JP2961425B2 - 輪転印刷機の横ミシン目加工装置 - Google Patents

輪転印刷機の横ミシン目加工装置

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JP2961425B2
JP2961425B2 JP1180600A JP18060089A JP2961425B2 JP 2961425 B2 JP2961425 B2 JP 2961425B2 JP 1180600 A JP1180600 A JP 1180600A JP 18060089 A JP18060089 A JP 18060089A JP 2961425 B2 JP2961425 B2 JP 2961425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は巻紙輪転印刷機の折機に付設され、走行する
ウェブに、このウェブの幅方向に延びる横ミシン目を入
れる横ミシン目加工装置に関するものである。
〔従来の技術〕
巻紙輪転印刷機には、印刷後のウェブを幅方向や長さ
方向に折る折機が付設されており、この折機には、ウェ
ブの幅方向に延びる横ミシン目をこのあとの折紙予定箇
所に入れ折紙を容易にする横ミシン目加工装置が設けら
れている。
第16図は従来におけるこの種横ミシン目加工装置の概
要側面図であって、これを同図に基づいて説明すると、
折機において、印刷後のウェブを幅方向に折るフオーマ
装置と長さ方向に折る折紙胴群(いずれも図示せず)と
の間を走行するウェブ1の走行径路内には、全体を符号
2で示す横ミシン目加工装置と、その上下のニッピング
ローラ3,4およびこれらに添接するゴムころ5,押えロー
ラ6とが設けられており、横ミシン目加工装置2には、
ミシン胴7とミシン受胴8とが、周面間にわずかな間隙
を設けて配設されている。ミシン胴7の外周稜線方向に
設けられたミシン刃溝7a内には、その全長にわたるミシ
ン刃台9と、これを囲む押えプレート10およびシム11
と、ミシン刃台9に蟻溝嵌合された紙押え12と、中央部
のミシン刃溝内に挟持された長尺板状のミシン刃13とか
らなるミシン刃ケース14が固定されており、ミシン刃13
は、刃先を紙押え12から外方へ突出させている。また、
ミシン受胴8の稜線方向に延設されたミシン刃受溝8a内
には、長尺のミシン刃受15が固定されている。そして両
胴7,8とニッピングローラ3,4等は折紙胴群側からギア駆
動されて図に矢印で示す方向に回転している。
このように構成されていることにより、印刷後搬送さ
れてきたウェブ1は、上部のニッピングローラ3で送り
出されて両胴7,8間に導かれ、その間を通過したのち下
部のニッピングローラ4により折紙胴群へ導かれる。そ
して、両胴7,8間を通過するウェブ1には、ミシン刃受1
5の刃溝と対向して係合するミシン刃13により両胴7,8の
周長と同長の間隔をおいた箇所、すなわちこのあとの折
紙予定箇所に横ミシン目が入れられる。
このような横ミシン目加工装置においては、紙押え12
とミシン刃受15とが対向したときの両者間の間隙寸法が
適切でないと、ミシン目が深くなって折紙中にミシン目
から破れたり、ミシン目が浅くなって所定の折り精度が
確保できなかったりするので、この間隙を適切にする必
要がある。そこで従来、ミシン刃13の刃先が摩耗して紙
押えからの出代が小さくなった場合や、印刷物の厚みが
変った場合、あるいは、印刷用の湿し水,インキ,絵柄
等の印刷条件や乾燥温度,気温,紙質等の違いによりミ
シン目部の強度が変化した場合等には、ミシン刃ケース
14全体を取り外し、シム11を交換したりしてミシン刃13
の出代を調整していた。また、横ミシン目加工を行わな
い印刷物に変更された場合にもミシン刃ケース14全体を
取り外してその代りに動バランスを崩さないためのバラ
ンスウェイトを取付けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の横ミシン目加工装置
においては、上記のようにミシン刃13の出代を調整した
り、あるいは横ミシン目加工を行わない印刷物に変更さ
れたりするたびに、機械の運転を停止させ、ミシン刃ケ
ース14を取り外さなければならなかったので、多大の労
力と長時間を要し、機械の稼働率や生産性が低下すると
いう問題があった。また、ミシン刃ケース14を取り外す
頻度が多くなることにより、締結用のボルトの破断や弛
み,締め忘れが発生し易く、高速回転するミシン胴7か
らその遠心力でミシン刃13が飛び出して大きな事故を誘
発するおそれがあった。さらに、このような面倒な作業
を怠ることにより、ウェブの破れが発生したり、折り精
度が低下したりするという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明では、ミシン
胴の稜線方向に延びるミシン刃と、ミシン受胴の稜線方
向に延びるミシン刃受とをこれら両胴の回転により対向
させ、両胴の間を走行するウエブに、前記ミシン刃で横
ミシン目を入れる輪転印刷機の横ミシン目加工装置にお
いて、前記ミシン胴とミシン受胴との軸間距離を任意の
位置に調節する軸間距離調節装置を設けた。
また、このような輪転印刷機の横ミシン目加工装置に
おいて、位相調整軸の軸方向移動をミシン胴の円周方向
移動に変換する手段を介してこのミシン胴を円周方向に
位相調節する位相調整装置を設けるとともに、前記軸間
距離調節装置の操作軸を操作することにより前記位相調
整軸を連動させ、この軸間距離調整装置による軸間距離
の調整にともなうミシン胴の位相ずれを相殺するように
動作する連動手段を設けた。
〔作用〕
ミシン刃が摩耗したり、ウェブの厚みが変ったりした
り、あるいは横ミシン目加工を行わない印刷物に変更さ
れたりした場合には、ミシン胴とミシン受胴との軸間距
離を調節すると、ミシン刃ケースの紙押えと、ミシン刃
受との間隙が調節され、ミシン刃ケースを取り外したり
することなく条件の変化に対応できる。
また、ミシン胴とミシン受胴との軸間距離を調節する
ために、軸間距離調節装置の操作軸を回動操作すると、
両胴軸間距離が調節されると同時に位相調整軸が移動
し、ミシン胴とミシン受胴との軸間距離を調節すること
によって発生する横ミシン目の位相ずれが自動的に補正
される。逆に、横ミシン目の位相を調節するために位相
調節軸を回動操作しても、軸間距離調節用の操作軸は移
動しない。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は本発明に係る横ミシン目加工装
置の実施例を示し、第1図はその側面図、第2図は同じ
く一部破断展開平面図、第3図は同じくギアの噛合を説
明するために第1図と同じ側から見た状態で示すギア列
の側面図、第4図はミシン胴の移動に伴うギアの噛合変
化を説明するために示すミシン胴と原動側ギアとの側面
図、第5図はミシン刃ケースとミシン刃受との拡大断面
図である。図において、折機の左右のフレーム20には、
折紙胴群を構成する折胴21と断裁胴(図示せず)とが周
面を対接させて回転自在に軸支させており、折胴21の軸
端部には、原動側と駆動連結された折胴ギア22が軸着さ
れている。折胴21の上方には、軸23がフレーム20に固定
状態で支持されており、この軸23上には、折胴ギア22と
噛合うヘリカル歯のギア24が嵌合されている。さらに、
軸23の上方には、後程詳述する位相調整装置25を軸端部
に備えた位相調整軸26が回転を規制されて軸方向へ移動
自在に軸支されており、この位相調整軸26上には、前記
ギア24と噛合うヘリカル歯のギア27と、ヘルカル歯のギ
ア28とが互いに一体的に固定されて回転自在かつ摺動不
能に嵌装されている。さらに位相調整軸26の斜め上方に
は、ギア軸29がフレーム20に植設されており、このギア
軸29上にはギア28と噛合うヘリカル歯のギア30が回動自
在に嵌合されている。31は片側の端軸をギア軸29の下方
に位置させて両端軸を左右のフレーム20に回転自在に軸
支された下部ニッピングローラであって、その端軸には
前記ギア30と噛合うヘリカル歯のギア32が軸着されてお
り、下部ニッピングローラ31は折胴21側から駆動されて
図に矢印で示す方向に回転している。下部ニッピングロ
ーラ31の両端軸の斜め下方には、左右一対のシリンダ支
軸33がフレーム30に植設されており、各シリンダ支軸33
に割締め固定されたブラケット34には、エアシリンダ35
がそれぞれ枢支されている。36はシリンダ支軸33に回動
自在に支持された左右一対のローラアームであって、そ
の遊端部にはエアシリンダ35のエア圧で進退するピスト
ンロッド37の作用端が枢着されており、左右のローラア
ーム36の軸孔には、下部ニッピングローラ31と同長の押
えローラ38が回転自在に軸支されている。この押えロー
ラ38は、エアシリンダ35のピストンロッド37を前進させ
ることによるローラアーム36の回動により下部ニッピン
グローラ31に圧接されており、また軸端部のギア39が前
記ギア32と一体のギア40と噛合っていることにより、図
に矢印で示すように下部ニッピングローラ31と逆方向に
回転する。
このように構成された下部ニッピングローラ装置の上
方には、左右一対の偏心軸受41がフレーム20に回動自在
に軸支されており、この偏心軸受41は、外周円41aの軸
心Fと内周円41bの軸心F1とを図に符号tで示すだけ偏
心されている。左右の偏心軸受41の内周円41bには、ミ
シン胴42がころがり軸受43を介して回転自在に軸支され
ていて、このミシン胴42の端軸には、前記ギア30と噛合
う胴ギア44が軸着されており、ミシン胴42はギア30側か
ら駆動されて図に矢印で示す方向に回転する。ミシン胴
42の構成およびその回動機構については後程詳しく説明
する。
ミシン胴42の上方に位置して片側のフレーム20に植設
されたギア軸45には、前記ギア44と噛合うギア46が回転
自在に嵌合されていて、ギア軸45の斜め上方には、上部
ニッピングローラ47が左右のフレーム20に回転自在に軸
支されており、その軸端部に固定されたギア48が前記ギ
ア46と噛合っていることにより、図に矢印で示す方向に
回転する。上部ニッピングローラ47の側方には、レバー
軸49が左右のフレーム20に回転自在に軸支されており、
このレバー軸49の片側端部には、レバー50が割締め固定
されている。51はレバー50側のフレーム20に枢支された
エアシリダであって、そのピストンロッド52の作用端
は、レバー50の遊端部に枢着されており、レバー軸49の
両端部に固定されたローラアーム53には、ゴムローラ54
が回転自在に軸支されている。こうすることにより、エ
アシリンダ51のピストンロッド52を前進させることによ
り、レバー50を介してレバー軸49が回動し、ローラアー
ム53を介してゴムローラ54が上部ニッピングローラ47に
圧接されるように構成されている。
一方、前記ギア46はギア軸45の側方に位置してフレー
ム20に植設されたギア軸55上のギア56と噛合っている。
ギア軸55の真下には、左右一対の偏心軸受57がフレーム
20に回動自在に軸支されており、この偏心軸受57は、外
周円57aの軸心F2と内周円57bの軸心F3とを図に符号t1
示すだけで偏心されている。左右の偏心軸受57の内周円
57bには、ミシン受胴58がころがり軸受59を介して回転
自在に軸支されていて、このミシン受胴58の端軸には、
前記ギア56と噛合う胴ギア60が軸着されており、ミシン
受胴58はギア56側から駆動されて図に矢印で示す方向に
回転する。すなわち、ミシン受胴58は、原動側から駆動
されるミシン胴42とは直接駆動連結されておらず、ミシ
ン胴42の従動側ギア46側から駆動されている。このよう
にして駆動されるミシン受胴58の軸心F3と前記ミシン胴
42の軸心F1とを結ぶ線である横ミシン目加工作用線が水
平状となるように設定されており、これら両胴42,58に
より、横ミシン目加工が行われる。すなわちミシン胴42
の外周部には稜線方向に延びる断面方形のミシン刃溝42
aが形成されており、このミシン刃溝42a内には、全体を
符号61で示すミシン刃ケースが収納されている。このミ
シン刃ケース61は、長尺板状のシム62を介し両端部をボ
ルト63でミシン刃溝42aの底面に固定された長尺のミシ
ン刃台64と、このミシン刃台64と同長でこれと蟻溝嵌合
された紙押え65と、ミシン刃台64にねじ止めされてこれ
と紙押え65とを両側から押える押えプレート66と、ミシ
ン刃台64と紙押え65とのミシン刃溝42aに係合されて複
数個のボルト67で固定された長尺板状のミシン刃68とで
形成されており、ミシン刃68の尖鋭端部は紙押え65から
突出している。69はミシン刃台64底面のねじ孔に進退調
節自在に螺入された調節ねじである。一方、ミシン受胴
58の外周部には、稜線方向に延びる断面方形状のミシン
刃受溝58aが形成されており、このミシン刃受溝58a内に
は、幅方向に分割されてボルト70で一体化された長尺の
ミシン刃受71が収納されてボルト72でミシン刃受溝58a
の底面に固定されている。ミシン刃受71の外端面にはミ
シン刃68の尖鋭端を係入させる溝71aが設けられてい
る。このように構成されていることにより、両胴42,58
の間をウェブ1が通過してミシン刃ケース61とミシン刃
受71とが対向すると、ミシン刃68が溝71aに係入され、
ウェブ1の折紙予定箇所にミシン目が入れられる。
以上のように構成された横ミシン目加工装置には、ミ
シン胴42とミシン受胴58とを同時に移動させてこれら両
胴42,58の軸間距離を調節する軸間距離調節装置が設け
られている。すなわちミシン胴42に近接して片側のフレ
ーム20の外側に固定されたブラケット74と、他方のフレ
ーム20に形成された軸孔とには、操作軸75が回動自在に
軸支されており、そのフレーム20からの突出端部には、
ハンドル76が固定されている。一方、前記左右の偏心軸
受41の外周部には、円弧状に形成されたスタッドホルダ
77が複数個のボルト78で固定されており、このスタッド
ホルダ77の中央部には、スタッド79が角頭部を突出させ
て嵌合されている。また、前記左右の偏心軸受57の外周
部には、円弧状に形成されたスタッドホルダ80が複数個
のボルト81で固定されており、このスタッドホルダ80の
中央部には、スタッド82が角頭部を突出させて嵌合され
ている。83は両方のスタッド79,82間に位置してフレー
ム20に固定された軸受であって、この軸受83にはねじ軸
84が回動自在に軸支されており、このねじ軸84の左ねじ
84aはスタッド79のねじ孔に進退自在に螺合されてい
る。またねじ軸84の右ねじ84bはスタッド82のねじ孔に
進退自在に螺合されており、さらにねじ軸84の一端に軸
着されたベベルギア85は、前記操作軸75上のベベルギア
86と噛合っている。このように構成されていることによ
り、ハンドル76を把持して操作軸75を回動操作し、ベベ
ルギア85,86の噛合を介して両方のねじ軸84を回動させ
ると、左ねじ84aと右ねじ84bとのねじ作用によりスタッ
ド79,82を介してスタッドホルダ77とスタッドホルダ80
とが円周方向へ互いに逆方向に移動する。この結果、偏
心軸受41,57が外周円41a,57aの嵌合部で回動し、偏心作
用により内周円41b,57bの軸心F1,F3が外周円41a,57aの
軸心F,F2を中心にして回動するので、ミシン刃ケース61
とミシン刃受71とが互いに逆方向に移動し、紙押え65と
ミシン刃受71との間隙が調節されるように構成されてい
る。そして、本装置においては、ミシン胴42の原動側ギ
ア30の中心と従動側ギア46の中心とを結ぶ線、ならびに
ミシン受動58の胴ギア60とその上方のギア56とを結ぶ線
とが、両胴42,58の中心を結ぶ線とほゞ直交するように
各ギア30,46,60,56の位置が設定されており、また、軸
心F1,F3が軸心F,F2の真下に位置する第1図図示の状態
を中心にして軸心F1,F3が左右へ移動するように設定さ
れている。85bはフレーム20側に固定されスタッドホル
ダ77,80の両移動端限を規制するストッパである。
次に前記位相調整装置25について説明する。前記位相
調整軸26はキー87で回動を規制されて両側のフレーム20
側に軸方向へ移動自在に軸支されており、その一端に設
けたねじ孔26aには、フレーム20側の軸受88に軸支され
たハンドル89付きのねじ軸90が軸方向への移動を規制さ
れて螺入力されている。このように構成されていること
により、ハンドル89を把持してねじ軸90を回動操作する
と、そのねじ作用で位相調整軸26が軸方向へ進退し、ギ
ア28のヘリカル歯の作用によりギア30を介してギア44が
わずかに回動するので、ミシン胴42がわずかに回動し、
静止している折胴21に対するミシン胴42の位相が調節さ
れるように構成されている。91はねじ軸90を回動操作後
に固定するロックハンドルである。また、前記軸23上の
ギア24は軸方向へ移動自在に形成されており、これを移
動させることにより平行1回折りのラップ調整が行われ
るように構成されている。
以上のように構成された横ミシン目加工装置の動作を
説明する。印刷後搬送されてきたウェブ1は、上部ニッ
ピングローラ47で送り出されてミシン胴42とミシン受胴
58との間に導かれ、その間を通過したのち、下部ニッピ
ングローラ31により折胴21と断裁胴との間へ導かれて折
られる。そして、ミシン胴42とミシン受胴58との間を通
過するウェブ1には、ミシン刃受71の溝71aと対向して
係合するミシン刃68により両胴42,58の周長と同長の間
隔をおいた箇所、すなわちこのあとの折紙予定箇所に横
ミシン目が入れられるので、折胴21においてこのミシン
目から折れば、容易に折られ良好な折精度が得られる。
ウェブ1の厚みが変ったり、ミシン刃68の刃先が摩耗
したりして紙押え65とミシン刃受71との間隙を調整する
必要がある場合には、ハンドル76を把持して操作軸75を
回動操作し、ベヾルギア85,86の噛合を介して両方のね
じ軸84を同期回転させると、左ねじ84aと右ねじ84bとの
作用により、ミシン胴42とミシン受胴58との各スタッド
79,82およびスタッドホルダ77,80が互いに円周逆方向に
移動する。この結果、偏心軸受41,57が外周円41a,57a嵌
合部で回動し、偏心作用により内周円41b,57bの軸心
F1,F3が外周円41a、57aの軸心F,F2を中心にして回動す
るようにミシン胴42とミシン受胴58とが互いに逆方向に
回動するので、ミシン刃ケース61とミシン刃受71とが移
動し、紙押え65とミシン刃受71との間隙が調整される。
この場合、本装置においては、軸心F1と軸心Fとを結
ぶ偏心方向線、および軸心F3と軸心F2とを結ぶ偏心方向
線が両胴42,58の軸心を結ぶ横ミシン目加工作用線とほ
ゞ直交する方向に設けられているので、第4図(a)の
状態から第4図(b)の状態に調節した場合、偏心によ
る胴心間距離の変化が、図にΔxで示すミシン刃68の食
い込み量の調整量として有効に作用する。また、ミシン
胴42とミシン受胴58とが互いに逆方向へ同時に移動する
ので、Δxの移動による従動側ギアに生じる回転位相の
差が打ち消され、ミシン刃受71の溝71aからミシン刃68
が外れたりすることがない。
また、ミシン胴42の胴ギア44と噛合う原動側ギア30と
従動側ギア46とを結ぶ線、およびミシン受胴58の胴ギア
60とその原動側ギア56とを結ぶ線が、前記Δxとほゞ垂
直をなす方向に設定されているので、第4図に符号t,φ
で示す偏心量,調整角度によって生じる胴ギア44と原動
側ギア30との中心距離aの変化Δaを極小に抑えること
ができる。これと同様に、胴ギア44と従動側ギア46との
中心距離、およびミシン受胴58の胴ギア60とその原動側
ギア56との中心距離の変化も極小に抑えることができ
る。さらに、ミシン胴42とミシン受胴58とが直接ギア連
結されておらず、前記偏心方向とほゞ同方向に配置され
ているギア56側からミシン受胴58を回転駆動するように
構成されているので、胴心間距離の変化がそのまゝギア
中心距離の変化として受けることがない。
第4図において、ミシン刃68の食い込み量調整のため
に、ミシン胴42を図に符号t,φで示すだけ変位させる
と、ミシン胴ギア44に駆動を伝達する原動側キア30との
間には、図に符号θで示す角度変化が発生することにな
り、これによって図に符号φで示すミシン刃68の回転位
相のずれが生じる。しかしながら、本装置においてはミ
シン受胴58に対しても前述した装置により同時に逆方向
へ同量の変化が生じるように構成されているので、ミシ
ン受胴58にも同じ位相のずれψが生じ、位相のずれψに
よってミシン刃受71の溝71aからミシン刃68が外れるこ
とがない。
さらに、本実施例ではインボリュートギアを採用して
おり、ギアの中心距離を変化させても正しい噛合が確保
できる。正規中心距離aが変化すると、圧力角αが変化
し、バックラッシュcも変化する。いま中心距離がΔa
だけ増えた場合、圧力角αが変化してバックラッシュc
も変化する。本実施例では、前述したように、aとΔx
方向がほゞ直角方向に設定されているため、所要のΔx
に対しギアのバックラッシュの変化量Δcが極小になり
抑えられる。また、偏心軸受41の回動端限をストッパ85
bで規制しているので、所定のバックラッシュの範囲を
越えることがない。
さらにミシン刃ケース61の紙押え65は、柔らかい弾性
体で形成されておりミシン胴42の半径方向に伸縮自在で
あるから、前記調整においてミシン受胴58との間の間隔
を、紙押え65を含むミシン刃ケース61全体で変化させて
も、紙押え65の変化として充分に吸収され、印刷物の品
質に影響を及ぼすほどの量ではない。
第6図は本発明の他の実施例を第3図に対応し第1図
と同じ側から見た状態で示すギア列の側面図であって、
本実施例においては、前記実施例におけるギア56をなく
し、その代りにギア39と同軸上のギア56Aと、このギア5
6Aおよびギア60と噛合うギア56Bとを設けてミシン受胴5
8をミシン胴42に対する原動側から駆動するように構成
した。ギア60の中心とギア56Bの中心を結ぶ線を、横ミ
シン目加工作用線とほゞ直交させるように設けた。この
ように構成したことにより、その作用効果は前記実施例
と同じである。
第7図ないし第9図は本発明の他の実施例を示し、第
7図は第1図に対応して示す横ミシン目加工装置の側面
図、第8図は第2図に対応して示す一部破断展開正面
図、第9図はギアの噛合を説明するために第1図と同じ
側から見た状態を第3図に対応して示すギア列の側面図
である。図において第1図ないし第3図に示す実施例と
同構成の部材にはこれと同符号を付してその説明を省略
する。本実施例においては、前記実施例における操作軸
75に相当する操作軸100が、ミシン胴42の斜め下方に位
置し左右のフレーム20に軸支されており、これにはハン
ドル76が装着されている。また、この操作軸100上に
は、一対のベヾルギア101が左右の各フレーム20に近接
して軸着されており、各ベヾルギア101はフレーム20と
平行して軸架されたウォーム軸102上のベヾルギア103と
噛合っている。一方、前記実施例においてギア30と噛合
って駆動されていたミシン胴42の胴ギア44は、ギア30と
は切離されており、ギア30と順次噛合うギア104,105を
介して原動側のギア46側から回転駆動されている。ま
た、ミシン受胴58側の胴ギア60は、ギア46と噛合う原動
側のギア56側から回転駆動されている。ギア46,44の中
心を結ぶ線およびギア56,60の中心を結ぶ線が、ともに
横ミシン目加工線とほゞ直交していることは前記実施例
と同じである。そして、左右2個ずつ計4個設けられた
前記ギア軸45,55は、フレーム20に固定されていて、こ
れら各ギア軸45,55には、扇形状に形成されたレバー10
7,108がフレーム20の内側に位置して揺動自在に支持さ
れており、ミシン胴42とミシン受胴58とは、これらのレ
バー107,108の遊端部に軸受を介して回転自在に軸支さ
れている。また、各レバー107,108の遊端には、セグメ
ント状のウォームホイル109,110が設けられており、こ
れらのウォームホイル109,110は、ウォーム軸102上に一
体形成された右ねじれウォーム111,左ねじれ112と噛合
っている。113はレバー107,108の回動限を規制するスト
ッパである。
このように構成されていることにより、ウェブ1の厚
みが変ったり、ミシン刃68の刃先が摩耗したりして紙押
え65とミシン刃受71との間隙を調整する必要がある場合
には、ハンドル76を把持して操作軸100を回動操作し、
ベヾルギア101,103の噛合を介してウォーム軸102を回転
させると、右ねじれウォーム111,左ねじれウオーム112
の噛合によりレバー107,108が揺動して、ミシン胴42と
ミシン受胴58との軸間距離が調節される。この結果、ミ
シン刃ケース61とミシン刃受71とが移動し、紙押え65と
ミシン刃受71との間隙が調整される。この場合、ギア4
6,44の中心を結ぶ線およびギア56,60の中心を結ぶ線
が、ウェブ1の走行線を中心に対して対称となっている
ことにより、両胴42,58が移動してもミシン刃ケース61
とミシン刃受71との円周方向への位相がずれないことは
前記実施例と同じである。横ミシン目加工を行わない印
刷物に移行するときや、また軸間距離の調整のときにミ
シン刃ケース61を取り外さなくてもよいことは勿論であ
る。またレバー107,108がギア軸45,55を中心にして回動
するので、ギア46,44,56,60,105等の噛合に支障がな
い。
第10図ないし第12図はさらに本発明の他の実施例を示
し、第10図は第7図に対応して示す横ミシン目加工装置
の側面図、第11図は第8図に対応して示す一部破断展開
正面図、第12図はギアの噛合を説明するために第7図と
同じ側から見た状態を第9図に対応して示すギア列の側
面図である。図において第7図ないし第9図に示す実施
例と同構成の部材にはこれと同符号を付してその説明を
省略する。本実施例においては、操作軸100とベヾルギ
ア101,103を介して駆動連結されたウォーム軸102が前記
実施例のほゞ半分の長さに形成されており、このウォー
ム軸102とウォーム111,ウォームホイル109で駆動連結さ
れたレバー107が、ミシン胴42側にのみ設けられてい
る。また、ミシン胴42の胴ギア44は、原動側のギア30お
よび従動側のギア46と噛合っているとともに、ミシン受
胴58の胴ギア60とも噛合っている。そして、ミシン胴42
は両端をレバー107に軸受を介して軸支されているとと
もに、ミシン胴42の一端は、一般にシュミットカップリ
ングと呼ばれる偏心軸継手114等を介してギア44に固定
された軸に連結されている。このシュミットカップリン
グと呼ばれる偏心軸継手114は、ミシン胴42側の支持部
とギア44の固定された軸側の支持部とが偏心自在に形成
されており、レバー107を揺動させてもミシン胴42の回
転位相は、ギア44に対し変化しないように構成されてい
る。
このように構成されていることにより、ウェブ1の厚
みが変ったり、ミシン刃68の刃先が摩耗したりして紙押
え65とミシン刃受71との間隙を調整する必要がある場合
には、ハンドル76を把持して操作軸100を回動操作し、
ベヾルギア101,103の噛合を介してウォーム軸102を回転
させると、ウォーム111とウォームホイル109との噛合に
よりレバー107が揺動し、ミシン胴42とミシン受胴58と
の軸間距離が調節される。この結果、ミシン刃ケース61
とミシン刃受71とが移動し、紙押え65とミシン刃受71と
の間隙が調整される。この場合、偏心軸継手114が偏心
するだけあって、ミシン胴42とギア44との間には、回転
位相のずれが発生せず、またミシン胴42とミシン受胴58
との間にも回転位相のずれが生じない。したがって、ミ
シン刃ケース61とミシン刃受71との間のずれは、偏心作
用によるものだけであり、きわめて小さいので、わざわ
ざミシン受胴58側の位相を調整する必要がない。横ミシ
ン目加工を行わない印刷物に移行するときや、また軸間
距離の調整のときにミシン刃ケース61を取り外さなくて
もよいことは勿論である。またレバー107がギア軸45を
中心にして回動するので、ギア46,44,60,等の噛合に支
障がない。
本実施例においては、偏心軸継手114を用いて胴ギア4
4とミシン胴42とを連結したことにより、ギアの個数を
減らすことができ構造が簡素化される。また、偏心軸継
手としてシュミットカップリングを用いれば、偏心して
も角速度が変化せず高速と高トルクに耐えられる。
第13図はさらに本発明の他の実施例としてのギア配列
図であって、本実施例においては、上部ニッピングロー
ラ47とミシン受胴58との間が、テンショナ115,116によ
って張力を付与された滑ることのないタイミングベルト
117で駆動連結されているので、ギアの個数がさらに減
少する。
第14図は請求項2記載の発明を説明するために示す横
ミシン目加工装置の縦断面図である。図において第2図
に示す請求項1記載の発明と同構成の部材にはこれと同
符号を付してその説明を省略する。なお、ギアの配列は
第3図に示す請求項1記載の発明のギア配列と同じであ
るから同図を用いて説明する。本発明は、前記発明にお
いてわずかに発生していた軸間距離調節時における横ミ
シン目の位相ずれを無くすことを目的とするものであっ
て、ここで、位相ずれの発生を第15図のギア配列図を用
いて説明する。
図において、 Z1・・・原動側ギア30の歯数 Z2・・・ミシン胴ギア44の歯数 θ1・・・ミシン胴を移動することによって生じる角度 φ ・・・横ミシン目の位相ずれ とすると、 さらにx・・・ミシン胴の移動量 mn・・歯車角モジュール β0・・ねじれ角 とすると であり、θ1が充分に小さい範囲では、 tanθ1≒θ1〔rad〕であるから この式を(1)式に代入してθ1を消去すると、結局
位相ずれφは次式で表される。
ここで すなわち、ミシン胴の移動量xによって生じる横ミシン
目位相のずれφは、胴の移動量xに比例することが分か
る。
そこで本発明の構成を第14図に基づいて説明すると、
位相調整軸26は中央から軸方向に2分割されていて、分
割部には右ねじと左ねじとが切られており、この右ねじ
と左ねじとは、広幅のギア120のねじ孔にそれぞれ螺合
されている。122は分割された一方の位相調整軸26に一
体形成されて他方の位相調整軸26の孔26bに摺動自在に
嵌合されたガイドピンである。さらに、前記操作軸75に
は、ギア120と噛合うギア123が軸着されている。74は操
作軸75の軸端部を摺動自在に軸支するブラケットであ
る。こうすることにより操作軸支75を回動操作すると、
前記キー87で回動を規制された位相調整軸26は、連動手
段としてのギア120,123の噛合により軸方向に移動する
ように構成されている。その他の構成は前記請求項1記
載の発明と同構成であるからその説明を省略する。
以上のように構成されていることにより、ウェブ1の
厚みが変ったり、ミシン刃68は刃先が摩耗したりして紙
押え65とミシン刃受71との間隙を調整する必要がある場
合には、ハンドル76を把持して操作軸75を回動操作し
て、ベヾルギア85,86の噛合を介して両方のねじ軸84を
同期回転させると、左ねじ84aと右ねじ84bとの作用によ
り、ミシン胴42とミシン受胴58との各スタッド79,82お
よびスタッドホルダ77,80が互いに円周方向に対して逆
方向に移動する。この結果、偏心作用によりミシン胴42
とミシン受胴58とが互いに逆方向に回動するので、ミシ
ン刃ケース61とミシン刃受71とが移動し、紙押え65とミ
シン刃受71との間隙が調整される。
この場合、本装置においては、操作軸75が回動する
と、キー87で回動を規制された位相調整軸26が、ギア12
0,123の噛合により軸方向に移動し、ギア28のヘリカル
歯の作用によりギア30を介してギア44がわずかに回動す
るので、ミシン胴42がわずかに回動し、静止している折
胴21に対するミシン胴42の位相が調節される。
このような軸間距離調節と位相調節とにおける位相調
節軸26の軸方向変移量をyとし、ギア24,27,28,44の歯
数をZ24,Z27,Z28,Z44とすると、yによって与えられ
るミシン胴の位相調整量Φは次式で表される。ただし式
中、 mi・・・ギア24,27の歯直角モジュール mo・・・ギア28,44の歯直角モジュール βi・・・ギア24,27のねじり角 β0・・・ギア28,44のねじり角 C2=2/Z44×(Z28sinβi/Z27・mi+sinβ0/m0)=con
stとする である。すなわち、位相は変位量yに比例して変えるこ
とができる。
式(4),(5)から明らかなように、ミシン胴をx
(mm)移動させたとき、位相調整軸26を、y=(C1
C2)x〔mm〕移動させることによってミシン目の位相ず
れを補正することができる。
なお、横ミシン目の位相のみを調整しようとしてハン
ドル89を回動操作すると、2分割された位相調整軸26
は、ギア120を介して同時に軸方向へ移動し、位相を変
化させることができる。この場合、ギア120は軸方向へ
のみ移動するので、ギア123に対してはなんら影響を与
えることがない。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明によれば、ミ
シン胴の稜線方向に延びるミシン刃と、ミシン受胴の稜
線方向に延びるミシン刃受とをこれら両胴の回転により
対向させ、両胴の間を走行するウェブに、制御ミシン刃
で横ミシン目を入れる輪転印刷機の横ミシン目加工装置
において、前記ミシン胴とミシン受胴との軸間距離を任
意の位置に調節する軸間距離調整装置を設けたことによ
り、紙厚変更時等におけるミシン刃ケースの移動調整に
際し、従来のようなシムの交換などミシン刃ケースを取
り外しての調整作業が不要となり、大体の初期設定を行
ったのち、実際の折り動作を見ながら運転中迅速に微調
整が行えるので、操作性が向上し機械の停止時間を大幅
に短縮することができるとともに、損紙の発生量が減少
する。また、ミシン目加工を行わない印刷物に移行する
場合には、従来のようにミシン刃ケースを取り外す必要
がなく、ミシン刃けーすを取り付けたまゝ走行紙から遠
ざけることによってこれに対応することができるので、
その効果が大きい。また、胴の移動量がそのまゝミシン
刃の食い込み量の調節量となって現れるので有効的であ
る。
さらに、このような輪転印刷機の横ミシン目加工装置
において、位相調整軸の軸方向移動をミシン胴の円周方
向移動に変換する手段を介してこのミシン胴を円周方向
に位相調整する位相調整装置を設けるとともに、前記軸
間距離調節装置の操作軸を操作することにより前記位相
調整軸を連動させ、この軸間距離調整装置による軸間距
離の調整にともなうミシン胴の位相ずれを相殺するよう
に動作する連動手段を設けたことにより、ミシン胴とミ
シン受胴との軸間距離調整操作に連動してミシン目加工
箇所の位相をずれないように調整することができるの
で、準備時間が短縮され、生産性の向上と労力の軽減を
計ることができるとともに、損紙の発生量が減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第14図は本発明に係る輪転印刷機の横ミシ
ン目加工装置の実施例を示し、第1図はその側面図、第
2図は同じく一部破断展開平面図、第3図は同じくギア
の噛合を説明するために第1図と同じ側から見た状態で
示すギア列の側面図、第4図はミシン胴の移動に伴うギ
アの噛合変化等を説明するために示すミシン胴と原動側
ギアとの側面図、第5図はミシン刃ケースとミシン刃受
との拡大断面図、第6図は本発明の他の実施例を第1図
と同じ側から見た状態で示すギア列の側面図、第7図な
いし第9図は本発明の他の実施例を示し、第7図は横ミ
シン目加工装置の側面図、第8図は一部破断展開正面
図、第9図はギアの噛合を説明するために第1図と同じ
側から見た状態で示すギア列の側面図、第10図ないし第
12図はさらに本発明の他の実施例を示し、第10図は横ミ
シン目加工装置の側面図、第11図は一部破断展開正面
図、第12図はギアの噛合を説明するために第7図と同じ
側から見た状態のギア列の側面図、第13図はさらに本発
明の他の実施例としてのギア配列図、第14図は請求項2
記載の発明を説明するために示す横ミシン目加工装置の
縦断面図、第15図は同じくギア配列図、第16図は従来に
おける輪転印刷機の横ミシン目加工装置の概要側面図で
ある。 25……位相調整装置、26……位相調整軸、30……原動側
ギア、41,57……偏心軸受、42……ミシン胴、44……胴
ギア、46……従動側ギア、56……ギア、58……ミシン受
胴、60……胴ギア、68……ミシン刃、71……ミシン刃
受、75……操作軸、100……操作軸、101,103……ベヾル
ギア、104,105……ギア、107,108……レバー、109,110
……ウォームホイル、111,112……ウォーム、114……偏
心軸継手、117……タイミングベルト、120,123……ギ
ア。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン胴の稜線方向に延びるミシン刃と、
    ミシン受胴の稜線方向に延びるミシン刃受とをこれら両
    胴の回転により対向させ、両胴の間を走行するウェブ
    に、前記ミシン刃で横ミシン目を入れる輪転印刷機の横
    ミシン目加工装置において、前記ミシン胴とミシン受胴
    との軸間距離を任意の位置に調節する軸間距離調節装置
    を設けたことを特徴とする輪転印刷機の横ミシン目加工
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の輪転印刷機の横ミシン目加
    工装置において、位相調整軸の軸方向移動をミシン胴の
    円周方向移動に変換する手段を介してこのミシン胴を円
    周方向に位相調整する位相調整装置を設けるとともに、
    前記軸間距離調節装置の操作軸を操作することにより前
    記位相調整軸を連動させ、この軸間距離調整装置による
    軸間距離の調整にともなうミシン胴の位相ずれを相殺す
    るように動作する連動手段を設けたことを特徴とする輪
    転印刷機の横ミシン目加工装置。
JP1180600A 1988-08-26 1989-07-14 輪転印刷機の横ミシン目加工装置 Expired - Lifetime JP2961425B2 (ja)

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US07/484,065 US5048387A (en) 1989-07-14 1990-02-23 Horizontal perforation forming apparatus for rotary press
EP90103681A EP0407686B2 (en) 1989-07-14 1990-02-26 Horizontal perforation forming apparatus for rotary press
AT90103681T ATE115913T1 (de) 1989-07-14 1990-02-26 Apparat zum horizontalen perforieren in rotationspressen.
DE69015266T DE69015266T3 (de) 1989-07-14 1990-02-26 Apparat zum horizontalen Perforieren in Rotationspressen.

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JP63-210572 1988-08-26

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