JP2961142B2 - 車両のスライド・チルトルーフ - Google Patents

車両のスライド・チルトルーフ

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JP2961142B2
JP2961142B2 JP2168141A JP16814190A JP2961142B2 JP 2961142 B2 JP2961142 B2 JP 2961142B2 JP 2168141 A JP2168141 A JP 2168141A JP 16814190 A JP16814190 A JP 16814190A JP 2961142 B2 JP2961142 B2 JP 2961142B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/05Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels pivoting upwardly to vent mode and moving downward before sliding to fully open mode
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    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、閉鎖位置において固定ルーフ部材のルーフ
開口部を閉鎖するカバーを有し、変位機構によって閉鎖
位置から出発してカバー前縁またはその近傍にある旋回
軸のまわりに旋回してカバー後縁を固定ルーフ部材の上
方に上昇でき、あるいは、カバー後縁を固定ルーフ部材
の下方に下降してルーフ開口部を少くとも部分的に解放
する位置にカバーを後退させることができ、変位機構
が、カバー両側に、それぞれ、レバーを有し、レバーの
一端が、ルーフに固定の縦方向ガイドに沿って強制摺動
させ得るスライダに枢着してあり、旋回装置によってス
ライダに対して旋回させることができ、レバーの他端
が、カバーに固定の連結機構を介してカバーに旋回自在
なよう且つカバー縦方向へ変位自在なよう結合されてお
り、上記連結機構が、カバー縦方向へカバーに対して少
くともほぼ平行に延びレバー他端と共働する案内路を備
えている形式の車両のスライド・チルトルーフに関す
る。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題) この種の公知のスライド・チルトルーフ(***公開第
3,640,200号)の場合、旋回装置は、レバーをスライダ
に対して摺動するため、ルーフに固定の縦方向ガイドに
沿って摺動され、この際、レバーの始端頚軸に当接する
縦方向へ変位自在のカムを有する。この場合、カムの変
位装置(上記公報には詳細に示してない)が必要であ
り、従って、変位機構が全体として、複雑となるので、
故障し易くなる。別の公知のスライド・チルトルーフ
(***公開第3,603,314号)について同様なことが云え
る。この場合、レバーの旋回運動は、レバーに取付けた
連結ピンと係合し、レバーの一端を支持したスライダに
対してレバーを旋回するためルーフに固定の縦方向ガイ
ドに沿って摺動される縦方向へ変位自在の連結機構によ
って行う。
更に、チルトルーフにおいて、カバーの昇降のため、
ルーフに固定の縦方向ガイドに沿って強制摺動させ得る
スライダに縦方向へ見て中央の部分を枢着した双腕レバ
ーをカバーの両側にそれぞれ設けることは公知である
(米国特許第4,493,507号)。上記枢着個所から、1つ
のレバーアームは前上方へ傾斜して延び、一方、別のレ
バーアームは後上方へ傾斜して延びる。双方のレバーア
ームの自由端には、それぞれ、ボルトが取付けてある。
スライダの摺動時にレバーをスライダに対するレバーの
枢着個所のまわりに旋回するため、前方へ延びるレバー
アームのボルトは、カバーに固定の補償連結機構と共働
し、一方、後方へ延びるレバーアームのボルトは、ルー
フに固定された後上方へ立上る案内路と係合する。この
装置は、スライド・チルトルーフに不適である。何故な
らば、スライダの枢着個所から逆方向へ上方へ向くレバ
ーアームは、カバー後端を固定ルーフ部材の下方へ下降
することができないからである。更に、公知の解決法の
場合、ルーフに固定の案内路と共働するレバーアームの
自由端からカバーに力を伝達するてこ比が、カバーが閉
鎖位置に近づくにつれて不良となる。
本発明は、変位機構を比較的少数の可動部材から特に
安定に構成できるよう構成した、構造高さの低いスライ
ド・チルトルーフを創生することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手
段を採用する。即ち、閉鎖位置において固定ルーフ部材
のルーフ開口部を閉鎖するカバーを有し、変位機構によ
って閉鎖位置から出発してカバー前縁またはその近傍に
ある旋回軸のまわりに旋回してカバー後縁を固定ルーフ
部材の上方に上昇でき、あるいは、カバー後縁を固定ル
ーフ部材の下方に下降してルーフ開口部を少くとも部分
的に解放する位置にカバーを後退させることができ、変
位機構が、カバー両側に、それぞれ、レバーを有し、レ
バーの一端が、ルーフに固定の縦方向ガイドに沿って強
制摺動させ得るスライダに枢着してあり、旋回装置によ
ってスライダに対して旋回させることができ、レバーの
他端が、カバーに固定の連結機構を介してカバーに旋回
自在なよう且つカバー縦方向へ変位自在なよう結合され
ており、上記連結機構が、カバー縦方向へカバーに対し
て少くともほぼ平行に延びレバー他端と共働する案内路
を備えている型式の車両のスライド・チルトルーフにお
いて、旋回装置24が、レバー23にレバーの一端22の範囲
において結合され、スライダ14に対する枢着個所である
旋回軸線25からレバー23と同一方向へ延び、レバー23の
旋回のため、枢着個所から離れた個所においてルーフに
固定の案内路33と共働するレバーアーム31を有するもの
である。
(作 用) 上記のように構成された車両のスライド・チルトルー
フは閉鎖位置(第1a、1b図参照)では、レバー23は、レ
バー23の一端26においてカバー12に固定の案内路28に係
合し、案内ピン39がカバー12に固定の別の案内路40に係
合し、レバー23の一端22においてルーフに固定の案内路
33に係合する。このためカバー12は、後縁60の範囲にお
いて、上昇が特に確実に阻止されるよう固定される。
カバー後縁60を固定ルーフ部材10の上方に上昇する場
合、後部スライダ14及び旋回軸受21を前方へ移動する
と、レバー23の案内ピン39はカバー12に固定の案内路40
の開放前端部から突出し、また旋回軸受21から前方へ向
くレバー23は、旋回軸線25のまわりの時計方向の旋回運
動のために解放される。同時に、レバーアーム31のボル
ト32が、ルーフに固定の案内路33の後端35から比較的急
勾配の後半部36に移行し、レバーアーム31は旋回軸線25
のまわりに時計方向へ旋回される。レバーアーム31は、
上記旋回運動時、このレバーアーム31に固定されたレバ
ー23を駆動し、一方、ボルト29は連結機構27の案内路28
内を前方へ移動する。上記運動時、レバー23のボルト29
が上昇されるので、カバー12が、旋回軸受16によって決
定されるカバー旋回軸線18のまわりに旋回される。カバ
ー12が最終的に完全に上昇した位置(第2a、2b図参照)
に達するまで、カバー12の後縁60が固定ルーフ部材10の
上方へ上昇する。なおルーフに固定の案内路33の前半部
37の傾きが僅かであるので、カバー12の上昇度を精密に
調節できる。
後部スライダ14をカバー閉鎖位置から出発して後方へ
移動すると、レバーアーム31のボルト32が、ルーフ固定
の案内路33の後部開放端35から出る。案内ピン39が、カ
バーに固定の案内路40の上昇部分42にぶつかる。ボルト
29、案内ピン39および関連の案内路28、40の共働によっ
て、カバー12の後縁60は、固定ルーフ部材10の下方の位
置に降下され、かくして、カバー12を固定ルーフ部材10
の下方で後方へ摺動させることができるようになる(第
3a、3b図参照)。
従って変位機構は全体として比較的少数の可動部材か
ら特に安定に構成でき、極めて堅牢に且つ構造高さを特
に低く構成できる。
(実施例) 本発明に係るスライド・チルトルーフの実施例を添付
の図面に示し、以下で詳細に説明する。
第1a、1b図は、カバーが閉鎖位置にある状態のスライ
ド・チルトルーフの隣接部分の縦断面図、第2a、2b図
は、カバー後縁を固定ルーフ部材の上方に上昇した状態
における第1a、1b図に対応する縦断面図、第3a、3b図
は、カバー後縁を固定ルーフ部材の下方に降下した状態
における第1a、1b図に対応する縦断面図、第4図は、カ
バーが閉鎖位置にある状態のルーフの部分平面図、第5
図は、第4図の線V−Vに沿う断面図、第6図は、第4
図の線VI−VIに沿う断面図、第7図は、第4図の線VII
−VIIに沿う断面図である。
図面を参照して説明するスライド・チルトルーフは、
縦対称軸線に関して鏡像対称に構成されている。従っ
て、ルーフの1つの側について説明した構造は、基本的
に、別の側の構造と同一である。概念“前”および
“後”は、車両の通常の走行方向に関する。
固定ルーフ部材10には、剛なカバー12によって選択的
に閉鎖できるまたは少くとも部分的に解放できるルーフ
開口部11が構成してある。カバー変位運動は、摺動レー
ル15から構成しルーフに固定した縦方向ガイドに沿って
車両の縦方向へ摺動させ得る前部スライダ13および後部
スライダ14を含む変位機構を介して行う。前部スライダ
13には、カバー12をヒンジ状に枢着する旋回軸受16が設
置してある。旋回軸受16は、カバー12の前縁17の近傍に
ありカバー摺動方向に直角に延びるカバー旋回軸線18を
決定する。旋回軸受16には、カバー下面に設けたカバー
ホルダ19が旋回自在に結合してある。
後部スライダ14は、旋回軸受21を介してレバー23の一
端22に結合されており、上記レバーは、旋回軸受21によ
って決定される横方向の旋回軸線25のまわりに旋回装置
24によってスライダ14に対して旋回させることができ
る。レバー23の他端26は、カバー12に旋回自在なよう且
つカバー縦方向へ限られた長さだけ変位可能なよう結合
されている。このため、カバー縦方向へカバー12に少く
ともほぼ平行に延びる案内路28を備えた本質的にレール
状の連結機構27がカバー下面に取付けてある。案内路28
には、レバー23の端部26に固定したボルト29が回転自在
に且つ案内路28に沿って摺動自在に係合する。
レバー23の強制旋回に使用する旋回装置24は、レバー
23とともに旋回軸線25のまわりに旋回できる1つのレバ
ー端22の範囲においてレバー23に固定され、レバー23と
同様にすべてカバー位置において旋回軸線25から前方へ
延びるレバーアーム31を有する。
旋回軸線25とは逆の側のレバーアーム31の端部には、
ボルト32が設けてある。ボルト32は、摺動レール15に固
定された摺動レール部分34に構成されたルーフ固定の案
内路33と共働する。図示の実施例の場合、摺動レール部
分34は、レバーアーム31のボルト32が、完全に上昇され
た位置(第2a、2b図)と閉鎖位置(第1a、1b図)との間
のカバー変位範囲においてルーフに固定の案内路33と係
合状態に保持され、カバー12を固定ルーフ部材10の下方
に引込んだ際には上記案内路33から外れるよう、構成、
配置されている。この場合、案内路33の後端35は、カバ
ー摺動方向に少くともほぼ平行に延びる。上記後端35に
は、前方向へ、前方へ比較的急勾配に立上る後半部およ
び前方へゆるやかに立上る前半部37が順次に続いてい
る。
ボルト29と旋回軸線25との間の結合直線は、ボルト32
と旋回軸線25との間の結合直線に対して、一般に30゜よ
りも小さい、好ましくは、8〜15゜の鋭角をなす。図示
の実施例の場合、上記鋭角は11゜である。カバー閉鎖位
置において、ボルト32と旋回軸線25との間の結合直線
は、摺動レール15に対して鋭角βをなす。この鋭角は、
ボルト29と旋回軸線25との間の結合直線と摺動レール15
とがなす鋭角γよりも小さい。案内路28、33は、例え
ば、カバーの長さ寸法の15〜50%(好ましくは、20〜40
%)の範囲にある等しい長さを有する。
特に、第2b図から明らかな如く、カバーに固定の連結
機構27の案内路28は閉じてあり、ボルト29は、すべての
カバー位置において、上記案内路と係合する。
レバー23の中央範囲には、更に、カバーに固定の連結
機構27の別の案内路40と共働する案内ピン39が取付けて
ある。案内路40は、案内路38の後方にあり、案内路28の
後端の下方に位置し前方へ開放しカバー12に本質的に平
行に延びる前端部41を有する。前端部41には、後方向
へ、後方へ立上る部分42および同じくカバー12に対して
本質的に平行をなす後端部43が順次に続いている。
第4〜7図に示した如く、広い摺動レール15は、ルー
フ開口部11の当該側縁45を下方から被い、それぞれ半分
づつ固定ルーフ部材10およびカバー12の下方に位置す
る。摺動レール15は、両側に、それぞれ案内チャンネル
46,47を形成する。案内チャンネル46,47の高さ位置は、
外側の案内チャンネル46が内側の案内チャンネル47より
も下方に位置するよう、ルーフの湾曲に適合させてある
(第5、6、7図)。案内チャンネル46,47には、後部
スライダ14の前後のすべりシュー48,49;50,51が係合す
る。前部スライダ13は、対応する態様で、同じく案内チ
ャンネル46,47と共働するすべりシュー52,53を介して案
内される。レバー23およびレバーアーム31から成る装置
の旋回軸受21は、スライダ14の中央部に設けてある。レ
バー23は、カバー12の下方に旋回軸受21の内側に設けて
あり、一方、レバーアーム31は、固定レーフ部材10の下
方に旋回軸受21の外側に設けてある(第4図)。摺動レ
ール15は、案内チャンネル46の上方に、すべりシュー51
を介して後部スライダ14に結合された非伸縮性駆動ケー
ブル55の案内チャンネル54を形成する(第4、7図)。
ルーフの別の側の後部スライダのための対応する駆動ケ
ーブルの出口端は、摺動レール15の外面に沿って敷設し
た案内パイプ56に案内されている。駆動ケーブル55は、
公知の態様で、ネジケーブルであり、駆動ケーブルは、
図示してないが公知の態様で、駆動装置、例えば、手動
クランクまたは電動装置の駆動ピニオンに結合される。
駆動レール15の外面には、スライド・チルトルーフを
車両に固定するためのウエブ状側方突起57が形成してあ
る。摺動レール15は、更に、縦方向内側に、ガラスカバ
ーとしてカバー12を介する光の入射を公知の態様で制御
できる摺動天蓋(図示してない)のガイド59を形成す
る。
閉鎖位置(第1a、1b図参照)では、ボルト29が案内路
28に係合し、案内ピン39が案内路40に係合し、ボルト32
がルーフに固定の案内路33に係合する。かくして、カバ
ー12は、後縁の範囲において、−例えば、高速走行時に
ルーフ上面に生ずる負圧の作用によるまたは停車中の車
両への押込時の−上昇が特に確実に阻止されるよう固定
される。
駆動ケーブル55は、閉鎖位置から出発して前方へ駆動
されると、この駆動ケーブルと駆動結合された後部スラ
イダ14および旋回軸受21を前方へ駆動する。かくして、
レバー23の案内ピン39は、カバー12に固定の案内路40の
開放した前端部41から突出する。旋回軸受21から前方へ
向くレバー23は、旋回軸線25のまわりの時計方向の旋回
運動のために解放される。同時に、レバーアーム31のボ
ルト32が、ルーフに固定の案内路33の後端35から比較的
急勾配の部分36に移行する。かくして、レバーアーム31
は、旋回軸線25のまわりに時計方向へ旋回される。レバ
ーアーム31は、上記旋回運動時、このレバーアーム31に
固定されたレバー23を駆動し、一方、ボルト29は、連結
機構27の案内路28内を前方へ移動する。上記旋回運動
時、レバー23のボルト29が上昇されるので、カバー12
が、旋回軸受16によって決定されるカバー旋回軸線18の
まわりに旋回される。カバー12が、最終的に、完全に上
昇した位置(第2a、2b図参照)に達するまで、カバー12
の後縁60が固定ルーフ部材10の上方へ上昇する。ルーフ
に固定の案内路33の前半部37の傾きが僅かであるので、
カバー12の上昇角度を精密に調節できる。例えば、図示
の実施例の場合、手動クランク駆動装置のクランクを2
〜4回転すれば、閉鎖位置と完全上昇位置との間でカバ
ーを変位できるよう、寸法を選択できる。カバー12の旋
回運動中、カバーの望ましくない縦方向運動を阻止する
ため、前部スライダ13の開口には、スライダ13の摺動方
向に直角に変位でき、ルーフに固定の開口63(特に、摺
動レール15の開口)に導入され、かくして、カバー12が
閉鎖位置、上昇位置またはこれら双方の位置の中間位置
にある場合にスライダ13を固定するロッキングバー62が
軸支してある。
駆動ケーブル55および後部スライダ14をカバー閉鎖位
置から出発して後方へ移動すると、レバーアーム31のボ
ルト32が、ルーフ固定の案内路33の後部開放端35から出
る。案内ピン39が、カバーに固定の案内路40の上昇部分
42にぶつかる。ボルト29、案内ピン39および関連の案内
路28、40の共働によって、カバー12の後縁60は、固定ル
ーフ部材10の下方の位置に降下され、かくして、カバー
12を固定ルーフ部材10の下方で後方へ摺動させることが
できるようになる(第3a、3b図参照)。前部スライダ13
のロックは自動的に外れる。かくして、カバー12を後方
へ摺動できる。この場合、前部スライダ13のロッキング
バー62が、後部スライダ14と結合される駆動ロッド65の
開口64に導入され、かくして、スライダ13,14が、共通
の摺動運動のために結合されるよう、構成するのが合目
的的である。
図示して説明したスライド・チルトルーフは、特に低
い構造高さに作製できる。構造高さは、例えば、ガラス
カバーの場合、40mmよりも小さい。
図示して説明した各実施例の多様な設計変更が可能で
ある。特に、ルーフに固定の案内路33の推移の選択によ
って、カバー上昇角度と駆動ケーブル55の変位ストロー
クとの所望の関係を定めることができる。図示の実施例
の場合、レバー23およびレバーアーム31は、すべてのカ
バー位置において、旋回軸受21から前方へ向くが、例え
ば、カバー12を完全に上昇した場合、レバー23が本質的
に垂直な位置を取るよう、設計することもできる。所望
であれば、カバーに固定の連結機構27のカバーホルダ19
に一体に結合でき、あるいは、例えば、金属カバーの場
合は、この種のカバーのために通常は設けるカバー内側
パネルの一部として構成できる。案内路33を形成する摺
動レール部分34を関連の摺動レール15と一体に結合でき
る。ヒンジ状旋回軸受16の代わりに、例えば、すべての
カバー旋回位置においてカバー前縁を正確に同一高さに
保持するため、カバーの旋回時、公知の態様でカバー前
縁17を補足運動させ得る軸受を設けることもできる。
(発明の効果) 本発明は上記したように構成されるのでレバーの旋回
装置は、レバーに対してまたはレバーを担持するスライ
ダに対して変位させなければならない補助部材を使用し
ない。変位機構は、全体として比較的少数の可動部材を
必要とするにすぎず、極めて堅牢に且つ構造高さを特に
低く構成できる。
本発明の別の実施例の場合、カバーに固定の連結機構
の案内路およびルーフに固定の案内路は、カバーの長さ
寸法の15〜50%(好ましくは、20〜40%)の範囲の長さ
を有し、この場合、双方の案内路が等しいまたはほぼ等
しい長さを有していれば好ましい。この種の構成の場
合、カバーは、レバーの旋回によって上昇されるのみな
らず、更に、スライダを介して行われるレバーの縦方向
運動によって上昇される。この組合せ作用にもとづき、
所要の構造高さを更に減少できる。
カバーに固定の連結機構の案内路を閉じ、すべてのカ
バー位置においてレバー他端を上記案内路と係合させれ
ば、全装置の安定性が向上する。
ルーフに固定の案内路は、前方へ比較的急勾配で立上
る後半部と、この後半部に続き前方へゆるく立上る前半
部とを有するのが有利である。かくして、上昇時、カバ
ーを迅速に換気位置に移行でき、この場合、固定ルーフ
部材と上昇したカバー後縁との間の換気間隙を精密に調
節できる。
本発明の別の実施例の場合、レバーの端部の間の範囲
に、カバーの降下のためにカバーに固定の連結機構の傾
斜した別の案内路と共働する案内ピンを設置する。この
場合、上記別の案内路の片側を開放するのが合目的的で
ある。この場合、レバーの案内ピンは、カバーが閉鎖位
置に降下される直前に、別の案内路に入る。かくして、
カバーを簡単に降下できるのみならず、閉鎖位置におい
て、カバーは後端の近傍で多重に、従って、特に確実に
保持される。
カバーが前部終点位置にある場合に、レバーがカバー
の下方に位置し、レバーアームが固定ルーフ部材の下方
に位置するよう、レバーおよび関連のレバーアームをカ
バー摺動方向(カバー縦方向)に対して直角な方向へ相
互にずらして配置することが好ましい。すなわち、レバ
ーとレバーアームとを旋回軸線25方向に間隔をおき、旋
回軸受21の内端と外端とにそれぞれ配置することが好ま
しい。
ルーフ開口部の当該の縁を下方から被い、ほぼ半分づ
つ固定ルーフ部材およびカバーの下方にあり、両側にス
ライダの案内チャンネルを形成する広い摺動レールを縦
方向ガイドとして設けるのが有利である。この種の縦方
向ガイドは、構造高さが極端に低くても、傾動なくカバ
ーを案内できる。
摺動レールに、スライド・チルトルーフを車両に固定
するための側方突起を設けるのが合目的的である。摺動
レールが、スライダまたはそのすべりシューのための横
方向へ相互に離れた案内チャンネル以外に、スライダに
作用する駆動ケーブルのためのより上方の案内チャンネ
ルを有していれば有利である。この構成によって、駆動
ケーブルを通水範囲外に置くことができる。スライダの
ための横方向へ相互に離れた案内チャンネルの構造高さ
をルーフの湾曲に適合させれば構造高さを更に減少する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1a、1b図は、カバーが閉鎖位置にある状態のスライド
・チルトルーフの隣接部分の縦断面図、第2a、2b図は、
カバー後縁を固定ルーフ部材の上方に上昇した状態にお
ける第1a、1b図に対応する縦断面図、第3a、3b図は、カ
バー後縁を固定ルーフ部材の下方に降下した状態におけ
る第1a、1b図に対応する縦断面図、第4図は、カバーが
閉鎖位置にある状態のルーフの部分平面図、第5図は、
第4図の線V−Vに沿う断面図、第6図は、第4図の線
VI−VIに沿う断面図、第7図は、第4図の線VII−VIIに
沿う断面図である。 10……固定ルーフ部材、11……ルーフ開口部、12……カ
バー、14……スライダ、15……摺動レール、21……旋回
軸受、22……レバーの一端、23……レバー、24……旋回
装置、25……旋回軸線、26……レバー他端、27……連結
機構、28……案内路、31……レバーアーム、33……案内
路、35……案内路後端、36……後半部、37……前半部、
39……案内ピン、40……案内路、45……側縁、46,47…
…案内チャンネル、48,49,50,51……すべりシュー、54
……案内チャンネル、55……駆動ケーブル、57……側方
突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−265020(JP,A) 特開 平2−185724(JP,A) 特開 平1−208226(JP,A) 実開 昭63−121120(JP,U) 実開 昭63−185724(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 7/05

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉鎖位置において固定ルーフ部材のルーフ
    開口部を閉鎖するカバーを有し、変位機構によって閉鎖
    位置から出発してカバー前縁またはその近傍にある旋回
    軸のまわりに旋回してカバー後縁を固定ルーフ部材の上
    方に上昇でき、あるいは、カバー後縁を固定ルーフ部材
    の下方に下降してルーフ開口部を少くとも部分的に開放
    する位置にカバーを後退させることができ、変位機構
    が、カバー両側に、それぞれ、レバーを有し、レバーの
    一端が、ルーフに固定の縦方向ガイドに沿って強制摺動
    させ得るスライダに枢着してあり、旋回装置によってス
    ライダに対して旋回させることができ、レバーの他端
    が、カバーに固定の連結機構を介してカバーに旋回自在
    なよう且つカバー縦方向へ変位自在なよう結合されてお
    り、上記連結機構が、カバー縦方向へカバーに対して少
    くともほぼ平行に延びレバー他端と共働する案内路を備
    えている型式の車両のスライド・チルトルーフにおい
    て、旋回装置(24)が、レバー(23)にレバーの一端
    (22)の範囲において結合され、スライダ(14)に対す
    る枢着個所である旋回軸線(25)からレバー(23)と同
    一方向へ延び、レバー(23)の旋回のため、枢着個所か
    ら離れた個所においてルーフに固定の案内路(33)と共
    働するレバーアーム(31)を有しており、前記レバーア
    ーム(31)が、完全上昇位置と閉鎖位置との間のカバー
    変位範囲においてルーフに固定の案内路(33)と係合状
    態に保持され、固定ルーフ部材(10)の下方にカバー
    (12)を引込む際、上記案内路(33)から外れることを
    特徴とする車両のスライド・チルトルーフ。
  2. 【請求項2】レバー(23)およびこのレバーに固定され
    たレバーアーム(31)が、少くともカバー(12)の閉鎖
    位置および引込位置では、スライダ(14)に対する枢着
    個所である旋回軸線(25)から前方へ向くことを特徴と
    する請求項第1項記載の車両のスライド・チルトルー
    フ。
  3. 【請求項3】レバー(23)およびレバーアーム(31)
    が、相互に最大30゜、好ましくは、8〜15゜の鋭角
    (α)をなし、カバー閉鎖位置において、レバーアーム
    (31)がルーフに固定の縦方向ガイドである摺動レール
    (15)となす鋭角(β)が、レバー(23)と、摺動レー
    ル(15)との間の角度(r)よりも小さいことを特徴と
    する請求項第1又は請求項2記載の車両のスライド・チ
    ルトルーフ。
  4. 【請求項4】カバーに固定の連結機構(27)の案内路
    (28)およびルーフに固定の案内路(33)が、カバー長
    さ寸法の15〜50%(好ましくは、20〜40%)の範囲の長
    さを有することを特徴とする請求項第1〜3項の1つに
    記載の車両のスライド・チルトルーフ。
  5. 【請求項5】カバーに固定の連結機構(27)の案内路
    (28)およびルーフに固定の案内路(33)が、同一のま
    たはぼぼ同一の長さを有することを特徴とする請求項第
    1〜4項の1つに記載の車両のスライド・チルトルー
    フ。
  6. 【請求項6】カバーに固定の連結機構(27)の案内路
    (28)が閉じてあり、別のレバー端(26)が、すべての
    カバー位置において、上記案内路(33)と係合状態に保
    持されることを特徴とする請求項第1〜5項の1つに記
    載の車両のスライド・チルトルーフ。
  7. 【請求項7】ルーフに固定の案内路(33)が、比較的急
    勾配で前方へ立上る後半部(36)と、この後半部(36)
    に続きゆるやかに前方へ立上る前半部(37)とを有する
    ことを特徴とする請求項第2項記載の車両のスライド・
    チルトルーフ。
  8. 【請求項8】ルーフに固定の案内路(33)の後端(35)
    が、カバー摺動方向に対して少くともほぼ平行に延びる
    ことを特徴とする請求項第1〜7項の1つに記載の車両
    のスライド・チルトルーフ。
  9. 【請求項9】レバー(23)の端部(22)(26)の間の範
    囲には、カバー(12)の降下のためカバーに固定の連結
    機構(27)の傾斜した別の案内路(40)と共働する案内
    ピン(39)が設けてあることを特徴とする請求項第1〜
    8項の1つに記載の車両のスライド・チルトルーフ。
  10. 【請求項10】カバーに固定の連結機構(27)の別の案
    内路(40)が片側で開放してあり、カバー(12)を閉鎖
    位置に降下する直前に、レバー(23)の案内ピン(39)
    が別の案内路(40)に入ることを特徴とする請求項第9
    項記載の車両のスライド・チルトルーフ。
  11. 【請求項11】レバー(23)および関連のレバーアーム
    (31)が、旋回軸線(25)方向に間隔をおいて配置して
    あり、かくして、カバー(12)が前部終点位置にある場
    合、レバー(23)がカバー(12)の下方に位置し、レバ
    ーアーム(31)が固定ルーフ部材(10)の下方に位置す
    ることを特徴とする請求項第1〜10項の1つに記載の車
    両のスライド・チルトルーフ。
  12. 【請求項12】縦方向ガイドとして、ルーフ開口部(1
    1)の当該の側縁(45)を下方から被い、ほぼ半分づつ
    固定ルーフ部材(10)およびカバー(12)の下方にあ
    り、両側にスライダ(14)の案内チャンネル(46)(4
    7)を形成する広い摺動レール(15)が設けてあること
    を特徴とする請求項第1〜11項の1つに記載の車両のス
    ライド・チルトルーフ。
  13. 【請求項13】レバー(23)およびレバーアーム(31)
    から成る装置の旋回軸受(21)が、スライダ(14)の中
    央部分に設けてあり、横方向へ見て、レバー(23)が旋
    回軸受(21)の内側にあり、レバーアーム(31)が旋回
    軸受(21)の外側にあることを特徴とする請求項第12項
    記載の車両のスライド・チルトルーフ。
  14. 【請求項14】摺動レール(15)が、車両にスライド・
    チルトルーフを固定するための側方突起(57)を備えて
    いることを特徴とする請求項第12項記載の車両のスライ
    ド・チルトルーフ。
  15. 【請求項15】摺動レール(15)が、スライド(14)の
    すべりシュー(48)(49)(50)(51)のための横方向
    へ相互に離れた案内チャンネル(46)(47)と、スライ
    ダ(14)に作用する駆動ケーブル(55)のためのより上
    方にある少くとも1つの案内チャンネル(54)とを備え
    ていることを特徴とする請求項第12〜14項の1つに記載
    の車両のスライド・チルトルーフ。
  16. 【請求項16】スライダ(14)のすべりシュー(48)
    (49)(50)(51)のための横方向へ相互に離れた案内
    チャンネル(46)(47)の高さ位置が、ルーフの湾曲に
    適合されていることを特徴とする請求項第15項記載の車
    両のスライド・チルトルーフ。
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