出力す
る。なお、この比較器69は、2つの入力信号E
(+)、E(−)がE(+)=E(−)のとき、或い
は、E(+)≒E(−)のとき信号“0”を出力するよ
うになっている。
【0033】比較器69が出力する信号“0”はインバ
−タ73で反転され信号“1”となり、この信号“1”
が論理回路81とアナログSW77に送られる。論理回
路81は第2SW53のON信号を入力してインバ−タ
73の出力信号“1”を記憶する。つまり、検出位置A
での検出状態を“1”とする。したがって、この検出動
作では、1、0、0、0が記憶され、図9より分かるよ
うにB5サイズの横置きの検出となる。アナログSW7
7は、インバ−タ73の出力信号“1”によってON
し、増幅器61からの光電変換信号を論理演算回路82
に送る。
【0034】論理回路81は、上記と同様にして、他の
光学センサ57、58、59が各々の検出位置B、C、
Dで検出した検出状態を信号“0”または信号“1”と
して記録し、これら4つの信号を論理演算して図9に示
す検出結果01〜07の信号として出力する。
【0035】また、論理演算回路82には、増幅器61
からの光電変換信号の他に、アナログSW78、79、
80のONによって増幅器62、63、64からの光電
変換信号も入力される。論理演算回路82は第2SW5
3のON信号によって上記の光電変換信号を記憶し、論
理回路81から送られる検出結果の信号にしたがう濃度
情報を信号OLとして出力する。
【0036】例えば、論理演算回路82に増幅器61か
らの光電変換信号のみが入力されている場合は、この信
号値に対応する濃度情報を出力し、複数の増幅器からの
光電変換信号が入力されている場合は、平均値を算出し
て濃度情報を出力する。この濃度情報は、コピ−機の感
光体の感度調整、或いは照明光の調整等に用いられる。
【0037】上記した原稿サイズの検出装置は、原稿押
えカバ−50の開放位置と閉成位置における各々の受光
量を検出し、これら受光量の変化を判断して原稿の有無
を検出するので、各センサの誤検出がなくなり、原稿サ
イズの検出精度が一段と向上する。
【0038】また、従来のコピ−機は、原稿濃度センサ
を別途に備えて構成されているが、原稿サイズの情報に
加えて濃度情報も出力するので、コピ−機等に組み込む
場合、生産コストの低廉に有利な検出装置となる。
【0039】次に、本発明の他の実施形態を図3に沿っ
て説明する。この実施形態は、明るさを変化させて光源
87を発光させる発光回路84と、この光源87に流れ
る電流によって発生する電圧を検出し、受光素子90a
が一定の受光照度を越えたとき検出信号を出力する受光
回路89とを光学センサ83に備えて構成したものであ
る。
【0040】発光回路84は、電源85、発振回路8
6、光源87、電圧検出用抵抗88からなる直列回路体
となっている。
【0041】発振回路86は、図4(A)に示すように
一定周期の鋸歯状電圧を出力するようになっており、光
源87から投光される光は、この発振回路86の出力電
圧によって変化する。
【0042】受光回路89は、受光部90と、この受光
部90に接続したサンプルホ−ルド回路91と、サンプ
ルホ−ルド回路91に接続した反転増幅器92とからな
り、サンプルホ−ルド回路91は発光回路84のF点で
この発光回路84に接続してある。
【0043】受光部90は、受光素子90aと、この受
光素子90aが一定の受光照度を越えたとき図4(B)
に示すような信号“1”を出力する信号発生回路90b
とからなる光電ICとから構成してある。
【0044】光源87から投光された光は、原稿押えカ
バ−50または原稿55で反射して受光素子90aに入
射する。受光素子90aの受光照度が図5に示すように
一定の受光照度LEに達すると信号発生回路90bが信
号“1”を出力する。
【0045】サンプルホ−ルド回路91は信号発生回路
90bからの信号“1”を入力することによって、発光
回路84のF点における電圧を一定時間記憶し、図4
(C)に示すところの記憶電圧を反転増幅器92に入力
させる。
【0046】サンプルホ−ルド回路91に記憶された上
記電圧は、受光素子90aが一定の受光照度に達したと
きの光源87の明るさに相当する電圧であり、原稿55
の反射率によって異なる電圧が記憶される。すなわち、
反射率が高い原稿55であれば、光源87の明るさが低
い段階(鋸波電圧の低い位置)で受光素子90aが一定
の受光照度LEに達し、サンプルホ−ルド回路91には
このときのF点の低い電圧が記憶され、反射率が低い原
稿55の場合は、光源87がより明るなった段階(鋸波
電圧の高い位置)で受光素子90aが一定受光照度LE
に達するから、サンプルホ−ルド回路91にはこのとき
のF点の高い電圧が記憶される。
【0047】サンプルホ−ルド回路91の出力信号は反
転増幅器92を介して光電変換信号として出力させるよ
うにし、このように構成した複数の光学センサを上記し
た検出回路60に備え、この回路60によって上記同様
に信号処理し、原稿サイズの検出と、原稿濃度の検出と
を行なう。
【0048】上記光学センサ83では、受光素子90a
が一定の受光照度LEに達したときの光源87の明るさ
に相当する電圧を出力するようにしてあるが、図4
(B)に示すt1或いはt2を測定し、この測定値を光学
センサ83の出力信号とすることもできる。
【0049】図2に示す各光学センサ56、57、5
8、59を上記した光学センサ83と同じように構成す
れば、反射率の低い原稿であっても誤検出するおそれが
なく、また、原稿濃度にかかわらず常に正確な原稿サイ
ズを検出できる装置となる。
【0050】また、この装置は、光学センサ個々の光
軸、光量、受光感度のばらつきの影響を受けないので、
安定した検出結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の検出装置を示す簡略的な構
成図である。
【図2】上記装置に備えた原稿サイズの検出回路を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の他の実施形態の光学センサの回路構成
を示すブロック図である。
【図4】他の実施形態の光学センサに備えた各回路から
出力される信号波形図であり、図4(A)は発振回路、
図4(B)は信号発生回路、図4(C)はサンプルホ−
ルド回路の波形図である。
【図5】他の実施形態の光学センサに備えた受光部の受
光照度と出力信号の関係を示す図である。
【図6】従来の検出装置の簡略的な構成図である。
【図7】従来の検出装置における受光素子の受光状態を
示す簡略図である。
【図8】従来例の原稿台と原稿検出位置を示す説明図で
ある。
【図9】原稿検出信号の検出結果と原稿サイズの関係を
示す表である。
【符号の説明】
50 原稿押えカバ− 52 第1SW 53 第2SW 54 原稿台 55 原稿 56、57、58、59 光学センサ 56a、57a、58a、59a 受光素子 60 回路 83 光学センサ 84 発光回路 87 光源 89 受光回路 90 受光部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/04 106 G06F 15/64 325J

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に開閉自在に備えた原稿押えカ
    バ−に向けて光を投光する光源と、上記原稿押えカバ−
    からの反射光或いは上記光源の光路上に備えた原稿から
    の反射光を受光して光電変換信号を出力する受光素子と
    からなる光学センサを複数設けると共に、上記各光源が
    各々異なる原稿検出位置に向かって光を投光するように
    各光学センサを装置本体に配設し、上記各光学センサを
    原稿押えカバ−の開放状態と閉成状態とで検出動作さ
    せ、上記各受光素子の出力信号の変化に応じて各々の原
    稿検出位置での原稿の有無を検出し、この検出結果に基
    づいて原稿サイズを検出する原稿サイズの検出装置にお
    いて、上記光学センサには、上記原稿押えカバ−の開放
    状態と閉成状態のそれぞれの検出動作中に光源の明るさ
    を変化させて投光させる発光回路と、光源に流れる電流
    によって発生する電圧信号を受光素子が一定の受光照度
    を越えたとき発生する照度信号に応動して入力し、その
    電圧信号に基づいて検出信号を出力する受光回路とを備
    え、上記原稿押えカバ−の開放状態で検出した上記検出
    信号を記録し、続いて原稿押えカバ−の閉成状態で検出
    した上記検出信号を上記記録値と比較し、この比較結果
    から各々の原稿検出位置での原稿の有無を判定してこの
    判定結果に基づき原稿サイズを検出する検出手段を備
    え、光源の明るさと原稿の反射率が対応するように構成
    したことを特徴とする原稿サイズの検出装置。
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