JP2959867B2 - プロセスカートリッジ再生方法 - Google Patents

プロセスカートリッジ再生方法

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JP2959867B2
JP2959867B2 JP3104662A JP10466291A JP2959867B2 JP 2959867 B2 JP2959867 B2 JP 2959867B2 JP 3104662 A JP3104662 A JP 3104662A JP 10466291 A JP10466291 A JP 10466291A JP 2959867 B2 JP2959867 B2 JP 2959867B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に対して
着脱可能なプロセスカートリッジの再使用に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、特に小型の電子写
真複写装置では、それまでサービスマンが行っていた例
えば現像装置への現像剤の補給や耐久による感光層の劣
化及び摩耗による感光ドラムの交換、クリーニング容器
に溜まった廃現像剤の除去等のメンテナンスを無くすた
めに、上記ユニットを1つの枠体の中に入れ、一体型の
プロセスカートリッジとしていた。更には、前記プロセ
スカートリッジは、装置本体に対して着脱可能な構成と
していた。
【0003】そのため、現像剤が無くなった場合や、感
光層の劣化や摩耗により画像品質が低下した場合、装置
本体の使用者は、上記ユニットが一体となっているプロ
セスカートリッジを装置本体より取り外し、新しいプロ
セスカートリッジを装置本体に装着して再び装置本体を
使用していた。
【0004】
【0005】また、プロセスカートリッジを形成してい
る現像装置及びクリーニング装置等のうち、プロセス手
段となる部材例えば現像ブレードやクリーニングブレー
ド等は現像容器、クリーニング容器等の枠体に対してね
じ部材でしっかりと固定されていた。ここで前記プロセ
ス手段固定用のねじ部材は、生産性向上などの目的で、
プラスチックの枠体に対して自ら、タップを立てながら
挿入されるタッピンねじが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】ここでプロセスカートリッジを再使用する
場合、現像剤の補給や廃現像剤の除去及び劣化、摩耗部
品の交換が必要となる。しかしながらプロセスカートリ
ッジの構成を考えるとクリーニングブレード等のプロセ
ス手段の部材はプラスチック枠体に対してタッピンねじ
により固定されているため、交換するためにはタッピン
ねじを一度外す必要がある。しかし、プラスチック枠体
の同じめねじ穴にタッピンねじをくり返し取付け取り外
しを行うとタッピンねじのタッピング作用により、めね
じがさらわれて有効径が大きくなるため、更には先に形
成されためねじが後にねじ込むタッピンねじにより破壊
されるため、タッピンねじが枠体に対してゆるみやすく
なるという問題があった。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 かかる本発明は画像形成
装置本体に対して着脱可能でプラスチック製の枠体を有
し、枠体に設けた下穴にタッピンねじをねじ込んでプロ
セス手段となる部材を固定されたプロセスカートリッジ
を再使用する場合に、下穴にねじ込まれていたタッピン
ねじのピッチよりも小さいピッチを有し内外周が夫々三
角ねじ山となるらせん状の線材を準備し、プロセス手段
となる部材をタッピンねじにより固定していた枠体のタ
ッピンねじがねじ込まれていた下穴に、タップ工具にて
らせん状の線材の外径側のおねじよりも外径が小さくら
せん状の線材の外径側のおねじがねじ込み得るめねじを
形成し次に前記めねじにらせん状の線材をねじ込み、
らせん状の線材のめねじに小ねじをねじ込みプロセスカ
ートリッジの枠体にプロセス手段となる部材を固定する
ことを特徴とするプロセスカートリッジの再生方法であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0011】図1は、本発明を適用したプロセスカート
リッジの第一の実施例を示す縦断面図で、画像形成装置
に対して着脱可能なプロセスカートリッジの内部構成部
品を覆う外かくの枠体3は装置本体より像光を取り込み
感光ドラム10上に静電潜像を形成するための露光窓1
6を備え、内部に露光により静電潜像を形成する感光ド
ラム10、感光ドラム10の感光層表面を一様に帯電さ
せるための帯電器11、感光ドラム10上に形成された
静電潜像に現像剤を供給して可視画像を形成させるため
の現像器12及び転写紙に転写されずに感光ドラム10
上に付着している残留現像剤を感光ドラム表面からかき
落とし、クリーニング容器に貯蔵するためのクリーニン
グ装置14が配設されている。
【0012】そして、装置本体に設けられている転写帯
電器により、感光ドラム10上に顕画像を形成した現像
剤は、転写紙に転写され、更には本体に設けられた定着
器により現像剤は転写紙に永久定着され装置外へ排出さ
れる(不図示)。
【0013】図2にて、本発明を用いたプロセスカート
リッジのクリーニング装置14について説明する。図中
の各プロセス手段を保持し、感光ドラム10からかき落
した廃現像剤を貯蔵するためのクリーニング容器14a
の感光ドラム10に対向する開口部14eの上下縁に
は、感光ドラム10に当接し、感光ドラム10上に残留
した現像剤をかき落とすクリーニングブレード15、ク
リーニングブレード15によりかき落された廃現像剤が
クリーニング容器14aの外側へ飛散しない様にするた
め感光ドラム10に弾力で接する現像剤すくい板4が固
定されている。クリーニングブレード15はブレード取
付材15aとブレード15bからなり、ブレード取付材
15aはクリーニング容器14aの上面14bに接する
と共にクリーニング容器14aの前後壁14c(図2の
紙面に平行)の縁14dに接しており、前後壁14cの
縁14dに後述のようにタッピンねじ5で固定される。
ブレード取付材15aは鉄板であって、これに例えばウ
レタンゴムのブレード15bが加硫接着されている。ク
リーニング容器14a内で廃現像剤をクリーニング容器
14aの奥側へ送り込むための回転羽根6及び奥側へ送
り込まれた廃現像剤が手前側に戻って来ない様にせき止
めている仕切板14fが設けてある。
【0014】ここで、1回目に前記クリーニング装置1
4を組み立てる際、図3の様にクリーニング容器14a
の前後壁14cの縁14dには、プラスチック成形時、
金型によりタッピンねじ5が挿入されるための下穴(円
柱状の穴)14a1が設けられており、鉄系金属製のタ
ッピンねじ5をクリーニングブレード15の取付穴15
cを挿通して下穴14a1にねじ込んで行くことによっ
て、下穴14a1部にねじ形状を形成させながら入り込
んで行き、クリーニングブレード15をクリーニング容
器14aに固定すると図4のようになる。図4において
下穴14a1にはタッピンねじ5のねじ山によってめね
じ14a2が削成されている。
【0015】以上のようにして組立てられているプロセ
スカートリッジを寿命まで使い終った後に再使用する
際、前記クリーニングブレード15を交換する必要があ
る。それは、クリーニングブレード15はウレタンゴム
より成り感光ドラム10に対してある当接圧を持って当
接しているため物性上経時的にその当接圧が弱くなる。
また感光ドラム10との摺動等により当接部がかけたり
して、本来のクリーニング性能を発揮できなくなるから
である。
【0016】そのため、クリーニングブレード15をク
リーニング容器14aに固定していたタッピンねじ5を
外すとになる。そして、前記タッピンねじ5が入ってい
た下穴(タッピンねじ5によりめねじ形状となってい
る)14a1に内外周がねじ山のらせん状の線材1例え
ばヘリサート(登録商標)を工具により挿入する。
【0017】図5はらせん状の線材1を示す斜視図であ
る。らせん状の線材1は線材の半径方向断面がひし形を
しており、らせん状に巻かれている。従ってその内外周
は夫々三角ねじとなる。又一方の端部には切欠き7が設
けられ、切欠き7から端部側へらせん状の線材1を下穴
14a1(めねじ14a2付)にねじ込むための工具を
係止する形状を備えている。本例ではらせん径よりも小
さい縮径部8を約120度設け、先端部を直線部9とし
てある。らせん状の線材1の内径側は前記下穴14a1
にねじ込んだ状態でメートルねじ規格となるように寸法
が定められている。そして前記下穴14a1にタップ工
具にてらせん状の線材1の外径側のおねじ形状に合うよ
うにめねじ形状を形成し、上記のようならせん状の線材
1を下穴14a1にねじ込むと図6のように、クリーニ
ング容器14aの下穴14a1部に線材1によるめねじ
形状が形成される。ここで、前記下穴14a1に工具に
より形成しためねじ寸法はらせん状の線材1の外径側の
おねじ寸法に比べて小さいためらせん状の線材1をねじ
込んだ場合、線材1が外径方向に広がる力があるためク
リーニング容器14と線材1は強固に給合される。
【0018】これによりクリーニング容器14aを2回
目以降再使用しても、メートルねじの小ねじにてクリー
ニングブレード15をクリーニング容器14aに1回目
と同じ様に固定、保持させ再びクリーニングブレード1
5としての機能を復活させることが可能となった。
【0019】
【他の実施例】前記実施例では、クリーニング容器にら
せん状の線材を挿入することについて記載したが、本発
明では、現像容器等、プロセスカートリッジのプラスチ
ック材料より成る枠体で、プロセス手段の部材を1回目
使用時にタッピンねじにて固定している物すべてに於い
て用いても、同様の効果を発揮する。
【0020】
【0021】以上説明した様に、画像形成装置本体に対
して着脱可能でプラスチック製の枠体を有し、枠体に設
けた下穴にタッピンねじをねじ込んでプロセス手段とな
る部材を固定されたプロセスカートリッジを再使用する
場合に、下穴にねじ込まれていたタッピンねじのピッチ
よりも小さいピッチを有し内外周が夫々三角ねじ山とな
るらせん状の線材を準備し、プロセス手段となる部材を
タッピンねじにより固定していた枠体のタッピンねじが
ねじ込まれていた下穴に、タップ工具にてらせん状の線
材の外径側のおねじよりも外径が小さくらせん状の線材
の外径側のおねじがねじ込み得るめねじを形成し、次に
前記めねじにらせん状の線材をねじ込み、らせん状の線
材のめねじに小ねじをねじ込みプロセスカートリッジの
枠体にプロセス手段となる部材を固定することにより、
前記部品が再使用可能になる。
【0022】これにより、2回目以降、プロセスカート
リッジを組立、製造する際、部品コスト及び組立コスト
を低減することが可能となる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したプロセスカートリッジの縦断
面図である。
【図2】本発明を実施したクリーニング装置の拡大縦断
面図である。
【図3】1回目使用時のクリーニング装置の組立を示す
断面図である。
【図4】1回目組立状態を示すタッピンねじと下穴の断
面図である。
【図5】らせん状の線材の斜視図である。
【図6】らせん状の線材を挿入したクリーニング容器の
部分断面図である。
【符号の説明】
1 線材 5 タッピンねじ 14 クリーニング装置 14a クリーニング容器 14a1 下穴 14a2 めねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−168159(JP,A) 特開 平3−15864(JP,A) 特開 昭60−191776(JP,A) 特開 昭61−262208(JP,A) 特開 昭62−159804(JP,A) 特許2734765(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 F16B 37/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に対して着脱可能で
    ラスチック製の枠体を有し、枠体に設けた下穴にタッピ
    ンねじをねじ込んでプロセス手段となる部材を固定され
    たプロセスカートリッジを再使用する場合に、下穴にね
    じ込まれていたタッピンねじのピッチよりも小さいピッ
    チを有し内外周が夫々三角ねじ山となるらせん状の線材
    を準備し、プロセス手段となる部材をタッピンねじによ
    り固定していた枠体のタッピンねじがねじ込まれていた
    下穴に、タップ工具にてらせん状の線材の外径側のおね
    じよりも外径が小さくらせん状の線材の外径側のおねじ
    がねじ込み得るめねじを形成し次に前記めねじにらせ
    ん状の線材をねじ込み、らせん状の線材のめねじに小ね
    じをねじ込みプロセスカートリッジの枠体にプロセス手
    段となる部材を固定することを特徴とするプロセスカー
    トリッジの再生方法。
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