JP2960844B2 - レーダ探知装置 - Google Patents

レーダ探知装置

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JP2960844B2 JP30807893A JP30807893A JP2960844B2 JP 2960844 B2 JP2960844 B2 JP 2960844B2 JP 30807893 A JP30807893 A JP 30807893A JP 30807893 A JP30807893 A JP 30807893A JP 2960844 B2 JP2960844 B2 JP 2960844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、広帯域の通信方式で
あるスペクトラム拡散(Spread Spectrum:SS)方式を
用いたレーダを探知する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SS方式は図12に示すように周波数ホ
ッピング(FH)と直接拡散方式(DS)に分けられ
る。FH方式は広い範囲で周波数を切り換える方式、D
S方式は早い周期で位相を反転する方式で、いずれも以
下の特長がある。 1.電力が広帯域に拡散しているためノイズとの見分け
がつけにくい。 2.中心周波数(キャリア周波数)の電力が小さく探知
する側で同調するのが難かしい。 図11は例えばD.Curtis Schleher著“ INTRODUCTION T
O ELECTRONIC WARFARE”p442 FIG.7-2に示された従来
のレーダ探知装置を示す図であり、図において、9は広
帯域受信機、10はパルス分析器、11は信号識別用プ
ロセッサである。
【0003】次に動作について説明する。広帯域受信機
9によりレーダ信号を受信し、そのビデオ出力をパルス
分析器10でパルス幅、パルス周期等のデータに分類す
る。これらの値を信号識別プロセッサ11で分析し、レ
ーダの識別を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ探知装置
は以上のように構成されているので、連続波で使用され
るSS方式のレーダには対応できず、また、広帯域受信
機を用いるため受信感度が上がらず、SS信号の受信す
ら難かしいなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、連続波のSS信号を探知すると
ともに、高感度で受信できるレーダ探知装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のレーダ探知装
置は、それぞれが独立に周波数同調が可能な複数の狭帯
域受信機と、これら狭帯域受信機の各ビデオ出力を加算
するビデオ加算回路とを備え、直接拡散方式のスペクト
ラム拡散信号を探知可能な構成としたものである。
【0007】請求項2のレーダ探知装置は、それぞれが
独立に周波数同調が可能な複数の狭帯域受信機と、これ
ら狭帯域受信機の各ビデオ出力の振幅から中心周波数を
演算する中心周波数演算装置とを備え、直接拡散方式の
スペクトラム拡散信号を探知可能な構成としたものであ
る。
【0008】請求項3のレーダ探知装置は、請求項1記
載のレーダ探知装置において、ビデオ加算回路から位相
の変化パターンを分析するDSパターン分析装置を備え
たものである。
【0009】請求項4のレーダ探知装置は、請求項2記
載のレーダ探知装置において、中心周波数演算装置から
の周波数情報を受けてその周波数に同調するチューナブ
ル受信機と、このチューナブル受信機に接続される位相
検波器とを備えたものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】請求項1のレーダ探知装置は、連続波のSS信
号を複数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方式の
分析が可能になるようにしたので、従来の探知装置では
困難であったSS信号の探知が可能となる。
【0013】請求項2のレーダ探知装置は、連続波のS
S信号を複数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方
式の分析が可能になるようにしたので、従来の探知装置
では困難であったSS信号の探知が可能となる。
【0014】請求項3のレーダ探知装置は、連続波のS
S信号を複数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方
式の分析が可能になるようにしたので、従来の探知装置
では困難であったSS信号の探知が可能となる。
【0015】請求項4のレーダ探知装置は、連続波のS
S信号を複数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方
式の分析が可能になるようにしたので、従来の探知装置
では困難であったSS信号の探知が可能となる
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】
実施例1.以下この発明の実施例1を図について説明す
る。図において1は狭帯域受信機、2はスレッショルド
回路である。
【0019】次に動作について説明する。本実施例はF
H方式の探知を目的としたものである。受信したSS信
号は分配されて狭帯域受信機1に入力される。狭帯域受
信機1は、隣接した周波数で同調されており、各々の割
り当て周波数帯域を検波する。検波ビデオはスレッショ
ルド回路2に入力され、図2に示すようにビデオ振幅が
あるレベル(つまり信号が存在する)の時に“HIG
H”の信号を出力する。この出力を観測することでFH
方式のSS信号が探知できる。
【0020】この実施例1によれば、連続波のSS信号
を多数の狭帯域受信機で高感度に受信し、FH方式の分
析が可能になるようにしたので、従来のレーダ探知装置
では難かしかったSS信号の探知が可能である。
【0021】実施例2.なお上記実施例ではFH方式に
対応するものを示したが、DS方式に対応するものを図
3に示す。図3では図1のスレッショルド回路のかわり
にビデオ加算回路3を接続する。図4に示すように、位
相が反転する際には周波数が拡散するので狭帯域受信機
1がSS信号に同調していなくもてビデオ電圧を取り出
すことができる。狭帯域受信機各々が同じタイミングで
ビデオ電圧を出力するので、これらをビデオ加算回路3
で足し合せることで位相の反転部を高感度(足し合せに
よる積分効果)に探知できる。
【0022】この実施例2によれば、連続波のSS信号
を多数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方式の分
析が可能になるようにしたので、従来のレーダ探知装置
では難かしかったSS信号の探知が可能である。
【0023】実施例3.図5のようにDS方式の中心周
波数(キャリア周波数)を分析することもできる。図3
に示すように狭帯域受信機1に中心周波数演算装置4を
接続する。この中心周波数演算装置4は、図6のように
狭帯域受信機1各々の位相反転部のビデオ電圧の包絡線
を演算し包絡線の最頂部の周波数を中心周波数とするこ
とで、中心周波数を求めるものである。
【0024】この実施例3によれば、連続波のSS信号
を多数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方式の分
析が可能になるようにしたので、従来のレーダ探知装置
では難かしかったSS信号の探知が可能となる。
【0025】実施例4. 実施例4は図7に示すように、図1にFHパターン分析
装置5を付加したものである。受信したSS信号は分配
されて狭帯域受信機1に入力される。狭帯域受信機1
は、隣接した周波数で同調されており、各々の割り当て
周波数帯域を検波する。検波ビデオはスレッショルド回
路2に入力され、図2に示すようにビデオ振幅があるレ
ベル(つまり信号が存在する)の時に“HIGH”の信
号を出力する。この出力を自動的に周波数の変化パター
ンをディジタルデータに変換して観測することでFH方
式のデータパターンが分析できる。
【0026】この実施例4によれば、連続波のSS信号
を多数の狭帯域受信機で高感度に受信し、FH方式の分
析が可能になるようにしたので、従来のレーダ探知装置
では難かしかったSS信号の探知が可能である。
【0027】実施例5. 実施例4と同様に、図8に示すようにDSパターンの自
動分析も可能である。図2にDSパターン分析装置6を
付加し、位相の反転パターンを自動的にディジタルデー
タに変換する。図4に示すように、位相が反転する際に
は周波数が拡散するので狭帯域受信機1がSS信号に同
調していなくてもビデオ電圧を取り出すことができる。
狭帯域受信機各々が同じタイミングでビデオ電圧を出力
するので、これらをビデオ加算回路3で足し合せること
で位相の反転部を高感度(足し合せによる積分効果)に
探知し、位相の反転パターンを自動的にディジタルデー
タに変換して、観測することでDS方式のデータパター
ンが分析できる。
【0028】この実施例5によれば、連続波のSS信号
を多数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方式の分
析が可能になるようにしたので、従来のレーダ探知装置
では難かしかったSS信号の探知が可能である。
【0029】実施例6. 図5で測定可能な中心周波数を用いて、図9のようにチ
ューナブル受信機7で同調をとり、位相の変化等を位相
検波器8で詳細に分析することもできる。この例の場合
位相検波出力を図10のように平らになるように同調周
波数を徴調整することで、中心周波数の精密な分析も可
能となる。
【0030】この実施例6によれば、連続波のSS信号
を多数の狭帯域受信機で高感度に受信し、DS方式の分
析が可能になるようにしたので、従来のレーダ探知装置
では難かしかったSS信号の探知が可能となる。
【0031】
【発明の効果】請求項1のレーダ探知装置は、それぞれ
が独立に周波数同調が可能な複数の狭帯域受信機と、こ
れら狭帯域受信機の各ビデオ出力を加算するビデオ加算
回路とを備え、直接拡散方式のスペクトラム拡散信号を
探知可能な構成としたので、DS方式の分析が可能にな
るようにしたので、従来の探知装置では困難であった直
接拡散方式のスペクトラム拡散信号の探知が可能とな
る。
【0032】請求項2のレーダ探知装置は、それぞれが
独立に周波数同調が可能な複数の狭帯域受信機と、これ
ら狭帯域受信機の各ビデオ出力の振幅から中心周波数を
演算する中心周波数演算装置とを備え、直接拡散方式の
スペクトラム拡散信号を探知可能な構成としたので、従
来の探知装置では困難であった直接拡散方式のスペクト
ラム拡散信号の探知が可能となる。
【0033】請求項3のレーダ探知装置は、請求項1記
載のレーダ探知装置において、ビデオ加算回路から位相
の変化パターンを分析するDSパターン分析装置を備え
た構成にしたので、従来の探知装置では困難であった直
接拡散方式のスペクトラム拡散信号の探知が可能とな
る。
【0034】請求項4のレーダ探知装置は、請求項2記
載のレーダ探知装置において、中心周波数演算装置から
の周波数情報を受けてその周波数に同調するチューナブ
ル受信機と、このチューナブル受信機に接続される位相
検波器とを備えた構成にしたので、従来の探知装置では
困難であった直接拡散方式のスペクトラム拡散信号の探
知が可能となる。
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるレーダ探知装置の実施例1のブ
ロック図である。
【図2】そのスレッショルド回路の動作を示す図であ
る。
【図3】その実施例2のブロック図である。
【図4】その位相反転部のビデオ出力を示す図である。
【図5】その実施例3のブロック図である。
【図6】その各狭帯域受信機の位相反転部出力の包絡線
を示す図である。
【図7】その実施例4のブロック図である。
【図8】その実施例5のブロック図である。
【図9】その実施例6のブロック図である。
【図10】その位相検波出力と同調状態の関係を示す図
である。
【図11】従来のレーダ探知装置のブロック図である。
【図12】そのSS方式の2方式(FH、DS)を示す
図である。
【符号の説明】
1 狭帯域受信機 2 スレッショルド回路 3 ビデオ加算回路 4 中心周波数演算装置 5 FHパターン分析装置 6 DSパターン分析装置 7 チューナブル受信機 8 位相検波器 9 広帯域受信機 10 パルス分析器 11 信号識別用プロセッサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/38 G01S 7/35

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが独立に周波数同調が可能な複
    数の狭帯域受信機と、これら狭帯域受信機の各ビデオ出
    力を加算するビデオ加算回路とを備え、直接拡散方式の
    スペクトラム拡散信号を探知可能な構成としたことを特
    徴とするレーダ探知装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが独立に周波数同調が可能な複
    数の狭帯域受信機と、これら狭帯域受信機の各ビデオ出
    力の振幅から中心周波数を演算する中心周波数演算装置
    とを備え、直接拡散方式のスペクトラム拡散信号を探知
    可能な構成としたことを特徴とするレーダ探知装置。
  3. 【請求項3】 前記ビデオ加算回路から位相の変化パタ
    ーンを分析するDSパターン分析装置を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のレーダ探知装置。
  4. 【請求項4】 前記中心周波数演算装置からの周波数情
    報を受けてその周波数に同調するチューナブル受信機
    と、このチューナブル受信機に接続される位相検波器と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のレーダ探知装
    置。
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JP4675216B2 (ja) * 2005-11-14 2011-04-20 三菱電機株式会社 無線周波信号の同定装置
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